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審決分類 審判 全部無効 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  A01N
審判 全部無効 2項進歩性  A01N
審判 全部無効 1項3号刊行物記載  A01N
審判 全部無効 1項2号公然実施  A01N
管理番号 1306715
審判番号 無効2013-800076  
総通号数 192 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2015-12-25 
種別 無効の審決 
審判請求日 2013-04-27 
確定日 2015-10-13 
事件の表示 上記当事者間の特許第5172002号発明「袋入り抗菌剤」の特許無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求を却下する。 審判費用は、請求人の負担とする。 
理由 1 手続の経緯
本件特許第5172002号は,平成23年9月8日に出願され,平成25年1月11日に特許権の設定登録がされたものであって,同年4月27日に本件特許無効審判が請求されたものである。

2 本件特許権について
本件特許については,平成25年5月1日に別件の特許無効審判(無効2013-800078号)が請求され,この別件審判事件において,平成26年7月31日付けで,本件特許の請求項1ないし8に係る発明についての特許を無効にする旨の審決がされたところ,この審決を不服として審決取消を請求する訴え(平成26年(行ケ)第10206号)が知的財産高等裁判所に提起されたが,平成27年6月24日に請求を棄却する旨の判決が言い渡され,同年7月8日をもってこの判決が確定し,同時に上記審決も確定した。なお,同年7月23日付けで,本件特許権に係る特許原簿に当該特許無効審判の確定審決の事項が登録された。
その結果,本件特許権は特許法第125条の規定により初めから存在しなかったものとみなされる。

3 本件審判請求について
以上のとおり,本件特許無効審判は,初めから存在しない特許を無効にすることを請求するものであって,その対象を欠くものであるから,不適法な審判の請求であり,その補正をすることができないものである。
したがって,本件特許無効審判の請求は,特許法第135条の規定により却下すべきものである。

また,審判に関する費用については,特許法第169条第2項において準用する民事訴訟法第61条の規定により,請求人が負担すべきものとする。

よって,結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2015-08-20 
結審通知日 2015-08-24 
審決日 2015-09-04 
出願番号 特願2011-195716(P2011-195716)
審決分類 P 1 113・ 121- X (A01N)
P 1 113・ 537- X (A01N)
P 1 113・ 112- X (A01N)
P 1 113・ 113- X (A01N)
最終処分 審決却下  
前審関与審査官 杉江 渉  
特許庁審判長 井上 雅博
特許庁審判官 佐藤 健史
木村 敏康
登録日 2013-01-11 
登録番号 特許第5172002号(P5172002)
発明の名称 袋入り抗菌剤  
代理人 平井 佑希  
代理人 中井 博  
代理人 小林 幸夫  
代理人 岡本 茂樹  
代理人 山内 康伸  
代理人 辻田 朋子  
代理人 河部 康弘  
代理人 伊藤 真  

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