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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B32B 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 B32B |
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管理番号 | 1258046 |
審判番号 | 不服2009-25983 |
総通号数 | 151 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2012-07-27 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2009-12-28 |
確定日 | 2012-06-06 |
事件の表示 | 特願2003-552540「エチレン-アクリル酸メチル共重合体およびポリエステルから製造された積層体」拒絶査定不服審判事件〔平成15年 6月26日国際公開、WO03/51630、平成17年 5月12日国内公表、特表2005-512843〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、2002年12月13日(優先権主張外国庁受理2001年12月14日、米国)を国際出願日とする出願であって、平成21年8月24日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、平成21年12月28日付けで拒絶査定不服審判の請求がなされるとともに、同日付けで手続補正がなされたものである。 2.平成21年12月28日付け手続補正についての補正却下の決定 【補正却下の決定の結論】 平成21年12月28日付け手続補正(以下、「本件補正」という。)を却下する。 【理由】 2-1.本件補正 本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。 そこで、本件補正後の請求項1に記載された発明が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に適合するか)について以下に検討する。 2-2.本願補正発明 本件補正後の請求項1に記載された発明(以下、「本願補正発明」という)は、本件補正後の明細書、特許請求の範囲及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載されたとおりのものと認める。 2-3.進歩性について 本願補正発明は、下記の引用文献1及び2に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 引用文献1:特開平09-234845号公報 引用文献2:特開昭61-127709号公報 したがって、本願補正発明は、特許法第29条第2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。 2-4.むすび 以上のとおり、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に違反するもので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 3.本願発明 平成21年12月28日付け手続補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、願書に最初に添付された明細書、特許請求の範囲及び図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1に記載されたとおりのものと認める。 4.進歩性について 本願発明は、原査定の拒絶の理由に引用された上記引用文献1及び2に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものである。 5.むすび 以上のとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであるから、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は、拒絶すべきものである。 よって、原査定は妥当であり、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2011-12-28 |
結審通知日 | 2012-01-10 |
審決日 | 2012-01-23 |
出願番号 | 特願2003-552540(P2003-552540) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(B32B)
P 1 8・ 575- Z (B32B) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 一宮 里枝、山本 晋也 |
特許庁審判長 |
鳥居 稔 |
特許庁審判官 |
一ノ瀬 薫 熊倉 強 |
発明の名称 | エチレン-アクリル酸メチル共重合体およびポリエステルから製造された積層体 |
復代理人 | 主代 静義 |
代理人 | 阿部 和夫 |
代理人 | 谷 義一 |