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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G01N
管理番号 1310455
審判番号 不服2014-22637  
総通号数 195 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-03-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2014-11-06 
確定日 2016-01-27 
事件の表示 特願2013- 27768「サンプリングシステム」拒絶査定不服審判事件〔平成25年 6月13日出願公開、特開2013-117539〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成20年7月18日を国際出願日とする特願2010-519201号の一部を平成25年2月15日(パリ条約による優先権主張:平成19年8月2日 米国)に新たな特許出願としたものであって、平成25年3月15日に手続補正書が提出され、平成25年11月26日付けで拒絶理由が通知され、平成26年6月3日に意見書及び手続補正書が提出されたが、同年7月2日付けで拒絶査定がなされ、同査定の謄本は同月8日に請求人に送達された。
これに対し、平成26年11月6日に拒絶査定不服審判が請求されたものである。

第2 本願発明について
本願の請求項1ないし14に係る発明は、平成26年6月3日提出の手続補正書の特許請求の範囲の請求項1ないし14に記載された事項により特定されるとおりのものであるところ、そのうち請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、つぎのとおりのものである。

「【請求項1】
試料捕集ホルダと、1つ以上の試料コレクタとから構成された試料捕集装置であって、コレクタが選択的に閉じた前方と後方部への流体開口通路とを有し、導管が装置の後方部に接続され、少なくとも1つの試料保存器具が導管の下流部に接続され、データの保存のために試料保存器具に取り付けられた第1のワイヤレスメモリ/通信装置と、試料捕集装置に関するデータの保存のためにホルダに取り付けられた第2のワイヤレスメモリ/通信装置とを特徴とする、試料捕集装置。」

