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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 H04N
管理番号 1258937
審判番号 不服2011-6483  
総通号数 152 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-08-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2011-03-25 
確定日 2012-07-13 
事件の表示 特願2005-262646「ラインスキャン方式のイメージセンサシャッタモジュール及びそのシャッタ制御方法」拒絶査定不服審判事件〔平成18年 3月23日出願公開、特開2006- 81195、請求項の数(20)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1 手続の経緯と本願発明

1.手続の経緯
本願は、平成17年9月9日(パリ条約による優先権主張 2004年9月9日(KR)大韓民国)の出願であって、平成22年7月23日付けの拒絶理由通知に対し同年11月10日付けで手続補正がなされたところ、同年11月24日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、平成23年3月25日付けで拒絶査定不服審判の請求がなされるとともに、同日付け(審判請求と同時)で手続補正がなされたものである。

2.平成23年3月25日付け手続補正
平成23年3月25日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)は、平成22年11月10日付け手続補正書の特許請求の範囲に記載された、

(補正前の請求項1及び請求項3)
「 【請求項1】
各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップと、
全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれ、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開くステップと、
所定の露出時間が経過した後、前記機械式シャッタを閉じるステップと、
各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップと
を含み、
前記電子式シャッタの集光時間が、(1)最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、(2)前記安定化遅延時間と、(3)前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計であり、
前記ターンオン遅延時間が、前記撮像ラインの各々の前記電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計であり、
前記ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、前記電子式シャッタの順次開成の速度と同じである、イメージセンサのシャッタを制御する方法。
【請求項3】
前記電子式シャッタが開かれるように各撮像ラインの前記電子式シャッタを順にターンオフするステップをさらに含む請求項1に記載の方法。」を、

平成23年3月25日付けの手続補正書の特許請求の範囲に記載された、

(補正後の請求項1及び請求項3)
「 【請求項1】
各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップと、
全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれ、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開くステップと、
所定の露出時間が経過した後、前記機械式シャッタを閉じるステップと、
各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップと
を含み、
前記電子式シャッタの集光時間が、(1)最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、(2)前記安定化遅延時間と、(3)前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計であり、
前記ターンオン遅延時間が、前記撮像ラインの各々の前記電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計であり、
前記ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、前記電子式シャッタの順次開成の速度と同じである、イメージセンサのシャッタを制御する方法。
【請求項3】
前記電子式シャッタが開いた順で各撮像ラインの前記電子式シャッタを順にターンオフするステップをさらに含む請求項1に記載の方法。」

に変更する補正である。(なお、下線部は、補正前の特許請求の範囲に対する補正箇所である。)

したがって、本件補正は、願書に最初に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものであって、上記補正前の請求項3に記載された、「前記電子式シャッタが開かれるように各撮像ラインの前記電子式シャッタを順にターンオフするステップ」という発明特定事項を、補正後の請求項3の記載された「前記電子式シャッタが開いた順で各撮像ラインの前記電子式シャッタを順にターンオフするステップ」という発明特定事項に変更するものであって、明りょうでない記載の釈明を目的とするものであるから、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第3項(新規事項)及び同条第4項第4号(補正の目的)の規定に適合している。

3.本願発明

平成23年3月25日付けの手続補正は上記のとおり認められるものであるので、本願の特許請求の範囲に記載される事項により特定される発明は、本件補正により補正された特許請求の範囲、明細書の記載からみて、上記補正後の特許請求の範囲として記載されたとおりのものであるところ、請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、以下のとおりのものである。

「 【請求項1】
各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップと、
全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれ、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開くステップと、
所定の露出時間が経過した後、前記機械式シャッタを閉じるステップと、
各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップと
を含み、
前記電子式シャッタの集光時間が、(1)最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、(2)前記安定化遅延時間と、(3)前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計であり、
前記ターンオン遅延時間が、前記撮像ラインの各々の前記電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計であり、
前記ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、前記電子式シャッタの順次開成の速度と同じである、イメージセンサのシャッタを制御する方法。」

