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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 A61C
管理番号 1323994
審判番号 不服2016-2397  
総通号数 207 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2017-03-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2016-02-17 
確定日 2017-01-19 
事件の表示 特願2012- 33500号「歯科ハンドピース用の映像取得機器、歯科ハンドピース用撮像装置、歯科ハンドピース、及び歯科ハンドピースシステム」拒絶査定不服審判事件〔平成25年 9月 2日出願公開、特開2013-169256号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本件出願は、平成24年 2月20日を出願日とする特許出願であって、平成27年 9月 4日付けで拒絶の理由が通知され、これに対して、同年10月28日に意見書とともに手続補正書が提出されて特許請求の範囲が補正されたが、同年11月13日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、平成28年 2月17日に本件審判の請求がされたものである。


第2 本願発明
本願の請求項1ないし2に係る発明は、平成27年10月28日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし2に記載された事項により特定されるとおりのものと認めるところ、その請求項1の記載は以下のとおりである(以下、請求項1に係る発明を「本願発明」という。)。

「【請求項1】
歯科ハンドピース本体と、前記歯科ハンドピース本体に備えられる映像取得機器と、を有し、
前記映像取得機器は、光を取り込み可能とする取込口を備える入光部を具備し、
前記取込口は、前記歯科ハンドピース本体のヘッドの外周面より外側の範囲で、前記ヘッドの工具装着面より工具から離隔する方向にずらされて位置づけられるとともに、前記工具の回転軸を中心に平面視で半径25mm以内の範囲に前記歯科ハンドピース本体に保持され、
前記歯科ハンドピース本体の前記工具装着面には冷却水射出口が具備されている、
歯科ハンドピース。」

第3 引用刊行物
これに対して、原査定の拒絶の理由Bに引用された本願の出願前に頒布された刊行物である特開2005-103048号公報(以下、「刊行物1」という。)、及び、原査定において周知技術を示す文献として例示された本願の出願前に頒布された刊行物である特開平09-117458号公報(以下、「刊行物2」という。)、特開平07-275259号公報(以下、「刊行物3」という。)には、次に示す発明又は技術事項が記載されていると認める。なお、下線は当審にて付与した。

1 刊行物1
(1)刊行物1記載の事項
刊行物1には、「歯科診療装置」に関して、図面とともに、以下の事項が記載されている。

ア「【技術分野】
【0001】
この発明は歯科診療台に口腔内カメラとその映像を映すモニターを備え、歯科医がモニターに映した患者の口腔内の動画映像を見ながら治療ができるように設定された歯科診療装置の改良に関するものである。
更に述べれば、上記モニターの画面上に口腔内カメラの映像の他に、治療中のため話すことが困難な状態の患者でもその痛感等の身体の状態や意思などを文字等で表示できる歯科診療装置に関するものである。」

イ「【0071】
請求項12のハンドピースに装着することができる、着脱式口腔内カメラについて解説する。歯を切削する回転器具や超音波スケーラーや電気メスやレーザーのハンドピースに口腔内カメラを着脱可能に装着し、この口腔内カメラの映像をモニター画面に映し、この映像を見ながら歯科医が歯科治療を進める。」

ウ「【0085】
請求項12のハンドピース着脱式口腔内カメラ44の実施の形態について図面を用いて解説する。歯の切削器具であるタービンのハンドピース42に口腔内カメラを装着する場合について説明する。図11のようにハンドピースに口腔内カメラを取り付ける。着脱式口腔内カメラ44のレンズ45は切削用のバー43がほぼ口腔内カメラの映像の中央に位置するように取り付ける。着脱式口腔内カメラ44のレンズ45の位置設定は少なくとも4通り必要となる。」


(2)引用発明
歯科用ハンドピースにおいて、切削用のバーはハンドピース先端に設けられる円筒状のヘッド部分(以下、「ヘッド部分」という。)に装着されるという歯科診療装置における技術常識を踏まえつつ、【図11】に示される4つの図のうち一番上の本審決で示される図における、「切削用のバー43」と「レンズ45」との位置関係に着目すると、「着脱式口腔内カメラ44のレンズ45はハンドピース42のヘッド部分の外周面より外側の範囲で、ハンドピース42のヘッド部分のバー43を装着する面より切削用バー43から離隔する方向に位置づけられる」ことが看取される。
また、「レンズ45」は「着脱式口腔内カメラ44」の「先端部」に備えられていると言うことができる。
したがって、刊行物1には以下の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認める。

