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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 H05K
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 取り消して特許、登録 H05K
管理番号 1320883
審判番号 不服2016-5915  
総通号数 204 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-12-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-04-21 
確定日 2016-11-15 
事件の表示 特願2015-158809「導電被覆発泡シート」拒絶査定不服審判事件〔、請求項の数(4)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1.手続の経緯

本願は、平成27年8月11日(優先権主張 平成26年11月11日 平成27年5月27日)に出願した特願2015-158730号の一部を同日の平成27年8月11日に新たな特許出願としたものであって、平成27年10月30日付け拒絶理由通知に対する応答時、同年12月24日付けで手続補正がなされたが、平成28年2月9日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、同年4月21日付けで拒絶査定不服審判の請求及び手続補正がなされた。
その後、当審の平成28年8月8日付け拒絶理由通知に対する応答時、同年9月26日付けで手続補正がなされたものである。

第2.本願発明

本願の請求項1ないし4に係る発明は、平成28年9月26日付けの手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1ないし4に記載された事項により特定される、次のとおりのものである。
「【請求項1】
グランディング用導通材に用いられ、
独立気泡を複数有する発泡シートと、
前記発泡シートの表面を被覆している導電被膜と、
第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く導電層、又は絶縁層とを備え、
導電被膜により被覆された発泡シートが、前記発泡シートと前記導電被膜とを有し、
前記第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く前記導電層、又は前記絶縁層が、前記導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されており、
前記導電被膜により被覆された発泡シートにおける前記導電被膜の前記発泡シート側と反対側の表面に前記第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く前記導電層、又は前記絶縁層が配置されており、
前記発泡シートの厚みが1mm以下であり、
前記独立気泡の長さ方向を平均した方向が、前記発泡シートの厚み方向と直交する方向と平行であるか、又は、前記発泡シートの厚み方向と直交する方向に対して、30°以下で傾斜した方向であり、
前記独立気泡の平均アスペクト比が1.2以上、5以下であり、
前記導電被膜が、前記発泡シートの少なくとも1つの側面を被覆しており、
前記発泡シートの側面を被覆する導電被膜が、前記発泡シートの厚み方向に延びるスリットを有し、前記発泡シートが、前記導電被膜の前記スリットに連なるスリットを有する、導電被覆発泡シート。
【請求項2】
前記第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く前記導電層、又は前記絶縁層が、前記第1の導電性粘着剤層であり、
前記第1の導電性粘着剤層の前記導電被膜側とは反対側の表面に配置されている導電性支持体層と、
前記導電性支持体層の前記第1の導電性粘着剤層側とは反対側の表面に配置されている第2の導電性粘着剤層とを備える、請求項1に記載の導電被覆発泡シート。
【請求項3】
前記導電被膜により被覆された発泡シートを2つ備え、
前記第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く前記導電層、又は前記絶縁層が、導電性粘着剤層を除く前記導電層、又は前記絶縁層であり、
2つの前記導電被膜により被覆された発泡シートの間に、導電性粘着剤層を除く前記導電層又は前記絶縁層を備える、請求項1に記載の導電被覆発泡シート。
【請求項4】
導電性粘着剤層を除く前記導電層又は前記絶縁層が、前記絶縁層である、請求項3に記載の導電被覆発泡シート。」

第3.当審の拒絶の理由について

1.当審拒絶理由の概要

当審において平成28年8月8日付けで通知した拒絶理由の概要は、次のとおりである。
「本件出願は、特許請求の範囲の記載が下記の点で不備のため、特許法第36条第6項第1号・第2号に規定する要件を満たしていない。



1.請求項1において、「前記独立気泡の平均アスペクト比が1.2以上、5以下であり」とあるが、かかる記載のみでは、独立気泡がどの方向に対して扁平しているのかが不明である。例えばかかる記載のみでは、図1(b)に示されるように、発泡シートの面に沿う方向に扁平している場合だけでなく、これとは直交する厚み方向に沿う方向に扁平している場合も含まれることになるが、発明の詳細な説明には、発泡シートの面に沿う方向に扁平するものであることが記載されているのみである。
したがって、これらの点において請求項1に係る発明は、明確なものでないとともに、課題を解決するための手段が適切に反映されておらず、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求するものであるといえる。
(ここでいう「平均アスペクト比」とは、発泡シートにおけるどの方向とどの方向の比であるのかを特定するなどして、独立気泡が発泡シートの面に沿う方向に扁平していることが明確に理解し得るような記載とされたい。)

