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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) B60R
管理番号 1262815
審判番号 不服2010-22239  
総通号数 154 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-10-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2010-10-04 
確定日 2012-09-05 
事件の表示 特願2000-532313号「出力適応型インフレータ」拒絶査定不服審判事件〔平成11年 8月26日国際公開、WO99/42339、平成14年 2月 5日国内公表、特表2002-503584号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1.手続の経緯
本願は,平成11年2月10日(パリ条約による優先権主張外国庁受理1998年2月18日,米国)を国際出願日とする出願であって,平成22年6月10日付けで拒絶査定がなされ,これに対し,同年10月4日に拒絶査定不服審判の請求がなされると同時に手続補正がなされたものである。
その後,当審において,平成23年9月21日付けで拒絶理由を通知したところ,平成23年12月27日付けで手続補正がなされるとともに意見書が提出された。

第2.当審で通知した拒絶理由
平成23年9月21日付けで通知した拒絶理由の概要は,以下のとおりである。
「この出願の下記の請求項1ないし19に係る発明は、その出願(優先日)前日本国内又は外国において頒布された下記の刊行物に記載された発明に基いて、その出願(優先日)前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

[引用刊行物]
独国特許出願公開第19620758号明細書(以下「引用例」という。)
国際公開第97/34784号(以下「公知例1」という。)
登録実用新案3040049号公報(以下「公知例2」という。)」

第3.本願発明
1.本願請求項1に係る発明
本願請求項1に係る発明は、平成23年12月27日付けの手続補正に係る特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定される、次のとおりのものと認める。
「【請求項1】 休止状態において第一燃焼生成物を生成するために点火可能な所定量の第一ガス発生剤を収容する第一室を画成するハウジングを具備し、前記第一室が休止状態において第二燃焼生成物を生成するために点火可能な所定量の第二ガス発生剤を収容する略円筒形の第二室を内包し、該第二室が第二燃焼生成物を上記第一室の内容物と連通させるために開くようにされた間隔をあけて配置された複数の出口オリフィスを有し、上記第一室に作用的に関連する第一点火装置と、上記第二室に作用的に関連する第二点火装置とを具備して、さらに、上記第一室内に収容された第一ガス発生剤の点火の際に形成される燃焼生成物が上記第二室に熱的に接触したときの該第二室内に収容された第二ガス発生剤の自動点火を回避するのに効果的なように絶縁体を上記第二室の周囲に沿って具備するエアバッグインフレータ。」(以下「本願発明」という。)

第4.引用刊行物の記載事項と引用発明
1.当審で通知した拒絶理由で引用した、本願の優先権主張日よりも前に頒布された上記引用例には、Fig(図)1?4と共に、次の(a)?(e)の事項が記載されている。(なお、原文の後の括弧{ }内は当審での訳文である。)
(a)「In Fig. 1 ist ein Gasgenerator gezeigt, dessen Gehause i.w. von einem Oberteil 10 und einem Unterteil 30 gebildet wird. Im folgenden werden zunachst die weiteren Teile des Gasgenerators in der Reihenfolge ihres Zusammenbaues geschildert, bevor die Funktionsweise des Gasgenerators beschrieben wird.
Das axialsymmetrische Oberteil 10 hat eine topfformige Struktur, die durch eine zylindrische Aussenwand 11 nach aussen begrenzt ist. In ein Innengewinde der Innenseite der Aussenwand 11 ist eine ringformige axiale Zwischenwand 20 so weit eingeschraubt, bis ihr radialer Innenabschnitt an einer Innenschulter 12 und ihr radialer Aussenabschnitt an einer Aussenschulter 19 des Oberteils 10 an liegt.
Die Anlage des radialen Innenabschnittes der Zwischenwand 20 an der Innenschulter 12 wird dabei gesichert durch einen Haltering 23, der uber einen ersten Dreh-Bajonett-Verschluss mit einer zylindrischen Innenwand 15 des Oberteils 10 verbunden ist.
Das Oberteil 10 und die Zwischenwand 20 bilden eine ringformige obere Brennkammer 61, in der sich ein oberer Treibstoff 63 in Tablettenform befindet. Eine obere Anzundeinheit 18 ist in einer nach innen offenen Aufnahme 13 im Oberteil 10 angeordnet und uber obere Zundoffnungen 14 mit der oberen Brennkammer 61 verbunden. 」 (第5欄第26?51行)
{「図1はハウジングが何らかの方法で上部部品10と下部部品30とから形成されているガス発生器を示している。以下では先ず、ガス発生器の機能を説明する前にガス発生器のその他の部品を組立て順に説明する。
軸対称の上部部品10は円筒形の外壁11によって外側から境界が形成されている鉢状の構造を有している。外壁11の内側の雌ねじには、半径方向内側のセグメントが上部部品10の内側のショルダー12に、また半径方向外側のセグメントが外側のショルダー19に当接するまで、環状の軸方向隔壁20がねじ込まれる。
隔壁20の半径方向内側のセグメントが内側のショルダー12に当接することは保持リング23によって確保され、この保持リングは第1の回転差し込みロックを介して上部部品10の円筒形の内壁15と連結されている。 上部部品10と隔壁20とは環状の上部燃焼室61を形成し、その内部には錠剤状の上部燃料63が入っている。上部点火ユニット18は上部部品10内の内側に開いている切り欠き部13内に配置され、上部点火口14を介して上部燃焼室61と連結されている。」}

