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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 H02G
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 H02G
管理番号 1321168
審判番号 不服2016-158  
総通号数 204 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2016-12-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-01-05 
確定日 2016-11-02 
事件の表示 特願2015- 88795「掴線器及び該掴線器を用いる掴線方法」拒絶査定不服審判事件〔平成27年10月 1日出願公開、特開2015-173594〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、2009年(平成21年)6月30日を国際出願日とする特願2011-520694号の一部を特許法第44条第1項の規定により、平成25年10月15日に特願2013-215105号として特許出願し、さらに、同出願の一部を同規定により、平成27年4月23日に特許出願したものであって、平成27年6月9日付けで拒絶理由が通知され、同年8月4日付けで意見書が提出されたが、同年10月8日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、平成28年1月5日に拒絶査定不服の審判が請求されるとともに同時に手続補正がなされたものである。

第2 補正却下の決定
[補正却下の決定の結論]
平成28年1月5日付けの手続補正を却下する。

[理由]
1.補正後の本願発明
上記手続補正(以下、「本件補正」という。)により、補正前の特許請求の範囲の請求項1は、
「本体(10)と、
該本体(10)に設けられた固定側掴線部(1)と、
該固定側掴線部に対向するように移動自在に設けられた可動側掴線部(2)と、
第1の支点(31)において前記本体(10)に設けられた第1の作動部(3)と
を備えた掴線器であって、
前記第1の作動部(3)は2つのアーム部を含む実質的にL字形状を有し、前記第1の支点(31)は当該2つのアーム部の間に位置づけられ、
前記第1の作動部(3)は更に、前記2つのアーム部のうちの1つに位置づけられた作用点(33)において前記可動側掴線部(2)と回動自在に接続され、
当該掴線器は、更に連接棒(5)を備え、
該連接棒(5)の第1端部は、第2の支点(32)において前記2つのアームのうちの前記1つと回動自在に接続され、該連接棒(5)の第2端部(61)は前記可動側掴線部(2)の延長線近傍に位置し、
第2の作動部(4)は、第3の支点(41)において前記本体(10)に回動自在に位置づけられ、
前記連接棒(5)の中腹部が、第4の支点(42)において前記第2の作動部(4)に回動自在に接続され、
これによって、前記連接棒(5)の第2端部が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して実質的に平行に引っ張られたときに、電線(W)が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)の間に掴持されてなる
ことを特徴とする掴線器。」
と補正された。

2.新規事項の有無、補正の目的要件について
上記本件補正は、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内において、補正前の特許請求の範囲の請求項1に記載された「連接棒(5)」について、「連接棒(5)の第2端部(61)は前記可動側掴線部(2)の延長線近傍に位置し、」との限定を付加して特許請求の範囲を減縮するものであるから、特許法第17条の2第3項(新規事項)及び第5項第2号(補正の目的)の規定に適合している。
また、特許法第17条の2第4項(シフト補正)に違反するものでもない。

3.独立特許要件について
上記本件補正は特許請求の範囲の減縮を目的とするものであるから、補正後の請求項1に係る発明(以下、「補正発明」という。)が特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるのかどうかについて以下に検討する。

(1)補正発明
上記「1.補正後の本願発明」の項で認定したとおりである。

(2)引用発明
原審の拒絶理由に引用された実願昭58-90882号(実開昭59-195926号)の願書に添付した明細書又は図面の内容を撮影したマイクロフィルム(以下、「引用例」という。)には図面とともに以下の事項が記載されている。なお、引用例の明細書で使用された漢字の旧字体を新字体に改めてある。