2.請求項1において、「前記発泡シートの側面を被覆する導電被膜が、スリットを有し、前記発泡シートが、前記導電被膜の前記スリットに連なるスリットを有する」とあるが、スリットがどの方向に延びるように設けられてなるものであるのかが不明である。例えばかかる記載のみでは、図1(a)に示されるように、発泡シートの厚み方向に延びるように設けられる場合だけでなく、発泡シートの長さ方向に延びるように設けられる場合も含まれることになるが、発明の詳細な説明には、発泡シートの厚み方向に延びるように設けられる例が記載されているのみである。
したがって、これらの点においても請求項1に係る発明は、明確なものでないとともに、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求するものであると認められる。
(発泡シートの圧縮回復が繰り返されて金属疲労による亀裂が導電被膜に生じても、発泡シートの長さ方向に延びる亀裂の拡大を防ぐことができるという作用効果を奏するためには、スリットは、発泡シートの厚み方向に延びるように設けられるものである必要があるはず。このことを請求項1においても明らかにすべきである。)

3.請求項4において、「前記導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されている導電層又は絶縁層を備える」とあるが、
(a)かかる記載事項と、引用する請求項1における「前記第1の導電性粘着剤層が、前記導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されており、前記導電被膜により被覆された発泡シートにおける前記導電被膜の前記発泡シート側と反対側の表面に前記第1の導電性粘着剤層が配置されており」なる記載事項との関係が明らかでなく、
(b)同様に、かかる記載事項と、引用する請求項3の「前記第1の導電性粘着剤層の前記導電被膜側とは反対側の表面に配置されている導電性支持体層と、前記導電性支持体層の前記第1の導電性粘着剤層側とは反対側の表面に配置されている第2の導電性粘着剤層とを備える」なる記載事項との関係も明らかでなく、
これらの点において請求項4に係る発明は明確なものでない。
〔例えば、請求項3のいわゆる導電性両面粘着テープ(請求項1の導電性両面粘着テープの一部である導電性粘着剤層)を設けることに代えて、「導電層又は絶縁層」を設けるものであることが明確に理解し得るような記載(表現)とされたい。〕」

2.当審拒絶理由についての判断

これに対して、平成28年9月26日付けの手続補正により特許請求の範囲が補正され、具体的には、
(1)上記「1.」の指摘に対して、
請求項1において、独立気泡が扁平している方向について、「前記独立気泡の長さ方向を平均した方向が、前記発泡シートの厚み方向と直交する方向と平行であるか、又は、前記発泡シートの厚み方向と直交する方向に対して、30°以下で傾斜した方向」であることを明確にするとともに、発明の詳細な説明に記載したものとする補正がなされた。

(2)上記「2.」の指摘に対して、
請求項1において、スリットが延びる方向について、「前記発泡シートの厚み方向に延びる」ことを明確にするとともに、発明の詳細な説明に記載したものとする補正がなされた。

(3)上記「3.」の指摘事項に対して、
請求項4が引用する請求項1において、導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に「第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く導電層、又は絶縁層」のいずれかが配置される旨を特定するとともに、請求項4において、導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されるのは「第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く導電層、又は絶縁層」のうちの「導電性粘着剤層を除く導電層、又は絶縁層」であることを明確にする補正がなされた。
なお、請求項1の補正に伴い、請求項1を引用する請求項2において、導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されるのは「第1の導電性粘着剤層、導電性粘着剤層を除く導電層、又は絶縁層」のうちの「第1の導電性粘着剤層」であることを明確にする補正がなされている。

したがって上記(1)ないし(3)によれば、当審の拒絶理由で指摘した不備な点はすべて解消され、本件出願は、特許法第36条第6項第1号・第2号に規定する要件を満たしているものと認められる。

第4.原査定の理由について

1.原査定の理由の概要

「(進歩性)この出願の下記の請求項に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

記 (引用文献等については引用文献等一覧参照)

・請求項1、9-11
・引用文献等1-2
・備考
引用文献1には、複数のゴム系発泡体等から芯材片13(本願発明の「発泡シート」に対応。段落0004、0033、図1-2等参照。)と、前記芯材片13の表面を被覆している導電性フィルム(本願発明の「導電被膜」に相当。段落0006-0010等参照。また、本願明細書の段落0070-0072等参照。)とを備え、
導電性フィルムにより被覆された芯材片13が、前記芯材片13と前記導電性フィルムとを有し、前記発泡シートの厚みが0.08?0.08mm程度(段落0047等参照。)である、電磁波シールドガスケットが記載されている。
(全文全図参照。)
引用文献2には、ガスケットとして使用される独立発泡体から成る発泡シートであって、気泡が厚み方向に偏平化された発泡シート(全文全図参照。)が記載されているので、引用文献1に記載された芯材片13に採用し、本願発明の導電被覆発泡シートとすることは、当業者が容易になし得たことである。

