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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G08B
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G08B
管理番号 1280319
審判番号 不服2012-17318  
総通号数 168 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2013-12-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-09-06 
確定日 2013-10-07 
事件の表示 特願2010- 4245「警報器」拒絶査定不服審判事件〔平成22年 5月13日出願公開、特開2010-108516〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由
第1 手続の経緯

本件出願は、平成16年7月16日に出願した特願2004-210107号(以下、「原出願」という。)の一部を平成22年1月12日に新たな出願としたものであって、平成22年1月12日付けで上申書が提出され、平成22年7月9日付けで明細書について補正する手続補正書が提出され、平成23年6月10日付けで拒絶理由が通知され、これに対して平成23年8月10日付けで意見書及び手続補正書が提出され、平成23年9月12日付けで最後の拒絶理由が通知され、これに対して平成23年11月11日付けで意見書及び手続補正書が提出されたが、平成24年5月23日付けで上記平成23年11月11日付け手続補正書でした明細書、特許請求の範囲又は図面についての補正の却下の決定がなされるとともに、同日付けで拒絶査定がなされ、これに対して平成24年9月6日付けで拒絶査定に対する審判請求がなされると同時に、同日付けで明細書及び特許請求の範囲について手続補正がなされ、その後、当審において平成24年12月12日付けで書面による審尋がなされ、これに対して平成25年2月18日付けで回答書が提出されたものである。

第2 平成24年9月6日付けの手続補正についての補正却下の決定

[補正却下の決定の結論]

平成24年9月6日付けの手続補正を却下する。

[理由]

[1]補正の内容

平成24年9月6日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)は、特許請求の範囲に関して、本件補正により補正される前の(すなわち、平成23年8月10日付けの手続補正により補正された)下記の(a)に示す請求項1ないし3を下記の(b)に示す請求項1ないし3と補正するものである。

(a)本件補正前の特許請求の範囲

「【請求項1】
監視領域の異常を検出して警報を出力する警報器であって、
監視領域で発生した異常を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて異常発生を判別したときに警報信号を出力する検出処理手段と、
前記検出処理手段から出力される前記警報信号に応答して警報を発生する警報手段と、
前記警報手段による警報の停止を指示するスイッチと、
前記スイッチが操作された時に試験信号を出力する試験手段と、
前記検出処理手段から前記警報信号が出力された場合には、前記警報手段により警報時の警報を発生させ、前記警報信号が出力されていないときに前記スイッチが操作された場合には、前記試験手段から出力された試験信号に基づいて前記検出手段、前記検出処理手段、及び前記警報手段を試験的に動作させて前記警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる鳴動パターン又は音量で行わせる制御手段と、
を備える警報器。
【請求項2】
前記制御手段は、前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる鳴動パターンで行わせる、
請求項1に記載の警報器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる音量で行わせる、
請求項1に記載の警報器。」

(b)本件補正後の特許請求の範囲

「【請求項1】
監視領域の異常を検出して警報を出力する警報器であって、
監視領域で発生した異常を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて異常発生を判別したときに警報信号を出力する検出処理手段と、
音響機器及び表示器を有するものであって、前記検出処理手段から出力される前記警報信号に応答して前記音響機器及び前記表示器により警報を発生する警報手段と、
前記警報手段による警報の停止を指示するスイッチと、
前記スイッチが操作された時に試験信号を出力する試験手段と、
前記検出処理手段から前記警報信号が出力された場合には、前記警報手段における前記音響機器及び前記表示器により警報を発生させ、前記警報信号が出力されていないときに前記スイッチが操作された場合には、前記試験手段から出力された試験信号に基づいて前記検出手段、前記検出処理手段、及び前記警報手段を試験的に動作させて前記警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、前記音響機器による前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる鳴動パターン又は音量で行わせると共に、前記表示器による前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる態様で行わせ、前記警報の発生中に前記スイッチが操作された場合には、前記音響機器による警報を停止させると共に前記表示器による警報を継続させる制御手段と、を備え、
前記スイッチは、前記警報の発生中に当該スイッチが操作された場合に、前記表示器による警報状態を保持するための自己保持回路を有する、
警報器。
【請求項2】
前記制御手段は、前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる鳴動パターンで行わせる、
請求項1に記載の警報器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる音量で行わせる、
請求項1に記載の警報器。」
(なお、下線は補正箇所を示すために請求人が付したものである。)

