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審決分類 |
審判 査定不服 特36条4項詳細な説明の記載不備 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) G11B 審判 査定不服 特174条1項 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) G11B |
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管理番号 | 1266341 |
審判番号 | 不服2009-11666 |
総通号数 | 157 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2013-01-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2009-06-26 |
確定日 | 2012-11-12 |
事件の表示 | 特願2007-207150「ディスク被覆システム」拒絶査定不服審判事件〔平成20年 2月 7日出願公開、特開2008- 27572〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、2004年1月20日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2003年2月10日、米国)を国際出願日とする出願である特願2006-500986号の一部を平成19年8月8日に新たな特許出願としたものであって、平成20年8月18日付けで通知した拒絶理由に対して、同年11月19日付けで手続補正書及び意見書が提出されたが、平成21年3月27日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、同年6月26日付けで拒絶査定不服審判が請求され、同年7月16日付けで手続補正書が提出された。 その後、当審において、平成22年11月30日付けで前置報告書(特許法第164条第3項)を利用した審尋を行ったところ、平成23年3月1日付けで回答書が提出され、同年7月14日付けで拒絶理由を通知したところ、同年12月14日付けで手続補正書及び意見書が提出され、平成24年1月6日付けで拒絶理由を通知したところ、同年3月26日付けで手続補正書及び意見書が提出されたものである。 2.本願発明 本願の請求項1ないし14に係る発明は、平成24年3月26日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし14に記載されたとおりのものであるところ、その請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、次のとおりのものである。 「 【請求項1】 垂直位置にある各基板の両方の面を処理して磁気ディスクを作製する基板処理システムであって、 前記システムは、 第1のローの処理ステーションであって、前記第1のローの各処理ステーションは、前記第1のローの処理ステーションのうちの隣接する処理ステーションと直列に接続されており、前記第1のローの各処理ステーションは、取り付けられた真空ポンプにより別個に排気され、各処理ステーションは、チャンバを、そのチャンバに隣接したチャンバおよび前記システムの残りの部分から分離するための分離バルブを含む、第1のローの処理ステーションと、 2つのローの処理ステーションのスタックを形成するように前記第1のローの処理ステーションの上に配置された第2のローの処理ステーションであって、前記第2のローの各処理ステーションは、前記第2のローの処理ステーションのうちの隣接する処理ステーションと直列に接続されており、前記第2のローの各処理ステーションは、取り付けられた真空ポンプにより別個に排気され、各処理ステーションは、チャンバを、そのチャンバに隣接したチャンバおよび前記システムの残りの部分から分離するための分離バルブを含む、第2のローの処理ステーションと、 前記2つのローの処理ステーションのスタックの第1の端にある第1のエレベータであって、前記第1のエレベータは、前記第1のローの処理ステーションを前記第2のローの処理ステーションと直列に接続し、基板を前記第1のローの処理ステーションから前記第2のローの処理ステーションへと移動させる、第1のエレベータと、 前記2つのローの処理ステーションのスタックの第2の端にある第2のエレベータであって、前記2つのローの処理ステーションのスタックの第2の端は、前記2つのローの処理ステーションのスタックの第1の端の反対側であり、前記第2のエレベータは、前記第2のローの処理ステーションを前記第1のローの処理ステーションと直列に接続し、基板を前記第2のローの処理ステーションから前記第1のローの処理ステーションへと移動させる、第2のエレベータと、 ディスクキャリアであって、基板は前記ディスクキャリアに配置され、前記基板は、前記第1のローの処理ステーション、前記第2のローの処理ステーション、前記第1のエレベータおよび前記第2のエレベータを介する移動中、前記ディスクキャリアの所定の位置に保持される、ディスクキャリアと、 ロードステーションで各ディスクキャリアへと各基板を移送させ、アンロードステーションで前記ディスクキャリアから基板を移送させる移送機構と、 