ア 「まず構成を説明すると、第3図に示すように、掴線部の上位体にあたる受圧部1aを設けた本体1の縦面下部の一端側にはジョイントピン10の軸挿支持により後記する屈折レバー2よりも幾分短尺の可動腕部4が、長手方向に対する揺動自在に配置されている。また上記本体1の縦面下部の他端側にはほぼくの字形に形成された屈折レバー2が、後記するねじりバネ6を首下に軸嵌したピン7の軸挿支持により前記の可動腕部4と同様に長手方向に対する揺動自在に配置されている。上記屈折レバー2の上端部には掴線部の下位体にあたる押え金3が、ボルト11の螺挿によりこのレバー2と一体上下動が可能のように配置されている。この態様による屈折レバー2の下端孔部位置には基端に一次側張力E用の孔部5aを設けたロッド5が、その先端におけるピン8の挿通をもって上記レバー2にテコ方式による張力の伝達が可能のように連結されている。そして上記ロッド5の中途部には前記による可動腕部4の先端部がピン9の挿通をもって連結されている。なお屈折レバー2の支軸となるピン7の首下にはねじりバネ6の環状部が軸嵌されていて、このバネ6の一端は本体1に、また他端は屈折レバー2にそれぞれ弾発的に係合し、その支弾力により上記の押え金3は常時掴線する方向の上昇態様を維持するように構成されている。
上記構成により、この考案の掴線器は、ロッド5に対する支点の位置が本体1の一端側に揺動自在に配置されている可能腕部4と連結したピン9の挿通により一定化されているため、この支点ピン9から屈折レバー2のピン8までの長さAと上記支点ピン9からロッド5の孔部5aまでの長さBの比が、被覆電線Dの太さに関係なく一定化する。すなわちロッド5に図示しない張線器側からの一次張力Eが付加されると、その張力Eにより可動腕部4と屈折レバー2は各その基端部のピン10,7を支軸にして上記の張力E側に牽引される。そして受圧部1aと押え金3とが被覆電線Dを掴線した時点からはピン9が固定的な支点の役割を果たすため、上記の被覆電線D(当審注:第3図からみて、「屈折レバー2」の誤りであると認められる。)はテコの方式により押え金3を上昇させることになる。従って受圧部1aと押え金3との掴線部においては、第3図のように被覆電線Dが太径であっても、また第4図のように細径であっても、その線径値に関係なくほぼ同じ比の力量をもって被覆電線Dを掴線することができるため、一次側の張力Eに対する掴線力の比率は殆ど変化しない。これにより仮に被覆電線Dが細径でも、受圧部1aと押え金3とによる掴線力の比が一定化することから、上記の掴線時において電線Dの被覆部を損傷するのを確実に防止できる。」(第5頁第15行?第8第5行)

上記アの下線部によれば、引用例には、
「掴線部の上位体にあたる受圧部1aを設けた本体1と、
本体1の縦面下部の一端側に、ジョイントピン10の軸挿支持により、長手方向に揺動自在に配置した可動腕部4と、
上記本体1の縦面下部の他端側に、ピン7の軸挿支持により長手方向に揺動自在に配置された「ほぼくの字形」に形成された屈折レバー2と、
上記屈折レバー2の上端部に、ボルト11の螺挿により屈折レバー2と一体上下動が可能のように配置されている掴線部の下位体にあたる押え金3と、
屈折レバー2の下端孔部位置にピン8の挿通をもって屈折レバー2にテコ方式による張力の伝達が可能なように連結されたロッド5であって、ロッド5の中途部には可動腕部4の先端部がピン9の挿通をもって連結される、ロッド5と、を備え、
ロッド5に張線器側からの一次張力Eが付加されると、その張力Eにより可動腕部4と屈折レバー2は各その基端部のピン10,7を支軸にして上記張力E側に牽引され、受圧部1aと押え金3とが被覆電線Dを掴線した時点からはピン9が固定的な支点の役割を果たすため、屈折レバー2はテコの方式により押え金3を上昇させ、ロッド5に対する支点の位置が本体1の一端側に揺動自在に配置されている可能腕部4と連結したピン9の挿通により一定化されている状態で、受圧部1aと押え金3との掴線部において被覆電線Dを掴線する、
掴線器。」の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているといえる。

