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審決分類 審判 全部申し立て 2項進歩性  C11D
管理番号 1348745
異議申立番号 異議2018-700896  
総通号数 231 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2019-03-29 
種別 異議の決定 
異議申立日 2018-11-08 
確定日 2019-02-07 
異議申立件数
事件の表示 特許第6334508号発明「粘性洗浄剤組成物」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 
結論 特許第6334508号の請求項1ないし6に係る特許を維持する。 
理由 第1 手続の経緯
特許第6334508号(以下、「本件特許」という。)は、平成26年1月23日(パリ条約による優先権主張 2013年2月22日国際出願(受理官庁日本国))を国際出願日とする特願2015-501367号として出願され、平成30年5月11日にその特許権の設定登録がされ、同年同月30日にその特許掲載公報が発行されたものであり、その後、その特許に対し、特許異議申立人特許業務法人藤央特許事務所により、平成30年11月8日に特許異議の申立てがされたものである。


第2 本件特許発明
特許第6334508号の請求項1?6に係る発明(以下、それぞれ、「本件特許発明1」?「本件特許発明6」といい、まとめて、「本件特許発明」ともいう。)は、それぞれ、本件特許の特許請求の範囲の請求項1?6に記載された事項により特定される以下のとおりのものである。

「【請求項1】
成分(A)?(C):
(A)アニオン性界面活性剤 7?20質量%
(B)ノニオン性セルロース誘導体 1?2質量%
(C)IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下のエタノール及びIOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下の多価アルコール 3?20質量%を含有する粘性洗浄剤組成物(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)。
【請求項2】
前記多価アルコールが、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,2-ペンタンジオール、液状のポリエチレングリコールから選ばれる1種又は2種以上である請求項1記載の粘性洗浄剤組成物(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)。
【請求項3】
前記成分(B)におけるセルロースの水酸基の水素原子が、水酸基を有していてもよいアルキル基及び/又は水酸基を有してもよいアルキル-オキシアルキレン基と置換されているものである請求項1又は2に記載の粘性洗浄組成物(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)。
【請求項4】
前記成分(B)が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、メチルヒドロキシエチルセルロース(MEHEC)、エチルヒドロキシエチルセルロース(EHEC)から選ばれる1種又は2種以上である請求項1?3の何れか一項記載の粘性洗浄組成物(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)。
【請求項5】
前記成分(A)が、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N-アシルアミノ酸アミン塩及びN-アシルメチルタウリン塩から選ばれる1種又は2種以上である請求項1?4の何れか一項記載の粘性洗浄組成物(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)。
【請求項6】
前記成分(A)が、高級脂肪酸塩であり、当該高級脂肪酸の炭素数が12?22である請求項1?5の何れか一項記載の粘性洗浄組成物(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)。」


第3 特許異議申立人の主張、及び、提出した証拠方法
特許異議申立人特許業務法人藤央特許事務所(以下、「申立人」という。)は、本件特許発明1?6に係る特許は取り消すべきものである旨主張し、その理由として、以下の理由1を主張し、証拠方法として甲第1?5号証を提出している。

理由1
本件特許の特許請求の範囲の請求項1?6に係る発明は、甲第1?5号証に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであり、それらの発明に係る特許は、同法第113条第2号に該当し、取り消すべきものである。

証拠方法
甲第1号証:特開昭52-76307号公報
甲第2号証:特開2007-254573公報
甲第3号証:特開2006-316035号公報
甲第4号証:証拠説明書において、作成者が「Mintel Group Ltd.」であり、作成年月日が「平成20年11月」であり、標目が「House of Rose, 「Blancport」, Mintel GNPD, 2008年11月」であると説明されている書面
甲第5号証:証拠説明書において、作成者が「Mintel Group Ltd.」であり、作成年月日が「平成25年9月」であり、標目が「Kracie Home Product, 「Kracie Naive Natural Marche」, Mintel GNPD, 2013年9月」(「Marche」の「e」は、上に「’」が付いて表記されている。)であると説明されている書面

