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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B65D
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 B65D
管理番号 1268188
審判番号 不服2011-16797  
総通号数 158 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2013-02-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2011-08-04 
確定日 2013-01-04 
事件の表示 特願2007-538915「不正開封防止小出しクロージャー、パッケージ及び製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成18年5月11日国際公開、WO2006/049713、平成20年5月29日国内公表、特表2008-517848〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯
本願は、平成17年9月20日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2004年10月27日、米国)を国際出願日とする出願であって、平成23年3月25日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、平成23年8月4日付けで拒絶査定不服審判の請求がなされ、同時に同日付けで特許請求の範囲を対象とする手続補正がなされたものである。

2.平成23年8月4日付けの手続補正(以下、「本件手続補正」という。)についての補正却下の決定
〔補正却下の決定の結論〕
本件手続補正を却下する。
〔理由〕
(1)補正後の本願発明
本件手続補正により、特許請求の範囲の請求項1は、
「デッキ(28)、前記デッキに設けられた小出し口(30)、及び前記デッキから延びる周囲スカート(34)を有するベース(22)と、前記デッキの上に位置する閉位置と前記デッキから間隔を隔てた開位置との間で移動可能に前記ベースに一体にヒンジ連結された蓋(24)と、を含み、
前記ベースが前記周囲スカートに隣接して且つ前記ヒンジと対向して前記デッキ設けられた開口(52)及び前記開口に隣接して前記周囲スカートから延びるタブ(56)を有し、
前記蓋は、前記蓋の前記閉位置で前記タブの外部にスナップ結合するための出っ張り(64)を有し、前記周囲スカート(34)は、前記タブを前記蓋スカートの前記出っ張りとの係合から引き離し、前記開位置への前記蓋の移動を可能にするように前記開口の中へ弾性的に撓み可能に移動でき、
前記蓋(24)は、前記出っ張り(64)を蓋スカートの内部に配置したスカート(46)を有し、前記ベース(22)は、前記蓋の前記閉位置で前記蓋スカートが係合するための棚部(42)を有し、前記棚部は前記蓋スカートの外側周囲寸法形状よりも大きい外側周囲寸法形状を有する、不正開封防止クロージャーにおいて、
前記周囲スカート(34)は連続であり、且つ前記タブ(56)に隣接した厚い外部圧力パッド(54)と、前記圧力パッド(54)に圧力が加えられたとき前記周囲スカート(34)及び前記タブ(56)の内向きの撓みを局部化するために、前記圧力パッド(54)の両側に設けられた一対の内部チャンネル(60、62)とを有し、
前記ヒンジは、前記蓋(24)を前記棚部(42)に弾性的に押しつけるスナップヒンジからなり、前記周囲スカート(34)の内向きの撓みが前記タブ(56)を前記蓋(24)の前記出っ張り(64)との係合から解放し且つ前記蓋スカート(46)の下側に開放圧力を加えることを可能にする、ことを特徴とする不正開封防止クロージャー。」
と補正された。
上記補正は、補正前の請求項1に記載された発明を特定する事項である「タブ(56)」の「蓋(24)」に対する係合が、補正前は「蓋(24)との係合」であったものを、補正後に「蓋(24)の前記出っ張り(64)との係合」と、係合する部位を限定する事項を含んでおり、補正後の請求項1に記載された発明は、補正前の請求項1に記載された発明と、発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題が異なるものではない。
したがって、上記補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法(以下、「平成18年改正前特許法」という。)第17条の2第4項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件手続補正後の上記請求項1に記載された事項により特定される発明(以下、「本願補正発明」という。)が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(平成18年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に適合するか)について、以下に検討する。

(2)原査定の拒絶の理由
原査定の拒絶の理由は、大要、次のとおりであると認める。
「この出願の請求項1ないし14に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
《刊行物等一覧》
引用例1.特開平10-338260号公報
引用例2.実願平5-68820号(実開平7-33865号)の
CD-ROM
引用例3.特開2003-104429号公報 」