[2]本件補正の目的

特許請求の範囲の請求項1についての本件補正は、本件補正前の特許請求の範囲の請求項1における「前記検出処理手段から出力される前記警報信号に応答して警報を発生する警報手段と、」の記載を「音響機器及び表示器を有するものであって、前記検出処理手段から出力される前記警報信号に応答して前記音響機器及び前記表示器により警報を発生する警報手段と、」とし、同じく「前記検出処理手段から前記警報信号が出力された場合には、前記警報手段により警報時の警報を発生させ、前記警報信号が出力されていないときに前記スイッチが操作された場合には、前記試験手段から出力された試験信号に基づいて前記検出手段、前記検出処理手段、及び前記警報手段を試験的に動作させて前記警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる鳴動パターン又は音量で行わせる制御手段と、」の記載を「前記検出処理手段から前記警報信号が出力された場合には、前記警報手段における前記音響機器及び前記表示器により警報を発生させ、前記警報信号が出力されていないときに前記スイッチが操作された場合には、前記試験手段から出力された試験信号に基づいて前記検出手段、前記検出処理手段、及び前記警報手段を試験的に動作させて前記警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、前記音響機器による前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる鳴動パターン又は音量で行わせると共に、前記表示器による前記試験時の警報を前記警報時の警報とは異なる態様で行わせ、前記警報の発生中に前記スイッチが操作された場合には、前記音響機器による警報を停止させると共に前記表示器による警報を継続させる制御手段と、」とし、「前記スイッチは、前記警報の発生中に当該スイッチが操作された場合に、前記表示器による警報状態を保持するための自己保持回路を有する、」の記載を追加するものであるから、本件補正前の特許請求の範囲の請求項1に係る発明における発明特定事項である「警報手段」の構成を限定し、同じく「制御手段」の制御内容を限定し、同じく「スイッチ」の構成を限定するものである。
よって、本件補正は、本件補正前の特許請求の範囲の請求項1に係る発明の発明特定事項に限定を加えることを含むものといえ、特許請求の範囲の請求項1についての本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。

そこで、本件補正によって補正された特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下、「本件補正発明」という。)が特許出願の際に独立して特許を受けることができるものであるか(平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第5項において準用する同法126条5項の規定に適合するか)について、以下に検討する。

[3]独立特許要件の判断

1.刊行物

(1)刊行物の記載事項

原査定の拒絶の理由に引用された、本件出願の原出願の出願前に頒布された刊行物である特開2002-230656号公報(以下、「刊行物」という。)には、図面とともに以下の事項が記載されている。

a)「【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災発生やガス漏れを検出して警報を発する警報器に関し、特に、音声出力の音量等を利用者が任意に制御等することができる、警報器に関する。」(段落【0001】)

b)「【0002】
【従来の技術】一般住宅等において、火災発生やガス漏れを検出して警報を発する警報器が広く利用されている。このような警報器は、一般的には、火災やガス漏れを検出した場合に、この事実等をユーザに音声等によって報知するための音声出力手段を備えているものがある。
【0003】また、このような警報器は、一般住宅等の安全性を監視するという極めて重要な役割を担うものであるため、その機能の正常性を確認し、異常があった場合には迅速に対処することが重要である。このため、警報器には、その各種機能の機能試験を行なう試験手段が設けられている。そして、この試験手段による試験警報や試験結果は、上記音声出力手段を介して音声出力される。」(段落【0002】及び【0003】)

c)「【0016】この構成によれば、指示手段が操作されることにより、警報の正常性の判断と、音声出力手段による警報の出力の音量の抑制または停止の指示とが行なわれる。したがって、これら複数の操作を個別的に行なう場合に比べて、操作を容易かつ迅速に行なうことができる。また、指示手段を共通化することにより、指示手段を個別的に設ける場合に比べて、指示手段の基盤実装面積等の設置スペースや設置コストを低減することができる。」(段落【0016】)

