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審判番号(事件番号) データベース 権利
不服20092802 審決 特許
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不服200820585 審決 特許
不服200730533 審決 特許
不服200813316 審決 特許

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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A61K
管理番号 1240987
審判番号 不服2008-20814  
総通号数 141 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2011-09-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2008-08-14 
確定日 2011-08-04 
事件の表示 平成 9年特許願第288671号「抗腫瘍活性物及びその製法」拒絶査定不服審判事件〔平成11年 5月11日出願公開、特開平11-124338〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本願は、平成9年10月21日の出願であって、平成20年4月8日付けで拒絶理由が通知され、同年6月16日付けで手続補正がなされるとともに意見書が提出され、同年7月11日付けで拒絶査定がなされたところ、同年8月14日に拒絶査定不服審判が請求され、同年10月28日付けで審判請求書の請求の理由の手続補正(方式)がなされたものである。

本願の請求項1?2に係る発明は、平成20年6月16日付けの手続補正書の特許請求の範囲の請求項1?2に記載された事項により特定されるとおりのものであり、そのうち請求項1に係る発明(以下、本願発明という。)は、次のとおりである。
「【請求項1】
カワリハラタケの熱水抽出物を50mg/kg/日?200mg/kg/日及びローヤルゼリーを10mg/kg/日以上給与することを特徴とする抗腫瘍活性物。」


2.引用刊行物の記載事項

刊行物A.特開平6-128164号公報(原審の引用文献1。以下、引用例Aという。)
刊行物B.ローヤルゼリー(Royal Jelly)の抗腫瘍効果に関する研究,日薬理誌,1987年,Vol.89,73-80頁(原審の引用文献2。以下、引用例Bという。)

原査定の拒絶の理由に引用され、本願の出願日前に頒布されたことが明らかな上記引用例A?Bには、次の事項が記載されている。

(2A)引用例Aの記載事項

(a-1)
「【請求項1】 ヒメマツタケの子実体、その破砕物又はその乾燥物から該ヒメマツタケに特有の臭気成分及び色素を有機溶媒又は含水有機溶媒で抽出して除去した後、その抽出残査から熱水で抽出して得られる高分子多糖体複合成分を活性成分とすることを特徴とする抗癌活性を有する経口投与剤。」(【特許請求の範囲】の【請求項1】)

(a-2)
「【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗癌活性を有する経口投与剤及び飲食品に関する。ハラタケ属( Agaricus )のキノコであるカワリハラタケ( Agaricus blazei )、通称ヒメマツタケの子実体に複数の抗癌活性成分が含まれていることが知られている。・・・」(段落【0001】)

(a-3)
「【0018】
【実施例】
試験区分1(高分子多糖体複合成分の分離及びその評価)
・実施例1
ヒメマツタケの子実体を破砕し、乾燥して、その乾燥物100gに80%エタノール1000mlを加え、緩やかに撹拌しながら室温で24時間、抽出した。・・・抽出残査に水1000mlを加え、水浴上で2時間、熱水抽出し、熱水抽出液を分離した。同一操作を2回繰り返し、2回の熱水抽出液を合わせた後、200mlになるまで減圧濃縮した。
【0019】・・・
【0020】かくして得た高分子多糖体複合成分(実施例1)の経口投与による抗癌活性を下記のように評価した。比較のため、従来公知の酸性多糖体(比較例1、特開昭64-67194号公報の実施例1に記載の方法で得た酸性多糖体)、中性多糖体(比較例2、特開昭64-67195号公報の実施例1に記載の方法で得た中性多糖体)及び蛋白多糖体(比較例3、特開平2-78630号公報の実施例に記載の方法で得た蛋白多糖体)の経口投与による抗癌活性を同様に評価した。
【0021】サルコーマ180をマウス(10匹)の皮下に5×10^(6)個移植し、移植24時間後より各例の物質を経口投与した。経口投与は1日2回(朝と夕の2回)、15日間行なった。移植3週間後に各マウスについて固型ガンの短径及び長径等を測定し、その平均容積を対照群と比較して、ガンの抑制率を算出した。また移植5週間後にガンの完全消失率を求めた。これらの結果等を表3に示した。
【0022】
【表3】


(段落【0018】?【0022】)

