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審決分類 審判 全部申し立て 2項進歩性  B01D
管理番号 1344862
異議申立番号 異議2018-700578  
総通号数 227 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2018-11-30 
種別 異議の決定 
異議申立日 2018-07-13 
確定日 2018-10-04 
異議申立件数
事件の表示 特許第6262259号発明「切れ端がないニットワイアメッシュフィルタ及びそのようなフィルタを作製するための方法」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 
結論 特許第6262259号の請求項1?8に係る特許を維持する。 
理由 1 手続の経緯
特許第6262259号の請求項1?8に係る特許についての出願は、平成26年(2014年)2月26日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2013年3月1日、(US)米国)を国際出願日とするものであって、平成29年12月22日にその特許権の設定登録がされ、平成30年1月17日に登録公報の発行がされ、その後、その特許に対して、平成30年7月13日に特許異議申立人丸善産業株式会社により特許異議の申立てがされたものである。

2 本件特許発明
特許第6262259号の請求項1?8の特許に係る発明(以下、「本件特許発明1?8」という。)は、それぞれ、その特許請求の範囲の請求項1?8に記載された事項により特定されるとおりのものである。

3 申立理由の概要
特許異議申立人は、証拠として、以下の甲第1号証及び甲第2号証を提出し、本件特許発明1?8は、甲第1号証及び甲第2号証に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないから、本件特許発明1?8に係る特許を取り消すべきものである旨を主張している。
(証拠一覧)
甲第1号証:実用新案登録第3178575号公報
甲第2号証:特開2002-235236号公報

4 甲号証について
(1)甲第1号証の記載事項(下線は当審が付した。以下、同様である。)
ア 「【0003】
このワイヤーメッシュ編み機により得られた筒状のワイヤーメッシュは、種々の用途に利用され、例えば、「パッキン」、「排気ガス用触媒」、「その他自動車用部品」、「電線の電磁シールド材」、「フィルター」等の産業資材原料として幅広く使用されている。」
イ 「【0018】
なお、繊維糸としては、通常の繊維糸を用いても、燃焼により焼いて除去する方法もあるが、水溶性の糸を用いれば、水に浸すだけで糸を除去することができて手間が省けるし、その他、除去可能な糸としては、熱で溶ける糸、酸やアルカリ等の薬品で溶ける糸など、種々の糸が考えられる。」
ウ 「【0051】
更に、所定回数金属線3を編み上げた後、再度糸道切替装置5により金属線3から繊維糸4に一旦切り替えて編み込み、再度金属線3に戻すことを繰り返すことで、所定間隔で金属線を編み込んだ金属網部分が所定間隔で繊維糸の編み込み部分で区切られたワイヤーメッシュが得られる。
【0052】
図14は、上記実施形態で得られたワイヤーメッシュ11であり、所定寸法の金属網部分12とそれを区切る繊維網部分13とが交互になった筒状の長尺体となる。
【0053】
なお、それぞれの金属網部分12は、繊維糸4の編み込み時に編み込まれなかった1本の金属線3により繋がれ、また、繊維網部分13も金属線3の編み込み時に編み込まれなかった1本の繊維糸4により繋がれているが、編み込み時点で繊維糸4の部分は、既知の方法・手段で切断するようにしても良い。
【0054】
当該ワイヤーメッシュ11は、長尺状のまま次加工場所まで搬送や納品がされ、加工直前に水に漬けられ、水溶性の繊維糸4からなる繊維網部分13を水に溶かして取り去り、図15のように、金属線3からなる金属網部分12のみのワイヤーメッシュとなる。
【0055】
そして、各金属網部分12を繋ぐ1本の金属線3を切断すれば、U字型の細かい切れ端を発生させること無く、所定寸法のワイヤーメッシュが得られ、次工程で種々の部品に加工される。」