なお、以下、甲第1?5号証を、その番号に対応してそれぞれ、「甲1」?「甲5」、ともいう。


第4 判断

1 証拠の記載事項
(1) 甲第1号証の記載事項
甲第1号証には、以下の事項が記載されている。

「本発明は石鹸を洗浄剤として含有する安定性の優れた増粘性石鹸洗剤溶液の製造法に関し」(1頁左下欄10-11行)

「脂肪酸石鹸水溶液に、メチルセルロース及びヘキシレングリコールを重量比で前者1に対し後者を1以上の割合で添加することを特徴とする増粘性石鹸溶液の製造方法」(1頁左下欄5-7行)

「本発明は、特にトイレタリー用品としてソープデイスペンサー等の如き、ボタンを押したり又は引いたりして少量或は一定量ずつの液体洗剤を取出す方式に好都合に使用できる粘性の高められた石鹸溶液を提供せんとするものである。
ソープディスペンサーによる洗液の提供は、例えば水のような低粘度液では所要量以上の多量の液が出るので不経済であるばかりでなく公害の原因ともなるため、洗液には適度に増大された粘度を付与し所要量を取出すことが望ましい。増粘性洗浄液の好適粘度はディスペンサーのピストン方式又はプール方式によって多少異なるが、20,000cps程度の高粘度まで好都合に使用でき、特に使用に好適な流動性を有し且つ所望量を容易に提供するには1000?3000cps程度が最も好適である。」(1頁右下欄3-18行)

「意外なことに、アルカリ石鹸とMCの低粘性水溶液にヘキシレングリコール(HG)をMCの使用量以上加えると、MCの本来有する粘度或はそれ以上の極めて高粘性の溶液が形成されることを見出した。かかる増粘現象或は傾向は他のアルコール類によっても観察されるされるが、その増粘効果は小さく、MCの本来有する粘度にまで復元し高めることは実質的に期待できず、従って所望する粘度の液を得るには一層多量のMCを使用しなければならない。」(2頁左下欄2-11行)

「本発明の方法において用いる脂肪酸石鹸は、天然油脂類、例えばオリーブ油、ヤシ油、パーム油、大豆油、トール油、牛脂などから得られる高級脂肪酸類のアルカリ金属塩及びモノ-、ジ-或はトリ-エタノールアミンなどのアミン塩類であって、ヤシ油脂肪酸のカリ塩又はソーダ塩石鹸又はこれらとエタノールアミン石鹸との組合せは好ましい例である。」(2頁右下欄4-11行)

「このようにして製造された増粘性石鹸溶液は、手洗い用、ボディシャンプー用、洗濯用、シャンプー用、しみ取り用など広く応用出来るものである。」(3頁左下欄16-19行)

「実施例 1
精製ヤシ脂肪酸K塩10重量%溶液1 l中にメチルセルロース2重量%マーボローズM-2000(松本油脂製薬製)を加えてよく攪拌し、ついでアルコール類3重量%加えて回転式B型粘度計(東京計器製造所製)で粘度を20℃で10分間隔で5回測定し算術平均した。測定結果を第1表に示す。


ヤシ脂肪酸K塩10重量%溶液において、メチルセルロースとアルコール類において増粘効果が認められ、ヘキシレングリコールが顕著に優れていることが明らかである。
実施例 2
精製ヤシ油脂肪酸のNa塩10重量%水溶液l l中にメチルセルロースマーボローズM-2000(松本油脂製薬)を1.0,1.5,2.0,3.0重量%夫々加えてよく攪拌して、CM含有石鹸水溶液を調整した。ついでこれにヘキシレングリコールを少量ずつ加えて、1,1.5,2,3,4及び5%添加時の粘度を粘度計で実施例1と同様に測定した。測定結果を第2表に示す。


メチルセルロースに対しヘキシレングリコールを等重量以上配合した場合増粘効果が顕著であって、等重量未満では充分な粘度復元が得られないことが理解されよう。
実施例 3
ヤシ油脂肪酸のカリ塩の10%水溶液に1価及び多価の各種アルコール類を2%になるように加え、更にMCを2%になる量夫々に加え、この溶液を40℃の温度で充分攪拌混合したのち、20℃に冷却した。
次に、前記B型粘度計で10分毎に溶液の粘度を5回測定し、算術平均により夫々の溶液の粘度とした。それらの結果を第3表に示す。
また、公知の高分子増粘剤を2000cpsに調整したものを1:1の割合で混ぜて、夫々の試料溶液の粘度を測定し、結果を同表に併記した。


