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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A01N
管理番号 1284819
審判番号 不服2012-25944  
総通号数 172 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2014-04-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-12-27 
確定日 2014-02-10 
事件の表示 特願2007-269634「工業用抗カビ組成物」拒絶査定不服審判事件〔平成21年 5月 7日出願公開、特開2009- 96754〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1.手続の経緯
本願は、平成19年10月17日を出願日とする特許出願であって、平成24年6月18日付けで拒絶理由が通知され、同年8月17日に意見書とともに手続補正書が提出されたが、同年10月16日付けで拒絶査定がなされ、同年12月27日に拒絶査定不服審判が請求されたものである。


第2.本願発明
本願の請求項1-2に係る発明は、平成24年8月17日に提出された手続補正書により補正された特許請求の範囲及び明細書(以下、「本願明細書」という。)の記載からみて、その特許請求の範囲の請求項1-2に記載された事項により特定されるとおりのものと認められ、その請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は以下のとおりである。

「(A)1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールと、(B)2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンと、(C)2-メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール、もしくは2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾールを有効成分として含有し、(A)1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールと、(B)2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンの配合比率が質量比で10:1?1:10、(A)1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールと、(B)2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンとの合計量と、(C)2-メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール、もしくは2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾールの配合比率が質量比で10:1?1:10であることを特徴とする工業用抗カビ組成物。」

第3.原査定の拒絶の理由の概要
原査定の拒絶の理由は、要するに、「本願発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

引用文献6:特開2004-26735号公報
引用文献2:特開2003-95828号公報
引用文献8:特開平3-167103号公報」

というものを含むものである。
以下、引用文献6を「刊行物A」、引用文献2を「刊行物B」、引用文献8を「刊行物C」という。


第4.刊行物の記載事項
A.本願の出願日前に頒布された刊行物Aには、以下の事項が記載されている。なお、下線は当審で付した。
A1「【請求項1】
一般式(1)

(式中、Rは水素原子もしくは炭素数1から4までの直鎖または分枝状のアルキル基を表す)で示される化合物からなることを特徴とするセメント系目地材料用抗カビ組成物。
【請求項2】
一般式(1)においてRがn-プロピル基であることを特徴とする請求項1に記載の抗カビ組成物。
【請求項3】
一般式(1)で示される化合物と2-(4’-チアゾリル)ベンズイミダゾールを配合することを特徴とするセメント系目地用抗カビ組成物。
【請求項4】
一般式(1)においてRがn-プロピル基であることを特徴とする請求項3に記載の抗カビ組成物。
【請求項5】
2-(4’-チアゾリル)ベンズイミダゾールの配合比率が、重量比で90%以下であること特徴とする請求項3に記載の抗カビ組成物。」

A2「【0008】
一般式(1)で示される化合物として、Rがn-プロピル基である1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールが好ましい。」

A3「【0018】
実施例1?4、比較例1?4の抗カビ組成物を表1に示した。なお表中のTBZは2-(4’-チアゾリル)ベンズイミダゾールの略称であり、IPBCは3-ヨード-2-プロピニルブチルカーバメートの略称であり、テブコナゾールはα-[2-(4-クロロフェニル)エチル]-α-(1,1-ジメチルエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-1-エタノールの略称であり、BCMは2-ベンズイミダゾールカルバミン酸メチルの略称である。
【0019】
【表1】

*1) カープレックスXR(沈降性シリカ、塩野義製薬株式会社製)

