現在、審決メルマガは配信を一時停止させていただいております。再開まで今暫くお待ち下さい。

  • ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) H04N
管理番号 1354800
審判番号 不服2018-4016  
総通号数 238 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2019-10-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2018-03-22 
確定日 2019-08-29 
事件の表示 特願2016- 39080「画像復号装置、画像符号化装置および動画像符号化データ」拒絶査定不服審判事件〔平成28年 7月14日出願公開、特開2016-129405〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成23年3月31日(優先権主張 平成22年4月9日)を国際出願日とする出願である特願2012-509307号の一部を、平成26年10月8日に新たな特許出願とした特願2014-207401号の一部を、平成28年3月1日に新たな特許出願としたものであって、その手続の経緯は以下のとおりである。

平成29年 1月23日付け:拒絶理由通知書
同年 3月28日 :意見書、手続補正書の提出
同年 7月 4日付け:拒絶理由通知書(最後)
同年 9月 6日 :意見書、手続補正書の提出
同年12月18日付け:補正の却下の決定、拒絶査定
平成30年 3月22日 :手続補正書、審判請求書の提出
平成31年 2月 7日付け:拒絶理由通知書(当審)
同年 4月 4日 :意見書、手続補正書の提出

第2 当審の拒絶の理由
平成31年2月7日付けで当審が通知した拒絶理由のうちの理由2は、概略、以下のとおりである。

この出願の請求項1?3に係る発明は、その出願前日本国内又は外国において頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。


1.特開2003-324731号公報

第3 本願発明
本願の請求項に係る発明は、平成31年4月4日付けの手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1?3に記載された事項により特定されるものと認められるところ、その請求項2に係る発明(以下、「本願発明」という)は、以下のとおりのものである。
なお、本願発明の各構成の符号は、説明のために当審において付与したものであり、以下、構成A?構成C2と称する。

(本願発明)
(A)動画像のそれぞれの画像を複数のブロックに分割し圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置であって、
(B1)インター予測のためにサブブロックに分割される前記ブロックに対する前記サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報と、
(B2)予測パラメータと、
(B3)前記サブブロックの割り当てを示す前記符号化モード情報に2値文字列を割り当てる第1の複数の2値化テーブルから1つの2値化テーブルを特定する第1の識別情報と、
(B4)前記予測パラメータに2値文字列を割り当てる第2の複数の2値化テーブルから1つの2値化テーブルを特定する第2の識別情報と、
(B)を符号化する符号化部を備え、
(C)前記符号化部は、
(C1)予め記憶された前記第1の複数の2値化テーブルから特定した1つの2値化テーブルを用いて、前記サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報を可変長符号化し、
(C2)予め記憶された前記第2の複数の2値化テーブルから特定した1つの2値化テーブルを用いて、前記予測パラメータを可変長符号化する
(A)ことを特徴とする画像符号化装置。

第4 引用文献の記載及び引用発明

1 引用文献1
(1)引用文献1の記載事項
当審の拒絶の理由に引用された引用文献1である特開2003-324731号公報には、符号化装置に関して、図面とともに以下の事項が記載されている。なお、下線は強調のために当審で付したものである。

ア「【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化装置、復号装置、画像処理装置その方法およびプログラムに関する。」

イ「【0005】さらに、近年、テレビ会議用の画像符号化を当初の目的として、H. 26L(ITU-T Q6/16 VCEG)という標準の規格化が進んでいる。H.26L規格はMPEG2やMPEG4といった従来の符号化方式に比べ、その符号化、復号により多くの演算量が要求されるものの、より高い符号化効率が実現されることが知られている。また、現在、MPEG4の活動の一環として、このH.26Lをベースに、H.26L規格ではサポートされない機能をも取り入れ、より高い符号化効率を実現する標準化がITU-T と共同でJVT(Joint Video Team)として行われている。」

ウ「【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したようにJVTではMB_typeおよびCBPを符号化する際に、UVLCという唯一のVLCテーブルを用いるが、これには以下のような問題点がある。すなわち、画像データの種類に応じてMB_typeおよびCBPの各値の発生頻度が大きくことなる。しかしながら、このような場合に、UVLCという単一のVLCテーブルを用いることは、MB_typeおよびCBPの各値の発生頻度に応じたVLCテーブルを用いることができないために、効果的な情報圧縮が行われることは望めないと言う問題がある。同様な問題は、上述したMB_typeおよびCBP以外のデータを符号化、並びに復号する場合にも生じる。
【0008】本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、符号化種類データや符号化要否判断データなどの被符号化データを効率的に符号化できる画像処理装置、その方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。」