<引用発明>
「ハンドピース42と、前記ハンドピース42に装着される着脱式口腔内カメラ44と、を有し、
前記着脱式口腔内カメラ44は、レンズ45を備える先端部を有し、
前記レンズ45は、前記ハンドピース42のヘッド部分の外周面より外側の範囲で、前記ヘッド部分の切削用バー43を装着する面より切削用バー43から離隔する方向に位置づけられるとともに、切削用のバー43がほぼ口腔内カメラの映像の中央に位置するように取り付けられる、前記着脱式口腔内カメラ44が取り付けられたハンドピース42。」

2 本願出願前に周知な技術事項
(1)刊行物2
刊行物2には、その段落【0003】、【0016】-【0019】及び【図3】の記載などからみて、「歯科用ハンドピースにおいて、ハウジング10の下部(バー装着側)に設けた噴射口29から切削部に、水とエアーが混合された冷却するためのスプレーを噴射すること」が記載されていると認める。

(2)刊行物3
刊行物3には、その段落【0025】-【0026】及び【図1】の記載などからみて、「歯科用ハンドピースのヘッドハウジング61において、切削工具41が把持される側である底板46に設けられた噴出口37から切削工具に向けて空気と水の混合流体を噴射して切削患部を冷却すること」が記載されていると認める。

(3)周知事項1
刊行物2及び刊行物3には同様の技術事項が記載されているところ、さらに新たに例示する、特開2003-325545号公報には、その段落【0003】、【0011】-【0012】、【0017】及び【図1】、【図2】の記載などからみて、「歯科用切削装置におけるヘッド部14の切削工具挿入口側に冷却用の注水孔32を設けること」が記載され、また、特開2001-321391号公報には、その段落【0001】、【0018】-【0019】及び【図1】の記載などからみて、「歯科用ハンドピースにおけるヘッド部2の切削工具3が装着される下面に冷却用の水噴射孔9を設けること」が記載されていることを踏まえれば、本願の出願日前に以下の技術事項(以下、「周知事項1」という。)が周知であったと言うことができる。
<周知事項1>
「歯科用ハンドピースの工具が装着される面に冷却用の水噴出口を設けること」


第4 対比
本願発明と引用発明とを対比する。
まず、引用発明の「ハンドピース42」は本願発明の「歯科ハンドピース本体」に相当することはその機能及び構造に照らして明らかであり、以下同様に、「装着される」は「備えられる」に、「着脱式口腔内カメラ44」は「映像取得器」に、「先端部」は「入光部」に、「有し」は「具備し」に、「ヘッド部分」は「ヘッド」に、「ヘッド部分の切削用バー43を装着する面」は「ヘッドの工具装着面」に、「切削用バー43」は「工具」に、「着脱式口腔内カメラ44が取り付けられたハンドピース42」は「歯科ハンドピース」に、それぞれ相当する。
また、引用発明の「レンズ45」は、レンズが光を取り込む機能を有することから本願発明の「取込口」に相当すると言える。
したがって、本願発明と引用発明とは、以下の点で一致していると言うことができる。

<一致点>
「歯科ハンドピース本体と、前記歯科ハンドピース本体に備えられる映像取得機器と、を有し、
前記映像取得機器は、光を取り込み可能とする取込口を備える入光部を具備し、
前記取込口は、前記歯科ハンドピース本体のヘッドの外周面より外側の範囲で、前記ヘッドの工具装着面より工具から離隔する方向にずらされて位置づけられる
歯科ハンドピース。」

そして、本願発明と引用発明とは、以下の2点で相違している。

<相違点1>
本願発明の取込口は、工具の回転軸を中心に平面視で半径25mm以内の範囲に歯科ハンドピース本体に保持されるのに対し、引用発明のレンズ45は切削用のバー43がほぼ口腔内カメラの映像の中央に位置するように取り付けられるものの、レンズ45と切削用のバー43の回転軸との距離は不明である点。

<相違点2>
本願発明の工具装着面には冷却水射出口が具備されているのに対し、引用発明は、ヘッド部分の切削用バー43を装着する面に冷却水射出口が具備されているか明らかでない点。


