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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 A23K
管理番号 1359938
審判番号 不服2019-6864  
総通号数 244 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-04-24 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2019-05-27 
確定日 2020-03-03 
事件の表示 特願2015-129036「産卵家禽用飼料」拒絶査定不服審判事件〔平成29年 1月19日出願公開、特開2017- 12012、請求項の数(3)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 理 由
第1 手続の経緯
本願は、平成27年6月26日に特許出願したものであって、平成30年7月26日付けで拒絶理由通知がされ、平成30年9月26日付けで意見書及び手続補正書が提出され、平成31年2月13日付けで拒絶査定(以下、「原査定」という。)がされ、これに対し、令和1年5月27日に拒絶査定不服審判の請求がされたものである。

第2 原査定の概要
1 原査定(平成31年2月13日付け拒絶査定)の概要は次のとおりである。
本願請求項1-3に係る発明は、下記引用文献1に記載された発明及び周知技術に基づいて、当業者が容易に発明できたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

引用文献:
1.特開昭59-039258号公報
2.特開平08-168346号公報(周知技術を示す文献)
3.国際公開第00/27219号(周知技術を示す文献)
4.田中桂一,高レベルn-3系高度不飽和脂肪酸含有鶏卵・鶏肉の生産について,北海道畜産学会報,日本,1999年,41巻,10-22頁(周知技術を示す文献)
5.特開平8-275728号公報(周知技術を示す文献)

第3 本願発明
本願請求項1-3に係る発明(以下、それぞれ「本願発明1」-「本願発明3」という。)は、平成30年9月26日付けの手続補正書で補正された特許請求の範囲の請求項1-3に記載された事項により特定される発明であり、以下のとおりの発明である。

「【請求項1】
1?5質量%のタラ油と100?400ppmのビタミンEを含有することを特徴とする産卵家禽用飼料。
【請求項2】
産卵鶏用飼料である請求項1記載の産卵家禽用飼料。
【請求項3】
1?5質量%のタラ油と100?400ppmのビタミンEを含有する産卵家禽用飼料を産卵家禽に給餌することを含む、家禽卵の生産方法。」

第4 引用文献、引用発明等
1 引用文献1について
原査定に引用された引用文献1には、次の事項が記載されている。(下線は当審で付した。以下同様。)

(1)
「3.発明の詳細な説明
本発明は健康食品卵、更に詳細には、ω3系高度不飽和脂肪酸あるいはこれと更にリノール酸又は(及び)ビタミンEを含有する血中コレステロールの上昇を抑制する健康食品卵の生産方法に関する。」(第1頁右下欄第9行?第14行)

(2)
「本発明方法において、飼料に配合されるω3系高度不飽和脂肪酸は純品であつても、またこれを含むものであつてもよいが、一般には天然油脂(サバ、イワシ等の多獲性赤身魚、タラ等の多獲性白身魚及びイカ類の魚油)、またはこれを常法に従つてケン化したもの、あるいは更にメチルまたはエチルエステル化したものが好ましい。魚油または魚油エステルは、ゼラチン-糖アルコール-水等の乳化剤を使用して乳化物の形態にして与えると、魚臭も少なく、また卵黄へのω3系高度不飽和脂肪酸の移行効率もよく更に好ましい。
ω3系高度不飽和脂肪酸の飼料中への配合量は、その単品として0.1?5%になるようにするのが好ましく、魚油又は魚油エステルの場合には、飼料1kg当り5?100g配合するのが好ましい。」(第2頁右下欄第3行?第3頁左上欄第4行)

(3)
「更にまた、本発明者は、上記のω3系高度不飽和脂肪酸を含む飼料に更にリノール酸又は(及び)ビタミンEを配合したものを家禽に与えて飼育すると、リノール酸及びビタミンEを含む卵が生産され、これらによつてω3系高度不飽和脂肪酸による血中コレステロール低下作用が増強されることを見出した。」(第3頁左上欄第13?右上欄第4行)

(4)
「リノール酸、ビタミンEの配合量は、飼料中にそれぞれ1?10%、0.02?1%になるようにするのが好ましい。」(第3頁右上欄第13?15行)

以上を総合すると、上記引用文献1には次の発明(以下、「引用発明1」という。)が記載されていると認められる。

「健康食品卵の生産に用いる飼料であって、
ω3系高度不飽和脂肪酸を飼料中へ配合し、飼料に配合されるω3系高度不飽和脂肪酸は純品であっても、またこれを含むものであってもよいが、一般には天然油脂(タラ等の多獲性白身魚の魚油)であり、魚油の場合には、飼料1kg当り5?100g配合し、
ω3系高度不飽和脂肪酸を含む飼料に更に、ビタミンEを配合し、ビタミンEの配合量は、飼料中に0.02?1%になるようにする、
家禽に与える飼料。」

