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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B29C
管理番号 1346525
審判番号 不服2017-10223  
総通号数 229 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2019-01-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2017-07-07 
確定日 2018-11-21 
事件の表示 特願2015-186791「加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法」拒絶査定不服審判事件〔平成29年 3月30日出願公開、特開2017- 61060〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 主な手続の経緯
本願は,平成27年9月24日にされた特許出願であって,平成28年9月29日付けで拒絶理由が通知され,平成29年2月3日に意見書が提出されるとともに特許請求の範囲が補正され,同年4月6日付けで拒絶査定がされ,これに対して,同年7月7日に拒絶査定不服審判が請求されたものである。

第2 本願発明について
本願の請求項1?8に係る発明は,平成29年2月3日付けの手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1?8に記載されている事項により特定されるとおりのものであると認められ,そのうち,請求項4に係る発明(以下「本願発明4」という。)及び請求項6に係る発明(同「本願発明6」という。)は,それぞれ次のとおりである。
・本願発明4
「輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え,
前記微細気泡生成装置は固定ホルダーおよび微細気泡生成ユニットを有し,前記固定ホルダーは前記輸送ボルトと型との間に配置され,流動通路を有し,前記微細気泡生成ユニットは前記固定ホルダーに装着され,かつ前記固定ホルダーの前記流動通路に入り込む多孔部を有する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において,
ステップa)は,前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ,前記固定ホルダーの前記流動通路に流入させ,前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部を前記流体重合体に入り込ませ,
ステップb)は,前記微細気泡生成装置を起動して高圧高温気体を生じ,そののち前記高圧高温気体を前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させることによって複数の微細気泡を生成させ,そののち複数の前記微細気泡と前記固定ホルダーの前記流動通路の中の前記流体重合体とを混ぜ合わせ,
前記微細気泡生成装置は,さらに静態混合器を有し,前記静態混合器は前記微細気泡生成ユニットと前記型との間に位置するように前記固定ホルダーの前記流動通路に配置され,前記ステップb)において複数の前記微細気泡と前記流体重合体とをスムーズに混ぜ合わせることを特徴とする,
加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。」
・本願発明6
「輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え,
前記微細気泡生成装置は固定リングおよび微細気泡生成ユニットを有し,前記固定リングは前記輸送ボルトの先端に配置され,前記微細気泡生成ユニットは前記固定リングに装着され,かつ多孔部を有し,前記多孔部は前記輸送ボルトの表面に突出する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において,
ステップa)は,前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ,前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部を流動中の前記流体重合体に入り込ませ,
ステップb)において,前記微細気泡生成装置によって前記輸送ボルトの気道に高圧空気を導入し,前記高圧空気を前記気道に沿って流動させると同時に加熱し,
ステップc)は,加熱された前記高圧空気を前記輸送ボルトの前記気道から前記微細気泡生成ユニットに流入させ,そして前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させ,複数の微細気泡を生成させ,そののち前記輸送ボルトの回転によって複数の前記微細気泡と前記流体重合体とを混ぜ合わせることを特徴とする,
加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。」

第3 原査定の拒絶の理由
原査定の拒絶の理由は,要するに,本願発明4は本願の出願前に頒布された刊行物である下記引用文献3に記載された発明を主たる引用発明としたときにこの引用発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものである,また,本願発明6は同引用文献4に記載された発明を主たる引用発明としたときにこの引用発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法29条2項の規定により特許を受けることができない,という理由を含むものである。
引用文献3: 特開2007-203637号公報
引用文献4: 特開2001-198961号公報