(2)甲第1号証に記載された発明
甲第1号証には、上記4(1)ウによれば、金属線を編み込んだ金属網部分と、それを区切る繊維糸を編み込んだ繊維網部分とが交互になった筒状の長尺体からなり、それぞれの金属網部分は、繊維糸の編み込み時に編み込まれなかった1本の金属線により繋がれ、また、繊維網部分も金属線の編み込み時に編み込まれなかった1本の繊維糸により繋がれているワイヤーメッシュを作製し、当該ワイヤーメッシュを水に漬けて、水溶性の繊維糸からなる繊維網部分を水に溶かして取り去り、金属線からなる金属網部分のみのワイヤーメッシュとし、各金属網部分を繋ぐ1本の金属線を切断して、U字型の細かい切れ端を発生させること無く、金属網部分のみのワイヤーメッシュを得て、次工程で種々の部品に加工する方法が記載されているといえ、さらに、上記4(1)アによれば、前記種々の部品の一例がフィルターであることが記載されているといえる。
これら記載を整理すると、甲第1号証には、
「金属線を編み込んだ金属網部分と、それを区切る繊維糸を編み込んだ繊維網部分とが交互になった筒状の長尺体からなり、それぞれの金属網部分は、繊維糸の編み込み時に編み込まれなかった1本の金属線により繋がれ、また、繊維網部分も金属線の編み込み時に編み込まれなかった1本の繊維糸により繋がれているワイヤーメッシュを作製する工程、当該ワイヤーメッシュを水に漬けて、水溶性の繊維糸からなる繊維網部分を水に溶かして取り去り、金属線からなる金属網部分のみのワイヤーメッシュとし、各金属網部分を繋ぐ1本の金属線を切断して、U字型の細かい切れ端を発生させること無く、金属網部分のみのワイヤーメッシュを作製する工程、及び、前記金属網部分のみのワイヤーメッシュから、フィルターを作製する工程を有する、ワイヤーメッシュのフィルターを作製する方法。」
の発明(以下、「甲1発明」という。)が記載されているといえる。

(3)甲第2号証の記載事項
ア 「【請求項1】 スルホン酸基及び/又はスルホネート基を有する共重合単位を1.0モル%以上含有する重合度500?1600、鹸化度94モル%以上のビニルアルコール系共重合体を含み、かつ水中溶解温度(T℃)が70℃以下であるポリビニルアルコール系水溶性繊維。」
イ 「【0021】本発明の水溶性繊維は機械的性能等の諸性能に優れるものであり、該繊維を用いることによりあらゆる繊維構造体が得られる。たとえば、カットファイバー、フィラメント、紡績糸、布帛(織編物、乾式不織布、湿式不織布)、ロープ、紐状物等の繊維構造体に加工できる。なかでも機械的性能、柔軟性などに優れていることから、布帛、特に不織布、なかでも乾式不織布とするのがより好ましい。またかかる布帛を所望形状に成形してもかまわない。このとき、他の繊維(水溶性繊維、非水溶性繊維:本発明以外のPVA系繊維を包含する)を併用しても好ましいが、本発明の効果を効率的に得る点からは、繊維構造体の40質量%以上、さらに60質量%以上、特に80?100質量%以上を本発明の水溶性繊維とするのが好ましい。また他の素材(金属、フィルム等)と併用してもかまわない。」
ウ 「【0025】かかる包装材に好適な不織布の製造方法は特に限定されないが、風合、柔軟性等の点からは繊維ウエブを処理して得られる乾式不織布とするのが好ましい。たとえば、PVA系繊維のフィラメントトウを摩擦帯電による反発作用により開繊したり、捲縮、カットしたステープルなどをカードなどで開繊してウエブを形成し、これを面積圧着率10?50%(特に好ましくは10?30%)、すなわち不織布表面積の10?50%(特に好ましくは10?30%)を熱エンボスローラーで熱圧着する方法が好適に挙げられる。不織布の一部を熱圧着処理することにより、不織布の風合、柔軟性及び水溶解性を損うことなく機械的性能・形態安定性を高めることができる。風合、水解性などの点からは各熱圧着部の面積は4cm^(2)以下、特に2cm^(2)以下、さらに1cm^(2)以下であるのが好ましく、不織布の機械的性能の点からは1mm^(2)以上であるのが好ましい。熱圧着温度はたとえば180?230℃程度、圧力は10?60kg/cm程度とすればよい。なお本発明のPVA系繊維は乾熱処理により接着能を発現することから、かかるエンボス処理により繊維間を接合して効率的に不織布の機械的性能を高めることができ、また熱圧着処理により容易に所望の形状に成形することもできる。たとえば袋状、箱状などの所望の形状に成形すればよい。包装材としては袋状のものが好適に使用できる。たとえば1辺3?10cm程度の袋状物とすればよい。」

