• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) F28D
管理番号 1282569
審判番号 不服2012-11298  
総通号数 170 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2014-02-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-06-18 
確定日 2013-12-02 
事件の表示 特願2008-556292号「気化器及び気化器に関連する方法」拒絶査定不服審判事件〔平成19年8月30日国際公開、WO2007/097762、平成21年7月30日国内公表、特表2009-527726号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本願は、2006年2月22日を国際出願日とする出願であって、その請求項1に係る発明は、平成25年6月3日に手続補正された特許請求の範囲の請求項1に記載された次のとおりのものである(以下「本願発明」という。)。
「内側表面と熱を受け取り前記熱を前記内側表面に伝達することができる外側表面とを有する少なくとも1つの熱伝達壁と、
液体を受け取り前記液体を前記内側表面に導くためのウイック材料であって、前記ウイック材料の少なくとも一部分が前記内側表面と接触しているウイック材料と、
気化した液体が前記ウイック材料から流れる流路を形成する、前記内側表面と対向して前記ウイック材料と接触しているウイック支持体と、
気化した液体を受け取り前記気化した液体を高温に加熱するために前記ウイック支持体と流体連通している、前記ウイック支持体の下流に配設される過熱器と、を備える、液体を気化させるための装置。」

2.引用刊行物
(1)引用刊行物1
これに対して、当審で通知した拒絶の理由に引用され、本願国際出願日前に頒布された特開2001-64658号公報(以下「引用刊行物1」という。)には、図1?4とともに以下の事項が記載されている。
ア.「【請求項1】 蒸発液の蒸発が行われる蒸発室と加熱媒体が流れる加熱室とを区画する隔離板の蒸発室側に毛管力による液体移送能力を持つウイックを密着して設け、該ウイックに蒸発液供給路を接続したことを特徴とする蒸発器。
【請求項2】 上記蒸発器はプレート型熱交換器構造である請求項1記載の蒸発器。
【請求項3】 上記ウイックはステンレスや銅などの綿状の金属繊維を板状に成形して焼結したものである請求項1または請求項2記載に蒸発器。
【請求項4】 上記蒸発室内のウイックの反隔離板側に蒸気流路を設け、該蒸気流路内にスペーサを設けた請求項2または請求項3記載の蒸発器。
・・・(中略)・・・
【請求項6】 上記蒸気流路の出口側にミスト捕獲材を設けた請求項4または請求項5記載の蒸発器。」(特許請求の範囲)
イ.「蒸発した蒸気中には、微細なミストが含まれることがあるので、蒸気流路の出口を塞ぐようにウイック(ミスト捕獲材)を充填することで、ミストを捕獲し、発生蒸気の質を向上させることができる。」(段落【0019】)
ウ.「1は蒸発室で、蒸発液の蒸発が行われる。2は加熱室で、加熱媒体が流れている。3は蒸発室1と加熱室2とを区画する隔離板である。5は蒸発液供給路である。6は蒸気流路である。9はミスト捕獲材である。10は蒸気である。12は毛管力による液体移送能力を持つウイックで、たとえば、ステンレスや銅などの綿状の金属繊維を板状に成形して焼結したものが使われる。ウイック12は隔離板3の蒸発室1側に密着して設けられている。13は液分配材で蒸発液供給路5に接続して設けられてあり、この液分配材13を介して蒸発液をウイック12に供給する。ミスト捕獲材9や液分配材13の構造は、ウイック12と同様に綿状の金属繊維を成形して焼結したものであってもよいが、毛管力が大きい必要がなく、蒸気を通りやすくするため空隙率が大きく、目が荒いものが適している。14はスペーサで、フィン状のプレートやパンチングメタル製で、2枚のウイック12の内側の蒸気流路6内に設けられている。スペーサ14は、隔離板3の変形を防ぎ蒸気流路6の幅を確保する作用があるほかに、蒸気流の流れを乱すことによるミストの捕獲や蒸気への伝熱の改善により、蒸気の質の向上と蒸気温度の安定が図れる。
次に、本実施形態の作用を説明する。蒸発室1の下部に、蒸発液供給路5により供給された蒸発液は、液分配材13を経て両側のウイック12に供給され、毛管力によりウイック12に吸い上げられる。吸い上げられた蒸発液は、隔離板3を介して加熱媒体から熱を受け昇温する。蒸発液が昇温し沸点に達すると、沸騰による活発な蒸発が行われ、発生した蒸気はウイック12を抜けて中央の蒸気流路6に集まり、ミスト捕獲材9を経て外部に流出する。蒸発によりウイック12から流出した蒸発液は、ウイック12の毛管材により吸い上げられた蒸発液により補給される」(段落【0021】及び【0022】)
エ.「ウイック12の設置は、隔離板3への押し付けでもよい」(段落【0025】)
上記ア.?エ.の記載事項及び図面を総合すると、引用刊行物1には、以下の発明(以下「引用発明」という。)が記載されていると認められる。