そこで、本願発明について、以下に検討する。

第2 引用例
1.引用例の記載事項
原審の拒絶理由に引用され、本願の優先日前に頒布された特開平11-261899号公報(以下、「引用例」という。)には、「個体撮像装置」に関して、図面とともに下記の事項が記載されている。

(1)「【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換装置を有する固体撮像装置に関し、特にデジタルカメラ等のイメージ入力装置に用いられる光電変換装置を一括リセット、一括蓄積することが可能な固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像装置やビデオカメラ等において、高解像化のため、微細化プロセスを用いた光電変換素子のセルサイズ縮小が精力的に行われる一方、光電変換信号出力が低下することなどから、光電変換信号を増幅して出力することが可能な増幅型の光電変換装置が注目されている。
【0003】このような増幅型光電変換装置には、BASIS、MOS型、SIT、AMI、CMD等のXYアドレス型センサの2次元固体撮像装置がある。
【0004】図5は、XYアドレス方式型2次元固体撮像装置のブロック図である。図において、B11,B12,……,B33は光電変換部を2次元的に配置したエリアセンサの受光部である。ここでは説明の便宜上3×3の画素配列について図示しているが、これに限ったものではない。出力垂直ラインVsig1にはB11,B21,B31が、出力垂直ラインVsig2にはB12,B22,B32の出力が、出力垂直ラインVsig3にはB13,B23,B33の出力がそれぞれ接続されている。
【0005】垂直走査回路20は2次元センサ部の第一ライン、第二ライン、第三ラインと順次水平方向に位置する画素領域をアクティブにして、同じ水平ラインに位置する画素セルを読み出した後、次のラインの水平方向の画素領域を読みだす。最初の走査で該垂直走査回路20は2次元エリアセンサの第一ラインを選択する為、選択線VSEL1のみをアクティブにし、選択線VSEL2,VSEL3はノンアクティブとする。この状態ではVSEL1に接続されている第一ライン目の該画素セルB11,B12,B13の該光電変換部に蓄積されていた光電変換信号を、該画素セルB11はVsig1に、B12はVsig2に、B13はVsig3にそれぞれの画素セルで光電変換された画像情報として、一括して出力する。この信号は該出力垂直ラインVsig1,Vsig2,Vsig3のおのおのに接続された信号保持手段21-1,21-2,21-3に保持される。該信号保持手段21-1,21-2,21-3の出力は順次オン/オフされる水平転送手段22-1,22-2,22-3を介して、水平出力線VHに共通接続され、電圧バッファアンプ23を介してVoutとして出力される。
【0006】水平走査回路24からの制御信号により該水平転送手段22-1,22-2,22-3を順番にオンさせることにより、該信号保持手段21-1,21-2,21-3に貯えられた第一画素目の画像情報から順次時系列に読み出すことで水平スキャン動作を実現し、出力Voutより画像情報を得る。第一ライン目の走査が終了すると、該垂直走査回路20は第二ライン目の読み出しを行う為、VSEL2をアクティブにし第二ライン目の該画素セルB21,B22,B23を選択し、該信号保持手段21-1,21-2,21-3に信号を書き込み、該水平走査回路24の水平スキャン動作により、出力Voutより時系列な画像情報を読み出す。第三ライン目の該画素セルB31,B32,B33に対しても同様の動作を行う。
【0007】つぎに、図6が図5に示すXYアドレス方式型2次元固体撮像装置の第1の従来例の読み出しタイミング図である。時間T10が第一ライン目の画素セルB11,B12,B13が選択され光電変換部B11,B12,B13に蓄積された光電変換信号を該信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送する時間である。該信号保持手段21-1,21-2,21-3に該光電変換信号を転送時に、該画素セルB11,B12,B13の該光電変換部はリセットされ、該信号保持手段21-1,21-2,21-3に該光電変換信号が転送され、T10の終了と同時に、新たに光信号の蓄積動作を開始する。
【0008】また、T11は信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送され保持された第一ライン目の各画素セルの該光電変換信号を該水平転送手段22-1,22-2,22-3が第一ライン目の画像情報から、順次時系列に読み出す水平スキャン動作を実行している時間である。該信号保持手段21-1,21-2,21-3が全て読み出された時点で、時間T12のタイミングで、第二ライン目の画素に蓄積された光電荷を該信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送し、時間T13のタイミングで水平スキャンにより順次時系列に読み出す。第二ライン目の次の光電荷蓄積の開始はT12終了と同時に行われる。この為、第一ラインの光電荷蓄積開始時点よりTAだけ遅れて、第二ラインの光電荷蓄積がスタートすることになる。
【0009】第三ライン目も同様に、時間T14で蓄積された光電荷を該信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送し、時間T15で該信号保持手段21-1,21-2,21-3から水平スキャンにより順次時系列に読み出す。第三ライン目の蓄積は、第二ラインの蓄積開始点よりさらにTAだけずれた時点から開始される。各ラインの蓄積の終了は、おのおののラインの画素セルが次に選択された時であり、結果的に各ラインの蓄積時間T16,T17,T18の長さは同じであるが、蓄積開始点が各ライン毎でTAだけ遅れて始まる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、このタイミングで動く被写体を静止画として出力した場合、画面の上下で時間的に同一時点ではなくて流れた像になり、画質の劣化を避けることができない。この傾向は動画として読み取る場合に、動きが高速になる程、視覚的には感じにくいが画質の劣化は著しい。」(2頁1欄40行?3頁3欄44行)