第5 相違点の検討
1 <相違点1>について
(1)相違点1の技術的意義について
まず、相違点1の、取込口を「工具の回転軸を中心に平面視で半径25mm以内の範囲に前記歯科ハンドピース本体に保持」することの技術的意義を明らかにするために明細書を参酌する。
取込口の配置に関する明細書の記載としては、段落【0034】に、「第一に、図3に表れているように、入出光手段13の取込口13dが工具3側に向くように配置される。第二に、図2に表れているように、取込口13dがII-IIで示した工具装着面2aよりも工具3から離隔する方向にずらされて配置される。第三に、好ましくは図3(b)に示したように、取込口13dが、平面視においてヘッド2の外周面より外側であるとともに、工具3の回転軸を中心とした半径R=25mm以内に配置される。ここで平面視とは図3(b)のように工具3の回転軸が奥/手前方向となる視点である。さらに好ましくは、当該半径R=25mm内のうち、図3(b)にハッチングにより示したように、ヘッド2の先端から反対側端部に向けてL=30mm以内の範囲である。」と記載され、段落【0035】に「取込口13dをこのように配置することができる映像取得機器11により、冷却水射出口2bから冷却水を出射しつつ工具3により歯牙等を切削している最中であっても、冷却水により映像取得が阻害される問題が大幅に低減され、適切な映像を取得することが可能となる。上記半径R=25mm以内の配置によれば取込口13dが歯牙から離隔しすぎることなく、かつ上記のようにより鮮明な映像を取得できる。さらに上記L=30mm以内の配置によれば、取込口13dが歯科ハンドピース本体1の長手方向を軸としてその左右いずれかに配置され、当該軸の先端であるヘッド2のさらに先に取込口13dが配置されることがないので、奥歯の切削の際にも適切に用いることができる。」と記載されている。
ここで、「上記半径R=25mm以内の配置によれば取込口13dが歯牙から離隔しすぎることなく、かつ上記のようにより鮮明な映像を取得できる。」という記載に着目すると、「半径R=25mm以内の配置」とすることの技術的意義は「取込口13dが歯牙から離隔しすぎることなく、かつ上記のようにより鮮明な映像を取得できる」ことであると一応は捉えられるが、なおも「かつ上記のように」が具体的に何を指しているのか不明であるから、さらに、第一ないし第三に規定される配置について、そのような配置を行う技術的意義を順に検討していく。
第一に規定される「取込口13dが工具3側に向くように配置される」ことの技術的意義は、切削部位を観察するという本件発明の前提に沿うように、取込口13dを歯牙を切削する工具3の方向に向けるための規定と解される。
第二に規定される「取込口13dがII-IIで示した工具装着面2aよりも工具3から離隔する方向にずらされて配置される」ことの技術的意義は、冷却水は冷却水射出口2bから出射されることから、取込口13dが冷却水射出口2bそれ自体から離隔され、また、冷却水射出口2bの出射方向とは反対方向にずらされて配置されることにより、冷却水により映像取得が阻害される問題を大幅に低減するための規定と解される。
第三に規定される「取込口13dが、平面視においてヘッド2の外周面より外側であるとともに、工具3の回転軸を中心とした半径R=25mm以内に配置される」ことの技術的意義は、取込口13dが冷却水射出口に近付くほど、冷却水により映像取得が阻害され、また、取込口13dとヘッド2との干渉が生じて映像取得が困難となる可能性がある一方で、取込口13dが観察対象からが遠ざかり過ぎると、詳細な映像取得が困難となるという技術常識を踏まえれば、詳細な画像を取得できる範囲で取込口13dと工具3との間に適切な距離を保つための規定と解される。
そうすると、段落【0035】に記載される「半径R=25mm以内の配置によれば取込口13dが歯牙から離隔しすぎることなく、かつ上記のようにより鮮明な映像を取得できる」という記載における「上記のように」とは「半径R=25mm以内の配置」そのものに起因する効果を記載しているのではなく、その他に規定される配置によって映像取得が阻害されないということを指していると解される。
したがって、本願発明において、「半径R=25mm以内の配置」とすることの技術的意義は、詳細な画像を取得できるように、取込口13dが歯牙から離隔しすぎることなくすることと認める。

(2)引用発明におけるレンズ45の配置について
次に、引用発明においては、レンズ45の配置について、切削用のバー43がほぼ口腔内カメラの映像の中央に位置するように取り付けられると記載されるところ、「レンズ」は観察対象との距離が離れるほど詳細な映像を取得することが困難となるのだから、そうすると、引用発明において、適切な映像を取得できるようにハンドピースのヘッド部分に近付けてレンズ45を配置しようとすることは当業者が自然に想起するものと言える。
そして、ヘッド部分は口腔内に挿入されることから上限サイズは自ずと限定される点、及び、実際に商品化されている製品サイズ等を考慮すると、ヘッド部分の直径はせいぜい13mm程度であるところ、刊行物1【図11】の上記に示される図には、ハンドピースのヘッド部分より大きさが小さいレンズが開示されているのだから、引用発明におけるレンズも切削用バーの回転軸の中心から25mm以内に配置されていると言うこともでき、相違点1は実質的差異とは言い難い。

