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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H04M |
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管理番号 | 1275460 |
審判番号 | 不服2012-7568 |
総通号数 | 164 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2013-08-30 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2012-04-24 |
確定日 | 2013-06-13 |
事件の表示 | 特願2007- 75691「電力変換装置、携帯端末、および電力線通信方法」拒絶査定不服審判事件〔平成20年10月 2日出願公開、特開2008-236563〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1.手続の経緯・本願発明 本願は,平成19年3月23日に特許出願されたものであって,平成23年2月14日付けで拒絶の理由が通知され,同年4月25日に意見書が提出されるとともに手続補正がなされたが,平成24年1月19日付けで拒絶査定がなされ,これに対し,同年4月24日に拒絶査定に対する審判が請求されたものである。 本願の請求項5に係る発明(以下,「本願発明」という。)は,平成23年4月25日に提出された手続補正書により補正された請求項5に記載された以下のとおりのものと認められる。 (本願発明) 「 【請求項5】 無線通信,または商用電源に重畳された通信信号による有線通信のいずれかを行う携帯端末であって, 電力変換装置に接続している間,該電力変換装置で変成された電力を受電する電源受電部と, 前記電力変換装置のモデムを介して電力線通信網と通信を確立する端末側通信部と, 前記電力線通信網との通信信号の品質を表す通信品質値を測定する端末側品質測定部と, 前記通信品質値を表示する端末側表示部と, を備えることを特徴とする,携帯端末。」 2.引用例 原査定の拒絶理由に引用された特開2003-229790号公報(以下,「引用例」という。)には「通信システム,通信端末及び通信方法」として,図面とともに以下の事項が記載されている。 イ.「【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は,無線及び有線で通信を行うことのできる通信システムに関し,より詳細には,無線と電力線とを適宜に切り替えて通信を行うことのできる通信システムに関するものである。」(4頁6欄) ロ.「【0038】また,子機2による有線通信だけでなく,携帯電話機からも電力線を介した有線通信を行うことができる。図2は,本発明の第1の実施の形態において,携帯電話機を用いて無線/有線の切り替えを行う通信システムの概念図である。つまり,この図は,携帯電話機13を無線/有線に切り替えるときの通信システムの概念を示している。尚,図2において,図1と同一名称のものは同一符合が付してある。図2において,この通信システムは,携帯電話機13と,携帯電話機13の充電を行うクレードル(充電器)3と,クレードル3と電力線とを接続するコンセント4と,電力線の分配を行う分電盤5と,屋内の積算電力を計測する電力メータ6と,屋外からの電力線を引き込む引込線7と,電柱8に戴置され電力ケーブル9からの高電圧を降圧する柱上変圧器10と,電柱8に戴置され,引込線7からの電力線信号を光信号に変換してファイバケーブル11へ伝送する光ファイバモデム12と,携帯電話機13に対して無線及び有線によって通信エリアを形成する無線装置14とによって構成されている。本実施の形態1おいては,無線装置14は,基地局を示す。 【0039】このように構成された通信システムにおいて,通常,携帯電話機13が通信を行うときは,無線装置14との間で無線通信を行っている。ここで,携帯電話機13がクレードル3に戴置され,かつクレードル3がコンセント4に接続されているとき,携帯電話機13の通信回線は,携帯電話機13→クレードル3→コンセント4→分電盤5→電力メータ6→光ファイバモデム12→光ファイバケーブル11→無線装置14のルートで有線によって確立される。つまり,屋外の電柱8から携帯電話機13までは電力線を介して通信回線が確立される。このとき,電力線による通信が可能な状態にあれば,携帯電話機13は,電力線,光ファイバモデム12及び光ファイバケーブル11を介して無線装置14と通信を行う。もちろん,携帯電話機13がクレードル3に戴置されているときは,携帯電話機13に充電が行われることはいうまでもない。 【0040】次に,第1の実施の形態における通信システムについてさらに詳細に説明する。前述した図1の親機・子機及び図2の携帯電話機における無線/有線の切り替えシステムの構成は全く同じであるので,以下の説明では,図2の携帯電話機を用いた場合について詳細に説明する。図4は,本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。