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審決分類 審判 査定不服 4号2号請求項の限定的減縮 取り消して特許、登録 A63F
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A63F
管理番号 1258456
審判番号 不服2012-4  
総通号数 152 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-08-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-01-04 
確定日 2012-04-17 
事件の表示 特願2011-127794「遊具」拒絶査定不服審判事件〔請求項の数(2)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯
本願は,平成23年6月8日の出願であって,平成23年10月31日付けで拒絶査定がなされ,これに対し,平成24年1月4日に拒絶査定に対する審判請求がなされるとともに,同時に手続補正がなされたものである。

第2 補正の却下の決定
[補正の却下の決定の結論]
平成24年1月4日受付の手続補正を却下する。

[理由]
1 補正の内容
平成24年1月4日受付の手続補正(以下,「本件補正」という。)は,特許請求の範囲の請求項1を次のように補正しようとする補正事項を含むものである。
(補正前,平成23年9月8日受付の手続補正書参照。)
「縦横及び左右斜めの罫線がお互いに交差する交点が複数形成されたゲーム盤と,
該ゲーム盤の交点上に載置される複数且つ同数の異なる2色の駒と,
を備え,該各色の駒はそれぞれ,すべて異なる複数の形状の中実駒と,該中実駒のうち同色且つ同形状の中実駒に合体可能なすべて異なる複数の形状の中空駒とにより構成され,
前記各色の駒はそれぞれ,丸中実駒,三角中実駒,四角中実駒,五角中実駒,六角中実駒,八角中実駒,十字中実駒,及び,丸中空駒,三角中空駒,四角中空駒,五角中空駒,六角中空駒,八角中空駒,十字中空駒の14種類の駒を備え,
前記ゲーム盤には,前記中実駒と前記中空駒との合体駒が載置されている交点における交線の本数の合計数の多少により勝敗を決定可能なように,3本の罫線が交差する4個の交点と4本の罫線が交差する16個の交点と5本の罫線が交差する12個の交点と8本の罫線が交差する9個の交点との合計41個の交点がそれぞれ形成され,前記各色の中実駒及び中空駒を一方の遊戯者側の第1?第3列目と他方の遊戯者側の第7?第9列目に初期配置させてゲームを開始可能なように工夫していることを特徴とする遊具。」を,
(補正後)
「縦横及び左右斜めの罫線がお互いに交差する交点が複数形成され,各交点には異なる本数の罫線が交わり,該交線の本数を基本点数とした異なる得点を付与できるように工夫すると共に駒が載置された状態でも基本点数がわかるように工夫したゲーム盤と,
該ゲーム盤の交点上に載置される複数且つ同数の異なる2色の駒と,
を備え,該各色の駒はそれぞれ,すべて異なる複数の形状の中実駒と,該中実駒のうち同色且つ同形状の中実駒に合体可能なすべて異なる複数の形状の中空駒とにより構成され,
前記各色の駒はそれぞれ,丸中実駒,三角中実駒,四角中実駒,五角中実駒,六角中実駒,八角中実駒,十字中実駒,及び,丸中空駒,三角中空駒,四角中空駒,五角中空駒,六角中空駒,八角中空駒,十字中空駒の14種類の駒を備え,
前記ゲーム盤には,前記中実駒と前記中空駒との合体駒が載置されている交点における交線の本数の合計数の多少により勝敗を決定可能なように,3本の罫線が交差する4個の交点と4本の罫線が交差する16個の交点と5本の罫線が交差する12個の交点と8本の罫線が交差する9個の交点との合計41個の交点がそれぞれ形成され,前記各色の中実駒及び中空駒を一方の遊戯者側の第1?第3列目と他方の遊戯者側の第7?第9列目に初期配置させてゲームを開始可能なように工夫していることを特徴とする遊具。」と補正する。

2 補正の適否(補正の目的)の判断
上記補正事項は,補正前の請求項1に係る発明の「ゲーム盤」を特定する事項として,「各交点には異なる本数の罫線が交わり,該交線の本数を基本点数とした異なる得点を付与できるように工夫すると共に駒が載置された状態でも基本点数がわかるように工夫した」との記載を追加するものである。しかしながら,当該記載では,各「工夫」について,それらにより達成すべき目的又は奏すべき効果が示されているのみで,このような目的を達成し又は効果を奏する「ゲーム盤」を,具体的な「物」として特定することができない。
したがって,上記補正事項は,「ゲーム盤」についてどのような事項を特定しようとするものであるかが不明であり,特許法第17条の2第5項各号に掲げられた何れの事項も目的としておらず,同項の規定に違反するものである。

3 むすび
したがって,本件補正は,特許法第17条の2第5項の規定に違反するので,同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。
よって,[補正の却下の決定の結論]のとおり決定する。

第3 本願発明について
平成24年1月4日受付の手続補正は却下されたので,本願の請求項1,2に係る発明は,平成23年9月8日受付の手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1,2に記載された事項により特定されるとおりのものと認められる。
そして,本願については,原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また,他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって,結論のとおり審決する。
 
審決日 2012-03-30 
出願番号 特願2011-127794(P2011-127794)
審決分類 P 1 8・ 572- WY (A63F)
P 1 8・ 121- WY (A63F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 鶴岡 直樹  
特許庁審判長 鈴野 幹夫
特許庁審判官 山口 由木
仁科 雅弘
発明の名称 遊具  
代理人 北村 周彦  
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