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審決分類 |
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する H04L |
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管理番号 | 1310939 |
審判番号 | 訂正2015-390134 |
総通号数 | 196 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2016-04-28 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2015-12-03 |
確定日 | 2016-02-08 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第5832643号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第5832643号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり,訂正後の請求項11-15,16-20について訂正することを認める。 |
理由 |
1 手続の経緯 特許第5832643号は,2012年5月24日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2011年5月24日 米国)を国際出願日として出願され,その請求項1ないし20に係る発明について平成27年11月6日に特許権の設定登録がなされたものであり,その後,同年12月3日に本件審判が請求されたものである。 2 請求の趣旨 本件審判請求の趣旨は,特許第5832643号発明の特許請求の範囲を,審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり,すなわち,下記(1)及び(2)のとおりに訂正することを求めるものである。 (1)訂正事項1 請求項11?15を削除する。 (2)訂正事項2 請求項16?20を削除する。 以下,訂正事項1と訂正事項2を合わせて「本件訂正」という。 3 当審の判断 (1)本件訂正の目的について 訂正事項1は,訂正前の請求項11ないし15を削除するものであり,訂正事項2は,訂正前の請求項16ないし20を削除するものであるから,いずれも特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 よって,本件訂正は,特許法第126条第1項ただし書第1号の規定に掲げる事項を目的としている。 (2)新規事項の有無,特許請求の範囲の拡張・変更,独立特許要件について 訂正事項1は,訂正前の請求項11ないし15を削除するものであり,訂正事項2は,訂正前の請求項16ないし20を削除するものであるから,いずれも願書に添付した明細書,特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内においてなされたものであり,かつ,実質上特許請求の範囲を拡張し,又は変更するものではない。 よって,本件訂正は,特許法第126条第5項及び第6項の規定に適合する。 また,本件訂正は,請求項を削除する訂正であるから,特許法第126条第7項の規定(独立特許要件)についての判断を要しない。 4 むすび したがって,本件訂正は,特許法第126条第1項ただし書第1号の規定に掲げる事項を目的とし,かつ,同条第5項及び第6項の規定に適合する。 よって,結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 搬送波集約をサポートし、かつ時分割2重通信(TDD)で動作する無線通信システムにおいて上りリンク制御情報を送信する方法であって、 第1成分搬送波(CC)と関連する第1セットのハイブリッド自動再送要求肯定応答(HARQ-ACK)を生成するステップと、 第2CCと関連する第2セットのHARQ-ACKを生成するステップと、 前記第1セットのHARQ-ACK及び前記第2セットのHARQ-ACKに対応する4ビット情報を物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)上で送信するステップと、を含み、 前記4ビット情報は、次の表を含む関係によって与えられる方法。 【表1】 ここで、Aは肯定応答(ACK)を表し、Nは否定応答(NACK)を表し、Dは不連続送信(DTX)を表し、N/DはNACK又はDTXを表し、anyはACK、NACK又はDTXのいずれか一つを表し、CCはセルに置き換え可能である。 【請求項2】 前記第1CCは1次CCであり、前記第2CCは2次CCである、請求項1に記載の方法。 【請求項3】 対応する物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)のないPDSCHが前記第1CC又は前記第2CCで検出された場合、該当のHARQ-ACKセットにおいてHARQ-ACK(0)は、前記対応するPDCCHのないPDSCHに対するACK/NACK/DTX応答を表し、 前記該当のHARQ-ACKセットにおいてHARQ-ACK(j)は、下りリンク割当インデクス(DAI)値がjであるPDCCHに対応するPDSCHに対するACK/NACK/DTX応答、又はDAI値がjである半永続スケジュール(SPS)解放PDCCHに対するACK/NACK/DTX応答を表す、請求項1に記載の方法。 