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審決分類 審判 査定不服 (159条1項、163条1項、174条1項で準用) 特許、登録しない。 B41J
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 B41J
審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 B41J
管理番号 1361847
審判番号 不服2019-6470  
総通号数 246 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-06-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2019-05-17 
確定日 2020-04-23 
事件の表示 特願2017-154173「画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法」拒絶査定不服審判事件〔平成29年11月16日出願公開、特開2017-202692〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成25年4月4日(以下、「原出願日」という。)に出願した特願2013-78434号の一部を平成29年8月9日に新たな特許出願としたものであって、平成30年7月3日付けで拒絶理由通知がされ、同年9月7日付けで意見書が提出されるとともに手続補正がされ、平成31年2月7日付けで拒絶査定(原査定)がされ、これに対し、令和1年5月17日に拒絶査定不服審判の請求がされると同時に手続補正がされたものである。

第2 令和1年5月17日付けの手続補正書による補正(以下、「本件補正」という。)についての補正の却下の決定
[補正の却下の決定の結論]
本件補正を却下する。

[理由]
1 本件補正の内容について
本件補正は、特許請求の範囲の記載について、下記(1)に示す本件補正前の(すなわち、平成30年9月7日付けの手続補正書により補正された)特許請求の範囲の請求項1を、下記(2)に示す本件補正後の特許請求の範囲の請求項1へ補正することを含むものである。

(1)本件補正前の特許請求の範囲の記載
本件補正前の、平成30年9月7日付けの手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1の記載は次のとおりである。
「 【請求項1】
画像形成装置であって、
人を検知する検知手段と、
所定のユーザ操作を受け付け可能な受付部と、
前記検知手段により人が検知されたことに基づき前記画像形成装置を第1電力状態から第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態に移行させ、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作に基づき前記画像形成装置を前記第1電力状態から前記第2電力状態に移行させ、及び、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作に基づき前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる、移行手段と、
前記検知手段により人が検知された後の所定の期間に前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作に基づく電力状態の移行を無効化する無効化手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。」

(2)本件補正後の特許請求の範囲の記載
本件補正後の特許請求の範囲の請求項1の記載は、次のとおりである。(下線部は、補正箇所である。)
「 【請求項1】
画像形成装置であって、
人を検知する検知手段と、
所定のユーザ操作を受け付け可能な受付部と、
前記検知手段による人の検知によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を第1電力状態から第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態に移行させ、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第1電力状態から前記第2電力状態に移行させ、及び、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる、移行手段と、
前記検知手段により人が検知された後の所定の期間、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号を受け付けるが当該信号に基づく電力状態の移行を無効化する無効化手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。」

2 補正の適否
本件補正は、本件補正前の請求項1に記載された発明を特定するために必要な事項である「移行手段」、及び「無効化手段」の内容について、上記のとおり限定を付加するものであって、補正前の請求項1に記載された発明と補正後の請求項1に記載される発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるから、特許法17条の2第5項2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の請求項1に記載される発明(以下「本件補正発明」という。)が同条第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか(特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか)について、以下、検討する。

