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審決分類 審判 査定不服 4項3号特許請求の範囲における誤記の訂正 取り消して特許、登録 A61H
審判 査定不服 4項4号特許請求の範囲における明りょうでない記載の釈明 取り消して特許、登録 A61H
審判 査定不服 4号2号請求項の限定的減縮 取り消して特許、登録 A61H
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A61H
審判 査定不服 4項1号請求項の削除 取り消して特許、登録 A61H
管理番号 1226948
審判番号 不服2009-9407  
総通号数 133 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2011-01-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2009-04-30 
確定日 2010-11-30 
事件の表示 特願2005-154715号「マッサージ機」拒絶査定不服審判事件〔平成18年12月 7日出願公開、特開2006-326000号、請求項の数(2)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成17年 5月26日の出願であって、平成20年11月12日付けで拒絶理由が通知され、平成21年 1月19日付けで明細書及び特許請求の範囲についての手続補正がなされたが、同年 3月23日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年 4月30日付けで拒絶査定不服の審判請求がなされるとともに、同年 6月 1日付けで明細書及び特許請求の範囲についての手続補正がなされたものである。

2.平成21年 6月 1日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成21年 6月 1日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)を却下する。

[理由]
本件補正により請求項の数が2から3に増加したが、本件補正は、多数項引用形式で記載された請求項を、引用請求項を減少させて独立形式の請求項とするものではなく、補正前の請求項に択一的に記載された構成要件を限定して複数の請求項としたものでもないから、本件補正は実質的に新たな請求項を追加するものである。
そうすると、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項第1号に規定する請求項の削除を目的とするものとは認められないし、同項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものとも認められない。また、同項第3号に規定する誤記の訂正や同項第4号に規定する明りょうでない記載の釈明を目的とするものでないことは明らかである。

したがって、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項の規定に違反するものであるから、同法第159条第1項において読み替えて準用する特許法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

3.本願発明について
本件補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1、2に係る発明は、平成21年 1月19日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1、2に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。
そして、本願については,原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2010-11-16 
出願番号 特願2005-154715(P2005-154715)
審決分類 P 1 8・ 571- WY (A61H)
P 1 8・ 121- WY (A61H)
P 1 8・ 573- WY (A61H)
P 1 8・ 574- WY (A61H)
P 1 8・ 572- WY (A61H)
最終処分 成立  
前審関与審査官 毛利 大輔  
特許庁審判長 亀丸 広司
特許庁審判官 寺澤 忠司
関谷 一夫
発明の名称 マッサージ機  
代理人 西川 惠清  

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