・請求項2
・引用文献等1-2
・備考
さらに、引用文献2には、発泡シートの気泡のアスペクト比を1.5?15程度とすることが記載されている。
(段落0039-0041、表1等参照。)

・請求項3-4
・引用文献等1-3
・備考
さらに、引用文献1には、両面テープ18を設けることが記載されている。
(段落0036、0048、図1、図8等参照。)
引用文献1に記載された両面テープは、導電性があるかについての記載はないが、電磁波シールドガスケットは、電機関連機器の要素間の導通をとること(図8等参照。)が一般的によく知られているので、引用文献1に記載された両面テープ18において、引用文献3(特許請求の範囲等参照。)に記載された導電性能を有する基材層(本願発明の「導電性支持体」に相当。)の両側に導電性フィラーを有する粘着剤(本願発明の「導電性粘着剤層」に相当。)からなる導電両面テープを採用し、本願発明の導電被覆発泡シートとすることは、当業者が容易になし得たことである。

・請求項3-4
・引用文献等1-2、4
・備考
さらに、引用文献1には、金属製のフィルムからなる補強フィルム20(本願発明の「導電性支持体」に相当。段落0033-0039等参照。)を設けることが記載され、接着して積層することが記載されている。
また、補強フィルム20の接着して積層する位置および枚数は、図1?4にも記載されているように、当業者が適宜なし得ることができるものと認められる。
また、接着において、導電性の接着剤を使用することも、引用文献4(段落0021等参照。)に記載されているように、接着性や導電性等を考慮して、当業者が適宜なし得る選択事項であると認められる。
・・・・・(中 略)・・・・・
・請求項8
・引用文献等1-5
・備考
引用文献5には、側面に切り込みを設ける技術が記載されている。
(段落0027-0032、図3等参照。)

<引用文献等一覧>

1.特開2007-067154号公報
2.特開2009-190195号公報
3.特開2002-327154号公報
4.特表2002-510873号公報
5.特開平10-070388号公報 」

2.原査定の理由についての判断

(1)刊行物の記載事項
(1-1)引用例1
原査定の拒絶の理由に引用された特開2007-67154号公報(以下、「引用例1」という。)には、「電磁波シールドガスケット」について、図面とともに以下の各記載がある(なお、下線は当審で付与した。)。
ア.「【請求項1】
電気関連機器の隣り合う二つの要素間に配置されて電磁波を遮蔽する電磁波シールドガスケットであって、
弾力性を有すると共に長手方向を横切る断面がほぼ四角形の芯材と、
合成樹脂製のフィルムの表面に金属層が形成されていると共に、前記芯材の長手方向に沿う四つの面を被覆しかつ前記四つの面のうちの一つの面において両端部が重ね合わされている導電性フィルムと、
前記芯材の内部、前記導電性フィルムの両端部が重ね合わされたフィルム重ね合わせ面および当該フィルム重ね合わせ面と反対側の面のうちの少なくともいずれかに、前記フィルム重ね合わせ面と実質的に平行な方向に配置されている補強フィルムとを備えることを特徴とする電磁波シールドガスケット。」

イ.「【0004】
芯材12は、弾力性を有する弾性材から成り、圧縮可能となっている。この芯材12の材料は、例えばウレタンフォーム、ゴム、ウレタンラバー、ポリウレタン系発砲体、ポリエチレン発砲体またはゴム系発砲体等である。」

ウ.「【0032】
図1(a)?(e)は、この発明に係る電磁波シールドガスケットの製造方法の第1実施形態を示す概略図である。また、図1(e)に示される電磁波シールドガスケット10aが、この発明に係る電磁波シールドガスケットの第1実施形態である。以下において、図5?図8に示した従来例と同一または相当する部分には同一符号を付すと共に、当該従来例との相違点を主に説明する。
【0033】
芯材12は、二つの芯材片13から成り、この実施形態に係る電磁波シールドガスケット10a(図1(e)参照)を製造する第1工程では、図1(a)に示すように、芯材片13の一方の面131に補強フィルム20を接着したものを二つ、互いに重ね合わせる。これにより、芯材12の内部であって且つH方向のほぼ中間に、補強フィルム20がW方向に沿って配置される。
【0034】
このように、内部に補強フィルム20がW方向に沿って配置された芯材12は、W方向についての強度が向上する。
・・・・・(中 略)・・・・・
【0041】
第2工程では、図1(b)に示すように、導電性フィルム14と芯材12に接着された補強フィルム20とが実質的に平行となるように、芯材12と導電性フィルム14とを重ね合わせる。
【0042】
第3工程では、図1(c)および(d)に示すように、導電性フィルム14を、導電性フィルム14とフィルム重ね合わせ面124とが対向するように屈曲させて、当該導電性フィルム14の両端部を重ね合わせて接着する。
・・・・・(中 略)・・・・・
【0047】
なお、この実施形態における電磁波シールドガスケット10aのH方向の厚みは、例えば0.08?0.09mmと非常に薄いものである。
【0048】
そして、図1(e)に示すように、導電性フィルム14の重ね合わせ部16に両面テープ18を粘着する。」