増粘に及ぼす相乗効果はMCとアルコール類、特にHGにおいて顕著に認められ、他の高分子増粘剤はそれ自体が有する粘度しか寄与していないことが明白である。」(3頁右下欄1行-5頁左下欄4行)

「実施例 4
ヤシ脂肪酸のK石鹸が10重量%になる様に第4表の配合組成表の如く、上欄より順次混合していき粘度2000cpsの手洗い用石鹸10 lを得た。
つぎに男子5人、女子5人合計10人の人に手洗い試験を実施した。
(中略)
試験方法は下掲第5表の汚垢配合組成表によって作製した汚垢1gを手の掌にとり、両手をこすり合わせる。次に第4表の洗剤1mlを4mlの水と共に両手をこすり合せを10回行ない、つぎに水道水の流水下(6 l/分)で洗い流し、つぎの判定基準で判断してもらった。」(5頁左下欄16行-6頁左上欄6行)

(2) 甲第2号証の記載事項
甲第2号証には、以下の事項が記載されている。

「【0001】
本発明は、ヒドロキシエーテルカルボン酸系界面活性剤、特定のヒドロキシアルキル多価アルコールエーテル化合物、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体とを配合する洗浄剤組成物に関するものであり、更に詳しくは、使用中の感触(泡立ち、泡質)、すすぎ時のぬるつきのなさ、使用後の肌や髪の感触(滑らかさ、しっとり感)に優れる洗浄剤組成物に関するものである。」

「【0018】
本発明において、成分(d)の高級脂肪酸塩は、必要に応じて1種または2種以上を併用して用いることができ、その配合量は特に限定されないが、全組成中0.5?30%であると、優れた使用感が得られ好ましく、1?25%であると更に好ましい
【0019】
本発明の洗浄剤組成物には、上記成分以外に、本発明の効果を損なわない質的、量的範囲で、通常、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、すなわち水(精製水、温泉水、深層水等)、上記以外の界面活性剤、油剤、ゲル化剤、粉体、アルコール類、上記以外の水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、包接化合物、保湿剤、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、pH調整剤、清涼剤、植物抽出物、ビタミン類、アミノ酸等の美容成分等を配合できる。」

「【0024】
アルコール類としては、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ-ル、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール等がある。
【0025】
水溶性高分子としては、成分(c)以外の両性高分子として、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマーが挙げられる。カチオン性高分子として、カチオン化セルロース(ポリクオタニウム-10)、カチオン化グアーガム、カチオン化デンプン、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-7)、ビニルピロリドン・N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体(ポリクオタニウム-11)、ポリ塩化ジメチルメチレンジペリニウム(ポリクオタニウム-6)等が挙げられる。またその他に、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムチン、デルマタン硫酸、ヘパリン及びケラタン硫酸から選ばれるムコ多糖類及びその塩、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム、ガラクトマンナン等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト等の無機系水溶性高分子等がある。また、この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。」

「【0030】
本発明の洗浄剤組成物は、洗顔料、ボディソープ、ハンドソープ、シャンプー等の洗浄剤として使用でき、剤型として、液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、固形状のいずれでもよく、外観が、透明、白濁状、パール状のいずれでも構わない。また、噴射剤を配合してエアゾールフォーム又はポンプフォーム容器を使用してフォーム状タイプとしての実施も可能である。」

「【0054】
実施例10:ハンドソープ
(成分) (%)
1.ラウリン酸 5
2.ミスリチン酸 3
3.ココアンホ酢酸ナトリウム 1
4.トリエタノールアミン 4.5
5.イソプロピルメチルフェノール 0.2
6.プロピレングリコール 10
7.ドデカンー1,2-ジオール酢酸エーテルナトリウム(注1) 4
8.アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリル
アンモニウム共重合体 1.5
9.香料 0.2
10.フェノキシエタノール 1
11.ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1
12.(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシ
プロピルエーテル(注2) 1
13.精製水 残量」


