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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) G06T
管理番号 1363918
審判番号 不服2018-8851  
総通号数 248 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-08-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2018-06-27 
確定日 2020-07-09 
事件の表示 特願2016-215003「情報処理システム及び情報処理方法」拒絶査定不服審判事件〔平成29年 2月23日出願公開、特開2017- 41273〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成23年8月26日に出願した特願2011-184895号に一部を平成28年11月2日に新たな特許出願としたものであって、その手続の経緯は以下のとおりである。

平成28年11月30日 :手続補正
平成29年 9月20日付け:拒絶理由通知
同年11月20日 :意見書の提出、手続補正
平成30年 3月20日付け:拒絶査定
同年 6月27日 :審判請求、手続補正
令和 1年 9月30日付け:拒絶理由通知(当審)
同年12月 2日 :意見書の提出、手続補正
同年12月27日付け:拒絶理由通知(最後)(当審)
令和 2年 3月 4日 :意見書の提出、手続補正

第2 令和2年3月4日付け手続補正についての補正の却下の決定

[補正の却下の決定の結論]
令和2年3月4日付け手続補正(以下、「本件補正」という。)を却下する。

[理由]
1 本件補正の内容
本件補正は、令和1年12月27日付けで当審が通知した最後の拒絶理由の指定期間内になされた手続補正であって、令和1年12月2日付け手続補正により補正された請求項1(以下、「補正前の請求項1」という。)を、以下の請求項1(以下、「補正後の請求項1」という。)とする補正事項を含むものである(下線は、補正箇所である。)。

符号A?Cは説明のため当審で付与したものであり、以下、構成A?構成Cと称する。各請求項において同じ記載内容の構成には同じ符号を付し、本件補正により補正された構成の符号には「’」を付した。

(補正前の請求項1)
「【請求項1】
(A)医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データを取得する取得部と、
(B)制御部を有し、
(B)前記制御部は、
(B1)ユーザによって選択された表示対象の前記画像データの数と等しい数の個別表示領域を表示装置の表示領域に設定し、
(B2)それぞれの前記個別表示領域に、
(B4)それぞれの前記画像データ内の前記医用被写体の位置が一致するよう制御する
(C)情報処理システム。」

(補正後の請求項1)
「【請求項1】
(A)医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データを取得する取得部と、
(B)制御部を有し、
(B)前記制御部は、
(B1)ユーザによって選択された表示対象の前記画像データの数と等しい数の個別表示領域を表示装置の表示領域に設定し、
(B2)それぞれの前記個別表示領域に、
(B3)それぞれの前記画像デーを個別にかつ
(B4’)それぞれの前記画像データ内の前記医用被写体の位置を一致させて表示するように制御する
情報処理システム。

2 本件補正の適否(1)本件補正の補正事項
本件補正における請求項1に係る補正事項は、以下のとおりである(以下、「補正事項ア」、「補正事項イ」という。)。

(補正事項ア)
構成Bの制御部の制御について、制御する対象として、構成B3の「それぞれの前記画像デーを個別にかつ」を追加する補正

(補正事項イ)
構成Bの制御部の制御について、制御する「前記医用被写体の位置」について、構成B4の「が一致するよう」を構成B4’の「を一致させて表示するように」とする補正

(2)補正の目的
補正事項アの補正は、構成Bの制御部の制御について、制御する対象を追加する補正であるから、構成Bの制御部を限定するものである。

補正事項イの補正は、構成Bの制御部の制御について、制御する「前記医用被写体の位置」について、「一致させて表示する」と表示することを特定する補正であるから、構成Bの制御部を限定するものである。

よって、補正事項ア及びイは、特許請求の範囲の減縮を目的とする補正といえ、特許法第17条の2第5項第2号の規定に該当する。

(3)新規事項、発明の特別な技術的特徴の変更
補正事項ア及びイは、願書に最初に添付した明細書の段落【0091】及び図18に記載されているから、補正事項ア及びイは、願書に最初に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内のものであり、新たな技術事項を導入するものでないといえるから、特許法第17条の2第3項及び第4項の規定に適合するものである。

(4)独立特許要件
上記(2)のとおり本件補正のうち請求項1に係る補正は、特許法第17条の2第5項第2号に規定する特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、補正後の請求項1に係る発明が同条第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか(特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか)について、以下に検討する。

(4-1)本件補正発明
本件補正後の請求項1に係る発明(以下「本件補正発明」という。)は、上記1(補正後の請求項1)に記載された事項により特定されるとおりのものである。
なお、構成B3の「それぞれの前記画像デーを個別にかつ」の「前記画像デー」は、「前記画像データ」の明らかな誤記といえるから、本件補正発明は、次のとおりのものである。

(本件補正発明)
(A)医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データを取得する取得部と、
(B)制御部を有し、
(B)前記制御部は、
(B1)ユーザによって選択された表示対象の前記画像データの数と等しい数の個別表示領域を表示装置の表示領域に設定し、
(B2)それぞれの前記個別表示領域に、
(B3)それぞれの前記画像データを個別にかつ
(B4’)それぞれの前記画像データ内の前記医用被写体の位置を一致させて表示するように制御する
(C)情報処理システム。