(3)引用発明
原査定の拒絶の理由に引用された引用例1(特開平10-338260号公報)には、その明細書及び図面の記載から見て、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認める。
《引用発明》
天面4、前記天面4に設けられた注液口5、及び前記天面から延びる外側壁13を有するキャップ本体1と、前記天面の上に位置する閉位置(図1、図2参照)と前記天面から間隔を隔てた開位置(図3参照)との間で移動可能に前記キャップ本体1に一体にヒンジ連結された蓋2と、を含み、
前記キャップ本体1が前記外側壁13に隣接して且つ前記ヒンジと対向して前記天面4設けられた空洞部12を有し、
前記蓋2は、前記蓋2の前記閉位置で、前記天面4の外周下部に設けた係合突条8と係合するための係合溝9を有し、
前記外側壁13の可撓部16は、前記係合溝9を前記係合突条8との係合から引き離すことを可能にし、前記開位置への前記蓋2の移動を可能にするように、前記空洞部12の中へ弾性的に撓み可能に移動でき、
前記蓋2は、前記係合溝9を内部に配置した側面(符号無し)を有し、
前記キャップ本体1は、前記蓋の前記閉位置で前記側面(符号無し)の下端面7が載置するための上端面6を有し、
前記上端面6は前記下端面7の外側周囲寸法形状よりも大きい外側周囲寸法形状を有する、不用意に開蓋しないヒンジ付きキャップにおいて、
前記外側壁13は、前記可撓部16の両側に設けられた一対の切欠部15を有し、
前記可撓部16の内向きの撓みが、前記開位置への前記蓋2の移動を可能にするように、前記蓋の前記側面(符号無し)の下端面7に形成される指掛け18に開放圧力を加えることを可能にする、不用意に開蓋しないヒンジ付きキャップ。

(3)対比
ア.本願補正発明と引用発明とを対比すると、引用発明の「天面4」は、本願補正発明の「デッキ(28)」に相当し、同様に、
「注液口5」は、「小出し口(30)」に、
「外側壁13」は、「周囲スカート(34)」に、
「キャップ本体1」は、「ベース(22)」に、
「蓋2」は、「蓋(24)」に、
「空洞部12」は、「開口(52)」に、
「不用意に開蓋しないヒンジ付きキャップ」は、「不正開封防止クロージャー」に、
それぞれ相当する。
イ.引用発明が、「蓋2は、前記蓋2の前記閉位置で、前記天面4の外周下部に設けた係合突条8と係合するための係合溝9を有」することと、
本願補正発明が、「蓋の前記閉位置で前記タブの外部にスナップ結合するための出っ張り(64)を有」することとは、
蓋とベースとに、蓋の閉位置で相互に係合する部材を有する限りにおいて相当し、引用発明の「係合突条8」及び「係合溝9」と、本願補正発明の「タブ(56)」及び「出っ張り(64)」は、上記「相互に係合する部材」である限りにおいて相当する。
ウ.引用発明が、「外側壁13の可撓部16は、前記係合溝9を前記係合突条8との係合から引き離すことを可能にし、前記開位置への前記蓋2の移動を可能にするように、前記空洞部12の中へ弾性的に撓み可能に移動でき」「可撓部16の内向きの撓みが、前記開位置への前記蓋2の移動を可能にするように、前記蓋の前記側面(符号無し)の下端面7に形成される指掛け18に開放圧力を加えることを可能にする」ことと、
本願補正発明が、「周囲スカート(34)は、前記タブを前記蓋スカートの前記出っ張りとの係合から引き離し、前記開位置への前記蓋の移動を可能にするように前記開口の中へ弾性的に撓み可能に移動でき」「周囲スカート(34)の内向きの撓みが前記タブ(56)を前記蓋(24)の前記出っ張り(64)との係合から解放し且つ前記蓋スカート(46)の下側に開放圧力を加えることを可能にする」こととは、
周囲スカートは、ヒンジに対向する位置に設けた可撓部分を、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動したとき、蓋スカートの下側に開放圧力を加えることを可能にして、開位置への前記蓋の移動を可能にする限りにおいて相当する。
エ.引用発明が、「蓋2は、前記係合溝9を内部に配置した側面(符号無し)を有」することと、
本願補正発明が、「蓋(24)は、前記出っ張り(64)を蓋スカートの内部に配置したスカート(46)を有」することとは、
蓋スカートの内部に上記「相互に係合する部材」である、ベースに係合する部材、を有する限りにおいて相当する。
オ.引用発明が、「キャップ本体1は、前記蓋の前記閉位置で前記側面(符号無し)の下端面7が載置するための上端面6を有」することは、
本願補正発明の「ベース(22)は、前記蓋の前記閉位置で前記蓋スカートが係合するための棚部(42)を有」するとの要件を満たし、引用発明の「上端面6」は、本願補正発明の「棚部(42)」に相当する。
カ.引用発明が、「上端面6は前記下端面7の外側周囲寸法形状よりも大きい外側周囲寸法形状を有する」ことは、本願補正発明が、「棚部は前記蓋スカートの外側周囲寸法形状よりも大きい外側周囲寸法形状を有する」ことに相当する。
キ.引用発明が、「外側壁13は、前記可撓部16の両側に設けられた一対の切欠部15を有」することと、
本願補正発明が、「外部圧力パッド(54)と、前記圧力パッド(54)に圧力が加えられたとき前記周囲スカート(34)及び前記タブ(56)の内向きの撓みを局部化するために、前記圧力パッド(54)の両側に設けられた一対の内部チャンネル(60、62)とを有」することとは、
周囲スカートの、ヒンジに対向する位置に、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動できる部分を有する限りにおいて相当する。

