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審決分類 審判 全部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  C08J
審判 全部申し立て 2項進歩性  C08J
管理番号 1333236
異議申立番号 異議2016-700982  
総通号数 215 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2017-11-24 
種別 異議の決定 
異議申立日 2016-10-12 
確定日 2017-08-30 
異議申立件数
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第5904349号発明「芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート、成形品の製造方法、及び食品包装材」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 
結論 特許第5904349号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔1?9〕について訂正することを認める。 特許第5904349号の請求項2?9に係る特許を取り消す。 特許第5904349号の請求項1に係る特許についての特許異議の申立てを却下する。 
理由 特許第5904349号の請求項2?9に係る発明は、平成29年2月13日付けの訂正請求書に添付した訂正特許請求の範囲の請求項2?9に記載された事項により特定されるとおりのものであると認める。
これに対して、平成29年4月17日付けで取消理由を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、特許権者からは応答がなかった。
そして、上記の取消理由は妥当なものと認められるので、本件請求項2?9に係る特許は、この取消理由によって取り消すべきものである。
また、請求項1に係る特許は、訂正により、削除されたため、本件特許の請求項1に対して、特許異議申立人A(齋藤慎二)及びB(南沢和美)がした特許異議の申立てについては、対象となる請求項が存在しない。
よって、結論のとおり決定する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】(削除)
【請求項2】
芳香族ビニルモノマーとシアン化ビニルモノマーとの共重合体(A)と、
ゴム質重合体に芳香族ビニルモノマーとシアン化ビニルモノマーの混合物をグラフト重合したグラフト共重合体組成物(B1)、または
ゴム質重合体に芳香族ビニルモノマーをグラフト重合したグラフト共重合体組成物(B2)から選ばれる1種以上のグラフト共重合体組成物(B)との混合樹脂を必須構成成分とする二軸延伸シートであって、下記(1)?(6)を特徴とする芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート。
(1)共重合体(A)が、共重合体中のシアン化ビニルモノマーの比率が25質量%から40質量%である。
(2)オリゴマーの総含有量が10,000ppm以下である。
(3)前記二軸延伸シートを構成する樹脂100質量%中のゲル含有量が0.1?0.9質量%である。
(4)二軸延伸シートの加熱収縮応力が、縦方向、横方向それぞれ0.45?1.0MPaの範囲である。
(5)共重合体(A)とグラフト共重合体組成物(B)の合計量100質量%に対して、グラフト共重合体組成物(B)は0.8?3質量%である。
(6)二軸延伸シートを105℃の温風下に10分放置した時の熱収縮率が2%以下である。
【請求項3】
芳香族ビニルモノマーとシアン化ビニルモノマーとの共重合体(A)と、
ゴム質重合体に芳香族ビニルモノマーとシアン化ビニルモノマーの混合物をグラフト重合したグラフト共重合体組成物(B1)との混合樹脂を必須構成成分とする二軸延伸シートであって、下記(1)?(6)を特徴とする芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート。
(1)共重合体(A)が、共重合体中のシアン化ビニルモノマーの比率が25質量%から40質量%である。
(2)オリゴマーの総含有量が17,000ppm以下である。
(3)前記二軸延伸シートを構成する樹脂100質量%中のゲル含有量が0.1?0.9質量%である。
(4)二軸延伸シートの加熱収縮応力が、縦方向、横方向それぞれ0.45?1.0MPaの範囲である。
(5)共重合体(A)とグラフト共重合体組成物(B1)の合計量100質量%に対して、グラフト共重合体組成物(B1)は1?3質量%である。
(6)グラフト共重合体組成物(B1)中のゴム質重合体の体積平均粒子径が0.5?5μmである。
【請求項4】
グラフト共重合体組成物(B2)中のゴム質重合体の体積平均粒子径が1?5μmである請求項2記載の芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート。
【請求項5】
二軸延伸シートの縦方向及び横方向の加熱収縮応力が0.5?0.8MPaの範囲であり、且つ縦方向と横方向の加熱収縮応力の平均が0.55?0.75MPaである請求項2?4の何れか1項記載の芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート。
【請求項6】
芳香族ビニルモノマーとシアン化ビニルモノマーとの共重合体(A)と、
ゴム質重合体に芳香族ビニルモノマーとシアン化ビニルモノマーの混合物をグラフト重合したグラフト共重合体組成物(B1)、または
ゴム質重合体に芳香族ビニルモノマーをグラフト重合したグラフト共重合体組成物(B2)から選ばれる1種以上のグラフト共重合体組成物(B)との混合樹脂を必須構成成分とする二軸延伸シートであって、下記(1)?(6)を特徴とする芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート。
(1)共重合体(A)が、共重合体中のシアン化ビニルモノマーの比率が25質量%から40質量%である。
(2)オリゴマーの総含有量が17,000ppm以下である。
(3)前記二軸延伸シートを構成する樹脂100質量%中のゲル含有量が0.1?0.9質量%である。
(4)二軸延伸シートの加熱収縮応力が、縦方向、横方向それぞれ0.45?1.0MPaの範囲である。
(5)共重合体(A)とグラフト共重合体組成物(B)の合計量100質量%に対して、グラフト共重合体組成物(B)は0.8?3質量%である。
(6)二軸延伸シートを105℃の温風下に10分放置した時の熱収縮率が2%以下である。
【請求項7】
請求項2?6の何れか1項記載の芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シートを二次成形することを特徴とする成形品の製造方法。
【請求項8】
前記成形品が植物性油または動物性油を含む食品の包装材である請求項7記載の成形品の製造方法。
【請求項9】
請求項2?6の何れか1項記載の芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シートを備えた食品包装材。
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
異議決定日 2017-07-21 
出願番号 特願2015-152643(P2015-152643)
審決分類 P 1 651・ 121- ZAA (C08J)
P 1 651・ 537- ZAA (C08J)
最終処分 取消  
前審関与審査官 今井 拓也  
特許庁審判長 佐藤 健史
特許庁審判官 加藤 幹
木村 敏康
登録日 2016-03-25 
登録番号 特許第5904349号(P5904349)
権利者 サンディック株式会社 旭化成株式会社
発明の名称 芳香族ビニル系樹脂二軸延伸シート、成形品の製造方法、及び食品包装材  
代理人 三國 修  
代理人 棚井 澄雄  
代理人 三國 修  
代理人 三國 修  
代理人 棚井 澄雄  
代理人 五十嵐 光永  
代理人 五十嵐 光永  
代理人 棚井 澄雄  
代理人 五十嵐 光永  
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