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審決分類 審判 訂正 4項(134条6項)独立特許用件 訂正する E06B
審判 訂正 ただし書き2号誤記又は誤訳の訂正 訂正する E06B
管理番号 1344160
審判番号 訂正2018-390108  
総通号数 227 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2018-11-30 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2018-07-30 
確定日 2018-09-13 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第5978443号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第5978443号の明細書を本件審判請求書に添付された訂正明細書のとおり訂正することを認める。 
理由 第1 手続の経緯
本件訂正審判の請求に係る特許第5978443号(以下「本件特許」という。)は、平成24年9月25日の出願であって、平成28年8月5日にその特許権の設定登録がなされ、その後、平成30年7月30日に本件訂正審判が請求されたものである。

第2 請求の趣旨及び訂正の内容
本件訂正審判の請求の要旨は、本件特許の明細書を本件審判請求書に添付した訂正明細書のとおり訂正すること認める、との審決を求めるものであって、その請求に係る訂正(以下「本件訂正」という。)の内容は、以下のとおりである。

1 訂正事項1
明細書の段落【0017】の「音羽電機工業(株)製」という記載を削除する。

2 訂正事項2
明細書の段落【0018】の「音羽電機工業(株)製」という記載を削除する。

3 訂正事項3
明細書の段落【0019】の「音羽電機工業(株)製」という記載を削除する。

第3 当審の判断
1 訂正事項1?3
(1)訂正の目的の適否について
訂正事項1?3は、いずれも「音羽電機工業(株)製」という記載を削除するものであり、誤記の訂正を目的とするものである。

(2)実質上特許請求の範囲の範囲を拡張し、又は変更するか否かについて
上記(1)で説示したように、訂正事項1?3は誤記の訂正に係るものであり、発明のカテゴリーや対象、目的を変更するものでないから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものではない。

(3)願書に最初に添付した明細書又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であるか否かについて
上記(1)で説示したように、訂正事項1?3は誤記の訂正に係るものであるから、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であることは明らかである。

2 独立特許要件について
上記1で検討したとおり、訂正事項1?3は、特許法第126条第1項ただし書き第2号に掲げる誤記の訂正を目的とするものである。
そこで、特許法第126条第7項の規定により、訂正後の特許請求の範囲に記載されている事項により特定される請求項1?3に係る発明が、特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか否かについて検討すると、当該発明が特許出願の際独立して特許を受けることができないものであるとする理由は発見しない。
したがって、本件請求項1?3に係る発明は、特許出願の際に独立して特許を受けることができない発明とすることはできないから、本件訂正は、特許法第126条第7項の規定に適合するものである。