第4 本願発明4についての合議体の認定,判断
1 引用文献3に記載された発明(引用発明3)
(1) 査定の理由で引用された引用文献3には,次の記載がある。(なお,下線は当合議体による。以下同じ。)
・「【特許請求の範囲】
【請求項1】
スクリューを備えた材料送給シリンダー内で,強化繊維と樹脂とを可塑化混練する可塑化混練工程と,
前記可塑化混練工程で可塑化された樹脂に物理発泡剤を注入するとともに,成形に必要な量の樹脂を計量した上で,成形金型のキャビティ内に射出する計量射出工程と,
を備えた繊維強化樹脂成形品の成形方法であって,
前記可塑化混練工程で可塑化された後に少なくとも一つのノズルまたはバルブを通過した樹脂に物理発泡剤を注入する発泡剤注入工程と,
前記物理発泡剤の注入位置から前記成形金型のキャビティに至る間の樹脂流路上において,前記樹脂中における前記物理発泡剤の混合分散を促進させる混合分散促進工程とが設けられている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品の成形方法。
【請求項2】
前記混合分散促進工程が,樹脂の流動を利用した攪拌によることを特徴とする請求項1に記載の繊維強化樹脂成形品の成形方法。…
【請求項8】
前記混合分散促進工程が,前記キャビティ内に樹脂を流入させる前の前記成形金型内の樹脂流路上で行われるものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の繊維強化樹脂成形品の成形方法。…
【請求項12】
内部に樹脂が射出注入されるキャビティを有する成形金型と,
スクリューを備えた材料送給シリンダー内で,強化繊維と樹脂とを可塑化混練する可塑化混練部と,
前記可塑化混練部で可塑化された樹脂に物理発泡剤を注入するとともに,成形に必要な量の樹脂を計量した上で,前記成形金型のキャビティ内に射出する計量射出部と,
を備えた繊維強化樹脂成形品の成形装置であって,
前記可塑化混練部で可塑化された後に少なくとも一つのノズルまたはバルブを通過した樹脂に物理発泡剤を注入する発泡剤注入部と,
物理発泡剤の注入位置から成形金型のキャビティに至る間の樹脂流路上において,前記樹脂中における前記物理発泡剤の混合分散を促進させる混合分散促進手段とが設けられている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品の成形装置。…」
・「【0007】
本発明は,上記のような課題に鑑みてなされたものであり,スクリューに逆流防止機構を設ける必要をなくし,このことにより強化繊維が折損されることを防止するとともに,可塑化された樹脂中での物理発泡剤の混合分散性を向上させ,樹脂成形品の強度,剛性等の物性向上を図ることのできる繊維強化樹脂成形品の成形方法および成形装置を提供することを目的とするものである。」
・「【0010】
請求項1または請求項12に記載の発明によれば,スクリューを備えた材料送給シリンダーに内で強化繊維と樹脂とが可塑化混練された後に,この樹脂に物理発泡剤が注入される。すなわち,可塑化混練部で可塑化され,強化繊維が混入された溶融樹脂を別の部分に移して,この別の部分で物理発泡剤を注入するようにしている。このように,物理発泡剤を注入する部分(発泡剤注入部)を強化繊維と樹脂とを可塑化混練する部分から隔てて配置することにより,物理発泡剤の注入による高い圧力が可塑化混練する部分に波及するのを防止することができる。…」
・「【0012】
さらに,その上で,物理発泡剤の注入位置から成形型のキャビティに至る間の樹脂流路上において,樹脂中における物理発泡剤の混合分散を促進させることとしている。…本発明においては,物理発泡剤の混合分散を促進する手段を発泡剤注入部より下流側(物理発泡剤の注入位置から成形型のキャビティに至る間の樹脂流路上)に設けて,混合分散性を向上させることにしている。」
・「【0014】
本発明において,物理発泡剤とは,超臨界状態の超臨界流体のほか,圧力が臨界圧以下の発泡剤を含む意味であり,単に化学反応により熱的に発泡させる化学発泡剤を含まないことを意味しているに過ぎない。…」
・「【0050】
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る繊維強化樹脂射出成形装置の全体構成を図1に示す。繊維強化樹脂射出成形装置1の基本的な構成として,第一射出部10と第二射出部10(審決注:「第二射出部20」の誤記と認められる。)の二つの射出ユニットと,SCF供給ユニット30および成形金型40を備えている。
【0051】
第一射出部10(可塑化混練部に相当)は,シリンダー11内にスクリュー12を内蔵し,ホッパー13から投入される樹脂2と強化繊維3とをスクリュー12の回転運動により可塑化(溶融)し,混練する。そして,強化繊維3を含む可塑化された溶融樹脂4(以下,強化繊維等が混入された溶融樹脂を樹脂組成物4ともいう)を射出端14(下流側出口)から後述の第二射出部20との合流部23に向けて勢いよく移送(射出)する。第一射出部10の射出端14には,オンオフ操作で開閉動作するシャットオフノズル15が取り付けられている。