エ「【0029】
【発明の実施の形態】〔本発明の関連技術〕図1は、本発明の関連技術に係わる符号化装置501の機能ブロック図である。図1に示す符号化装置501において、入力となる画像信号は、まず、A/D変換回路501においてデジタル信号に変換される。次に、出力となる画像圧縮情報のGOP(Group of Pictures)構造に応じ、画面並べ替え回路502においてフレームの並べ替えが行われる。そして、イントラ符号化が行われる画像に関しては、フレーム全体の画像情報が直交変換回路504に入力され、直交変換回路504において離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換等の直交変換が施される。直交変換回路504の出力となる変換係数は、量子化回路505において量子化処理される。量子化回路505の出力となる、量子化された変換係数は、可逆変換回路506に入力され、ここでマクロブロック単位で可変長符号化、算術符号化等の可逆符号化が施された後、バッファ507に蓄積され、圧縮された画像データとして出力される。このとき、可逆変換回路506において、UVLCテーブルを用いてMB_typeおよびCBPが符号化されて、マクロブロックヘッダに格納される。量子化回路505における量子化レートは、レート制御回路512によって制御される。同時に、量子化回路5の出力となる、量子化された変換係数は、逆量子化回路508に入力され、さらに直交変換回路509において逆直交変換処理が施されて、復号された画像信号となり、その画像信号はフレームメモリ510に蓄積される。」

オ「【0034】JVTにおいては、加算器503から入力された画像信号は、直交変換部504において、16画素x16ラインのマクロブロックに分割されて、マクロブロックは更に図3に示す様に4x4ブロックに分割され、この4x4ブロック単位でDCTが施される。図3の左の図はマクロブロックの16x16輝度成分が16個の4x4ブロックに分割されることを示し、各ブロックに番号0?15を割り振っている。図3の右の図はマクロブロックの8x8色差成分のU成分とV成分それぞれを4x4ブロックに分割し、各ブロックに18?25の番号を割り当てている。なお、マクロブロックとは図4に示す様に画像フレーム(ピクチャ)を16画素x16ラインの正方ブロックに分割したものである。
【0035】直交変換部504においては、図3の右の図に示す様に、マクロブロック内の色差成分の4個の4x4ブロックにDCTを施した後、更に、4個のDC成分を集めて2x2DCブロックを作り、この2x2DCブロックに対してアダマール変換を施す。この2x2DCブロックはU成分とV成分のものがそれぞれあるので2個存在し、これらブロックに対して図3の右の図では16,17という番号を割り振っている。なお、これからは番号16,17のブロックのことを色差の2x2DCブロック、番号18?25のブロックを色差の4x4ACブロックと呼ぶこととする。すなわち、直交変換部504の働きを示すと、マクロブロックを4x4と2x2ブロックの合計26個のブロックに分割し、それらのブロック単位で直交変換を施すこととなる。
【0036】直交変換部504からはこれら26個の変換ブロックが量子化部505に送られ、26個の変換ブロック内の変換係数に対して量子化処理が施され、量子化された26個の変換ブロックが可逆符号化部506に出力される。可逆符号化部506では、量子化された26個の変換ブロック内の係数値に対して可変長符号化を施すが、その際に、CBP(Coded Block Pattern) という値を定義している。以下、CBPを説明する。CPBは、ブロックに0でない係数が存在するかどうかを示すフラグであり、CBPにより、ブロック内に0でない係数値が存在しないことが示されたならば、そのブロックに関しては係数値を可変長符号化して送る必要はない。逆に、CBPにより、ブロック内に0でない係数が存在すると示されたならば、そのブロックの係数値は可逆符号化部506において可変長符号化される必要がある。」

カ「【0053】第1実施形態
以下、本発明の実施形態について説明する。図10は、本実施形態の通信システム1の概念図である。図10に示すように、通信システム1は、送信側に設けられた符号化装置2と、受信側に設けられた復号装置3とを有する。通信システム1では、符号化装置2において、離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換と動き補償によって圧縮した画像信号(ビットストリーム)を生成し、当該画像信号を変調した後に、衛星放送波、ケーブルTV網、電話回線網、携帯電話回線網などの伝送媒体を介して送信する。受信側では、受信した画像信号を復調した後に、上記変調時の直交変換の逆変換と動き補償によって伸張した画像信号を生成して利用する。なお、上記伝送媒体は、光ディスク、磁気ディスクおよび半導体メモリなどの記録媒体であってもよい。」

