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審決分類 |
審判 全部申し立て 2項進歩性 B25J |
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管理番号 | 1357634 |
異議申立番号 | 異議2018-700670 |
総通号数 | 241 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 2020-01-31 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 2018-08-13 |
確定日 | 2019-09-30 |
異議申立件数 | 1 |
訂正明細書 | 有 |
事件の表示 | 特許第6277672号発明「ロボット」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第6277672号の特許請求の範囲を、平成31年2月15日に補正された訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔1-3〕について訂正することを認める。 特許第6277672号の請求項1ないし3に係る特許を取り消す。 |
理由 |
特許第6277672号の請求項1ないし3に係る発明は、訂正後の特許請求の範囲の請求項1ないし3に記載された事項により特定されるとおりのものである。 これに対して、令和1年5月9日付け取消理由(決定の予告)を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、特許権者は応答しなかった。 そして、上記の取消理由は妥当なものと認められるので、本件請求項1ないし3に係る特許は、この取消理由によって取り消すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 基体と、複数のアーム部材と、前記複数のアーム部材を連結して回動させる関節駆動機構とを含む多関節アームと、を有し、 前記多関節アームが、前記基体に対する肩軸回りに回動するように連結され、 隣り合う前記アーム部材が、前記肩軸と平行なロール軸、または、前記ロール軸と直交なヨー軸のいずれかの軸回りに回動するように連結され、 前記ヨー軸が、前記基体側から順に第1番目のヨー軸?第n番目のヨー軸とすると(nは3以上の整数)、 前記第n番目のヨー軸の前記関節駆動機構は、前記第n番目のヨー軸と前記第n-1番目のヨー軸とを結ぶ仮想の直線が延在する方向において前記第n番目のヨー軸の回転軸線と前記第n-1番目のヨー軸の回転軸線とによって挟まれる領域に配置された駆動源と、前記駆動源から伝達される動力によって回転する駆動輪と、無縁の動力伝達索条を介して前記駆動輪から動力を伝達されて前記第n番目のヨー軸として回転する従動輪と、を備え、 前記仮想の直線上に、前記駆動輪が配置されておらず、 前記仮想の直線から前記駆動輪の駆動軸までの距離は、略20mmであることを特徴とするロボット。 【請求項2】 請求項1に記載のロボットにおいて、 前記駆動輪は、前記多関節アームの回動角度が大きくなる方向に前記仮想の直線から離して配置されることを特徴とするロボット。 【請求項3】 請求項1または2に記載のロボットにおいて、 前記基体に複数の前記多関節アームを連結したことを特徴とするロボット。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
異議決定日 | 2019-08-19 |
出願番号 | 特願2013-223975(P2013-223975) |
審決分類 |
P
1
651・
121-
ZAA
(B25J)
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最終処分 | 取消 |
前審関与審査官 | 貞光 大樹 |
特許庁審判長 |
見目 省二 |
特許庁審判官 |
小川 悟史 栗田 雅弘 |
登録日 | 2018-01-26 |
登録番号 | 特許第6277672号(P6277672) |
権利者 | セイコーエプソン株式会社 |
発明の名称 | ロボット |
代理人 | 仲井 智至 |
代理人 | 朝比 一夫 |
代理人 | 仲井 智至 |
代理人 | 朝比 一夫 |
代理人 | 増田 達哉 |
代理人 | 渡辺 和昭 |
代理人 | 西田 圭介 |
代理人 | 西田 圭介 |
代理人 | 渡辺 和昭 |
代理人 | 増田 達哉 |