【0052】
第二射出部20(計量射出部に相当)は,シリンダー21内に射出ピストン22を内蔵し,第一射出部10で可塑化され,強化繊維3が混入された樹脂組成物4を合流部23に導入し,成形に必要な量の樹脂組成物4を計量するとともに,SCF供給ユニット30から送給された物理発泡剤5を発泡剤注入部24で注入し,樹脂組成物4中に混合分散した上で,射出ピストン22の往復運動により成形金型40のキャビティ43(図6参照)内に射出注入する。ここで,合流部23において,樹脂組成物4の導入と発泡剤注入部24からの物理発泡剤5の注入とはほぼ同期して行われるよう制御されており,導入された樹脂組成物4への物理発泡剤5の注入(合流)自体が樹脂組成物4中での物理発泡剤5の混合分散を促進する混合分散促進手段としての役割を担っている。このようにして,樹脂組成物4の流動を利用して攪拌手段が構成されているため,簡単な構成で混合促進手段を実現することができる。そして,物理発泡剤5の混合分散の進んだ樹脂組成物4が成形金型40のキャビティ43内に射出されることになる。第二射出部20の射出端25(下流側出口)にも,オンオフ操作で開閉動作するシャットオフノズル26が取り付けられている。」
・「【0055】
本実施形態では,第一射出部10で可塑化混練された樹脂2と強化繊維3との樹脂組成物4が,第二射出部20に移送され,第二射出部20(発泡剤注入部24)で物理発泡剤5が注入される。この樹脂組成物4の導入と物理発泡剤5の注入とにより物理発泡剤5の樹脂組成物4中での混合分散が促進される。そして,成形に必要な量の樹脂組成物4が計量された上で,第二射出部20の射出端25からシャットオフノズル26を介して成形金型40(キャビティ43)に射出される。」
・「【0064】
本実施形態において,物理発泡剤5は,超臨界状態の超臨界流体(Super Critical Fluid:SCF)のほか,圧力が臨界圧以下の発泡剤を含むものであり,単に化学反応により熱的に発泡させる化学発泡剤を含むものではない。好適な物理発泡剤5は,上記熱可塑性樹脂組成物4に溶け込むことができ,かつ不活性であれば特に超臨界状態にあることに限定はされないが,二酸化炭素や窒素又はこれらの混合ガスによる超臨界流体は,安全性,コスト等の面から好ましい。そして,物理発泡剤5にこれらの超臨界流体を用いた場合には,発泡剤の混合分散が促進されやすく,より微細な発泡セルを有する繊維強化樹脂成形品を得ることができ,より一層の物性向上を図ることができることから望ましい。」
・「【0069】
1.樹脂組成物の流動(攪拌)を利用して物理発泡剤の混合分散を促進
1)ミキシングノズルを設けて混合を促進
まず,樹脂組成物4の流動を利用した攪拌手段として,ミキシングノズルを用いる場合について説明する。ミキシングノズル50は,図2に示すように,例えば,円筒状のノズル管体51内に,平板を右回り螺旋状に180°ひねったエレメントA52と左回り螺旋状に180°ひねったエレメントB53とを軸方向に交互に配列し,収容することにより構成される。このようなミキシングノズル50内に導入された樹脂組成物4は,軸方向に進むことで右回りと左回りとに交互にひねられ,攪拌されることによって強化繊維3や物理発泡剤5の混合分散が促進される。なお,ミキシングノズル50の内部構造は上記のものに限定されることなく,要は樹脂流路上において溶融樹脂(樹脂組成物4)を攪拌し,強化繊維3や物理発泡剤5の混合分散を促進できるものであればよく,種々の態様を採ることができる。そして,ミキシングノズル50で攪拌された樹脂組成物4を送り出す移送口54には,例えば,シャットオフノズル55が取り付けられている。…
【0071】
A)第1の取付け形態では,図3に示すように,第二射出部20の射出端14側に第一射出部10との合流部23を形成し,この合流部23の下流側出口と成形金型40の射出注入孔44との間にミキシングノズル50を接続するとともに,第二射出部20の合流部23より上流側に発泡剤注入部24を設けている。第一射出部10で可塑化混練された樹脂2と強化繊維3との樹脂組成物4が第二射出部20の合流部23に移送され,物理発泡剤5が注入され,成形に必要な量の樹脂組成物4が計量された上で,ミキシングノズル50を介して成形金型40のキャビティ43内に射出注入される。上記した場合と同様に,物理発泡剤5が注入されるときに樹脂組成物4中での物理発泡剤5の混合分散が促進されるとともに,さらにミキシングノズル内を流通する際に物理発泡剤5の混合分散が促進される。」
・「【0076】
2.発泡剤注入部で多孔質構造体により物理発泡剤の混合分散を促進
第二射出部20の発泡剤注入部24において,図7に示すように,注入ノズル24aの内壁に多孔質の構造体24b(例えば,金属製の多孔質部材)を配置することも有効である。これにより物理発泡剤の注入孔24cを多点化し,樹脂組成物4との接触面積を増やして,物理発泡剤5を樹脂組成物4中に速やかに拡散させる(すなわち,樹脂組成物4中における物理発泡剤5の拡散係数を高くする)ことにより,簡単で確実な方法で,物理発泡剤5の混合分散が促進される。」
・「


