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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G01N
審判 査定不服 1項3号刊行物記載 特許、登録しない。 G01N
管理番号 1308008
審判番号 不服2014-8959  
総通号数 193 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-01-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2014-05-14 
確定日 2015-11-24 
事件の表示 特願2012-506403「心不全のマーカーとしてのエンドスタチンの使用」拒絶査定不服審判事件〔平成22年11月 4日国際公開、WO2010/124821、平成24年10月11日国内公表、特表2012-524282〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成22年4月23日(パリ条約による優先権主張:平成21年4月27日、欧州特許庁)を国際出願日として出願された外国語特許出願であって、平成23年10月20日に手続補正書が提出され、平成25年1月24日付けで拒絶理由が通知され、同年6月28日に意見書及び手続補正書が提出されたが、平成26年1月8日付けで拒絶査定がなされ、同査定の謄本は同月15日に請求人に送達された。
これに対し、平成26年5月14日に拒絶査定不服審判が請求されたものである。

第2 本願発明について
本願の請求項1ないし10に係る発明は、平成25年6月28日提出の手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし10に記載された事項により特定されるものであるところ、その請求項5に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、以下のとおりのものである。

「 【請求項5】
心不全の検出におけるマーカー分子としての、試料中のタンパク質エンドスタチンの使用であって、該試料が、血清、血漿および全血からなる群より選択され、エンドスタチンの値の上昇が心不全を示す、使用。」

第3 引用例及びその記載事項
刊行物1:JOURNAL OF CARDIAC FAILURE ,VOLUME 12, NUMBER 8, SUPPLEMENT 2, OCTOBER 2006, S165 1024

原査定の拒絶の理由に引用され、本願優先権主張日前に頒布された刊行物1には、日本心不全学会の第10回年次科学会合からの要約である、「Ischemia-induced Release of Endostatin from Cardiac Tisues Via Modulation of Ornithin Decarboxylase Activity」(当審仮訳:オルニチンデカルボキシラーゼ活性の変調を介する心臓組織からのエンドスタチンの虚血誘導放出)と題する学術文について、次の事項が記載されている。
ア 「Background: Left ventricular (LV) remodeling is a major cause of progressive heart failure and death after myocardial infarction (MI). Meny(当審注:Menyは、Manyの誤記)investigators showed that angiogenic growth factors inhibit LV remodeling via enhancing neoangiogenesis within the infarcted tissue.
However, it is still unknown that the role of endogenous anti-angiogenic factor such as endostatin in MI condition. 」
(当審仮訳: 背景:左室(LV)リモデリングは、心筋梗塞(MI)後の進行性心不全及び死亡の主要な原因である。多くの研究者が、血管新生成長因子は梗塞された組織内で血管新生を増強することを介してLVリモデリングを抑制することを示した。
しかしながら、MI条件におけるエンドスタチンのような内因性抗-血管新生因子の役割は、まだ知られていない。)

イ 「Methods & Results: Serum level of endostatin was measured in rat MI models that were produced by ligation of the left anterior coronary artery. The serum endostatin level was significantly increased as compared with sham-operated control (MI group: 8.5 ±4.3 ng/mL, Sham-orerated group: 3.1 ±3.3 ng/mL, n=5 ). Immunostaining for endostatin showed that endostatin was clearly expressed in infarcted cardiac tissues. To investigate the molecular mechanism of releasing endostatin from cardiac tissues, we performed in vitro studies. Cultured cardiomyocytes and cardiac fibroblasts from neonatal rats were exposed to a severe hypoxic condition.
Endostatin protein level assessed by immunoblot analysis accumulated in a time-dependent manner in both cardiomyocytes and cardiac fibroblasts.
In ischemic condition, activity of ornithine decarboxylase(ODC), known as potent inhibitor of endostatin expression, of both cardiomyocytes and cardiac fibroblasts were decreased significantly. 」
(当審仮訳:方法と結果: エンドスタチンの血清レベルは、左前方冠動脈の結紮によって作られたラットMIモデルにおいて測定された。血清エンドスタチンレベルは、偽手術された対照と比較したとき、大いに増加した(MI群:8.5±4.3ng/mL、偽手術群:3.1±3.3ng/mL、n=5)。エンドスタチンに対する免疫染色は、エンドスタチンが梗塞された心臓組織において明確に発現されたことを示した。
心臓組織からのエンドスタチン放出の分子メカニズムを研究するために、我々はインビトロ研究を行った。新生児ラットからの培養された心筋細胞及び心臓線維芽細胞が、厳しい低酸素状態に曝された。
エンドスタチンタンパク質レベルが、心筋細胞及び心臓線維芽細胞の両方において、時間依存的方法で蓄積させたイムノブロット分析によって調査された。
虚血条件において、心筋細胞及び心臓線維芽細胞の両方の、エンドスタチン発現の有力な抑止剤として知られている、オルニチンデカルボキシラーゼ(ODC)の活性が著しく減少された。)