(3)対比・判断
補正発明と引用発明とを対比する。
引用発明の「本体1」、「本体1」に設けられた「掴線部の上位体にあたる受圧部1a」は、それぞれ、補正発明の「本体(10)」、「本体(10)に設けられて固定側掴線部(1)」に相当する。
また、引用発明の「掴線部の下位体にあたる押え金3」は、上下動が可能であり、受圧部1aとで掴線部を構成するものであるから、引用発明の「掴線部の下位体にあたる押え金3」は、補正発明の「固定側掴線部に対向するように移動自在に設けられた可動側掴線部(2)」に相当する。
また、引用発明の「上記本体1の縦面下部の他端側に、ピン7の軸挿支持により長手方向に揺動自在に配置された「ほぼくの字形」に形成された屈折レバー2」は、補正発明の「第1の支点(31)において本体(10)に設けられた第1の作動部(3)」に相当する。
また、引用発明の「屈折レバー2」は、「ほぼくの字形」に形成され、「くの字形」は「L字形状」ともいい得るものであり、その上端部、下端孔部は、それぞれ、アーム部ともいい得るから、引用発明の「屈折レバー2」は、補正発明と同様の「2つのアーム部を含む実質的にL字形状を有」するものといえる。
また、引用発明の「屈折レバー2」は、その上端部に押え金3、下端孔部にロッド5が配置されるようになっており、屈折レバー2を支持するピンは、上端部と下端孔部の間に位置するから、引用発明の「屈折レバー2」の「ピン7の軸挿支持」は、補正発明と同様に「2つのアーム部の間に位置づけられ」たものであるといえる。
また、引用発明の「屈折レバー2の上端部に、ボルト11の螺挿により屈折レバー2と一体上下動が可能のように」「掴線部の下位体にあたる押え金3」が配置されることは、補正発明の「前記第1の作動部(3)は更に、前記2つのアーム部のうちの1つに位置付けられた作用点(33)において可動側掴線部(2)と回動自在に接続され」ることに相当する。
また、引用発明の「ロッド5」は、補正発明の「連接棒(5)」に相当するものであり、引用発明の「ロッド5」は「屈折レバー2の下端孔部位置」に「ピン8の挿通をもって屈折レバー2にテコ方式による張力の伝達が可能なように連結され」るから、引用発明は、補正発明と同様に「連接棒(5)の第1端部は、第2の支点(32)において前記2つのアームのうちの前記1つと回動自在に接続され」る構成を有しているといえる。
また、引用発明の「可動腕部4」は、補正発明の「第2の作動部(4)」に相当するものであり、引用発明の「可動腕部4」が「本体1の縦面下部の一端側に、ジョイントピン10の軸挿支持により、長手方向に揺動自在に配置」されることは、補正発明の「第2の作動(4)は、第3の支点(41)において本体(10)に回動自在に位置づけられ」ることに相当する。
また、引用発明の「ロッド5の中途部には可動腕部4の先端部がピン9の挿通をもって連結される」ことは、補正発明の「連接棒(5)の中腹部が、第4の支点(42)において第2の作動部(4)に回動自在に接続され」ることに相当する。
また、引用発明の「ロッド5」の「張線器側」は、補正発明の「連接棒」の「第2端部」に相当するものであるから、引用発明の「ロッド5に張線器側からの一次張力Eが付加されると、その張力Eにより可動腕部4と屈折レバー2は各その基端部のピン10,7を支軸にして上記張力E側に牽引され、受圧部1aと押え金3とが被覆電線Dを掴線した時点からはピン9が固定的な支点の役割を果たすため、屈折レバー2はテコの方式により押え金3を上昇させ、ロッド5に対する支点の位置が本体1の一端側に揺動自在に配置されている可能腕部4と連結したピン9の挿通により一定化されている状態で、受圧部1aと押え金3との掴線部において被覆電線Dを掴線する」ことと、補正発明の「前記連接棒(5)の第2端部が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して実質的に平行に引っ張られたときに、電線(W)が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)の間に掴持されてなること」とは、いずれも「前記連接棒(5)の第2端部が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して引っ張られたときに、電線(W)が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)の間に掴持されてなること」である点で共通する。

したがって、補正発明と引用発明とは、次の一致点、相違点を有する。

[一致点]
本体(10)と、
該本体(10)に設けられた固定側掴線部(1)と、
該固定側掴線部に対向するように移動自在に設けられた可動側掴線部(2)と、
第1の支点(31)において前記本体(10)に設けられた第1の作動部(3)とを備えた掴線器であって、
前記第1の作動部(3)は2つのアーム部を含む実質的にL字形状を有し、前記第1の支点(31)は当該2つのアーム部の間に位置づけられ、
前記第1の作動部(3)は更に、前記2つのアーム部のうちの1つに位置づけられた作用点(33)において前記可動側掴線部(2)と回動自在に接続され、
当該掴線器は、更に連接棒(5)を備え、
該連接棒(5)の第1端部は、第2の支点(32)において前記2つのアームのうちの前記1つと回動自在に接続され、
第2の作動部(4)は、第3の支点(41)において前記本体(10)に回動自在に位置づけられ、
前記連接棒(5)の中腹部が、第4の支点(42)において前記第2の作動部(4)に回動自在に接続され、
これによって、前記連接棒(5)の第2端部が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して引っ張られたときに、電線(W)が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)の間に掴持されてなることを特徴とする掴線器。

[相違点1]
補正発明では、「該連接棒(5)の第2端部(61)は前記可動側掴線部(2)の延長線近傍に位置し」との構成を備えるのに対し、引用発明では、そのようには特定されていない点。
[相違点2]
補正発明では、「前記連接棒(5)の第2端部が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して引っ張られ」る方向が、「前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して実質的に平行」であるの対し、引用発明では、方向についてそのようには特定されていない点。