(2)「【0015】係る問題を解決するための手段としてカメラの機械的なシャッター(以後、メカシャッターと略す)を用いる方法が考えられる。この方式のタイミングを第3の従来例として図8に示す。センサの読み出し動作は図6に示す第1の従来例と変わらず説明は略す。各画素セルの蓄積開始はT24のタイミングでカメラのメカシャッターを開け、各画素セルによるセンサの光電変換受光部に光を照射させることから始まる。一定時間蓄積T26した後、T25のタイミングでメカシャッターを閉じて光電変換受光部への光を遮断し、その後、ライン毎に一括転送して読み出す。全てのラインが読み出されたら、各ライン毎にリセット時間を含むT10,T12,T14の期間にリセットし、再度メカシャッターを開け蓄積をスタートする。」(4頁4欄20?38行)

2.引用例および図面に記載された発明

(1)発明の対象
上記摘記事項(1)における「・・・本発明は、光電変換装置を有する固体撮像装置に関し、特にデジタルカメラ等のイメージ入力装置に用いられる光電変換装置を一括リセット、一括蓄積することが可能な固体撮像装置に関するものである。」の記載、及び、上記摘記事項(2)における「係る問題を解決するための手段としてカメラの機械的なシャッター(以後、メカシャッターと略す)を用いる方法が考えられる。」の記載によれば、引用例には、イメージ入力装置に用いられる光電変換装置を一括リセット、一括蓄積することが可能な固体撮像装置に関し、カメラの機械的なシャッターを用いる方法が記載されている。

(2)各ラインの光電荷蓄積の開始を順に行う
上記摘記事項(2)には、「係る問題を解決するための手段としてカメラの機械的なシャッター(以後、メカシャッターと略す)を用いる方法が考えられる。この方式のタイミングを第3の従来例として図8に示す。センサの読み出し動作は図6に示す第1の従来例と変わらず説明は略す。・・・」と記載があることから、図8のセンサの動作については、以下のように、第1の従来例を参酌する。この第1の従来例について、上記摘記事項(1)には、「・・・図6が図5に示すXYアドレス方式型2次元固体撮像装置の第1の従来例の読み出しタイミング図である。時間T10が第一ライン目・・・が選択され・・・T10の終了と同時に、新たに光信号の蓄積動作を開始する。・・・第二ライン目の次の光電荷蓄積の開始はT12終了と同時に行われる。この為、第一ラインの光電荷蓄積開始時点よりTAだけ遅れて、第二ラインの光電荷蓄積がスタートすることになる。・・・第三ライン目の蓄積は、第二ラインの蓄積開始点よりさらにTAだけずれた時点から開始される。・・・」の記載があり、この動作は、上記のとおり、第3の従来例である図8のセンサの動作と同じとされるものである。
さらに図8を参酌すると、1として示される第一ライン目のT10の終了と同時に、第一ライン目の光電荷蓄積が開始され、2として示される第二ライン目のT12の終了と同時に、第二ライン目の光電荷蓄積が開始され、3として示される第三ライン目のT18の終了と同時に、第三ライン目の光電荷蓄積が開始されることが記載されている。
以上から、引用例には、各ラインの光電荷蓄積の開始を順に行うことが記載されていると認められる。