d)「【0022】(実施の形態1)
(警報器の構成)本発明の実施の形態1について説明する。まず、警報器の構成について説明する。図1は警報器の全体斜視図、図2は警報器の要部構成を示すブロック図である。この警報器1は、火災発生およびガス漏れを検出して警報を行う、火災ガス漏れ警報器である。
【0023】本警報器1は下記の基本的な特徴を有する。すなわち、この警報器1は、警報の正常性を判断する正常性判断機能を備える。ここで、この正常性は、警報器1の全体または任意の各部の機能の正常性と、警報器1の全体または任意の各部の耐用期間の正常性に大別される。この正常性判断機能に関する音声出力は、警報の音声出力と同一の音声出力手段を介して行なわれる。ただし、正常性機能に関する音声出力は、警報の音声出力の場合よりも小さな音量で出力するように制御が行なわれる。特に、本実施の形態における音量制御は、ソフトウェアベースで行なわれる。
【0024】また、警報器1は、指示手段を備える。この指示手段は、複数の指示を兼用で行なうことができるものである。ここでは、機能試験の開始、耐用期間の経過有無の判定の開始、および、警報が音声出力されている場合には当該警報の停止を指示することができる。」(段落【0022】ないし【0024】)

e)「【0025】この警報器1の外観構成を説明する。図1に示すように、警報器1は、略方形の筐体2に、火災検出部3、ガス検出部4、スピーカ5、電源ランプ6、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9を備えて構成されている。このうち、火災検出部3は、例えば、サーミスタ式あるいは散乱光式の火災検出手段である。また、ガス検出部4は、ガス検出素子により、COガスまたは炭化水素ガスを検出するガス検出手段である。また、スピーカ5は、後述する音声メッセージ等を出力する出力手段である。また、電源ランプ6、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9は、所定時に点灯または点滅されることにより、警報器1の機能状態または検出状態をユーザ等に報知する報知手段である。
【0026】次に、警報器1の電気的構成を説明する。図2に示すように、警報器1は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、表示部13、音声出力部14、および、指示スイッチ15を備えて構成されている。
【0027】このうち、CPU11は、警報器1の機能を制御する制御手段である。このCPU11は、機能概念的に、検出信号処理部20、タイマ21、演算部22、試験結果判定部23、耐用期間判定部24、および、音声出力切り替え部25を備えて構成されている。このうち、検出信号処理部20は、火災検出部3およびガス検出部4からの出力を受け、これを所定の閾値と比較することにより、火災発生およびガス漏れの有無を判定する。また、タイマ21は、警報器1の使用期間や各種処理のタイミングを計時する。また、演算部22は、火災検出やガス検出等の各種処理の演算を行なう。
【0028】また、試験結果判定部23は、警報器1の機能試験の結果を判定する正常性判定手段である。なお、試験の具体的な方法については公知の試験方法を適用することができるので、その詳細な説明を省略する。・・・・・後略・・・・・」(段落【0025】ないし【0028】)

f)「【0030】また、表示部13は、図1の電源ランプ6、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9に接続され、これら各ランプ6?9を点灯または点滅させる。また、音声出力部14は、スピーカ5に接続され、スピーカ5から音声メッセージ等を出力させる。また、指示スイッチ15は、機能試験の開始、耐用期間の経過有無の判定の開始、および、警報の停止を指示するための指示手段である。・・・・・後略・・・・・」(段落【0030】)

g)「【0031】(処理の内容)次に、このように構成された警報器1の処理の内容について説明する。図3は、この処理のフローチャートである。
【0032】まず、図3に示すように、警報器1の電源投入後、CPU11は、記憶部12に記憶されている機能試験の結果、および、耐用期間の経過有無の判定結果を呼び出し(ステップS-1)、機能試験の結果が異常を示しているか否か、および、耐用期間が経過しているか否かを判断する(ステップS-2)。
【0033】・・・・・中略・・・・・
【0034】一方、ステップS-2において機能異常等がないと判断された場合、CPU11は、指示スイッチ15による指示の有無を監視する(ステップS-4)。そして、指示スイッチ15による指示があった場合に、CPU11は、その時点で何らかの警報が音声出力されているか否かを判断する(ステップS-5)。このように警報が音声出力されている場合としては、例えば、火災発生やガス漏れが検出されてその警報が音声出力されている状態において、指示スイッチ15が押された場合が該当する。
【0035】このように音声出力が行なわれている場合、CPU11は、音声出力切り替え部25に対する音声信号の出力を遮断することにより、音声出力を停止する(ステップS-6)。・・・・・後略・・・・・」(段落【0031】ないし【0035】)

h)「【0040】このステップS-11においては、公知の方法にしたがって警報器1の機能試験を行う。そして、この試験結果判定部23は、試験結果を判定する。ここで、試験開始時には、試験を開始する旨を利用者に報知してもよい。例えば、「試験を開始します」等の音声メッセージやブザー音を音声出力してもよい。また、試験中には、試験中であることを利用者に報知するために、表示部13による表示等を行なうようにしてもよい。・・・・・後略・・・・・」(段落【0040】)

i)「【0042】また、試験中および試験結果の出力時に、音声出力切り替え部25は、ステップS-3と同様に、音声出力の幅を抑制して音声出力部14への出力を行なう。このことにより、小さな音量で試験警報や機能異常の旨が出力される。・・・・・後略・・・・・」(段落【0042】)