(3) 甲第3号証の記載事項
甲第3号証には、以下の事項が記載されている。

「【請求項3】
長鎖脂肪酸グリコールエステル(A)、及び構造式中に疎水基を有する水溶性ポリマー(B)からなるパール光沢結晶化物を含有してなり、請求項1から2のいずれかに記載のシャンプー組成物の製造方法により製造されることを特徴とするシャンプー組成物。」

「【0008】
本発明は、前記従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、安定性に優れたパール化剤を、効率よく生成し分散させるシャンプー組成物の製造方法、及び該製造方法により得られ、高温や低温条件下の保存においても、安定なパール光沢が持続するシャンプー組成物を提供することを目的とする。」

「【0023】
-界面活性剤-
前記長鎖脂肪酸グリコールエステル(A)を分散させる界面活性剤としては、前記シャンプー組成物の主成分となる界面活性剤を使用することができる。
前記界面活性剤は、前記シャンプー組成物中に含まれる界面活性剤の全量であってもよく、一部であってもよい。
前記界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤が挙げられ、これらの中でも、陰イオン性界面活性剤が好ましい。
前記陰イオン性界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート、α-オレフィンスルホネート、アルキルスルホネート、アルキルサルフェート、N-アシルグルタミン酸塩等が挙げられる。また、前記陰イオン性界面活性剤の対イオンとしては、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基を1?3個有するアルカノールアミン等が挙げられる。
前記非イオン性界面活性剤としては、ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びポリオキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミド等が挙げられる。
前記両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルカルボキシメチルアンモニウムベタイン、アルキルカルボキシメチルイミダゾリウムベタイン、N-(N’-アシルアミノアルキル)-N-ヒドロキシアルキルアミノカルボン酸塩等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
【0024】
前記界面活性剤の配合量としては、前記シャンプー組成物に配合される合計量として、前記シャンプー組成物全量に対し、5?40質量%であることが好ましく、10?30質量%であることがより好ましい。配合量が5質量%未満であると、前記シャンプー組成物の洗浄力や起泡力が不十分となることがあり、40質量%であると、前記シャンプー組成物の粘度が著しく増加し、容器から取り出すことが困難となることや、前記シャンプー組成物の安定性が悪化することがある。」

「【0027】
-水溶性ポリマー(C)-
前記水溶性ポリマー(C)としては、前記(B)成分と異なる化合物であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、カチオン性ポリマーが好ましい。
前記カチオン性ポリマーとしては、例えば、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組合せて用いることができる。
【0028】
前記水溶性ポリマー(C)が粉体の場合、予め精製水やエタノール等で希釈して前記混合液の調製に使用することが好ましい。
【0029】
前記(C)成分の配合量としては、前記シャンプー組成物全量に対し、0.01?3質量%であることが好ましく、0.05?2質量%であることがより好ましい。配合量が、0.01質量%未満では、経時によりパール結晶化物の分散安定性が悪化することがあり、3質量%を超えると、前記シャンプー組成物を使用したとき、乾燥後の髪のべたつきが大きくなる場合がある。
【0030】
-シャンプー組成物の成分-
前記シャンプー組成物の成分としては、本発明の目的が損なわれない限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記パール光沢分散液の調製に用いた界面活性剤以外の成分で、一般のシャンプーに用いられる公知の添加物や、前記シャンプーを製造するに当たり通常用いられる補助的原料や添加物などが挙げられる。
【0031】
前記シャンプー組成物としては、例えば、シリコーン化合物、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘剤、クエン酸、EDTA、NTA等のキレート剤、無機塩類(例えば、食塩、芒硝等)、有機塩類、保湿剤(例えば、プロピレングリコール等)、トニック剤、可溶化剤、酸化防止剤(例えば、BHT、α-トコフェロール等)、殺菌剤(例えば、トリクロサン、トリクロロカルバン等)、紫外線吸収剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、フケ防止剤(例えば、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン、イオウ等)、抗炎症剤(例えば、グリチルリチン酸ジカリウム等)、防腐・防黴剤、pH調整剤、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、色素、香料、香料組成物などが挙げられ、これらの中から1種を単独で、又は2種以上を混合して使用することができる。」