・上記引用例1に記載の「電磁波シールドガスケット」は、上記「ア.」「ウ.」の記載事項、及び図1(a)?(e)によれば、電磁波シールドガスケット10aであって、弾力性を有する芯材12と、芯材12の長手方向に沿う四つの面を被覆しかつ当該四つの面のうちの一つの面(フィルム重ね合わせ面124)において両端部が重ね合わされている導電性フィルム14と、芯材12の内部にフィルム重ね合わせ面124と実質的に平行な方向に配置されている補強フィルム20とを備える電磁波シールドガスケットに関するものである。
・上記「イ.」の従来例(背景技術)に関する記載事項を参照するに、弾力性を有する芯材12は、ポリウレタン系発砲体、ポリエチレン発砲体等からなるものであると理解することができる。
・上記「ウ.」の段落【0047】の記載事項によれば、電磁波シールドガスケット10aの厚みは、例えば0.08?0.09mmである。
・上記「ウ.」の段落【0048】の記載事項、図1(e)によれば、導電性フィルム14の重ね合わせ部16には両面テープ18が粘着されてなるものである。

したがって、特に図1(a)?(e)に示される第1実施形態に係るものに着目し、上記記載事項及び図面を総合勘案すると、引用例1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。
「電磁波シールドガスケットであって、
ポリウレタン系発砲体、ポリエチレン発砲体等からなる、弾力性を有する芯材と、
前記芯材の長手方向に沿う四つの面を被覆しかつ当該四つの面のうちの一つの面であるフィルム重ね合わせ面において両端部が重ね合わされている導電性フィルムと、
前記芯材の内部に前記フィルム重ね合わせ面と実質的に平行な方向に配置されている補強フィルムと、
前記導電性フィルムの重ね合わせ部に粘着された両面テープと、備え、
当該電磁波シールドガスケットの厚みは、例えば0.08?0.09mmである電磁波シールドガスケット。」

(1-2)引用例2
同じく原査定の拒絶の理由に引用された特開2009-190195号公報(以下、「引用例2」という。)には、「発泡シート又は積層発泡シートの製造方法」について、図面とともに以下の各記載がある(なお、下線は当審で付与した。)。
ア.「【請求項1】
結晶成分を含有する合成樹脂及びゴム系樹脂を含む樹脂組成物、並びに、熱分解型発泡剤を溶融混練して発泡性樹脂シートを成形し、この発泡性樹脂シートを架橋、発泡させて発泡シートを製造した後、この発泡シートに溶融状態にて上記発泡シートの気泡を厚み方向に偏平化させるための応力を加えることを特徴とする発泡シートの製造方法。」

イ.「【0036】
この際、本発明の独立発泡シートでは、結晶成分を含有する合成樹脂を含有していることから、発泡シートに応力を加えて気泡を厚み方向に圧縮して偏平にした状態を結晶成分を含有する合成樹脂によって固定化させることができ、気泡の偏平化を確実に維持することができる。」

ウ.「【0039】
そして、発泡性樹脂シートを押出機を用いて製造した場合において、発泡シートの気泡のアスペクト比(MDの平均気泡径/VDの平均気泡径)は、小さいと、気泡を偏平化したことの効果が得られないことがある一方、大きいと、気泡の偏平化の過程で発泡シートに亀裂が生じることがあるので、1.5?15が好ましい。
【0040】
又、発泡性樹脂シートを押出機を用いて製造した場合において、発泡シートの気泡のアスペクト比(CDの平均気泡径/VDの平均気泡径)は、小さいと、気泡を偏平化したことの効果が得られないことがある一方、大きいと、気泡の偏平化の過程で発泡シートに亀裂が生じることがあるので、1.5?15が好ましい。
【0041】
ここで、図1に示したように、発泡シート1のMD〔machine direction〕とは押出方向をいい、発泡シート1のCD〔crossing direction〕とは、MD(machine direction)に直交し且つ発泡シート1の表面に沿った方向をいい、発泡シート1のVD〔vertical(thickness) direction)とは、発泡シート1の表面に対して直交する方向をいう。」

