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審決分類 審判 訂正 ただし書き3号明りょうでない記載の釈明 訂正する A63F
管理番号 1261736
審判番号 訂正2012-390074  
総通号数 154 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-10-26 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2012-06-11 
確定日 2012-07-27 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第3596360号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第3596360号に係る明細書を本件審判請求書に添付された訂正明細書のとおり訂正することを認める。 
理由 1.手続の経緯
本件特許第3596360号の請求項に係る発明は、平成10年6月17日に出願された特願平10-188193号の特許出願の一部を平成11年7月13日に出願した特願平11-198286号に係り、平成16年9月17日にその特許権の設定の登録がなされたものである。

2.審判請求の要旨
本件審判請求の要旨は、本件特許第3596360号の明細書を、本件審判請求書に添付された訂正明細書のとおり訂正することを求めるものである。
その訂正内容は、次のとおりである。

<訂正事項1>
本件の特許請求の範囲の請求項1における、
「1回の図柄変動開始信号に基づいて、前記図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数を表示し、その後、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、」を
「1回の図柄変動開始信号に基づいて、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、その後、前記図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数を表示し、」と訂正する。

<訂正事項2>
本件の発明の詳細な説明の段落0005における、
「1回の図柄変動開始信号に基づいて、前記図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数が表示され、その後、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、」を
「1回の図柄変動開始信号に基づいて、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、その後、前記図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数が表示され、」と訂正する。

3.当審の判断
(1)訂正事項1について
訂正前の請求項1において、図柄表示器に「図柄が疑似確定表示される制限回数」が表示された後に、「図柄表示部の図柄が変動を開始」することとなっている。
ここで、本願の発明の詳細な説明に記載された実施例を見ると、「図柄表示部の図柄が変動を開始」する場合には、
・図柄変動開始信号によって図柄表示部の図柄が変動を開始する場合(以下、「第1の変動開始」という。)と、
・(その後の変動中において)疑似確定を行った後の再変動という形で図柄表示部の図柄が変動を開始する場合(以下、「第2の変動開始」という。)の二通りが存在し、その双方とも「1回の図柄変動開始信号に基づいて」行われる図柄の変動中に行われる「変動開始」に包含されるから、単に「前記図柄表示部の図柄が変動を開始し」では、どちらの変動の開始を指し示しているのかが明瞭ではないばかりか、本願実施例に記載されない「疑似確定表示される制限回数が表示されてから、上記第1の変動開始が行われる」ことをも包含すると解釈されるおそれがあった。
しかしながら、図柄が疑似確定表示される制限回数が表示されるまでに行われる「変動開始」は、上記第1の変動開始しか存在しないから、訂正前の「図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数を表示し」と「前記図柄表示部の図柄が変動を開始し」の順序を入れ換え、訂正後の請求項1における「前記図柄表示部の図柄が変動を開始し」が、上記第1の変動開始であることを明確化することは、明瞭でない記載の釈明を目的とするものである。
そして、上記訂正は訂正前の明細書に記載された事項に基づいたものであって、願書に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内においてされたものであるから、新規事項の追加に該当せず、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものでもない。

(2)訂正事項2について
特許請求の範囲における請求項1を訂正事項1のとおりに訂正したことに伴い、整合性を取るために、発明の詳細な説明の記載を訂正したものであるから、明瞭でない記載の釈明を目的とするものである。
