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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G06F
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G06F
管理番号 1283071
審判番号 不服2013-7963  
総通号数 170 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2014-02-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2013-04-30 
確定日 2013-12-26 
事件の表示 特願2011-196549「情報処理装置、情報処理方法及びプログラム」拒絶査定不服審判事件〔平成25年 3月28日出願公開、特開2013- 58110〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成23年9月8日の出願であって、平成24年8月31日付け拒絶理由通知に対し、平成24年11月5日付けで手続補正がなされたが、平成25年1月23日付けで拒絶査定され、これに対し、平成25年4月30日に拒絶査定不服の審判が請求されるとともに、同時に手続補正がなされたものである。

第2 平成25年4月30日付けの手続補正についての補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成25年4月30日付けの手続補正(以下、「本件補正」という。)を却下する。

[理由]
1.本件補正前及び本件補正後の本願発明
本件補正は、特許請求の範囲及び明細書についてするもので、特許請求の範囲については、本件補正前の請求項1、11及び12に「抽出されたキーワードを前記画面内のツールバー表示領域、ステータスバー領域、あるいはサイドバー領域に表示する」とあったところを、「抽出されたキーワードを前記画面内のステータスバー領域に表示する」と、択一的記載の要素を削除するものであるから、特許法第17条の2第5項第2号(特許請求の範囲の減縮)に掲げる事項を目的とするものである。
そこで、本件補正後の請求項1に記載された事項により特定される発明(以下、「本願補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか(特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか)否かについて以下に検討する。

本願補正発明は次のとおりのものである。
「【請求項1】
画面内のコンテンツ表示領域にコンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、
前記コンテンツ表示手段により表示されるコンテンツからキーワードを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたキーワードを前記画面内のステータスバー領域に表示するキーワード表示手段と、
を具備する情報処理装置。」

2.引用例等
(引用例1)
原査定の拒絶の理由に引用された、本願出願前に頒布された刊行物である、特開2009-75815号公報(以下、「引用例1」という。)には、図面とともに次の技術事項が記載されている。
(ア)「【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、極力文字入力のような手間のかかる操作を必要せず、使い慣れていないユーザでも容易に検索操作できるようにすることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、Webページ閲覧機能及びメール通信機能を有し、閲覧中のWebページ及びメールを表示する携帯端末装置において、入力手段と、表示手段と、検索用WebページのURLを記憶する記憶手段と、前記入力手段から入力されたWeb検索キーワード抽出指示に応答して、前記表示手段に表示した閲覧中のWebページからWeb検索キーワードを抽出するWeb検索キーワード抽出手段と、表示手段と、前記入力手段によって選択されたWeb検索キーワードを用いて前記検索用Webページでの検索入力を行うWeb検索手段とを備え、前記表示手段は、前記Web検索キーワード抽出手段が抽出したWeb検索キーワードを他の表示とは異なる態様で表示すると共に、前記検索用Webページでの検索結果を表示することを特徴とする携帯端末装置が提供される。」(第3頁第32?47行)

(イ)「【0012】
また、前記表示手段は、前記抽出した検索キーワードをリスト表示するように構成してもよい。
また、前記表示手段は、前記抽出した検索キーワードを用いて検索式を設定可能な表示を行い、前記入力手段は、前記表示手段に表示された検索キーワードを用いて検索式を設定して前記検索キーワード抽出指示を行うように構成してもよい。」(第4頁第20?25行)

(ウ)「【0019】
図2は、本発明の実施の形態に係る携帯電話装置10のブロック図である。
図2において、携帯電話装置10は、信号の送受信を行うアンテナ21及び送受信部22、中央処理装置(CPU)23、CPUが実行するプログラムや検索用WebページのURL(Uniform Resource Locator)やデータ等を記憶する記憶部24、操作入力を行うキー操作部12、音声入力を行うマイク13、情報を表示する表示部14、受話音を出力するスピーカホン15と、アラーム音等を出力するスピーカ16を備えている。
【0020】
ここで、操作部12は入力手段を構成し、記憶部24は記憶手段を構成し、表示部14は表示手段を構成している。また、CPU23は、Web検索キーワード抽出手段、Web検索手段、メール検索キーワード抽出手段、メール検索手段、辞書検索キーワード抽出手段、辞書検索手段を構成している。
入力手段は、Web検索キーワード抽出指示を入力し又、Web検索キーワードを選択することができる。更に入力手段は、メール検索キーワード抽出指示を入力し又、メール検索キーワードを選択することができる。また入力手段は、表示手段に表示された検索キーワードを用いて検索式を設定して検索キーワード抽出指示を行うことができる。」(第5頁第14?29行)