2 引用文献2について
原査定に引用された引用文献2には、次の事項が記載されている。
(1)「【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卵に付加価値の高い卵を産卵させるための産卵養鶏用配合飼料に関する。」

(2)「【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、産卵養鶏用配合飼料100kgに対して、2?4kgの割合で、魚油から抽出された抽出油液を混和し、ビタミンEを0.3?10gを混和されて成る産卵養鶏用飼料てある。
【0005】本発明において、産卵養鶏用配合飼料100kgに対して、2?4kgの割合で、魚油から抽出した魚油を混和したのは、2kg未満では、産卵効率が悪く、4kgを超えては、産卵効率が悪くなるくなると共に産卵された卵の大きさが小さくなるからである。
【0006】本発明で使用する抽出油液は、イワシ、サバ等の魚類などの魚油から抽出分離されたDHA、EPAを含有する油液を意味し、原料油液としては、マグロからの油液が好ましい。
【0007】また、ビタミンEを0.3?10gを使用したのは、抽出油液中のDHAとEPAの酸化防止と共に卵にもビタミンEを移行させるために使用するのである。なお予め抽出油液に混和して、これを産卵養鶏用配合飼料に混和することができる。」

(3)「【0010】
【発明の効果】本発明によれば、従来の魚粉を含む産卵養鶏用配合飼料を給餌して産卵させた卵よりも、黄身中に、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸などの有用成分を多量に含む鶏卵を、効率良く産卵させることができる有用な産卵養鶏用配合飼料が得られたのである。」

3 引用文献3について
原査定に引用された引用文献3には、次の事項が記載されている。
(1)「試験例2
ウィンドレス立体2段ケージ方式の鶏舎でイサブラウン種の産卵鶏を飼育した。a?qの17鶏舎(10,000羽鶏舎)を設定し、産卵鶏の生産した鶏卵保存時における高度不飽和脂肪酸含量の減少の抑制に関する野外試験を実施した。表11に飼育全期間に産卵鶏に与えた本発明の家禽の生産性向上剤の種類及び 飼料への添加量について示す。また、産卵鶏に給与した飼料は市販の養鶏用100kgに2kgの魚油及び10gのビ夕ミンEを添加した飼料で飼育した。また、水は自由飲水とした。
試験開始4ヶ月後に、各鶏舎から鶏卵20個ずつを採取し、そのうち10個を採卵当日に、残り10個を4℃で2週間保存後に、それぞれについて、高度不飽和脂肪酸の指標として鶏卵中のDHA含量及びEPA含量を測定した。また、ビタミンE含量及びハウユニットについても測定した。DHA含量の変化を表12、EPA含量の変化を表13、ビタミンE含量の変化を表14及びハウユニットの変化を表15にそれぞれ示す。
表12及び表13に示すように、鶏舎h?鶏舎qと比較して鶏舎a?鶏舎eでは、鶏卵保存時のDHA及びEPA含量、すなわち高度不飽和脂肪酸含量の減少が抑制された。
さらに、表14及び表15に示すように、鶏舎h?鶏舎qと比較して鶏舎a?鶏舎eでは、鶏卵保存時のビタミンE含量の減少及びハウユニットの低下が抑制された。」(第26頁第1行?20行)

4 引用文献4について
原査定に引用された引用文献4には、次の事項が記載されている。
(1)「5.卵黄へのn-3系PUFAの取り込み
すでに述べたようにn-3系PUFAをヒトが摂取することで健康や病気に有効であることが認められており,魚油などの長鎖n-3系PUFAを多く含んでいる油脂を飼料に添加し,生産物のこれらの脂肪酸レベルを高めることに関心が持たれ,特に,鶏卵では卵黄中のn-3系PUFAレベルの増加が試みられている。」(第13頁左欄第7行?13行)

(2)「しかし,このような魚油や魚粉を飼料へ高レベルで添加することによって飼料生産費の増加及び卵から魚臭の発生の恐れがあり,あまり多い添加は推奨できない」(第14頁左欄第12行?15行)

(3)「魚臭などの悪影響をなくし,効率よく長鎖n-3系PUFAを卵黄中に取り込むために色々な試みがなされている。」(第14頁左欄第24行?26行)