(2B)引用例Bの記載事項

(b-1)
「要約:ローヤルゼリー(RJ)の抗腫瘍効果を,L1210,P388,およびEhrlich,Sarcoma-180腹水または固型腫瘍を用いたマウスの腫瘍移植系を用いて検討した.RJの投与は,予防・治療的(腫瘍移植30日前より移植30日後までの60日間,毎日1回)または治療的(移植後30日間,毎日1回)経口投与とし,腫瘍細胞は腹腔内(腹水腫瘍)または皮下投与(固型腫瘍)とした.RJの投与量は,0(対照),10,100,1000mg/kgとし,以下の結果を得た.1)生存期間の短い(8?9日)L1210,P388を用いた実験では,RJによる抗腫瘍効果は認められなかった.2)生存期間が16日のSarcoma-180腹水腫瘍を用いた治療実験では,9.3?19.3%の生存期間の延長を認めた.生存期間が22.1日のEhrlich腹水腫瘍を用いた治療実験では,RJ10mg/kgで20.4%,1000mg/kgで17.6%の生存期間の延長を認めたが,100mg/kgでは抗腫瘍効果は認められなかった.3)Ehrlich腹水腫瘍を用いた固型腫瘍の治療実験では,RJにより25.3?54.8%の腫瘍抑制率が認められ,また,予防・治療効果の実験では38.3?47.5%の抑制効果が認められた.Sarcoma-180腫瘍細胞を用いた固型腫瘍の治療実験では,RJにより45.1?59.7%の腫瘍抑制効果が認められ,また,予防・治療実験では49.1?56.1%の抑制効果が認められた.これらの結果により,RJは急性の腫瘍に対しては効果が発現しにくいが,増殖速度の遅い腫瘍には抗腫瘍効果を発現することが推測された.」(73頁要約)

(b-2)
「Sarcoma-180固型腫瘍に対するRJの腫瘍増殖抑制効果を表6に示した.第1群の平均腫瘍重量4.4±1.7gに対して、第2,3,4群ではそれぞれ1.8±0.9(P=0.0008),2.4±1.1(P=0.0059),2.4±1.0(P=0.0049)となり、腫瘍増殖抑制効果が認められた.特に、第2群のTIR%は59.7%となり、最も高い抗腫瘍効果が認められた.・・・


(76頁右欄18行?77頁左欄5行,表6)


3.対比・判断

引用例Aには、ヒメマツタケの子実体、その破砕物又はその乾燥物から該ヒメマツタケに特有の臭気成分及び色素を有機溶媒又は含水有機溶媒で抽出して除去した後、その抽出残査から熱水で抽出して得られる高分子多糖体複合成分を活性成分とする抗癌活性を有する経口投与剤(摘記事項a-1)が記載され、ヒメマツタケは、カワリハラタケの通称であること(摘記事項a-2)が記載されている。
これらの引用例Aの摘記事項の記載からみて、引用例Aには、次の発明(これを以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。
「カワリハラタケを熱水で抽出して得られる高分子多糖体複合成分を活性成分とする抗癌活性を有する経口投与剤。」

そこで、本願発明と引用発明とを対比する。
(i)引用発明の「カワリハラタケを熱水で抽出して得られる高分子多糖体複合成分」は、本願発明の「カワリハラタケの熱水抽出物」に相当する。
(ii)引用発明の「抗癌活性を有する経口投与剤」は、本願発明の「抗腫瘍活性物」に相当する。

よって、両者は、「カワリハラタケの熱水抽出物を給与する抗腫瘍活性物。」である点で一致するが、以下の点で相違する。
(1)本願発明では、カワリハラタケの熱水抽出物を50mg/kg/日?200mg/kg/日の量で給与すると特定されているのに対し、引用発明では、この量の特定がない点(以下、「相違点(1)」という。)
(2)本願発明では、さらに、ローヤルゼリーを10mg/kg/日以上給与すると特定されているのに対し、引用発明では、この特定がない点(以下、「相違点(2)」という。)

上記相違点(1)について検討する。
本願発明は、抗腫瘍活性物の投与経路は特定されず、有効成分の給与量のみが特定されるものであるが、本願明細書には、本願発明の滋養強壮剤の有効量に関し、「抗腫瘍効果を示すカワリハラタケの熱水抽出物とローヤルゼリーとを併用して、経口投与することにより、相乗効果により顕著な抗腫瘍効果を示すことを発見し本発明を見出した。」(段落【0009】)と記載され、本願発明の「抗腫瘍活性物」は経口投与されるものであるので、本願発明のカワリハラタケの熱水抽出物の50mg/kg/日?200mg/kg/日という量は、経口投与におけるものである。
一方、引用例Aの実施例1には、ヒメマツタケを熱水で抽出して得られる高分子多糖体複合成分を1日2回、15日間、経口投与した結果が表3として示されており、投与量100mg/kgで、癌抑制率が91.0%であったこと(摘記事項a-3)が記載されている。
ここで、引用例Aには、「投与量」が1回あたりの量であるのか、1日あたりの量であるのか明記されていないが、仮に、一回あたりの量を意味するものであるとすると、実施例1の表3に示される結果は、カワリハラタケの熱水抽出物を200mg/kg/日の用量で経口投与した場合に、癌抑制率が91.0%であったことを示すものであるし、仮に1日あたりの量を意味するものであったとしても、投与量100mg/kg/日での抗癌活性を示すものであるから、用量が200mg/kg/日よりも少ない場合での抗腫瘍活性を裏付けるものである。
そして、当該技術分野において、1日あたりの有効成分の投与量の範囲を適宜調整することは一般的に行われていることであるから、引用発明において、カワリハラタケの熱水抽出物を50mg/kg/日?200mg/kg/日の量で給与するものとすることは、当業者が容易に想到し得たものである。