(4)一致点、相違点
そうすると、本願補正発明と引用発明との一致点及び相違点は、次に示すとおりである。
《一致点》
デッキ、前記デッキに設けられた小出し口、及び前記デッキから延びる周囲スカートを有するベースと、前記デッキの上に位置する閉位置と前記デッキから間隔を隔てた開位置との間で移動可能に前記ベースに一体にヒンジ連結された蓋と、を含み、
前記ベースが前記周囲スカートに隣接して且つ前記ヒンジと対向して前記デッキ設けられた開口を有し、
前記蓋は、蓋スカートの内部に、ベースに係合する部材を有し、
前記周囲スカートは、ヒンジに対向する位置に設けた可撓部分を、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動したとき、蓋スカートの下側に開放圧力を加えることを可能にして、開位置への前記蓋の移動を可能にし、
前記ベースは、前記蓋の前記閉位置で前記蓋スカートが係合するための棚部を有し、前記棚部は前記蓋スカートの外側周囲寸法形状よりも大きい外側周囲寸法形状を有する、不正開封防止クロージャーにおいて、
前記周囲スカートの、ヒンジに対向する位置に、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動できる部分を有する不正開封防止クロージャー。

《相違点1》
本願補正発明は、ヒンジと対向する位置に設けた、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動できる、周囲スカートの部分に、開口に隣接して周囲スカートから延びるタブを有し、蓋スカートに、該タブの外部にスナップ結合するための出っ張りを有し、
周囲スカートのヒンジと対向する部分を、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動すると、該タブを該出っ張りとの係合から引き離すのに対し、
引用発明は、このようなタブ及び出っ張りを有しない点。

《相違点2》
本願補正発明は、周囲スカートのヒンジと対向する部分を、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動できるようにするため、タブに隣接した厚い外部圧力パッドと、該圧力パッドに圧力が加えられたとき、連続している周囲スカート及びタブの内向きの撓みを局部化するために、圧力パッドの両側に設けられた一対の内部チャンネルを有するのに対し、
引用発明は、可撓部の両側に設けられた一対の切欠部を有する点。

《相違点3》
本願補正発明のヒンジは、蓋を棚部に弾性的に押しつけるスナップヒンジであるのに対し、
引用発明は、ヒンジがスナップヒンジであると特定していない点。

(5)相違点の検討
ア.相違点1、2について
ヒンジと対向する位置に設けた、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動できる、周囲スカートの部分に、タブを有し、蓋スカートに、該タブの外部にスナップ結合するための出っ張りを有し、
周囲スカートのヒンジと対向する部分を、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動すると、該タブを該出っ張りとの係合から引き離すことは、
例えば、本件の国際調査報告に提示された米国特許第4629081号明細書や、本件の拒絶査定に提示された特開2003-72826号公報に記載されており、周知の技術的事項である。(米国特許第4629081号明細書の locking bead 26、retaining catch 17、特開2003-72826号公報の係合突起17、係合孔18に代える係合凹部(段落0016)を参照。)
また、周囲スカートのヒンジと対向する部分を、開口の中へ弾性的に撓み可能に移動できるようにするため、厚い外部圧力パッドと、該圧力パッドに圧力が加えられたとき周囲スカートの内向きの撓みを局部化するために、圧力パッドの両側に設けられた一対の内部チャンネルを有する構成も、
例えば、原査定の拒絶の理由で引用された引用例2(実願平5-68820号(実開平7-33865号)のCD-ROM)に記載されており、周知の技術的事項である。(引用例2のプッシュ操作部25、薄肉部27、28を参照。)
引用発明に、これら周知の技術的事項を適用し、相違点1、2に係る本願補正発明の構成とすることは、当業者が容易に推考し得たことである。

