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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) F04D
管理番号 1286385
審判番号 不服2013-7580  
総通号数 173 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2014-05-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2013-04-24 
確定日 2014-03-31 
事件の表示 特願2009-211622「分子ポンプ、及びフランジ」拒絶査定不服審判事件〔平成21年12月10日出願公開、特開2009-287576〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 1.手続の経緯・本願発明
本願は,平成15年8月20日に出願した特願2003-296803号(優先権主張平成14年10月23日)の一部を平成21年9月14日に新たな特許出願としたものであって,平成24年8月21日付けで拒絶の理由が通知され,平成24年10月19日付けで意見書及び手続補正書が提出されたところ,平成25年1月24日付けで補正の却下の決定がなされるとともに拒絶査定がなされ,それに対して,平成25年4月24日に拒絶査定不服審判が請求されるとともに手続補正書が提出されたものである。
一方,当審において,平成25年10月22日付けで拒絶理由を通知し,応答期間内である同年12月19日に意見書及び手続補正書が提出されたところである。
そして,この出願の請求項1ないし9に係る発明は,平成25年12月19日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲,明細書及び図面の記載からみて,特許請求の範囲の請求項1ないし9に記載された事項により特定されるとおりのものと認められるところ,その請求項5に係る発明(以下,「本願発明」という。)は,次のとおりである。
「分子ポンプの吸気口を真空容器の排気口に接続し,Oリングにより当該真空容器の排気口との気密シールを形成するためのフランジであって,
前記フランジは,
前記フランジを固定するための複数のボルト穴と,
前記ボルト穴の,前記分子ポンプのロータの回転方向に隣接し,且つ,前記フランジのシャフトの回転中心軸上の点に関して点対称の位置に設けられており,且つ,全てのボルト穴の近傍に設けられ,前記フランジと一体形成された薄肉部と,前記薄肉部が変形する空間を形成する変形吸収部と,を備えており,
さらに,前記フランジの前記Oリングとの接触面と前記変形吸収部の間に,前記薄肉部の厚さより厚い高強度部を備えたことを特徴とするフランジ。」

2.刊行物
(1)当審において通知した拒絶の理由に引用された特開平10-274189号公報(以下,「刊行物1」という。)には,次の事項が図面とともに記載されている。

・「【特許請求の範囲】
【請求項1】 取付冶具を介して支持体にケーシングが取り付けられ,このケーシング内の排気用翼体およびモータのロータを備えたターボ分子ポンプにおいて,前記取付冶具に,前記回転体が破損したときの破損部品が有する回転エネルギーを吸収する衝撃緩衝機構を設けたことを特徴とするターボ分子ポンプ。」

・「【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで,このような破損部品の有する回転エネルギーによって,ケーシングから真空容器に回転力が伝わり,真空容器が破損することがあるために,真空容器の厚みを増やしたり高強度の材質にするなどしていたが,いずれもコストアップや装置の重量化を招いた。
【0004】そこで,本発明は従来のターボ分子ポンプの持つ問題点を解決し,コストアップや装置の重量化を引き起こすことなく,真空容器等の支持体に確実にケーシングを固定することのできるターボ分子ポンプの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のターボ分子ポンプは,取付冶具を介して支持体にケーシングが取り付けられ,このケーシング内に排気用翼体およびモータのロータを備えたものであり,排気用翼体が回転中に破損したとき,その破損部品のエネルギーがケーシングに伝わるが,そのエネルギーにより回転しようとするケーシングが真空容器を破壊しようとするエネルギーは,衝撃緩衝機構により吸収される。
【0006】なお,衝撃緩衝機構の具体的構成として,例えばボルト等の取付冶具の締付力に抗じて限られた範囲でケーシングを支持体に対して相対的に回転できるようにすることで,その回転に要するエネルギーで破損部品のエネルギーを消費したり,また取付部材に備えた弾性部材の弾性エネルギーで消費したりするものがある。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明のターボ分子ポンプの概略断面図である。図1において,ターボ分子ポンプは,ケーシング50の内側にスペーサ4を介して取り付けられた固定翼体3と,駆動軸1に取り付けられると共に固定翼体3に対向して設置された排気用翼体2とによってタービン翼を形成し,固定翼体3に対して排気用翼体2を高周波モータ33によって高速回転させることによって,吸気口5から吸気した気体分子を排気口6側に移送させている。
【0008】また,吸気口5側には,ポンプにより吸込む流体を供給する真空容器51が設けられており,図2に示すように,ケーシング50側のフランジ50aと真空容器51側のフランジ51aとが,ボルト52,ナット等の冶具で締め付けられることで,ケーシング50が真空容器51に固定されている。」