そして、訂正事項1と同じ理由により、新規事項の追加に該当せず、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものでもない。

(3)付記
訂正事項1及び2は、上述したとおり、明瞭でない記載の釈明を目的としたものと認めることができ、特許法第126条第1項ただし書第1号または第2号に掲げる事項を目的としたものではないから、同法同条第7項の適用はない。
そのため、訂正後における特許請求の範囲に記載されている事項により特定される発明が、特許出願の際に独立して特許を受けることができたか否かを、あらためて検討することは、訂正許否の要件とはならない。

4.むすび
以上のとおりであるから、本件訂正審判の請求は、特許法第126条第1項ただし書第3号に掲げる事項を目的とするものである。また、同条第5項及び第6項の規定にも適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (54)【発明の名称】
遊技機
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を図柄表示器に設け、図柄変動開始信号により図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄が確定表示する可変表示ゲームが行われる遊技機であって、
1回の図柄変動開始信号に基づいて、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、その後、前記図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数を表示し、所定時間後に、外れ図柄を疑似確定表示することを前記制限回数まで実施した後に、図柄を確定表示することを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の図柄を変動表示する図柄表示部を有する遊技機であって、図柄表示に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機としてのパチンコ機には、複数の図柄を変動表示可能な複数の図柄表示部L1、L2、L3を有する特別図柄表示器が配設してあり、遊技球が図柄始動口に入賞することによって、前記各図柄表示部L1、L2、L3の図柄が変動を開始し、所定時間後に、順次図柄が停止し、その確定図柄の組合せが、例えば、全て同じ図柄であるとき、遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり)が生起するというものがある。
【0003】
又、遊技者に、特に、注目させるために、前記大当たりが生起する可能性がある、左図柄表示部L1と中図柄表示部L2に同じ図柄が停止表示したときには、所謂、リーチとなり、リーチアクションとして右図柄表示部L3の図柄変動を遊技者が認識可能な程度にゆっくり変動したり、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にして、遊技者に大当たりの期待感を抱かせることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した構成のパチンコ機において、遊技者は、可変表示ゲームにおいて、図柄表示部L1、L2が同じ図柄を停止表示すること、即ち、リーチとなるか否かに注目するので、図柄表示部L1、L2の図柄が異なったときには、大当たりへの期待感を喪失する。
そこで、前記リーチアクションである、図柄表示部L3の図柄変動を遊技者が認識可能な程度にゆっくり変動したり、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にすることを増加させることが考えられる。
しかし、このリーチの出現は、大当たりを生起させることと関連があるので、出現頻度を高くすることができないので、リーチを連続して出現させることは、極めて低くなり、大当たりへの期待感を抱かせる演出効果としては不充分である。
そこで、本発明は、遊技者に大当たりへの期待感を抱かせるに十分な可変表示ゲームを有する遊技機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の遊技機は、複数の図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を図柄表示器に設け、図柄変動開始信号により図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄が確定表示する可変表示ゲームが行われる。
そして、1回の図柄変動開始信号に基づいて、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、その後、前記図柄表示器には図柄が疑似確定表示される制限回数が表示され、所定時間後に、外れ図柄を疑似確定表示することを制限回数まで実施した後に、図柄を確定表示する。
そのため、1個の入賞球(1回の図柄変動開始信号)によって、制限回数(複数回)の可変表示ゲームが行われるので、あたかも大当たりとなる可能性が高くなったような効果を奏することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1(正面図)は遊技機としてのパチンコ機10を示す。