エ.「【0056】
本発明の発泡シートは、その気泡が全て独立気泡である必要はなく、気泡の一部に連続気泡が含まれていてもよく、具体的には、発泡シートの独立気泡率は、低いと、発泡シートの気泡間が連通して塵や湿気が透過し易くなり、発泡シートの防塵性、防湿性が低下することがあるので、80?100%が好ましく、85?100%がより好ましい。」

オ.「【0078】
本発明の発泡シートの製造方法は、発泡性樹脂シートを構成する樹脂として、結晶成分を含有する合成樹脂及びゴム系樹脂を含む樹脂組成物を用いていることから、発泡シートに応力を加えて厚み方向に偏平化した気泡形状を結晶成分を有する合成樹脂によって確実に固定しておくことができ、その結果、得られる発泡シートは、気泡が厚み方向に偏平化しているので圧縮柔軟性に優れていると共に、長時間に亘って優れた反発力を維持し、高性能のガスケットとして、建築、土木、電気、エレクトロニクス、車両などの分野において広く用いることができる。」

カ.「【表1】



・上記引用例2に記載の「発泡シート又は積層発泡シートの製造方法」は、上記「ア.」の記載事項によれば、発泡シートを製造した後、この発泡シートに溶融状態にて当該発泡シートの気泡を厚み方向に偏平化させるための応力を加えるようにした発泡シートの製造方法に関するものであり、当該製造方法で製造される発泡シートは、気泡が厚み方向に偏平化してなるものである。
・上記「イ.」、「エ.」の記載事項、「カ.」の表1によれば、発泡シートは、独立気泡を複数有するものである。
・上記「ウ.」の記載事項、「カ.」の表1によれば、扁平化した気泡のアスペクト比は、好ましくは1.5?15(実施例では、4.4?4.6)
・上記「オ.」の記載事項によれば、当該製造方法で製造される発泡シートは、長時間に亘って優れた反発力を維持し、高性能のガスケットとして用いることができるものである。

したがって、当該製造方法で製造される発泡シートに着目して、上記記載事項及び図面を総合勘案すると、引用例2には、次の技術事項が記載されている。
「長時間に亘って優れた反発力を維持し、高性能のガスケットとして用いることができる発泡シートにおいて、
独立気泡を複数有し、当該独立気泡は厚み方向に扁平化してなり、そのアスペクト比を好ましくは1.5?15(実施例では、4.4?4.6)としたこと。」

(1-3)引用例3
同じく原査定の拒絶の理由に引用された特開2002-327154号公報(以下、「引用例3」という。)には、「導電両面テープ」について、図面とともに以下の記載がある(なお、下線は当審で付与した。)。
ア.「【0002】
【従来の技術】例えば金属ケースの開閉部分などに、電磁波を遮蔽するためのガスケットを貼り付けるとき、導電両面テープを用いることがある。この導電両面テープには、金属ケースに対してガスケットを固定するための粘着性能と、金属ケースと導電部材との間で導通を図るための導電性能とが要求される。このとき、ガスケットの表面が導電布で構成されることもあるため、表面に多少の凹凸がある場合にも剥がれ難い、十分な粘着性能を有することが好ましい。さらに、粘着性能・導電性能だけでなく、作業者による貼り付け作業の効率を考え、作業性の良いものが望まれる。」

イ.「【0021】最後に、導電両面テープ1の両側面に剥離紙を貼り付ける。この剥離紙は、粘着面を保護するためのものであって、作業時に剥がされる。本実施例の導電両面テープ1は、図1(b)に示すように、例えばスポンジ表面を導電布で覆ったガスケットを、金属ケースの例えば開閉部分に貼り付けるために使用される。したがって、導電両面テープ1には、十分な粘着性能・導電性能と共に作業性の良さが要求される。さらに、厚みを薄くすること、また、軽量化することが望ましい。」

したがって、上記記載事項及び図面を総合勘案すると、引用例3には、次の技術事項が記載されている。
「金属ケースに対して電磁波を遮蔽するためのガスケット(例えばスポンジ表面を導電布で覆ったガスケット)を固定するために、導電両面テープを用いること。」

(1-4)引用例4
同じく原査定の拒絶の理由に引用された特表2002-510873号公報(以下、「引用例4」という。)には、「表面実装対応EMIガスケット」について、図面とともに以下の各記載がある(なお、下線は当審で付与した。)。
ア.「【請求項1】 導電性ガスケット材と、
半田付け可能な導電性支持層と、
導電性ガスケット材を半田付け可能な導電性支持層に付着する手段と
を有する表面実装(SMT)対応電磁妨害(EMI)ガスケットアセンブリ。」

