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審決分類 |
審判 全部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 H05K |
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管理番号 | 1346741 |
異議申立番号 | 異議2017-700901 |
総通号数 | 229 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 2019-01-25 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 2017-09-22 |
確定日 | 2018-08-16 |
異議申立件数 | 1 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第6098692号発明「電磁波シールドシートおよびプリント配線板」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第6098692号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり訂正後の請求項〔1-8〕について訂正することを認める。 特許第6098692号の請求項1ないし8に係る特許を維持する。 |
理由 |
第1 手続の経緯 特許第6098692号の請求項1ないし8に係る特許についての出願は、平成27年10月19日に特許出願され、平成29年3月3日にその特許権の設定登録がされ、その後、その特許について、同年9月22日に特許異議申立人高橋雄一郎により特許異議の申立てがされ、同年12月4日付けで取消理由が通知され、その指定期間内である平成30年2月5日に意見書の提出及び訂正の請求がされ、同年3月23日に特許異議申立人から意見書が提出され、同年5月7日付けで取消理由通知(決定の予告)がされ、その指定期間内である同年6月15日に意見書の提出及び訂正の請求がされたものである。 第2 訂正の適否 平成30年6月15日付けの訂正請求(以下、「本件訂正請求」という。)の適否について検討する。 なお、同年2月5日付けの訂正請求は、特許法第120条の5第7項の規定により取り下げられたものとみなす。 1.訂正の内容 本件訂正請求の趣旨は、特許第6098692号の特許請求の範囲を本件訂正請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項1ないし8について訂正することを求めるものであり、具体的には、請求項1ないし8からなる一群の請求項について、以下の訂正事項1及び2のとおりに訂正することを求めるものである。(下線は訂正箇所を示す。) (1)訂正事項1 特許請求の範囲の請求項1に「前記絶縁性透明樹脂層の表面は、水との接触角が70?100°であり」とあるのを、「前記絶縁性透明樹脂層の表面は、水との接触角が70?100°であり、動摩擦係数が0.14?0.5であり」に訂正する(請求項1の記載を引用する請求項2ないし8も同様に訂正する)。 (2)訂正事項2 特許請求の範囲の請求項1に「前記絶縁性透明樹脂層の厚みは、1?12μmであり」とあるのを、「前記絶縁性透明樹脂層の厚みは、2?12μmであり」に訂正する(請求項1の記載を引用する請求項2ないし8も同様に訂正する)。 2.訂正の適否についての判断 (1)一群の請求項について 訂正前の請求項1ないし8において、請求項2ないし8が訂正請求の対象である請求項1の記載を引用する関係にあるから、訂正前の請求項1ないし8は特許法第120条の5第4項に規定する一群の請求項に該当するものである。したがって、本件訂正請求は、一群の請求項ごとにされたものである。 (2)訂正事項1について ア 訂正の目的について 訂正事項1は、訂正前の請求項1の「絶縁性透明樹脂層の表面」に関して、「動摩擦係数が0.14?0.5であり」という発明特定事項を付加するものであるから、特許法第120条の5第2項ただし書第1号に掲げる特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 イ 願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であるか否かについて 願書に添付した明細書の段落【0049】の「本発明の電磁波シールドシートの絶縁性透明樹脂層の動摩擦係数は0.01?0.5であることが好ましく」及び「なお、動摩擦係数は電磁波シールドシートの熱硬化後の絶縁性透明樹脂層表面の値であり」という記載、並びに、表2ないし5に記載の評価結果(特に、動摩擦係数が「0.14」である実施例11及び実施例32の評価結果)からみて、訂正事項1によって付加された「動摩擦係数が0.14?0.5であり」という発明特定事項は、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内のものである。 したがって、訂正事項1は、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であるから、特許法第120条の5第9項で準用する同法第126条第5項の規定に適合するものである。 