このパチンコ機は、球貸機20と対をなし、この球貸機20にはカードリーダ(図示略)が内蔵してある。又、この球貸機20の正面パネル21には、この球貸機の作動が有効であるときの表示ランプやカード挿入口22が設けてある。一方、パチンコ機の前面パネル11に取り付けてある上皿12には、前記球貸機20の操作釦等が配設してあり、具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカードの残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者の操作により球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供給する変換釦13b、カード返却用の返却釦13cが設けてある。
【0007】
尚、上皿12の下には下皿17が配設してあって、上皿12が満杯となったときオーバーフローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル18の操作により前記上皿12からの1球毎に供給される遊技球をガイドレール31で案内して遊技領域19に発射する。
遊技領域19のほぼ中央部には、複数の変動図柄を介して可変表示ゲームを行う液晶表示の図柄表示器Lが配置してある。この図柄表示器Lは左図柄表示部L1、中図柄表示部L2、右図柄表示部L3に区分表示可能とし、図柄「0?9、A?E」の15種類を、この順序で変動表示する。
尚、これらの図柄「0?9、A?E」のうち、「1、3、5、7、A」の5種類を特定図柄に、それ以外の10種類の図柄を非特定図柄とする。
【0008】
又、図柄表示器Lの左右側部には、普通図柄始動ゲート23a、23bが備えてあり、遊技球が通過すると後述の大入賞口58に付設の普通図柄表示器56の図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止し、その確定図柄が予め設定した図柄と一致したとき当たりとなり、普通電動役物57を所定時間、開成する。尚、これらの普通図柄始動ゲート23a、23bを通過した遊技球は遊技領域19中央下部に流下するように構成してある。又、遊技領域19には、その他、普通入賞口55a、55b等が配設してある。
【0009】
次に、前記構成の遊技機における図柄表示について、割込処理で実行される制御フローを参照して説明する。尚、図2は各実施の形態における共通の制御フローである。
図2(A)は初期化を行い、パチンコ機の電源が投入されると(S1)、遊技者にとって有利な大当たり(特別遊技状態)となる確率を低確率状態(1/330)に設定すると共に、判定カウンタHc(0?329の循環数)、確定図柄決定手段である循環カウンタM1、M2、M3、判定メモリQ(I)(I=1?4)の初期化を行う(S2)。
【0010】
図2(B)は、普通電動役物57に入賞した入賞球の処理を行うものであり、普通電動役物57に入賞したか否かを検出し(S5)、検出したときには後記で詳述する判定カウンタHc(0?329)の値を読み取る。
そして、判定メモリQ(1)がゼロであるか否かを判定し(S6)、ゼロであるときには、入賞球の可変表示ゲームを実施中であるか、或いは、入賞球がない状態であるので、カウンタIの値を1にセットする(S7)。即ち、ステップ14以下で詳述する判定メモリQを記憶する番地(1?4)をセットする。
【0011】
反対に、判定メモリQ(1)がゼロでないときには、判定メモリQ(2)の値がゼロであるか否かを判断し(S8)、ゼロであるときには、カウンタIを2にセットする(S9)。以下、順次、判定メモリQ(3)、Q(4)について判断すると共に、カウンタIの値をセットする(S10?S13)。尚、判定メモリQ(4)がゼロでないときには、既に、最大記憶(4個)があるため、この入賞球を無視するので、このルーチンの処理を終了する。
また、可変表示ゲームに寄与する前記入賞球の判定メモリQ(I)が、ゼロでない数に対応して、遊技領域19に配設の記憶ランプLRを点灯するので、遊技者は残りの可変表示ゲームの数を知ることができる。
【0012】
そして、前記読み込んだ判定カウンタHc(0?329)の値が「7」であるか否かを判定する(S14)。そして、「7」であるときには、後記の可変表示ゲームにおいて大当たり(特別遊技状態)を生起するために、判定メモリQ(I)に1を書込む。
次に、前記判定カウンタHc(0?329)の値が「80?90」であるときには、後記の可変表示ゲームにおいてリーチ態様を表示するために、判定メモリQ(I)に2を書込み(S16、S17)、それ以外の場合には判定メモリQ(I)に3を書込んで外れ処理を行う(S18)。
以上の処理によって、判定メモリQ(I)(I=1?4)は、大当たりの場合には「1」、リーチのときには「2」、外れの場合には「3」の何れかが記憶される。
【0013】
図2(C)は、判定カウンタHc(0?329)と、大当たり等における各図柄表示部L1、L2、L3に確定表示する図柄を選定する循環カウンタM1、M2、M3の処理を行う。