・「



(2) 上記(1)の摘記,特に【特許請求の範囲】,【0052】,【0055】,【0071】などの記載から,引用文献3には次の発明(以下「引用発明3」という。)が記載されていると認めることができる。
「内部に樹脂が射出注入されるキャビティを有する成形金型と,
スクリューを備えた材料送給シリンダー内で強化繊維と樹脂とを可塑化混練する可塑化混練部と,
前記可塑化混練部で可塑化された樹脂に物理発泡剤を注入するとともに成形に必要な量の樹脂を計量した上で前記成形金型のキャビティ内に射出する計量射出部と,
前記計量射出部に設けられており,内壁に多孔質の構造体を配置する注入ノズルからなる,前記可塑化混練部で可塑化された後に少なくとも一つのノズルまたはバルブを通過した樹脂に物理発泡剤を注入する発泡剤注入部と,
物理発泡剤の注入位置から成形金型のキャビティに至る間の樹脂流路上であって,計量射出部出口と成形金型の射出注入孔との間に接続され,前記樹脂中における前記物理発泡剤の混合分散を促進させる樹脂の流動を利用したミキシングノズルからなる混合分散促進手段と,
が設けられた成形装置を用いた繊維強化樹脂成形品の成形方法であって,
前記可塑化混練部において強化繊維と樹脂とを可塑化混練し,
可塑化された溶融樹脂を前記射出計量部に移送し,
前記計量射出部において可塑化された樹脂に発泡剤注入部を介して物理発泡剤を注入するとともに成形に必要な量の樹脂を計量した上で前記成形金型のキャビティ内に射出し,
前記混合分散促進手段において樹脂中における物理発泡剤の混合分散が促進される前記成形方法。」

2 対比
本願発明4と引用発明3を対比すると,引用発明3の「スクリュー」は本願発明4の「輸送ボルト」に,「成形金型」は「型」に,「(可塑化された)樹脂」は「(流体)重合体」に,「成形装置」は「加工成形機」にそれぞれ相当する。
また,引用発明3の「計量射出部」は成形に必要な量の樹脂を計量した上で成形金型のキャビティ内に射出するように機能するものであるから,本願発明4の流動通路を有するとされる「固定ホルダー」に相当し,引用発明3の内壁に多孔質の構造体を配置する構成からなる「発泡剤注入部」は本願発明4の「微細気泡生成ユニット」に相当する。
また,引用発明3の「計量射出部」は「スクリュー」と「成形金型」との間に配置されているから,本願発明4の「固定ホルダーは前記輸送ボルトと型との間に配置され」との構成を満たし,引用発明3の「発泡剤注入部」は計量射出部に設けられているから,本願発明4の「微細気泡生成ユニット」の構成のうち,「固定ホルダーに装着され」ているとの点をとりあえず満足する。
また,引用発明3の「混合分散促進手段」は物理発泡剤の注入位置から成形金型のキャビティに至る間の樹脂流路上において樹脂中における物理発泡剤の混合分散を促進させるミキシングノズルであるから,本願発明4の「前記ステップb)において複数の前記微細気泡と前記流体重合体とをスムーズに混ぜ合わせる」ように機能する「静態混合器」に相当し,「物理発泡剤」は「高圧高温気体」に対応するものである。
さらに,引用発明3の「成形装置」は樹脂中に物理発泡剤を混合分散させるものであるから本願発明4の「微細気泡生成装置」を備えることは明らかであり,引用発明3の「成形方法」は本願発明4の「重合体内に微細気泡を生成させる加工方法」に相当することもまた明らかであり,引用発明3の「繊維強化樹脂成形品の成形方法」が本願発明4の「ステップa)」のうち「輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ,前記固定ホルダーの前記流動通路に流入させ」るとの構成,並びに,「ステップb)」のうち「微細気泡生成装置を起動して…気体を生じ,そののち前記…気体を前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させることによって複数の微細気泡を生成させ,そののち複数の前記微細気泡と前記固定ホルダーの前記流動通路の中の前記流体重合体とを混ぜ合わせ」るとの構成に相当するといえる。
そうすると,両発明の一致点,相違点はそれぞれ次のとおりと認めることができる。
・ 一致点
「輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え,前記微細気泡生成装置は固定ホルダーおよび微細気泡生成ユニットを有し,前記固定ホルダーは前記輸送ボルトと型との間に配置され,流動通路を有し,前記微細気泡生成ユニットは前記固定ホルダーに装着される加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において,
ステップa)は,前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ,前記固定ホルダーの前記流動通路に流入させ,
ステップb)は,前記微細気泡生成装置を起動して気体を生じ,そののち前記気体を前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させることによって複数の微細気泡を生成させ,そののち複数の前記微細気泡と前記固定ホルダーの前記流動通路の中の前記流体重合体とを混ぜ合わせ,
前記微細気泡生成装置は,さらに静態混合器を有し,前記静態混合器は前記微細気泡生成ユニットと前記型との間に位置するように配置され,前記ステップb)において複数の前記微細気泡と前記流体重合体とをスムーズに混ぜ合わせることを特徴とする,加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。」である点。
・ 相違点1
微細気泡生成ユニット(発泡剤注入部)について,本願発明4は「固定ホルダーの…流動通路に入り込む多孔部を有する」,並びに,「微細気泡生成ユニットの…多孔部を…流体重合体に入り込ませ」ると特定するのに対し,引用発明3はそのような特定事項を有しておらず,「内壁に多孔質の構造体を配置する注入ノズルからなる,前記可塑化混練部で可塑化された後に少なくとも一つのノズルまたはバルブを通過した樹脂に物理発泡剤を注入する」ものであると特定する点。
・ 相違点2
微細気泡生成装置を起動して生じ,微細気泡生成ユニットの多孔部へ流動させることによって複数の微細気泡を生成させるところの気体について,本願発明4は「高圧高温気体」であるのに対し,引用発明3は「物理発泡剤」である点。
・ 相違点3
静態混合器(ミキシングノズル)の配置について,本願発明4は「固定ホルダーの…流動通路に配置され」と特定するのに対し,引用発明3は「物理発泡剤の注入位置から成形金型のキャビティに至る間の樹脂流路上であって,計量射出部出口と成形金型の射出注入孔との間に接続され」と特定するものである点。