(2)上記(1)及び図面の記載から分かること

イ)上記(1)a)及びb)の記載によれば、警報器1は、一般住宅等の安全性を監視するという役割を担うものであって、火災発生やガス漏れを検出して警報を発するものであることから、警報器1は、監視領域の異常を検出して警報を出力することが分かる。

ロ)上記(1)e)の記載を上記イ)とあわせてみると、火災検出手段及びガス検出手段により監視領域の異常である火災発生やガス漏れを検出することから、検出手段は、監視領域で発生した異常を検出することが分かる。

ハ)上記(1)e)における「検出信号処理部20は、火災検出部3およびガス検出部4からの出力を受け、これを所定の閾値と比較することにより、火災発生およびガス漏れの有無を判定する。」の記載を上記イ)及びロ)とあわせてみると、検出信号処理部20は、検出手段の検出結果に基づいて異常発生を判定したときに警報信号を出力することが分かる。

ニ)上記(1)d)及びe)の記載を図3とあわせてみると、指示スイッチ15が操作された時に機能試験が開始されるのであるから、指示スイッチ15が操作された時に機能試験信号を出力する機能試験手段が備えられているといえる。

ホ)上記(1)h)における「試験中には、試験中であることを利用者に報知するために、表示部13による表示等を行なうようにしてもよい。」の記載、及び、上記(1)i)における「試験中」に、「音声出力切り替え部25」は、「音声出力の幅を抑制して音声出力部14への出力を行なう」「ことにより、小さな音量で試験警報」の「旨が出力される。」の記載を上記(1)e)における「CPU11は、警報器1の機能を制御する制御手段である。」及び図3の記載とあわせてみると、制御手段は、スピーカ5による試験時の警報を警報時の警報とは異なる鳴動パターン又は音量で行わせると共に、表示部13による試験時の警報を警報時の警報とは異なる態様で行わせることが分かる。

ヘ)上記(1)d)における「指示手段は、複数の指示を兼用で行なうことができるものである。」及び「警報が音声出力されている場合には当該警報の停止を指示することができる。」の記載を上記(1)e)における「CPU11は、警報器1の機能を制御する制御手段である。」及び図3とあわせてみると、制御手段は、警報の発生中に指示スイッチ15が操作された場合には、スピーカ5による警報を停止させることが分かる。

(3)刊行物に記載された発明

したがって、上記(1)及び(2)を総合すると、刊行物には次の発明(以下、「刊行物に記載された発明」という。)が記載されていると認められる。

<刊行物に記載された発明>

「監視領域の異常を検出して警報を出力する警報器1であって、
監視領域で発生した異常を検出する検出手段と、
検出手段の検出結果に基づいて異常発生を判定したときに警報信号を出力する検出信号処理部20と、
スピーカ5及び表示部13を有するものであって、検出信号処理部20から出力される警報信号に応答してスピーカ5及び表示部13により警報を発生する警報手段と、
警報手段による警報の停止を指示する指示スイッチ15と、
指示スイッチ15が操作された時に機能試験信号を出力する機能試験手段と、
検出信号処理部20から警報信号が出力された場合には、警報手段におけるスピーカ5及び表示部13により警報を発生させ、警報信号が出力されていないときに指示スイッチ15が操作された場合には、機能試験手段から出力された機能試験信号に基づいて検出手段、検出信号処理部20、及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、スピーカ5による試験時の警報を警報時の警報とは異なる音量で行わせると共に、表示部13による試験時の警報を警報時の警報とは異なる態様で行わせ、警報の発生中に指示スイッチ15が操作された場合には、スピーカ5による警報を停止させる制御手段と、を備える、
警報器1。」

2.対比・判断

本件補正発明と刊行物に記載された発明を対比すると、刊行物に記載された発明における「警報器1」、「判定」、「検出信号処理部20」、「スピーカ5」、「表示部13」、「指示スイッチ15」、「機能試験信号」及び「機能試験手段」は、その構造及び機能又は技術的意義からみて、それぞれ、本件補正発明における「警報器」、「判別」、「検出処理手段」、「音響機器」、「表示器」、「スイッチ」、「試験信号」及び「試験手段」に相当する。