(b)「In das Innengewinde der Aussenwand 21 ist auch eine zylindrische Innenwand 31 des Unterteils 30 so weit eingeschraubt, bis diese an der Zwischenwand 20 an liegt.Dabei greift das Zentralrohr 40 durch eine zentrale Offnung des Unterteils 30 hindurch. 」(第5欄第56?60行) {「外壁21の雌ねじには、下部部品30の円筒形内壁31も隔壁20に当接するまでねじ込まれる。その際に中心管40は下部部品30の中心開口を貫通してこれと嵌合する。」}
(c)「Das Unterteil 30, die Zwischenwand 20 und das Zentralrohr 40 bilden eine ringformige untere Brennkammer 62, in der sich ein unterer Treibstoff 64 in Tablettenform befindet. Dabei sind der obere Treibstoff 63 und der untere Treibstoff 64 unterschiedliche Treibstoffe. In dem Zentralrohr 40 befindet sich eine untere Anzundeinheit 41, die uber Zundoffnungen 43 im Zentralrohr 40 mit der unteren Brennkammer 62 verbunden ist. Weiterhin sind durch das Zentralrohr 40 Zundleitungen 42 fur die obere Anzundeinheit 18 hindurchgefuhrt. 」(第6欄第5?14行)
{「下部部品30と、隔壁20と、中心管40とは環状の下部燃焼室62を形成し、その内部には錠剤状の下部燃料64が入れられている。その際に上部の燃料63と下部の燃料64は異なった燃料である。中心管40内には中心管40内の点火口43を介して下部燃焼室62と連結されている下部点火ユニット41が配置されている。更に、中心管40を貫いて上部点火ユニット18用の点火用導線42が案内されている。」}

(d)「Uber axiale obere Austrittsoffnungen 21 in der Zwischenwand 20, welche die beiden Brennkammern 61, 62 voneinander trennt, sind diese dennoch miteinander verbunden.・・・
Untere Austrittsoffnungen 32 in der Innenwand 31 des Unterteils 30 verbinden die untere Brennkammer 62 mit einer Filterkammer 51, die durch die Aussenwand 11 des Oberteils 10, die Innenwand 31 des Unterteils 30 und ein Filterrohr 50 gebildet ist.・・・Aus der Filterkammer 51 heraus in Richtung auf einen Luftsack (nicht gezeigt) fuhren Ausstromoffnungen 52 im Filterrohr 50. 」(第6欄第15?39行)
{「双方の燃焼室61、62を互いに分離する隔壁20内の軸方向の上部出口開口部21を介して、隔壁にも関わらず双方の燃焼室は互いに連通している。・・・
下部部品30の内壁31内の下部出口開口部32は、上部部品10の外壁11と、下部部品30の内壁31と、フィルタ管50とを貫いて形成されているフィルタ室51と下部燃焼室62とを連通している。・・・フィルタ室51から気嚢(図示せず)の方向にフィルタ管50内の流出口52が案内されている。」}