「【0059】




(4) 甲第4号証の記載事項
甲第4号証には、以下の事項が記載されている。

「会社: House of Rose
ブランド: Blancport
カテゴリー: 【石けん、バス用品】
サブカテゴリー:液体ボディソープ
国: 日本
掲載時期: 2008年11月」(第1頁)

「成分
成分(標準形式):グリチルリチン酸2K,イソプロピルメチルフェノール,水,ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液,polyglyceryl-laurate,lauramidopropyl dimethylamine oxide solution,コカミドメチルMEA,コカミドDEA,アスコルビルグルコシド,tea extract-1,ウンシュウミカン果皮エキス(エキス,Derived From Citrus Fruit,果皮),ユキノシタエキス(エキス),akebiae caulis extract,オレンジオイル(Derived From Citrus Fruit),ローズマリー葉オイル,イングリッシュラベンダーオイル,DL-malate,グリコール酸,POE hydrogenated castor oil, HEC,エチドロン酸4Na,N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル),アルコール,ポリクオタニウム-51(リピジュア),BG,パラベン
Dipotassium glycyrrhizate, o-cymen-5-OL, water, sodium lauroyl
methylaminopropionate, polyglyceryl-laurate, lauramidopropyl dimethylamine oxide solution, cocamide methyl MEA, cocamide DEA, ascorbic acid 2-glucoside, tea extract-1, citrus unshiu peel extract, saxifraga sarmentosa extract, akebiae caulis extract, citrus aurantium dulcis(orange)oil, rosmarinus officinalis(rosemary)leaf oil, lavandula angustifolia(lavender)oil, DL-malate, glycolic acid, POE hydrogenated castor oil, hydroxyethylcellulose, tetrasodium etidronate, phytosteryl/octyldodecyl lauroyl glutamate, ethanol, polyquaternium-51, buthylene glycol, paraben」(第1-2頁)

なお、甲第4号証には、赤字で「甲第4号証」という記載、複数の赤色の「下線」、及び、赤色の「枠囲い」が記載されているが、これらは申立人が記入したものであり、これらを除いた部分が、申立人がいう、作成者が「Mintel Group Ltd.」であり作成年月日が「平成20年11月」である書類、であると解した。

(5) 甲第5号証の記載事項
甲第5号証には、以下の事項が記載されている。

「会社: Kracie Home
Products
ブランド: Kracie Naive Natural
Marche」(「Marche」の「e」は、上に「’」が付いて表記されている。)(第1頁)

「サブカテゴリー:液体ボディソープ
国: 日本」(第1頁)

「掲載時期: 2013年9月」(第1頁)

「水,ラウリン酸,アルキル(8?16)グルコシド,ミリスチン酸,パルミチン酸,水酸化カリウム,グリセリン,ジステアリン酸グリコール,塩化カリウム,ステアリン酸,加水分解プルーン(Hydrolysed),アボカドオイル,ヨーロッパブドウ葉エキス(エキス),ビルベリー葉エキス(エキス),スクワラン,ユズエキス(エキス,Derived From Citrus Fruit),トマト果実エキス(エキス),ダイズエキス(エキス),シアバター,Sapindus Trifoliatus Fruit Extract(エキス),DPG,N-アセチルグルコサミン,ココイルグルタミン酸2Na,ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208,塩化ナトリウム,ポリクオタニウム-7,Sodium Cocoyl Threoninate, N-アシル-L-グルタミン酸ナトリウム,BG,アルコール,エデト酸Na,メチルパラベン,プロピルパラベン,fragrance
Water, lauric acid, decyl glucoside, myristic acid, palmitic acid, potassium hydroxide, glycerin, glycol distearate, potassium chloride, stearic acid, hydrolysed prunus domestica, Persea gratissima(avocadeo)oil,Vitis vinifera(grape)leaf extract, bilberry leaf extract, squalane, Citrus junos fruit extract, tomato extract, Glycine soja(soybean)seed extract, shea butter, Sapindus trifoliatus fruit extract, DPG, acetyl glucosamine, disodium cocoyl glutamate, hydroxypropyl methylcellulose, sodium chloride, polyquaternium-7, sodium cocoyl threoninate, sodium cocoyl glutamate, butylene glycol, ethanol, EDTA-2Na, methylparaben, propylparaben, fragrance」(第2頁)