(3)全てのラインの光電荷蓄積が開始されるタイミングでメカシャッターを開ける
上記摘記事項(2)には、「・・・センサの読み出し動作は図6に示す第1の従来例と変わらず説明は略す。各画素セルの蓄積開始はT24のタイミングでカメラのメカシャッターを開け、各画素セルによるセンサの光電変換受光部に光を照射させることから始まる。・・・」と記載されており、また、上記摘記事項(1)には、該センサの動作について、「・・・時間T10が第一ライン目・・・が選択され・・・T10の終了と同時に、新たに光信号の蓄積動作を開始する。・・・第二ライン目の次の光電荷蓄積の開始はT12終了と同時に行われる。・・・第三ライン目の蓄積は、第二ラインの蓄積開始点よりさらにTAだけずれた時点から開始される。・・・」と記載されていることを踏まえて図8を参酌すると、1として示される第一ライン目、2として示される第二ライン目、3として示される第三ライン目の全てのラインの光電荷蓄積が開始されるT24のタイミングでカメラのメカシャッターを開けることが記載されている。
以上から、引用例には、全てのラインの光電荷蓄積が開始されるタイミングでメカシャッターを開けることが記載されている。

(4)一定時間蓄積した後、メカシャッターを閉じる
上記摘記事項(2)には、「T24のタイミングでカメラのメカシャッターを開け、・・・一定時間蓄積T26した後、T25のタイミングでメカシャッターを閉じて光電変換受光部への光を遮断し、その後、ライン毎に一括転送して読み出す。」と記載があることからみて、引用例には、一定時間蓄積した後、メカシャッターを閉じることが記載されている。

(5)各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出す
上記摘記事項(1)には、該センサの動作として、「・・・T10が第一ライン目の画素セル・・・が選択され光電変換部・・・に蓄積された光電変換信号を該信号保持手段・・に転送する時間である。・・・該信号保持手段・・・に該光電変換信号が転送され・・・る。・・・また、T11は信号保持手段・・・に転送され保持された第一ライン目の各画素セルの該光電変換信号を該水平転送手段・・・が第一ライン目の画像情報から、順次時系列に読み出す水平スキャン動作を実行している時間である。・・・時間T12のタイミングで、第二ライン目の画素に蓄積された光電荷を該信号保持手段・・・に転送し、時間T13のタイミングで水平スキャンにより順次時系列に読み出す。・・・第三ライン目も同様に、時間T14で蓄積された光電荷を該信号保持手段・・・に転送し、時間T15で該信号保持手段・・・から水平スキャンにより順次時系列に読み出す。」と記載があることからみて、引用例には、各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出すことが記載されている。

(6)ラインの光電荷蓄積時間が、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの遅れ時間と、メカシャッタの所定の露出時間との合計である
図8を参酌すると、第一ラインの蓄積時間である時間T16は、最初のラインである第一ラインの蓄積開始から、最後のラインである第三ラインの蓄積開始までの時間と、メカシャッタの所定の露出時間であるT26の合計となっているものである。
そして、上記摘記事項(1)には、「・・・結果的に各ラインの蓄積時間T16,T17,T18の長さは同じである・・・」と記載があり、各ラインの蓄積時間は、第一ラインの蓄積時間である時間T16と同じであるというのであるから、
引用例には、ラインの光電荷蓄積時間が、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの遅れ時間と、メカシャッタの所定の露出時間との合計であることが記載されていると認められる。