ウ 「Conclusion: Our data shows that endostatin is released from cardiac tissues in ischemic condition by autocrine/paracrine fashion via modulation of ODC activity. This result suggests that regulation of ODC activity can be novel therapeutic target for LV remodeling after MI. 」
(当審仮訳:結論: 我々のデータは、エンドスタチンが、ODC活性の変調を介して自己分泌/傍分泌式に、虚血条件における心臓組織から放出されることを示している。この結果は、ODC活性の調節がMI後のLVリモデリングのための新規な治療目標であり得ることを示唆している。)

第4 拒絶の理由1(特許法第29条第1項第3号違反について)
1 刊行物1に記載された発明
(1)上記第3のイの記載から、血清中のエンドスタチンレベルは、心筋梗塞動物モデルにおいて、偽手術された対照と比較して、大いに増加していること、血清エンドスタチンレベルと共に確認された梗塞された心臓組織において明確に発現されることが読み取れる。
(2)上記第3のイ及びウの記載から「心臓組織からのエンドスタチン放出の分子メカニズム」を「インビトロ研究」を行なった結果、「血清中のエンドスタチンは、虚血条件における心筋細胞及び心臓繊維芽細胞の両方のエンドスタチン発現の有力な抑止剤であるODCの活性の低下が原因である」こと、及び、「ODC活性の調節がMI後のLVリモデリングリモデリングの治療目標となる」ことが読み取れる。
(3)上記(1)及び(2)の点を勘案すれば、「偽手術された対照、すなわち正常な対照に比べて血清中のエンドスタチンレベルが高いことが、十分な酸素および栄養分を受け取ることができない心臓組織においてエンドスタチンの発現量が高いことを示す」こと、そして、「エンドスタチンが多く存在する」原因が「ODC活性の低下の結果である」こと、また、その活性の調節は「MI後のLVリモデリングのための新規な治療目標となる」ことが記載されているのであるから、当該「ODC活性変調」が、MI後も引き続き生じていることが理解でき、上記第3のアに「左室(LV)リモデリングは、心筋梗塞(MI)後の進行性心不全及び死亡の主要な原因である。」との記載から、当業者であれば、「進行性心不全においてもエンドスタチンのレベルの上昇が続く」ことが理解できる。
(4)そうすると、刊行物1には次の発明が記載されていると認められる。
「血清中のエンドスタチンレベルを測定して、エンドスタチンレベルが正常な対照に比べて高いと、心筋梗塞後の進行性心不全となる虚血状態の心臓組織が存在することを検出する方法。」(以下、「刊行物1発明」という。)

2 当審の判断
(1)本願発明と刊行物1発明との対比
ア 本願発明と刊行物1発明を対比すると、まず、刊行物1発明の「血清中」の「エンドスタチン」は、本願発明の「試料中」の「タンパク質エンドスタチン」であること、及び「該試料」が「血清、血漿及び全血から選ばれる群より選択される」ものであることに相当する。
イ そして、刊行物1発明の「エンドスタチンレベルが正常な対照に比べて高いと」、「心筋梗塞後の進行性心不全となる虚血状態の心臓組織が存在することを検出する」ことは、本願発明の「エンドスタチンの値の上昇が心不全を示す」ことに相当する。
ウ 刊行物1発明の「血清中のエンドスタチンレベルを測定して」「心筋梗塞後の進行性心不全となる虚血状態の心臓組織が存在することを検出する」ことは、本願発明の「試料中のタンパク質エンドスタチン」を「心不全の検出におけるマーカー分子として」「使用」することに相当する。
エ そうすると、本願発明と刊行物1発明は、
「心不全の検出におけるマーカー分子としての、試料中のタンパク質エンドスタチンの使用であって、該試料が血清であり、エンドスタチンの値の上昇が心不全を示す、使用。」である点で一致し、相違する点はないから、本願発明は刊行物1に記載された発明に該当する。