(1)本件補正発明
本件補正発明は、上記1(2)に記載したとおりのものである。

(2)引用文献の記載事項
ア 引用文献1
(ア)原査定の拒絶の理由で引用され、原出願日前に頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった引用文献である、特開2012-256234号公報(以下、「引用文献1」という。)には、次の記載がある。(下線は、合議体で付した。以下同じ。)
a 「【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラムに関する。」
b 「【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、省エネ性及び利便性の向上を目的とした処理部の電力供給制御のための情報発信元となり得る移動体検出手段の節電効率を高め、装置全体として省エネ性及び利便性の向上を図ることができる電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラムを得ることが目的である。」
c 「【0019】
請求項8に記載の発明は、前記請求項1?請求項7の何れか1項記載の発明において、前記処理部が、機能別に設けられたデバイスと、各デバイスを制御する制御部を備え、前記電力遮断状態が前記制御部にのみ電力を供給するスリープモードであり、かつ、前記電力供給状態が、前記スリープモードから被動作部を立ち上げるための準備段階であるウォームアップモード、前記被動作部に対して定常時よりも下げて電力を供給しておくスタンバイモード、前記デバイスに対して前記定常時の電力を供給するランニングモードであり、前記電力供給指示手段によって、前記スリープモードから前記ウォームアップモードを介して前記スタンバイモードへ遷移するときの立ち上げが指示され、予め定められた期間、前記処理部の処理が実行されない場合に前記スリープモードへの立ち下げが指示される。」
d 「【0036】
図2には、本実施の形態に係る画像処理装置10が示されている。画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部240と、原稿画像を読み取る画像読取部238と、ファクシミリ通信制御回路236を備えている。画像処理装置10は、メインコントローラ200を備えており、画像形成部240、画像読取部238、ファクシミリ通信制御回路236を制御して、画像読取部238で読み取った原稿画像の画像データを一次的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部240又はファクシミリ通信制御回路236へ送出したりする。」
e 「【0041】
(制御系ハード構成)
図3は、画像処理装置10の制御系のハード構成の概略図である。
【0042】
ネットワーク回線網20は、メインコントローラ200に接続されている。メインコントローラ200には、それぞれ、データバスやコントロールバス等のバス33A?33Dを介して、ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240、UIタッチパネル216が接続されている。すなわち、このメインコントローラ200が主体となって、画像処理装置10の各処理部が制御されるようになっている。なお、UIタイッチパネル216には、UIタッチパネル用バックライト部(図4参照)が取り付けられている場合がある。
【0043】
また、画像処理装置10は、電源装置202を備えており、メインコントローラ200とはバス33Eで接続されている。電源装置202は、商用電源242から電力の供給を受けている。電源装置202では、メインコントローラ200、ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240、UIタッチパネル216のそれぞれに対して独立して電力を供給する電力供給線35A?35Dが設けられている。このため、メインコントローラ200では、各処理部(デバイス)に対して個別に電力供給(電力供給モード)、或いは電力供給遮断(スリープモード)し、所謂部分節電制御を可能としている。
【0044】
また、メインコントローラ200には、2個の第1の人感センサ28、第2の人感センサ30が接続されており、画像処理装置10の周囲の人の有無を監視している。この第1の人感センサ28、第2の人感センサ30については後述する。」
f 「【0062】
(監視制御)
ここで、本実施の形態のメインコントローラ200は、必要最小限の電力消費となるように、部分的にその機能を停止させる場合がある。或いは、メインコントローラ200の大部分を含め、電力の供給を停止させる場合がある。これらを総称して「スリープモード(節電モード)」という場合がある(図5参照)。」
g 「【0066】
また、メインコントローラ200のI/O210には、節電制御ボタン26(単に、「節電ボタン26」という場合がある。)が接続されており、節電中に使用者がこの節電制御ボタン26を操作することで、節電が解除可能となっている。なお、この節電制御ボタン26には、処理部に電力が供給されているときに操作されることで、当該処理部の電力供給を強制的に遮断し、節電状態にする機能を持たせてもよい。」
h 「【0069】
ところで、スリープモード時に使用者が画像処理装置10の前に立ち、その後に節電制御ボタン26を操作して、電力供給を再開した場合、画像処理装置10が立ち上がるまでに時間を要する場合があった。
【0070】
そこで、本実施の形態では、前記節電中監視制御部24に、第1の人感センサ28、第2の人感センサ30を設置すると共に、スリープモードでは、使用者が節電解除ボタンを押す前に人感センサで検知して早期に電力供給を再開して、使用者が早く使えるようにした。なお、節電制御ボタン26と第1の人感センサ28、第2の人感センサ30とを併用しているが、第1の人感センサ28、第2の人感センサ30のみで全ての監視を行うことも可能である。
【0071】
第1の人感センサ28、第2の人感センサ30は、検出部28A、30Aと回路基板部28B、30Bとを備えており、回路基板部28B,30Bは、検出部28A、30Aで検出した信号の感度を調整したり、出力信号を生成する。
【0072】