各処理ステーションのベースに配置された複数のホイールであって、前記複数のホイールは、前記第1のローの処理ステーションを介して前記ディスクキャリアを移送し、前記第2のローの処理ステーションを介して前記ディスクキャリアを移送するためのホイールであり、前記ディスクキャリアは、対応するディスクキャリア内に保持されている基板が前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの一方の処理ステーションにおいて処理されている間に、前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの他方の処理ステーションに移送される、複数のホイールと、 第1の磁気部分および第2の磁気部分を含む磁気ドライブシステムであって、前記第1の磁気部分は、各処理ステーションのベースに配置されており、前記第2の磁気部分は、各ディスクキャリアのベースに配置されている、磁気ドライブシステムと を含む、システム。」 3.当審の拒絶理由 当審において、平成24年1月6日付けで通知した拒絶の理由の概要は、以下のとおりである。 (1) 「B.この出願は、発明の詳細な説明の記載が下記の点で、特許法第36条第4項第1号に規定する要件を満たしていない。」 「<理由Bに対して> ディスクキャリアを移送する手段について、以下の点で、発明が実施可能な程度に記載されていない。 (a)処理ステーション内の移送、隣接する処理ステーション間の移送について 磁気ドライブシステムにより移送するとのことであるが、【0020】、図4C等を参酌しても、具体的な実現手段が理解できない。 出願人は、意見書等により、具体的かつ詳細に釈明されたい。 (【0020】には、「移送ドライブ区画212(磁気ドライブシステム212と同義?)内に配置されたホイール137」、「一部が各チャンバのベースに配置され、一部が嵌合構造体として各ディスクキャリア216のベースに配置された磁気ドライブシステム212」、「各ディスクキャリア及び各チャンバは、磁気ドライブシステム212による動作用の個別移送エレメントを有する」、「ホイールはロータリー真空フィードスルーを利用した通常のモーターにより駆動される」、「ディスクキャリアは、キャリアベース216内に設置された400シリーズのステンレススチールのような軟質磁性材料により移動される」とありますが、「嵌合構造体」、「個別移送エレメント」、「ロータリー真空フィードスルーを利用した通常のモーター」が、具体的に何を意味するのか不明であるうえ、これらの記載から、具体的に何をどうすることでディスクキャリアを移送できるのか(キャリアベース内に軟質磁性材料を設置したディスクキャリアがホイールを使用して移送できる原理及びその実現手段)が理解できません。) (また、【0020】には、通常のモーターを「リニアモーターと置換されてもよい」とありますが、具体的に理解できません。)」 (2) 「A.平成20年11月19日付けでした手続補正、平成21年 7月16日付けでした手続補正、平成23年12月14日付けでした手続補正は、下記の点で願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてしたものでないから、特許法第17条の2第3項に規定する要件を満たしていない。」 「<理由Aに対して> 請求項1及び従属請求項について、」 (ア) 「(a)「各処理ステーションのベースに配置された複数のホイールであって、前記複数のホイールは、前記第1のローの処理ステーションから前記第2のローの処理ステーションへと前記第1のエレベータを介して前記ディスクキャリアを移送し、前記第2のローの処理ステーションを介して前記ディスクキャリアを移送し、前記第2のローの処理ステーションから前記第1のローの処理ステーションへと前記第2のエレベータを介して前記ディスクキャリアを移送し、前記第1のローの処理ステーションを介して前記ディスクキャリアを移送するためのホイールであり、前記ディスクキャリアは、対応するディスクキャリア内に保持されている基板が前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの一方の処理ステーションにおいて処理されている間に、前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの他方の処理ステーションに移送される、複数のホイール」とあるが、補正の根拠とされる図4C,7A?7E、【0020】,【0026】等を参酌しても記載されておらず、当業者にとって自明でもない。 (明細書及び図面には、エレベータに「ホイール」が配置されることは開示されていません。よって、ホイールを用いて、ディスクキャリアを第1のローの処理ステーションから第2のローの処理ステーションへ移送すること、及び、ディスクキャリアを第2のローの処理ステーションから第1のローの処理ステーションへ移送すること、も開示されていません。)」 (イ) 「(b)「第1の磁気部分を含む磁気ドライブシステムであって、前記第1の磁気部分は、各処理ステーションのベースに配置されており、前記第1の磁気部分は、各処理ステーションのベースで前記複数のホイールを各ディスクキャリアのベースと磁気的に接触し、隣接する処理ステーション間の前記ディスクキャリアの移送のスピード、およびエレベータと、隣接する処理ステーションとの間での前記ディスクキャリアの移送のスピードを改善する、磁気ドライブシステム」とあるが、補正の根拠とされる図4C,【0020】等を参酌しても記載されておらず、当業者にとって自明でもない。 (「第1の磁気部分」が明細書及び図面のどの箇所の記載に対応するか理解できません。よって、第1の磁気部分が処理ステーションのベースに配置されていること、第1の部分が複数のホイールとディスクキャリアのベースとを磁気的に接触させること、が明細書及び図面に開示されているか定かでありません。 明細書及び図面には、磁気ドライブシステムにより、隣接する処理ステーション間のディスクキャリアの移送スピードを改善する(ディスクキャリアがはずんでしまうところを改善される)ことは開示されていません。また、磁気ドライブシステムにより、エレベータと隣接する処理ステーションとの間でディスクキャリアを移送することは開示されておらず、その際の移送スピードを改善することも開示されていません。)」 4.当審の判断 (1)上記「3.」の(1)について 本願発明において、「磁気ドライブシステム」を含むとの特定があるところ、当業者が、明細書及び図面(特に、【0020】、図4C)に記載した事項と本願出願時の技術常識とに基づき、当該「磁気ドライブシステム」を実施することができる程度に、発明の詳細な説明が記載されていない。 以下、その理由を説明する。 本願の明細書(【0020】)及び図面(図4C)には、次の事項が記載されている(なお、下線は当審で付した。)。 「 【0020】 図4Cは図4Bに示されるディスクロード/アンロード区画の側面図である。図において、ディスクキャリア136は側面図で示されている。この図において、移送ドライブ区画212内に配置されたホイール137が見える。ホイールはシステムを通じてディスクキャリアを移送するのに使用される。ディスクキャリアは、一部が各チャンバのベースに配置され、一部が嵌合構造体として各ディスクキャリア216のベースに配置された磁気ドライブシステム212により処理チャンバから処理チャンバへ移動される。各ディスクキャリア及び各チャンバは、磁気ドライブシステム212による動作用の個別移送エレメントを有する。このシステムのホイールはロータリー真空フィードスルーを利用した通常のモーターにより駆動されるが、リニアモーターと置換されてもよい。ディスクキャリアは、キャリアベース216内に設置された400シリーズのステンレススチールのような軟質磁性材料により移動される。図4Cの下側区画に示されるのは、下部チャンバ内のカセット202の側面図である。」 そして、当該記載によれば、 「システム」(本願発明の「システム」)は、「システムを通じてディスクキャリアを移送するのに使用される」「通常のモーターにより駆動される」「ホイール」と、「ディスクキャリア」を「処理チャンバから処理チャンバへ移動」させる「磁気ドライブシステム212」(本願発明の「磁気ドライブシステム」)とを有すること、 「磁気ドライブシステム212」は、「一部が各チャンバのベースに配置され、一部が嵌合構造体として各ディスクキャリア216のベースに配置された」ものであり、「ディスクキャリアは、キャリアベース216内に設置された400シリーズのステンレススチールのような軟質磁性材料」を有すること、 「ホイール」を「駆動」する「通常のモーター」は、「リニアモーターと置換されてもよい」こと、 が理解できる。 しかしながら、「磁気ドライブシステム」に関して、 (a)具体的に何をどうすることで「ディスクキャリア」を「処理チャンバから処理チャンバへ移動」させることができるのか、 (b)「磁気ドライブシステム212による動作用の個別移送エレメント」が何を意味するのか、 が理解できない。 ここで、(a)について、請求人は、平成24年3月26日付け意見書において、「「嵌合構造体」という用語は、互いにフィットする/一緒になって機能する構造体に読者の注意を向けるために用いられているものです。」、「すなわち、磁気ドライブシステムは、ペアとしてまたは相対物として、一緒になって機能する/互いにフィットする2つのパーツを有し、これらのパーツのうちの1つが、各チャンバのベースに配置され、そして、これらのパーツのうちの1つが、各キャリアのベースに配置されるということを意味しています。」と説明している。 そして、「嵌合」とは、形状が合ったものを嵌め合わせることを通常は意味するところ、上記説明を参酌するに、磁気ドライブシステムは、互いに嵌め合わせることができる形状をした2つの構造体を有し、これらの構造体のうちの一方が、各チャンバのベースに配置され、これらの構造体のうちの他方が、各ディスクキャリアのベースに配置されたものである、と理解できる。 さらに、請求人は、同意見書において、「「嵌合構造体」に関して、請求人は、当業者であれば、磁気ドライブが移送動作を実行するために2つのエレメントをどのように必要とするか(例えば、(1)磁石が(2)強磁性材料に作用する)を容易に理解することができると思料いたします。」と主張している。 しかしながら、各ディスクキャリアのベース内に軟質磁性材料(強磁性材料)が設置されることは理解できるとしても、前記軟質磁性材料に作用する磁石を必要とすること、各チャンバのベースに前記軟質磁性材料に作用する磁石が設置されることは、本願の明細書及び図面に記載されておらず、本願出願時の技術常識でもないので、理解できない。