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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) H01R
管理番号 1244066
審判番号 不服2010-14517  
総通号数 143 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2011-11-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2010-07-01 
確定日 2011-09-29 
事件の表示 特願2005-127198号「防水パッキンとそれを用いた防水コネクタ」拒絶査定不服審判事件〔平成18年11月2日出願公開、特開2006-302850号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本件に係る出願(以下「本願」という。)は、平成17年4月25日の出願であって、平成22年4月7日付けで拒絶査定がなされ(発送日:同年4月13日)、これに対し、同年7月1日に拒絶査定不服審判の請求がなされ、その審判の請求と同時に手続補正がなされたものである。
そして、平成23年5月16日付けで当審により拒絶理由通知がなされ、同年7月11日付けで手続補正がなされたものである。

2.本願発明について
本願の請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、平成23年7月11日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲及び明細書並びに図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される次のとおりのものである。
「電線を周方向に囲んで径方向に支持する電線挿通孔を成す一対の電線挿通溝を内側に有すると共に、取付側のパッキン収容部の内面に対する接触面を外側に有して、該電線挿通孔から分割される一対のコア部材と、
該一対の電線挿通溝の内面と、該接触面と、該一対の電線挿通溝の径方向両側の各分割面とにそれぞれ付着された熱可塑性接着剤と、で構成され、
加熱により、該電線挿通孔の内面の熱可塑性接着剤で該電線の外周面に接着し、該接触面の熱可塑性接着剤で該パッキン収容部の内面に接着し、該分割面の熱可塑性接着剤で該一対のコア部材を相互に接着させることを特徴とする防水パッキン。」

3.刊行物について
(1)当審による拒絶の理由に引用され、本願の出願前に頒布された刊行物である特開平8-64297号公報(以下「刊行物1」という。)には、図面と共に以下の事項が記載されている。
a)「【産業上の利用分野】本発明はコネクタハウジングの電線導出部にモールド樹脂層を一体化した防水コネクタに関する。」(段落【0001】。下線は当審にて付与。以下同様。)
b)「コネクタハウジング10のうち栓体収納室14内には、端子挿入開口131から硬質プラスチック製の栓体50が収納されている。これは図3及び図4に示すように、2本の電線22を上下から挟み付ける形状の2つの分割栓体51,51を組み合わせて構成されており、各分割栓体51の合わせ面の対応位置にそれぞれ2本のU字断面をなす溝52が形成されている。従って、両分割栓体51,51を組み合わせた状態で、これらの溝52によって電線挿通孔53が形成され、この電線挿通孔53内を電線22が貫通するようになっている。また、各分割栓体51,51は栓体収納室14の内周面形状に合わせた先端側ほど細くなるテーパ形状をなしており、これらを組み合わせた栓体50も図4に示すように先細のテーパ形状をなしている。なお、上記各溝52の内周面には電線22の挿通方向に沿って間欠的に3本の押さえ突条54が設けられており、この押さえ突条54が電線22の絶縁被覆221に食い込んだ状態となって、栓体50の前後でのシール性を向上させている。また、各分割栓体51の上面端部には図4に示すように一段と低くなった凹部55内に係止穴56が形成されており、ここに図示しない治具を引掛けることができるようになっている。」(段落【0020】)
c)「本実施例は以上の構成であり、次にその製造手順を本発明に関連する部分について説明する。ケーブル20の各電線22の先端に、防水シール30を嵌着した状態で端子金具40を圧着により接続しておく。そして、これらの各端子金具40をコネクタハウジング10の各キャビティ12内に挿入し、リテーナ19を係止位置に押し込んで端子金具40の抜け止めを行っておく。次いで、1つの分割栓体51を、電線22の下側から宛がうようにしながらコネクタハウジング10の端子挿入開口131から栓体収納室14内に挿入する。そして、他の分割栓体51も、電線22の上側から宛がうようにしながら端子挿入開口131から栓体収納室14内に挿入すれば、2枚の分割栓体51,51によって電線22が上下から挟まれ、これらにて構成される栓体50の電線挿通孔53内を電線22が貫通した状態となる。また、2枚目の分割栓体51を挿入する際に、分割栓体51を強く圧入するようにして押し込めば、各分割栓体51の溝52の内周面に形成されている押さえ突条54が電線22の絶縁被覆221に食い込んだ状態となり、栓体50と電線22とが密着するとともに、栓体50はコネクタハウジング10の栓体収納室14内に圧入されて固着状態となる。そして、その状態のコネクタハウジング10を図5に示すように成形型110にセットし、成形型110内にモールド樹脂を所定の注入圧力で注入すれば、成形型110内にモールド樹脂が充填されてモールド樹脂層100が成型される。このとき、栓体50は成形型110内の樹脂注入圧力によってコネクタハウジング10内側に押し込まれ、その外周面がコネクタハウジング10の栓体収納室14の内周面に密着してモールド樹脂のキャビティ12側への漏出が防止される。・・・
しかも、その栓体50を上下に分割した2個の分割栓体51によって構成しているから、各分割栓体51,51にて電線22を挟むようにすることで栓体50を電線22に挿通状態にでき、栓体に設けた貫通孔に電線を貫通させる構成に比べて、製造工程が簡単になって製造コスト上も有利になる。」(段落【0022】?【0027】)
d)「(1)図6及び図7は本発明の第2実施例に係る栓体50を示す。前記第1実施例と相違するところは、この栓体50に各分割栓体51を互いに仮係止状態にできる構造を付加した点にある。すなわち、各分割栓体51には2本の溝52が形成されるとともに、その溝52間の平坦部57には前端部側に係止穴58が形成され、後端部側に係止突起59が突設されている。各係止突起59は、2つの分割栓体51を電線22を挟んで重ね合わせたときに、他方側の分割栓体51の係止穴58に圧入気味に挿入され、もって摩擦力によって両分割栓体51,51が一体化された状態になる。このような構成とすると、2つの分割栓体51,51を電線22を挟んだ状態で一体に扱うことができるから、両分割栓体51,51で電線22を挟んだ状態に一体化した後に手を離すことができるようになる。従って、1個づつの分割栓体51をコネクタハウジング10の栓体収納室14に挿入する必要があった第1実施例とは異なり、予め両分割栓体51,51で電線22を挟んで一体化しておき、これを栓体収納室14に挿入すれば良く、モールド成型に先立って栓体50をコネクタハウジング10の端子挿入開口131に装着する作業が簡単になるという利点が得られる。」(段落【0032】)
e)「その他、本願発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば、栓体の外周面に接着剤、膨張剤、或いはシール剤を塗布して栓体収納室内に収納したり、或いは栓体の外周面にゴム層を設けたりしてもよい等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができるものである。」(段落【0046】)