キ「【0055】符号化装置2では、可逆符号化回路27が、複数のPUVLC(k)テーブル(変換テーブル、本発明の変換手段に対応)を有し、画像データS26を符号化し、当該画像データS26の符号化に用いたMB_typeおよびCBPを符号化し、符号化された画像データS26のヘッダに格納する。MB_typeが本発明の符号化種類データに対応し、CBPが符号化要否判断データに対応している。この場合に、可逆符号化回路27は、MB_typeおよびCBPを、既に符号化されたMB_typeおよびCBP(本発明の指標データ)を用いて、複数のPUVLC(k)テーブルのうち単数のPUVLC(k)テーブルを選択し、当該選択したPUVLC(k)テーブルを用いて符号化する。MB_typeおよびCBPの定義、並びに生成方法は、前述した本発明の関連技術と同様であり、その符号化および復号方法が異なる。」

ク「【0057】演算回路24は、画像信号S23内のフレーム画像信号がインター(Inter) 符号化される場合には、当該フレーム画像信号と、動き予測・補償回路35から入力した予測画像信号S35aとの差分を示す信号S24を生成し、これを直交変換回路25に出力する。また、演算回路24は、画像信号S23内のフレーム画像信号がイントラ(Intra) 符号化される場合には、当該フレーム画像信号を信号S24として直交変換回路25に出力する。直交変換回路25は、信号S24に離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換を施して画像信号(例えばDCT係数信号)S25を生成し、これを量子化回路26に出力する。量子化回路26は、レート制御回路32から入力した量子化スケールで、画像信号S25を量子化して画像データS26を生成し、これを可逆符号化回路27および逆量子化回路29に出力する。」

ケ「【0059】動き予測・補償回路35は、画像信号S23と、当該画像信号S23のフレーム画像のピクチャタイプに応じて当該フレーム画像から所定の距離だけ離れた参照用の画像信号S31とを入力し、これらの画像信号を指定された画素精度で画素補間して生成した画像信号を用いて、指定された種類(モード)のMC(Motion Compensation) ブロックを単位として動きベクトルMVを生成する。また、動き予測・補償回路35は、動きベクトルMVから予測動きベクトルPMVを生成する。動き予測・補償回路35は、動きベクトルMVと、それに対応する予測動きベクトルPMVとから、差分動きベクトルMVDを生成する。動き予測・補償回路35は、差分動きベクトルMVDを可逆符号化回路27に出力する。また、動き予測・補償回路35は、上記動きベクトルMVと、参照用の画像信号S31から、動き予測された予測画像信号S35aを生成し、これを演算回路24に出力する。」

コ「【0060】可逆符号化回路27は、量子化回路26から入力した画像データS26についてマクロブロック単位で、MB_typeおよびCBPを生成する。そして、可逆符号化回路27は、画像データS26の各マクロブロックを、上記生成したMB_typeおよびCBPを基に符号化する。また、可逆符号化回路27は、複数のPUVLC(k)テーブル(変換テーブル、本発明の変換手段に対応)を有し、既に符号化されたMB_typeおよびCBPを用いて、複数のPUVLC(k)テーブルのうち単数のPUVLC(k)テーブルを選択し、当該選択したPUVLC(k)テーブルを用いて上記生成したMB_typeおよびCBPの符号化コードを得る(符号化する)。そして、可逆符号化回路27は、上記MB_typeおよびCBPの符号化コードを、画像データS26を符号化した画像データのヘッダに格納した画像データS27を生成し、これをバッファ28に書き込む。なお、可逆符号化回路27は、個々のマクロブロックを単位としてPUVLC(k)テーブルを選択してもよいし、スライスあるいはピクチャなどを単位としてMB_typeおよびCBPの発生頻度を基にPUVLC(k)を選択してもよい。」

サ「【0062】MB_type決定回路50は、画像データS26を構成する各マクロブロックについて、当該マクロブロックがどのようなモードで符号化されるかを示すモード情報であるMB_typeを取得あるいは生成し、これを選択回路52に出力する。MB_typeは、例えば、例えば、マクロブロックがイントラマクロブロックかインターマクロブロックか、また更にイントラマクロブロックならどのようにイントラ符号化されるのか、インターマクロブロックならどのようにインター符号化されるのかを示している。」

シ「【0072】ここで、PUVLC(0)というVLCコードを用いて符号化を行うことにより従来方式と互換性を保つことが可能となる。MB_typeおよびCBPの符号化に適用されるVLCテーブルであるPUVLC(k)を決定するためのVLC選択指示データkの値は、ピクチャ、若しくはスライスなどの画像情報圧縮における各符号化単位のヘッダにその値を指定する情報を埋め込むことにより復号化方式側にその値を知らせることが可能となり、符号化方式側と復号化方式側でMB_typeおよびCBPに対して同じVLCテーブルを適用することが可能となる。」