上記相違点1,2について検討する。
[相違点1]について
引用例の第3図(a)、第4図(a)を参照すると、ロッド5(補正発明の「連接棒(5)」に相当)の端部5a(同「第2端部(61)」に相当)が押え金3(同「可動側掴線部(2)に相当」の延長線の近傍に位置していることが見て取れる。
したがって、相違点1は、実質的なものではないか、当業者が容易に想到し得た事項にすぎない。

[相違点2]について
引用例の第3図(a)、第4図(a)を参照すると、「張線器側からの一次張力E」は、「受圧部1a」及び「押え金3」とは、厳密な平行ではなく、ある角度をなすように見受けられる。
しかしながら、図面は、明細書の理解を行うための参考であり、第3図(a)、第4図(a)の記載をもって、引用例の「張線器側からの一次張力E」が、「受圧部1a」及び「押え金3」と平行ではない方向に印加されていると判断することはできない。
そして、引用発明の掴線器は、被覆電線の張線作業に用いるものであるという目的に鑑みると、張線器側からの一次張力Eは、被覆電線Dの長手方向に印加されるものであるから、引用発明の「受圧部1a」及び「押え金3」と平行な方向に印加されると考えるのが自然であり、一次張力Eをわざわざ「受圧部1a」及び「押え金3」と平行でない方向に印加するという理由も見当たらない。
したがって、引用発明において、ロッド5の端部が受圧部1aと押え金3と実質的に平行に引っ張られる方向とし、相違点2に係る構成を得ることは、当業者が容易に想到し得た事項である。

そして,補正発明の作用効果も,引用発明に基づいて当業者が予測し得る範囲のものであり,格別なものではない。
補正発明は、引用発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

4.むすび
以上のとおり、本件補正は、特許法第17条の2第6項で準用する同法第126条第7項の規定に違反するものであり、特許法第159条第1項で準用する特許法第53条第1項の規定により却下されるべきものである。

第3 本願発明について
1.本願発明
平成28年1月5日付けの手続補正は上記のとおり却下されたので、本願の請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、平成27年4月23日付けで提出された特許請求の範囲の請求項1に記載された以下のとおりのものである。
「本体(10)と、
該本体(10)に設けられた固定側掴線部(1)と、
該固定側掴線部に対向するように移動自在に設けられた可動側掴線部(2)と、
第1の支点(31)において前記本体(10)に設けられた第1の作動部(3)と
を備えた掴線器であって、
前記第1の作動部(3)は2つのアーム部を含む実質的にL字形状を有し、前記第1の支点(31)は当該2つのアーム部の間に位置づけられ、
前記第1の作動部(3)は更に、前記2つのアーム部のうちの1つに位置づけられた作用点(33)において前記可動側掴線部(2)と回動自在に接続され、
当該掴線器は、更に連接棒(5)を備え、
該連接棒(5)の第1端部は、第2の支点(32)において前記2つのアームのうちの前記1つと回動自在に接続され、
第2の作動部(4)は、第3の支点(41)において前記本体(10)に回動自在に位置づけられ、
前記連接棒(5)の中腹部が、第4の支点(42)において前記第2の作動部(4)に回動自在に接続され、
これによって、前記連接棒(5)の第2端部が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)に対して実質的に平行に引っ張られたときに、電線(W)が前記可動側掴線部(2)と前記固定側掴線部(1)の間に掴持されてなる
ことを特徴とする掴線器。」

2.引用発明
引用発明は、上記「第2.補正却下の決定」の項中の「3.独立特許要件について」の項中の「(2)引用発明」の項で認定したとおりである。

3.対比・判断
そこで、本願発明と引用発明とを対比すると、本願発明は上記補正発明から相違点1に係る限定を省いたものである。
そうすると、本願発明の構成に当該相違点1に係る限定を付加した補正発明が、上記「第2.補正却下の決定」の項中の「3.独立特許要件について」の項で検討したとおり、引用発明に基づいて容易に発明できたものであるから、本願発明も同様の理由により、容易に発明できたものである。

4.むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、他の請求項について検討するまでもなく、拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2016-08-30 
結審通知日 2016-08-31 
審決日 2016-09-20 
出願番号 特願2015-88795(P2015-88795)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (H02G)
P 1 8・ 575- Z (H02G)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 梅沢 俊  
特許庁審判長 新川 圭二
特許庁審判官 山澤 宏
高瀬 勤
発明の名称 掴線器及び該掴線器を用いる掴線方法  
代理人 清原 義博  
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