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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由)(定型) C09D
審判 査定不服 1項3号刊行物記載 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由)(定型) C09D
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由)(定型) C09D
管理番号 1265368
審判番号 不服2009-19362  
総通号数 156 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2012-12-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2009-10-09 
確定日 2012-10-29 
事件の表示 特願2002-564179「表面を改質するための被覆組成物」拒絶査定不服審判事件〔平成14年8月22日国際公開、WO02/64877、平成16年6月24日国内公表、特表2004-518795〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 本願は、2002年1月30日(パリ条約による優先権主張 外国庁受理 2001年1月30日 米国(US))を国際出願日とする出願であって、その発明は、平成21年10月9日付けの手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1?4に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。
ただし、本願請求項1?4の「軟質表面に色強化特性を与える」、「軟質表面の色強化方法」との記載の「色強化特性」については、布地の桃色、紫色、白色のいずれにおいてもUVによる退色を示すΔEの値が、ナノ粒子で処理したものが処理しないものよりも低い値になることと解し、本願請求項1?4の「担体物質中の0.01重量%?99.99重量%のナノ粒子」については、「担体物質中の0.01重量%?5重量%のナノ粒子」と解し、本願請求項1?4の「酸化チタン、酸化亜鉛、合成粘土およびこれらの混合物からなる群から選択される成分を含んでなり、10未満のアスペクト比及び2ナノメートル?750ナノメートルの粒度であるナノ粒子」については、「合成粘土を含んでなり、2ナノメートル?750ナノメートルの粒度であるナノ粒子」と解した。

これに対して、平成24年2月6日付けで拒絶理由を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、請求人からは何らの応答もない。
そして、上記の拒絶理由は妥当なものと認められるので、本願は、この拒絶理由によって拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2012-06-05 
結審通知日 2012-06-08 
審決日 2012-06-19 
出願番号 特願2002-564179(P2002-564179)
審決分類 P 1 8・ 537- WZF (C09D)
P 1 8・ 113- WZF (C09D)
P 1 8・ 121- WZF (C09D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 滝口 尚良天野 宏樹  
特許庁審判長 井上 雅博
特許庁審判官 橋本 栄和
本間 友孝
発明の名称 表面を改質するための被覆組成物  
代理人 中村 行孝  
代理人 榎 保孝  
代理人 吉武 賢次  
代理人 横田 修孝  
代理人 紺野 昭男  
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