・「【0011】このようなターボ分子ポンプにおいて,材料欠陥や腐食に伴い排気用翼体2が破損すると,排気用翼体2を備えた駆動軸1はバランスを失い,駆動軸1の本体の方は保護軸受7,8で支持されるが,その破損した排気用翼体の破片は固定翼体3等に落下し,その回転エネルギーがケーシング50全体に伝わり,ケーシング50を回転させようとする。
【0012】ところで,ケーシング50については,ターボ分子ポンプにより吸込まれる流体を供給する真空容器51に,図3に示すように,ケーシング50及び真空容器51のそれぞれのフランジ50a,51aに設けられた長孔53にボルト52を貫通して取り付けられている。なお,複数のボルト52は複数の長孔53に対し,すべて排気用翼体2の回転方向とは反対側の端で固定されている。したがって,上記したように,排気用翼体2が破損し,その回転エネルギーがケーシング50に伝わったとき,ボルトによる締付力に抗じてケーシング50は長さS分だけ真空容器51に相対的に回転するので,その回転に要するエネルギーとして破損した排気用翼体2の回転エネルギーを消費するので,真空容器51にかかる応力が弱められ,これらが破損しなくなる。
【0013】即ち,上記したようなコストアップや装置の重量化を伴うことなく,フランジ50a,51aにおけるボルト52の貫通孔を長孔53とする簡単な構成で,ターボ分子ポンプのケーシング50に対する取付けを確実にすることができる。」

・図2より,フランジ51aは真空容器51の排気口であり,フランジ50aはターボ分子ポンプの吸気口であると解されるから,フランジはターボ分子ポンプの吸気口を真空容器の排気口に接続したものといえる。

以上の事項を整理し,本願発明にならって表現すると,刊行物1には,次の発明が記載されていると認められる(以下,この発明を「刊行物1記載の発明」という。)。
「ターボ分子ポンプの吸気口を真空容器の排気口に接続したフランジであって,
前記フランジは,
前記フランジを固定するための複数の長孔53と,
前記複数のボルト52が,複数の長孔53に対し,すべて排気用翼体2の回転方向とは反対側の端で固定され,回転エネルギーがケーシング50に伝わったとき,ボルトによる締付力に抗じてケーシングは長孔53の長さS分だけ回転することにより回転エネルギーを消費する衝撃緩衝機構と,
を備えているフランジ。」

