• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) H02H
管理番号 1347288
審判番号 不服2017-9917  
総通号数 230 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2019-02-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2017-07-04 
確定日 2018-12-20 
事件の表示 特願2013- 76433「負荷保護装置、電路切替装置」拒絶査定不服審判事件〔平成26年10月27日出願公開、特開2014-204484〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成25年4月1日の出願であって、平成27年5月11日付けで手続補正がなされ、平成28年10月11日付けで拒絶理由が通知され、同年12月19日付けで手続補正がなされ、平成29年3月27日付けで拒絶査定がなされ、これに対して、同年7月4日に拒絶査定不服の審判が請求され、同時に、手続補正がなされた。
その後、当審において、平成30年6月13日付けで拒絶理由が通知され、これに対して、同年8月10日付けで手続補正がなされたものである。

第2 本願発明
本願の請求項1ないし5に係る発明は、平成30年8月10日付けの手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし5に記載された事項により特定されるものであるところ、請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は次のとおりのものである。

「【請求項1】
二次電池の充電電力を交流電力に変換して出力する外部電源とは別体に構成された負荷保護装置であって、
前記外部電源に接続した第1の電路、および商用電力を受電可能な負荷への電力供給路になる第2の電路に電気的に接続されており、
前記第1の電路の異常電圧を検知する異常電圧検知部と、
前記第1の電路および前記第2の電路を介した前記外部電源から前記負荷への電力供給時に、前記異常電圧検知部が異常電圧を検知した場合、前記外部電源から前記負荷への電力供給を遮断する遮断部と、
前記第1の電路を中継するインレットと、を備え、
前記第1の電路は、一端に前記外部電源が接続して他端にプラグが設けられた接続ケーブルを含み、
前記インレットには、前記プラグが接続され、
前記遮断部は、外部引き外し機能付きの漏電ブレーカである
ことを特徴とする負荷保護装置。」

第3 当審において通知した拒絶の理由の概要
当審において平成30年6月13日付けで通知した拒絶の理由は、請求項1に係る発明についての理由を含むものであって、その概要は、次のとおりである。

本件出願の請求項1に係る発明は、その出願前日本国内又は外国において頒布された下記の引用文献1に記載された発明及び引用文献2に記載された事項に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。


1.特開2011-188607号公報
2.特開2003-250230号公報

第4 引用文献
1.引用文献1
当審の拒絶理由に引用された特開2011-188607号公報(以下、「引用文献1」という。)には、「電力供給システム、電力供給方法及び制御装置」に関して、図面とともに以下の記載がある。(なお、下線は当審で付与した。)

(1)「【0023】
電力供給システム1は、負荷3に対して電力を供給するものである。電力供給システム1には、商用電力供給源5と、太陽光を利用して発電する太陽光発電部7と、燃料電池により発電する燃料電池発電部9と、商用電力供給源5、太陽光発電部7及び燃料電池発電部9により供給される電力を蓄電し、また、蓄電された電力を放電する蓄電部11を備える。商用電力供給源5、太陽光発電部7、燃料電池発電部9及び蓄電部11の電力は、分電盤13により電気的接続経路が調整されて負荷3へ供給される。
【0024】
商用電力供給源5は、分電盤13において、受電用ELCB21、系統電圧の有無を検出するセンサ23、家庭内自立運転に関する商用電力供給源5の解列・投入用のスイッチMS25、スイッチMS27、太陽光発電部7との接続点29、蓄電部11との接続点31、燃料電池発電部9からの逆潮流を検出するセンサ33、及び、燃料電池発電部9との接続点35を順番に経由して、負荷3に対して電力を供給する。ここで、商用電力供給源5から接続点31までの電気的接続経路が本願請求項の「第1電気的接続経路」の一例であり、蓄電部11から接続点31までの電気的接続経路が本願請求項の「第2電気的接続経路」の一例であり、接続点31から負荷3までの電気的接続経路が本願請求項の「共通経路」の一例である。なお、スイッチMS25及び27は二重化されており、どちらか一方が故障した場合には自立運転しない、より安全な機構である。なお、これらは、一つのスイッチにより実現されるものであってもよい。
【0025】
蓄電部11は、電力を蓄電し、蓄電された電力を放電する蓄電池41を備える。蓄電は、商用電力供給源5の電力(深夜料金の時間帯の電力等)、太陽光発電部7が発電した電力、燃料電池発電部9が発電した電力(余剰電力等)などにより行われる。蓄電池41に蓄電された電力は、双方向コンバータ43、単独運転防止に関する解列・投入用のスイッチMS47及びELCB49を順番に経由して、第2電気的接続経路及び共通経路により接続点31を経由して負荷3に供給される。また、蓄電部11は、蓄電部11の動作を制御する制御装置51と、センサ23の出力による系統電圧の監視及び受電用ELCB21のトリップ信号の監視を行う系統電圧監視部53と、スイッチMS25及び27の開閉を制御する解列指令部55を備える。ここで、本実施例では、センサ23、スイッチMS25、スイッチMS27、系統電圧監視部53及び解列指令部55は、切替器57を構成するとする。」