したがって、本件補正発明と刊行物に記載された発明は、
「監視領域の異常を検出して警報を出力する警報器であって、
監視領域で発生した異常を検出する検出手段と、
検出手段の検出結果に基づいて異常発生を判別したときに警報信号を出力する検出処理手段と、
音響機器及び表示器を有するものであって、検出処理手段から出力される警報信号に応答して音響機器及び表示器により警報を発生する警報手段と、
警報手段による警報の停止を指示するスイッチと、
スイッチが操作された時に試験信号を出力する試験手段と、
検出処理手段から警報信号が出力された場合には、警報手段における音響機器及び表示器により警報を発生させ、警報信号が出力されていないときにスイッチが操作された場合には、試験手段から出力された試験信号に基づいて検出手段、検出処理手段、及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、音響機器による試験時の警報を警報時の警報とは異なる音量で行わせると共に、表示器による試験時の警報を警報時の警報とは異なる態様で行わせ、警報の発生中にスイッチが操作された場合には、音響機器による警報を停止させる制御手段と、を備える、
警報器。」である点で一致し、次の点で相違する。

<相違点>

「警報の発生中にスイッチが操作された場合」における「制御手段」の制御内容及び「スイッチ」の構成に関し、
本件補正発明においては、制御内容に関し、「音響機器による警報を停止させると共に表示器による警報を継続させる」ものであり、「スイッチ」は「警報の発生中にスイッチが操作された場合に、表示器による警報状態を保持するための自己保持回路を有する」ものであるのに対して、
刊行物に記載された発明においては、制御内容に関し、「スピーカ5(本件補正発明における「音響機器」に相当する。)による警報を停止させる」ものの、「表示部13(本件補正発明における「表示器」に相当する。)」による警報を継続させるか否か不明であり、「指示スイッチ15(本件補正発明における「スイッチ」に相当する。)」は「警報の発生中にスイッチが操作された場合に、表示器による警報状態を保持するための自己保持回路を有する」ものであるか否か不明である点(以下、「相違点」という。)。

上記相違点について検討する。

警報器において、警報の発生中に(警報の停止を指示する)スイッチが操作された場合には、音響機器による警報を停止させると共に表示器による警報を継続させることは、本件出願の原出願の出願前に周知の技術(例えば、平成24年5月23日付けの補正の却下の決定において示した、実願昭60-28930号(実開昭61-147488号)のマイクロフィルム[特に、明細書第1ページ下から2行ないし第2ページ下から3行]等参照。以下、「周知技術1」という。)である。
また、警報器において、警報機能の継続のために自己保持回路を用いることは、本件出願の原出願の出願前に周知の技術(例えば、特開平9-91555号公報[特に、段落【0014】ないし【0016】及び図1]及び特開昭61-198397号公報[特に、第3ページ左上欄下から2行ないし右上欄第5行及び第1図]等参照。以下、「周知技術2」という。)である。
してみると、刊行物に記載された発明において、制御手段の制御内容について周知技術1を適用し、適用の際の具体化にあたり周知技術2を考慮して、「指示スイッチ15(本件補正発明における「スイッチ」に相当する。)」は、「警報の発生中に指示スイッチ15が操作された場合に、表示部13(本件補正発明における「表示器」に相当する。)による警報状態を保持するための自己保持回路を有する」ものとして、相違点に係る本件補正発明の発明特定事項とすることは、当業者であれば、容易に想到できたことである。

そして、本件補正発明は、全体としてみても、刊行物に記載された発明並びに周知技術1及び2から予測される以上の格別な効果を奏するものではない。

したがって、本件補正発明は、刊行物に記載された発明並びに周知技術1及び2に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際に独立して特許を受けることができないものである。

3.むすび

よって、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第5項において準用する同法第126条第5項の規定に違反するので、同法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

よって、結論のとおり決定する。

第3 本件発明について

1.本件発明

平成24年9月6付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本件出願の特許請求の範囲の請求項1ないし3に係る発明は、平成23年8月10日付けの手続補正により補正された明細書及び特許請求の範囲並びに出願当初の図面の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1ないし3に記載された事項により特定されるとおりのものと認められ、そのうち、請求項1に係る発明(以下、「本件発明」という。)は、上記第2[理由][1](a)に示した請求項1に記載されたとおりのものである。