(エ)「【0025】
図3は、本実施の形態に係る携帯電話装置10の表示部14に表示される表示画面を示す図である。
図3(a)はWebページの閲覧中に表示部14に表示される該Webページの表示画面である。表示部14に表示されたWebページには、○○○電気店のタイムセールの広告が掲載されている。
【0026】
同図(b)はWebページの画面からキーワードを抽出した際の表示画面であり、通常使用時の表示(図3の例ではWebページ表示)中に、抽出したキーワードを判別できるような形式(キーワードリンク表示形式)で表示している。同図(b)の例では、Webページの表示が通常使時の表示であるため、前記キーワードリンク表示形式は、Webページにキーワードを区別する情報を付加した表示となっており、キーワードとして抽出したか否かを判別できるように、Webページ中の抽出したキーワードにはアンダーラインを付して表している。
【0027】
前記各キーワードは、記憶部24に記憶された前記検索用Webページとリンクするように構成されている。これにより、操作部12によってキーワードを選択することにより、該選択したキーワードを用いて前記検索用Webページで検索処理が行われることになる。
また、同図(c)は抽出したキーワードのみをリスト形式(キーワードリスト表示形式)で表示部14に表示した画面である。」(第6頁第13?33行)

(オ)「【0050】
また、前記実施の形態は、携帯端末装置の例として携帯電話装置10を挙げて説明したが、PHS、携帯情報端末(PDA)、携帯型パーソナルコンピュータ等、少なくともWeb閲覧機能やメール機能を有する携帯端末装置であれば適用可能である。」(第9頁第41?44行)

上記引用例1記載事項及び図面を総合勘案すると、引用例1には次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているものと認められる。
「Webページ閲覧機能を有し、閲覧中のWebページを表示する携帯端末装置において、入力手段と、表示手段と、前記表示手段に表示した閲覧中のWebページからWeb検索キーワードを抽出するWeb検索キーワード抽出手段と、表示手段とを備え、
表示部は表示手段を構成し、
Webページの閲覧中に表示部に、該Webページの表示画面が表示され、
Webページの画面からキーワードを抽出した際の表示画面では、Webページ表示中に、抽出したキーワードを判別できるような形式(キーワードリンク表示形式)で表示し、
また、抽出したキーワードのみをリスト形式(キーワードリスト表示形式)で表示部に表示してもよい、
携帯端末装置。」

(引用例2)
本願の出願前に頒布された、渡辺伸一、服部哲、速水治夫、ブックマーク自動分類システムの提案、マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2009)シンポジウム、社団法人情報処理学会、平成21年7月、p.235?240には、図面とともに、次の技術事項が記載されている。
(カ)「3.3.6 キーワード表示
視覚的に検索を行う補助として,Webページに対するキーワードを表示する.表示するキーワードはそのWebページに登録されている名詞の中で数が多い上位5つである.」(第238頁左欄第14?17行)

(キ)「4.2.1 登録部
登録部では,登録するWebページのメタデータをデータベースに保存する.本システムで登録するデータは,Webページ名、URL,本文,登録日時,本文の文章量,アクセス回数である.本文はMeCabを利用して名詞に区切られて登録される.」(第238頁右欄第2?5行)

(ク)「4.3.2 URL検索時表示画面
検索時の表示は・・・(中略)・・・また、下部にあるWebページ名をクリックすることでそのURLにアクセスできる.その更に下部のステータスバーには,選択されたWebページのキーワードが表示される.」(第239頁左欄第10?17行、下線は当審にて付与した。)

また、第239頁右欄の「図5 検索時表示画面」には、「Form2」とのタイトルの付与されたウィンドウ内に、「8日NY株は米雇用統計・・・(中略)・・・夏場所直前にゴルフ、武蔵川理事長・・・(中略)・・・」との文章が表示され、該ウィンドウの下部のステータスバーに「横綱:武蔵川:理事:ニュース:ゴルフ」と、選択されたWebページのキーワードが表示されることが示されている。

(引用例3)
本願の出願前に頒布された、三輪 譲二、ユビキタス環境における漢字教育支援システムの評価、電子情報通信学会技術研究報告、Vol.108、No.470(ET2008-127)、社団法人電子情報通信学会、2009年2月28日発行、p.199?204、には、図面とともに、次の技術事項が記載されている。
(ケ)「このシステムでは、図7の例のように、日本語教育教材のテキスト文書を、システムのトップページのテキストボックスに入力し、Parseボタンをクリックすると、Sen[6]のAPIにより構文解析され、図7の例のように、名詞、動詞、形容詞、形容動詞の単語に対して、リンク付のHTMLが自動表示される。次に、このリンク付けされた単語をクリックすると、図8の例のような検索ポップアップウインドウが表示される。このウインドウにおいて、Searchボタンをクリックすることにより、複数の単語辞書サイトを利用した検索ができ、単語の意味理解などの文字言語の教育支援に役立てることができる。このように、検索単語は、テキスト文書から自動的にリンクされるため、テキストのカット&ペーストなどの無駄な操作が不要という利点を持つ。」(第202頁左欄第8?22行)