(4)「また,安(1995)は,α-リノレン酸から長鎖n-3系PUFAへの移行を期待して,魚油の飼料への添加量を低くして,α-リノレン酸を多く含有している植物油(亜麻仁油、α-リノレン酸を約55?60%含有)と一緒に飼料に添加して産卵鶏に給与し,卵黄中への長鎖n-3系PUFAの蓄積量を観察した。実験飼料として,サフラワー油(リノール酸を約80%以上含有)6%,亜麻仁油6%及び亜麻仁油3%+タラ油3%をそれぞれ飼料に添加して3週間産卵中鶴に給与した。表6に実験によって得られた卵黄中の脂肪酸組成を示した。サフラワー油添加飼料では飽和脂肪酸やオレイン酸は低い値を示し,リノール酸及びそれから変換されるアラキドン酸(20:4,n-3)は高いレベルだった。亜麻仁油添加飼料ではα-リノレン酸と長鎖n-3系PUFAレベルが増加し,α-リノレン酸からEPAやDHAへの生成が推察された。亜麻仁油の半分をタラ油で置き換えた飼料ではEPAやDHAレベルがさらに増加し,また卵から魚臭は認められなかった。安及ぴ多くの研究報告から卵から魚臭が認められず,さらに卵黄中への長鎖n-3系PUFAの期待できる魚油の添加レベルは3?3.5%であろう。さらに楠物油あるいは種子を魚油と一緒に添加してやることは卵黄中の総n-3系PUFAと長鎖n-3系PUFAレベルを増加させる望ましい方法であろう。」(第14頁左欄第32行?右欄第21行)

5 引用文献5について
原査定に引用された引用文献5には、次の事項が記載されている。
(1)「【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DHA油を主成分とする食用油に関し、特に、DHA油にレモン油を添加することで、DHA油の酸化を防止し、DHA油の酸化によって発生する臭気をマスキングすることを特徴とする食用油に関する。」

(2)「【0005】しかし、上記のように脱臭しても、依然として魚臭を有するので、市販のDHA油には、ビタミンE(約0.3wt%)やカテキン(約0.1wt%)などの酸化防止剤が添加されている。そして、このDHA油を従来の植物油に代えて又は混合して加熱料理用食用油として使用したり、あるいは、例えばホットケ-キなどの加熱クッキング食品に添加して用いられていることが多い。また、澱粉などの粉末に上記DHA油を担持せしめ、ゼラチンなどの蛋白質でコ-ティングし、コレステロ-ル予防用の健康食品として、また、頭脳の健康保持補助食品として用いられており、さらには例えばパンなどの他の食品に添加して使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】DHA油は、一般に酸化され易く、空気中で放置しておくと、常温でも徐々に酸化反応が進行し、過酸化物が生成して魚臭を発生するようになる。これを防止するため、前記したとおり、一般にDHA油にビタミンEやカテキンなどの酸化防止剤が少量配合されているが、このような酸化防止剤を配合しても未だ不充分であり、依然として魚臭が発生する。」

第5 対比・判断
1 本願発明1について
(1)対比
本願発明1と引用発明1とを対比すると、次のことがいえる。

ア. 引用発明1における「健康食品卵の生産に用いる飼料であって、」「家禽に与える飼料」は、本願発明1における「産卵家禽用飼料」に相当する。

したがって、本願発明1と引用発明1との間には、次の一致点、相違点があるといえる。

<一致点>
「ビタミンEを含有する産卵家禽用飼料」

<相違点>
(相違点1)本願発明1の飼料は、「1?5質量%のタラ油と100?400ppmのビタミンEを含有する」のに対し、引用発明1の飼料は、「ω3系高度不飽和脂肪酸を飼料中へ配合し、飼料に配合されるω3系高度不飽和脂肪酸は純品であっても、またこれを含むものであってもよいが、一般には天然油脂(タラ等の多獲性白身魚の魚油)であり、魚油の場合には、飼料1kg当り5?100g配合し、ω3系高度不飽和脂肪酸を含む飼料に更に、ビタミンEを配合し、ビタミンEの配合量は、飼料中に0.02?1%になるようにする」ことにより得られるものである点。