(2)請求人の主張について
ア 請求人は、審判請求書において、心不全と心筋梗塞の違いについて、参考資料1及び参考資料2の記載を挙げて、「心筋梗塞」は、急性の症状であり、心臓への血液が中断し、直接心臓組織に影響し、数時間でバイオマーカーを放出させるものであるものであるのに対して、「心不全」は、比較的長い期間(少なくとも数ヶ月)の血液の心臓からの供給の低下によって、心臓以外の臓器または組織に十分な酸素や栄養分が行きわたらないことによる効果を生じ、心筋梗塞とは大きく異なるマーカーを放出させるものであり、また、心不全は、いくつかの原因(そのうちの1つに心筋梗塞があります)から引き起こされる最終的な状態であり、心不全は、比較的長い期間の後に、各種疾患の末期に生じるものであり、その原因の1つに過ぎない心筋梗塞と同視することはできず、本発明に係る「心不全」と第1引用例に記載される「心筋梗塞」とは全く異なる、と主張している。
イ しかしながら、上記第4の1(3)で説示したとおり、刊行物1には、「心筋梗塞後の進歩性心不全」もその対象とすることが開示されているものと認められ、上記第4の1(4)の刊行物1発明が記載されていると認められるのであるから、上記請求人の主張は前提において成り立たない。
ウ なお、本願明細書の発明の詳細な説明においては、「【0089】急性心臓事象と慢性心臓疾患の識別 好ましい態様において、本発明は、試料中のマーカーエンドスタチンの濃度を測定する工程、任意に、試料中の1種類以上の心不全の他のマーカーの濃度を測定する工程、ならびに工程(a)で測定した濃度および任意に工程(b)で測定した(1つまたは複数の)濃度を、その参照値(1つまたは複数)に対するこのマーカーの濃度と比較することにより、急性心臓事象と慢性心臓疾患の鑑別診断を確立する工程を含む、急性心臓事象と慢性心臓疾患の鑑別診断を補助するインビトロ方法に関する。【0090】当業者は、「急性心臓事象」と「慢性心臓疾患」の意味に精通している。【0091】 好ましくは、「急性心臓事象」は、心臓の急性状態、疾患または機能異常、特に急性心不全、例えば心筋梗塞(MI)または不整脈に関する。MIの程度に応じて、LVDおよびCHFが続いて起こり得る。【0092】好ましくは、「慢性心臓疾患」は、例えば心臓の虚血、冠動脈疾患、または以前の、特に小心筋梗塞(1つまたは複数)(その後LVDが続くことがある)のために心臓機能が弱まることである。炎症性疾患、心臓弁欠陥(例えば僧帽弁欠陥)、拡張型心筋症、肥大型心筋症、心臓脈欠損(不整脈)および慢性閉塞性肺疾患のためにも弱まることがある。従って、慢性心臓疾患に急性冠動脈症候群、例えばMIに苦しんだが現時点では急性心臓事象に苦しんでいない患者が含まれ得ることは明白である。【0093】急性心臓事象と慢性心臓疾患は全く異なる治療計画が必要とされ得るので、急性心臓事象と慢性心臓疾患を識別することは重要である。例えば、急性心筋梗塞を示す患者には、再灌流の早期治療が最も重要であり得る。しかし、慢性心不全を有する患者に実施される再灌流の治療は、この患者にとっては全く有害でないかまたはほんのわずかに有害である。」と記載されているように、本願明細書の記載によれば、本願発明において、「エンドスタチン」を「マーカー物質として検出する」対象としての「心不全」が、「心筋梗塞」を排除していないものと解されるから、上記請求人の主張は、明細書の発明の詳細な説明の記載と矛盾する主張を含むものである。
エ 仮に、刊行物1発明の記載が「心筋梗塞」の判定に留まるものであるとしても、原審で提示された「株式会社南山堂発行、「医学大辞典」、1981年、『心不全』の項」には「収縮力減退など心臓自体に障害があって、心臓、末梢血管系を経て全身の臓器組織へ必要な量と質の血液を循環し得なくなった状態を心不全という」、「心不全の出現の仕方により急性心不全と慢性心不全に分けることができる。前者は心停止、心室細動、心室頻拍、心筋梗塞、心臓喘息などの場合にみられる。慢性心不全は末梢静脈でのうっ血が主体となるためうっ血性心不全とも呼ばれる。主として左心のポンプ機能の減退があり、そのために肺循環系のうっ血、呼吸困難、心臓喘息発作をきたすものを左心不全、主として右心のポンプ機能の低下があり、血液が末梢静脈系にうっ滞し、静脈圧上昇、肝脾腫大、浮腫などをきたすものを右心不全という。」とあるように、心筋梗塞も「急性心不全」として「心不全」から除外されるものとは認められない。
したがって、「心不全」と「心筋梗塞」を全く異なるものであることを前提とする請求人の主張は認められない。

3 小括
以上のとおりであるから、本願発明は、本願優先権主張日前に頒布された上記刊行物1に記載された発明であって、特許法第29条第1項第3号に該当し特許を受けることができないものである。