ス「【0075】ヘッダ格納回路54は、本発明の関連付け回路に対応し、画像データS55のマクロブロック、スライス、ピクチャなどのヘッダに、可変長符号化回路53_0?53_3の何れから入力した符号化されたMB_typeおよびCBPの符号化コードを格納した画像データS27を生成し、これをバッファ28に書き込む。バッファ28に書き込まれた画像データS27は、変調された後に、送信される。また、ヘッダ格納回路54は、復号側に、VLC選択指示データkを特定させるために、以下に示すような、形式(文法)でピクチャヘッダ内のparam#MBTYPE,param#CBPという名前の部分に、VLC選択指示データkを格納する。当該VLC選択指示データkは、格納しなくてもよい。」

セ「【0085】上述したように、VLCテーブル決定回路56では、MB#type(Intra 用/Inter用) とCBP(Intra用/Inter用) を可変長符号化する際に用いるVLCテーブルを、MB#type(Intra 用/Inter用) とCBP(Intra用/Inter用) の発生頻度に応じて、圧縮効率の観点から最も効率的で、かつUVLCと互換をもったPUVLC(k)から選択することを可能とする。MB#type(Intra 用/Inter用) とCBP(Intra用/Inter用) にどのPUVLC(k)が適用されるかはVLC選択指示データk(パラメータk)を決めることにより決定されるが、このパラメータkの決め方は、隣接マクロブロックのMB#type やCBP情報をもとに決定することを可能にする。」

ソ「【0094】可逆復号化回路72は、蓄積バッファ71から入力した画像データに対して、図12に示す可逆符号化回路27における符号化処理に対応する復号処理を行い、それによって得られた画像データを逆量子化回路73に出力し、当該復号処理の過程で得られた差分動きベクトルMVDを動き予測・補償回路81に出力する。逆量子化回路73は、可逆復号化回路72から入力した画像データを逆量子化して画像信号を生成し、これを逆直交変換回路74に出力する。逆直交変換回路74は、逆量子化回路73から入力した画像信号に、図11に示す直交変換回路25の直交変換処理に対応する逆直交変換処理を施し、それによって得られた画像信号S74を演算回路75に出力する。」

タ「【0096】フレームメモリ78は、画像信号S75を記憶する。動き予測・補償回路81は、可逆復号化回路72から入力した差分動きベクトルMVDを用いて、動きベクトルMVを生成し、当該動きベクトルMVと、フレームメモリ78から読み出された画像信号S23とを用いて、予測画像信号S81aを生成し、これを演算回路75に出力する。」

チ「【0107】本発明は上述した実施形態には限定されない。例えば、上述した実施形態では、被符号化データとして差分動きベクトルMVDを例示したが、被符号化データはその他のデータであってもよい。」

ツ「【図1】



テ「【図11】


ト「【図12】



ナ「【図13】



(2)引用文献1に記載された発明
引用文献1に記載された発明を以下に認定する。

ア 上記(1)アによれば、引用文献1には、「符号化装置」の発明が記載されている。

イ 上記(1)カによれば、引用文献1に記載の「符号化装置2」は、「直交変換と動き補償によって圧縮した画像信号(ビットストリーム)を生成」するものである。ここで、動き補償によって圧縮した画像信号(ビットストリーム)を生成することから、当該圧縮の対象の画像信号は、動画像信号であることは自明である。
また、上記(1)イ、ウ及びオによれば、引用文献1には、その従来技術として、H.26L規格や、JVTで行われている標準化が記載されており、それらにおいては、画像信号をブロックに分割し、その分割したブロック単位で画像の符号化が行われるものが記載されていることから、引用文献1に記載の「符号化装置2」における上記圧縮も、それぞれの画像を複数のブロックに分割し、分割したブロック単位で圧縮がなされるものであることは自明である。
よって、これらを総合すると、「符号化装置2」は、「動画像のそれぞれの画像を複数のブロックに分割し、分割したブロック単位で、直交変換と動き補償によって圧縮した動画像信号(ビットストリーム)を生成する」ものである。