ウ 実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更する訂正であるか否かについて 上記アに示したとおり、訂正事項1は特許請求の範囲を減縮するものであるから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものには該当せず、特許法第120条の5第9項で準用する同法第126条第6項の規定に適合するものである。 (3)訂正事項2について ア 訂正の目的について 訂正事項2は、訂正前の請求項1の「絶縁性透明樹脂層の厚み」関して、その数値範囲を「1?12μm」から「2?12μm」に減縮するものであるから、特許法第120条の5第2項ただし書第1号に掲げる特許請求の範囲の減縮を目的とするものである。 イ 願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であるか否かについて 願書に添付した明細書の表2ないし5に記載の記載からみて、実施例(なお、実施例1、5、13、14、20及び34は参考例である(【0138】参照)ので除く。)の絶縁性透明樹脂層の厚みの最小値は「2μm」(実施例15)である。 したがって、訂正事項2は、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内の訂正であるから、特許法第120条の5第9項で準用する同法第126条第5項の規定に適合するものである。 ウ 実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更する訂正であるか否かについて 上記アに示したとおり、訂正事項2は特許請求の範囲を減縮するものであるから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものには該当せず、特許法第120条の5第9項で準用する同法第126条第6項の規定に適合するものである。 (4)訂正の適否についての結論 以上のとおりであるから、本件訂正請求による訂正は特許法第120条の5第2項ただし書第1号に掲げる事項を目的とするものであり、かつ、同条第4項並びに同条第9項で準用する同法第126条第5項及び第6項の規定に適合する。なお、請求項1ないし8は、特許異議の申立てがなされているので、特許法第120条の5第9項で読み替えて準用する同法第126条第7項の独立特許要件は課されない。 よって、訂正後の請求項1ないし8について訂正を認める。 第3 当審の判断 1.本件発明 上記第2のとおり、請求項1ないし8からなる一群の請求項に係る訂正を認めるから、特許第6098692号の請求項1ないし8に係る発明(以下、「本件発明1」ないし「本件発明8」という。)は、それぞれ、平成30年6月15日付け訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲の請求項1ないし8に記載された事項により特定されるものであるところ、本件発明1ないし8はそれぞれ次のとおりのものである。 「 【請求項1】 絶縁性透明樹脂層、黒色層、および導電性接着剤層(I)の順に積層され、 前記絶縁性透明樹脂層に印字がされる電磁波シールドシートであって、 絶縁性透明樹脂層が、熱硬化性樹脂(A1)、硬化剤(A2)を含有する透明樹脂組成物より形成され、 前記熱硬化性樹脂(A1)が、ポリウレタン樹脂、ポリウレタンウレア樹脂、付加型ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、およびポリアミドイミド樹脂からなる群より選ばれるいずれかであり、 前記絶縁性透明樹脂層の表面は、水との接触角が70?100°であり、動摩擦係数が0.14?0.5であり、 前記絶縁性透明樹脂層の厚みは、2?12μmであり、 前記絶縁性透明樹脂層側から測定した、L*a*b*表色系におけるL*値が10?30であり、かつ85°光沢度が15?50であることを特徴とする電磁波シールドシート。 【請求項2】 前記絶縁性透明樹脂層側から測定した表面抵抗値が、1×10^(5)?1×10^(14)Ω/□であることを特徴とする請求項1記載の電磁波シールドシート。 【請求項3】 前記絶縁性透明樹脂層が、表面調整剤を含有することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波シールドシート。 【請求項4】 前記黒色層が、熱硬化性樹脂(B1)、硬化剤(B2)、および黒色系着色剤を含有する黒色樹脂組成物より形成されてなることを特徴とする請求項1?3いずれか1項記載の電磁波シールドシート。 【請求項5】 前記導電性接着剤層(I)が、熱硬化性樹脂(C1)、硬化剤(C2)、および導電性フィラーを含有する導電性接着剤(i)より形成されてなることを特徴とする請求項1?4いずれか1項記載の電磁波シールドシート。 【請求項6】 導電性接着剤層(I)が異方導電性であって、さらに等方導電性である導電層を備えることを特徴とする請求項1?5いずれか1項記載の電磁波シールドシート。 【請求項7】 請求項1?6いずれか1項記載の電磁波シールドシート、カバーコート層、ならびに信号配線および絶縁性基材を有する配線板を備え、前記電磁波シールドシートの絶縁性透明樹脂層に印字がされていることを特徴とするプリント配線板。 【請求項8】 印字が白色であることを特徴とする請求項7記載のプリント配線板。」 2.取消理由の概要 当審において、請求項1ないし8に係る特許に対して通知した取消理由の概要は、次のとおりである。 (1)印字視認性について(平成29年12月4日付け取消理由通知) 本件特許の請求項1ないし8に係る発明は、少なくとも印字視認性に優れた絶縁層を有する電磁波シールドシートを提供することを課題とするものである。 そして、願書に添付した明細書(以下、「本件特許明細書」という。)の上記印字視認性に関連する記載からみて、印字視認性に優れた絶縁層を提供するためには、電磁波シールドシートの「L*値」「85°光沢度」「反射率」、絶縁性透明樹脂層の「水接触角」「動摩擦係数」、光硬化性樹脂および熱硬化性樹脂(A1)の樹脂分と表面調整剤との添加重量の「比率」、黒色層の「厚み」、黒色系着色剤の「平均一次粒子径」「含有量」という9つの事項を、それぞれ本件特許明細書に記載の数値範囲にする必要があると認められる。 これに対して、願書に添付した特許請求の範囲の請求項1においては、上記9つの事項のうち電磁波シールドシートの「L*値」「85°光沢度」、絶縁性透明樹脂層の「水接触角」については、数値範囲が特定されているが、電磁波シールドシートの「反射率」、絶縁性透明樹脂層の「動摩擦係数」、光硬化性樹脂および熱硬化性樹脂(A1)の樹脂分と表面調整剤との添加重量の「比率」、黒色層の「厚み」、黒色系着色剤の「平均一次粒子径」「含有量」については何ら記載がなく、数値範囲も特定されていない。また、上記請求項1の従属請求項である請求項2ないし8にも、電磁波シールドシートの「反射率」、絶縁性透明樹脂層の「動摩擦係数」、光硬化性樹脂および熱硬化性樹脂(A1)の樹脂分と表面調整剤との添加重量の「比率」、黒色層の「厚み」、黒色系着色剤の「平均一次粒子径」「含有量」については記載がない。 したがって、請求項1ないし8には、課題を解決するための手段が反映されておらず、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求することになっている。 よって、請求項1ないし8に係る特許は、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない特許出願に対してされたものであり、同法第113条第4号に該当し、取り消すべきものである。 (2)絶縁性透明樹脂層の厚みの下限値について(平成29年12月4日付け取消理由通知及び平成30年5月7日付け取消理由通知(決定の予告)) 本件特許の請求項1には、絶縁性透明樹脂層の厚みの下限は「1μm」であると規定されている。 しかしながら、本件特許明細書の表2ないし表5には、絶縁性透明樹脂層の厚みを「1μm」とした実施例はなく、かつ、表2ないし表5に記載の実施例、参考例、比較例から把握できる絶縁性透明樹脂層の厚みの下限は「2μm」である。 したがって、請求項1ないし8は、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求することになっている。 よって、請求項1ないし8に係る特許は、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない特許出願に対してされたものであり、同法第113条第4号に該当し、取り消すべきものである。 3.判断 (1)当審において通知した取消理由について ア 印字視認性について 本件特許明細書の「本発明は、印字視認性、印字用インキの密着性、およびインキ耐性に優れた絶縁層を有し、FPCに張り合わせた場合において、絶縁信頼性に優れ、反発力が低い電磁波シールドシートを提供することを目的とする。」(【0007】)という記載に加えて、特許権者が平成30年2月5日付け意見書において課題を把握するための根拠として挙げた「動摩擦係数が0.01?0.5であることでインキの濡れ性が向上し、絶縁性透明樹脂層に印字された文字は、にじみが無く、絶縁性透明樹脂層表面に密着するため、印字視認性が向上する。」(【0049】)という記載も参酌すると、本件発明1ないし8が解決しようとする課題は、印字用インキを密着させて、印字視認性を向上させることであると認められる。(なお、上記下線は、当審で付与した。) そして、本件特許明細書の【0166】には、インキ密着性の評価基準について、 「◎ : どの格子の目もはがれがない 非常に良好な結果である。 ○ : カットの交差点における塗膜の小さなはがれ。明確に5%を上回らない。 良好な結果である。 △ : 塗膜がカットの線に沿って部分的、全面的にはがれている。5%以上35%未満 実用上問題ない。 × : 全面的に大はがれを生じている。 実用不可。」 と記載されており、また、【0167】には、印字視認性の評価基準について、 「◎:20°、45°、90°すべて視認可能 非常に良好な結果である。 ○:45°、90°で視認可能 良好な結果である。 △:90°で視認可能 実用上問題ない。 ×:すべての角度で視認不可能 実用不可」 と記載されている。 そこで、本件発明1の実施例のインキ密着性の評価結果について、本件特許明細書に記載の表2ないし5の記載に基づいて検討すると、本件発明1の発明特定事項である「絶縁性透明樹脂層の表面は、水との接触角が70?100°であり、動摩擦係数が0.14?0.5」「絶縁性透明樹脂層の厚みは、2?12μm」「絶縁性透明樹脂層側から測定した、L*a*b*表色系におけるL*値が10?30であり、かつ85°光沢度が15?50」という数値範囲を全て満たす実施例は、いずれもインキ密着性の評価結果が◎又は○であり、さらに、印字視認性の評価結果も◎又は○であるから、印字用インキを密着させて、印字視認性を向上させるという上記課題を解決できていると認められる。 