イ.「【0019】
図1Aは、本発明の好適実施例が反映されたEMIガスケットアセンブリ20の拡大側面図である。すなわち、EMIガスケットアセンブリ20は、導電性ガスケット材22と導電性半田付け可能支持層24と、導電性ガスケット材22を支持層24へ付着するための手段(接着剤26)と、半田層28とで構成される。半田層28は、アセンブリ全体をPCB32の接地部30(PCB32を示す図1と図7を参照すること)などの導電性表面へ固着するためのものである。・・・・・(以下、略)」

ウ.「【0021】
金属製の支持層24を導電性ガスケット材22へ付着するために最適な手段は、非導電性接着剤、導電性接着剤、成形、とげ状アセンブリあるいは保持クリップなどの機械的手段であるが、これらに限定されるものではない。・・・・・(以下、略)」

したがって、上記記載事項及び図面を総合勘案すると、引用例4には、次の技術事項が記載されている。
「表面実装対応EMIガスケットであって、
導電性ガスケット材を半田付け可能な導電性支持層に付着するための手段として、導電性接着剤を用いること。」

(1-5)引用例5
同じく原査定の拒絶の理由に引用された特開平10-70388号公報(以下、「引用例5」という。)には、「電磁波シールド用ガスケット」について、図面とともに以下の各記載がある(なお、下線は当審で付与した。)。
ア.「【請求項1】 弾性材により棒状に形成された芯材と、
該芯材の側面周囲に覆設されたシート状の導電性被覆材と、を備え、
導電性筐体の間隙に挟まれて電磁波を遮蔽する電磁波シールド用ガスケットにおいて、
前記導電性被覆材の前記導電性筐体に接触する面の両方の内側又は片方の内側のみを前記芯材に接着してなること、
を特徴とする電磁波シールド用ガスケット。」

イ.「【0027】ここで、第1実施例のガスケット2によれば、上述のような優れた効果を奏するのであるが、ガスケット2を導電性筐体に装着する際等に、ガスケット2の長手方向に大きな折り曲げ応力を加えてしまうと、導電性被覆材6のアルミ箔に亀裂が入る可能性がある。
【0028】そこで、次に、第2実施例として、このような取り扱い上の不具合を解消できる電磁波シールド用ガスケットについて説明する。図3(A)に示すように、本実施例のガスケット24は、第1実施例のガスケット2と全く同様に構成されているが、導電性被覆材6の導電性筐体に接しない側の2面に予め切込み26が等間隔で設けてある点のみ異なっている。
【0029】そして、この切込み26は、ガスケット24の長手方向に対して垂直方向に設けられているため、ガスケット24の長手方向に折り曲げ応力が加えられても、ガスケット24がその切込み26の位置で曲がることになり、導電性被覆材6に予期しない亀裂が生じる心配がなくなるのである。
・・・・・(中 略)・・・・・
【0031】ここで、図3(A)に例示したガスケット24は、導電性筐体に接触しない側の2面に切込み26を設けたものであったが、図3(B)に示すように、切込み26を、導電性被覆材6の両面粘着テープ18が貼着される面以外の3面に設けてもよい。
0032】尚、このように導電性被覆材6の4面全てに切込み26設けないのは、導電性被覆材6に切込み26を入れた後、それを芯材4に巻き付けることを想定しているためであり、例えば、導電性被覆材6を芯材4に巻き付けてから切込み26を設ける場合には、当然、その4面全てに切込み26を入れることができる。」

したがって、上記記載事項及び図面を総合勘案すると、引用例5には、次の技術事項が記載されている。
「弾性材により棒状に形成された芯材の側面周囲にシート状の導電性被覆材を覆設してなる、導電性筐体の間隙に挟まれて電磁波を遮蔽する電磁波シールド用ガスケットであって、
前記導電性被覆材の前記導電性筐体に接触する面の両方の内側又は片方の内側のみを前記芯材に接着してなる電磁波シールド用ガスケットにおいて、
当該ガスケットを前記導電性筐体に装着する際等に、当該ガスケットの長手方向に大きな折り曲げ応力が加えられても、前記導電性被覆材に予期しない亀裂が生じないようにするために、少なくとも前記導電性被覆材の前記導電性筐体に接触しない側面に切込みを設けたこと。」