3 相違点についての判断
(1) 相違点1について
引用発明3の「発泡剤注入部」は「内壁に多孔質の構造体を配置する注入ノズル」からなるものであって,その具体的構成について,引用文献3の【0076】には以下のとおりの記載がある。
「第二射出部20の発泡剤注入部24において,図7に示すように,注入ノズル24aの内壁に多孔質の構造体24b(例えば,金属製の多孔質部材)を配置することも有効である。これにより物理発泡剤の注入孔24cを多点化し,樹脂組成物4との接触面積を増やして,物理発泡剤5を樹脂組成物4中に速やかに拡散させる(すなわち,樹脂組成物4中における物理発泡剤5の拡散係数を高くする)ことにより,簡単で確実な方法で,物理発泡剤5の混合分散が促進される。」
すなわち,引用文献3の図7及び【0076】によれば,物理発泡剤の注入孔24cは,計量射出部(第二射出部20)内の樹脂組成物4との接触面積を増やすべく,注入ノズル24aにおいて長手方向に多数設けられているものであるところ,このような注入ノズル24aを図3における発泡剤注入部24に組み込んだとき,注入ノズル24aは,その注入孔24c(本願発明4の「多孔部」に相当。)が第二射出部20内の樹脂に入り込むような構成をとるものとなるのは明らかである。
したがって,相違点1に係る構成は,実質的な相違点ではないか,引用文献3(特に【0076】)の記載から当業者が容易に想到し得るものであるといえる。

(2) 相違点2について
引用発明3の「物理発泡剤」について,引用文献3には,その例として超臨界流体(SCF)が挙げられてはいるが,不活性ガスであれば超臨界状態にあることに限られないとの記載もある(【0064】など)。
ところで,発泡樹脂成形品の成形方法において,用いられる物理発泡剤である不活性ガスを高圧高温の状態として溶融樹脂と混合することで樹脂を発泡させる技術は,例えば特開平5-329869号公報(審査官が拒絶理由通知において引用した引用文献2)にも開示されているように従来周知である。
さすれば,引用発明3の「物理発泡剤」として「高圧高温気体」を用いること,すなわち,相違点2に係る構成を想到することは,当業者が容易になし得ることといえる。

(3) 相違点3について
引用発明3は,「ミキシングノズル」の配置について,上記1(2)で認定のとおり,樹脂流路上であって,計量射出部(固定ホルダー)の出口に接続される旨認定されるべきものである(このことは,引用文献3の図3に係る記載からも明らかである。)。そして,計量射出部の出口に接続するように配置された引用発明3のミキシングノズルについて,その配置を,計量射出部の樹脂の通路に配置することは,当業者が適宜なし得る設計事項にすぎないといえる。