先ず、判定カウンタHcにリセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加算し(S20)、その加算した判定カウンタHcの値が、330であるか否かを判定する(S21)。判定カウンタHcの値が330であるときには、判定カウンタHcの値を初期化する(S22)。この処理によって、判定カウンタHcの値は0?329の循環数となる。
【0014】
循環カウンタM1にリセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加算し(S25)、循環カウンタM1の値が15であるか否かを判定する(S26)。そして、循環カウンタM1の値が15であるときには、循環カウンタM1を初期化すると共に、循環カウンタM2に1を加算する(S27)。
次に、循環カウンタM2が15であるか否かを判定し(S28)、循環カウンタM2の値が15であるときには、循環カウンタM2を初期化すると共に、循環カウンタM3に1を加算する(S29)。
そして、循環カウンタM3が15であるか否かを判定し(S30)、循環カウンタM3の値が15であるときには、循環カウンタM3を初期化する(S31)。以上によって、循環カウンタM1、M2、M3は0?14の循環数となる。
【0015】
尚、前記循環カウンタM1、M2、M3によって選定された図柄は、下記の要領で表示される。
(イ)大当たりのときには、左図柄表示部L1、中図柄表示部L2及び右図柄表示部L3には、循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示する。
(ロ)リーチのときには、リーチ態様として、左図柄表示部L1と中図柄表示部L2には循環カウンタM1の値、右図柄表示部L3には循環カウンタM3の値(但し、循環カウンタM1と異なる値)に対応する図柄を表示する。
(ハ)外れのときには、左図柄表示部L1、中図柄表示部L2及び右図柄表示部L3には循環カウンタM1、循環カウンタM2(但し、循環カウンタM1と異なる値)、循環カウンタM3の値に対応する図柄を表示する。
【0016】
(第1の実施の形態)
次に、本実施の形態を、図1、図2を前提とし、図3の制御フローを参照して説明する。
判定メモリQ(1)がゼロであるか否かを判定し(S39)、即ち、図柄変動開始記憶があるか否かを判定し、ゼロでない場合には、判定メモリQ(1)を記憶変数QQに記憶すると共に、判定メモリQ(I)の値を判定メモリQ(Iー1)にシフトし、ゼロでないQ(I)(最大のIの値)をゼロにセットして新たな入賞球に対処する。又、後記で詳述する図柄の再変動回数iの初期化を行う(S40)。
そして、図柄変動開始信号によって図柄表示部L1、L2、L3の図柄変動を一斉に開始する(S41)。
次に、循環カウンタM1、M2、M3の値を読み込んで、表示図柄の選定をなすと共に、再変動回数iに1を加算する(S42)。
【0017】
この可変表示ゲームにおいて、大当たりか(QQ=1)、リーチ(QQ=2)であるか否かを判定し(S43)、該当する場合には、リーチアクションを奏するために、先ず、左図柄表示部L1に前記循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示する(S44)。次に、中図柄表示部L2にも同じ図柄を表示して(S45)、リーチ態様を表示する。
【0018】
次に、再度、大当たり(QQ=1)であるか否かを判定し(S46)、大当たりであるときには、右図柄表示部L3の図柄はリーチアクションの表示を行う(S47)。
このリーチアクションには、右図柄表示部L3の図柄変動を遊技者が認識可能な程度にゆっくり変動したり、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にして、遊技者に大当たりの期待感を抱かせることが行われている。
そして、このリーチアクションが終了と共に、右図柄表示部L3に図柄を確定表示(図柄表示を停止させて表示)する。
これによって、各図柄表示部L1、L2、L3には同じ図柄が確定表示され、大当たり(特別遊技状態)を生起させる。
【0019】
前記ステップ46において、大当たりでないときにおいても、前記ステップ47と同様に、リーチアクションを行う(S50)。しかし、この場合には、大当たりを生起させないので、右図柄表示部L3には、循環カウンタM3の値(但し、循環カウンタM1と異なる値)に対応する図柄を表示するが(S51)、この表示態様は確定表示でなく、疑似確定表示(あたかも停止したごとく見えるが、僅かに変動している態様)である。
そして、再変動回数iの値が、予め設定の値N1以上であるか否かを判定し(S52)、以上であるときには、前記図柄表示部L1、L2、L3には図柄を確定表示して、このルーチンでの処理を終了するが、そうでないときにはステップ41に戻る。
【0020】
前記ステップ43において、外れと判定されたときには、先ず、左図柄表示部L1には循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示する(S55)。次に、中図柄表示部L2には循環カウンタM2(但し、循環カウンタM1と異なる値)の値に対応する図柄を表示する(S56)。そして、右図柄表示部L3には、循環カウンタM3の値に対応する図柄を表示するが(S57)、この表示態様は確定表示でなく、疑似確定表示(あたかも停止したごとく見えるが、僅かに変動している態様)である。このように、外れのときには、右図柄表示部L3を早期に表示して、外れの処理を速める。