(7)最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの時間が、各ラインについて、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔の合計である
最初のラインである第一ラインの蓄積開始から、最後のラインである第三ラインの蓄積開始までの時間について、まず、上記摘記事項(1)には、「・・・第一ライン目の・・・該信号保持手段・・・に該光電変換信号を転送時に、該画素セル・・・の該光電変換部はリセットされ、・・・T10の終了と同時に、新たに光信号の蓄積動作を開始する。・・・第二ライン目の次の光電荷蓄積の開始はT12終了と同時に行われる。この為、第一ラインの光電荷蓄積開始時点よりTAだけ遅れて、第二ラインの光電荷蓄積がスタートすることになる。・・・第三ライン目の蓄積は、第二ラインの蓄積開始点よりさらにTAだけずれた時点から開始される。・・・蓄積開始点が各ライン毎でTAだけ遅れて始まる。」と記載があり、図8を参酌すると、この最初のラインである第一ラインの蓄積開始から、最後のラインである第三ラインの蓄積開始までの時間は、第一ライン目の蓄積開始と第二ライン目の蓄積開始の間の時間の間隔と、第二ライン目の蓄積開始と第三ライン目の蓄積開始の間の時間の間隔の合計となっているものであるから、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔の合計であるということができる。
以上より、引用例には、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの時間が、各ラインについて、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔の合計であることが記載されていると認められる。

(8)各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出す速度と、各ラインの光電荷蓄積の開始を順次行う速度と同じである
各ラインからの信号の読み出し動作について、上記摘記事項(1)には、「・・・垂直走査回路20は2次元センサ部の第一ライン、第二ライン、第三ラインと順次水平方向に位置する画素領域をアクティブにして、同じ水平ラインに位置する画素セルを読み出した後、次のラインの水平方向の画素領域を読みだす。・・・」と記載されるように、二段階で行われることが開示されている。
まず、最初の読み出しについて、同摘記事項(1)において、「・・・最初の走査で該垂直走査回路20は2次元エリアセンサの第一ラインを選択する為、選択線VSEL1のみをアクティブにし、選択線VSEL2,VSEL3はノンアクティブとする。この状態ではVSEL1に接続されている第一ライン目の該画素セルB11,B12,B13の該光電変換部に蓄積されていた光電変換信号を、該画素セルB11はVsig1に、B12はVsig2に、B13はVsig3にそれぞれの画素セルで光電変換された画像情報として、一括して出力する。この信号は該出力垂直ラインVsig1,Vsig2,Vsig3のおのおのに接続された信号保持手段21-1,21-2,21-3に保持される。・・・」と記載されるように、各ラインの画素セルから信号が信号保持手段に転送されるものである。
次の読み出しについて、同摘記事項(1)において、「・・・該信号保持手段21-1,21-2,21-3の出力は順次オン/オフされる水平転送手段22-1,22-2,22-3を介して、水平出力線VHに共通接続され、電圧バッファアンプ23を介してVoutとして出力される。水平走査回路24からの制御信号により該水平転送手段22-1,22-2,22-3を順番にオンさせることにより、該信号保持手段21-1,21-2,21-3に貯えられた第一画素目の画像情報から順次時系列に読み出すことで水平スキャン動作を実現し、出力Voutより画像情報を得る。・・・」と記載されるように、信号保持手段から信号が順次読み出されるものである。
この最初の読み出しについて、同摘記事項(1)に、「・・・時間T10が第一ライン目の画素セルB11,B12,B13が選択され光電変換部B11,B12,B13に蓄積された光電変換信号を該信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送する時間である。・・・時間T12のタイミングで、第二ライン目の画素に蓄積された光電荷を該信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送し、・・・第三ライン目も同様に、時間T14で蓄積された光電荷を該信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送し、・・・」と記載されることからも明らかなように、T10、T12、T14に行われる動作である。
そして、次の読み出しについて、同摘記事項(1)に、「・・・T11は信号保持手段21-1,21-2,21-3に転送され保持された第一ライン目の各画素セルの該光電変換信号を該水平転送手段22-1,22-2,22-3が第一ライン目の画像情報から、順次時系列に読み出す水平スキャン動作を実行している時間である。・・・第二ライン目の・・・光電荷を・・・時間T13のタイミングで水平スキャンにより順次時系列に読み出す。・・・第三ライン目も同様に、・・・光電荷を・・・時間T15で該信号保持手段21-1,21-2,21-3から水平スキャンにより順次時系列に読み出す。」と記載されることからも明らかなように、T11、T13、T15に行われる動作である。
すると、各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次読み出す時間は、第一ライン目についてはT10とT11の合計、第二ライン目についてはT12とT13の合計、第三ライン目についてはT14とT15の合計であり、この順次読み出しの時間の間隔は、各ラインの蓄積開始の時間の間隔と等しい長さとなっているから、各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次読み出す速度と、各ラインの蓄積開始を順次行う速度は同じであるということができる。
以上より、引用例には、各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出す速度が、各ラインの光電荷蓄積の開始を順次行う速度と同じであることが記載されていると認められる。