第4 むすび
以上のとおり、訂正事項1?3は、特許法第126条第1項ただし書第2号に掲げる事項を目的とし、かつ同条第5項ないし第7項の規定に適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (54)【発明の名称】
間接照明機能付きルーバー
【技術分野】
【0001】
本発明は建築物内の天井あるいは建築物内外の壁面に設けた枠組みに組み合わせて遮蔽や遮光や装飾などを目的として配置するルーバーに関し、特には天井あるいは壁面に照明を当てて間接照明とする機能を有する間接照明機能付きルーバーに関する。
【背景技術】
【0002】
天井や壁面に照明を設けることは近年の住宅事情で省スペースが求められることから色々な方法で試みられているが、リフォームなどとして後から設けるとなると大掛かりな造作工事が必要となり、好適ではない。また直接照明では意匠的にもありきたりな設計となりがちであり工夫できる点も少ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-146395
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、すなわちその課題とするところは、特には天井あるいは壁面に照明を当てて間接照明とする機能を有する間接照明機能付きルーバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はこの課題を解決したものであり、その請求項1記載の発明は、壁面あるいは天井に設けた枠組みに隙間をあけて平行に複数の細長い矩形状装飾部材を組み合わせてなり、前記矩形状装飾部材の壁面側あるいは天井側を除いた面に化粧シートを貼り合わせてなり、前記矩形状装飾部材の壁面側あるいは天井側に、間隔を置いて複数の発光箇所を設けた線状LEDモジュールを壁面側あるいは天井側に向かって発光するように組み込んでなり、前記線状LEDモジュール同士及び前記LEDモジュールと電源装置とを中継線で結線してなることを特徴とする間接照明機能付きルーバーである。
【0006】
またその請求項2記載の発明は、前記矩形状装飾部材は壁面側あるいは天井側に開口部を有してなり、前記線状LEDモジュールは前記矩形状装飾部材の内部に組み込んでなることを特徴とする請求項1記載の間接照明機能付きルーバーである。
【0007】
またその請求項3記載の発明は、前記矩形状装飾部材の壁面側あるいは天井側と、壁面あるいは天井との距離が50mm?150mmであることを特徴とする請求項1記載の間接照明機能付きルーバーである。
【発明の効果】
【0008】
本発明はその請求項1記載の発明により、枠組みと矩形状装飾部材とを用いることで壁面や天井への造作工事を必要としない。また化粧シートの貼り合わせにより十分な意匠性を持たせることが可能となり、壁面側あるいは天井側にLEDモジュールを設けることで壁面あるいは天井側への間接照明を可能とし、中継線と電源装置により、LEDの点灯を容易に可能とする。
【0009】
またその請求項2記載の発明により、開口部を有する矩形状装飾部材の内部にLEDモジュールを設けることで、LEDモジュールの位置決めが容易なものとなり、開口部によりより優れた間接照明とすることが可能となる。
【0010】
またその請求項3記載の発明により、LEDモジュールと壁面あるいは天井との距離を限定することでより効率的で意匠感のある間接照明とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の間接照明機能付きルーバーの一実施例の壁面に設けた場合の外観を示す説明図である。
【図2】本発明の間接照明機能付きルーバーの一実施例の矩形状装飾部材の断面の形状を示す説明図である。
【図3】本発明の間接照明機能付きルーバーの一実施例のLEDモジュールと中継線と電源装置を結線した状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下本発明を図面に基づき詳細に説明する。図1に示すように、壁面1に枠組み2が設けられ、複数の矩形状装飾部材3が隙間をあけて平行に設けられてなり、ルーバーを構成している。矩形状装飾部材3の壁面側を除く外面には化粧シート4を貼り合わせてなり、矩形状装飾部材3の壁面側にはLEDモジュール5が配置され、中継線6によりそれぞれと電源装置7とに結線されてなる。
【0013】
壁面1は室内あるいは屋外の壁面であって、具体的には室内、ビルなどのエントランス、地下街の壁面など、間接照明を有するルーバーによる装飾が求められる箇所であれば特に限定するものではなく、適用可能である。
【0014】
枠組み2は後述する複数の矩形状装飾部材3を固定して配置できるようになるものであれば良く、特に限定するものではないが、壁面のルーバーを構成する範囲に設ける縦の枠と、天井あるいは床からある程度間隔をあけた箇所にもうける横の枠とを組み合わせてなるものが好適に用いられる。構成材料としては複数の矩形状装飾部材3をボルト・ナットなどで止めることの出来る金属製が好適であり、特には加工適性などからアルミニウム製が好ましい。
【0015】
矩形状装飾部材3としては、長尺の平板材を断面コ字上に折り曲げたものや押し出し加工したもので、壁面側に開口部を有するものが好適に用いられる。開口部以外の矩形状装飾部材3の外面に化粧シートを貼りあわせることで意匠的にも優れたものとなる。具体的には木目調の化粧シートを貼り合わせることで矩形状装飾部材3が木材からなるもののように見えるものや石目調の化粧シートを貼り合わせることで矩形状装飾部材3が石材からなるもののように見えるようになる。
矩形状装飾部材3は前記枠組み2にボルト・ナットなどで止めることで複数を配置することが可能となる。壁面1からの距離は50mm?150mmが好適である。近すぎたり離れすぎたりすると間接照明としての効果が得られない。
【0016】
化粧シート4としては、着色基材、絵柄模様層、透明樹脂層などからなるものが一般的であり、用いる構成材料としては、着色基材には、ポリプロピレンもしくはポリエチレンの50?100μm厚みのシート、絵柄模様層にはウレタン系インキで1?2μm厚みの印刷を2?4柄重ね刷りしたもの、透明樹脂層にはアクリルもしくはフッ素、あるいはアクリルとフッ素を共押し出しした30?100μm厚みのシートなどが好適であるが、特には耐候性の点で透明樹脂層にはアクリルとフッ素を共押し出ししたシートで最表層側にフッ素を配置したシートが好ましい。また透明樹脂層内に適宜紫外線吸収剤、紫外線安定剤などの添加剤を用いても良いし、透明樹脂層上に表面保護層として紫外線吸収剤や紫外線安定剤を添加した熱硬化性樹脂をコーティングしたりしても良い。
【0017】
LEDモジュール5としては、複数のLEDを結線したものであれば良いが、細長いアルミ基材などにLEDを位置決めして貼り合わせてから結線したものであれば、これを前記矩形状装飾部材3の壁面側に貼り合わせることでLEDの位置決めが容易となるため、好ましい。具体的には「FULL44W1001」「FULL44W2801」「FULL44W1002」「FULL44W2802」「FULL44W1003」「FULL44W2803」などが好適に用いられる。
【0018】
中継線6はLEDモジュール同士5を接続したり、LEDモジュール5と後述する電源装置7とを接続したりするために用いるものであり、従来ある中継ケーブルなどを電源やLEDの規格に合わせて適宜もちいればよく、特に限定するものではない。具体的には「ULSTYLE1672-500P」「S-VCT075-02C-3MP」などが好適に用いられる。
【0019】
電源装置7としては、前記LEDモジュール5や中継線6の許容電流量内の仕様となる電源容量や電圧を満たすものであれば特に限定するものではなく、用いることが可能である。具体的には、「FEC060L24P」などが好適に用いられ、適宜雷サージ対策や漏電対策を施すことが好ましい。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明の間接照明機能付きルーバーは、建築物内の天井あるいは建築物内外の壁面に設けた枠組みに組み合わせて遮蔽や遮光や装飾などに利用可能である。
【符号の説明】
【0021】
1…壁面
2…枠組み
3…矩形状装飾部材
4…化粧シート
5…LEDモジュール
6…中継線
7…電源装置
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2018-08-21 
結審通知日 2018-08-23 
審決日 2018-09-04 
出願番号 特願2012-210588(P2012-210588)
審決分類 P 1 41・ 856- Y (E06B)
P 1 41・ 852- Y (E06B)
最終処分 成立  
前審関与審査官 渋谷 知子  
特許庁審判長 小野 忠悦
特許庁審判官 住田 秀弘
井上 博之
登録日 2016-08-05 
登録番号 特許第5978443号(P5978443)
発明の名称 間接照明機能付きルーバー  
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