・・・

【0022】
試験例3(抗カビ性試験)
オートクレーブで滅菌したポテトデキストロース寒天培地の溶解物15mlを、直径90mmの滅菌シャーレに流しポテトデキストロース寒天平板培地を調製した。この平板培地の中央に、試験例1で調製した試料と、これを試験例2で耐水試験を行い、この耐水試験後に中和処理を行った試料それぞれを置き、この上から5種類のカビの混合胞子懸濁液(Aspergillus niger IFO 6342、Penicillium funiculosum IFO 6352、Cladosporium cladosporioides IFO 6348、Aureobasidium pullulans IFO 6353、Alternaria alternata IFO 31805)を振りかけ26℃で培養して経時的に試料上のカビの生育状況を観察した。なお、カビの胞子懸濁液には、グルコースとポリペプトンをそれぞれ1%溶解させたものを用いた。
【0023】
抗カビ性試験の結果を表2に示す。判定基準は次の通りである。この結果からわかるように、実施例の抗カビ組成物は、耐水試験後も含めて良好な抗カビ活性を示した。これに対して、比較例1、3、4は抗カビスペクトルの問題から充分な抗カビ性が認められず、比較例2は初期の抗カビ性にはすぐれるものの耐水試験後の持続性が認めらなかった。
0:試料上にカビの生育が認められない。
1:試料上のカビの生育面積は1/3を超えない。
2:試料上のカビの生育面積は1/3を超える。
【0024】
【表2】



B.本願の出願日前に頒布された刊行物Bには、以下の事項が記載されている。なお、下線は当審で付した。
B1「【請求項1】 プロピコナゾール、テブコナゾール、シプロコナゾール、ヘキサコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾールまたは、プロクロラゾのトリアゾール系化合物から選ばれた少なくとも1種の化合物と2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、2-n-オクチルイソチアゾリン-3-オン、4,5-ジクロロ-2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンまたは、n-ブチル-1,2-ベンズイソチゾリン-3-オンのチアゾリン系化合物から選ばれた少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする工業用抗菌組成物。」

B2「【0012】実施例1?6
表1に示す抗菌組成物を調製し、試験例によりその性能を調べた。なお表中の有効成分の表示は以下の略語にて表す。実施例1、2、3、4、5、6は、表1に示す配合で常温において通常の攪拌によって抗菌剤組成物を得た。
【0013】
シプロコナゾール :CAZ
ヘキサコナゾール :HAZ
2-n-オクチルイソチアゾリン-3-オン :OIT
4,5-ジクロロ-2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オン :DCOIT
【0014】
【表1】表1 実施例


・・・

【0017】試験例 塗料の防カビ試験
「供試試料調製」防腐剤、防カビ剤、防藻剤無添加の外装用水性エマルジョン塗料ページ#70(固形分約50%、神東塗料社製)に実施例1、2、3、4、5、6、比較例1、2、3、4を所定量添加した後、水を20%追加した。調製した塗料に直径3cmに切り取ったNo.2のろ紙を浸漬処理し、室温で2日間乾燥した。調製した試料を試験片1個について200mlの水に18時間浸漬した後、室温で2時間、80?85℃の乾燥器で2時間乾燥したものを供試試料とした。
「試験方法」調製した試料をJIS Z 2911:2000 8.塗料の試験に準拠して防カビ試験を行なった。すなわち、調製した試料を下記寒天培地上に載せ、下記供試菌の混合胞子懸濁液を1mlふりかけて、温度28℃、湿度95%以上で7日間培養した。
寒天培地
グルコース 40g
ペプトン 10g
寒天 25g
精製水 1000ml
供試菌
Aspergillus niger
Penicillium funiculosum
Cladosporium cladosporioides
Gliocladium virens
Aureobasidium pulluans
「試験結果」下記判定基準をもって判定し、試験結果を表3に示した。
- :試験片上にカビの生育を全く認めない。
+ :試験片上のカビの生育部分の面積が全面積の1/4を超えない。
++ :試験片上のカビの生育部分の面積が全面積の1/2を超えない。
+++ :試験片上のカビの生育部分の面積が全面積の3/4を超えない。
++++ :試験片上のカビの生育部分の面積が全面積の3/4を超える。
「試験結果」試験例の判定結果に従って結果を表3に示した。
「考察」表3に示したように比較例1、2、3、4の1種の有効成分配合の製剤品の7日目の評価結果は、+?++++であるのに対して、実施例1、2、3、4、5、6の2種の有効成分配合の製剤品の評価結果は、-?+で、有効成分各々単独の製剤品に比べて、有効成分2種混合の製剤品を添加した塗料は、顕著な抗菌効果を示すことが確認された。
【0018】
【表3】表3 塗料の防カビ評価