(e)「Im Falle eines Fahrzeug-Crashs aktiviert eine geeignete Sensorik (nicht gezeigt) die obere Anzundeinheit 18 und die untere Anzundeinheit 41 entweder gleichzeitig oder zeitlich verzogert nacheinander. Die aktivierten Anzundeinheiten 18, 41 zunden uber die Zundoffnungen 14, 43 den in den jeweiligen Brennkammern 61, 62 befindlichen Treibstoff 63, 64, wodurch heisse Treibgase entstehen.
Die oberen Austrittsoffnungen 21 der Zwischenwand 20 sind durch die Verdammung zunachst verschlossen, d. h. die beiden Brennkammern 61, 63 sind zunachst voneinander getrennt. Diese Warmeverdammung 22 verhindert, dass die Warme aus einer der beiden Brennkammern 61, 62 in die andere Brennkammer durch die oberen Austrittsoffnungen 21 hinuberstromt. Sobald die Zundung in einer der beiden Brennkammern 61, 62 erfolgt ist, verbrennt die Verdammung 22 und gibt die oberen Austrittsoffnungen 21 frei, so dass das Treibgas aus der oberen Brennkammer 61 in die untere Brennkammer 62 einstromt. Die in dieser Brennkammer 62 befindlichen Treibgase stromen dann durch die unteren Austrittsoffnungen 32 in die Filterkammer 51 ein, in der sie durch den Untersieb von festen Partikeln, die bei der Verbrennung des Treibstoffs 62, 64 entstanden sind, gereinigt werden. 」(第6欄第61行?第7欄第17行)
{「自動車が衝突した場合は、適宜のセンサ(図示せず)が上部の点火ユニット18と下部の点火ユニット41を、同時に、または時間的に順延して起動する。起動した進化ユニット18、41は、点火口14、43を経てそれぞれの燃焼室61、62内にある燃料63、64を点火することで、加熱した燃焼ガスが発生する。
隔壁20の上部出口開口部21は先ず堰によって閉鎖される。すなわち、双方の燃焼室61、63は先ず互いに分離される。この熱堰22は熱が双方の燃焼室61、62の一方から上部出口開口部21を通って他方に流入することを防止する。双方の燃焼室61、62の一方の点火が行われると直ちに堰22は燃焼し、上部の出口開口部21を開放するので、燃焼ガスは上部燃焼室61から下部燃焼室62内に流入する。この燃焼室62内にある燃焼ガスはその後、下部出口開口部32を通ってフィルタ室51内に流入し、そこで燃料62、64の燃焼によって生じた固形粒子は下部飾によって浄化される。」}

[引用例に記載されている発明]
上記の(a)?(e)及びFig.1?4の記載内容を総合すると、引用例には、次の発明(以下「引用発明」という。)が記載されていると認められる。
「上部部品10と下部部品30とからハウジングが形成されているガス発生器であって、円筒形の外壁11によって外側から境界が形成されている鉢状の構造を有している上部部品10と、外壁11の内側の雌ねじにねじ込まれる隔壁20とは環状の上部燃焼室61を形成し、その内部には上部燃料63が入っており、上部点火ユニット18は上部部品10内の内側に開いている切り欠き部13内に配置され、上部点火口14を介して上部燃焼室61と連結されていて、外壁11内側の雌ねじには、下部部品30の円筒形内壁31も隔壁20に当接するまでねじ込まれ、その際に中心管40は下部部品30の中心開口を貫通してこれと嵌合し、下部部品30と、隔壁20と、中心管40とは環状の下部燃焼室62を形成し、その内部には下部燃料64が入れられており、中心管40内には下部燃焼室62と連結されている下部点火ユニット41が配置されて、双方の燃焼室61、62を互いに分離する隔壁20内の軸方向の上部出口開口部21を介して双方の燃焼室は互いに連通しており、下部部品30の内壁31内の下部出口開口部32は、上部部品10の外壁11と、下部部品30の内壁31と、フィルタ管50とを貫いて形成されているフィルタ室51と下部燃焼室62とを連通していて、フィルタ室51から気嚢の方向にフィルタ管50内の流出口52が案内されており、自動車が衝突した場合は、上部の点火ユニット18と下部の点火ユニット41を、同時に、または時間的に順延して起動させて、燃焼室61、62内にある燃料63、64を点火することで、加熱した燃焼ガスが発生するもので、隔壁20の上部出口開口部21は先ず堰22によって閉鎖されて、双方の燃焼室61、63は互いに分離され、熱が双方の燃焼室61、62の一方から上部出口開口部21を通って他方に流入することを防止し、双方の燃焼室61、62の一方の点火が行われると直ちに堰22は燃焼し、上部の出口開口部21が開放されて、燃焼ガスは上部燃焼室61から下部燃焼室62内に流入し、この燃焼室62内にある燃焼ガスはその後、下部出口開口部32を通ってフィルタ室51内に流入し、そこで燃料62、64の燃焼によって生じた固形粒子は下部飾によって浄化されるガス発生器。」

2.同じく、本願の優先権主張日よりも前に頒布された刊行物である上記の公知例1の図2(FIG.2)には、「エアバッグシステム用ガス発生器の互いに独立した二つの燃焼室(16、17)を、一方の燃焼室(16)が他方の燃焼室(17)を内包するような位置関係に配置している」ことが示されている(第4頁第19?25行参照)。
また、同じく、上記の公知例2の図1にも、「エアバッグ膨張装置の二つの燃焼室(第一の副室32、第二の副室34)を、第一の副室32が第二の副室34を内包するような位置関係に配置している」ことが示されている。(【0014】参照)