次に、再変動回数iの値が、予め設定の値N2以上であるか否かを判定し(S58)、以上であるときには前記図柄を確定表示して、このルーチンでの処理を終了するが、そうでないときにはステップ41に戻る。
【0021】
繰り返しのステップ41以下の実行は、前記処理と同じであるため、説明を略するが、疑似確定表示(或いは確定表示)する図柄は、このステップ41で再選定するため、前回と異なる図柄が表示される可能性が多いので、異なった可変表示ゲームを行うこととなる。
【0022】
以上のように、大当たりを生起させるとき(QQ=1)には、リーチ態様の表示、リーチアクションを行った後に、大当たり図柄を確定表示させる。
しかし、リーチ(QQ=2)のときには、予め設定のN1回のリーチ態様、リーチアクションを行い、外れのとき(QQ=0)には、N2回の図柄変動が行われる。
従って、外れのときであっても、N2が2以上に設定してあると、1個の入賞球(1回の図柄変動開始信号)によって、複数回の可変表示ゲームが行われるので、あたかも大当たりとなる可能性が高くなったような効果を奏することができる。
尚、リーチの場合であっても、N1が2以上に設定してあると、リーチアクションが連続して生起するが、結果として外れとなる場合を生起させることができるし、N1が1に設定してあると、1回のリーチ態様とリーチアクションの終了と共に、図柄を確定表示して、今回の可変表示ゲームは終了する。
【0023】
(第2実施の形態)
本実施の形態は、前記第1の実施の形態における図1、図2は同じであるが、図柄選定変数Sを採用して、この図柄選定変数によって、次回の再図柄変動(可変表示ゲーム)をリーチアクションとするか、外れ表示とするかを選定可能とするものであり、図4を参照して説明する。尚、前記第1の実施の形態と同じ作用をなすステップには同じ符号を附して説明する。
【0024】
図柄変動開始記憶があるときには、前記第1の実施の形態における判定メモリのシフト等の他に、図柄選定変数Sの初期化を行う(S60)。
そして、図柄変動開始信号によって、図柄表示部L1、L2、L3は一斉に図柄変動を開始し(S61)、循環カウンタM1、M2、M3の値を読み込んで、表示図柄の選定をすると共に、再変動回数iに1を加算する(S42)。
次に、図柄選定変数Sがゼロであるか否かを判定し、ゼロでないときにはステップ44に進むが、最初は、前記ステップ60で「0」に設定してあるのでステップ43の処理を行う。
このステップ43では、この可変表示ゲームにおいて、大当たり(QQ=1)か、リーチ(QQ=2)か否かを判定し(S43)、該当する場合には、先ず、左図柄表示部L1に前記循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示し(S44)、次に、中図柄表示部L2にも同じ図柄を表示して(S45)、リーチ態様を表示する。
【0025】
次に、大当たり(QQ=1)であるか否かを判定し(S46)、大当たりであるときには、右図柄表示部L3の図柄はリーチアクションと称する表示態様を行う(S47)。
このリーチアクションには、右図柄表示部L3の図柄変動を、遊技者が認識可能な程度にゆっくり変動したり、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にして、遊技者に大当たりの期待感を抱かせることが行われている。そして、このリーチアクションが終了と共に、右図柄表示部L3に図柄を確定表示する。
これによって、各図柄表示部L1、L2、L3には同じ図柄が確定表示され、大当たり(特別遊技状態)を生起させる。
【0026】
前記ステップ46において、大当たりでないときにおいても、前記ステップ47と同様に、リーチアクションを行う(S50)。しかし、この場合には、大当たりを生起させないので、右図柄表示部L3には、循環カウンタM3の値(但し、循環カウンタM1と異なる値)に対応する図柄を疑似確定表示し(S65)、ステップ66に進む。
【0027】
一方、前記ステップ43において、外れと判定されたときには、先ず、左図柄表示部L1には循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示する(S55)。次に、中図柄表示部L2には循環カウンタM2(但し、循環カウンタM1と異なる値)の値に対応する図柄を表示する(S56)。そして、右図柄表示部L3には、循環カウンタM3の値に対応する図柄を、早めに疑似確定表示して(S65)、外れ処理の迅速を図る。
【0028】
そして、再変動回数iの値が、予め設定の値N以上であるか否かを判定し(S66)、以上であるときには、図柄を確定表示した後に、このルーチンでの処理を終了するが、そうでないときには、乱数等で、図柄選定変数Sを「0」か「1」の何れかに設定した後に、ステップ61に戻る。
【0029】
ステップ61に戻ると、表示図柄が再選定されるため、前回と異なる図柄が表示される可能性が多いので、異なった可変表示ゲームを行うこととなるし、図柄選定変数Sが「0」か「1」の何れかによって異なる表示態様となる。