したがって、上記(1)?(8)によれば、上記引用例の上記摘記事項(1)、(2)および図面(図8)に記載された「固体撮像装置」には、以下の発明(以下、「引用発明」という。)が開示されている。

(引用発明)
「各ラインの光電荷蓄積の開始を順に行い、
全てのラインの光電荷蓄積が開始されるタイミングでメカシャッターを開け、
一定時間蓄積した後、前記メカシャッターを閉じ、
各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出し、
ラインの光電荷蓄積時間が、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの遅れ時間と、前記メカシャッタの所定の露出時間との合計であり、
前記最初のライン蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの時間が、各ラインについて、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔の合計であり、
前記各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出す速度が、各ラインの光電荷蓄積の開始を順次行う速度と同じである、イメージ入力装置に用いられる光電変換装置を一括リセット、一括蓄積することが可能な固体撮像装置に関し、カメラの機械的なシャッターを用いる方法。」

第3 対比
1.本願発明と引用発明の対比

(1)「イメージセンサのシャッタを制御する方法」について
本願発明は、イメージセンサを用いたシャッタモジュールのシャッタ制御方法であるところ、
引用発明も、イメージ入力装置に用いられる光電変換装置を一括リセット、一括蓄積することが可能な固体撮像装置に関し、カメラの機械的なシャッターを用いる方法であり、
両者はともに、カメラの機械的なシャッターを用いて、センサを含む光電変換装置における光電荷の蓄積を制御するための方法であるから、
引用発明の「イメージ入力装置に用いられる光電変換装置を一括リセット、一括蓄積することが可能な固体撮像装置に関し、カメラの機械的なシャッターを用いる方法」は、本願発明と同じ「イメージセンサのシャッタを制御する方法」に係るものであるといえる。

(2)「各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップと」について
本願発明では、「各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップ」を有し、電子式シャッタを開くことで、撮像ラインの集光をするものであるところ、引用発明でも、「各ラインの光電荷蓄積の開始を順に行」ものであって、
本願発明の「電子式シャッタ」を「開く」ことは、各ラインの「光電荷蓄積の開始」と同じ機能を果たす動作のことであるから、
本願発明の「各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップ」と、引用発明の「各ラインの光電荷蓄積の開始を順に行」うことは、同じことである。

(3)「全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれ、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開くステップ」について
本願発明では、「全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれ、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開くステップ」を有するものであるところ、
引用発明では、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後に、メカシャッタを開くものとはされていないものの、全てのラインの光電荷蓄積が開始されるタイミングでメカシャッターが開かれるものであるのだから、
本願発明の「全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれ、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開くステップ」は、引用発明の「全てのラインの光電荷蓄積が開始されるタイミングでメカシャッターを開」ける点と、全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれた後、機械式シャッタを開くステップである点で一致する。