その結果、互いに嵌め合わせることができる形状をした2つの構造体を有し、これらの構造体のうちの一方が、各チャンバのベースに配置され、これらの構造体のうちの他方が、各ディスクキャリアのベースに配置されたものである磁気ドライブシステムにより、ディスクキャリアを移動できることが理解できないので、上記主張は採用できない。 (なお、仮に、各チャンバのベースに前記軟質磁性材料に作用する磁石が設置されることが理解できたとしても、単に磁石を設置しただけでは、ディスクキャリアを移動できないことは明らかであり、磁気ドライブシステムによりディスクキャリアを移動できるための具体的な実現手段が理解できないので、やはり上記主張は採用できない。) また、(b)について、請求人は、同意見書において、「「個別移送エレメント」に関して、請求人は、このような事項は、当業者であれば容易に理解することができると思料いたします。例えば、この文言が本願明細書全体の文脈内で読まれた場合、当業者であれば、システムは個別移送エレメントから形成されるということを理解することができるはずです。」と主張している。 しかしながら、「個別移送エレメント」が具体的に何を意味するのかについて何ら釈明されておらず、「磁気ドライブシステム212による動作用の個別移送エレメント」が何を意味するのか理解できないので、上記主張は採用できない。 したがって、本願の発明の詳細な説明の記載は、当業者が本願発明の実施をすることができる程度に明確かつ十分に記載したものであるとはいえない。 (2)上記「3.」の(2)について (ア)について 本願発明には、「各処理ステーションのベースに配置された複数のホイールであって、前記複数のホイールは、前記第1のローの処理ステーションを介して前記ディスクキャリアを移送し、前記第2のローの処理ステーションを介して前記ディスクキャリアを移送するためのホイールであり、前記ディスクキャリアは、対応するディスクキャリア内に保持されている基板が前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの一方の処理ステーションにおいて処理されている間に、前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの他方の処理ステーションに移送される、複数のホイール」とある(なお、下線は当審で付した。)。 しかし、本願の願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下、これらを併せて「当初明細書等」という。)の全記載を精査しても、「各処理ステーションのベースに配置された複数のホイール」により、「ディスクキャリア」を「前記第1のローの処理ステーションおよび前記第2のローの処理ステーションのうちの他方の処理ステーションに移送」することは、記載も示唆もされておらず、当業者にとって自明でもない。 したがって、本願でした手続補正は、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてしたものと認めることができない。 (イ)について 本願発明には、「第1の磁気部分および第2の磁気部分を含む磁気ドライブシステムであって、前記第1の磁気部分は、各処理ステーションのベースに配置されており、前記第2の磁気部分は、各ディスクキャリアのベースに配置されている、磁気ドライブシステム」とある(なお、下線は当審で付した。)。 しかし、本願の願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下、これらを併せて「当初明細書等」という。)の全記載を精査しても、「磁気ドライブシステム」が「各処理ステーションのベースに配置されて」いる「第1の磁気部分」「を含む」ことは、記載も示唆もされておらず、当業者にとって自明でもない。 したがって、本願でした手続補正は、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてしたものと認めることができない。 5.むすび 以上のとおり、本願は、発明の詳細な説明の記載が、特許法第36条第4項第1号に規定する要件を満たしていない。 また、本願でした手続補正は、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてしたものではないから、特許法第17条の2第3項に規定する要件を満たしていない。 したがって、本願は、拒絶すべきものである。 よって、結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2012-06-21 |
結審通知日 | 2012-06-22 |
審決日 | 2012-07-03 |
出願番号 | 特願2007-207150(P2007-207150) |
審決分類 |
P
1
8・
55-
WZ
(G11B)
P 1 8・ 536- WZ (G11B) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 蔵野 雅昭 |
特許庁審判長 |
山田 洋一 |
特許庁審判官 |
小松 正 馬場 慎 |
発明の名称 | ディスク被覆システム |
代理人 | 安村 高明 |
代理人 | 山本 秀策 |
代理人 | 森下 夏樹 |