上記a?eの記載事項、及び、図面の図示内容を総合勘案すると、刊行物1には、次の発明が記載されていると認められる。
「内に電線22が貫通する電線挿通孔53を形成する、2本のU字断面をなす溝52がそれぞれ形成され、栓体収納室14内に収納されている、2つの分割栓体51、51を組み合わせて構成されている硬質プラスチック製の栓体50と、
栓体50の外周面に塗布される接着剤とを備え、
栓体50は、各分割栓体51を互いに仮係止状態にできる構造を有し、予め両分割栓体51、51で電線22を挟んで一体化しておき、外周面に接着剤の塗布された栓体50を栓体収納室14に挿入する、
栓体に設けた貫通孔に電線を貫通させる構成に比べて、製造工程が簡単になって製造コスト上も有利になる、防水コネクタに用いる栓体50。」

(2)同じく、当審による拒絶の理由に引用され、本願の出願前に頒布された刊行物である特開2002-324618号公報(以下「刊行物2」という。)には、次の発明が記載されている。
a)「【発明の属する技術分野】本発明は、防水コネクタに関し、更に詳しくは、ケーブルの接続端末部が装着されたコネクタハウジング内を液密に密封可能な防水コネクタに関するものである。」(段落【0001】)
b)「本発明が解決しようとする課題は、防水栓の圧縮力によるケーブルの損傷を防止しつつ、防水性能に優れた防水コネクタを提供することにある。」(段落【0024】)
c)「本発明の一実施形態に係る防水コネクタ1は、図1に示すように、ケーブル2の防水栓装着部に筒形状の筒状樹脂成形体3が固着されると共に、この固着された筒状樹脂成形体3の外周に防水栓4が装着され、ケーブル2の導体5に端子6が電気的に接続されて形成されたケーブル2の接続端末部7が、コネクタハウジング8内に形成された端末部収容室9に装着される構造になっている。以下、各構成について説明する。」(段落【0037】)
d)「上記筒状樹脂成形体3の挿通孔12の内壁面には、ホットメルト接着剤16が塗着され、固体状とされている。このホットメルト接着剤16は、挿通孔12にケーブル2が挿通された際に、ケーブル外被11の表面と挿通孔12の内壁面との間に形成される隙間を埋めるように挿通孔12の内壁面に予め塗着されているものである。即ち、この場合は、断面略円形状のケーブル2と断面略円形状の筒状部13の挿通孔12の内壁面との隙間を埋めるように略円形状にホットメルト接着剤16が塗着されている。
この筒状樹脂成形体3の合成樹脂材料としては、硬質で容易に屈曲することのないナイロン、PET、PP等の合成樹脂材料が好ましく、より好ましくは、挿通孔12の内壁面に塗着されるホットメルト接着剤16より硬度が高いことが好ましい。
また、挿通孔12の内壁面に予め塗着されるホットメルト接着剤16としては、熱可塑性ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂等、又はそれらを主成分とするホットメルト接着剤を挙げることができ、筒状樹脂成形体3の合成樹脂材料とケーブル外被11の絶縁材料との密着性を考慮して適宜選択することが可能なものである。中でも、熱可塑性ポリアミド樹脂を主成分とするホットメルト接着剤は、低温で塗着することができ、筒状樹脂成形体とケーブル外被との密着力に優れていることから、特に好適に用いることができる。」(段落【0041】?【0043】)