(4-2)引用文献、引用発明
令和1年12月27日付けで当審が通知した最後の拒絶理由で引用された文献は、本願の出願前に頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった以下の文献である。

引用文献1:特開平3-23845号公報
引用文献2:特開2010-213125号公報
引用文献3:特開平10-224677号公報
引用文献4:特開2011-118005号公報

ア 引用文献1の記載事項、引用発明
引用文献1(特開平3-23845号公報)には、図面と共に次の事項(ア)?(オ)が記載されている。なお、下線は当審で付したものである。

(ア)(第2欄第2行?第4欄第15行)
「【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、核磁気共鳴現象を利用して、被検体のIH密度分布を調べる磁気共鳴撮像装置(以下「MRl装置」という)において、所望の撮像面の断層画像を的確に表示させるMRI断層画像の表示装置に関するものである。
<従来の技術>
MRI装置は、被検体を静磁場中に置き、勾配磁場をかけた状態でRFパルスを印加して断層面(スライス面)の核スピンを選択的に励起し、そこから生じるエコー信号を受信することにより、信号の強度差を濃淡情報として断層画像化する装置である。
(略)
上記手順のエコー信号は、勾配磁場Gyの大きさを変えて、すなわち位相エンコード量を変えて多数回測定される。
次に、勾配磁場Gzの値を変えて上記と同じ手順を繰り返すことにより、方向zに直角で、かつ互いに平行な平面を多数枚測定することができる。
このように平行な平面を多数枚測定する一連のプロセスを、以下「1回の測定」という。
上記エコー信号の受信は、被検体の周囲に配置されたRF受信コイルを通して行われる。RF受信コイルにより受信された受信信号は、受信機に入力され検波され、ディジタル信号に変換される。このディジタル信号を、実時間で収集することにより、断層画像の空間周波数領域のデータ(エコーデータ)を得、2次元逆フーリエ変換することにより2次元断層画像を再構成することかできる。
すなわち、1回の測定で、被検体や寝台を移動させることなく、被検体のある部位(例えば目の近傍、鼻の近傍)について、多数枚の平行断層画像を得ることができる。
これらの断層画像は、1つの画面上に分割表示される(第8図参照)。
診断者は、各断層画像を見て、当該部位の奥行き感を想像しながら診断を行うことができる。
そして、一部分を拡大表示させたい時は、第8図の1枚の断層画像(例えば左上の画像)において、拡大表示枠25を指定する。すると、他の断層画像においても同じ位置が拡大表示枠25で指定される。別途操作することにより、このように指定した同じ部位が画面に拡大表示される。



(イ)(第6欄第11行?第8欄第20行)
「<実施例>
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第5図は、MRI装置の全体構成を示す概略図である。MRI装置は、
・Gz勾配磁場コイル16a、Gx勾配磁場コイル16b、Gy勾配磁場コイル16c、静磁場を発生させる磁石Mからなる磁場発生系、
・RFパルスの発振と信号検出を行うRFコイル11、プリアンプ17、RF送受信機14、A/D変換器15からなる信号処理系、
・各勾配磁場コイル16a?16cに励磁電源を供給する勾配磁場電源回路12a?12c、
・勾配磁場電源回路12a?12cを所定のタイミングで駆動するコントローラ18、並びに
・コントローラ18を制御するとともに、RF送受信機14から出力されるエコー信号を処理してMRI断層画像を作成するコンピュータ19、ディジタルエコー信号情報を蓄えるメモリ13、本発明のMRI断層画像の表示装置1
から構威される。
(略)
平行な複数の断層面について1回の測定を終了すると、それぞれのエコー信号は、コンピュータ19において2次元空間周波数領域におけるデータとして収集記憶される。コンピュータ19は、上記データを2次元逆フーリエ変換してMRI断層画像を再構成する。
上記の撮像は1回に限らず、被検体の測定部位の位置、角度を変えて何回も行われる。再構成された断層画像は、一連の識別番号を付されて下記の磁気ディスク3に蓄えられる。



(ウ)(第9欄第1行?第10欄第3行)
「第2図は、MRI断層画像の表示装置の一実施例を示すブロック図である。MRI断層画像の表示装置1は、装置全体を制御するCPU6と、操作パネルに設けられた操作部2と、断層画像データを記憶する磁気ディスク3と、断層画像データを一時記憶ずるRAM4と、RAM4に記憶された断層画像を表示する上記CRT5とを有する。なお、CPU6や磁気ディスク3は、コンピュータ19所属のものを使用してもよい。
さらに詳説すると、磁気ディスク3は、1回または多数回の測定で得られる各2次元断層画像のデータを、一連の識別番号を付して記憶している。
操作部2は、第3図に示すように、複数枚の断層画像表示を指定する縮小表示スイッチ2a、縮小表示を指定したときに本発明にかかる断層画像表示(以下マルチ表示という)モードを指定するモ一ド指定スイッチ2b、断層画像の識別番号等を選定するテンキー2c、拡大表示枠を設定し、移動させるトラックボール2d、トラックボール2dで動かした拡大表示枠を固定するとともに次の拡大表示枠設定を可能にする領域決定スイッチ2e、固定した拡大表示枠を表示させる拡大表示実行キー2f、リセットキー2gを備えている。