しかしながら、本願発明では、「画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開く」ステップであるのに対し、引用発明では、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後にメカシャッタを開くものとはされていない点で相違する。

(4)「所定の露出時間が経過した後、機械式シャッタを閉じるステップ」について
本願発明では、「所定の露出時間が経過した後、機械式シャッタを閉じるステップ」を有するものであるところ、引用発明でも、一定時間、光電荷を蓄積した後、メカシャッターを閉じて光電変換受光部への光を遮断するものであって、
本願発明の「露出」は、引用発明の「光電荷の蓄積」と同じことであるのだから、
本願発明の「所定の露出時間が経過した後、機械式シャッタを閉じるステップ」と、引用発明の「一定時間蓄積した後、メカシャッターを閉じ」ることは、同じことである。

(5)「各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップ」について
本願発明では、「各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップ」を有するものであるところ、
引用発明でも、メカシャッターを閉じて光電変換受光部への光を遮断し、その後、各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出すものであって、
本願発明の「各撮像ラインのラインイメージデータ」は、引用発明の「各ラインの各画素セルの該光電変換信号」と同じものであるのだから、
本願発明の「各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップ」と、引用発明の「各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出」すことは、同じことである。

(6)「電子式シャッタの集光時間が、(1)最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、(2)前記安定化遅延時間と、(3)前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計であり」について
本願発明の「電子式シャッタの集光時間」は、「(1)最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間」と、「(2)安定化遅延時間」と、「(3)機械式シャッタの所定の露出時間」との合計であるところ、
引用発明では、「ラインの光電荷蓄積時間が、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの遅れ時間と、メカシャッタの所定の露出時間との合計」であって、
本願発明の「電子式シャッタの集光時間」は、各ラインごとの集光のための蓄積時間のことであるから、引用発明の「ラインの光電荷蓄積時間」と同じ動作を行う時間のことであり、本願発明の「最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間」は、各ラインが集光、光電荷蓄積を順次開始する際の遅れの時間の合計のことであるから、引用発明の「最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの遅れ時間」と同じものであり、本願発明の「前記機械式シャッタの前記所定の露出時間」は、引用発明の「メカシャッタの所定の露出時間」と同じものである。
すると、本願発明の「電子式シャッタの集光時間が、(1)最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、(2)前記安定化遅延時間と、(3)前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計」である点と、引用発明の「ラインの光電荷蓄積時間が、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの遅れ時間と、メカシャッタの所定の露出時間との合計」である点とは、 電子式シャッタの集光時間が、最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計 である点で一致している。
しかしながら、本願発明では、「電子式シャッタの集光時間」に、「前記安定化遅延時間」が含まれているのに対し、引用発明では、「ラインの蓄積時間」に、安定化遅延時間が含まれるものとはされていない点で相違している。

(7)「前記ターンオン遅延時間が、前記撮像ラインの各々の前記電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計であり」について
本願発明では、ターンオン遅延時間が、撮像ラインの各々の電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計であるところ、
引用発明では、最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの時間が、各ラインについて、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔の合計であって、
本願発明の「ターンオン遅延時間」は、引用発明の「最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの時間」のことであり、本願発明の「撮像ラインの各々の電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔」は、引用発明の「各ラインについて、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔」のことであるのだから、
本願発明の「ターンオン遅延時間が、撮像ラインの各々の電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計」であることと、引用発明の「最初のラインの蓄積開始から、最後のラインの蓄積開始までの時間が、各ラインについて、ラインの蓄積開始と次のラインの蓄積開始の間の時間の間隔の合計」であることは、同じことである。