4 小括
以上のとおり,本願発明4は,引用文献3に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるといえる。

第5 本願発明6についての合議体の認定,判断
1 引用文献4に記載された発明(引用発明4)
(1) 査定の理由で引用された引用文献4には,次の記載がある。
・「【特許請求の範囲】
【請求項1】
加熱筒にスクリュを挿入配置せしめて,該加熱筒の後部から供給した樹脂材料を該スクリュの回転によって加熱筒の前方に送って加熱溶融せしめると共に,該加熱筒内で溶融樹脂に不活性ガスを溶解せしめた後,該スクリュの前方への移動によって該溶融樹脂を加熱筒の先端ノズル部から射出するようにしたガス溶解樹脂の射出装置において,
前記スクリュに逆流防止弁を装着して,該逆流防止弁により射出作動時に樹脂貯留部から遮断されるメータリングゾーンにおけるスクリュの外周面に多孔質のガス吐出用部材を配設すると共に,該スクリュの内部を軸方向に延びる通孔を形成して,該通孔を通じて供給される不活性ガスを該ガス吐出用部材を通じて前記メータリングゾーンに吐出させるようにしたことを特徴とするガス溶解樹脂の射出装置。
【請求項2】
前記ガス吐出用部材を筒形状として,前記スクリュに外挿装着することにより,該ガス吐出用部材における前記不活性ガスの吐出面を該スクリュの周方向に連続して設けた請求項1に記載のガス溶解樹脂の射出装置。…
【請求項6】
請求項1乃至5の何れかに記載のガス溶解樹脂の射出装置を用いて樹脂材料を射出成形するに際して,
前記スクリュの回転によって樹脂材料を溶融および計量する計量工程と,該スクリュの移動によって溶融樹脂を射出する射出工程とを少なくとも含む成形工程中において,前記ガス吐出用部材から加熱筒内へ不活性ガスを高圧状態で供給することを特徴とするガス溶解樹脂の射出成形方法。…」
・「【0021】
先ず,図1には,本発明の第一の実施形態としての射出装置10の概略構造が示されている。この射出装置10は,加熱筒としての加熱シリンダ12に対してスクリュ14が挿入配置された構造を有しており,公知の如く,スクリュ14の回転作動によって,加熱シリンダ12内にシリンダ後部から供給された樹脂材料が加熱溶融されて前方に送られ,加熱シリンダ12内の前端部分に貯留せしめられると共に,スクリュ14の軸方向前方への駆動によって,貯留された溶融樹脂が加熱シリンダ12の先端のノズル孔20から,図示しない成形キャビティに射出せしめられるようになっている。
【0022】
…加熱シリンダ12の外周面には,円筒形状の電熱ヒータ18が巻き付けられて複数装着されており,加熱シリンダ12内を送られる樹脂材料を加熱溶融せしめるようになっている。」
・「【0025】
また,スクリュ本体36の先端部分には,図3に示されているように,スクリュヘッド26を螺着するための取付ねじ穴54が,軸方向先端面に開口して形成されていると共に,スクリュ本体36には,中心軸上を軸方向の全長に亘って連続して延びるガス通孔56が形成されており,このガス通孔56の後端部が蓋ねじ58で流体密に覆蓋されている一方,ガス通孔56の先端部が取付ねじ穴54の底面に開口せしめられている。更に,スクリュ本体36において,加熱シリンダ12から突出せしめられた後端部近くには,ガス供給部60が形成されている。…更に,図1に示されているように,この径方向孔76の開口部には,接続ポート78が取り付けられて外部管路80が接続されており,かかる外部管路80を通じて,二酸化炭素等の不活性ガスが供給されるようになっている。…」
・「【0029】
更にまた,スクリュヘッド26の取付部材38と,スクリュ本体36の間には,ガス吐出用部材としての吐出リング92が配設されている。この吐出リング92は,例えば焼結金属からなる多孔質材によって形成されており,特に本実施形態では,平均空孔径が3?20μmで空孔率が20?30%程度のものが好適に採用される。そして,かかる吐出リング92は,スクリュ本体の先端部分の外径寸法と略同一の外径寸法と,スクリュヘッド26を構成する取付部材38のねじ部45の外径寸法と略同一の内径寸法を有する円環ブロック形状を有しており,取付部材38のねじ部45に外嵌されて,軸方向両端面を,スクリュ本体36の軸方向端面とスクリュヘッド26の軸方向端面の間で挟持されることによって,スクリュ14に対して固定的に組み付けられている。また,かかる組付状態下,吐出リング92の外周面によって,スクリュ14の外周面に露呈されて,スクリュ14におけるメータリングゾーンの先端部分の外周面が構成されている。
【0030】
また,吐出リング92が外嵌固定された取付部材38におけるねじ部45の基端部には,周方向に連続して延びる環状凹部96が形成されており,この環状凹部96が吐出リング92で覆蓋されることにより,吐出リング92の内周側に広がる環状空所98が画成されている。更にまた,吐出リング92の取付部材38には,軸方向端面に開口して,スクリュ本体36のガス通孔56に接続されたガス通孔94が形成されており,このガス通孔94の内側端部が径方向両側に分岐して環状凹部96の底面に開口せしめられている。これにより,スクリュ14のガス通孔56を通じて供給される不活性ガスが,スクリュヘッド26のガス通孔94から環状空所98に供給された後,吐出リング92を通過して,スクリュ14と加熱シリンダ12の間に形成された溶融樹脂の流路(メータリングゾーン)に吐出されるようになっている。
【0031】
上述の如き構造とされた本実施形態の射出装置10において,樹脂材料の連続射出成形を行なうに際しては,好適には,樹脂材料の射出成形加工の全工程で,常時,超臨界状態とされた不活性ガスを供給することにより,かかる不活性ガスを,射出リング92を通じて,メータリングゾーンに圧送する。これにより,スクリュ14を回転作動させることによって,ホッパ30の下部開口32から加熱シリンダ12内に供給された樹脂材料を,スクリュ14の作用で加熱シリンダ12内の前方に送りつつ加熱溶融せしめると共に,加熱溶融した溶融樹脂を加熱シリンダ12の前端部の樹脂貯留部52に導いて貯留せしめる計量工程において,スクリュ14と加熱シリンダ12の間を前方に送られる溶融樹脂に対して,吐出リング92から吐出された不活性ガスを有利に接触させることが可能となるのであり,それ故,かかる不活性ガスを溶融樹脂に対して効率的に溶解させることが出来て,目的とする特性の樹脂材料による射出成形を安定して行うことが可能となるのである。
【0032】
特に,本実施形態では,吐出リング92が周方向の全周に亘って配設されていることから,溶融樹脂材料と不活性ガスの接触面積が有利に確保されると共に,溶融樹脂の全体に亘って有利に接触させることができることから,目的とする不活性ガスによる改質効果を安定して得ることができる。また,本実施形態では,不活性ガスが溶融樹脂中に吐出された後に,樹脂通路を形成するスクリュヘッド26の凹溝90がスクリュ14と共に回転せしめられることにより,溶融樹脂に対して強制的な攪拌が行われることとなり,それによって,溶融樹脂に対する不活性ガスの均一で効率的な接触がより有効に達成され得るのである。」
・「