(3)25mmの臨界的意義について
仮に、相違点1が実質的差異であるとして、さらに検討する。
引用発明におけると「レンズ45」と「ヘッド部分」は、口腔内で用いられることから、「レンズ45」と「ヘッド部分」との距離は自ずと口腔のサイズ以内という上限を有し、「ヘッド部分」にある「レンズ45」と「切削用バー43」との距離も上限を有することは明らかである。
また、引用発明は、刊行物1段落【0003】に「歯を切削する治療に求められる作業精度は0.2ミリメートルと言われているが、肉眼でこの精度の治療をするのは目の識別能力の限界での治療作業となり、目の疲労は甚だしいものだった。そのため現実には求められている治療精度に達しない治療が行われることが予測される。」とあり、段落【0018】に「また特に歯科医は目に負担をかけずに数倍から数十倍の拡大像を見ながら治療ができるようにして、質の高い歯科治療を行うことができるようにすることである。」とあるように、口腔内カメラを用いて詳細な画像を取得することを目的とする発明であることからも、レンズが観察対象からが遠ざかり過ぎると、詳細な映像取得が困難になるという技術常識を踏まえると、「レンズ45」と「切削用バー43」との距離は自ずと上限を有するものと考えられる。
次に、本願発明において、取込口を工具の回転軸を中心に平面視で半径25mm以内の範囲に前記歯科ハンドピース本体に保持する上での上限値を「半径25mm以内」とすることの臨界的意義について検討すると、請求人は、審判請求書の「4.2.第二」において、「これが25mmより大きくなるとその効果は大幅に低減してしまいます。」とも主張しているが、(1)にて検討した本願の明細書、並びに、特許請求の範囲及び図面を精査しても、冷却水による映像取得が阻害される点に関しては、取込口を工具の回転軸を中心として「半径25mm以内の範囲」とすることによって、格別な効果が生じているとは認められない。
そうすると、引用発明の「レンズ45」と「切削用のバー43」との距離は自ずと上限を有するものであり、かつ、本願発明の「半径25mm以内の範囲」とする上限数値には臨界的意義を有していないのだから、引用発明において、詳細な映像を取得するという引用発明の目的に沿って「レンズ45」を「切削用のバー43」の回転軸を中心に半径25mm以内に配置することに格別の困難は認められない。

(4)小括
よって、相違点1は、実質的差異でないか、あるいは、当業者が格別困難なく想到し得たものである。

2 <相違点2>について
引用発明は、刊行物1段落【0006】には「従来の口腔内カメラには専用のカバーが備えられている機種もあるが、口腔内カメラで撮影しながら歯を削ると、切削器具から歯面に噴射される水が口腔内カメラのレンズの表面またはレンズのカバーの表面で水滴をつくり、映像が見えなくなってしまった。」とあるように、切削器具から歯面に水が噴射されることを前提とするものであるところ、上記第3 2(2)において周知事項1として認定したように、「歯科用ハンドピースの工具が装着される面に冷却用の水噴出口を設けること」は本願出願前に周知な技術事項であるのだから、引用発明において、切削器具から水を噴射する構成として、ヘッド部分の切削用バー43を装着する面に冷却用の水噴出口を設けることは当業者が容易になし得たものである。

3 本願発明の効果について
本願発明によってもたらされる効果も、引用発明及び周知事項1から当業者が予測できる程度のものであって格別のものではない。

4 小括
したがって、本願発明は、引用発明及び周知の技術事項から当業者が容易に発明をすることができたものである。

5 その他
本願発明は、導光手段12が可撓性を有することを特定していないが、仮にそのような特定があったとしても、その点は、例えば、特開2010-104652号公報(特に、段落【0155】及び【図20】)や特開昭63-288132号公報(特に、【第7図】の「先端16a」に関する記載)、国際公開第2010/034107号(特に、Figure1,5Bの「flexible supporting tube 56」に関する記載)に示されるように、従来周知の技術に過ぎないことを附言する。


第6 むすび
以上のとおり、本願発明は、引用発明及び周知の技術事項から当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものである。
したがって、本願は、その余の請求項2に係る発明について検討するまでもなく、拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2016-11-21 
結審通知日 2016-11-22 
審決日 2016-12-05 
出願番号 特願2012-33500(P2012-33500)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (A61C)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 松浦 陽  
特許庁審判長 長屋 陽二郎
特許庁審判官 関谷 一夫
宮下 浩次
発明の名称 歯科ハンドピース用の映像取得機器、歯科ハンドピース用撮像装置、歯科ハンドピース、及び歯科ハンドピースシステム  
代理人 山本 典輝  
代理人 山本 典輝  

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