ウ 上記(1)コ及びサによれば、引用文献1に記載の「可逆符号化回路27」は、「画像データS26についてマクロブロック単位で、MB_typeを生成する」ものであり、当該「MB_type」は、「当該マクロブロックがどのようなモードで符号化されるかを示すモード情報」であり、かつ、「マクロブロックがイントラマクロブロックかインターマクロブロック」か、また更に、「インターマクロブロックならどのようにインター符号化されるのかを示」すものである。
また、上記(1)キ及びコによれば、上記「可逆符号化回路27」は、「複数のPUVLC(k)テーブル」を「有し」ており、「複数のPUVLC(k)テーブルのうち単数のPUVLC(k)テーブルを選択し、当該選択したPUVLC(k)テーブルを用いて」「上記生成したMB_type」の「符号化コードを得る(符号化する)」ものである。
ここで、上記「可逆符号化回路27」は、「複数のPUVLC(k)テーブル」を「有し」ているのであるから、当該「複数のPUVLC(k)テーブル」が予め記憶されたものであることは自明である。
そして、上記(1)セによれば、当該MB_typeの符号化は「可変長符号化」であり、上記(1)テによれば、当該符号化コードは、「0」と「1」の2値からなるものである。
さらに、上記(1)ナの「MB_type」の「Inter」の列中、上の4つは、インター符号化の際のブロックサイズを表しており、かつ、「16x8」、「8x16」、「8x8」はそれぞれ、「16x16」のブロックを、水平又は垂直に等分したもの、そして、4等分したものという、ブロックの分割手法を表していることは、画像符号化分野における当業者には自明である。
よって、これらを総合すると、引用文献1に記載の「可逆符号化回路27」は、「画像データを構成する各マクロブロックについて、マクロブロックがイントラマクロブロックかインターマクロブロックか、また更にインターマクロブロックならどのようにマクロブロックが分割されてインター符号化されるのかを示すモード情報であるMB_typeを生成し、予め記憶された複数のPUVLC(k)テーブルのうち単数のPUVLC(k)テーブルを選択し、当該選択したPUVLC(k)テーブルを用いて上記生成したMB_typeの符号化コードを得る(符号化する)可逆符号化回路27を備え、ここで、当該符号化は、可変長符号化であり、当該符号化コードは、「0」と「1」の2値からなるもの」である。

エ (ア)上記(1)ケによれば、引用文献1に記載の「符号化装置2」は、「指定された種類(モード)のMC(Motion Compensation) ブロックを単位として」生成した「動きベクトルMVと、それに対応する予測動きベクトルPMVとから、差分動きベクトルMVDを生成」し、「差分動きベクトルMVDを可逆符号化回路27に出力」し、「上記動きベクトルMVと、参照用の画像信号S31から、動き予測された予測画像信号S35aを生成」するものである。
また、上記(1)クによれば、上記「符号化装置2」は、「フレーム画像信号がインター(Inter) 符号化される場合」には、「当該フレーム画像信号」と上記「予測画像信号S35aとの差分を示す信号」に、「直交変換を施し」、「量子化して画像データS26を生成し、これを可逆符号化回路27」に出力するものである。

(イ)ここで、当該「可逆符号化回路27」において、入力される上記「差分動きベクトルMVD」が符号化されるのか否かについて、引用文献1には直接的な記載はない。
しかしながら、上記(1)ソによれば、当該「差分動きベクトルMVD」は、「図12に示す可逆符号化回路27における符号化処理に対応する復号処理を行い、(中略)当該復号処理の過程で得られ」るのであるから、可逆符号化回路27において符号化されるものであることは自明である。

よって、上記(ア)、(イ)を総合すると、引用文献1に記載の「符号化装置2」は、「指定された種類(モード)のMC(Motion Compensation) ブロックを単位として生成した動きベクトルMVと、それに対応する予測動きベクトルPMVとから、差分動きベクトルMVDを生成して可逆符号化回路27に出力し、可逆符号化回路27において当該差分動きベクトルMVDは符号化され、当該動きベクトルMVと、参照用の画像信号S31から、動き予測された予測画像信号S35aを生成し、フレーム画像信号がインター(Inter) 符号化される場合には、当該フレーム画像信号と上記予測画像信号S35aとの差分を示す信号に直交変換を施し、量子化して画像データを生成し、これを可逆符号化回路27に出力」するものである。

オ 上記(1)シ、ス、テ及びトによれば、引用文献1の「可逆符号化回路27」が有する「ヘッダ格納回路54」は、「MB_type」の符号化に適用されるテーブルである「PUVLC(k)を決定するための」「kの値」について、「ピクチャ、若しくはスライスなどの画像情報圧縮における各符号化単位のヘッダにその値を指定する情報を埋め込む」ものである。

カ まとめ
以上によれば、引用文献1には、以下のとおりの発明(以下、「引用発明」という。)が記載されている。
なお、引用発明の各構成の符号(a)?(d)は、説明のために付与したものであり、以下、構成a?構成dと称する。