(2)当審において通知した拒絶の理由に引用された特開平10-278644号公報(以下,「刊行物2」という。)には,図面とともに次の事項が記載されている。

・「【0032】ところで,この発明の車両用衝撃吸収シートの実施の別形態を,図5または図6に示す。この衝撃吸収シート110 においては,上下方向に延びたテーパ状衝撃吸収溝46と連結ボルト48との組み合わせが衝撃吸収素子44として設けられている。
【0033】図5,図6を見るとわかるように,この衝撃吸収シート110 においては,シートバックフレーム114 のサイドブラケット116 が,取り付けボルト18と,この取り付けボルトの前部上方に位置する連結ボルト48とによる2点止めのもとで,リクライニング装置の回動アーム24に一体的に連結されている。なお,取り付けボルト18は,サイドブラケット116 の内面に固着された固着ナット50に螺着される。
【0034】そして,連結ボルト48は,たとえば,回動アームサイドから,挿通孔52を介してサイドブラケット116 に挿通され,サイドブラケットに内方において,ナット54が螺着される。なお,サイドブラケットの挿通孔52は,サイドブラケットの内面サイドにカーリング縁の突設された,いわゆるカーリング孔として形成されている。
【0035】ここで,この発明の実施の別形態においては,サイドブラケットの挿通孔52の下部に,上下方向に延びたテーパ状衝撃吸収溝46が設けられている,テーパ状衝撃吸収溝46は,たとえば,連結ボルト48とほぼ同一径を下端部の最大幅とするとテーパ形状の長孔として,取り付けボルト18を中心とするほぼ円弧状に穿孔されている。
【0036】このような構成の衝撃吸収シート110 において,自動車の後突が発生すると,その衝撃に起因して後方移動した着座者の上体からの荷重を,まず,図5に示す初期状態のシートバックフレーム114 で受ける。そして,その荷重が拡孔38の剛性を越えると,この拡孔での座屈変形が生じ,これによって,シートバックフレーム14の変形,後傾が開始される(図7参照)。
【0037】すると,シートバックフレーム114 は,取り付けボルト18を中心とした回動のもとで後傾しようとし,このとき,挿通孔54に挿通された連結ボルト48が当該挿通孔下部の障壁を変形,破断して,図7に示すように,テーパ状衝撃吸収溝46の上端部に移動する。つまり,衝撃を受けたシートバックフレーム114 は,拡孔38での座屈変形に起因する後傾量に挿通孔54の下部の障壁幅に応じた後傾量を加えた角度だけ,一旦後傾する。
【0038】ここで,テーパ状衝撃吸収溝46は,連結ボルト48の径とほぼ同一の溝幅を最大幅として下端部に有するテーパ状に形成されているため,下端部より上方部分の溝幅は連結ボルトの径より狭くなっている。つまり,テーパ状衝撃吸収溝46の上端部に移動した連結ボルト48は,衝撃の作用に伴う,取り付けボルト18を中心としたシートバックフレーム114 の後傾によって,テーパ状衝撃吸収溝を上端部から拡幅変形させながら下端部方向に移動する(図8参照)。
【0039】このように,後突の際の衝撃がシートバックフレーム114 に入力されると,拡孔38の座屈変形を伴ったシートバックフレームの後傾により,連結ボルト48は障壁の変形,破断を経て,拡幅変形を伴いながらテーパ状衝撃吸収溝46を下方に移動する。そして,連結ボルト48がテーパ状衝撃吸収溝46を拡幅変形しながら移動する際の抵抗力が,後傾に対する規制力してシートバックフレーム114 に付与されるため,後突の際の衝撃エネルギーが,シートバックフレームの後傾のもとで徐徐にかつ無段階に吸収される。
【0040】つまり,この実施の別形態における衝撃吸収シート110 においても,衝撃吸収素子44による抵抗力の付与によって,シートバックフレーム114 の後傾が規制されるため,シートバックフレームの急激な後傾は防止される。そして,衝撃吸収素子44によるシートバックフレーム114 の後傾の際の抵抗によって,後突の際の衝撃エネルギーが徐徐にかつ無段階に吸収されるため,この衝撃吸収シート110においても,上記と同様な,シートバックフレームの後傾範囲にわたる衝撃エネルギーの吸収により,上記の衝撃吸収方法が適切に遂行でき,衝撃エネルギーの吸収能力の改善により,着座者の保護効果が向上し,着座者のダメージが一層低減される。」

3.対比
本願発明と刊行物1記載の発明とを対比する。
後者の「ターボ分子ポンプ」は,前者の「分子ポンプ」に相当する。
後者の「フランジを固定するための複数の長孔53」は,「フランジを固定するための複数のボルト穴」であるという点で,前者の「フランジを固定するための複数のボルト穴」と一致する。
後者の「複数のボルト52は,複数の長孔53に対し,すべて排気用翼体2の回転方向とは反対側の端で固定され,回転エネルギーがケーシング50に伝わったとき,ボルトによる締付力に抗じてケーシングは長孔53の長さS分だけ回転することにより回転エネルギーを消費する衝撃緩衝機構」と,前者の「ボルト穴の,前記分子ポンプのロータの回転方向に隣接し,且つ,前記フランジのシャフトの回転中心軸上の点に関して点対称の位置に設けられており,且つ,全てのボルト穴の近傍に設けられ,前記フランジと一体形成された薄肉部と,前記薄肉部が変形する空間を形成する変形吸収部」とは,「衝撃吸収部」という概念で共通する。
してみると,両者は,
「分子ポンプの吸気口を真空容器の排気口に接続したフランジであって,
前記フランジは,
前記フランジを固定するための複数のボルト穴と,
衝撃吸収部を備えたフランジ。」
である点で一致し,次の点で相違する。

[相違点1]
フランジに関して,本願発明では,Oリングにより真空容器の排気口との気密シールを形成するためのものであるのに対して,刊行物1記載の発明では,Oリングについて明示されていない点。
[相違点2]
衝撃吸収部に関して,本願発明では,ボルト穴の,分子ポンプのロータの回転方向に隣接し,且つ,フランジのシャフトの回転中心軸上の点に関して点対称の位置に設けられており,且つ,全てのボルト穴の近傍に設けられ,前記フランジと一体形成された薄肉部と,前記薄肉部が変形する空間を形成する変形吸収部であるのに対し,刊行物1記載の発明では,複数のボルト52が,複数の長孔53に対し,すべて排気用翼体2の回転方向とは反対側の端で固定され,回転エネルギーがケーシング50に伝わったとき,ボルトによる締付力に抗じてケーシングは長孔53の長さS分だけ回転することにより回転エネルギーを消費する衝撃緩衝機構である点。
[相違点3]
本願発明は,フランジのOリングとの接触面と変形吸収部の間に,薄肉部の厚さより厚い高強度部を備えたのに対し,刊行物1記載の発明では,そのような構成は明示されていない点。