(2)「【0038】
蓄電部11の動作について、通常状態及び異常状態における動作を、より具体的に説明する。蓄電部11は、パワーコンディショナ保護機能として、例えば、出力過電圧動作、出力不足電圧動作、出力過電流動作、同期異常動作及び制御電源異常動作等の保護動作を検出する。システム連系リレー監視として、リレー状態不一致動作等を検出する。また、蓄電池保護機能として、例えば、蓄電池不足電圧動作、蓄電池温度異常動作、蓄電池過電流動作、蓄電池過電圧動作、自立時蓄電池過電圧動作等を検出する。自立時蓄電池過電圧動作は自立運転時のみ検出し、出力電圧上昇機能を動作する。これは、充電による過電圧を検出するものであり、出力電圧を上昇させ、太陽光発電部7の出力上昇抑制機能を動作させるものである。太陽光発電部7の発電量を抑制し、太陽光発電部7からの充電による過電圧から蓄電池41を保護するものである。蓄電部11は、その他の動作を検出した場合、装置内連系リレー(スイッチMS47)を開き、装置故障として停止する。」

ア.上記(1)及び図1によれば、蓄電部11は、電力を蓄電し、蓄電された電力を放電する蓄電池41、双方向コンバータ43、解列・投入用のスイッチMS47及びELCB49を備える。
そして、蓄電部11は、蓄電池41に蓄電された電力を、双方向コンバータ43、解列・投入用スイッチMS47及びELCB49を順番に経由して、負荷3に供給する。
また、商用電力供給源5も、負荷3へ電力を供給する。

イ.上記(2)によれば、蓄電部11は、パワーコンディショナ保護機能として、出力過電圧動作及び出力不足電圧動作を行い、解列・投入用のスイッチMS47(装置内連携リレー)を開く。

したがって、上記(1)ないし(2)の記載事項及び図面並びに上記アないしイの事項を総合勘案すると、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。

「商用電力供給源5の電力が供給される負荷3へ電力を供給する蓄電部11であって、
電力を蓄電し、蓄電された電力を放電する蓄電池41、双方向コンバータ43、解列・投入用のスイッチMS47及びELCB49を備え、
前記蓄電池41に蓄電された電力を、前記双方向コンバータ43、前記解列・投入用のスイッチMS47及び前記ELCB49を順番に経由して前記負荷3に供給し、
パワーコンディショナ保護機能として、出力過電圧動作及び出力不足電圧動作を行い、前記解列・投入用のスイッチMS47を開く
蓄電部11。」

2.引用文献2
当審の拒絶理由に引用された特開2003-250230号公報(以下、「引用文献2」という。)には、「移動電源用通信装置」に関して、図面とともに以下の記載がある。(なお、下線は当審で付与した。)

(1)「【0028】移動電源1は、燃料電池や発動発電機駆動用動力とは別個に載置した自動車や燃料電池を駆動用に載置した電気自動車などで電力を出力する端子を有する移動可能な電源である。このような移動電源1は、次のような移動電源用連結装置2を介して負荷回路3に電力を供給する構成である。
【0029】次に、移動電源用連結装置2の構成を説明する。移動電源用連結装置2には、移動電源1と着脱自在に電力線を接続するためにコネクタ11が設けられている。
【0030】このコネクタ11の出力端には、回路遮断器12が接続されている。この回路遮断器12は、移動電源用連結装置2あるいは負荷回路3で短絡事故、感電事故等の異常が発生して予め定められた電流値以上の過電流が流れたとき遮断動作する。この回路遮断器12の出力端には、速断ヒューズ13が直列接続されている。この速断ヒューズ13は、上記短絡事故、感電事故等の異常が発生して予め定められた電流値以上の過電流が流れたとき、回路遮断器12より高速で溶断されるように構成されている。速断ヒューズ13は、高価なインバータや半導体素子などの比較的破壊電流が低電流の移動電源1を構成している電気回路部品を保護するためのものである。」