即ち、図柄選定変数Sが「0」である場合には、ステップ43で、大当たり(QQ=1)であるか、リーチ(QQ=2)であるか否かが判断されて、その後の表示態様が選定されるが、図柄選定変数Sが「1」である場合には、ステップ44に進むため、全て、リーチ態様後にリーチアクション表示となる。
【0030】
この結果、1個の入賞球に基づく可変表示ゲームにおいて、外れ(QQ=0)であっても、複数回の可変表示ゲームを行う過程において、リーチアクションを表示する可能性があるし、反対に、リーチ(QQ=2)であっても、途中で外れ表示を行うこともある。
従って、1個の入賞球に対して、あたかも、複数回の可変表示ゲームが生起しているかの如くになると共に、その過程において複雑な表示態様を奏することとなる。
【0031】
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、前記第1の実施の形態における図1、図2は同じであるが、大当たり(QQ=1)を生起させるとき、複数回のリーチアクションを経て大当たり表示を確定させる点を異にし、図5を参照して説明する。尚、前記第1の実施の形態と同じ作用のステップには同じ符号を附して説明を略す。
【0032】
ステップ48において、右図柄表示部L3の図柄は確定表示でなく、疑似確定表示とし、再度、図柄変動を開始すると共に、表示図柄の選定を行う(S70、S71)。
その後、左図柄表示部L1、中図柄表示部L2の順序に図柄表示を行い(S72、S73)、そして、リーチアクション(S74)を行った後に、右図柄表示部L3を確定表示して(S75)、大当たりを生起させる。
以上の過程において、大当たりを生起する場合、前記ステップ48において非特定図柄での大当たりであっても疑似確定図柄であり、遊技者は次のステップ72以下における確定図柄に期待を抱くこととなる。
尚、本実施の形態では、2回の図柄変動を行った後に確定図柄で大当たりを生起する例であるが、更に多くの再変動回数を採用してもよいことはいうまでもない。
【0033】
(第4の実施の形態)
本実施の形態は、図2を前提に、図7に示す制御フローに示すが、パチンコ機の正面図である図6は、図1とは、可変表示ゲームに寄与する入賞球の数(最大4個)の表示(記憶ランプLR)は、液晶表示の図柄表示器Lに表示する点を異にする。
従って、図2(B)の制御フローを実行した結果、ゼロでない値の判定メモリQ(I)に対応する数の記憶ランプLR(丸印)を表示する(図8(A)参照)。尚、図8(A)に示す態様は、2個の入賞球(LR(1)、LR(2))がある場合を示す。
【0034】
判定メモリQ(1)がゼロであるか否かを判定し(S101)、即ち、図柄変動開始記憶があるか否かを判定し、ゼロでない場合には、判定メモリQ(1)を記憶変数QQに記憶すると共に、判定メモリQ(I)の値を判定メモリQ(Iー1)にシフトし、ゼロでないQ(I)(最大のIの値)をゼロにセットして(S102)、新たな入賞球に対処する。
【0035】
次に、入賞球1個に対する再変動回数(可変表示ゲーム数)は、選択変数Z(本実施の形態では左図柄表示部L1の図柄選定の循環カウンタM1(或いは、M2、M3でもよい)の値(0?14)を採用)で、次のとおりに選定する。
選択変数Z(M1)が「0」のときには、制限回数jに「1」、制限回数kに「4」をセットする(S103、S104)。この制限回数jは、最終的に大当たり(QQ=1)を生起させるときと、リーチ(QQ=2)であるときの回数であり、制限回数kは外れ(QQ=3)を生起させるときまでの再変動回数(可変図柄ゲームの回数)である。
【0036】
そして、選択変数Zが「1?2」のときには、制限回数jに「2」、制限回数kに「3」をセットする(S105、S106)。選択変数Zが「3?6」のときには、制限回数jに「3」、制限回数kに「2」をセットする(S107、S108)。又、選択変数Zが「7?14」のときには、制限回数jに「4」、制限回数kに「1」をセットする(S109)。
このように、大当たりとなる場合には、再変動回数を多くする確率を高くして遊技者により興味を示し、反対に、外れとなるときには少ない再変動回数が高確率に設定してある。
【0037】
次に、再変動回数i、図柄選定変数Sの初期化を行った後に(S115)、大当たりか(QQ=1)、リーチ(QQ=2)であるか否かを判定し(S116)、該当する場合には、図柄変動開始信号によって図柄表示部L1、L2、L3の図柄を一斉に変動を開始する(S117)。
すると、今回の可変表示ゲームに対応する、左端の記憶ランプLR(1)は、左図柄表示部L1の上に移動表示すると共に、前記制限回数j(2回であるから、j(1)、j(2)を点灯表示))をランプのごとく表示する(図8(B)参照)。
この結果、遊技者は、1個の入賞球に対して、可変表示ゲームが行われる回数jが2回であるを知る。
尚、この時、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にして、遊技者に大当たりの期待感を抱かせることを行ってもよい。
【0038】
次に、循環カウンタM1、M2、M3の値を読み込んで、表示図柄の選定をなすと共に、再変動回数iに1を加算する(S118)。