第3 引用例及びその記載事項
1 本願の優先権主張日前に頒布された刊行物であって、原査定の拒絶の理由において引用された特表平11-514741号公報(以下、「引用例1」という。)には次の事項が記載されている。
(1)「図1に示す装置は、5つの移送部材-そのそれぞれが、参照符号1で全体的に示されている-を有する。移送部材1は、好適実施例においては、注射器/排出器手段から構成されている。各移送部材は、その下端縁部に、全体的に参照符号2で示すシールを形成されている。装置は、更に、全体的に参照符号3で示す締結装置-この装置は、3つの部品からなる-を有する。」(9頁4?8行)
(2)「各移送部材1はホルダ4を有する。このホルダは、皮下注射針5の上端縁部を包囲している。ホルダ4の下端縁部は、実質的に円形断面形状の下向き開口溝6を形成されている。
シール2は、上部ベロー形状要素7を形成されている。このベロー形状要素7は、その上端縁部にビード部8を形成されていて、このビード部が溝6内に挿入されることにより、シール2とホルダ4が密封的に接続される。ベロー形状要素7は、皮下注射針5をその長手方向に包囲していて、それぞれ図3および4に示す位置の間において針5の長手方向へ圧縮されることができる。シール2はその下端縁部に被膜部分9を形成されていて、その上端縁部がベロー形状要素7に密封的に取着されている。被膜部分9は、セルフシールであって皮下注射針のチップ10によって貫通されることができる。」(9頁9?19行)
(3)「締結装置3は、全体的に参照符号11で示すフランジ要素を有する。このフランジ要素11は、実質的に円形の底部プレート12を形成され、そしてその中に、5つの貫通孔13-そのそれぞれが、皮下注射針5を通過させる大きさの直径を有する-が形成されている。各孔13の周りの底部プレート12の上面にはシート14が形成され、そしてこのシートは孔13の周りに実質的に芯決めされている。被膜部分9の下端縁部には、シート14に適応するカラー15が形成されている。フランジ要素11の上面からは、ねじ付き上端縁部を有するスタブ軸16が、実質的垂直に突出配置されている。
締結装置3は、また、実質的に円筒形のマガジン要素-全体的に17で示す-を有する。長手方向の貫通溝18が、マガジン要素17の中央部に位置してこれを貫通し、この溝内に、スタブ軸16が突出される。マガジン要素17は、更に、
5つの貫通孔19-これは、溝18と平行に延在すると共に、ホルダ4、ベロー形状要素7および被膜部分9上端縁部の直径のサイズに対応または僅かに超過し一方カラー15の直径よりは小さい直径を有する-を形成されている。各穴19の下端縁部は、長手方向外向きの開口溝20-これは、マガジン要素17の周面における当該穴19の外側に設けられている-に接続されている。溝20は、その上端縁部に、2つの横方向凹部21を形成されている。」(9頁20行?10頁9行)
(4)「皮下注射針5の上端緑部は、溝20内に収納されるホースソケット、すなわち接手26に密封的に接続されている。ホースソケット26は、周面停止肩部27(図1参照)を形成されることができ、また代案としては、このホースソケット26自体が停止肩部として機能する(図3および49照)よう構成されることもできる。」(10頁17?21行)
(5)「締結装置3は、更に、ロック要素-全体的に28で示す-を有し、このロック要素は、その上端縁部にノブ29を形成されると共にその下端縁部にはねじ付き孔部(図示せず)-この中に、スタブ軸16がねじ込まれる-を形成されている。
スタブ軸16,溝18およびロック要素28は、協働的に締結手段-全体的に参照符号30で示す-を構成する。」(10頁25行?11頁2行)
(6)「ホースソケット26は、採集容器-全体的に31で示す-に対して、好適にはホース32手段を介し密封的に接続される。採集容器31-図5に断面で示す-は、底部部分33と頂部部分34-これらは、密封的に相互接続される-を有する。底部部分33は、頂部部分34よりも硬質材料から製造される。頂部部分34は、その外側に実質的中央に配置されたハンドル40を形成されると共に、その表面には折畳み込み手段35-これは、実質的にハンドル40周りに芯決めされている-を形成されることができる。」(11頁3?9行)
(7)「装置の操作は、以下の説明から明らかとなるであろう。フランジ要素11が、容器-全体的に36で示す-に対してその穴37を介して協働される。フランジ要素11は、穴37の端縁部を密封するようにしてこの穴37に固定される。この状態では、穴13は、容器36の内部を環境に連通させている。容器は、最初は空(図示せず)であり、そしてこの容器は、環境から密封遮断されなければならない操作に使用される形式のものからなる。
5つの未使用の移送部材1が、マガジン要素17内へその下方から挿入される。次いで、停止肩部27が横向きに回転されて横方向凹部21とロック係合される(図2参照)。移送部材1が挿入位置に設定されると、そのカラー15がマガジン要素17の底部部分と対接される。ホルダ4の上部部分は、マガジン要素17の上部部分から突出する。この始動位置においては、各皮下注射針5は、被膜部分9の内部に密封的に導入されて図3に示す位置に設定されている。次いで、マガジン要素17がスタブ軸16上に装着される。環状手段24、ピン23およびスリット25が協働してマガジン要素17を芯決めすることにより、各移送部材1の皮下注射針5が対応する孔13の直上に位置せしめられる。各移送部材1のカラー15は、対応するシート14に適合される。次いで、ロック要素28がスタブ軸16上にねじ込まれて、マガジン要素17が図2に示す位置にロックされる。このロック位置においては、セルフシール・カラー15の材料が圧縮されそしてシート14に対しシール圧作用を及ぼしているので、孔13は環境に対し密封されている。」(11頁14行?12頁5行)
(8)「皮下注射針5、ホース32および採集容器31は、皮下注射針5が図3に示す位置にある限りでは、環境に対し密封されたユニットを形成している。このユニットは、好適には予め滅菌されている。採集容器31は、その上端縁部に穴部を形成されていて、容器36上のフック38から懸垂されることができる。
装置が、このようにして容器36に固定されると、容器36の内部か、公知の適宜な方法で清掃および滅菌される。この操作の間に、タンクの内部と接触される、フランジ要素11の内面、孔13および被膜部分9の下部要素が清掃される。このようにして、容器36の内部と接触する装置の全要素が、容器36の内部と同じ清浄度に達成されることによって、前記各要素からの汚染リスクが排除される。」(12頁6?15行)
(9)「その後、容器36内に媒体39が孔37の上方レベルまで充填され、そして容器内の操作が始動される。サンプルを容器36から取出す際には、或る移送部材1の停止肩部27が回転され、そして横方向凹部21とのロック係合を解除される。次いで、停止肩部27が移動され、そして同じく皮下注射針5およびベロー形状要素7が、溝20および穴19の長手方向へ、図4および5に参照符号41で示す位置まで移動され、そしてこれにより皮下注射針5のチップ10が被膜部分9を貫通される。この状態において、採集容器31は容器36の内部と密封連通される。この場合、皮下注射針5のチップ10は予め滅菌されているので、前記移動によって汚染が発生されることはない。」(12頁16?24行)
(10)「容器36および採集容器31内の媒体レベルの差による静水力学的圧力により、図5に示す位置41にある媒体39が、皮下注射針5を通りホース32内を流動して採集容器31へ採集される。容器31が充満されるとこれは膨脹するが、この膨脹は上述した折畳み込み手段35を介して容易に行われる。充填操作を迅速にするため、採集容器31をハンドル40により手動で予め膨脹させることにより、この採集容器31内に負圧を発生させておくことができる。」(12頁25行?13頁2行)
(11)「容器36から十分な量の媒体39が取出されると、移送部材1は、図3および5に参照符号42で示す位置まで引込められ、そしてこの位置に、停止肩部27が横方向凹部21内に係止されることによりロックされる。これにより、針5によって被膜部分9内に形成されていた溝が密封され、従って皮下注射針5のチップ10は被膜部分9内に密封されることになる。これにより、皮下注射針5、ホース32および採集容器31は再び閉鎖された密封システムに形成されるので、取出されたサンプルの汚染或いは容器36外部の環境汚染が防止される。」(13頁3?9行)
(12)「その後、充填された採集容器31に連通するホース32が切断手段(図示せず)により密封的に切断され、そしてその上で、採集容器31が、汚染リスクを全て防止された状態で試験所等に移動されることができる。」(13頁13?15行)
(13)図5