なお、甲第5号証には、赤字で「甲第5号証」という記載、複数の赤色の「下線」、及び、赤色の「枠囲い」が記載されているが、これらは申立人が記入したものであり、これらを除いた部分が、申立人のいう、作成者が「Mintel Group Ltd.」であり作成年月日が「2013年9月(平成25年9月)」すなわち、本件特許の優先日である「2013年2月22日」よりも後である書類、であると解した。

2 甲第1号証に記載された発明
甲第1号証には、 「脂肪酸石鹸水溶液に、メチルセルロース及びヘキシレングリコールを重量比で前者1に対し後者を1以上の割合で添加することを特徴とする増粘性石鹸溶液の製造方法」(上記、「1 (1)イ」参照。)が記載されている。また、当該製造方法で製造した増粘性石鹸溶液も記載されている(上記、「1 (1)カ、キ」参照。)。
したがって、甲1には、以下の発明(以下、「甲1発明」という。)が記載されていると認められる。

「脂肪酸石鹸水溶液に、メチルセルロース及びヘキシレングリコールを重量比で前者1に対し後者を1以上の割合で添加することを特徴とする増粘性石鹸溶液」

3 対比・判断
(1) 本件特許発明1について
本件特許発明1と甲1発明を対比すると、

甲1発明の「脂肪酸石鹸」について、甲1には、本件特許発明1の「アニオン性界面活性剤」に相当する高級脂肪酸類のアルカリ金属塩などであることが記載されており(上記、「1 (1)オ」参照。)、実際、実施例1?4ではいずれも高級脂肪酸類のアルカリ金属塩が用いられているから、甲1発明の「脂肪酸石鹸」は、本件特許発明1の「アニオン性界面活性剤」に相当する。
甲1発明の「メチルセルロース」は、セルロースのヒドロキシル基の一部がメトキシ化した化合物であり、本件明細書の段落【0029】の定義に照らして、本件特許発明1の「ノニオン性セルロース誘導体」に相当する。
本件特許発明1の「IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下の多価アルコールは、本件特許の明細書の段落【0034】の記載を参照すると、ヘキシレングリコールを含むものであるから、甲1発明の「ヘキシレングリコール」は、本件特許発明1の「IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下の多価アルコール」に相当する。
甲1発明の「増粘性石鹸溶液」は、本件特許発明1の「粘性洗浄剤組成物」に相当する。

そうすると、本件特許発明1と甲1発明の一致点、相違点は、以下のとおりである。

<一致点>
「 成分(A)?(C):
(A)アニオン性界面活性剤
(B)ノニオン性セルロース誘導体
(C)IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下の多価アルコールを含有する粘性洗浄剤組成物。」

<相違点1>
「成分(A)?(C)」のそれぞれの含有量について、本件特許発明1は、「(A)アニオン性界面活性剤 7?20質量%」、「(B)ノニオン性セルロース誘導体 1?2質量%」、「(C)IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下のエタノール及びIOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下の多価アルコール 3?20質量%」という特定を有するものであるのに対し、甲1発明は、そのような特定を有していない点。
<相違点2>
「成分(C)」について、本件特許発明1は、さらに、「IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下のエタノール」を有するものであるのに対し、甲1発明は、これを有していない点。
<相違点3>
「粘性洗浄剤組成物」について、本件特許発明1は、「(3倍以上に水希釈して用いるものを除く)」という特定を有するものであるのに対し、甲1発明は、そのような特定を有していない点。

