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| 審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録(定型) C10M |
|---|---|
| 管理番号 | 1222541 |
| 審判番号 | 不服2007-25176 |
| 総通号数 | 130 |
| 発行国 | 日本国特許庁(JP) |
| 公報種別 | 特許審決公報 |
| 発行日 | 2010-10-29 |
| 種別 | 拒絶査定不服の審決 |
| 審判請求日 | 2007-09-13 |
| 確定日 | 2010-09-14 |
| 事件の表示 | 平成11年特許願第109544号「油圧作動油組成物」拒絶査定不服審判事件〔平成12年10月31日出願公開、特開2000-303086、請求項の数(4)〕について、次のとおり審決する。 |
| 結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
| 理由 |
本願は、平成11年4月16日の出願であって、その請求項1ないし4に係る発明は、平成18年7月18日付け及び平成19年10月12日付けの手続補正により補正された明細書の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1ないし4に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 そして、上記請求項1ないし4にかかる特定の組成を有する油圧作動油組成物が、Zn系油圧作動油に切り替えた後の低濃度ジチオリン酸亜鉛に由来して新たに生成するスラッジの抑制効果に優れたものであるという性質に着目し、その性質に基づき、「Zn系油圧作動油の切替用」という用途に専ら利用すると特定されたものであるところ、原査定における拒絶理由において引用された引用文献1ないし5及び周知文献に、上記性質及び上記用途について記載ないし示唆するところはないから、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
| 審決日 | 2010-09-02 |
| 出願番号 | 特願平11-109544 |
| 審決分類 |
P
1
8・
121-
WYF
(C10M)
|
| 最終処分 | 成立 |
| 前審関与審査官 | 坂井 哲也 |
| 特許庁審判長 |
柳 和子 |
| 特許庁審判官 |
松本 直子 橋本 栄和 |
| 発明の名称 | 油圧作動油組成物 |
| 代理人 | 秋元 輝雄 |