2.刊行物1

(1)刊行物1の記載事項

原査定の拒絶の理由に引用された、本件出願の原出願の出願前に頒布された刊行物である特開平5-120591号公報(以下、「刊行物1」という。)には、図面とともに以下の事項が記載されている。

a)「【請求項1】家屋内に設置した火災センサ,防犯センサなどのセキュリティセンサからの発報信号を受信処理したときには、異常の発生を警報音と音声メッセージによって出力させる構成とした音声メッセージ出力機能を備えたアラームユニットにおいて、
火災、ガス漏れなどの監視項目に応じて設けられた複数の試験スイッチと、この試験スイッチが操作されたときに出力される動作試験信号の内容によって、操作された試験スイッチに応じた試験動作を実施していることを報知する音声メッセージを警報音とともに出力させる音声生成回路とを備えた構成とした音声メッセージ出力機能を備えたアラームユニット。」(【特許請求の範囲】の【請求項1】)

b)「【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、第一の目的は、動作試験中は、音声メッセージの内容を、動作試験の関係者以外の者が聞いても、動作試験中だと分かる内容を出力出来るアラームユニットを提供することにある。また、第二の目的は、異常発生時には音声メッセージの内容を、屋外用と屋内用に分け、屋外のドアホン子器からは、異常を発生した住戸名や電話番号などの異常発生元情報と、発生した異常の種別とを音声メッセージで出力させることの出来るセキュリティシステムを提供することにある。」(段落【0003】)

c)「【0005】
【作用】請求項1に記載の本発明では、通常の監視時には、家屋内に設置した火災センサ,防犯センサなどのセキュリティセンサからの発報信号を受信処理したときには、異常の発生を従来と同様に警報音とともに音声メッセージによって音声生成回路から出力させるが、動作試験を行う時は試験スイッチの選択操作により、操作された試験スイッチに応じた試験動作を実施していることを報知する音声メッセージが警報音とともに音声生成回路から出力される。請求項2に記載の本発明では、家屋内に設置した火災センサ,防犯センサなどのセキュリティセンサからの発報信号を受信処理したときには、アラームユニット内で異常の発生を警報音とともに音声メッセージによって出力させるが、屋外のドアホン子器からは、異常を発生した住戸名などの異常発生元情報と、発生した異常の種別とを警報音とともに音声メッセージで出力させ、屋内のインターホン親機103からは従来通りの音声メッセージが警報音とともに出力される。」(段落【0005】)

d)「【0006】
【実施例】図1は請求項1に記載の本発明によるアラームユニット10の一実施例の構成図である。以下、図1に基づいて本実施例の構成と動作を説明する。通常の監視動作時には、例えば、火災センサ15が異常を検知すると、異常検知信号がアラームユニット10へ送出される。アラームユニット10ではこの異常検知信号を受信処理して、音声生成回路12において「ウ?ウ?、火災発生です。」と言う音声信号に変換した音声メッセージと警報音をスピーカ13から出力する。これは、ガス漏れセンサ14や防犯センサ16でも同様で、それぞれ「ピッピッ、ガス漏れです。」、「ピーポーピーポー防犯異常発生。」が出力される。一方、動作試験を行う時は、試験スイッチ11の選択操作を行うと、音声生成回路12において「ウ?ウ?、テスト火災発生です。」と言う音声メッセージと警報音がスピーカ13から出力される。これは、ガス漏れや防犯の場合でも同様で、音声テストやセンサの検知テストの時はそれぞれ「ピッピッ、テストガス漏れです。」、「ピーポーピーポーテスト防犯異常発生。」が発報される。また、この様な動作試験時の音声メッセージは、試験スイッチ11を選択操作してテスト音声を出力させる場合以外にも、火災センサやガス漏れセンサを実際に発報させて、動作を確認する場合(センサの動作テスト)に出力させても良い。尚、本実施例では、火災センサ15、ガス漏れセンサ14及び防犯センサ16について説明したが、セキュリティセンサはこれらに限られるものではない。また、警報音と音声メッセージの内容も、動作試験中と言うことが分かればよいのであって、上記内容に限られるものではない。」(段落【0006】)