第5 拒絶の理由2(特許法第29条第2項違反について)
1 刊行物1に記載された発明
(1)上記第3のイの記載から、血清中のエンドスタチンレベルは、心筋梗塞動物モデルにおいて、偽手術された対照と比較して、大いに増加していること、血清エンドスタチンレベルと共に確認された梗塞された心臓組織において明確に発現されることが読み取れる。
(2)上記第3のイ及びウの記載から「心臓組織からのエンドスタチン放出の分子メカニズム」を「インビトロ研究」を行なった結果、「血清中のエンドスタチンは、虚血条件における心筋細胞及び心臓繊維芽細胞の両方のエンドスタチン発現の有力な抑止剤であるODCの活性の低下が原因である」こと、及び、「ODC活性の調節がMI後のLVリモデリングリモデリングの治療目標となる」ことが読み取れる。
(3)上記(1)及び(2)の点を勘案すれば、「偽手術された対照、すなわち正常な対照に比べて血清中のエンドスタチンレベルが高いことが、十分な酸素および栄養分を受け取ることができない心臓組織においてエンドスタチンの発現量が高いことを示す」こと、そして、「エンドスタチンが多く存在する」原因が「ODC活性の低下の結果である」こと、また、その活性の調節は「MI後のLVリモデリングのための新規な治療目標となる」ことが記載されているのであるから、当該「ODC活性変調」が、MI後も引き続き生じていることが理解でき、上記第3のアに「左室(LV)リモデリングは、心筋梗塞(MI)後の進行性心不全及び死亡の主要な原因である。」との記載から、当業者であれば、「進行性心不全においてもエンドスタチンのレベルの上昇が続く」ことが理解できる。
(4)そうすると、刊行物1には次の技術事項が記載されていると認められる。
「心筋梗塞後の進行性心不全となる虚血状態の心臓組織が存在する場合には、血清中のエンドスタチンレベルを測定するとエンドスタチンレベルが正常な対照に比べて大いに増加するという技術的事項」(以下、「刊行物1記載技術事項」という。)

2 当審の判断
(1)本願発明と刊行物1記載技術事項との対比
ア 本願発明と刊行物1記載技術事項とを対比すると、まず刊行物1記載技術事項の「血清中」の「エンドスタチン」は、本願発明の「試料中」の「タンパク質エンドスタチン」であること、及び「該試料」が「血清、血漿及び全血から選ばれる群より選択される」ものであることに相当する。
イ そして、刊行物1記載技術事項の「心筋梗塞後の進行性心不全となる虚血状態の心臓組織が存在する場合には、血清中のエンドスタチンレベルを測定するとエンドスタチンレベルが正常な対照に比べて大いに増加する」ことは、本願発明の「エンドスタチンの値の上昇」が「心不全を示す」ことに相当する。
ウ また、刊行物1記載技術事項においては「エンドスタチンレベルを測定する」のであるから、「エンドスタチン」を使用するものといえる。
エ そうすると、本願発明と刊行物1記載技術事項とは、
「試料中のタンパク質エンドスタチンの使用であって、該試料が血清であり、エンドスタチンの値の上昇が心不全を示す、使用。」である点で一致し、つぎの点で一応相違する。

<相違点>
本願発明は「試料中のタンパク質エンドスタチン」を「心不全の検出におけるマーカー分子として」「使用」するものであるのに対して、刊行物1記載技術事項は、「エンドスタチン」を利用して心不全を検出することについて明記されていない点

(2)判断
上記相違点について検討するに、刊行物1の記載から、当業者であれば、上記1(1)及び(2)で示した事項が理解でき、また、「進行性心不全においてもエンドスタチンがレベルの上昇が続く」ことが理解でき、また、本願優先権主張日前において、正常な対照者と症状を持つ患者との間でその濃度や発現の有無が変化する生体内物質を当該症状を判定するためのマーカーとして利用することが慣用的な手法であって従来周知の技術といえることに鑑み、血清中のエンドスタチンを、進行性心不全の検出におけるマーカー分子として使用してみようとすることは、当業者が容易に想到し得る範囲内の事項というべきである。

3 小括
上記のとおりであるから、本願発明は、本願優先権主張日前に頒布された上記刊行物1に記載の技術事項及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであって、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。

第6 むすび
以上のとおり、本願発明は、本願優先権主張日前に頒布された上記刊行物1に記載された発明であるか、又は上記刊行物1に記載された技術事項及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、又は同法第29条第2項の規定により、特許を受けることができない。
したがって、その他の請求項について論及するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2015-06-25 
結審通知日 2015-06-26 
審決日 2015-07-13 
出願番号 特願2012-506403(P2012-506403)
審決分類 P 1 8・ 113- Z (G01N)
P 1 8・ 121- Z (G01N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 加々美 一恵  
特許庁審判長 三崎 仁
特許庁審判官 渡戸 正義
尾崎 淳史
発明の名称 心不全のマーカーとしてのエンドスタチンの使用  
代理人 細田 芳徳  

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