(2)対比
そこで、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明1」という。)と引用発明とを対比すると、
ア.引用発明における「電磁波シールドガスケットであって、ポリウレタン系発砲体、ポリエチレン発砲体等からなる、弾力性を有する芯材と、・・・・当該電磁波シールドガスケットの厚みは、例えば0.08?0.09mmである・・」によれば、
(a)引用発明における、弾力性を有する「芯材」は、ポリウレタン系発砲体、ポリエチレン発砲体等の発泡体よりなるものであるから、当然、気泡を複数有するものである。
(b)また、当該電磁波シールドガスケットの厚みが0.08?0.09mmと非常に薄くシート状のものであることから、当然、当該電磁波シールドガスケットを構成する「芯材」についてもシート状のものであり、この「芯材」は、本願発明1でいう「発泡シート」に相当するといえる。そして、本願発明1で特定する、厚みが「1mm以下」の条件も満たすものである。
したがって、本願発明1と引用発明とは、「気泡を複数有する発泡シートと」を備えるものである点で共通し、「前記発泡シートの厚みが1mm以下」である点で一致する。
ただし、気泡について、本願発明1では、「独立」気泡である旨特定するのに対し、引用発明では、そのような特定がない点で相違している。

イ.引用発明における「前記芯材の長手方向に沿う四つの面を被覆しかつ当該四つの面のうちの一つの面であるフィルム重ね合わせ面において両端部が重ね合わされている導電性フィルムと」によれば、
本願発明1でいう「導電被膜」は、本願明細書の段落【0070】の記載を参照するに、例えば合成樹脂フィルムの表面が金属コートされた被覆体であってもよいことを考慮すると、引用発明における「導電性フィルム」は、本願発明1でいう「導電被膜」に相当するといえ、
本願発明1と引用発明とは、「前記発泡シートの表面を被覆している導電被膜と」を備え、「導電被膜により被覆された発泡シートが、前記発泡シートと前記導電被膜とを有し」、「前記導電被膜が、前記発泡シートの少なくとも1つの側面を被覆して」いる点で一致する。

ウ.引用発明における「前記導電性フィルムの重ね合わせ部に粘着された両面テープと」によれば、
引用発明における「両面テープ」は、当然、基材の両面に粘着剤層が設けられてなるものであるから、引用発明にあっても、導電性フィルムにより被覆された芯材の一方の表面、より具体的には、芯材における導電性フィルムの当該芯材と反対側の表面に第1の粘着剤層が配置されているということができる。
したがって、本願発明1と引用発明とは、「第1の粘着剤層と」を備え、「前記第1の粘着剤層が、前記導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されており、前記導電被膜により被覆された発泡シートにおける前記導電被膜の前記発泡シート側と反対側の表面に前記第1の粘着剤層が配置されて」いる点で共通するといえる。
ただし、第1の粘着剤層が、本願発明1では、「導電性」粘着剤層である旨特定するのに対し、引用発明では、そのような特定を有していない点で相違している。

エ.そして、引用発明における「電磁波シールドガスケット」は、シート状の発泡体からなる芯材を導電性フィルムで被覆してなるものであるから、本願発明1でいう「導電被覆発泡シート」に相当するものである。
ただし、本願発明1では、「グランディング用導通材」に用いられるものであるのに対し、引用発明では、電磁波シールドガスケットとして用いられるものである点で相違している。

よって、本願発明1と引用発明とは、
「気泡を複数有する発泡シートと、
前記発泡シートの表面を被覆している導電被膜と、
第1の粘着剤層とを備え、
導電被膜により被覆された発泡シートが、前記発泡シートと前記導電被膜とを有し、
前記第1の粘着剤層が、前記導電被膜により被覆された発泡シートの一方の表面に配置されており、
前記導電被膜により被覆された発泡シートにおける前記導電被膜の前記発泡シート側と反対側の表面に前記第1の粘着剤層が配置されており、
前記発泡シートの厚みが1mm以下であり、
前記導電被膜が、前記発泡シートの少なくとも1つの側面を被覆している、導電被覆発泡シート。」
である点で一致し、以下の点で相違する。

[相違点1]
当該導電被覆発泡シートが、本願発明1では、「グランディング用導通材」に用いられるものであるのに対し、引用発明では、電磁波シールドガスケットとして用いられるものである点。

[相違点2]
発泡シートが複数有する気泡が、本願発明1では、「独立」気泡であり、さらに「前記独立気泡の長さ方向を平均した方向が、前記発泡シートの厚み方向と直交する方向と平行であるか、又は、前記発泡シートの厚み方向と直交する方向に対して、30°以下で傾斜した方向」であり、「前記独立気泡の平均アスペクト比が1.2以上、5以下」である旨特定するのに対し、引用発明では、そのような特定がない点。