5 申立理由の検討
(1)本件特許発明1について
ア 本件特許発明1と甲1発明を対比する。
甲1発明の「金属線」、「繊維糸」、「金属線を編み込んだ金属網部分」、「繊維糸を編み込んだ繊維網部分」、「筒状の長尺体からな」る「ワイヤーメッシュ」、「ワイヤーメッシュのフィルター」は、それぞれ、本件特許発明1の「ワイア」、「ヤーン」、「ニットワイア列を含む複数のセグメント」、「ニットヤーン列を含む複数のセグメント」、「ニットチューブ」、「ニットワイアメッシュフィルタ」に相当する。
また、甲1発明の「U字型の細かい切れ端を発生させること無」いことは、本件特許発明1の「ニットワイアのどのループも切断せずに、したがって切れ端を全くつくらず」、「それぞれに切れ端が無い」ことに相当する。
さらに、甲1発明の「当該ワイヤーメッシュを水に漬けて、水溶性の繊維糸からなる繊維網部分を水に溶かして取り去」ること、「水」は、それぞれ、本件発明1の「前記ニットヤーン列を含む複数のセグメントを処理して、ヤーンを除去する工程」、「前記ワイアが不溶でありかつ前記ヤーンの少なくとも一部が可溶である溶剤」に相当する。
したがって、本件特許発明1は、甲1発明と、
「それぞれに切れ端が無い複数のニットワイアメッシュフィルタを作製する方法であって、
(I)(i)ニットワイア列を含む複数のセグメント及び(ii)ニットヤーン列を含む複数のセグメントを有し、前記ニットワイア列を含むセグメントが前記ニットヤーン列を含むセグメントと交互しているニットチューブを作製する工程、
(II)ニットワイアのどのループも切断せずに、したがって切れ端を全くつくらずに、ニットワイア列を含む複数の分離されたセグメントを作製する工程、及び
(III)ニットワイア列を含む前記複数の分離されたセグメントから前記複数のニットワイアメッシュフィルタを作製する工程、
を有してなり、
前記工程(II)が、前記ニットヤーン列を含む複数のセグメントを処理して、ヤーンを除去する工程を含み、
前記ニットヤーン列を含む複数のセグメントの処理が、前記ワイアが不溶でありかつ前記ヤーンの少なくとも一部が可溶である溶剤を用いて行われる方法」
である点で一致し、以下の相違点1で相違している。
(相違点1)
ヤーンに関して、本件特許発明1は、
「(a)前記ヤーンが接着剤で相互に接合されたファイバを含み、
(b)前記ファイバが前記溶剤に不溶であり、及び
(c)前記接着剤が前記溶剤に可溶である」であるのに対して、
甲1発明は、「水溶性の繊維糸」である点。

イ 上記相違点1について検討すると、甲第2号証は、上記4(3)アに摘示したとおり、ポリビニルアルコール系水溶性繊維について記載しており、さらに、上記4(3)ウに摘示したとおり、ポリビニルアルコール系水溶性繊維が乾熱処理により接着能を発現することや、上記4(3)イに摘示したとおり、ポリビニルアルコール系水溶性繊維を非水溶性繊維と併用することについても記載している。
しかしながら、甲第2号証は、ポリビニルアルコール系水溶性繊維の熱接着能を用いて不織布を作製することを記載するにとどまり、ポリビニルアルコール系水溶性繊維と非水溶性繊維を併用する際に、ポリビニルアルコール系水溶性繊維で非水溶性繊維を相互に接着して糸にすることを記載してないし、示唆する記載もない。
そうしてみると、甲第2号証の記載を参酌しても、甲1発明の「水溶性の繊維」を、「接着剤で相互に接合されたファイバを含み、前記ファイバが前記溶剤に不溶であり、及び、前記接着剤が前記溶剤に可溶であるヤーン」とすることは、当業者が容易になし得たものといえない。
したがって、本件特許発明1は、甲第1号証及び甲第2号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものといえない。

ウ 特許異議申立人は、甲第1号証には、上記4(1)イに摘示した記載から、水溶性糸を含む溶剤により溶ける糸を用いることが記載されていると主張すると共に、甲第2号証の上記4(3)イに摘示した記載から、水溶性繊維の構造として、水溶性繊維(PVA等)に非水溶性繊維を含有させて構成されることは従来から行われており、これは、溶剤に可溶な接着剤で相互に接合された不溶なファイバを含む構成であり、よって、本件特許発明1の相違点1に係る構成は設計的事項にすぎない旨を主張している。
しかしながら、上記イで検討したとおり、甲第2号証は、溶剤に可溶な接着剤で相互に接合された不溶なファイバを含むヤーンを記載していないから、甲第2号証の記載を根拠にして、甲1発明の水溶性の繊維糸を、溶剤に可溶な接着剤で相互に接合された不溶なファイバを含む構成とすることが設計的事項であるとはいえない。
よって、異議申立人の主張は採用できない。

エ 以上のとおりであるから、本件特許発明1に係る特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものでない。