また、特許権者が平成30年2月5日付け意見書において主張するとおり、電磁波シールドシートの「反射率」、光硬化性樹脂および熱硬化性樹脂(A1)の樹脂分と表面調整剤との添加重量の「比率」、黒色層の「厚み」、黒色系着色剤の「平均一次粒子径」「含有量」は、印字視認性に関連するものではあるものの、印字用インキを密着させるという観点からは、課題を解決するために必須のものであるとまではいうことはできない。 したがって、本件発明1ないし8は、印字用インキを密着させて、印字視認性を向上させるという課題を解決するための手段が反映されているから、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求することになってはいない。 よって、請求項1ないし8に係る特許は、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない特許出願に対してされたものであるとは認められない。 イ 絶縁性透明樹脂層の厚みの下限値について 上記第2のとおり平成30年6月15日付けの訂正請求による訂正が認められたことにより、本件発明1において、絶縁性透明樹脂層の厚みの下限は、本件特許明細書の記載と合致する「2μm」であると規定された(上記第3の1.参照。)。 したがって、本件発明1ないし8は、発明の詳細な説明に記載したものである。 (2)特許異議申立理由について 上記(1)ア及びイに記載した理由と同様の理由により、特許異議申立理由によって請求項1ないし8に係る特許を取り消すことはできない。 4.むすび 以上のとおりであるから、当審において通知した取消理由及び特許異議申立書に記載された特許異議申立理由によっては、本件請求項1ないし8に係る特許を取り消すことはできない。 また、他に本件請求項1ないし8に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり決定する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 絶縁性透明樹脂層、黒色層、および導電性接着剤層(I)の順に積層され、 前記絶縁性透明樹脂層に印字がされる電磁波シールドシートであって、 絶縁性透明樹脂層が、熱硬化性樹脂(A1)、硬化剤(A2)を含有する透明樹脂組成物より形成され、 前記熱硬化性樹脂(A1)が、ポリウレタン樹脂、ポリウレタンウレア樹脂、付加型ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、およびポリアミドイミド樹脂からなる群より選ばれるいずれかであり、 前記絶縁性透明樹脂層の表面は、水との接触角が70?100°であり、動摩擦係数が0.14?0.5であり、 前記絶縁性透明樹脂層の厚みは、2?12μmであり、 前記絶縁性透明樹脂層側から測定した、L*a*b*表色系におけるL*値が10?30であり、かつ85°光沢度が15?50であることを特徴とする電磁波シールドシート。 【請求項2】 前記絶縁性透明樹脂層側から測定した表面抵抗値が、1×10^(5)?1×10^(14)Ω/□であることを特徴とする請求項1記載の電磁波シールドシート。 【請求項3】 前記絶縁性透明樹脂層が、表面調整剤を含有することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波シールドシート。 【請求項4】 前記黒色層が、熱硬化性樹脂(B1)、硬化剤(B2)、および黒色系着色剤を含有する黒色樹脂組成物より形成されてなることを特徴とする請求項1?3いずれか1項記載の電磁波シールドシート。 【請求項5】 前記導電性接着剤層(I)が、熱硬化性樹脂(C1)、硬化剤(C2)、および導電性フィラーを含有する導電性接着剤(i)より形成されてなることを特徴とする請求項1?4いずれか1項記載の電磁波シールドシート。 【請求項6】 導電性接着剤層(I)が異方導電性であって、さらに等方導電性である導電層を備えることを特徴とする請求項1?5いずれか1項記載の電磁波シールドシート。 【請求項7】 請求項1?6いずれか1項記載の電磁波シールドシート、カバーコート層、ならびに信号配線および絶縁性基材を有する配線板を備え、前記電磁波シールドシートの絶縁性透明樹脂層に印字がされていることを特徴とするプリント配線板。 【請求項8】 印字が白色であることを特徴とする請求項7記載のプリント配線板。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
異議決定日 | 2018-08-01 |
出願番号 | 特願2015-205214(P2015-205214) |
審決分類 |
P
1
651・
537-
YAA
(H05K)
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最終処分 | 維持 |
前審関与審査官 | 遠藤 邦喜 |
特許庁審判長 |
井上 信一 |
特許庁審判官 |
國分 直樹 酒井 朋広 |
登録日 | 2017-03-03 |
登録番号 | 特許第6098692号(P6098692) |
権利者 | トーヨーケム株式会社 東洋インキSCホールディングス株式会社 |
発明の名称 | 電磁波シールドシートおよびプリント配線板 |
代理人 | 家入 健 |
代理人 | 家入 健 |