なお、第1の人感センサ28、第2の人感センサ30は、「人感」としているが、これは、本実施の形態に則した固有名詞であり、少なくとも人が感知(検出)できればよく、言い換えれば、人以外の移動体の感知(検出)も含むものである。従って、以下において、人感センサの検出対象を「人」に言及する場合があるが、将来的には、人に代わって実行するロボット等も感知対象範囲である。なお、逆に、人と特定して感知できる特殊センサが存在する場合は、当該特殊センサを適用可能である。以下では、移動体、人、使用者等は、第1の人感センサ28、第2の人感センサ30が検出する対象として同義として扱い、必要に応じて区別することとする。」
i 「【0091】
(画像処理装置10(デバイス)の電力供給制御のモード遷移)
まず、図5に基づき、画像処理装置10における、各モード状態と、当該モード状態の移行の契機となる事象を示したタイミングチャートを示す。
【0092】
画像処理装置10は、処理がなされていないと動作状態は、スリープモードとなり、本実施の形態では、節電中監視制御部24にのみ電力が供給されている。
【0093】
ここで、立ち上げ契機(立ち上げトリガの検出、或いはUIタッチパネル216等の操作入力(キー入力))があると、動作状態はウォームアップモードへ遷移する。
【0094】
なお、この立ち上げトリガ契機後は、依然としてスリープモードと定義し、UIタッチパネル216のみを起動するようにしてもよいし、或いは、UIタッチパネル216の起動によって、節電中監視制御部24のみの電力供給よりも電力供給量が増加するので、アウェイクモード「awk」(目覚めモード)として定義してもよい(図5の遷移図における、スリープモード範囲の括弧[ ]内参照)。このアウェイクモードでUIタッチパネル216等の操作入力(キー入力))があると、動作状態はウォームアップモードへ遷移する。
【0095】
前記立ち上げトリガとは、主として、第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号や情報等がある。なお、操作者による節電解除操作も立ち上げトリガとしてもよい。
【0096】
ウォームアップモードは画像処理装置10を迅速に処理可能状態にもっていくため、各モードの内最大の電力消費量となるが、例えば、定着部におけるヒータとしてIHヒータを利用することによって、ハロゲンランプを用いたヒータよりもウォームアップモード時間は、比較的短い時間とされている。
【0097】
ウォームアップモードによる暖機運転が終了すると、画像処理装置10はスタンバイモードに遷移するようになっている。
【0098】
スタンバイモードは、文字通り「事に備えて準備が完了している」モードであり、画像処理装置10においては、画像処理の動作が即実行できる状態となっている。
【0099】
このため、キー入力としてジョブ実行操作があると、画像処理装置10の動作状態は、ランニングモードに遷移し、指示されたジョブに基づく画像処理が実行されるようになっている。
【0100】
画像処理が終了すると(連続した複数のジョブが待機している場合は、その連続したジョブの全てが終了したとき)、待機トリガによって画像処理装置10の動作状態はスタンバイモードへ遷移する。なお、画像処理後、システムタイマによる計時を開始し、予め定めた時間経過した後に待機トリガを出力し、スタンバイモードへ遷移するようにしてもよい。
【0101】
このスタンバイモード中にジョブ実行指示があれば、再度ランニングモードへ遷移し、立ち下げトリガの検出がある、或いは予め定めた時間が経過したとき、スリープモードへ遷移するようになっている。
【0102】
なお、立ち下げトリガとは、第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号や情報等がある。なお、システムタイマを併用してもよい。
【0103】
また、画像処理装置10における実際の動作におけるモード状態の遷移が、全てこのタイミングチャートのとおり時系列で進行するものではない。例えば、ウォームアップモード後のスタンバイモードで処理が中止され、スリープモードへ移行する場合もある。
【0104】
ここで、電力の供給を受けて動作する各デバイスは、図5におけるスリープモードからアウェイクモード、ウォームアップモードを経てスタンバイモードへ遷移することで、それぞれの処理を即時に実行可能となる。」
j 「【0116】
ステップ108では、第2の人感センサ30で移動体(使用者)を検出したか否かが判断され、否定判定されると、ステップ110へ移行してセンサタイマがタイムアップしているか否かが判断される。このステップ110で否定判定されると、ステップ108へ戻り、ステップ108又はステップ110で肯定判定されるまで、ステップ108及びステップ110を繰り返す。
【0117】
前記ステップ110で肯定判定されると、ステップ112へ移行して、センサタイマをストップし、次いでステップ114へ移行して、第2の人感センサ30をオフ、すなわち電力の供給を遮断して、ステップ100へ戻り、上記工程を繰り返す。
【0118】
また、ステップ108で肯定判定されると、ステップ116へ移行して、メインコントローラ200(図4参照)に対して立ち上げトリガを出力し、ステップ118へ移行する。この立ち上げトリガにより、画像処理装置10の必要最小限の一部に対して、電力が供給されスリープモードからアウェイクモード(又は、スタンバイモード)へ遷移する。その後は、使用者にUIタッチパネル216の操作等に基づいて、必要なデバイスを立ち上げ、ジョブ実行キー入力等によって、ランニングモードへ遷移し、画像処理が実行可能となる。」
k また、上記iの【0095】における「操作者による節電解除操作も立ち上げトリガとしてもよい。」との記載を考慮すると、上記gの【0066】における「節電中に使用者が節電制御ボタン26を操作すること」によって節電の解除する際には、節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、メインコントローラ200が、スリープモードからスタンバイモードへ遷移させる制御を行っていることは、技術常識から見て明らかである。
同様に、上記gの【0066】における「節電制御ボタン26には、処理部に電力が供給されているときに操作されることで、当該処理部の電力供給を強制的に遮断し、節電状態にする」際には、節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、メインコントローラ200が、スタンバイモードからスリープモードへ遷移させる制御を行っていることは、技術常識から見て明らかである。