e)「次に、上記構成を備えた防水コネクタ1の組立操作について説明する。先ず、ケーブル外被11が皮剥されて導体5が露出されたケーブル2を筒状樹脂成形体3の挿通孔12にフランジ部14側から挿通する。次いで、ケーブル2の防水栓装着部に筒状樹脂成形体3を配置した後、筒状樹脂成形体3を加熱することによりホットメルト接着剤16を加熱溶融させてペースト状にし、再び室温まで冷却する。
これにより、筒状樹脂成形体3は、ホットメルト接着剤16を介してケーブル外被11に固着される。尚、加熱する温度については、筒状樹脂成形体3に塗着されたホットメルト接着剤16の種類によって適宜選択可能なものであり、例えば、ホットメルト接着剤として熱可塑性ポリアミド樹脂を用いる場合には、約105℃?140℃までの範囲で加熱を行うことが好ましい。」(段落【0047】?【0048】)
f)「【発明の効果】本発明に係る防水コネクタによれば、防水栓の圧縮力によるケーブルの損傷を防止しつつ、防水性能に優れた防水コネクタを得ることが可能となる。」(段落【0068】)

上記a?fの記載事項及び図面の図示内容を総合勘案すると、刊行物2には、次の発明が記載されていると認められる。
「ケーブル2の防水栓装着部に固着され、挿通孔12を有する、硬質の筒状樹脂成形体3と、
筒状樹脂成形体3の挿通孔12の内壁面に塗着される、ホットメルト接着剤16と、を備え、
ケーブル2の防水栓装着部に筒状樹脂成形体3を配置した後、筒状樹脂成形体3を加熱することによりホットメルト接着剤16を加熱溶融させてペースト状にし、再び室温まで冷却する、
防水性能に優れた防水コネクタに用いる、筒状樹脂成形体3。」

4.対比
本願発明と刊行物1に記載された発明とを対比する。
刊行物1に記載された発明の「内に電線22が貫通する電線挿通孔53を形成する、2本のU字断面をなす溝52がそれぞれ形成され、栓体収納室14内にが収納されている、2つの分割栓体51、51を組み合わせて構成されている硬質プラスチック製の栓体50」は、栓体50の外周面は、栓体収納室14の内面に対して接触面として機能することから、本願発明の「電線を周方向に囲んで径方向に支持する電線挿通孔を成す一対の電線挿通溝を内側に有すると共に、取付側のパッキン収容部の内面に対する接触面を外側に有して、該電線挿通孔から分割される一対のコア部材」に相当し、同様に、
刊行物1に記載された発明の「栓体50」は、また、栓体50の前後でのシール性、すなわち、防水性が向上されるものであるから、本願発明の「防水パッキン」にも相当する。
そして、刊行物1に記載された発明の「栓体50の外周面に塗布される接着剤」と本願発明の「接触面」に「付着された熱可塑性接着剤」とは、「接触面に付着された接着剤」である点で共通し、同様に、
刊行物1に記載された発明の「外周面に接着剤の塗布された栓体50を栓体収納室14に挿入する」ことと本願発明の「加熱により」「該接触面の熱可塑性接着剤で該パッキン収容部の内面に接着」することとは、「接触面の接着剤で一対のコア部材をパッキン収納部の内面に接着させること」で共通する。

したがって、上記両者の一致点及び相違点は、次のとおりである。
[一致点]
「電線を周方向に囲んで径方向に支持する電線挿通孔を成す一対の電線挿通溝を内側に有すると共に、取付側のパッキン収容部の内面に対する接触面を外側に有して、該電線挿通孔から分割される一対のコア部材と、
接触面に付着された接着剤と、で構成される
接触面の接着剤で一対のコア部材をパッキン収納部の内面に接着させる、防水パッキン。」