(引用発明)
(a)動画像のそれぞれの画像を複数のブロックに分割し、分割したブロック単位で、直交変換と動き補償によって圧縮した動画像信号(ビットストリーム)を生成する符号化装置2において、
(b)画像データを構成する各マクロブロックについて、マクロブロックがイントラマクロブロックかインターマクロブロックか、また更にインターマクロブロックならどのようにマクロブロックが分割されてインター符号化されるのかを示すモード情報であるMB_typeを生成し、予め記憶された複数のPUVLC(k)テーブルのうち単数のPUVLC(k)テーブルを選択し、当該選択したPUVLC(k)テーブルを用いて上記生成したMB_typeの符号化コードを得る(符号化する)可逆符号化回路27を備え、ここで、当該符号化は、可変長符号化であり、当該符号化コードは、「0」と「1」の2値からなるものであり、
(c)指定された種類(モード)のMC(Motion Compensation) ブロックを単位として生成した動きベクトルMVと、それに対応する予測動きベクトルPMVとから、差分動きベクトルMVDを生成して可逆符号化回路27に出力し、可逆符号化回路27において当該差分動きベクトルMVDは符号化され、当該動きベクトルMVと、参照用の画像信号S31から、動き予測された予測画像信号S35aを生成し、フレーム画像信号がインター(Inter) 符号化される場合には、当該フレーム画像信号と上記予測画像信号S35aとの差分を示す信号に直交変換を施し、量子化して画像データを生成し、これを可逆符号化回路27に出力し、
(d)可逆符号化回路27は、上記MB_typeの符号化に適用されるテーブルであるPUVLC(k)を決定するためのkの値について、ピクチャ、若しくはスライスなどの画像情報圧縮における各符号化単位のヘッダにその値を指定する情報を埋め込む、
(a)符号化装置2。

第5 対比
次に、本願発明と、引用発明を対比する。

1 構成Aについて
構成aは、構成Aと一致する。

2 構成B1、B、C、C1について
(1)本願発明の「サブブロック」という用語について検討する。
本願明細書の
「【0018】
図2Aは、時間方向の予測符号化を行うP(Predictive)ピクチャの符号化モードの例を示す図である。図2Aにおいて、mb_mode0?2は、マクロブロック(M×L画素ブロック)をフレーム間予測により符号化するモード(Inter)である。mb_mode0はマクロブロック全体に対して1つの動きベクトルを割り当てるモードであり、mb_mode1,2はそれぞれマクロブロックを水平または垂直に等分し、分割された各サブブロックにそれぞれ異なる動きベクトルを割り当てるモードである。
mb_mode3は、マクロブロックを4分割し、分割された各サブブロックに異なる符号化モード(sub_mb_mode)を割り当てるモードである。
【0019】
sub_mb_mode0?4は、マクロブロックの符号化モードでmb_mode3が選ばれたときに、当該マクロブロックを4分割した各サブブロック(m×l画素ブロック)に対してそれぞれ割り当てられる符号化モードであり、sub_mb_mode0はサブブロックをフレーム内予測により符号化するモード(intra)である。それ以外はフレーム間予測により符号化するモード(Inter)であり、sub_mb_mode1はサブブロック全体に対して1つの動きベクトルを割り当てるモード、sub_mb_mode2,3はそれぞれサブブロックを水平または垂直に等分し、分割された各サブブロックにそれぞれ異なる動きベクトルを割り当てるモード、sub_mb_mode4はサブブロックを4分割し、分割された各サブブロックに異なる動きベクトルを割り当てるモードである。」
の記載、及び、本願図面【図2A】の記載から、本願発明における「サブブロック」は、マクロブロック全体、すなわち、分割していないマクロブロックを、水平又は垂直に等分、又は、4等分したそれぞれ、及び、サブブロックをさらに、水平または垂直に等分、又は、4分割したそれぞれ、のいずれかである。

(2)構成bの「MB_type」は、インター符号化における、マクロブロックのサブブロックへの分割手法を示す情報といえるから、当該「MB_type」は、構成B1の「インター予測のためにサブブロックに分割される前記ブロックに対する前記サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報」に相当し、かつ、構成bの「可逆符号化回路27」は、当該「MB_type」を符号化しているという点で構成Bと一致する。

(3)構成bの「MB_type」は、インター符号化における、マクロブロックのサブブロックへの分割手法を示す情報といえるから、構成bは、「予め記憶された第1の複数のテーブルから特定した1つのテーブルを用いて、サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報を可変長符号化する」という点で、構成C及びC1と共通する。
しかしながら、当該テーブルが、本願発明では、2値化テーブルであるのに対して、引用発明では、PUVLC(k)テーブルである点で構成C1と相違する。