「蒸発液の蒸発が行われる蒸発室1と加熱媒体が流れる加熱室2とを区画する隔離板3と、
隔離板3の蒸発室1側に密着して設けられ、蒸発液供給路5を接続された、毛管力による液体移送能力を持つウイック12と、
フィン状のプレートやパンチングメタル製で、隔離板3の変形を防ぎ蒸気流路6の幅を確保する作用がある、さらにミストの捕獲や蒸気の質の向上と蒸気温度の安定が図れる、ウイック12の反隔離板側の蒸気流路6内に設けられているスペーサ14と、
ミストを捕獲し、発生蒸気の質を向上させる、綿状の金属繊維を成形して焼結したミスト捕獲材9と、を備え、
蒸発液供給路5により供給された蒸発液はウイック12に供給され、毛管力によりウイック12に吸い上げられ、隔離板3を介して加熱媒体から熱を受け昇温し、蒸発が行われ、発生した蒸気はウイック12を抜けて中央の蒸気流路6に集まり、ミスト捕獲材9を経て外部に流出し、蒸発によりウイック12から流出した蒸発液は、ウイック12の毛管材により吸い上げられた蒸発液により補給されるものであって、
ウイック12の設置は隔離板3への押し付けである
蒸発液を蒸発させる蒸発器。」

(2)引用刊行物2
同じく引用され、本願国際出願日前に頒布された国際公開第2005/036085号(以下「引用刊行物2」という。)には、図1?5とともに以下の事項が記載されている。(なお、和訳はパテントファミリーである特表2007-506060号公報による。)
ア.「This invention relates to vaporizers and, more particularly, to vaporizers of the type that bring a hot heat exchange fluid into heat transfer relation with a liquid that is to be fully evaporated to a super heated vapor.」(第1頁第3?6行、和訳:本発明は気化装置、特に、高熱交換流体を、完全に過熱蒸気に気化される液体との熱伝達関係にもたらすタイプの気化装置に関する。(特表2007-506060号公報の段落【0001】。以下同様。))
イ.「The plate 70 includes a plurality of angled elongated slots 78 intermediate the ends 74 and 76. Adjacent the end 74 is a series of slots which define a part 80 of a maze, generally designated 82, for purposes to be seen. Adjacent the opposite end 76, an enlarged opening 84 is present.・・・(中略)・・・
The plate 72 also includes angled elongated slots 96, a series of slots 98 also defining part of the maze 82, an enlarged opening 100・・・(中略)・・・.」(第12頁第3?18行、和訳:プレート70は端部74及び76の間に特定の角度で配置された複数の細長いスロット78を含む。端部74の付近には、説明のために概略的に数字82に示されている、迷路の部分80を画定する一連のスロットが配置されている。反対側の端部76の付近には拡張開口84が配置されている。・・・(中略)・・・
プレート72もまた、特定の角度で配置された細長いスロット96、迷路82の一部を画定する一連のスロット98、拡張開口100・・・(中略)・・・を含む。(段落【0038】及び【0039】))
ウ.「As generally alluded to previously, and as designated by appropriate legends in Figs. 2 and 3, three things occur within the vaporizer. First, liquid fuel and water are supplied to the fuel flow path through the inlet tube 56 to the individual cells making up the maze via the openings 128. In the usual case, this fuel will be below the boiling point of the fuel water mixture and consequently, will be heated to the boiling point generally almost entirely within the maze 82. This area is shown in Figs. 2 and 3 by the legends"liquid heating zone"and"liquid" in Figs. 2 and 3 respectively.