[相違点3]
第1の粘着剤層が、本願発明1では、「導電性」粘着剤層である旨特定するのに対し、引用発明では、そのような特定を有していない点。

[相違点4]
本願発明1では、「前記発泡シートの側面を被覆する導電被膜が、前記発泡シートの厚み方向に延びるスリットを有し、前記発泡シートが、前記導電被膜の前記スリットに連なるスリットを有する」旨特定するのに対し、引用発明では、そのようなスリットを有することの特定がない点。

(3)判断
まず、上記[相違点4]について検討する。
引用例5には、「弾性材により棒状に形成された芯材の側面周囲にシート状の導電性被覆材を覆設してなる、導電性筐体の間隙に挟まれて電磁波を遮蔽する電磁波シールド用ガスケットであって、前記導電性被覆材の前記導電性筐体に接触する面の両方の内側又は片方の内側のみを前記芯材に接着してなる電磁波シールド用ガスケットにおいて、当該ガスケットを前記導電性筐体に装着する際等に、当該ガスケットの長手方向に大きな折り曲げ応力が加えられても、前記導電性被覆材に予期しない亀裂が生じないようにするために、少なくとも前記導電性被覆材の前記導電性筐体に接触しない側面に切込みを設けたこと」が記載(上記(1-5)を参照)され、ガスケットの長手方向に大きな折り曲げ応力が加えられても、導電性被覆材に予期しない亀裂が生じないようにするために、芯材の側面を被覆するシート状の導電性被覆材に、芯材の厚み方向に延びる切込みを設けてなるものが記載されているといえるが、芯材に対しても導電性被覆材の切込みに連なる切込みを設けることまでは記載されていない。特に引用例5に記載のものが、導電性被覆材を、導電性筐体に接触する面の両方の内側又は片方の内側のみを芯材に接着すること、すなわち逆に言えば、導電性筐体に接触する面以外の面である側面については導電性被覆材を芯材に接着しないことを前提とするものであることを踏まえると、あえて芯材に対しても導電性被覆材の切込みに連なる切込みを設けることの必要性がないといえる。
したがって、引用例5からは、発泡シートの側面を被覆する導電被膜が、発泡シートの厚み方向に延びるスリットを有することに加えて、当該発泡シートが導電被膜のスリットに連なるスリットを有するという発明特定事項(相違点4に係る構成)を導き出すことはできない。
なお仮に、引用例5から上記発明特定事項を導き出すことができたとしても、そもそも引用発明は、電磁波シールドガスケットの厚みが0.08?0.09mmと非常に薄いシート状のものであること、補強フィルムが挿入されていることからして、ガスケットの側面に対して長手方向に大きな折り曲げ応力が加えられるということは想定されないものであるから、当該引用発明に対して引用例5に記載の技術事項を組み合わせるべき動機付けがない。

また、上記発明特定事項については、引用例2ないし4〔上記(1-2)ないし(1-4)を参照〕のいずれにも、さらには、原査定において提示された周知技術を示す引用例(特開9-312492号公報、特開2000-4093号公報、特開2002-84088号公報)のいずれにも、記載も示唆もされていない。

そして、本願発明1は、上記発明特定事項を有することにより、圧縮回復によるばねのような伸縮運動が繰り返されても、導電被膜に生じる発泡シートの長さ方向に延びる亀裂の成長をより一層効果的に抑えることができるという格別の効果を奏するものである(本願明細書の段落【0073】を参照)。

したがって、他の相違点(相違点1?3)について検討するまでもなく、本願発明1は、引用発明及び引用例2ないし5に記載の技術事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。

(4)本願の請求項2ないし4に係る発明について
請求項2ないし4は、請求項1に従属する請求項であり、請求項2ないし4に係る発明は、本願発明1の発明特定事項をすべて含みさらに発明特定事項を追加して限定するものであるから、上記(3)と同じ理由により、引用発明及び引用例2ないし5に記載の技術事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたとはいえない。

(5)原査定の理由についてのむすび
以上のとおり、本願の請求項1ないし4に係る発明は、引用発明及び引用例2ないし5に記載の技術事項に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものとすることができないから、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。

第5.むすび

以上のとおり、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2016-10-31 
出願番号 特願2015-158809(P2015-158809)
審決分類 P 1 8・ 537- WY (H05K)
P 1 8・ 121- WY (H05K)
最終処分 成立  
前審関与審査官 遠藤 邦喜  
特許庁審判長 森川 幸俊
特許庁審判官 井上 信一
酒井 朋広
発明の名称 導電被覆発泡シート  
代理人 特許業務法人 宮▲崎▼・目次特許事務所  
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