次に、上記相違点(2)について検討する。
引用例Bには、ローヤルゼリー(RJ)を10,100,1000mg/kgの量で経口投与し、抗腫瘍効果を検討した結果、Sarcoma-180腹水腫瘍を用いた治療実験では、9.3?19.3%の生存期間の延長を認めたこと、Ehrlich腹水腫瘍を用いた治療実験では、RJ10mg/kgで20.4%、1000mg/kgで17.6%の生存期間の延長を認めたこと、Ehrlich腹水腫瘍を用いた固型腫瘍の治療実験では、RJにより25.3?54.8%の腫瘍抑制率が認められたこと、Sarcoma-180腫瘍細胞を用いた固型腫瘍の治療実験では、RJにより45.1?59.7%の腫瘍抑制効果が認められたこと、RJは、増殖速度の遅い腫瘍には抗腫瘍効果を発現することが推測されたこと(摘記事項b-1)が記載されている。
そうしてみると、抗腫瘍活性の増大という当業者によく知られた課題を解決するために、抗腫瘍活性を有することが公知の成分を併用すること、その際に給与量の好ましい範囲を適宜選択することは、当業者の通常の創作能力の発揮にすぎないものであることから、引用発明において、その抗腫瘍活性の増強を期待して、10,100,1000mg/kgの量で経口投与した場合に抗腫瘍効果を奏することが引用例Bに記載されるローヤルゼリーを併用するものとし、その用量を10mg/kg/日以上で給与するものとすることは、当業者が容易に想到し得たものである。

次に、本願発明の効果について検討する。
本願明細書の実施例1(アガリカス(カワリハラタケの熱水抽出物)の最適用量の決定)には、サルコーマ180細胞を用いた実験により、「アガリカスの用量が200mg/kg以上では、腫瘤の重量の大きな増加は見られず、ほぼ一定と見なして良いと考えられ、アガリカスの最適用量は200mg/kgであることが分かった(図1、図2)。ローヤルゼリーについては、前述の日薬理誌に掲載されている実験と同様な実験を行い、10mg/kg/日給与、100mg/kg/日給与、1000mg/kg/日給与の生存日数を測定したところ、同様の結果が得られた。」と記載され、実施例2には、アガリカスの最適用量200mg/kgを用い、ローヤルゼリーの投与量を10mg/kgとして、両者の併用による抗腫瘍効果を検討した結果、図3,4のように、併用の効果が顕著に表れたと記載される。
ここで、本願明細書には、実施例において用いられたラットの標本数が記載されていないが、一般に、標本数が少なく、2つの平均値が誤差バー(棒グラフの頂に上下で示されるバー)を含めた範囲で重なる場合には、その2つには有意水準5%(一般的に採用されている)での有意差はないことを考慮すると、図3の結果は、各試験群の結果を示す誤差バーの重複部分が大きく、各試験群の間に統計的な有意差を示すものであるとは認められない。
また、上記「最適用量」は、上記「アガリカスの用量が200mg/kg以上では、腫瘤の重量の大きな増加は見られず、ほぼ一定と見なして良いと考えられ、・・・」との記載からは、アガリカスによる腫瘍抑制率が最大に達する用量と解釈できる。しかし、段落【0014】には、「コントロールの腫瘤重量が9.44gであったのに対し、アガリカスの用量が200mg/kgで5.44g(抑制率42.4%)、400mg/kgで3.74g(抑制率60.4%)、800mg/kgで3.93g(抑制率58.5%)であった。」と記載され、図1に示されるアガリカスの200mg/kgの用量での結果は、誤差バーが大きく、さらに、段落【0014】及び【図2】に示される腫瘍抑制率は、アガリカス200mg/kgでは42.4%であるところ、400mg/kgでは60.4%とさらに高くなっているので、これらの結果を検討すると、アガリカスによる腫瘍抑制率は、200mg/kgの用量で最大に達しているものとは認められない。
そして、アガリカスによる腫瘍抑制率が、200mg/kg/日の給与量により、最大に達していない場合においてはもちろん、「最適用量」が腫瘍抑制率が最大に達する用量であり、腫瘍抑制作用が最大に達していたとみなされる場合であったとしても、一般に、複数の抗腫瘍活性を有する成分を併用した場合には、それぞれの成分による抗腫瘍効果の相加効果が期待できる場合が多く、他の成分の併用による抗腫瘍効果の増強が期待されるものであることから、図3,4に示されるアガリカス+ローヤルゼリーの腫瘍重量、腫瘍抑制率の結果は、それぞれの成分による腫瘍抑制作用を足した程度の相加効果を示すものにすぎず、相乗効果を認めることができないものである。
したがって、本願発明において、有効成分として、アガリカスとローヤルゼリーをそれぞれ特定量で給与するものとしたことによって、抗腫瘍活性において格別顕著な効果を奏し得たものと認めることができないものであり、本願発明の効果が、引用例A,Bに記載された発明に比して当業者にとって予測困難な格別顕著なものであると認めることはできない。