そして、先ず、左図柄表示部L1に前記循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示する(S119)。次に、中図柄表示部L2にも同じ図柄を表示を表示して(S120)、リーチ態様を表示する。
【0039】
次に、リーチアクションの表示を行った後に(S121)、再変動回数(可変表示ゲーム回数)iが制限回数j以上であるか否かを判定し、以上であるときには、再度、大当たり(QQ=1)であるか否かを判定する(S125、S126)。
このリーチアクションには、右図柄表示部L3の図柄変動を遊技者が認識可能な程度にゆっくり変動したり、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にして、遊技者に大当たりの期待感を抱かせることが行われている。
そして、大当たりのときには、右図柄表示部L3に中図柄表示部L2の図柄と同じ図柄を確定表示して、大当たり(特別遊技状態)を生起させる(S127)。一方、大当たりでないとき(QQ=2)には、右図柄表示部L3に中図柄表示部L2の図柄と異なる図柄(M3)を確定表示してこのルーチンを終了する(S128)。
【0040】
尚、この右図柄表示部L3に図柄を確定表示するときには、制限回数j(1)の表示は、図8(C)に示す破線上を順次表示しながら、右図柄表示部L3に移動し、その後、右図柄表示部L3に図柄を確定表示する方式である(図8(D))。又、この処理は、再変動回数iが制限回数jになるときの処理であり、制限回数j(1)の終了と共に右図柄表示部L3に確定表示をするものであり、大当たりと外れにおける右図柄表示部L3に確定表示する図柄を異にする(S127、S128)。
以上によって、遊技者は、制限回数j(1)の表示が右図柄表示部L3に移動すると疑似確定表示され、その右図柄表示部L3に確定表示される図柄が大当たり図柄であるか、興味を引くこととなる。
【0041】
前記ステップ125において、再変動回数iが、制限回数jより少ないときには、その後、右図柄表示部L3に中図柄表示部L2の図柄と異なる図柄(M3)を疑似確定表示して、ステップ117に戻る(S130)。
以上、ステップ117?S130までのルーチンは、大当たり(QQ=1)或いはリーチ(QQ=2)であるときの処理であり、この処理は制限回数j回行われ、この図柄変動において、少なくとも、1回のリーチアクションを含む可変表示ゲームが行われる。
しかし、大当たり(QQ=1)となる場合には、制限回数jの値が3回或いは4回に設定される確率が高いので(S108、S109)、遊技者は、リーチアクションが多数回行われると、大当たりになる可能性が高いことを知ることとなる。
【0042】
次に、前記ステップ116において、大当たりでないときの処理について説明する。
外れの場合でも、図柄変動開始信号によって図柄表示部L1、L2、L3の図柄変動を一斉に開始する(S131)と、今回の可変表示ゲームに対応する、左端の記憶ランプLR(1)は、左図柄表示部L1の上に移動表示すると共に、前記制限回数k(2回であるから、k(1)、k(2)を点灯表示))をランプのごとく表示する(図8(B)において、jをkとする)。
この結果、遊技者は、1個の入賞球に対して、可変表示ゲームが行われる回数kが2回であるを知る。
尚、この時、図柄の背景、ランプやLED、或いは音声を通常時と異にして、遊技者に大当たりの期待感を抱かせることを行ってもよい。
【0043】
次に、循環カウンタM1、M2、M3の値を読み込んで、表示図柄の選定をなすと共に、再変動回数iに1を加算する(S132)。
そして、図柄選定変数Sがゼロであるか否かを判断する(S133)。この図柄選定変数Sはリーチアクションを行うか否かを選定する変数である。
図柄選定変数Sがゼロである場合には、リーチアクションを行わず、先ず、左図柄表示部L1に前記循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示する(S134)。次に、中図柄表示部L2は前記循環カウンタM2の値に対応する図柄を表示を表示して(S135)、ステップ141に進む。
【0044】
一方、前記ステップ133で、図柄選定変数Sがゼロでない場合には、リーチアクションを行うため、左図柄表示部L1に前記循環カウンタM1の値に対応する図柄を表示した後に(S136)、中図柄表示部L2には左図柄表示部L1と同じ図柄を表示して、リーチ態様を表示する(S137)。そして、リーチアクションを行う(S138)。
このように、図柄選定変数Sの値によって、リーチアクションを行うことによって、即ち、外れであっても、リーチアクションを行うことによって、遊技者に大当たりの可能性があることを示す。
【0045】
そして、再変動回数iが、制限回数k以上であるか否かを判断し(S141)、以上であるときには、可変表示ゲームが終了であるので、右図柄表示部L3には、循環カウンタM3の値に対応する図柄(外れ図柄であるので、中図柄表示部L2と異なる図柄)を確定表示する(S142)。
尚、この右図柄表示部L3に図柄を確定表示するときには、前記制限回数j(1)と同様に、図8(C)に示す破線上を順次表示しながら、右図柄表示部L2に移動し、その後、右図柄表示部L3に図柄を確定表示する(図8(D))。
【0046】
この処理は、再変動回数iが制限回数kになるときの処理であり、制限回数k(1)の終了と共に右図柄表示部L3に循環カウンタM2の値に対応する図柄(外れ図柄)を確定表示をする。