(コ)「なお、図7の全体構成に示すように、日本語教材テキストとして、前述の例のようなプレーンのテキストばかりでなく、HTMLやPDFのファイルも、そのURLをテキストボックスへ入力することにより、自動的にファイルをwebgetした後、上記と同様に、テキストの構文解析をすることができる。このため、Webコンテンツやe-Learningシステムで提供する日本語教材のテキストなどを、カット&ペーストすることなく、学習教材として手軽に利用できる特色を持っている。」(第202頁右欄第2?10行)

(サ)「日本語の新聞記事は、生きた日本語教材として効果的である。学習者が検索したい単語をクリックすると、図8の例のように、検索ポップアップウインドウが表示され、Yahoo,Google,MSN,Goo,Infoseekの複数の辞書の検索や、Wikipediaの検索ができる。特に、Wikipediaの検索結果は、日日辞書として利用することができ、情報工学などの専門科目の日本語教育支援にも役立てることができる。このように、新聞社のWeb版の記事のURLを入力するだけで、カットアンドペーストすることなしに、効率的に複数の辞書を検索することができる。なお、この図8の例では、マウスを「雨」の文字の上に置くと、ステータスバーに「雨」の文字が表示され、検索語を誤り無く選択できる工夫をしている。」(第202頁右欄第13行?第203頁左欄第3行、なお下線は当審にて付与した。)

(シ)「青空文庫[8]では、著作権の切れた約4000個の日本語の文学作品をWeb上に公開している。図9に青空文庫において、「夏目漱石の草枕」の利用例を示す。Index of Aozora Bunko(Reding using uPal Helper)と記述された青空文庫のインデックスページをクリックする。「夏目漱石」から「な」の著者のリンクをクリックする。次に、著者「夏目漱石」をクリックする。さらに、「公開中の作品」から「草枕」をクリックする。「図書カード」から「いますぐXHTML版で読む」をクリックする。すると、図9のように、「草枕」の作品が表示される。
このような長編の作品のテキストも、カット&ペーストの操作をすることなく、クリックだけで表示と単語辞書の検索が、簡単に実現できる。」(第203頁左欄第11?24行)

また、引用例3第203頁「図9 「草枕」の読解支援処理例」には、画面内に「草枕」の作品が表示されるとともに、「登り」(図9中の矢印6参照。)がリンク付けされ、該画面の下部のステータスバーに「登り」の検索単語の文字が表示されることが示されている。

3.対比
引用発明における「表示画面」が、本願補正発明の「画面」に相当する。
次に、引用発明における「Webページ」が、本願補正発明の「コンテンツ」に相当する。
次に、引用発明における「表示手段」は、「表示部」として構成され、「Webページの閲覧中に表示部に、該Webページの表示画面が表示され」るから、本願補正発明の「画面内のコンテンツ表示領域にコンテンツを表示するコンテンツ表示手段」とは、「画面内にコンテンツを表示するコンテンツ表示手段」の点で共通する。
次に、引用発明における「Web検索キーワード抽出手段」は、「表示手段に表示した閲覧中のWebページからWeb検索キーワードを抽出する」ものであるから、本願補正発明の「前記コンテンツ表示手段により表示されるコンテンツからキーワードを抽出する抽出手段」に相当する。
次に、引用発明において「Webページの画面からキーワードを抽出した際の表示画面では、Webページ表示中に、抽出したキーワードを判別できるような形式(キーワードリンク表示形式)で表示し、また、抽出したキーワードのみをリスト形式(キーワードリスト表示形式)で表示部に表示してもよい」のであるから、引用発明の「Webページの画面からキーワードを抽出した際の表示画面」を表示する手段と、本願補正発明の「前記抽出手段により抽出されたキーワードを前記画面内のステータスバー領域に表示するキーワード表示手段」とは、「前記抽出手段により抽出されたキーワードを前記画面内に表示するキーワード表示手段」の点で共通する。
次に、引用発明における「携帯端末装置」が、以下の相違点は別として、本願補正発明の「情報処理装置」に相当する。