2 引用例1に記載された発明について
上記(1)ないし(12)の記載及び(13)の図面によれば、引用例1には、つぎの発明が記載されているものと認められる。
「フランジ要素と、マガジン要素と、ロック要素とを有する締結装置であって、フランジ要素は容器に対して穴の端縁部を密封するようにしてこの穴に固定され、5つの未使用の移送部材が、マガジン要素内へその下方から挿入され、停止肩部が横向きに回転されて横方向凹部とロック係合されて移送部材が挿入位置に設定される始動位置においては、各皮下注射針は被膜部分の内部に密封的に導入されており、マガジン要素がスタブ軸上に装着され、環状手段、ピンおよびスリットが協働してマガジン要素を芯決めすることにより、各移送部材の皮下注射針が対応する孔の直上に位置せしめられ、各移送部材のカラーは対応するシートに適合され、ロック要素がスタブ軸上にねじ込まれて、マガジン要素がロックされ、このロック位置においては孔は環境に対し密封されるものである締結装置と、
皮下注射針の上端緑部が密封的に接続されるホースソケットにホース手段を介し密封的に接続された採集容器とからなる装置であって、
皮下注射針、ホースおよび採集容器は、皮下注射針が始動位置にある限りでは環境に対し密封されたユニットを形成し、サンプルを容器から取出す際、移送部材の停止肩部が回転され、そして横方向凹部とのロック係合を解除され、停止肩部が移動され、そして同じく皮下注射針およびベロー形状要素が、溝および穴の長手方向へ移動され、そしてこれにより皮下注射針のチップが被膜部分を貫通され、採集容器は容器の内部と密封連通され、容器および採集容器内の媒体レベルの差による静水力学的圧力により、媒体が皮下注射針を通りホース内を流動して採集容器へ採集される装置」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているものと認められる。

第4 対比及び判断
1 本願発明と引用発明との対比
(1)引用発明の「5つの移送部材」、「フランジ要素とマガジン要素とロック要素とを有する締結装置」は、その機能から、本願発明の「1つ以上のコレクタ」、「試料捕集ホルダ」に相当するものといえる。
また、引用発明の「ホース手段」、「採集容器」は、本願発明の「導管」、「試料保存器具」に相当するものである。
(2)そして、引用発明の「装置」を構成する「締結装置」が有する「移送部材」の「皮下注射針」の「上端緑部が密封的に接続されるホースソケット」に「ホース手段」が接続され、当該「ホース手段を介して」、「採集容器」と接続されていることは、本願発明の「導管が装置の後方部に接続され」、「少なくとも1つの試料保存器具が導管の下流部に接続され」ていることに相当する。
(3)引用発明の「移送部材」の「皮下注射針」、「ホース」及び「採集容器」は、「皮下注射針が始動位置にある限りでは環境に対し密封されたユニットを形成し」、「サンプルを容器から取出す際、移送部材の停止肩部が回転され、そして横方向凹部とのロック係合を解除され、停止肩部が移動され、そして同じく皮下注射針およびベロー形状要素が、溝および穴の長手方向へ移動され、そしてこれにより皮下注射針のチップが被膜部分を貫通され、採集容器は容器の内部と密封連通され、容器および採集容器内の媒体レベルの差による静水力学的圧力により、媒体が皮下注射針を通りホース内を流動して採集容器へ採集される」のであるから、引用発明の「移送部材」と本願発明の「コレクタ」とは、「選択的に閉じた前方と後方部への流体開口通路とを有」する点においても共通する。
(4)引用発明の「装置」は、「容器」の「媒体」を「採集容器」へ採集するものであり、取り出された「サンプル」の汚染を防止すると記載されている(上記第3の1(11)参照)こと、また、「採集容器」が「試験所等に移動される」と記載されている(上記第3の1(12)参照)ことから、引用発明の「採集容器」に採集される「媒体」が、サンプル、すなわち試験所等で試験に用いられる試料であることは明らかであることからすれば、引用発明の「装置」は、本願発明の「試料捕集装置」に相当するものといえる。
(5)以上のことから、本願発明と引用発明とは、つぎの一致点で一致し、つぎの相違点において相違する。