事案に鑑みて、まず、相違点2について検討する。
甲1には、「ヘキシレングリコール」について、アルカリ石鹸とMCの低粘性水溶液にヘキシレングリコール(HG)をMCの使用量以上加えると、MCの本来有する粘度或はそれ以上の極めて高粘性の溶液が形成されることを見出したこと、かかる増粘現象或は傾向は他のアルコール類によっても観察されるが、その増粘効果は小さく、MCの本来有する粘度にまで復元し高めることは実質的に期待できないこと、従って所望する粘度の液を得るには一層多量のMCを使用しなければならないことが記載されているとともに、ヤシ脂肪酸K塩10重量%溶液に対する、メチルセルロース2重量%とアルコール類3重量%による増粘効果を調べた結果によれば、ヘキシレングリコールの増粘効果は、2000cpsであるのに対し、エチルアルコール(エタノール)の増粘効果は、950cpsであることや、ヘキシレングリコールが顕著に優れていることが記載されている。
また、甲1には、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」について、ソープディスペンサーによって提供することを想定しているところ、そのような提供の際において、好適な流動性を有し且つ所望量を容易に提供するには1000?3000cps程度が最も好適であることが記載されている(上記、「1 (1)ウ」参照。)。
そうすると、これらの記載に接した当業者は、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」は、その流動性について、最も好適であると説明されている1000?3000cps程度を充足する値である2000cpsを達成することができるものであるから、更にヘキシレングリコール以外のアルコールを併用して増粘する必要性が全くないことを理解する。
また、ヘキシレングリコールの増粘効果がヘキシレングリコール以外のアルコールと比較して顕著に優れているから、仮にさらに増粘することを着想し得たとしても、その場合にはヘキシレングリコールを選択することを強く動機付けられるのであって、わざわざ増粘効果がヘキシレングリコールよりも顕著に劣るヘキシレングリコール以外のアルコール(エタノールを含む)を選択することはないといえる。

申立人は、「すなわち、「エタノールと多価アルコールを併用することも本件特許出願前の技術水準の中で行われていることであった」というべきである。
したがって、本件特許発明1と甲1に記載のクレーム発明、開示発明との相違点である‘エタノールと多価アルコールを併用すること’は、甲2?5の記載(開示)事項で示されるように、本件出願時の技術水準の中のものともいえ、この点からも本件特許発明1は、甲1記載発明(クレーム発明と開示発明)から(本件出願時の技術水準の中で)当業者が容易に想到し得た発明ということができる。」(申立書14頁15?23行)と主張する。
しかしながら、甲2?5には、せいぜい、ハンドソープ、シャンプー、ボディソープなどにおいてエタノールと多価アルコールがそれぞれ単独でも使用できるし併用もできることが示されているに過ぎず、甲1発明において、ヘキシレングリコールに加え、「IOB値(無機性値/有機性値)が3.4以下のエタノール」を併用することを動機付けるものではない。

そうすると、甲1?5に記載された事項に基づいて、甲1発明において、相違点2に係る特定を有するものとすることを当業者が容易に着想し得たとは認められない。

相違点3についても検討する。
甲1には、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」について、「手洗い用、ボディシャンプー用、洗濯用、シャンプー用、しみ取り用など広く応用出来るものである。」(上記、「1 (1)カ」参照。)と説明されているから、本件特許発明1とその用途において重複があると認められる。
しかしながら、甲1には、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」の「手洗い試験」について、「洗剤1mlを4mlの水と共に」用いたことが記載されている(上記、「1 (1)ク」参照。)から、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」は、その使用の際に水で5倍(=(1+4)/1)に薄めて使用することを前提とし、その使用の際に水で5倍に薄めて使用する態様において所定の効果を奏することが確認されているものであると認められる。
一方、甲1には、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」を水で希釈することなく使用することや、3倍未満に水で希釈して用いることについては記載も示唆もない。
また、甲2?5にも、甲1発明の「増粘性石鹸溶液」を水で希釈することなく使用することや、3倍未満に水で希釈して用いることを動機付けるような記載はない。
そうすると、甲1?5に記載された事項に基づいて、甲1発明において、相違点3に係る特定を有するものとすることを当業者が容易に着想し得たとは認められない。