・「



(2) 上記(1)の摘記,特に【特許請求の範囲】,【0025】などの記載から,引用文献4には次の発明(以下「引用発明4」という。)が記載されていると認めることができる。
「加熱筒にスクリュを挿入配置せしめて,該加熱筒の後部から供給した樹脂材料を該スクリュの回転によって加熱筒の前方に送って加熱溶融せしめると共に,該加熱筒内で溶融樹脂に不活性ガスを溶解せしめた後,該スクリュの前方への移動によって該溶融樹脂を加熱筒の先端ノズル部から射出するようにしてなり,
前記スクリュに逆流防止弁を装着して,該逆流防止弁により射出作動時に樹脂貯留部から遮断される溶融樹脂の流路(メータリングゾーン)におけるスクリュの外周面に多孔質のリング状のガス吐出用部材を配設すると共に,該スクリュの内部を軸方向に延びる通孔を形成して,該通孔を通じて供給される不活性ガスを該ガス吐出用部材を通じて前記メータリングゾーンに吐出させるようにしたガス溶解樹脂の射出装置を用いて微細発泡構造の樹脂材料を射出成形するに際して,
前記スクリュの回転によって樹脂材料を溶融および計量する計量工程と,該スクリュの移動によって溶融樹脂を射出する射出工程とを少なくとも含む成形工程中において,前記ガス吐出用部材から加熱筒内へ不活性ガスを高圧状態で供給するガス溶解樹脂の射出成形方法。」