(イ)上記(ア)から、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明1」という。)が記載されていると認められる。

「画像形成部240を備えた画像処理装置10であって、
画像処理装置10の各処理部(デバイス)に対して部分節電制御を行うメインコントローラ200と、
前記メインコントローラ200に接続され、人を感知(検出)する第2の人感センサ30と、
前記メインコントローラ200に接続された節電制御ボタン26とを備え、
節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、メインコントローラ200が、スリープモードからスタンバイモードへ遷移させる制御を行っており、また、節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、メインコントローラ200が、スタンバイモードからスリープモードへ遷移させる制御を行っており、
第2の人感センサ30で移動体(使用者)を検出したか否かが判断され、肯定判定されると、メインコントローラ200に対して、第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号である立ち上げトリガを出力し、この立ち上げトリガにより、画像処理装置10に対して電力が供給され、スリープモードからウォームアップモードを経てスタンバイモードへ遷移する、
画像処理装置10。」

イ 引用文献2
(ア)同じく原査定に引用され、原出願日前に頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった引用文献である、特開2012-236293号公報(以下、「引用文献2」という。)には、次の記載がある。
a 「【技術分野】
【0001】
本発明は、通常の給電モードから給電が制限されるモードへの移行、又は該通常の給電モードへの復帰を行う制御装置に関する。」
b 「【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、複合機が省電力モードである場合に、上述したように、ファクシミリ信号の受信が検知されたことにより、又はユーザによって前記ボタン操作が行われたことにより、省電力モードから通常動作モードに復帰する間は、割り込み信号を受け付け出来ない時間が存在する。
【0007】
すなわち、省電力モードから通常動作モードに復帰する場合は、各種プログラム及び各種部品等を初期化する必要があり、斯かる初期化の際、複合機は割り込み信号の受け付けが出来なくなり、該割り込み信号に係る指示が無効にされてしまうと言う問題が生じていた。
【0008】
例えば、ファクシミリ信号の受信の検知によって省電力モードから通常動作モードに復帰する間に、通常動作モードへの復帰を望むユーザが前記ボタンの操作を行った場合は、該ボタン操作によって生じた信号は受け付け出来ず、無効とされる。その結果、複合機はファクシミリ信号に係るジョブを実行した後、ユーザが望む通常動作モードに復帰せずに、再び省電力モードに移行するので、ユーザに不快感を与える。
【0009】
しかしながら、特許文献1の省電力制御装置では、このような問題を解決することが出来ない。
【0010】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、省電力モードから通常動作モードへの移行中であっても、ユーザからの通常動作モードへの復帰指示或いは外部からのジョブの処理指示を受け付けた場合は、これらの指示に基づく制御が可能な制御装置を提供するところにある。」
c 「【0019】
以下に、本発明の実施の形態に係る制御装置を複合機に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。該複合機は、電話機、ファクシミリ、プリンター等の機能を有しており、夫々の機能に係るジョブを実行する。
【0020】
また、本発明の実施の形態の複合機は、省電力モード(第2の状態)と、レディモード(第1の状態)とを有している。省電力モードでは、複合機20の一部の部品への給電を制限して消費電力を減らす。また、レディモードでは給電が制限されていた部品に給電が行われ、ユーザからの指示を受け付け、何れのジョブが即時に実行可能である。」
d 「【0024】
(実施例1)
図1は本発明の実施の形態の複合機20における、要部構成を示す機能ブロック図である。複合機20は、制御部1と、ROM2と、RAM3と、各種ジョブに係るデータが記憶されている記憶部4と、ユーザに対して報知すべき情報を表示する表示部5と、ユーザからの操作(指示)を受け付ける操作パネル6と、原稿の画像を光学的に読み取る画像入力部7と、画像入力部7が読み取った画像に応じた画像データを生成する画像処理部8と、画像処理部8が生成した画像データに基づいて記録シート上に画像を出力する画像出力部9と、外部とのデータの送受信を行う通信部10(ジョブ受付部)と、省電力モードからレディモードへの復帰の間に取得される指示を保持する指示保持部11と、電話通信を行う送受話部12とを備えている。」
e 「【0027】
操作パネル6は、複合機20のジョブ機能を選択するための選択指示、複合機20の動作を制御するための指示等をユーザの操作により受け付けるタッチパネル又はテンキーを備えている。また、操作パネル6には省電力ボタン61が設けられている。
【0028】
省電力ボタン61(操作受付部)は、複合機20の一部の部品への給電を制限する省電力モードに移行する指示(以下、移行指示と言う。)、及び該省電力モードからレディモードに復帰する指示(以下、復帰指示と言う。)を受け付ける。すなわち、レディモードの状態にて、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、該操作に係る指示(操作指示)が受け付けられ、レディモードからディープスリープモードを経てスーパースリープモードに移行する。一方、スーパースリープモードの状態にて、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、該操作に係る指示(操作指示)が受け付けられ、ディープスリープモードを経て、レディモードに復帰する。」