[相違点]
本願発明では、一対の電線挿通溝の内面と、接触面と、一対の電線挿通溝の径方向両側の各分割面とにそれぞれ付着された熱可塑性接着剤で構成され、加熱により、電線挿通孔の内面の熱可塑性接着剤で電線の外周面に接着し、接触面の熱可塑性接着剤でパッキン収容部の内面に接着し、分割面の熱可塑性接着剤で一対のコア部材を相互に接着させるのに対して、刊行物1に記載された発明では、栓体50の外周面に塗布される接着剤を備え、栓体50は、各分割栓体51を互いに仮係止状態にできる構造を有し、予め両分割栓体51、51で電線22を挟んで一体化しておき、外周面に接着剤の塗布された栓体50を栓体収納室14に挿入する点。

5.当審による判断
上記相違点について検討する。
本願発明と刊行物2に記載された発明とを対比する。
刊行物2に記載された発明の「ケーブル2の防水栓装着部に固着され、挿通孔12を有する、硬質の筒状樹脂成形体3」と本願発明の「電線を周方向に囲んで径方向に支持する電線挿通孔を成す一対の電線挿通溝を内側に有すると共に、取付側のパッキン収容部の内面に対する接触面を外側に有して、該電線挿通孔から分割される一対のコア部材」とは、「電線を周方向に囲んで径方向に支持する電線挿通孔を有するコア部材」である点で共通し、以下同様に、
刊行物2に記載された発明の「筒状樹脂成形体3の挿通孔12の内壁面に塗着される、ホットメルト接着剤16」と本願発明の「該一対の電線挿通溝の内面と、該接触面と、該一対の電線挿通溝の径方向両側の各分割面とにそれぞれ付着された熱可塑性接着剤」とは、「電線挿通孔の内面に付着された熱可塑性接着剤」である点で、
刊行物2に記載された発明の「防水コネクタに用いる、筒状樹脂成形体3」と本願発明の「防水パッキン」とは、前者において、筒状樹脂成形体3は防水コネクタを構成する部材であり、後者において、防水パッキンは防水コネクタを構成する部材であるから、両者は、「防水コネクタを構成する部材」である点で、
それぞれ共通する。
そして、刊行物2に記載された発明の「ケーブル2の防水栓装着部に筒状樹脂成形体3を配置した後、筒状樹脂成形体3を加熱することによりホットメルト接着剤16を加熱溶融させてペースト状にし、再び室温まで冷却する」ことは、本願発明の「加熱により、電線挿通孔の内面の熱可塑性接着剤で電線の外周面に接着」させることに相当する。
したがって、刊行物2に記載された発明は、「電線を周方向に囲んで径方向に支持する電線挿通孔を有するコア部材と、電線挿通孔の内面に付着された熱可塑性接着剤と、で構成され、加熱により、電線挿通孔の内面の熱可塑性接着剤で電線の外周面に接着させる、防水性能に優れた、防水コネクタを構成する部材。」と言い換えることができる。
そして、刊行物1に記載された発明と刊行物2に記載された発明とは、防水コネクタという共通の技術分野に属する発明であり、防水コネクタの防水性能を向上させるという共通の機能を奏するものである。
また、分割体を仮係止するために接着剤を用いることは当業者における単なる設計変更にすぎない。
してみると、刊行物1に記載された発明において、「栓体50は、各分割栓体51を互いに仮係止状態にできる構造を有し、予め両分割栓体51、51で電線22を挟んで一体化」することに代えて、熱可塑性接着剤を用いた刊行物2に記載された発明に倣って、電線挿通孔の内面に接着させること、及び、仮係止のために一対の電線挿通溝の径方向両側の各分割面に熱可塑性接着剤を付着し、分割面の熱可塑性接着剤で一対のコア部材を相互に接着させることは当業者が容易になし得たことであり、また、栓体50の外周面に塗布する接着剤として、熱可塑性接着剤を用いることも、刊行物2に記載のように防水コネクタにおいて用いられる接着剤として特別なものでないから、当業者が容易になし得たことである。
また、本願発明の奏する効果は、刊行物1?2に記載された発明から当業者が予測できた効果の範囲内のものである。
よって、本願発明は、刊行物1?2に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

6.むすび
以上のとおりであるから、本願発明は、刊行物1?2に記載された発明から当業者が容易に発明をすることができたものであるので、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願のその他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。

よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2011-07-27 
結審通知日 2011-08-02 
審決日 2011-08-15 
出願番号 特願2005-127198(P2005-127198)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (H01R)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 井上 哲男  
特許庁審判長 森川 元嗣
特許庁審判官 松下 聡
長崎 洋一
発明の名称 防水パッキンとそれを用いた防水コネクタ  
代理人 松村 貞男  
代理人 瀧野 文雄  
代理人 瀧野 秀雄  
代理人 津田 俊明  
代理人 吉田 裕二  

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