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審決分類 |
審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A61K 審判 査定不服 特17 条の2 、4 項補正目的 取り消して特許、登録 A61K |
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管理番号 | 1291298 |
審判番号 | 不服2012-26032 |
総通号数 | 178 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2014-10-31 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2012-12-28 |
確定日 | 2014-09-10 |
事件の表示 | 特願2008-504756「TMC278によるHIV感染の予防」拒絶査定不服審判事件〔平成18年10月12日国際公開、WO2006/106103、平成20年 8月28日国内公表、特表2008-534651、請求項の数(24)〕について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 |
理由 |
1.手続の経緯 本願は、平成18年 4月 4日(パリ条約による優先権主張 2005年 4月 4日 (EP)欧州特許庁)を国際出願日とする出願であって、平成24年 1月27日付けで拒絶理由が通知され、その指定期間内である平成24年 6月 6日に意見書及び手続補正書が提出されたが、同年 8月22日付けで拒絶査定がなされ、これに対し、同年12月28日に拒絶査定不服審判が請求され、それと同時に手続補正がなされたものである。 2.平成24年12月28日付けの手続補正についての補正却下の決定 [補正却下の決定の結論] 平成24年12月28日付けの手続補正を却下する。 [理由] 上記手続補正は、補正後の請求項6、21を追加することにより、特許請求の範囲の請求項数を24から26に増加する補正を含むものである。 しかし、請求項数を増加させる上記補正は、形式的な減縮に当たらないし、また、このような請求項を認めるべき特段の事情も存在しない。 よって、本件補正は、平成18年法律第55号改正附則第3条第1項によりなお従前の例によるとされる同法による改正前の特許法第17条の2第4項第2号にいう、特許請求の範囲の限定的減縮に該当せず、また、同改正前の同法同条同項各号に掲げる、他のいずれの事項を目的とするものでもない。 したがって、本件補正は、同改正前の特許法第17条の2第4項の規定に違反するので、特許法第159条第1項において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。 3.本願発明について 平成24年12月28日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1?24に係る発明は、平成24年 6月 6日付け手続補正書の特許請求の範囲の請求項1?24に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。 そして、本願については、原査定の拒絶理由を検討してもその理由によって拒絶すべきものとすることはできない。 また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2014-08-29 |
出願番号 | 特願2008-504756(P2008-504756) |
審決分類 |
P
1
8・
57-
WY
(A61K)
P 1 8・ 121- WY (A61K) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 高橋 樹理 |
特許庁審判長 |
村上 騎見高 |
特許庁審判官 |
穴吹 智子 安藤 倫世 |
発明の名称 | TMC278によるHIV感染の予防 |
代理人 | 特許業務法人小田島特許事務所 |