(2)「【0041】実施例1
次に、図1並びに図2を参照して説明する。この実施例は移動電源1から非接地の三相の交流電力を出力し、図1に示した変換回路16と絶縁変圧器17の両者の機能を絶縁変圧器21により機能させた回路である。コネクタ11には、移動電源1の出力端子に接続するために必要な長さの電力線22が接続されている。この電力線22は、邪魔にならないようにコードリール23に巻回され、このコードリール23は電力線22が必要な長さ分引き出された位置で仮止めされる機構になっている。
【0042】回路遮断器12としては、モールド形回路遮断器24が使用されている。遮断情報検出回路14は、モールド形回路遮断器24に過電流が流れたとき発生する磁界により閉方向に動作するリレー回路25である。このリレー回路25は、閉方向に動作したとき、所定の電圧が遮断情報として出力されるように構成されている。
【0043】速断ヒューズ13は、予め定められた過電流が流れたとき溶断するヒューズである。溶断情報検出回路15は、過電流が流れたとき発生する磁界により閉方向に動作するリレー回路26である。このリレー回路26は、閉方向に動作したとき、所定の電圧が溶断情報として出力されるように構成されている。」

ア.上記(1)、(2)及び図1によれば、移動電源1は、移動電源用連結装置2を介して負荷回路3に電力を供給するものであり、前記移動電源1とは別体に設けた前記移動電源用連結装置2内には、回路遮断器12及び速断ヒューズ13が配置されている。

イ.上記(1)、(2)によれば、移動電源用連結装置2内の回路遮断器12及び速断ヒューズ13は、移動電源用連結装置2又は負荷回路3で短絡事故、感電事故等の異常が発生して予め定められた電流値以上の過電流が流れたときに、遮断又は溶断する。

ウ.上記(1)、(2)及び図1によれば、移動電源1と移動電源用連結装置2は電力線によって接続され、前記移動電源用連結装置2には、前記移動電源1と着脱自在に前記電力線を接続するためのコネクタ11が設けられている。

したがって、上記(1)ないし(2)の記載事項及び図面並びに上記アないしウの事項を総合勘案すると、引用文献2には、次の事項が記載されている。

「移動電源1から移動電源用連結装置2を介して負荷回路3に電力を供給するものにおいて、前記移動電源1とは別体に設けた前記移動電源用連結装置2内に、前記負荷回路3で異常が発生したときに動作する回路遮断器12及び速断ヒューズ13を配置すること、及び、前記移動電源1と前記移動電源用連結装置2を電力線によって着脱自在に接続すること。」

第5 対比・判断
1.対比
本願発明と引用発明とを対比する。

(1)引用発明の「蓄電池41」は、本願発明の「二次電池」に相当する。
そして、引用発明の「双方向コンバータ43」が、前記蓄電池41の充電電力を交流電力に変換して出力するものであることや、商用電力供給源5とは別に設けられたものであることを勘案すると、引用発明の「蓄電池41」と「双方向コンバータ43」で構成されたものは、本願発明の「二次電池の充電電力を交流電力に変換して出力する外部電源」に相当する。

(2)引用発明の「商用電力供給源5の電力」は、本願発明の「商用電力」に相当する。
また、引用発明の「負荷3」には、商用電力電源5の電力が供給されるから、本願発明の「商用電力を受電可能な負荷」に相当する。

(3)引用発明の「解列・投入用のスイッチMS47」は、それを「開く」ことによって、「解列」する、すなわち電力供給を遮断するから、本願発明の「遮断部」に相当する。
また、引用発明は、異常状態において、出力過電圧動作及び出力不足電圧動作を行うものであるから、引用発明は、出力過電圧及び出力不足電圧といった異常電圧を検知する「異常電圧検知部」に相当する手段を有しているといえる。
ただし、本願発明の「異常電圧検知部」は、「第1の電路の異常電圧を検知」しているのに対し、引用発明においては、具体的にどの電路の異常電圧を検知するのかが特定されていない点で相違する。

(4)本願発明の「遮断部」は、「外部引き外し機能付き漏電ブレーカ」であるのに対して、引用発明では、遮断部に相当する「解列・投入用のスイッチMS47」とは別に漏電ブレーカ(「ELCB49」)を備えている点で相違する。

(5)上記(3)で述べたとおり、引用発明は、本願発明の「遮断部」及び「異常電圧検知部」に相当する手段を有しており、それらは異常電圧を検知して、蓄電池41及び双方向コンバータ43からなる電源を解列するためのものであるから、「負荷保護装置」であるといえる。
ただし、負荷保護装置が、本願発明においては、「外部電源とは別体に構成」されたものであるのに対し、引用発明においては、外部電源と一体に構成している点で相違する。

(6)引用発明において、「外部電源」に相当する「蓄電池41」及び「双方向コンバータ43」から「負荷保護装置」に含まれる「解列・投入用のスイッチMS47」までの電路は、本願発明の「第1の電路」に相当する。
また、引用発明の前記「解列・投入用のスイッチMS47」に接続された「ELCB49」から「負荷3」へ延びる電路は、本願発明の「第2の電路」に相当する。
そうすると、引用発明においても、「第1の電路および前記第2の電路を介し」て、「外部電源から負荷への電力供給」を行うものといえる。