(2)相違点についての判断
ア.タラ油について
本願発明1の「タラ油」について、明細書の段落【0010】には、「タラ目(Gadiformes)に属する魚の油脂」であり、「頭、骨、肝臓等の魚体各部から得ることができ」、「精製工程を経た精製油であるのが好ましい」ものであると記載されている。これに対し、引用発明1では、血中コレステロールの上昇を抑制する健康食品卵の生産を目的として、飼料に、「ω3系高度不飽和脂肪酸」を配合させており、当該「ω3系高度不飽和脂肪酸」の配合量について、飼料1kg当り5?100gと設定されている。引用発明1では、「ω3系高度不飽和脂肪酸」の具体例の一つとして、「天然油脂(タラ等の多獲性白身魚の魚油)」が例示されるものの、配合量については、「ω3系高度不飽和脂肪酸」の配合量が開示されるのみであり、「タラ油」の含有量については不明である。
引用文献2には、上記「第4」「2 引用文献2について」で摘記したとおり、「産卵養鶏用配合飼料100kgに対して、2?4kgの割合で、魚油から抽出された抽出油液を混和し、ビタミンEを0.3?10gを混和されて成る産卵養鶏用飼料」が記載されているものの、「産卵養鶏用配合飼料」には、「魚油から抽出された抽出油液」が混和されており、「産卵養鶏用配合飼料」に「1?5質量%のタラ油を含有」させる技術的思想は開示されていない。
引用文献3には、上記「第4」「3 引用文献3について」で摘記したとおり、「産卵鶏に給与した飼料は市販の養鶏用100kgに2kgの魚油及び10gのビ夕ミンEを添加した飼料で飼育した」技術的事項が記載されているものの、「飼料」には、「魚油」が添加されている点の開示にとどまり、「飼料」に「1?5質量%のタラ油を含有」させる技術的思想は開示されていない。
引用文献5には、上記「第4」「5 引用文献5について」で摘記したとおり、「食用油に関し、」「市販のDHA油には、ビタミンE(約0.3wt%)やカテキン(約0.1wt%)などの酸化防止剤が添加されている」技術的事項が記載されているものの、「飼料」に関する技術的思想の開示はない。
引用文献4には、上記「第4」「4 引用文献4について」の「(4)」で摘記したとおり、「卵黄へのn-3系PUFAの取り込みを目的として、亜麻仁油3%+タラ油3%をそれぞれ飼料に添加して3週間産卵中鶴に給与した」技術的事項が記載されている。よって、引用発明1に、引用文献4の技術的事項を適用した場合について、以下「イ.タラ油及びビタミンEについて」で検討を行う。

イ.タラ油及びビタミンEについて
引用文献4は、「亜麻仁油3%+タラ油3%をそれぞれ飼料に添加」するものであり、ビタミンEの配合量は開示されていない。引用発明1は、血中コレステロールの上昇を抑制する健康食品卵の生産を目的として、飼料に配合する成分として、「ω3系高度不飽和脂肪酸」及び「ビタミンE」が選択されるとともに、その配合量が特定されているため、引用文献4の卵黄へのn-3系PUFAの取り込みを目的とした、「亜麻仁油3%+タラ油3%」をそれぞれ飼料に添加する構成を単純に適用する動機付けはなく、当業者が容易に想到し得るものではない。また、その構成を採用することが容易であったとしても、「亜麻仁油3%+タラ油3%」を配合する場合の「ビタミンE」の配合量について、本願発明1のように構成することは、設計事項とは認められず、また、いずれの引用文献にも開示がないため、当業者が容易に想到し得るものではない。

また本願発明は、1?5質量%のタラ油と100?400ppmのビタミンEを含有することにより、本願明細書に記載された、魚油を用いながらも、魚臭さが少なく、かつ卵の旨味やコクが強い家禽卵を生産することのできる産卵家禽用飼料及び家禽卵の生産方法を提供する(段落【0006】参照)という効果を奏するものと認められるところ、このような効果は、引用発明1ないし5からは当業者が予測することができないものである。

したがって、本願発明1は当業者であっても引用発明1ないし5に基づいて容易に発明できたものであるとはいえない。
そうすると、原査定を維持することはできない。

2 本願発明2-3について
本願発明2は、本願発明1の全ての発明特定事項を有したうえで、「産卵鶏用飼料である」ことが限定されたものであるから、本願発明1と同じ理由により、当業者であっても、引用発明1ないし5に基づいて容易に発明できたものとはいえない。
本願発明3は、本願発明1の全ての発明特定事項を実質的に含む「家禽卵の生産方法」であるから、本願発明1と同じ理由により、当業者であっても、引用発明1ないし5に基づいて容易に発明できたものとはいえない。

第6 むすび
以上のとおり、原査定の理由によって、本願を拒絶することはできない。 他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2020-02-17 
出願番号 特願2015-129036(P2015-129036)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (A23K)
最終処分 成立  
前審関与審査官 中村 圭伸川野 汐音  
特許庁審判長 小林 俊久
特許庁審判官 住田 秀弘
大塚 裕一
発明の名称 産卵家禽用飼料  
代理人 特許業務法人アルガ特許事務所  

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