イ.相違点3について
スナップヒンジは、例えば、前記米国特許第4629081号明細書や、前記特開2003-72826号公報に記載されており、周知の技術的事項である。(米国特許第4629081号明細書の snap hinge 8、特開2003-72826号公報の3頁左欄1?5行を参照。)
引用発明に、この周知の技術的事項を適用し、相違点3に係る本願補正発明の構成とすることは、当業者が容易に推考し得たことである。

ウ.しかも、本願補正発明が奏する効果も、引用発明及び周知の技術的事項から当業者が予測できたものであって、格別顕著なものとはいえない。
したがって、本願補正発明は、引用発明及び周知の技術的事項に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

(6)まとめ
以上のとおり、本件手続補正は、平成18年改正前特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に違反するものであり、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。

3.本願発明について
(1)本願発明
上記のとおり、本件手続補正は却下されたので、本願の請求項1ないし7に係る発明は、平成23年2月14日付けの手続補正により補正された明細書の特許請求の範囲の請求項1ないし7に記載された事項により特定されるものと認められるところ、その請求項1は次のとおり記載されている。
「デッキ(28)、前記デッキに設けられた小出し口(30)、及び前記デッキから延びる周囲スカート(34)を有するベース(22)と、前記デッキの上に位置する閉位置と前記デッキから間隔を隔てた開位置との間で移動可能に前記ベースに一体にヒンジ連結された蓋(24)と、を含み、
前記ベースが前記周囲スカートに隣接して且つ前記ヒンジと対向して前記デッキ設けられた開口(52)及び前記開口に隣接して前記周囲スカートから延びるタブ(56)を有し、
前記蓋は、前記蓋の前記閉位置で前記タブの外部にスナップ結合するための出っ張り(64)を有し、前記周囲スカート(34)は、前記タブを前記蓋スカートの前記出っ張りとの係合から引き離し、前記開位置への前記蓋の移動を可能にするように前記開口の中へ弾性的に撓み可能に移動でき、
前記蓋(24)は、前記出っ張り(64)を蓋スカートの内部に配置したスカート(46)を有し、前記ベース(22)は、前記蓋の前記閉位置で前記蓋スカートが係合するための棚部(42)を有し、前記棚部は前記蓋スカートの外側周囲寸法形状よりも大きい外側周囲寸法形状を有する、不正開封防止クロージャーにおいて、
前記周囲スカート(34)は連続であり、且つ前記タブ(56)に隣接した厚い外部圧力パッド(54)と、前記圧力パッド(54)に圧力が加えられたとき前記周囲スカート(34)及び前記タブ(56)の内向きの撓みを局部化するために、前記圧力パッド(54)の両側に設けられた一対の内部チャンネル(60、62)とを有し、
前記ヒンジは、前記周囲スカート(34)の内向きの撓みが前記タブ(56)を前記蓋(24)との係合から解放し且つ前記蓋スカート(46)の下側に開放圧力を加えることを可能にするために、前記蓋(24)を前記棚部(42)に弾性的に押しつけるスナップヒンジからなる、ことを特徴とする不正開封防止クロージャー。」
(以下、請求項1に係る発明を、「本願発明1」という。)

(2)引用例の記載事項
原査定の拒絶の理由に引用された引用例及び引用発明は、上記2(3)に記載したとおりである。

(3)対比・検討
本願発明1は、その技術的事項に関して、上記2(1)で検討した本願補正発明から、「タブ(56)」の「蓋(24)」に対する係合について限定する「蓋(24)の前記出っ張り(64)との係合」を、「蓋(24)との係合」と、係合する部位を限定する事項を省いたものである。
そうすると、本願発明1を特定する技術的事項を全て含み、さらに他の特定する技術的事項を付加したものに相当する本願補正発明が、上記2(5)に記載したとおり、引用発明及び周知の技術的事項に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明1も、同様の理由により、引用発明及び周知の技術的事項に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

(4)むすび
以上のとおり、本願発明1は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであるから、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。
原査定は、妥当である。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2012-07-31 
結審通知日 2012-08-06 
審決日 2012-08-20 
出願番号 特願2007-538915(P2007-538915)
審決分類 P 1 8・ 575- Z (B65D)
P 1 8・ 121- Z (B65D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 山村 秀政  
特許庁審判長 栗林 敏彦
特許庁審判官 河原 英雄
仁木 浩
発明の名称 不正開封防止小出しクロージャー、パッケージ及び製造方法  
代理人 井野 砂里  
代理人 大塚 文昭  
代理人 熊倉 禎男  
代理人 宍戸 嘉一  
代理人 弟子丸 健  
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