なお、請求人は、審判請求書の請求の理由(平成20年10月28日付けの手続補正書)において、次の点を主張する。(なお、引用文献1,引用文献2は、それぞれ対応する引用例A,引用例Bの表記に置き換えて記載した。)
(i)引用例Aも引用例Bもいずれも単体使用の結果を示したものであり、併用使用による効果についてはなんらの記載もないこと、従来、抗腫瘍活性あるいは抗癌活性を有すると称されている物質は数え切れないほどあり、その中から特別の物質を選択し、併用使用による効果が顕著であることを検証することは容易なことではないこと。
(ii)腫瘍重量が7から4に減り、腫瘍抑制率が35%から62.3%までに上がるということは、単なる相加効果ではなく明らかに相乗効果が奏されたものと言え、極めて顕著な効果のアップであり、腫瘍治療の分野においては画期的なことであって、たとえ当業者でも容易には想到し得ないものであること。

そこで、以下これらの点について付言する。
(i)について
抗腫瘍活性の増大という当業者によく知られた課題を解決するために、抗腫瘍活性を有することが公知の成分を適宜選択し、併用することは、当業者の通常の創作能力の発揮にすぎないものであることは、上記したとおりである。そして、本願明細書の記載を検討しても、引用発明において、多数の公知の抗腫瘍活性を有する物質の中から特にローヤルゼリーを選択し、併用するものとしたことによって、格別顕著な効果を奏し得たものと認めることはできない。
(ii)について
上記したとおり、実施例に示される結果は、本願発明群と比較群との間で有意差があることを裏付けるものではないし、アガリカス+ローヤルゼリーは、それぞれの用量を足し合わせたものであり、奏される薬理効果も単独で用いるよりも当然増強されることが予想されるものであるから、アガリカスとローヤルゼリーを併用したことにより、腫瘍抑制率が35%から62.3%となったことは、引用例A,Bから予測し得ない格別顕著な効果であるとは認められない。
そして、62.3%という腫瘍抑制率についても、本願明細書の段落【0014】及び【図2】には、アガリカス単独での腫瘍抑制率が、200mg/kgでは42.4%であるところ、400mg/kgでは60.4%を達成しており、ローヤルゼリーと併用しなくても、アガリカス単独の用量を増加させることにより達成できた程度のものだったと認められる。さらに、引用例Aの実施例1並びに引用例Bの表6には、サルコーマ180細胞をマウスに皮下移植した実験系において癌の抑制率を試験した結果、それぞれ、アガリカスでは91.0%であったこと(上記摘記事項a-3)、ローヤルゼリー10mg/kgでは59.7%であったこと(上記摘記事項b-2)が記載されていることからも、従来達成することができなかった高い腫瘍抑制率であると認めることはできない。
してみると、上記請求人の主張は、いずれも理由がない。


4.まとめ

以上のとおりであるから、本願の請求項1に記載された発明は、本願出願前国内において頒布されたことが明らかな引用例A?Bに記載された事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものと認められるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、その余の請求項について論及するまでもなく拒絶すべきものである。

よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2011-05-31 
結審通知日 2011-06-07 
審決日 2011-06-20 
出願番号 特願平9-288671
審決分類 P 1 8・ 121- Z (A61K)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 菊池 美香  
特許庁審判長 川上 美秀
特許庁審判官 上條 のぶよ
前田 佳与子
発明の名称 抗腫瘍活性物及びその製法  
代理人 平木 祐輔  
代理人 安田 徹夫  

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