また,図5は,本発明の第1の実施の形態におけるクレードルの内部構成を示すブロック図である。つまり,図4は,図2における携帯電話機13の内部構成を示し,図5は,図2におけるクレードル3の内部構成を示している。もちろん,図4が,図1における子機2の内部構成であって,図5が,図1におけるクレードル3の内部構成であっても構わない。 【0041】図4において,携帯電話機13は,アンテナを介してRF信号を送受信するRF送受信部21と,RF信号とベースバンド信号との変換処理を行う変復調部22と,無線通信区間での伝送に必要な信号処理(例えば,パケット化や多重化やスクランブル化)を行うチャネルコーディング部23と,無線系統と電力線系統とに通信回線を切り替えるスイッチ部24と,ベースバンド信号に対して適切な信号処理を行うデータ処理部25と,データ処理部25によって振り分けられたデータの表示を行う表示部26と,データの入出力を行う入出力部27と,無線を介して送受信される信号や電力線を介して送受信される信号の品質レベルを検出する信号品質検出部28と,信号品質検出部28からの信号レベル品質情報に基づいてスイッチ部24の切り替え制御を行うスイッチ制御部29と,携帯電話機13の各部を制御して通信が適切に行われるように処理を行う通信制御部30と,電力線の通信系統の受け渡しを行う通信インタフェース31と,携帯電話機13で使用する電力を一時蓄積する二次電池32と,二次電池32から供給される電力を適宜に電圧変換して携帯電話機13の各部へ電力を供給する電源部33と,二次電池32を充電制御する充電コントローラ34と,クレードル3に電源系統を接続するための電源インタフェース35と,インタフェース接続検出器36とによって構成されている。 【0042】また,図5に示すクレードル3は,AC100Vなどの商用電源からの電力をDC5Vなどの直流電圧に変換するAC/DC電源部41と,AC/DC電源部41からの直流電力を携帯電話機13の充電回路へ供給するための電源インタフェース42と,携帯電話機13との間で通信信号の受け渡しを行う通信インタフェース43と,電力線通信区間での伝送に必要な信号処理を行うチャネルコーディング部44と,信号の変調及び復調を行う変復調部45と,50/60Hzの商用電源周波数と信号伝送に必要な周波数帯域以外の周波数を除去するフィルタ部46と,クレードル3の各部を制御して電力線による有線通信が適切に行われるように処理を行う通信制御部47とによって構成されている。また,変復調部45の出力は,図4の信号品質検出部28に接続され,電力線を介して送受信される信号の品質レベルが信号品質検出部28で検出される。」(10頁17欄ないし11頁19欄) ハ.「【0045】次に,図2で携帯電話機13がクレードル3に戴置されて電力線による有線通信を行う場合について説明する。この場合は,図4に示す携帯電話機13の通信インタフェース31及び電源インタフェース35と,図5に示すクレードル3の通信インタフェース43及び電源インタフェース42とがそれぞれ接続されて通信の動作が行われる。図5のクレードル3において,AC100Vなどの商用電源からの電力は,AC/DC電源部41によって所望のDC電圧に変換されてクレードル3内の各部へ供給される。さらに,AC/DC電源部41から出力されるDC電力は,電源インタフェース42及び図4の電源インタフェース35を介して,二次電池32に供給され,二次電池32から携帯電話機13の動作用電力及び充電用電力として供給される。 【0046】一方,AC100Vなどの商用電源に重畳された電力線の通信信号は,フィルタ部46において,信号伝送に必要な周波数帯域のみが通過し,信号伝送に必要な周波数帯域以外の周波数成分及び50/60Hzの商用電源周波数が除かれる。フィルタ部46を通過した信号は変復調部45において復調される。さらに,チャネルコーディング部44において電力線による通信に必要な処理が行われた後,通信インタフェース43を介して,携帯電話機13へ送信される。 【0047】ここで,携帯電話機13は図5のクレードル3と接続されているので,電力線で送受信するための信号の品質レベルは変復調部45に通信インタフェース31を介して接続された信号品質検出部28で検出され,その信号の品質が一定のレベル以上であれば,その情報はスイッチ制御部29に送られる。スイッチ部24は,スイッチ制御部29の制御によって,通信回線を電力線系統へ切り替える。したがって,クレードル3の通信インタフェース43からの電力線の通信信号は,携帯電話機13の通信インタフェース31を介して,スイッチ部24よりデータ処理部25へ送信される。そして,データ処理部25において電力線による通信に適合したデータに処理され,表示部26や入出力部27へ振り分けられる。以上のような信号処理の流れは,通信制御部30において適切に処理されている。このように,図4の携帯電話機13を図5のクレードル3に戴置して充電を行っているときは,クレードル3と携帯電話機13の充電系統が結合されて充電が行われると共に,クレードル3と携帯電話機13との通信インタフェース同士も接続されて,データのやり取りが行われるようになっている。