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審決分類 審判 訂正 ただし書き3号明りょうでない記載の釈明 訂正する A63F
審判 訂正 ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 訂正する A63F
管理番号 1349008
審判番号 訂正2018-390192  
総通号数 232 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2019-04-26 
種別 訂正の審決 
審判請求日 2018-11-30 
確定日 2019-01-31 
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第6287019号に関する訂正審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 特許第6287019号の特許請求の範囲を本件審判請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める。 
理由 第1 手続の経緯
本件訂正審判の請求に係る特許第6287019号(以下「本件特許」という。)は、平成25年10月8日の出願であって、平成30年2月16日に特許権の設定登録がなされ、平成30年11月30日に訂正審判の請求がなされたものである。

第2 請求の趣旨
本件訂正審判請求の趣旨は、本件特許の願書に添付した特許請求の範囲を本件審判請求書に添付した訂正特許請求の範囲のとおり訂正することを認める、との審決を求めるものである。

第3 訂正の内容
1 訂正事項1
特許請求の範囲の請求項2を削除する。

2 訂正事項2
特許請求の範囲の請求項5を削除する。

3 訂正事項3
特許請求の範囲の請求項3に「請求項1又は2に記載の遊技機」と記載されているものを「請求項1に記載の遊技機」に訂正する。

4 訂正事項4
特許請求の範囲の請求項4に「請求項1?3のいずれかに記載の遊技機」と記載されているものを「請求項1又は3に記載の遊技機」に訂正する。

第4 当審の判断
1 訂正事項1?2について
(1)訂正の目的について
本件特許の特許請求の範囲には請求項1?5があるところ、訂正事項1?2は、訂正前の請求項2及び5を削除する訂正であるから、特許法第126条第1項ただし書第1号に掲げる、特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正に該当する。

(2)新規事項の有無,特許請求の範囲の拡張又は変更の有無について
訂正事項1?2は,訂正前の請求項2及び5を削除する訂正であるから、本件特許の願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(以下「本件特許明細書等」という。)のすべてを総合することにより導かれる技術的事項との関係において新たな技術的事項を導入するものではなく、本件特許明細書等に記載した事項の範囲内においてされたものである。
また、訂正事項1?2は、訂正の前後で特許請求の範囲に記載された発明の拡張又は変更はないから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものでもない。
したがって、訂正事項1?2は、特許法第126条第5項及び第6項の規定に適合する。

2 訂正事項3?4について
(1)訂正の目的について
訂正事項3?4は、それぞれ、請求項3?4の記載を、訂正事項1?2による請求項2及び5を削除する訂正に伴い、整合性を図るための訂正であるから、特許法第126条第1項ただし書第3号に掲げる、明瞭でない記載の釈明を目的とする訂正に該当する。

(2)新規事項の有無,特許請求の範囲の拡張又は変更の有無について
訂正事項3?4は、それぞれ、請求項2及び5を削除する訂正に伴い、整合性を図るための訂正であるから、本件特許明細書等のすべてを総合することにより導かれる技術的事項との関係において新たな技術的事項を導入するものではなく、本件特許明細書等に記載した事項の範囲内においてされたものである。
また、訂正事項3?4は、訂正の前後で特許請求の範囲に記載された発明の拡張又は変更はないから、実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものでもない。
したがって、訂正事項3?4は、特許法第126条第5項及び第6項の規定に適合する。

3 独立特許要件について
訂正後の特許請求の範囲に記載されている事項により特定される発明は,特許出願の際独立して特許を受けることができない理由を発見することはできない。したがって,訂正事項1?4は,特許法第126条第7項の規定に適合する。

第5 むすび
以上のとおりであるから、本件訂正審判の請求は、特許法第126条第1項ただし書第1号又は第3号に掲げる事項を目的とし、かつ、同条第5?7項の規定に適合する。
よって、結論のとおり審決する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技者により操作される操作手段と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段と、
前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて制御を行い、予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を実行する演出実行手段と、
所定の操作演出を実行する場合に、所定の操作方法を通知する第1通知表示を行った後に時間差を設けて操作開始指示を通知する第2通知表示を行う操作通知手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記操作通知手段による前記第2通知表示の後に前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したことを条件に当該操作手段の操作を演出に反映させる第1操作受付手段と、
前記操作通知手段による前記第2通知表示の前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続している場合に、前記所定の操作演出において前記操作手段に対して予め定められた条件を満たす操作が行われた場合に当該操作手段の操作を演出に反映可能な第2操作受付手段と、
を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項2】(削除)
【請求項3】
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作手段の操作状態が所定時間継続する操作が行われた場合に前記操作手段の操作を演出に反映するものである請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記第2通知表示の前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続する操作が行われた場合に前記操作手段の操作を演出に反映するものである請求項1又は3に記載の遊技機。
【請求項5】(削除)
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
審理終結日 2019-01-08 
結審通知日 2019-01-10 
審決日 2019-01-23 
出願番号 特願2013-210873(P2013-210873)
審決分類 P 1 41・ 851- Y (A63F)
P 1 41・ 853- Y (A63F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 進藤 利哉  
特許庁審判長 瀬津 太朗
特許庁審判官 松川 直樹
長崎 洋一
登録日 2018-02-16 
登録番号 特許第6287019号(P6287019)
発明の名称 遊技機  
代理人 種村 一幸  
代理人 種村 一幸  

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