3 構成B2及びBについて
(1)本願発明の「予測パラメータ」という用語について検討する。
インター予測(フレーム間予測)における「予測パラメータ」に関して、本願明細書【0030】には、「予測パラメータ18の詳細を説明する。符号化モード7がフレーム間予測モードの場合は、動き補償予測部9が、その符号化モード7に対応する予測パラメータ18として動きベクトル、各動きベクトルが指す参照画像の識別番号(参照画像インデックス)等を求める」と記載されている。
また、本願明細書【0058】には、「動き補償予測部9は、マクロ/サブブロック画像5内を符号化モード7が示す動き補償の単位となるブロック単位に分割した動き補償領域ブロック画像41に対し、各々決定された所定精度の仮想画素精度の動きベクトルとその動きベクトルが指す参照画像の識別番号を予測パラメータ18として出力する。また、動き補償予測部9は、その予測パラメータ18によって生成される予測画像45(予測画像17)を減算部12へ出力し、減算部12によってマクロ/サブブロック画像5から差し引かれ予測差分信号13を得る」と記載されている。
これらの記載から、本願発明における「予測パラメータ」とは、予測画像の生成に用いられるパラメータであって、動きベクトル、各動きベクトルが指す参照画像の識別番号(参照画像インデックス)等のパラメータであると認める。

(2)構成cの「差分動きベクトルMVD」は、予測画像信号S35aの生成に用いる動きベクトルMVを、情報量を減らしつつ復号化装置に送るために変換したものである。そして、上記第4の1(1)タより、当該「差分動きベクトルMVD」は、復号化装置において、予測画像信号S81aの生成に必要な動きベクトルMVの生成に用いられるものである。
そうすると、構成cの「差分動きベクトルMVD」は、予測画像信号の生成に用いられるものといえるから、「予測パラメータ」の1つであるといえる。
そして、可逆符号化回路27において当該「差分動きベクトルMVD」は符号化されるから、構成cの「差分動きベクトルMVD」は、構成B2に相当し、かつ、構成cは、当該「差分動きベクトルMVD」を符号化しているという点で構成Bと一致する。

4 構成B3及びBについて
上記2のとおり、構成bの「MB_type」は、「サブブロックに分割される前記ブロックに対する前記サブブロックの割り当てを示す」モード情報であるといえる。
当該「MB_type」は、構成bの「PUVLC(k)」によって2値の符号化コード(Codeword)に符号化されるものであり、当該構成bの「PUVLC(k)」は、複数のPUVLC(k)テーブルから選択した単数のPUVLC(k)テーブルである。
そして、当該「PUVLC(k)」を決定するためのkの値は、構成dの「ピクチャ、若しくはスライスなどの画像情報圧縮における各符号化単位のヘッダにその値を指定する情報を埋め込」まれるものであるから、構成aの「動画像信号(ビットストリーム)」に多重化されているといえ、このとき、当該「kの値」は、符号化されているといえる。
よって、構成dの上記「kの値」は、「サブブロックの割り当てを示す前記符号化モード情報に2値文字列を割り当てる第1の複数のテーブルから1つのテーブルを特定する第1の識別情報」であるという点で構成B3と共通し、かつ、構成dの「可逆符号化回路27」は、当該「kの値」を符号化しているという点で構成Bと共通する。
しかしながら、当該テーブルが、本願発明では、2値化テーブルであるのに対して、引用発明では、PUVLC(k)テーブルである点で構成B3と相違する。

5 構成B4及びBについて
上記3のとおり、引用発明は、「予測パラメータ」に相当する上記「差分動きベクトルMVD」を有しているが、当該「差分動きベクトルMVD」に「2値文字列を割り当てる第2の複数の2値化テーブルから1つの2値化テーブルを特定する第2の識別情報」を有しておらず、かつ、当該第2の識別情報を符号化していない点で、本願発明と相違する。

6 構成C及びC2について
上記3のとおり、引用発明は、「予測パラメータ」に相当する上記「差分動きベクトルMVD」を有しているが、当該予測パラメータを可変長符号化する際に、「予め記憶された前記第2の複数の2値化テーブルから特定した1つの2値化テーブルを用いて」いない点で、本願発明と相違する

