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審決分類 |
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する A23L |
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管理番号 | 1343253 |
審判番号 | 訂正2018-390093 |
総通号数 | 226 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許審決公報 |
発行日 | 2018-10-26 |
種別 | 訂正の審決 |
審判請求日 | 2018-06-04 |
確定日 | 2018-07-20 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第5030790号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 特許第5030790号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項6について訂正することを認める。 |
理由 |
第1 手続の経緯 本件訂正審判の請求に係る特許第5030790号(以下「本件特許」という。)は、2006年(平成18年)12月5日(優先権主張2005年(平成17年)12月6日 日本国、2006年(平成18年)10月11日 日本国)を国際出願日とする特許出願であって、平成24年7月6日に特許権の設定登録がなされ、その後、平成30年6月4日に本件訂正審判の請求がなされたものである。 第2 審判請求の趣旨 本件訂正審判の請求の趣旨は、本件特許の特許請求の範囲を、本件審判請求書に添付した特許請求の範囲のとおり訂正後の請求項6について訂正すること(以下「本件訂正」という。)を認める、との審決を求めるものである。 第3 本件訂正の内容 特許請求の範囲の請求項6を削除する。 第4 当審の判断 1.訂正の目的について 本件訂正は、訂正前の請求項6を削除するものであるから、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる「特許請求の範囲の減縮」を目的とするものである。 2.訂正が願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下「本件特許明細書等」という。)に記載した事項の範囲内のものであるか否かについて 本件訂正は、請求項6を削除するものであるから、本件特許明細書等に記載した事項の範囲内のものであることは明らかである。 よって、本件訂正は、特許法第126条第5項の規定に適合する。 3.訂正が実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものであるか否かについて 本件訂正は、請求項6を削除するものであるから、特許請求の範囲の拡張、又は変更するものでないことは明らかである。 よって、本件訂正は、特許法第126条第6項の規定に適合する。 第5 むすび 以上のとおり、本件訂正審判の請求に係る本件訂正は、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる事項を目的とするものであり、かつ同条第5及び6項の規定に適合するものである。 よって,結論のとおり審決する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 大豆胚軸を、ダイゼイン配糖体、ダイゼイン、及びジヒドロダイゼインよりなる群から選択される少なくとも1種のダイゼイン類を資化してエクオールを産生する能力を有するラクトコッカス・ガルビエで、発酵させて得られる、エクオール含有大豆胚軸発酵物。 【請求項2】 アレルゲンの量が低減されている、請求項1に記載のエクオール含有大豆胚軸発酵物。 【請求項3】 アレルゲンが、Gym4、Gm30K、Gm28K、β-コングリシニン、及びトリプシンインヒビターから成る群より選択される1種以上である、請求項2に記載の大豆胚軸発酵物。 【請求項4】 大豆胚軸発酵物の乾燥重量当たり、エクオールを0.1?20重量%含有している、請求項1に記載の大豆胚軸発酵物。 【請求項5】 更に、ダイジン類、ゲニスチン類、ゲニステイン類、グリシチン類及びグリシテイン類を含む、請求項1に記載の大豆胚軸発酵物。 【請求項6】 (削除) 【請求項7】 請求項1に記載の大豆胚軸発酵物を含む、食品。 【請求項8】 栄養補助食品である、請求項7に記載の食品。 【請求項9】 食品100g当たり、前記大豆胚軸発酵物が0.1?90g含まれている、請求項7に記載の食品。 【請求項10】 請求項1に記載の大豆胚軸発酵物を含む、医薬製剤。 【請求項11】 更年期障害、骨粗鬆症、前立腺肥大、又はメタボリックシンドロームの予防又は治療剤である、請求項10に記載の医薬製剤。 【請求項12】 血中コレステロール値の低減剤である、請求項10に記載の医薬製剤。 【請求項13】 請求項1に記載の大豆胚軸発酵物の、更年期障害、骨粗鬆症、前立腺肥大、又はメタボリックシンドロームの予防又は治療剤の製造のための使用。 【請求項14】 請求項1に記載の大豆胚軸発酵物の、血中コレステロール値の低減剤の製造のための使用。 【請求項15】 請求項1に記載の大豆胚軸発酵物を含む、化粧料。 【請求項16】 化粧料100g当たり、前記大豆胚軸発酵物が0.1?10g含まれている、請求項15に記載の化粧料。 【請求項17】 大豆胚軸を、ダイゼイン配糖体、ダイゼイン、及びジヒドロダイゼインよりなる群から選択される少なくとも1種のダイゼイン類を資化してエクオールを産生する能力を有するラクトコッカス・ガルビエで発酵処理することを特徴とする、エクオール含有大豆胚軸発酵物の製造方法。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
審理終結日 | 2018-06-26 |
結審通知日 | 2018-06-28 |
審決日 | 2018-07-10 |
出願番号 | 特願2007-549133(P2007-549133) |
審決分類 |
P
1
41・
851-
Y
(A23L)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 長谷川 茜 |
特許庁審判長 |
山崎 勝司 |
特許庁審判官 |
槙原 進 莊司 英史 |
登録日 | 2012-07-06 |
登録番号 | 特許第5030790号(P5030790) |
発明の名称 | エクオール含有大豆胚軸発酵物、及びその製造方法 |
代理人 | 村上 遼 |
代理人 | 大出 萌 |
代理人 | 大出 萌 |
代理人 | 村上 遼 |
代理人 | 小野 誠 |
代理人 | 重森 一輝 |
代理人 | 山内 真之 |
代理人 | 城山 康文 |
代理人 | 小野 誠 |
代理人 | 城山 康文 |
代理人 | 山内 真之 |
代理人 | 重森 一輝 |