f 「【0034】
指示保持部11(保持部)は、レディモードへの復帰の間に省電力ボタン61及び通信部10を介して取得される指示を保持する。詳しくは、指示保持部11は時定数回路111を有しており、レディモードへの復帰の際における、初期化の間に省電力ボタン61及び通信部10を介して取得される指示が時定数回路111によって保持されるように構成されている。
【0035】
本発明の実施の形態の指示保持部11は、例えば、CR時定数回路を有している。該CR時定数回路はスイッチングFETのゲートに直列に接続した抵抗と、該抵抗と基準電位間に接続されたコンデンサとで構成された公知のものであり、詳しい説明を省略する。
【0036】
前記CR時定数回路は、省電力ボタン61を介した復帰指示の受け付けにより、又は通信部10を介したジョブ指示の受信により、スイッチオンとなる。また、前記CR時定数回路は、レディモードへの復帰の間に、すなわち、初期化の際に、省電力ボタン61及び通信部10を介して取得される復帰指示又はジョブ指示を所定時間延長させることによって保持する。遅延時間は、これらの定数の値により任意に設定することが出来る。」
g 「【0041】
制御部1は、レディモードにおいて、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、所定の部品への給電を制限し、省電力モード(スーパースリープ)への移行を行う。一方、省電力モードにおいて、通信部10がジョブ指示を受信した場合、又はユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、制御部1は、給電が制限されていた部品に給電を再開し、ディープスリープモード又はレディモードへの復帰を行う。
【0042】
制御部1は、指示保持部11に指示が保持されている場合、該指示が省電力ボタン61を介して取得された復帰指示であるか、通信部10を介して取得されたジョブ指示であるかを判定する。
【0043】
制御部1は、省電力モードの際に、省電力ボタン61を介して復帰指示を受け付け、又は通信部10を介してジョブ指示を受信する。このように、取得された復帰指示及びジョブ指示は、例えば、RAM3に一時的に記憶される。
【0044】
制御部1は、省電力モードの際に、省電力ボタン61又は通信部10を介して取得した指示が復帰指示であるか又はジョブ指示であるかを判定するとともに、この判定結果に基づき、ディープスリープモード又はレディモードへの復帰を行う。この判定は、例えば、電位変化に基づいて制御部1へ入力される割り込み信号を検知することにより行われる。詳しくは、通信部10からの割り込み信号及び省電力ボタン61からの割り込み信号のみが検出できるように、制御部1のピンが設定されている。通信部10からの割り込み信号又は省電力ボタン61からの割り込み信号が入力された場合、斯かるピンでの電位変化に基づき、どのピンに信号が入力されたか、すなわち、通信部10からの割り込み信号か、省電力ボタン61からの割り込み信号かが認識できる。
【0045】
図2及び図3は本発明の実施の形態における、複合機20の省電力モードからの復帰処理を説明するフローチャートである。
【0046】
まず、複合機20の省電力モードからの復帰処理として、制御部1が初期化処理を行い(ステップS101)、ステップS102に移行する。なお、この省電力モードからの復帰要因は、省電力ボタンを介して受け付けた復帰指示、或いは通信部10を介して受信したジョブ指示による復帰指示のいずれかである。また、制御部1における初期化処理の開始に伴い、指示保持部11の時定数回路111は、スイッチオンとなり、省電力ボタン61及び通信部10を介して取得される復帰指示又はジョブ指示の保持が開始される。
【0047】
続いて、制御部1は、取得された指示が省電力ボタン61を介して受け付けた復帰指示であるか否かを判定する(ステップS102)。
【0048】
制御部1が取得した指示が省電力ボタン61を介して受け付けた復帰指示であると判定した場合(ステップS102:YES)、制御部1が給電の制限されていた部品に給電を再開することによって、複合機20は、ディープスリープモードを経て、レディモードへの復帰を行う(ステップS103)。
【0049】
次いで、制御部1は、指示保持部11の時定数回路111を確認することにより、指示保持部11が何れかの指示を保持しているか否かを判定する(ステップS104)。
【0050】
制御部1は指示保持部11が何ら指示を保持していないと判定した場合(ステップS104:NO)、処理を終了する。一方、制御部1によって指示保持部11が何れかの指示を保持していると判定された場合(ステップS104:YES)、指示保持部11が保持しているジョブ指示に対応する処理(以下、ジョブ指示対応処理と言う)が適宜実行され(ステップS105)、その後処理が終了する。
【0051】
すなわち、指示保持部11には、レディモードへの復帰の際における、初期化の間に省電力ボタン61及び通信部10を介して取得される復帰指示又はジョブ指示が保持される。換言すれば、レディモードへの復帰の際における、初期化の間に、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合の復帰指示、及び通信部10を介して受信されたジョブ指示が指示保持部11に保持されている。
【0052】
一方、初期化の際、装置外側のユーザには、初期化中であることが判別できないので、初期化の間に、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、これはユーザによる復帰指示の催促であるとみなすことができる。また、省電力ボタン61を介した復帰指示によって既にレディモードに復帰が完了しているので、指示保持部11に保持されている復帰指示は無効にし、指示保持部11が保持しているジョブ指示に対応する処理のみが適宜実行される。」