(8)「前記ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、前記電子式シャッタの順次開成の速度と同じである」について
本願発明では、ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、電子式シャッタの順次開成の速度と同じであるところ、
引用発明でも、各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出す速度が、各ラインの光電荷蓄積の開始を順次行う速度と同じであって、
本願発明の「ラインイメージデータ」は、引用発明の「各ラインの各画素セルの該光電変換信号」と同じものであり、本願発明の「電子式シャッタの順次開成」は、引用発明の「各ラインの光電荷蓄積の開始を順次行う」ことと同じ機能を果たす動作のことであるのだから、
本願発明の「ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、電子式シャッタの順次開成の速度と同じである」ことは、引用発明の「各ラインの各画素セルの該光電変換信号を順次時系列に読み出す速度が、各ラインの光電荷蓄積の開始を順次行う速度と同じである」ことと同じことである。

2.よって、上記(1)?(8)から、本願発明と引用発明は、以下の点で一致し、また相違している。

(一致点)
「各撮像ラインの電子式シャッタを順に開くステップと、
全ての前記撮像ラインの電子式シャッタが開かれた後、機械式シャッタを開くステップと、
所定の露出時間が経過した後、前記機械式シャッタを閉じるステップと、
各撮像ラインのラインイメージデータ読み込みを順に実行するステップと
を含み、
前記電子式シャッタの集光時間が、最初の撮像ラインの電子式シャッタの開成から最後の撮像ラインの電子式シャッタの開成まで達するターンオン遅延時間と、前記機械式シャッタの前記所定の露出時間との合計であり、
前記ターンオン遅延時間が、前記撮像ラインの各々の前記電子式シャッタの順次開成期間中における一連の電子式シャッタの開成と開成との間の間隔の合計であり、
前記ラインイメージデータ読み込みを順に実行する速度が、前記電子式シャッタの順次開成の速度と同じである、イメージセンサのシャッタを制御する方法。」

(相違点)
本願発明では、「電子式シャッタの集光時間」に「安定化遅延時間」が含まれ、「画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後、機械式シャッタを開く」ものであるのに対し、引用発明では、ラインの蓄積時間に、安定化時間が含まれるものとはされておらず、画素が安定化するまでの安定化遅延時間が経過した後にメカシャッタを開くものとはされていない点で相違する。

第4 当審の判断
1.相違点についての検討
各ラインがリセットされ、光電荷蓄積の開始の直後において、例えば上記引用例の35段落には、リセットスイッチがリセット時にノイズを発生することが記載されているが、この時点において、当該引用例の該実施例では、機械式シャッタは既に開いている構成であって、素子に対する該ノイズの影響を避けようとするためにノイズを除去する回路を別途設けているものであるから、本願発明のように、各ラインの光電荷蓄積の開始の後、メカシャッタを開くまでの間において、該ノイズ等の影響を避けるなど、画素が安定するまでに必要となる一定の時間である「安定化遅延時間」を設けようとする動機付けが生じるものではない。

また、例えば、公知例として、特開2004-147278号公報の第4図に示されるように、全てのフォトダイオードが信号電荷を蓄積している時間帯ΔTにおいて、電荷の蓄積の開始から、少し遅れた時間に、ストロボ発光をΔtsの時間に行う技術が開示されているものの、この技術においても、そもそも機械式シャッタが存在しないのであるから、各ラインの光電荷蓄積の開始の後、メカシャッタを開くまでの間において、画素が安定するまでに必要となる一定の時間である「安定化遅延時間」を設けようとする動機を教示するものにはならない。

2.したがって、本願発明は引用発明や公知技術等に基づいても、容易に発明をすることができたものとはいえない。

第5 むすび
以上のとおり、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2012-06-29 
出願番号 特願2005-262646(P2005-262646)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (H04N)
最終処分 成立  
前審関与審査官 井出 和水  
特許庁審判長 渡邊 聡
特許庁審判官 千葉 輝久
猪瀬 隆広
発明の名称 ラインスキャン方式のイメージセンサシャッタモジュール及びそのシャッタ制御方法  
代理人 渡辺 篤司  
代理人 徳本 浩一  
代理人 角田 恭子  
代理人 深川 英里  
代理人 森本 聡二  
代理人 松島 鉄男  
代理人 有原 幸一  
代理人 河村 英文  
代理人 吉田 尚美  
代理人 奥山 尚一  
代理人 中村 綾子  
代理人 田中 祐  
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