(2)上記(1)及び図面の記載から分かること

イ)上記(1)a)、c)及びd)並びに図1の記載によれば、アラームユニット10は、家屋内に設置した火災センサ15及び防犯センサ16などのセキュリティセンサからの発報信号を受信処理したときには、異常の発生を警報音と音声メッセージによって出力させる構成とした音声メッセージ出力機能を備えていることから、図1において、火災センサ15、ガス漏れセンサ14及び防犯センサ16並びにアラームユニット10及びスピーカ13からなる装置は、監視領域の異常を検知して警報音と音声メッセージを出力する警報器であることが分かる。

ロ)上記(1)d)の記載を上記イ)とあわせてみると、火災センサ15、ガス漏れセンサ14及び防犯センサ16により監視領域の異常である火災発生、ガス漏れ及び防犯異常発生を検知することから、火災センサ15、ガス漏れセンサ14及び防犯センサ16は、監視領域で発生した異常を検知する検知手段であることが分かる。

ハ)上記(1)d)における「例えば、火災センサ15が異常を検知すると、異常検知信号がアラームユニット10へ送出され」、「アラームユニット10ではこの異常検知信号を受信処理して、音声生成回路12において「ウ?ウ?、火災発生です。」と言う音声信号に変換した音声メッセージと警報音をスピーカ13から出力する。」の記載を上記イ)及びロ)とあわせてみると、アラームユニット10には、受信処理手段が備えられており、該受信処理手段は、検知手段の検知結果に基づいて異常発生を受信処理したときに音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号を出力することが分かる。

ニ)上記(1)d)の記載を上記ハ)とあわせてみると、音声生成回路12とスピーカ13とは、受信処理手段から出力される音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号に応答して警報音と音声メッセージを発生する警報手段であることが分かる。

ホ)上記(1)a)及びd)の記載によれば、アラームユニット10は、試験スイッチ11が操作された時に動作試験信号を出力する試験手段を備えているといえる。

ヘ)上記(1)d)の記載を上記ロ)、ハ、ニ)及びホ)とあわせてみると、アラームユニット10は、受信処理手段から音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号が出力された場合には、警報手段により警報時の警報音と音声メッセージを発生させ、試験スイッチ11が操作された場合には、試験手段から出力された動作試験信号に基づいて検知手段及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から動作試験時の警報音と音声メッセージを発生させるものであって、動作試験時の警報音と音声メッセージを警報時の警報音と音声メッセージとは異なる鳴動パターン(警報時には、「ウ?ウ?、火災発生です。」との音声メッセージであり、動作試験時には、「ウ?ウ?、テスト火災発生です。」との音声メッセージである。)で行わせる制御手段を備えているものといえる。

(3)刊行物1に記載された発明

したがって、上記(1)及び(2)を総合すると、刊行物1には次の発明(以下、「刊行物1に記載された発明」という。)が記載されていると認められる。

<刊行物1に記載された発明>

「監視領域の異常を検知して警報音と音声メッセージを出力する警報器であって、
監視領域で発生した異常を検知する検知手段と、
検知手段の検知結果に基づいて異常発生を受信処理したときに音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号を出力する受信処理手段と、
受信処理手段から出力される音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号に応答して警報音と音声メッセージを発生する警報手段と、
試験スイッチ11が操作された時に動作試験信号を出力する試験手段と、
受信処理手段から音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号が出力された場合には、警報手段により警報時の警報音と音声メッセージを発生させ、試験スイッチ11が操作された場合には、試験手段から出力された動作試験信号に基づいて検知手段、及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から動作試験時の警報音と音声メッセージを発生させるものであって、動作試験時の警報音と音声メッセージを警報時の警報音と音声メッセージとは異なる鳴動パターンで行わせる制御手段と、
を備える警報器。」

3.対比・判断

本件発明と刊行物1に記載された発明を対比すると、刊行物1に記載された発明における「検知」、「警報音と音声メッセージ」、「検知手段」、「検知結果」、「受信処理」、「音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号」、「受信処理手段」、「試験スイッチ11」、「動作試験信号」及び「動作試験時」は、その構造及び機能又は技術的意義からみて、それぞれ、本件補正発明における「検出」、「警報」、「検出手段」、「検出結果」、「判別」、「警報信号」、「検出処理手段」、「スイッチ」、「試験信号」及び「試験時」に相当する。