(イ)上記(ア)から、引用文献2には、次の技術的事項が記載されていると認められる。

「記録シート上に画像を出力する画像出力部9を備えた複合機20であって、
制御部1と、
複合機20の一部の部品への給電を制限する省電力モードに移行する指示(以下、移行指示と言う。)、及び該省電力モードからレディモードに復帰する指示(以下、復帰指示と言う。)を受け付ける省電力ボタン61(操作受付部)とを備え、
複合機20の省電力モードからレディモードへの復帰処理として、制御部1が初期化処理を行い、
制御部1は、取得された指示が省電力ボタン61を介して受け付けた復帰指示であるか否かを判定し、
制御部1が取得した指示が省電力ボタン61を介して受け付けた復帰指示であると判定した場合、制御部1が給電の制限されていた部品に給電を再開することによって、複合機20は、レディモードへの復帰を行い、
初期化の間に、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、ユーザによる復帰指示の催促であるとみなして、当該復帰指示を無効にする、
複合機20。」

(3)引用発明1との対比
ア 本件補正発明と引用発明1とを対比する。
(ア)引用発明1の「画像形成部240を備えた画像処理装置10」、「人を感知(検出)する第2の人感センサ30」は、それぞれ、本件補正発明の「画像形成装置」、「人を検知する検知手段」に相当する。