<一致点>
「試料捕集ホルダと、1つ以上の試料コレクタとから構成された試料捕集装置であって、コレクタが選択的に閉じた前方と後方部への流体開口通路とを有し、導管が装置の後方部に接続され、少なくとも1つの試料保存器具が導管の下流部に接続された試料捕集装置」

<相違点>
本願発明が「データの保存のために試料保存器具に取り付けられた第1のワイヤレスメモリ/通信装置」及び「試料捕集装置に関するデータの保存のためにホルダに取り付けられた第2のワイヤレスメモリ/通信装置」を備えているのに対して、引用発明は、そのような装置を備えているか否かが不明である点

2 当審の判断
(1)相違点についての検討
サンプル容器に、そのサンプル容器や、収容されたサンプルに関する情報を記録するRFIDタグ(無線IDタグ)を設けることによりトレーサビリティーを容易にすることは、例えば、特開2006-276033号公報(特に段落【0010】、【0013】、【0019】、以下「周知例1」という。)や実用新案登録第3124943号公報(特に、段落【0015】ないし【0017】、以下「周知例2」という。)等に記載されており、また、特表2006-524318号公報(以下「周知例3」という。)の段落【0023】及び【0024】、【0039】においても、試料採取装置に用いられる試料採取のためのカートリッジにカートリッジ識別情報を記憶するRFIDタグを設けることが記載されているように、本願優先権主張日前に、サンプルを分析するにあたって、そのトレーサビリティーを容易にするために、サンプル容器や容器に収容されたサンプルに関する情報を記憶するRFIDタグをサンプル容器に設けるようにすることは周知・慣用技術(以下、「周知技術1」という。)である。
また、周知例3に記載されているように、「試料採取のためのカートリッジを用いた試料採取装置において、カートリッジに設けられたRFタグに対して、試料採取装置に試料採取装置の識別情報を含むカートリッジのための一連の保管情報を記憶しておき、試料採取装置において使用された際に、その情報を書き込むようにする」ことも、本願優先権主張日前に周知の技術(以下、「周知技術2」という。)である。
してみると、上記周知技術1に鑑みて、引用発明のサンプル容器である「採集容器」にRFIDタグ(ワイヤレスメモリ/通信装置)を備えるようにすることは、当業者であれば容易に想到し得ることであるといえる。
そして、周知技術2に鑑みると、引用発明において、各「採集容器」が接続される「締結装置」の情報を「採集容器」に反映させることを目的として、本願発明の「ホルダ」に相当する部材である「締結装置」に関する情報を締結装置が記憶しておき、「採集容器」が備える「RFIDタグ」に書き込むよう構成しようとすること、その際に「締結装置」に関する情報を周知の「RFIDタグ」を備えることにより記憶させるようにすることも当業者が容易に想到し得ることにすぎない。
以上のとおりであるから、引用発明を上記相違点に係る本願発明の構成を備えるよう構成することは、当業者が容易になし得る程度のことである。
(2)本願発明の作用効果について
本願発明の作用効果についても、引用例1に記載の事項及び周知技術から当業者が予測し得る程度のものであって、格別のものとはいえない。

3 審判請求人の主張について
審判請求人は、「試料捕集装置に関するデータの保存のためには、ワイヤレスメモリ/通信装置を取り付ける場合は、ホルダは試料捕集装置の一部であるのに対して、容器、コンテナ、ラックはそうでないから、ホルダは、容器、コンテナ、ラックよりも適した場所である」のに対して、原査定で引用された周知例においては、試料捕集装置に関するデータの保存のためではない」旨主張している。
しかしながら、相違点において検討したように、「試料採取装置」のデータを当該装置が用いる「試料採取のためのカートリッジ」に記憶するようにすることが周知のことにすぎず、そのための具体的構成として、引用発明の「締結装置」に「締結装置」に関するデータを保存するための記憶手段を設けるようにすることが容易に想到し得ることといえることからすれば、請求人の主張によっても、本願発明の進歩性を肯定することはできない。

4 小括
以上のとおりであるから、本願発明は、引用発明及び周知技術に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであって、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。

第5 むすび
上記で検討したとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により、特許を受けることができないものであるから、その他の請求項に係る発明ついて論及するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2015-08-20 
結審通知日 2015-08-25 
審決日 2015-09-14 
出願番号 特願2013-27768(P2013-27768)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G01N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 東松 修太郎  
特許庁審判長 三崎 仁
特許庁審判官 麻生 哲朗
尾崎 淳史
発明の名称 サンプリングシステム  
代理人 特許業務法人川口國際特許事務所  

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