【0047】
一方、再変動回数iが、制限回数kより少ないときには、右図柄表示部L3には、循環カウンタM3の値に対応する図柄(外れ図柄であるので、中図柄表示部L2と異なる図柄)を疑似確定表示する(S143)。
そして、循環カウンタM2(循環カウンタM1、M2であってもよい)の値が、0?3であるか否かを判断する(S150)。即ち、図柄選定変数Sの値を「0」にする確率は、先ず、4/15とする(S151)。
【0048】
一方、循環カウンタM2の値が、4?15であるときには、ステップ152において、更に、乱数等を介して、図柄選定変数Sの値を「0」或いは「1」の何れかに選択する。即ち、図柄選定変数Sの値を「1」にして、次回の可変表示ゲームにおいて、外れであるので、できるだけリーチアクション(S138)が生起し難いように確率を低くしている。
尚、この図柄選定変数Sの値を「1」に設定するか、「0」に設定するかは、この方法以外に、他の確率変数を導入して選定すればよいし、機種によって、その確率を適宜変更することはいうまでもない。
【0049】
そして、図柄選定変数Sの値は、「0」或いは「1」に選定されて、ステップ131に戻って、図柄表示部L1、L2、L3の図柄変動を開始する。
そして、ステップ132以下の処理は、前記したように、制限回数k回まで行う。
以上のように、遊技者に対して、1個の入賞球であっても、制限回数k回の図柄変動(可変表示ゲーム)を行う利点を与えることができると共に、外れであっても、リーチアクションを生起する可能性があるので、大当たりの可能性を与える。
【0050】
尚、前記において、右図柄表示部L3に、図柄を確定表示或いは疑似確定表示するときには、制限回数j、kの表示は、図8(C)に示す破線上を順次表示しながら、右図柄表示部L3に移動し、その後、右図柄表示部L3に図柄を確定表示する方式であるが(図8(D))、移動しなくて、右図柄表示部L3に図柄を疑似確定表示した後に、その場で、消灯させる方式であってもよい。
【0051】
なお、前記大当たりには、特定図柄での大当たりと非特定図柄での大当たりがあり、特定図柄での大当たりのときには第1特別遊技状態となり、非特定図柄での大当たりは第2特別遊技状態になり、遊技者にとって、第1特別遊技状態の方が第2特別遊技状態に比して有利である。
【0052】
この相違を例示すると、
(例1)第1特別遊技状態と第2特別遊技状態での大入賞口の開成時間(或いは、入賞球の個数)は同じであるが、第1特別遊技状態では、今回の大当たり処理が終了後に、大当たりとなる確率を高確率に変移させて第2特別遊技状態に比して有利に設定する。尚、低確率状態における大当たりとなる確率は、1/330であるが、高確率状態における大当たりの確率は1/60である。
(例2)大当たり処理が終了後において、大当たりとなる確率は、第1特別遊技状態と第2特別遊技状態では同じであるが、第1特別遊技状態において、大入賞口の開成時間t(或いは開成中における入賞球の個数a)、又は、大入賞口の開成回数Xを遊技者にとって有利に設定する。
【0053】
尚、前記した各実施の形態における確率、制限回数j、k等は例示に限定されるものではないし、それらの概念は、各実施の形態に拘泥されることなく組合せをおこなって、更に異なる遊技形態を構成してもよいことはいうまでもないし、他の遊技機(パチンコ機やスロットマシン等)にも適用できることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】
請求項1の遊技機は、1個の入賞球(1回の図柄変動開始信号)によって、疑似確定表示と確定表示が行われるので、大当たりへの期待感が増す効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】(A)(B)(C)は各実施の形態に共通の制御フローを示す図である。
【図3】第1の実施の形態における制御フローを示す図である。
【図4】第2の実施の形態における制御フローを示す図である。
【図5】第3の実施の形態における制御フローを示す図である。
【図6】第4の実施の形態におけるパチンコ機の正面図である。
【図7】第4の実施の形態における制御フローを示す図である。
【図8】(A)?(D)は、第4の実施の形態における図柄表示器の図柄表示態様を示す図である。
【符号の説明】
23a、23b 普通図柄始動ゲート
57 普通電動役物
58 大入賞口
L 図柄表示器
L1?L3 図柄表示部
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審決日 2012-07-17 
出願番号 特願平11-198286
審決分類 P 1 41・ 853- Y (A63F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 吉村 尚  
特許庁審判長 長崎 洋一
特許庁審判官 秋山 斉昭
吉村 尚
登録日 2004-09-17 
登録番号 特許第3596360号(P3596360)
発明の名称 遊技機  
代理人 犬飼 達彦  
代理人 犬飼 達彦  

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