2 対比
本願発明6と引用発明4を対比すると,引用発明4の「スクリュ」は本願発明6の「輸送ボルト」に,「通孔」は「気道」に,スクリュの外周面に配設される「多孔質のリング状のガス吐出用部材」は輸送ボルトの先端に配置される「固定リング」及び当該固定リングに装着されかつ多孔部を有するとされる「微細気泡生成ユニット」に,「溶融樹脂」は「(流体)重合体」に,「ガス溶解樹脂の射出装置」は「加工成形機」にそれぞれ相当するといえる。そして,上述のとおり,引用発明4の「多孔質のリング状のガス吐出用部材」は「固定リング」及び「微細気泡生成ユニット」に相当するものであるから,引用発明4において「多孔質のリング状のガス吐出用部材」を有する「ガス溶解樹脂の射出装置」は本願発明6の「微細気泡生成装置」に相当する構成を備えるということができる。
また,引用発明4の「該加熱筒の後部から供給した樹脂材料を該スクリュの回転によって加熱筒の前方に送って加熱溶融せしめる」との構成は,本願発明6の「ステップa)」のうち,「前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ」るとの構成に相当する。
また,引用発明4の「該通孔を通じて供給される不活性ガスを該ガス吐出用部材を通じて前記メータリングゾーンに吐出させる」並びに「前記ガス吐出用部材から加熱筒内へ不活性ガスを高圧状態で供給する」との構成は,不活性ガスが通孔を通ることで加熱されることを踏まえると,本願発明6の「ステップb)」に相当するものであるといえる。
さらに,引用発明4の「前記スクリュの回転によって樹脂材料を溶融および計量する計量工程と,該スクリュの移動によって溶融樹脂を射出する射出工程とを少なくとも含む成形工程中において,前記ガス吐出用部材から加熱筒内へ不活性ガスを高圧状態で供給する」との構成は,本願発明6の「ステップc)」に相当する。
そうすると,両発明の一致点,相違点はそれぞれ次のとおりと認めることができる。
・ 一致点
「輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え,前記微細気泡生成装置は固定リングおよび微細気泡生成ユニットを有し,前記固定リングは前記輸送ボルトの先端に配置され,前記微細気泡生成ユニットは前記固定リングに装着され,かつ多孔部を有する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において,
ステップa)は,前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ,
ステップb)において,前記微細気泡生成装置によって前記輸送ボルトの気道に高圧空気を導入し,前記高圧空気を前記気道に沿って流動させると同時に加熱し,
ステップc)は,加熱された前記高圧空気を前記輸送ボルトの前記気道から前記微細気泡生成ユニットに流入させ,そして前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させ,複数の微細気泡を生成させ,そののち前記輸送ボルトの回転によって複数の前記微細気泡と前記流体重合体とを混ぜ合わせることを特徴とする,
加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。」である点。
・ 相違点4
微細気泡生成ユニット(多孔質のリング状のガス吐出用部材)に有するとされる多孔部について,本願発明6は「前記輸送ボルトの表面に突出する」,並びに,「流動中の前記流体重合体に入り込ませ」ると特定するのに対し,引用発明4はそのような特定事項を有していない点。

3 相違点4についての判断
本願発明6は,多孔部の「突出」や「入り込ませ」の程度について具体的に特定するものではない。このような前提の下,上記相違点4に係る構成の想到容易性を検討するに,引用発明4の「リング状のガス吐出用部材」について,その構成をスクリュ(輸送ボルト)の表面に突出させる,ないしは,溶融樹脂(流体重合体)に入り込ませるものとすることは,当業者が適宜なし得る設計事項にすぎないといわざるを得ない。
あるいは,気体発泡剤を溶融樹脂に混合することで微細発泡樹脂を成形する技術分野において,気体発泡剤の吐出口を溶融樹脂に入り込ませるものとする構成は,例えば上記引用文献3にも開示(上記第4_3(1)参照)されているとおり従来周知のものであるといえるところ,引用発明4の「リング状のガス吐出用部材」について上記周知の構成を採用することは,当業者であれば想到容易であるといえる。

4 小括
以上のとおりであるから,本願発明6は,引用文献4に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるといえる。

第6 むすび
したがって,本願発明4及び6は,本願の出願前に頒布された刊行物に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから,特許法29条2項の規定により特許を受けることができない。
そうすると,本願の他の請求項について検討するまでもなく,本願は拒絶すべきものである。
よって,結論のとおり審決する。
 
別掲
 
審理終結日 2018-06-18 
結審通知日 2018-06-26 
審決日 2018-07-10 
出願番号 特願2015-186791(P2015-186791)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (B29C)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 ▲高▼橋 理絵深草 祐一  
特許庁審判長 大島 祥吾
特許庁審判官 渕野 留香
須藤 康洋
発明の名称 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法  
代理人 田邊 淳也  
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