C.本願の出願日前に頒布された刊行物Cには、以下の事項が記載されている。なお、下線は当審で付した。

C1「(1)2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾールと2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンをポリオレフィン系樹脂に配合することを特徴とする防かび防藻性樹脂組成物。
(2)2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾールと2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンが重量比で3:7?7:3で、かつそれらの総量が樹脂組成物に対して0.001重量%?1.0重量%である請求項1記載の樹脂組成物。」(特許請求の範囲 請求項1-2)

C2「(1) 防かび効果評価試験
試料を5cm平方の大きさに切り取ってポテトデキストロース寒天培地に載せ、この上から下記7種からなる、かび胞子の混合懸濁液1mlを均等に噴霧してかびの接種を行った後、28℃で培養した。接種後28日、56日、84日後にかびの発生状況を観察し評価を行った。試験結果を第2表に示す。
(接種菌)
アスペルギルス ニガー(Aspergillus niger)
ペニシリウム シトリナム
(Penicillium citrinum)
ケトミウム グロボスム(Chaetomium globosum)
グリオクラデウム ビレンス(Gliocladium virens)
オーレオバシデウム プルランス
(Aureobasidium pullulans)
パエシロミセス属菌(Paecilomyces sp.)
アルタナリア属菌(A1ternaria sp.)
(評価基準)
- 試験片上にかびの生育を認めない
± l/10面以下にかびの生育が認められる
+ 1/10?1/4面上にかびの生育が認められる
++ 1/4?l/2面上にかびの生育が認められる
+++ 1/2?3/4面上にかびの生育が認められる
++++3/4面以上にかびの生育が認められる
(2) 防かび効果評価試験(耐水性試験)
試料を60℃恒温水槽(内槽:縦43cm,横24cm,深さ10cm,回転ポンプ付き)に48時間浸漬した後、試料を5cm平方の大きさに切り取ってポテトデキストロース寒天培地に載せ、この上から前述の7種の接種菌の胞子懸濁液1mlを均等に噴霧接種した。この後、28℃で培養し、28日後に前述の評価基準に従って評価した。試験結果を第2表に示す。」(4頁左上欄8行-左下欄1行)

C3「

」(7頁 第2表)


第5.刊行物Aに記載された発明
一般式(1)で示される化合物は、Rがn-プロピル基である場合、1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールであることをふまえ、摘示A1の記載からみて、刊行物Aには以下の発明(以下「刊行物A発明」という。)が記載されている。

「1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールと2-(4’-チアゾリル)ベンズイミダゾールを配合するセメント系目地材料用抗カビ組成物において、
2-(4’-チアゾリル)ベンズイミダゾールの配合比率が、重量比で90%以下である、
セメント系目地材料用抗カビ組成物。」


第6.対比・判断
1.本願発明と刊行物A発明との対比
刊行物A発明における「1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾール」「2-(4’-チアゾリル)ベンズイミダゾール」「抗カビ組成物」は、それぞれ本願発明における「(A)1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾール」「(C)2-メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール、もしくは2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾール」「抗カビ組成物」に相当する。

本願発明における「抗カビ組成物」は「工業用」と特定されているが、「工業用」には、「シーリング剤」を含んでいること(請求項2)から、刊行物A発明における「目地材料用」は、本願発明における「工業用」に相当する。

以上をまとめると、本願発明と刊行物A発明との一致点及び相違点は次のとおりである。

〔一致点〕
(A)1-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-n-プロピル-1,3-ジオキソラン-2-イル]メチル]-1H-1,2,4-トリアゾールと、(C)2-メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール、もしくは2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾールを有効成分として含有する工業用抗カビ組成物。

〔相違点1〕
本願発明は、「(B)2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オン」を含有すると特定しているのに対し、刊行物A発明は、そのような特定がない点。