(イ)引用発明1の「節電制御ボタン26」は、使用者が操作するものであるところ、本件補正発明の「所定のユーザ操作を受け付け可能な受付部」に相当する。

(ウ)本件補正発明は、「前記検知手段による人の検知によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を第1電力状態から第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態に移行させ」る「移行手段」を備えるのに対し、引用発明1は、「第2の人感センサ30で移動体(使用者)を検出したか否かが判断され、肯定判定されると、メインコントローラ200に対して、第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号である立ち上げトリガを出力し、この立ち上げトリガにより、画像処理装置10に対して電力が供給され、スリープモードからウォームアップモードを経てスタンバイモードへ遷移する」ものである。
ここで、引用発明1では、画像処理装置10に対して電力が供給されてスリープモードからスタンバイモードへ遷移することから、引用発明1における「スリープモード」、「スタンバイモード」は、それぞれ、本件補正発明における「第1電力状態」、「第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態」に相当する。
また、引用発明1は、「メインコントローラ200に対して、第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号である立ち上げトリガを出力し、この立ち上げトリガにより、」スリープモードからスタンバイモードへ遷移していることから、引用発明1では、メインコントローラ200が、第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号である立ち上げトリガに基づき、スリープモードからスタンバイモードへ遷移させているといえる。
よって、引用発明1における「第2の人感センサ30による検出結果に基づく信号である立ち上げトリガ」により、スリープモードからスタンバイモードへ遷移させる「メインコントローラ200」は、本件補正発明における、「前記検知手段による人の検知によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を第1電力状態から第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態に移行させ」る「移行手段」に相当する。

(エ)本件補正発明は、移行手段が、「前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第1電力状態から前記第2電力状態に移行させ、及び、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる」ものであるところ、引用発明1は、「節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、メインコントローラ200が、スリープモードからスタンバイモードへ遷移させる制御を行っており、また、節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、メインコントローラ200が、スタンバイモードからスリープモードへ遷移させる制御を行って」いるものである。
よって、引用発明1における「節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、」「スリープモードからスタンバイモードへ遷移させ」、「節電制御ボタン26を使用者が操作することによって生じた信号に基づき、」「スタンバイモードからスリープモードへ遷移させる制御を行」う「メインコントローラ200」は、本件補正発明における「前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第1電力状態から前記第2電力状態に移行させ、及び、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる」、「移行手段」に相当する。

イ 以上のことから、本件補正発明と引用発明1との一致点及び相違点は、次のとおりである。

【一致点】
「画像形成装置であって、
人を検知する検知手段と、
所定のユーザ操作を受け付け可能な受付部と、
前記検知手段による人の検知によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を第1電力状態から第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態に移行させ、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第1電力状態から前記第2電力状態に移行させ、及び、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号に基づき前記画像形成装置を前記第2電力状態から前記第1電力状態に移行させる、移行手段と、を備える画像形成装置。」

【相違点】
本件補正発明が、「前記検知手段により人が検知された後の所定の期間、前記受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号を受け付けるが当該信号に基づく電力状態の移行を無効化する無効化手段」を有するのに対し、引用発明1は、当該無効化手段を有しているか不明である点。