したがって、本件発明と刊行物1に記載された発明は、
「監視領域の異常を検出して警報を出力する警報器であって、
監視領域で発生した異常を検出する検出手段と、
検出手段の検出結果に基づいて異常発生を判別したときに警報信号を出力する検出処理手段と、
検出処理手段から出力される警報信号に応答して警報を発生する警報手段と、
スイッチが操作された時に試験信号を出力する試験手段と、
検出処理手段から警報信号が出力された場合には、警報手段により警報時の警報を発生させ、スイッチが操作された場合には、試験手段から出力された試験信号に基づいて検出手段、及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から試験時の警報を発生させるものであって、試験時の警報を警報時の警報とは異なる鳴動パターンで行わせる制御手段と、
を備える警報器。」である点で一致し、次の点で相違する。

<相違点1>

「スイッチ」及び「制御手段」に関し、
本件発明においては、「スイッチ」は「警報手段による警報の停止を指示する」ものであり、「制御手段」は「警報信号が出力されていないときにスイッチが操作された場合には、試験手段から出力された試験信号に基づいて検出手段、検出処理手段及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から試験時の警報を発生させるもの」であるのに対して、
刊行物1に記載された発明においては、試験スイッチ11(本件発明における「スイッチ」に相当する。)は、警報手段による警報音と音声メッセージ(本件発明における「警報」に相当する。)の停止を指示するものであるか否か不明であり、制御手段は、試験スイッチ11が操作された場合には、試験手段から出力された動作試験信号(本件発明における「試験信号」に相当する。)に基づいて検知手段(本件発明における「検出手段」に相当する。)、及び警報手段を試験的に動作させて警報手段から動作試験時(本件発明における「試験時」に相当する。)の警報音と音声メッセージを発生させるものの、音声生成回路12に警報音と音声メッセージを出力させるための信号(本件発明における「警報信号」に相当する。)が出力されていないときに試験スイッチ11が操作された場合に、警報手段から動作試験時の警報音と音声メッセージを発生させるものであるか否か不明であり、その場合に、受信処理手段(本件発明における「検出処理手段」に相当する。)を試験的に動作させるか否か不明である点(以下、「相違点1」という。)。

上記相違点1について検討する。

警報器において、ひとつのスイッチを試験開始のスイッチ及び警報手段による警報の停止を指示するスイッチとして兼用し、警報信号が出力されていないときにスイッチが操作された場合に試験を開始するように制御することは、本件出願の原出願の出願前に周知の技術(例えば、原査定の拒絶の理由に引用された、特開2002-230656号公報[特に、段落【0016】、【0024】、【0034】及び【0035】並びに図2及び3]及び特開2004-178025号公報[平成16年6月24日出願公開。特に、段落【0027】及び図1ないし3]等参照。以下、「周知技術3」という。)である。
そして、上記のようにひとつのスイッチで複数の機能を兼用することにより部品点数の減少やコスト削減が図れるとの効果は自明の効果であり、翻って、部品点数の減少やコスト削減という課題は、どのような機器においても符合する普遍的な課題であることからみて、刊行物1に記載された発明における警報器においても、当然に内在する課題であるといえる。
また、警報器において、試験時に警報器の全体又は任意の各部を試験することは、本件出願の原出願の出願前に周知の技術(例えば、原査定の拒絶の理由に引用された、特開2002-230656号公報[特に、段落【0023】]等参照。以下、「周知技術4」という。)である。
してみると、刊行物1に記載された発明において、例えば、コスト削減のために、試験スイッチ11について、周知技術3を適用して、警報手段による警報音と音声メッセージ(本件発明における「警報」に相当する。)の停止を指示するスイッチとして兼用し、警報信号が出力されていないときに試験スイッチ11が操作された場合に試験を開始するように制御するとともに、制御手段について周知技術4を考慮して、受信処理手段(本件発明における「検出処理手段」に相当する。)についても試験時に試験的に動作させることとして、相違点1に係る本件発明の発明特定事項とすることは、当業者であれば、容易に想到できたことである。

そして、本件発明は、全体としてみても、刊行物1に記載された発明並びに周知技術3及び4から予測される以上の格別な効果を奏するものではない。

4.むすび

以上のとおり、本件発明は、刊行物1に記載された発明並びに周知技術3及び4に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2013-07-09 
結審通知日 2013-07-10 
審決日 2013-08-21 
出願番号 特願2010-4245(P2010-4245)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G08B)
P 1 8・ 575- Z (G08B)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 白石 剛史  
特許庁審判長 伊藤 元人
特許庁審判官 藤原 直欣
久島 弘太郎
発明の名称 警報器  
代理人 斉藤 達也  

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