第5.当審の判断
1.発明の対比
(1)本願発明と引用発明を対比する。
引用発明で、ガスが発生する前の「下部燃料64」が入れられている「下部燃焼室62」は、本願発明でいう「休止状態において第一燃焼生成物を生成するために点火可能な所定量の第一ガス発生剤を収容する第一室」に相当しており、同様に、「上部燃料63」が入っている「上部燃焼室61」は、「休止状態において第二燃焼生成物を生成するために点火可能な所定量の第二ガス発生剤を収容する」「第二室」に相当する。また、引用発明でいう「上部出口開口部21」は、本願発明でいう「出口オリフィス」に、以下同様に、「下部の点火ユニット41」は「第一室に作用的に関連する第一点火装置」に、「上部の点火ユニット18」は「第二室に作用的に関連する第二点火装置」にそれぞれ相当するものといえる。
そして、引用発明でいう「隔壁20の上部出口開口部21は先ず堰22によって閉鎖されて、双方の燃焼室61、63は互いに分離され、熱が双方の燃焼室61、62の一方から上部出口開口部21を通って他方に流入することを防止し、」は、本願発明でいう「上記第一室内に収容された第一ガス発生剤の点火の際に形成される燃焼生成物が上記第二室に熱的に接触したときの該第二室内に収容された第二ガス発生剤の自動点火を回避する」と同様のことを意味するから、引用発明の「堰22」は、本願発明の「絶縁体」に相当するものといえ、自動車が衝突した場合に「気嚢」に送るガスを発生させる「ガス発生器」は、「エアバッグインフレータ」といえるものである。

(2)したがって、本願発明と引用発明との一致点及び相違点は次のとおりと認められる。
[一致点]
「休止状態において第一燃焼生成物を生成するために点火可能な所定量の第一ガス発生剤を収容する第一室を画成するハウジングを具備し、前記第一室が休止状態において第二燃焼生成物を生成するために点火可能な所定量の第二ガス発生剤を収容する第二室を備え、該第二室が第二燃焼生成物を上記第一室の内容物と連通させるために開くようにされた出口オリフィスを有し、上記第一室に作用的に関連する第一点火装置と、上記第二室に作用的に関連する第二点火装置とを具備して、さらに、上記第一室内に収容された第一ガス発生剤の点火の際に形成される燃焼生成物が上記第二室に熱的に接触したときの該第二室内に収容された第二ガス発生剤の自動点火を回避するのに効果的なように絶縁体を具備するエアバッグインフレータ。」である点。

[相違点]本願発明では、第一室が略円筒形の第二室を内包し、絶縁体は略円筒形の第二室の周囲に沿って設けられ、第二室に間隔をあけて配置された複数の出口オリフィスが配置されているのに対して、引用発明では、第一室(下部燃焼室62)と第二室(上部燃焼室61)とは上下に隣接して設けられ、絶縁体(堰22)は当該隣接部に配置され、第一室(下部燃焼室62)と第二室(上部燃焼室61)との隔壁20の平面部分に出口開口部(21)が設けられている点。


2.当審の判断
上記の相違点について検討すると、
各種の機器類、特にエアバッグインフレータのような車載用の機器に関して、小型化や軽量化を図ることがほぼ普遍的な技術課題となっており(公知例2の段落【0004】【0008】参照)、そのような課題の一例として、平面方向のスペースにはある程度の余裕があるが、上下方向の長さはできるだけ小さくしたいという場合、引用発明のように、第一室と第二室とを上下に隣接して設けることに代えて、公知例1、2にみられるように、一方の室が他方の室に内包されるような関係に配置して、絶縁体(堰22)を内包される側の室の周囲に設けるようにすることは、当業者にとって格別想到し難いこととはいえない。そして、その際、複数の出口を間隔をあけて配置させることは当業者が適宜なし得る程度の設計的な事項に過ぎない。

そうすると、引用発明において、上記の公知例1、2に示されているような二つの室の配置構造を採用して、上記の相違点に関して、本願発明と同様の構成とすることは、当業者が容易に想到しうる程度の事項と認められる。
また、本願発明の奏する作用効果について検討しても、引用発明及び上記公知例1、2に開示されたところから、当業者が容易に予測し得る域を超えるといえるようなものがみあたらない。

したがって、本願発明は、引用発明及び公知例1、2に記載された事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものといえる。

第6.むすび
以上のとおり、本願発明は,引用発明及び公知例1、2に記載された事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであって、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであるから、本願の他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。
したがって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2012-03-22 
結審通知日 2012-03-27 
審決日 2012-04-20 
出願番号 特願2000-532313(P2000-532313)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (B60R)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 石原 幸信  
特許庁審判長 川向 和実
特許庁審判官 小関 峰夫
栗山 卓也
発明の名称 出力適応型インフレータ  
代理人 大橋 康史  
代理人 島田 哲郎  
代理人 三橋 庸良  
代理人 青木 篤  
代理人 篠崎 正海  
代理人 鶴田 準一  

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