As the liquid exits the liquid heating zone, it enters a zone where vaporization begins to occur and whereat the fuel/water mixture exists in two phases, the liquid phase and the gaseous phase. The proportion of the fuel/water mixture that is in the liquid phase progressively decreases as the fuel water mixture moves toward the openings 84,100 and the outlet manifold 58 connected thereto until, at a point roughly halfway along the length of the core, all of the fuel/water mixture is vaporized. As the fuel/water mixture continues to move through the vaporizer, it is further heated and given a substantial degree of superheat in a third zone which is labeled"superheat zone"or "superheat"in Figs. 2 and 3 respectively.」(第14頁第9行?第15頁第2行、和訳:上述したように、また、図2及び3に示されているように、気化装置の内部では3つの事象が起こる。第1に、液体燃料及び水が入口管56を通り、開口128を介して迷路を構成している各セルの燃料流路に供給される。通常、燃料は燃料及び水の混合物の沸点以下であり、その後に、迷路82内でほぼ完全に沸点まで加熱される。この領域は図2の「液体加熱領域」及び図3の「液体」によってそれぞれ、図2及び3に示されている。
液体が液体加熱領域を出ると、それは蒸発が起こる領域に入り、そこで、燃料/水の混合物は液相及び気相の2つの相で存在する。燃料/水混合物の液相の比率は燃料及び水の混合物が開口84,100及びそれに接続された出口マニホールド58の方向に進むにしたがって次第に減少していき、コアの全長の概略半分位のところで燃料/水混合物の全てが気化する。燃料/水混合物が気化装置を通ってさらに進むと、それらはさらに加熱され、図2及び3でそれぞれ「過熱領域」及び「過熱」と示されている第3領域において実質的な過熱が与えられる。(段落【0044】及び【0045】))
エ.図2には、入口管56から出口マニホールド58の方向に、LIQUID HEATING ZONE,2Q ZONE,SUPERHEAT ZONE(液体加熱領域,2Q領域,過熱領域)の領域が並ぶ態様が図示され、図3には、図2のLIQUID HEATING ZONE,2Q ZONE,SUPERHEAT ZONEの位置に対応するように、LIQUID,2Q,SUPERHEAT(液体,2Q,過熱)の領域が並ぶ態様が図示されると共に、LIQUID(液体)の領域に迷路82が設けられる様子も図示される。

3.対比・判断
本願発明と引用発明とを対比すると、後者の「隔離板3」は、その機能・構成からみて、前者の「熱伝達壁」に相当し、以下同様に、後者の「ウイック12」は前者の「ウイック材料」に、後者の「ウイック12の反隔離板側の蒸気流路6」は前者の「気化した液体がウイック材料から流れる流路」に、後者の「スペーサ14」は前者の「ウイック支持体」に、後者の「蒸発液を蒸発させる蒸発器」は前者の「液体を気化させるための装置」にそれぞれ相当する。
また、後者の「隔離板3」は、「蒸発液の蒸発が行われる蒸発室1と加熱媒体が流れる加熱室2とを区画する」ものであって、「ウイック12に吸い上げられ」た「蒸発液は」「隔離板3を介して加熱媒体から熱を受け昇温し、蒸発が行わ」れるから、隔離板3は加熱媒体が流れる加熱室2からの熱を「隔離板3の蒸発室1側に密着して設けられ」た「ウイック12」に伝えるものである。そして、後者の「隔離板3」は、当然、蒸発室1側の表面と加熱室2側の表面を有するから、前者の「内側表面と熱を受け取り前記熱を前記内側表面に伝達することができる外側表面とを有する熱伝達壁」に相当し、後者の蒸発室1側の表面は前者の「内側表面」に相当する。
さらに、後者の「ウイック12」は「隔離板3の蒸発室1側に密着して設けられ」るから、前者の「ウイック材料」が「ウイック材料の少なくとも一部分が前記内側表面と接触している」ことに相当する。
そして、後者の「隔離板3の蒸発室1側に密着して設けられ」た「ウイック12」は、「蒸発液供給路5を接続された、毛管力による液体移送能力を持つ」ものであって、「蒸発液供給路5により供給された蒸発液はウイック12に供給され、毛管力によりウイック12に吸い上げられ、隔離板3を介して加熱媒体から熱を受け昇温し、蒸発が行われ」、「蒸発によりウイック12から流出した蒸発液は、ウイック12の毛管材により吸い上げられた蒸発液により補給される」ものであるから、加熱媒体からの熱を、隔離板に密着した部分で受けて、蒸発液を昇温して蒸発させ、その部分へ「ウイック12の毛管材により吸い上げられた蒸発液」を補給するといえる。したがって、後者の「ウイック12」は前者の「液体を受け取り前記液体を前記内側表面に導くためのウイック材料」にも相当する。
また、後者の「スペーサ14」は、「ウイック12の反隔離板側の蒸気流路6内に設けられ」て「隔離板3の変形を防ぎ蒸気流路6の幅を確保する作用」をなすものであるから、ウイック12の反隔離板側にあって、ウイック12の反隔離板側を押すことで、蒸気流路6の幅を確保して蒸気流路6を形成するものといえる。