さらに、効果についても検討する。
本件特許発明1について、発明の詳細な説明には、以下の記載がある。
「【0035】
本開示の成分(C)エタノール及び/又は多価アルコールの含有量は、粘性洗浄剤組成物中、好ましくは3?20質量%、より好ましくは3?18質量%、さらに好ましくは3?15質量%である。当該成分(C)のアルコール中に、エタノールを好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上含むことが望ましい。また、エタノール:多価アルコールの含有量比は、好ましくは1:0.1?10、より好ましくは1:0.2?5である。
【0036】
エタノール及び多価アルコールのようなアルコールは、一般的に洗浄剤組成物の粘性を低下させたり、消泡する働きがあることが知られている。特にエタノールは強い粘性低下作用及び消泡作用があるため、粘性向上のためにエタノールを洗浄剤組成物に含有させることは当業者にとって思いつかないことである。
しかしながら、本発明の洗浄剤組成物のように、エタノールと、成分(A)及び成分(B)の3成分を組み合わせた場合には、逆に粘度が飛躍的に向上し、使用に適した粘性洗浄剤組成物に調整することが可能である。しかも、エタノールを含有させ、成分(A)を少量化しても、泡立ち及び泡持ちの面でも良好であり、ツッパリ感やぬめり感がないので素肌感が良好である。
また、本開示の洗浄剤組成物のように、界面活性剤を少量にした際に、多価アルコールを使用し、多価アルコールと、成分(A)及び成分(B)の3成分を組み合わせた場合には、逆に粘度が飛躍的に向上し、泡立ち、泡持ちの面でも良好となる。これにより、界面活性剤を少量にした場合でも、系の粘度保持、泡立ち、泡持ちの面で良好であり、しっとり感といった使用感でも良好である。
この成分(C)のうち、使用後の素肌感を高める場合にはエタノールを用いるのがより好適であり、使用後のしっとり感を高める場合には多価アルコールを用いるのがより好適である。
また、本開示の成分(C)を特定の数値範囲にすることにより、経時的安定性及び泡立ちがより良好になるので好適である。」

また、【表3】には、成分(C)がエタノールのみからなる態様に対応する実施例(「原料名/処方No.」が1?18のもの。)、【表4】には、成分(C)が多価アルコールのみからなる態様に対応する実施例(「原料名/処方No.」が19?27のもの。)、及び、成分(C)がエタノール及び多価アルコールからなる態様に対応する実施例(「原料名/処方No.」が28?31のもの。)が記載されている。

これらの記載によれば、本件特許発明1は、成分(C)について、エタノールは使用後の素肌感を高めるものであり、多価アルコールは使用後のしっとり感を高めるものであることなどが説明されているとともに、エタノール及び多価アルコールを併用することにより、使用後の素肌感としっとり感をともに高めるものとなることを概ね裏付ける実施例が記載されている。そして、この効果は、当業者といえども、甲1?5に記載された事項に基づき予測できるものではない。

そうすると、さらに相違点1について検討するまでもなく、本件特許発明1は、甲1?5に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるとはいえない。

(2)本件特許発明2?6について
本件特許発明2?6は、本件特許発明1を直接または間接的に引用し、さらに限定する事項を備えるものであるところ、上述のとおり、本件特許発明1は、甲1?5に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるとはいえないものである。
そうすると、本件特許発明2?6も、本件特許発明1と同様の理由により、甲1?5に記載された発明に基いて当業者が容易に発明をすることができたものであるとはいえない。


6.むすび
したがって、特許異議の申立ての理由及び証拠によっては、請求項1?6に係る特許を取り消すことはできない。
また、他に請求項1?6に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
 
異議決定日 2019-01-30 
出願番号 特願2015-501367(P2015-501367)
審決分類 P 1 651・ 121- Y (C11D)
最終処分 維持  
前審関与審査官 古妻 泰一山本 悦司  
特許庁審判長 冨士 良宏
特許庁審判官 蔵野 雅昭
天野 宏樹
登録日 2018-05-11 
登録番号 特許第6334508号(P6334508)
権利者 株式会社コーセー
発明の名称 粘性洗浄剤組成物  
代理人 渡邊 薫  
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