また,通信インタフェース31及び電源インタフェース35にはインタフェース接続検出器36が接続され,このインタフェース接続検出器36は携帯電話機13がクレードル3に戴置されているか否かを判断する。」(11頁19欄ないし20欄) 上記摘記事項イ.ないしハ.の記載及び図面並びにこの分野における技術常識を考慮すると, a.上記摘記事項イ.によれば,引用例記載のものは「無線と電力線とを適宜に切り替えて通信を行うことのできる通信システムに関するもの」であり,このように無線と電力線とを切り替えて通信を行っている構成は,図2や図4を参照すれば具体的には携帯電話機13であることは明らかである。また引用例の電力線を使う通信は,上記摘記事項ハ.の【0046】段落に「・・・AC100Vなどの商用電源に重畳された電力線の通信信号は,・・・」と記載されていることから,商用電源に重畳された電力線の通信信号による有線通信といえる。したがって,引用例に記載されたものは「無線と,商用電源に重畳された電力線の通信信号による有線通信とを切り替えて通信を行う携帯電話機13」に関するものである。 b.上記摘記事項ロ.の【0041】段落及び図4の記載によれば,「携帯電話機13」は,「電源インタフェース35」,「データ処理部25」,「通信制御部30」,「通信インタフェース31」,「信号品質検出部28」,及び「表示部26」の各構成を有している。 ここで,上記「電源インタフェース35」は,上記摘記事項ハ.の【0045】段落に「・・・図4に示す携帯電話機13の・・・電源インタフェース35と、図5に示すクレードル3の・・・電源インタフェース42とが・・・接続されて・・・。図5のクレードル3において、AC100Vなどの商用電源からの電力は、AC/DC電源部41によって所望のDC電圧に変換され・・・。さらに、AC/DC電源部41から出力されるDC電力は、電源インタフェース42及び図4の電源インタフェース35を介して、・・・携帯電話機13の動作用電力及び充電用電力として供給される」と記載されていることから,「電源インタフェース35」は「携帯電話機13がクレードル3に接続されている間,クレードル3において商用電源からの電力が変換されたDC電力が供給される電源インタフェース35」ということができる。 次に,上記「データ処理部25」,「通信制御部30」及び「通信インタフェース31」からなる構成についてみると,上記摘記事項ハ.の【0047】段落に,「クレードル3の通信インタフェース43からの電力線の通信信号は、携帯電話機13の通信インタフェース31を介して、スイッチ部24よりデータ処理部25へ送信される。そして、データ処理部25において電力線による通信に適合したデータに処理され、表示部26や入出力部27へ振り分けられる。以上のような信号処理の流れは、通信制御部30において適切に処理されている。」と記載されているように,通信制御部30の制御のもと,通信インタフェース31及びデータ処理部25を介して通信が行われるものであり,さらに,【0042】段落や【0046】段落の記載を参照すれば,当該通信はクレードル3内の変復調部45を介して電力線通信区間と行う通信である。したがって,「データ処理部25」,「通信制御部30」及び「通信インタフェース31」からなる構成は,「クレードル3の変復調部45を介して電力線通信区間と通信を行う」ものということができる。 そして,「信号品質検出部28」は,【0041】段落に記載されているように「電力線を介して送受信される信号の品質レベルを検出する」構成である。 最後に,「表示部26」は,【0041】段落に記載されているように「データ処理部25によって振り分けられたデータの表示を行う」ものである。 したがって,上記a.b.の検討を踏まえ,摘記した引用例の記載を総合すると,引用例には以下のような発明(以下,「引用発明」という。)が開示されているものと認められる。 (引用発明) 「 無線と,商用電源に重畳された電力線の通信信号による有線通信とを切り替えて通信を行う携帯電話機13であって, 携帯電話機13がクレードル3に接続されている間,クレードル3において商用電源からの電力が変換されたDC電力が供給される電源インタフェース35と, クレードル3の変復調部45を介して電力線通信区間と通信を行う,データ処理部25,通信制御部30及び通信インタフェース31よりなる構成と, 電力線を介して送受信される信号の品質レベルを検出する信号品質検出部28と, データ処理部25によって振り分けられたデータの表示を行う表示部26と, を備えることを特徴とする,携帯電話機13。」 3.対比 本願発明と引用発明とを対比すると, 引用発明の「無線」及び「商用電源に重畳された電力線の通信信号による有線通信」は,本願発明の「無線通信」及び「商用電源に重畳された通信信号による有線通信」にそれぞれ相当する。 また,引用発明の「無線と,商用電源に重畳された電力線の通信信号による有線通信とを切り替えて通信を行う携帯電話機13」は,無線通信と有線通信を切り替えて通信することにより,無線通信または有線通信のいずれかを行うことになるから,本願発明の「無線通信,または商用電源に重畳された通信信号による有線通信のいずれかを行う携帯端末」に含まれる。 引用発明の「クレードル3」は,本願発明の「電力変換装置」に相当する。