以上のことから、本願発明と引用発明との一致点及び相違点は、次のとおりである。

[一致点]
「負荷保護装置であって、
二次電池の充電電力を交流電力に変換して出力する外部電源に接続した第1の電路、および商用電力を受電可能な負荷への電力供給路になる第2の電路に電気的に接続されており、
異常電圧を検知する異常電圧検知部と、
前記第1の電路および前記第2の電路を介した前記外部電源から前記負荷への電力供給時に、前記異常電圧検知部が異常電圧を検知した場合、前記外部電源から前記負荷への電力供給を遮断する遮断部と、
を備えた負荷保護装置。」

[相違点1]
負荷保護装置が、本願発明では、「外部電源とは別体に構成」されているのに対し、引用発明では、一体に構成している点。

[相違点2]
本願発明は、負荷保護装置に「第1の電路を中継するインレット」を備えるとともに、「第1の電路は、一端に前記外部電源が接続して他端にプラグが設けられた接続ケーブルを含み、前記インレットには、前記プラグが接続され」ているのに対し、引用発明は、そのような構成を備えていない点。

[相違点3]
異常電圧検知部が、本願発明では、「第1の電路の異常電圧を検知」するのに対し、引用発明では、どの電路の異常電圧を検知するのかが特定されていない点。

[相違点4]
遮断部が、本願発明では、「外部引き外し機能付き漏電ブレーカ」であるのに対して、引用発明では、「解列・投入用のスイッチMS47」とは別に漏電ブレーカ(「ELCB49」)を備えている点。

2.判断

(1)相違点1について
上記「第4」の「2.」で説示したとおり、引用文献2には、外部電源である移動電源1から移動電源用連結装置2を介して負荷回路3に電力を供給するものにおいて、前記移動電源1とは別体に設けた前記移動電源用連結装置2内に、前記負荷回路3で異常が発生したときに動作する回路遮断器12及び速断ヒューズ13を配置すること、及び、前記移動電源1と前記移動電源用連結装置2を電力線によって着脱自在に接続することが記載されているから、引用発明においても負荷保護装置を、引用文献2に記載のように外部電源とは別体に設けて、電力線で接続するようにすることは、当業者が容易に想到し得ることである。

(2)相違点2について
一般に、装置同士を電気的に着脱自在に接続する際に、接続ケーブルとともにインレット及びプラグを用いることは、適宜行われていることに過ぎないから、上記(1)で述べたように、引用発明に引用文献2に記載された事項を採用した際に、電力線(接続ケーブル)の他に、インレット及びプラグを用いることは、当業者が適宜なし得ることである。

(3)相違点3について
引用発明において、出力過電圧及び出力不足電圧といった異常電圧の検知は、外部電源である蓄電池41及び双方向コンバータ43から負荷へ延びる電路のいずれかで行うものであるから、外部電源と負荷保護装置との間の「第1の電路」で検知するようにすることは、当業者が適宜なし得ることである。

(4)相違点4について
電力供給を遮断するために、外部引き出し信号を受信した場合にトリップして線路を遮断する外部引き外し機能付きの漏電ブレーカを用いることは周知技術に過ぎない(例えば、特開2011-030377号公報の段落【0024】-【0025】、特開平11-306897号公報の段落【0011】-【0013】を参照)から、引用発明において、「解列・投入用のスイッチMS47」と漏電ブレーカである「ELCB49」に代えて、上記周知技術のように「外部引き外し機能付きの漏電ブレーカ」を用いることは、当業者が適宜なし得ることである。
また、「外部引き外し機能付きの漏電ブレーカ」を用いることによって、構成の簡易化が図れるという効果についても、上記周知技術からみて、当業者が予測し得る範囲のものである。

(5)まとめ
以上のとおりであるから、本願の請求項1に係る発明は、引用発明及び引用文献2に記載の技術事項並びに周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第6 むすび
以上のとおり、本願の請求項1に係る発明は、引用発明及び引用文献2に記載の技術事項並びに周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、本願は、その余の請求項について論及するまでもなく拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2018-10-11 
結審通知日 2018-10-16 
審決日 2018-11-02 
出願番号 特願2013-76433(P2013-76433)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (H02H)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 安井 雅史猪瀬 隆広  
特許庁審判長 國分 直樹
特許庁審判官 酒井 朋広
鈴木 圭一郎
発明の名称 負荷保護装置、電路切替装置  
代理人 特許業務法人北斗特許事務所  

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