4.当審の判断
相違点について検討する。
(1)上記[相違点1]について
一般に,ターボ分子ポンプを真空槽などにフランジ部を介して接続する場合に,フランジ部にOリングを挟んで,ボルト穴に通したボルトにより接合することは,例えば,特開2002-227765号公報(段落【0031】?【0037】,【0041】等を参照。)に記載されているように,周知の技術である。
よって,刊行物1記載の発明において,上記周知の技術を適用し,上記相違点1に係る本願発明の構成とすることは,当業者が適宜なし得たことである。

(2)上記[相違点2][相違点3]について
ア.刊行物2には,挿通孔52(ボルト穴)の下部に設けられた障壁(薄肉部)と,障壁が変形する空間を形成するテーパ状衝撃吸収溝46(変形吸収部)と,挿通孔52に挿通された連結ボルト48とにより衝撃エネルギーを吸収する点(以下,「刊行物2記載の技術的事項」という。)が開示されているが,そもそも,衝撃を吸収するためにボルト穴の近傍に薄肉部を設けることは,例えば,特開平11-29025号公報の段落【0014】,図5,特開平7-117490号公報の段落【0021】?【0023】図1,2,実願平3-58512号(実開平5-3050号)のCD-ROMの段落【0007】,図1参照。)に開示されるように,周知の技術である。
また,上記刊行物2記載の技術的事項において吸収する衝撃エネルギーは,取り付けボルト18を中心としたシートバックフレーム114の回動によるものであり(段落【0037】参照。),テーパ状衝撃吸収溝46は,円弧状に穿孔されているから(段落【0035】参照。),回転運動に起因するエネルギーを吸収するものであると理解することができる。
刊行物1記載の発明と刊行物2記載の技術的事項とは,いずれも,ボルトを用いて回転運動に起因するエネルギーを吸収するものであるから,刊行物1記載の発明の衝撃緩衝機構に替えて,刊行物2記載の技術的事項の障壁(薄肉部)及びテーパ状衝撃吸収溝46(変形吸収部)を採用することには,当業者にとっての格別の創意工夫を見いだせない。
そして,障壁(薄肉部)及びテーパ状衝撃吸収溝46(変形吸収部)の配置については,衝撃エネルギーの発生する方向に応じて当業者が適宜設定し得るものである。

イ.一般に,「薄肉部」を設けることは,他の部位より薄く構成することであって,薄肉部ではない他の部位を,薄肉部より厚く構成して高強度部とすることは,自明な事項といえる。
そして,本願発明の「薄肉部の厚さより厚い高強度部」については,本願明細書に具体的な説明があるものでもなく,ターボ分子ポンプにおけるフランジにOリングを挟んで接合することは,上記相違点1について検討したとおり,周知の技術であるから,刊行物1記載の発明に刊行物2記載の技術的事項を適用するにあたり,フランジのOリングとの接触面と変形吸収部の間に,薄肉部の厚さより厚い高強度部を備えさせること自体に,当業者にとっての格別の創意工夫は見いだせない。
請求人は,平成25年12月19日付け意見書(第2頁第1?11行)において,「高強度部」はOリングを装着するための溝15とボルト穴14の間(添付図のAで表されている部分)であり,「高強度部」の厚さとは,添付図(図2)のAの寸法,すなわち,溝15とボルト穴14の間の寸法であると主張しているが,「高強度部」の厚さが上記の寸法であるとしても,同様に,薄肉部ではない他の部位を,薄肉部よりも厚く構成した高強度部とすることは,自明というべきである。
以上を踏まえると,刊行物1記載の発明において,刊行物2記載の技術的事項及び周知の技術を考慮して,上記相違点2及び3に係る本願発明の構成を採用することは,当業者が格別の創作能力を要さずになし得たことである。

しかも,本願発明の構成により,刊行物1記載の発明,刊行物2記載の技術的事項及び周知の技術からみて格別顕著な効果が奏されるものともいえない。

5.むすび
以上のとおりであるから,本願発明は,刊行物1記載の発明,刊行物2記載の技術的事項及び周知の技術に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであり,特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって,その余の請求項に係る発明において検討するまでもなく,本願は,拒絶されるべきものである。
よって,結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2014-02-05 
結審通知日 2014-02-07 
審決日 2014-02-18 
出願番号 特願2009-211622(P2009-211622)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (F04D)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 佐藤 秀之  
特許庁審判長 新海 岳
特許庁審判官 槙原 進
平城 俊雅
発明の名称 分子ポンプ、及びフランジ  
代理人 川井 隆  
代理人 仲野 均  

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