(2)本件特許発明2について
ア 本件特許発明2と甲1発明を対比する。
甲1発明の「金属線」、「繊維糸」、「金属線を編み込んだ金属網部分」、「繊維糸を編み込んだ繊維網部分」、「繊維糸の編み込み時に編み込まれなかった1本の金属線」、「筒状の長尺体から」なる「ワイヤーメッシュ」、「ワイヤーメッシュのフィルター」は、それぞれ、本件特許発明2の「ワイア」、「ヤーン」、「ニットワイア列を含む複数のセグメント」、「ニットヤーン列を含む複数のセグメント」、「非ニットワイアセクション」、「ニットチューブ」、「ニットワイアメッシュフィルタ」に相当する。
また、甲1発明の「U字型の細かい切れ端を発生させること無」いことは、本件特許発明2の「ニットワイアのどのループも切断せずに、したがって切れ端を全くつくらず」、「それぞれに切れ端が無い」ことに相当する。
したがって、本件特許発明2は、甲1発明と、
「それぞれに切れ端が無い複数のニットワイアメッシュフィルタを作製する方法であって、
(I)(i)ニットワイア列を含む複数のセグメント及び(ii)ニットヤーン列を含む複数のセグメントを有し、前記ニットワイア列を含むセグメントが前記ニットヤーン列を含むセグメントと交互しているニットチューブを作製する工程、
(II)ニットワイアのどのループも切断せずに、したがって切れ端を全くつくらずに、ニットワイア列を含む複数の分離されたセグメントを作製する工程、及び
(III)ニットワイア列を含む前記複数の分離されたセグメントから前記複数のニットワイアメッシュフィルタを作製する工程、
を有してなり、
前記ニットワイア列を含むセグメントが、前記ニットヤーン列を含む介在セグメントをわたる非ニットワイアセクションによって相互に連結されている方法」
である点で一致し、以下の相違点2及び3で相違している。
(相違点2)
工程(II)に関して、本件特許発明2は、
「(A)前記ニットチューブから前記ニットヤーン列及び前記非ニットワイアセクションを含むセグメントを切断して、ニットワイア列を含む自由セグメントにする工程、及び
(B)前記ニットワイア列を含む自由セグメントを処理して、ヤーンを除去する工程、
を含み、
前記ニットワイア列を含む自由セグメントの処理が、前記ワイアが不溶でありかつ前記ヤーンの少なくとも一部が可溶である溶剤を用いて行われ」ているのに対して、
甲1発明は、「当該ワイヤーメッシュを水に漬けて、水溶性の繊維糸からなる繊維網部分を水に溶かして取り去り、金属線からなる金属網部分のみのワイヤーメッシュとし、各金属網部分を繋ぐ1本の金属線を切断して」いる点。
(相違点3)
ヤーンに関して、本件特許発明2は、
「(a)前記ヤーンが接着剤で相互に接合されたファイバを含み、
(b)前記ファイバが前記溶剤に不溶であり、及び
(c)前記接着剤が前記溶剤に可溶である」であるのに対して、
甲1発明は、「水溶性の繊維糸」である点。

イ 事案に鑑み、まず、相違点3について検討すると、上記(1)イで検討したとおり、甲第2号証の記載を参酌しても、甲1発明の「水溶性の繊維」を、「接着剤で相互に接合されたファイバを含み、前記ファイバが前記溶剤に不溶であり、及び、前記接着剤が前記溶剤に可溶であるヤーン」とすることは、当業者が容易になし得たものといえない。
したがって、相違点2を検討するまでもなく、本件特許発明2は、甲第1号証及び甲第2号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものといえない。

ウ よって、本件特許発明2に係る特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものでない。

(3)本件特許発明3?8について
本件特許発明3及び4は、本件特許発明2を更に減縮したものであり、また、本件特許発明5?8は、本件特許発明1または本件特許発明2を更に減縮したものであるから、上記(1)または(2)と同様の理由により、甲第1号証及び甲第2号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものといえず、本件特許発明3?8に係る特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものでない。

6 むすび
したがって、特許異議申立ての理由及び証拠によっては、請求項1?8に係る特許を取り消すことはできない。
また、他に請求項1?8に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
 
異議決定日 2018-09-26 
出願番号 特願2015-560274(P2015-560274)
審決分類 P 1 651・ 121- Y (B01D)
最終処分 維持  
前審関与審査官 関根 崇  
特許庁審判長 菊地 則義
特許庁審判官 宮澤 尚之
金 公彦
登録日 2017-12-22 
登録番号 特許第6262259号(P6262259)
権利者 エイシーエス インダストリーズ,インコーポレイテッド
発明の名称 切れ端がないニットワイアメッシュフィルタ及びそのようなフィルタを作製するための方法  
代理人 柳田 征史  
代理人 玉利 冨二郎  
代理人 佐久間 剛  

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