【請求項4】 対応するPDCCHのないPDSCHが検出されなかった場合、各HARQ-ACKセットにおいてHARQ-ACK(j)は、DAI値がj+1のPDCCHに対応するPDSCHに対するACK/NACK/DTX応答、又はDAI値がj+1のSPS解放PDCCHに対するACK/NACK/DTX応答を表す、請求項1に記載の方法。 【請求項5】 前記4ビット情報を前記PUSCH上で送信するステップは、前記4ビット情報を次の式を用いてチャネル符号化するステップを含む、請求項1に記載の方法。 【数1】 ここで、q_(i)^(ACK)は、i番目のチャネル符号化されたビットを表し、iは、0以上の整数であり、modは、モジュロ演算を表し、M_(a,n)は、次のブロック符号を表す。 【表2】 【請求項6】 搬送波集約をサポートし、かつ時分割2重通信(TDD)で動作する無線通信システムにおいて上りリンク制御情報を送信するように構成された通信装置であって、 無線周波(RF)ユニットと、 プロセッサと、を備え、 前記プロセッサは、第1成分搬送波(CC)と関連する第1セットのハイブリッド自動再送要求肯定応答(HARQ-ACK)を生成し、第2CCと関連する第2セットのHARQ-ACKを生成し、前記第1セットのHARQ-ACK及び前記第2セットのHARQ-ACKに対応する4ビット情報を物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)上で送信するように構成され、 前記4ビット情報は、次の表を含む関係によって与えられる通信装置。 【表3】 ここで、Aは肯定応答(ACK)を表し、Nは否定応答(NACK)を表し、Dは不連続送信(DTX)を表し、N/DはNACK又はDTXを表し、anyはACK、NACK又はDTXのいずれか一つを表し、CCはセルに置き換え可能である。 【請求項7】 前記第1CCは1次CCであり、前記第2CCは2次CCである、請求項6に記載の通信装置。 【請求項8】 対応する物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)のないPDSCHが前記第1CC又は前記第2CCで検出された場合、該当のHARQ-ACKセットにおいてHARQ-ACK(0)は、前記対応するPDCCHのないPDSCHに対するACK/NACK/DTX応答を表し、 前記該当のHARQ-ACKセットにおいてHARQ-ACK(j)は、下りリンク割当インデクス(DAI)値がjであるPDCCHに対応するPDSCHに対するACK/NACK/DTX応答、又はDAI値がjである半永続スケジュール(SPS)解放PDCCHに対するACK/NACK/DTX応答を表す、請求項6に記載の通信装置。 【請求項9】 対応するPDCCHのないPDSCHが検出されなかった場合、各HARQ-ACKセットにおいてHARQ-ACK(j)は、DAI値がj+1のPDCCHに対応するPDSCHに対するACK/NACK/DTX応答、又はDAI値がj+1のSPS解放PDCCHに対するACK/NACK/DTX応答を表す、請求項6に記載の通信装置。 【請求項10】 前記4ビット情報を前記PUSCH上で送信することは、前記4ビット情報を次の式を用いてチャネル符号化することを含む、請求項6に記載の通信装置。 【数2】 ここで、q_(i)^(ACK)は、i番目のチャネル符号化されたビットを表し、iは、0以上の整数であり、modは、モジュロ演算を表し、M_(a,n)は、次のブロック符号を表す。 【表4】 【請求項11】(削除) 【請求項12】(削除) 【請求項13】(削除) 【請求項14】(削除) 【請求項15】(削除) 【請求項16】(削除) 【請求項17】(削除) 【請求項18】(削除) 【請求項19】(削除) 【請求項20】(削除) |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
審理終結日 | 2016-01-14 |
結審通知日 | 2016-01-18 |
審決日 | 2016-01-29 |
出願番号 | 特願2014-512760(P2014-512760) |
審決分類 |
P
1
41・
851-
Y
(H04L)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 森谷 哲朗 |
特許庁審判長 |
大塚 良平 |
特許庁審判官 |
中野 浩昌 林 毅 |
登録日 | 2015-11-06 |
登録番号 | 特許第5832643号(P5832643) |
発明の名称 | 制御情報を送信する方法及びそのための装置 |
代理人 | 中村 健一 |
代理人 | 青木 篤 |
代理人 | 鶴田 準一 |
代理人 | 鶴田 準一 |
代理人 | 南山 知広 |
代理人 | 南山 知広 |
代理人 | 青木 篤 |
代理人 | 河合 章 |
代理人 | 中村 健一 |
代理人 | 河合 章 |