〔相違点2〕
本願発明は、(A)成分と(B)成分との配合比率を質量比で「10:1?1:10」と特定しているのに対し、刊行物A発明は、そのような特定がない点。

〔相違点3〕
本願発明は、(A)成分と(B)成分との合計量と(C)成分との配合比率を質量比で「10:1?1:10」と特定しているのに対し、刊行物A発明は、そのような特定がない点。

2.相違点について
カビ、細菌、藻等の微生物の汚染を抑制しようとする抗カビ剤組成物等において、より多種の微生物に対応できるようにスペクトラムの拡大を意図して公知の抗カビ剤を複数組み合わせた組成物とすることは汎用技術であるといえるところ、刊行物Bには、プロピコナゾールと2-n-オクチルイソチアゾリン-3-オンが用いられ、Aspergillus niger、Penicillium funiculosum、Gliocladium virens に対して有効性があること、刊行物Cには、2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾールと2-n-オクチルイソチアゾリン-3-オンが用いられ、アスペルギルス ニガー(Aspergillus niger)、ケトミウム グロボスム(Chaetomium globosum)、グリオクラデウム ビレンス(Gliocladium vrrans)、パエシロミセス属菌(Paecilomyces sp.)に対して有効性があること、が記載されているところ、刊行物A?Cに記載の抗カビ剤と効能があるカビ種とをまとめると下記のとおりになる。
抗カビ剤 | 対象カビ種評価
-----------+---------------------
A-B-C | AN PF PV GV CG
刊行物A ○- -○ | ○ ○ - - -
刊行物B ○-○- | ○ ○ - ○ -
刊行物C -○-○ | ○ - ○ ○ ○
(なお、抗カビ剤の「A-B-C」は、本願発明の各A成分からC成分を表す。略称は、AN;Aspergillus niger、PF;Penicillium funiculosum、PV;Paecilomyces 属、GV;Gliocladium virens、CG;Chaetomium globosumを表し、そして、各刊行物に本願発明の各A?C成分の記載、効能がある対象カビ種評価の記載がある場合、対応する欄に「○」を記載している。)
そうすると、スペクトラムの拡大を意図して抗カビ剤A?Cをすべて組み合わせることで、AN、PF、PV、GV、CGそれぞれに同時に有効な抗カビ剤とすることは、当該技術分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)において、容易に想到しうることである。また、その際の好適な配合割合を規定することは、当業者の通常の創作能力の範囲内の事項である。
また、本願発明が規定する(A)成分から(C)成分を組み合わせた場合、本願実施例で確認している5種のカビに対して有効であることは、上記のとおり、予測の範囲内の事項である。


第7.請求人の主張について
請求人は、平成24年12月27日付け審判請求書の手続補正書において、抗カビ剤を1種のみ使用した場合、2種併用した場合に比べても、3種併用した場合の本願発明は顕著な相乗効果を有する旨の主張をしている。
しかし、本願実施例、比較例からは、本願発明が規定する抗カビ剤(A)?(C)成分を1種のみ使用した場合においても、2種併用した場合においても、本願実施例で確認している5種のカビ菌種に対して同時には有効性がないことを意味するのみであるところ、「第6」「2.」に記載の表のとおり、3種の抗カビ剤の有効性を足し合わせることで、5種のカビ菌種に対して有効性があることは予測の範囲内の事項である。そうすると、3種の抗カビ剤を併用した相加的な効果が確認できるのみであり、3種の抗カビ剤を併用した相乗的な効果は確認できないことからすると、この点に関する請求人の主張を採用することはできない。


第8.まとめ
本願の請求項1に係る発明は、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができないという原査定の理由は妥当なものであり、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願はこの理由により拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2013-12-09 
結審通知日 2013-12-10 
審決日 2013-12-25 
出願番号 特願2007-269634(P2007-269634)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (A01N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 太田 千香子  
特許庁審判長 蔵野 雅昭
特許庁審判官 加賀 直人
田口 昌浩
発明の名称 工業用抗カビ組成物  

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