そして、そのようにウイック12の反隔離板側を押す「スペーサ14」は、ウイック12が密着して設けられている隔離板3の蒸発室1側の表面に対向して、ウイック12に接触するものである。
ウイック12は「隔離板3の蒸発室1側に密着して設けられ」ていて、ウイック12の隔離板側に「スペーサ14」を配することはなく、さらに、「ウイック12の設置は、隔離板3への押し付けである」ことからも、上記のように理解できる。
したがって、後者の「スペーサ14」は、前者の「気化した液体がウイック材料から流れる流路を形成する、内側表面と対向してウイック材料と接触しているウイック支持体」に相当する。
そうすると、両者は、
「内側表面と熱を受け取り前記熱を前記内側表面に伝達することができる外側表面とを有する少なくとも1つの熱伝達壁と、
液体を受け取り前記液体を前記内側表面に導くためのウイック材料であって、前記ウイック材料の少なくとも一部分が前記内側表面と接触しているウイック材料と、
気化した液体が前記ウイック材料から流れる流路を形成する、前記内側表面と対向して前記ウイック材料と接触しているウイック支持体と、
を備える、液体を気化させるための装置。」である点で一致し、以下の点で相違しているものと認められる。

相違点:本願発明が、「気化した液体を受け取り前記気化した液体を高温に加熱するために前記ウイック支持体と流体連通している、前記ウイック支持体の下流に配設される過熱器」を備えるのに対して、引用発明は「ミストを捕獲し、発生蒸気の質を向上させる、綿状の金属繊維を成形して焼結したミスト捕獲材9」を備え、「発生した蒸気はウイック12を抜けて中央の蒸気流路6に集まり、ミスト捕獲材9を経て外部に流出」するものの、上記のような過熱器を備えていない点。

そこで、上記相違点について検討する。
引用刊行物2には、気化装置に関し、プレート70及び72からなる部分について、液体燃料及び水を沸点まで加熱する液体加熱領域と、これに続いて、蒸発が起こって燃料/水の混合物が液相及び気相の2つの相で存在し、さらに燃料/水混合物の全てが気化する2Q領域と、さらに進むと実質的な過熱が与えられる過熱領域とを設けることが示されている。
引用発明にはウイック12及びスペーサ14の配置された領域があるといえ、ウイック12は蒸発液を昇温し、蒸気を発生するものであり、スペーサ14は蒸気流路6の幅を確保するものであるから、ウイック12及びスペーサ14の配置された領域は、加熱、蒸発させるという点で、引用刊行物2に示される「液体燃料及び水を沸点まで加熱する液体加熱領域と、これに続いて、蒸発が起こって燃料/水の混合物が液相及び気相の2つの相で存在し、さらに燃料/水混合物の全てが気化する2Q領域」に対応するものである。
ここで、引用発明の「ミスト捕獲材9」についてみると、ウイック12で蒸発した蒸気について、「ミストを捕獲し、発生蒸気の質を向上させる」ものである。そして、「ミスト捕獲材9」は隔離板3に接して設けられ(引用刊行物1の図1参照。)、「綿状の金属繊維を成形して焼結した」ものであるから、隔離板3により加熱されることは明らかである。そうすると、上記「発生蒸気の質を向上させる」「ミスト捕獲材9」は、当業者であれば、ミストを捕獲するのみでなく、捕獲したミストを、蒸発させたり、気化した液体を加熱する作用を有するものであると理解できる。
一方、引用刊行物2に示される液体加熱領域及び2Q領域に続く「実質的な過熱が与えられる過熱領域」における過熱も、気化した液体をさらに高温に加熱して、発生蒸気の質を向上させるものであることは当業者に明らかである。
そうすると、引用発明の「ミスト捕獲材9」を、引用刊行物2に示される事項に倣って、過熱器とすることは、当業者が容易になし得たことといわざるを得ない。
また、引用発明の「ミスト捕獲材9」は、「発生した蒸気はウイック12を抜けて中央の蒸気流路6に集まり、ミスト捕獲材9を経て外部に流出」するものであるから、「蒸気流路6内に設けられているスペーサ14」の下流に配設されるとともにスペーサ14と流体連通するものである。そして、上記のように「ミスト捕獲材9」を過熱器とするとき、過熱器もスペーサ14の下流に配設され、スペーサ14と流体連通されるものとなる。
そうすると、上記相違点に係る本願発明の構成とすることは当業者が格別の困難性を要することなくなし得たことといわざるを得ない。
そして、本願発明を全体としてみても、その効果が格別とはいえない。

4.むすび
したがって、本願発明は、引用発明、引用刊行物2に記載された事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。そうすると、本願の他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2013-07-08 
結審通知日 2013-07-09 
審決日 2013-07-23 
出願番号 特願2008-556292(P2008-556292)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (F28D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 山崎 勝司千壽 哲郎  
特許庁審判長 平上 悦司
特許庁審判官 竹之内 秀明
鳥居 稔
発明の名称 気化器及び気化器に関連する方法  
代理人 水本 義光  
代理人 白江 克則  
代理人 浅村 肇  
代理人 浅村 皓  
代理人 特許業務法人浅村特許事務所  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