よって、本願補正発明と引用発明とは次の点で一致する。
(一致点)
画面内にコンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、
前記コンテンツ表示手段により表示されるコンテンツからキーワードを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたキーワードを前記画面内に表示するキーワード表示手段と、
を具備する情報処理装置。

また、両者は次の点で相違する。
<相違点>
本願補正発明では、「画面」が「コンテンツ表示領域」と「ステータスバー領域」とを含み、「画面」の「コンテンツ表示領域」に「コンテンツ」を表示し、「画面」の「ステータスバー領域」に「抽出されたキーワード」を表示しているのに対し、
引用発明では、「表示画面」に「閲覧中のWebページ」と「抽出したキーワード」とを表示しているものの、「表示画面」が「コンテンツ表示領域」と「ステータスバー領域」とを含むことも、「表示画面」の「コンテンツ表示領域」に「閲覧中のWebページ」を表示し、「表示画面」の「ステータスバー領域」に「抽出したキーワード」を表示することも、示されていない点。

4.判断
そこで上記相違点について検討すると、例えば、引用例2、引用例3に記載されているように、本願の出願前において、画面が、「Webコンテンツ」の表示領域と、画面下部の「ステータスバー」とを含むとともに、該画面の「Webコンテンツ」表示領域に「Webコンテンツ」を表示するとともに、画面下部の「ステータスバー」に、該「Webコンテンツ」に対する「検索語」等の「キーワード」を表示することは、周知技術であったものと認められる。
そして引用発明と該周知技術とは、「Webコンテンツ」に対する「キーワード」を表示する技術である点で共通するから、引用発明において、該周知技術を適用し、「表示画面」が、「Webコンテンツ」の表示領域と、画面下部の「ステータスバー」とを含むようにするとともに、「表示画面」の「Webコンテンツ」の表示領域に「閲覧中のWebページ」を表示し、「表示画面」の画面下部の「ステータスバー」に「抽出したキーワード」を表示するようにし、上記相違点に係る本願補正発明の構成とすることは当業者が容易になし得たことである。

また、本願補正発明の作用効果も、引用発明及び周知技術から、当業者が予測し得たものである。

したがって、本願補正発明は、引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

5.本件補正についての結び
以上のとおり、本願補正発明は、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。
したがって、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。

第3 本願発明について
1.本願発明
平成25年4月30日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1?12に係る発明は、平成24年11月5日付け手続補正書によって補正された特許請求の範囲の請求項1?12に記載されたとおりのものであるところ、請求項1に係る発明は、次のとおりのものである。
「【請求項1】
画面内のコンテンツ表示領域にコンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、
前記コンテンツ表示手段により表示されるコンテンツからキーワードを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたキーワードを前記画面内のツールバー表示領域、ステータスバー領域、あるいはサイドバー領域に表示するキーワード表示手段と、
を具備する情報処理装置。」

2.引用例等
原査定の拒絶の理由に引用された引用例及びその記載事項は、前記「第2[理由]2.」に記載したとおりである。

3.対比・判断
本願発明は、上記「第2[理由]」で検討した本願補正発明に「抽出されたキーワードを前記画面内のステータスバー領域に表示する」とあったところを、「抽出されたキーワードを前記画面内のツールバー表示領域、ステータスバー領域、あるいはサイドバー領域に表示する」と、択一的記載の要素を付加したものに相当する。
そうすると、本願発明の択一的記載の要素のうちの一つを発明特定事項として限定した本願補正発明が、前記「第2[理由]4.」に記載したとおり、引用例1に記載された発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、該発明特定事項に択一的記載の要素を付加したものに相当する本願発明も、同様の理由により、引用例1に記載された発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである。

4.むすび
以上のとおり、本願の請求項1に係る発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。
したがって、その余の請求項について論及するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2013-10-24 
結審通知日 2013-10-29 
審決日 2013-11-11 
出願番号 特願2011-196549(P2011-196549)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G06F)
P 1 8・ 575- Z (G06F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 涌井 智則西谷 明子  
特許庁審判長 清水 稔
特許庁審判官 和田 志郎
山田 正文
発明の名称 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム  
代理人 野河 信久  
代理人 佐藤 立志  
代理人 中村 誠  
代理人 福原 淑弘  
代理人 岡田 貴志  
代理人 堀内 美保子  
代理人 峰 隆司  
代理人 白根 俊郎  
代理人 砂川 克  
代理人 蔵田 昌俊  
代理人 河野 直樹  
代理人 特許業務法人スズエ国際特許事務所  
代理人 井関 守三  
代理人 竹内 将訓  
代理人 幸長 保次郎  

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