そして,引用発明の「携帯電話機13がクレードル3に接続されている間,クレードル3において商用電源からの電力が変換されたDC電力が供給される電源インタフェース35」という構成は,「クレードル3において商用電源からの電力が変換されたDC電力」が本願発明の「電力変換装置で変成された電力」にあたることを踏まえれば,本願発明の「電力変換装置に接続している間,該電力変換装置で変成された電力を受電する電源受電部」に相当する。 引用発明の「変復調部45」及び「電力線通信区間」は,本願発明の「モデム」及び「電力線通信網」にそれぞれ相当する。そして,引用発明の「クレードル3の変復調部45を介して電力線通信区間と通信を行う,データ処理部25,通信制御部30及び通信インタフェース31よりなる構成」は,通信を行うためには通信を確立することが自明であることを踏まえれば,本願発明の「電力変換装置のモデムを介して電力線通信網と通信を確立する端末側通信部」に相当することは明らかである。 次に,引用発明の「電力線を介して送受信される信号の品質レベルを検出する信号品質検出部28」という構成についてみると,信号の品質レベルを検出するために通信品質を測定しなければならないことは明らかであり,さらに測定対象である通信品質を表す値を通信品質値と称するのは任意であるから,引用発明の信号品質検出部28は,本願発明の「前記電力線通信網との通信信号の品質を表す通信品質値を測定する端末側品質測定部」に相当している。 引用発明の「表示部26」は「データ処理部25によって振り分けられたデータの表示を行う」のに対して,本願発明の「端末側表示部」は通信品質値を表示するが,端末側における表示部,すなわち「端末側表示部」という点では共通する。 以上を踏まえれば,本願発明と引用発明は以下の点で一致ないし相違するものと認められる。 (一致点) 「無線通信,または商用電源に重畳された通信信号による有線通信のいずれかを行う携帯端末であって, 電力変換装置に接続している間,該電力変換装置で変成された電力を受電する電源受電部と, 前記電力変換装置のモデムを介して電力線通信網と通信を確立する端末側通信部と, 前記電力線通信網との通信信号の品質を表す通信品質値を測定する端末側品質測定部と, 端末側表示部と, を備えることを特徴とする,携帯端末。」 (相違点) 「端末側表示部」に関し,本願発明は「前記通信品質値を表示」しているのに対し,引用発明ではそのような表示を行うか明記されていない点。 4.当審の判断 上記(相違点)について検討する。 引用例では,携帯電話機13において電力線を介して送受信される信号の品質レベルを検出してはいるものの,その検出結果はスイッチ部の切り替え制御に使われ,信号の品質レベルの表示を行うことは記載されていない。しかしながら,引用発明のような通信端末において,端末の状況や,通信品質などの通信の状況を必要に応じて表示することは,従来から広く行われている周知慣用の技術にすぎない。このことは,例えば特開2004-186736号公報(原査定の拒絶理由に引用された引用文献2)に電力線通信の通信速度(本願明細書【0040】段落を参照すれば,これは本願発明の「通信品質値」に含まれるものである。)を表示させる技術について記載されていることや,特開2002-44729号公報(原査定の拒絶理由に引用された引用文献3)に回線毎に通信の品質を表す電波受信レベルを表示させていることについて記載されていることからも明らかである。さらに,当該引用文献3には【0075】段落に「携帯無線端末自身が,電波受信レベルの解析結果などをもとに,実際の端末の通信能力の内,最大の通信速度・・・を選択するようにしてもよい。」と記載されているように,通信品質の表示を行うものにおいて通信品質に基づいて回線の自動切り替えを行うことが記載されていることにかんがみれば,通信品質に基づいて自動で回線の切り替えを行っている引用例においても,例えば表示部を利用して通信品質を表示させる構成とすることに格別の阻害要因が存在しないことは明らかである。 したがって,本願発明は,引用発明に通信品質を表示させる周知技術を単に適用することにより,当業者が容易に想到できたものにすぎない。 そして,本願発明の作用効果も,引用発明及び周知技術から当業者が予測し得る範囲のものである。 5.むすび 以上のとおり,本願の特許請求の範囲の請求項5に係る発明は,上記引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。 したがって,本願は,他の請求項について検討するまでもなく,拒絶すべきものである。 よって,結論のとおり審決する。 |
審理終結日 | 2013-04-11 |
結審通知日 | 2013-04-16 |
審決日 | 2013-05-02 |
出願番号 | 特願2007-75691(P2007-75691) |
審決分類 |
P
1
8・
121-
Z
(H04M)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 山岸 登 |
特許庁審判長 |
藤井 浩 |
特許庁審判官 |
山本 章裕 矢島 伸一 |
発明の名称 | 電力変換装置、携帯端末、および電力線通信方法 |
代理人 | 特許業務法人 アクア特許事務所 |