7 まとめ
以上によれば、本願発明と引用発明の一致点及び相違点は、以下のとおりである。

[一致点]
(A)動画像のそれぞれの画像を複数のブロックに分割し圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置であって、
(B1)インター予測のためにサブブロックに分割される前記ブロックに対する前記サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報と、
(B2)予測パラメータと、
(B3’)前記サブブロックの割り当てを示す前記符号化モード情報に2値文字列を割り当てる第1の複数のテーブルから1つのテーブルを特定する第1の識別情報と、
(B’)を符号化する符号化部を備え、
(C’)前記符号化部は、
(C1’)予め記憶された前記第1の複数のテーブルから特定した1つのテーブルを用いて、前記サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報を可変長符号化する、
(A)ことを特徴とする画像符号化装置。

[相違点]
(相違点1)
サブブロックの割り当てを示す符号化モード情報を可変長符号化する際に用いるテーブルが、本願発明は、2値化テーブルであるのに対して、引用発明では、PUVLC(k)テーブルである点。

(相違点2)
本願発明では、予測パラメータに「2値文字列を割り当てる第2の複数の2値化テーブルから1つの2値化テーブルを特定する第2の識別情報」を有しており、かつ、符号化するのに対し、引用発明は、そのような識別情報を有しておらず、かつ、そのような符号化を行っていない点。

(相違点3)
本願発明は、符号化部により、「予め記憶された前記第2の複数の2値化テーブルから特定した1つの2値化テーブルを用いて、前記予測パラメータを可変長符号化する」のに対し、引用発明は、そのような情報を符号化行っていない点。

第6 判断
1 相違点について
(1)相違点1
上記第4の1(1)エのとおり、引用文献1には、「本発明の関連技術に係わる符号化装置501の機能ブロック図である。(中略)量子化回路505の出力となる、量子化された変換係数は、可逆変換回路506に入力され、ここでマクロブロック単位で可変長符号化、算術符号化等の可逆符号化が施された後、バッファ507に蓄積され、圧縮された画像データとして出力される」と記載されている。ここで、前記「可逆変換回路506」は、同引用文献1の上記第4の1(1)オ及びツでは、「可逆符号化部506」と表現されていることから、「可逆符号化部506」と同義か、少なくとも「可逆符号化部506」を上位概念化した表現であると認められる。
そうすると、引用文献1には、引用発明と関連する分野において、可逆符号化回路で算術符号化を行うことが記載されていると認められる。また、算術符号化の際に、2値化テーブルを用いて2値化を行うことは、画像符号化分野における周知慣用の技術である。
してみると、引用発明における可逆符号化回路27においても、算術符号化を行うようにし、引用発明の「PUVLC(k)」テーブルに替えて、「2値化」テーブルを用いるようにすることは、当業者が容易に想到し得ることである。

(2)相違点2、3
上記第4の1(1)チのとおり、引用文献1には、「被符号化データはその他のデータであってもよい」と記載されており、当該記載によれば、引用発明が、他のデータの符号化にも適用可能なことが示唆されているから、本願の「予測パラメータ」に相当する「差分動きベクトルMVD」についても、引用発明の「MB_type」同様に、予め記憶された複数のテーブルから選択したテーブルを用いて、可変長符号化するようにし、また、当該選択したテーブルを決定するための上記kの値に対応する情報を符号化するようにすることは、当業者が容易に想到し得ることであり、このとき、上記(1)と同様に、当該テーブルに替えて、2値化テーブルを用いるようにすること、すなわち、引用発明における「差分動きベクトルMVD」を、予め記憶された第2の複数の2値化テーブルから選択した2値化テーブルを用いて、可変長符号化するようにし、また、当該選択した2値化テーブルを決定するための第2の識別情報を符号化するようにすることは、当業者が容易になし得ることである。

2 効果等について
本願発明の構成は、上記のように当業者が容易に想到できたものであるところ、本願発明が奏する効果は、その容易想到である構成から当業者が容易に予測し得る範囲内のものであり、同範囲を超える顕著なものではない。

3 まとめ
以上のように、本願発明は、引用文献1に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第7 むすび
以上のとおり、本願発明は、引用文献1に記載された発明に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条第2項の規定により特許を受けることができない。

したがって、本願は、その余の請求項について検討するまでもなく、拒絶をすべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2019-07-01 
結審通知日 2019-07-02 
審決日 2019-07-18 
出願番号 特願2016-39080(P2016-39080)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (H04N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 赤穂 州一郎牛丸 太希山▲崎▼ 雄介  
特許庁審判長 鳥居 稔
特許庁審判官 清水 正一
菊池 智紀
発明の名称 画像復号装置、画像符号化装置および動画像符号化データ  
代理人 中島 成  
代理人 井上 和真  
代理人 濱田 初音  
代理人 辻岡 将昭  
代理人 田澤 英昭  
代理人 坂元 辰哉  
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