(4)判断
ア 上記相違点について検討する。
上記(2)イ(イ)のとおり、引用文献2には、複合機20の省電力モードからレディモードへの復帰処理において、レディモードへの復帰の際における初期化の間に、ユーザが省電力ボタン61を押下する操作をした場合、ユーザによる復帰指示の催促であるとみなして、当該復帰指示を無効にするという技術的事項が記載されている。ここで、引用文献2における「省電力モード」、「レディモード」、「省電力ボタン61」、「複合機20」は、それぞれ、本件補正発明における「第1電力状態」、「第2電力状態」、「受付部」、「画像形成装置」に相当する。
そうすると、引用文献2には、第1電力状態から第2電力状態への移行を開始してから所定期間内に、受付部へのユーザ操作がなされた場合、当該ユーザ操作をユーザによる第2電力状態への移行指示であるとみなして、当該ユーザ操作に基づく電力状態の移行を無効化することが示唆されているといえる。
ここで、引用文献2に記載された技術的事項は、第1電力状態から第2電力状態へ移行する際に所定の時間を要するものであるところ、引用発明1においても、検知手段による人の検知によって生じた信号に基づき画像形成装置を第1電力状態から第2電力状態に移行させる際には、ウォームアップモードという所定の移行期間を要しているものであり、両者は、画像形成装置を第1電力状態から第2電力状態へ移行させる際に所定の期間を要する点において共通する。
してみると、引用発明1において、検知手段による人の検知によって生じた信号に基づき画像形成装置を第1電力状態から第1電力状態より消費電力が大きい第2電力状態に移行させるにあたり、引用文献2の上記示唆に基づき、第1電力状態から第2電力状態への移行を開始してから所定期間に受け付けられたユーザ操作を第2電力状態への移行指示であるとみなして、当該ユーザ操作に基づく電力状態の移行を無効化することは、当業者が容易になし得ることである。その際、当該無効化をどのように実現するかは、画像形成装置を具現化するにあたって、当業者が適宜なし得る設計的事項にすぎない。
したがって、引用発明1において、引用文献2の上記示唆に基づき、検知手段により人が検知された後の所定の期間、受付部が受け付けた所定のユーザ操作によって生じた信号を受け付けるが当該信号に基づく電力状態の移行を無効化する無効化手段を適用することにより、上記相違点に係る本件補正発明の構成とすることは、当業者が容易に想到し得たものである。

イ そして、本件補正発明の奏する作用効果は、引用発明1及び引用文献2の奏する作用効果から予測される範囲内のものにすぎず、格別顕著なものということはできない。

ウ したがって、本件補正発明は、引用発明1及び引用文献2に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであり、特許法29条2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができないものである。

3 本件補正についてのむすび
よって、本件補正は、特許法17条の2第6項において準用する同法126条7項の規定に違反するので、同法159条1項の規定において読み替えて準用する同法53条1項の規定により却下すべきものである。
よって、上記補正の却下の決定の結論のとおり決定する。

第3 本願発明について
1 本願発明
本件補正は、上記第2のとおり却下されたので、本願の請求項1ないし28に係る発明は、平成30年9月7日付けの手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし28に記載された事項により特定されるものであるところ、その請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、その請求項1に記載された事項により特定される、前記第2[理由]1(1)に記載のとおりのものである。

2 原査定の拒絶の理由
原査定の拒絶の理由は、この出願の請求項1ないし28に係る発明は、本願の出願日前に日本国内又は外国において、頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった下記の引用文献1及び引用文献2に記載された発明に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法29条2項の規定により特許を受けることができない、というものである。

引用文献1:特開2012-256234号公報
引用文献2:特開2012-236293号公報

3 引用文献
原査定の拒絶の理由で引用された引用文献1ないし2及びその記載事項は、前記第2の[理由]2(2)に記載したとおりである。

4 対比・判断
本願発明は、前記第2の[理由]2で検討した本件補正発明における「検知手段による人の検知によって生じた信号に基づ」く、及び「所定のユーザ操作によって生じた信号に基づ」くとの特定事項から、信号に基づくものである旨の限定事項を削除し、それぞれ、「検知手段により人が検知されたことに基づ」く、及び「所定のユーザ操作に基づ」くとし、また、「所定のユーザ操作によって生じた信号を受け付けるが当該信号に基づく電力状態の移行を無効化する無効化手段」との特定事項から、「信号を受け付ける」旨の限定事項を削除し、「所定のユーザ操作に基づく電力状態の移行を無効化する無効化手段」としたものである。
そうすると、本願発明の発明特定事項を全て含み、さらに他の事項を付加したものに相当する本件補正発明が、前記第2の[理由]2(3)、(4)に記載したとおり、引用発明1及び引用文献2に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、引用発明1及び引用文献2に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第4 むすび
以上のとおり、本願発明は、特許法29条2項の規定により特許を受けることができないから、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。

よって、上記結論のとおり審決する。

 
審理終結日 2020-02-20 
結審通知日 2020-02-25 
審決日 2020-03-09 
出願番号 特願2017-154173(P2017-154173)
審決分類 P 1 8・ 56- Z (B41J)
P 1 8・ 575- Z (B41J)
P 1 8・ 121- Z (B41J)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 三橋 健二  
特許庁審判長 藤本 義仁
特許庁審判官 小林 謙仁
尾崎 淳史
発明の名称 画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法  
代理人 阿部 琢磨  
代理人 黒岩 創吾  

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