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審決分類 |
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する C03C |
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管理番号 | 1308558 |
審判番号 | 訂正2015-390110 |
総通号数 | 194 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2016-02-26 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2015-09-30 |
確定日 | 2015-12-03 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第5720866号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第5720866号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正明細書及び特許請求の範囲のとおり訂正することを認める。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件特許第5720866号は、平成26年7月15日(優先権主張平成25年7月19日)を国際出願日として出願された特願2014-560159号の請求項1-4に係る発明について、平成27年4月3日に特許権の設定登録がされ、その後、平成27年9月30日に本件審判が請求されたものである。 第2 請求の趣旨 本件請求の趣旨は、特許第5720866号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付の特許請求の範囲のとおり訂正することを認める、との審決を求めるものである。 請求人が求めている訂正(以下、「本件訂正」という。)の内容は、以下のとおりである。 (訂正事項) 特許請求の範囲の請求項4を削除する訂正を行う。 第3 当審の判断 1.訂正の目的について 上記訂正事項は、訂正前の請求項4を削除するものであるから、特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 よって、本件訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号の規定にあげる事項を目的としている。 2.新規事項の有無、特許請求の範囲の拡張・変更について 上記訂正事項は、請求項の削除であるから、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものであり、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものでもない。 よって、本件訂正は、特許法第126条第5項ないし第6項の規定に適合する。 3.独立特許要件について 本件訂正は、請求項を削除する訂正であるから、独立特許要件についての判断を要しない。 第4 むすび 以上、本件審判の請求に係る訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号の規定にあげる事項を目的とし、かつ、同条第5項ないし第6項の規定に適合する。 よって、結論の通り審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 硝酸カリウムを含む無機塩に、ナトリウムを含むガラスを接触させることによって、ガラス中のNaと前記無機塩中のKとをイオン交換する工程を含む化学強化ガラスの製造方法であって、 前記無機塩はK_(2)CO_(3)、Na_(2)CO_(3)、KHCO_(3)、NaHCO_(3)、K_(3)PO_(4)、Na_(3)PO_(4)、K_(2)SO_(4)、Na_(2)SO_(4)、KOH及びNaOHからなる群より選ばれる少なくとも一種の塩を含み、かつ 前記イオン交換の後にガラスを洗浄する工程、 前記洗浄の後にガラスを酸処理する工程、 前記酸処理の後にガラスをアルカリ処理する工程を含む、化学強化ガラスの製造方法。 【請求項2】 前記無機塩におけるナトリウム含有量が500重量ppm以上である請求項1に記載の化学強化ガラスの製造方法。 【請求項3】 前記無機塩はK_(2)CO_(3)を0.1mol%以上含有する、請求項1または2に記載の化学強化ガラスの製造方法。 【請求項4】 (削除) |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
審理終結日 | 2015-11-05 |
結審通知日 | 2015-11-09 |
審決日 | 2015-11-24 |
出願番号 | 特願2014-560159(P2014-560159) |
審決分類 |
P
1
41・
851-
Y
(C03C)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 永田 史泰 |
特許庁審判長 |
真々田 忠博 |
特許庁審判官 |
萩原 周治 新居田 知生 |
登録日 | 2015-04-03 |
登録番号 | 特許第5720866号(P5720866) |
発明の名称 | 化学強化ガラスの製造方法 |
代理人 | 特許業務法人栄光特許事務所 |
代理人 | 特許業務法人栄光特許事務所 |