(エ)(第10欄第12行?第11欄第5行)
「次に、MRI断層画像の表示装置1の操作手順について説明する。オペレータが縮小表示スイッチ2aを操作して画像枚数を複数枚(例えば4枚)指定し、モード指定スイッチ2bを操作してマルチ表示モードを指定し、テンキー2cにより表示させるべき各断層画像の識別番号を指定すると、CRT5の上に第1図(A)に示すように、4枚の断層画像が表れる。これらの4枚の断層画像は、それぞれ別の測定で得られた断層画像となっており、互いの位置、角度が異なっている。したがって、オペレータは、1回の測定で得られた一連の断層画像のみならす、互いに角度や測定部位の異なる関心のある断層画像の組み合わせを自由に指定して表示できる。」

(オ)(第12欄第18行?第14欄第10行)
「また、表示させる断層画像は、別の測定で得られた断層画像に限られるものではない。第7図に示すように、同じ撮像で得られた4枚の断層画像であってもよい。さらに、縮小表示させる場合の枚数は、4枚に限られるものではなく、何枚を表示させてもよい。
(略)
4.図面の簡単な説明
(略)
第7図は1回の撮影断層画像の中から選択して表示した縮小断層画像図



(カ)引用発明
上記(ア)?(オ)に摘記した記載事項から、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。
符号a?f2は説明のため当審で付与したものであり、以下、構成a?構成f2と称する。

(引用発明)
(a)核磁気共鳴現象を利用して、被検体のIH密度分布を調べる磁気共鳴撮像装置(以下「MRl装置」という)において、所望の撮像面の断層画像を的確に表示させるMRI断層画像の表示装置であって、

(b1)MRI装置は、被検体を静磁場中に置き、勾配磁場をかけた状態でRFパルスを印加して断層面(スライス面)の核スピンを選択的に励起し、そこから生じるエコー信号を受信することにより、信号の強度差を濃淡情報として断層画像化する装置であり、
(b2)エコー信号は、勾配磁場Gyの大きさを変えて、すなわち位相エンコード量を変えて多数回測定されることにより、方向zに直角で、かつ互いに平行な平面を多数枚測定することができ、
(b3)このように平行な平面を多数枚測定する一連のプロセスを、以下「1回の測定」といい、

(b4)エコー信号の受信信号は、受信機に入力され検波され、ディジタル信号に変換され、このディジタル信号を、実時間で収集することにより、断層画像の空間周波数領域のデータ(エコーデータ)を得、2次元逆フーリエ変換することにより2次元断層画像を再構成することかでき、

(b5)すなわち、1回の測定で、被検体や寝台を移動させることなく、被検体のある部位(例えば目の近傍、鼻の近傍)について、多数枚の平行断層画像を得ることができ、
(b6)これらの断層画像は、1つの画面上に分割表示され(第8図参照)、診断者は、各断層画像を見て、当該部位の奥行き感を想像しながら診断を行うことができ、
(b7)そして、一部分を拡大表示させたい時は、第8図の1枚の断層画像(例えば左上の画像)において、拡大表示枠25を指定すると、他の断層画像においても同じ位置が拡大表示枠25で指定され、別途操作することにより、このように指定した同じ部位が画面に拡大表示され、

(c1)MRI装置は、エコー信号を処理してMRI断層画像を作成するコンピュータ19、ディジタルエコー信号情報を蓄えるメモリ13、本発明のMRI断層画像の表示装置1から構威され、
(c2)平行な複数の断層面について1回の測定を終了すると、それぞれのエコー信号は、コンピュータ19において2次元空間周波数領域におけるデータとして収集記憶され、
(c3)コンピュータ19は、上記データを2次元逆フーリエ変換してMRI断層画像を再構成し、
(c4)再構成された断層画像は、一連の識別番号を付されて磁気ディスク3に蓄えられ、

(d1)MRI断層画像の表示装置1は、
装置全体を制御するCPU6と、
操作パネルに設けられた操作部2と、
断層画像データを記憶する磁気ディスク3と、
断層画像データを一時記憶ずるRAM4と、
RAM4に記憶された断層画像を表示する上記CRT5とを有し、
(d2)磁気ディスク3は、1回または多数回の測定で得られる各2次元断層画像のデータを、一連の識別番号を付して記憶し、
(d3)操作部2は、複数枚の断層画像表示を指定する縮小表示スイッチ2a、
縮小表示を指定したときに本発明にかかる断層画像表示(以下マルチ表示という)モードを指定するモ一ド指定スイッチ2b、
断層画像の識別番号等を選定するテンキー2c、
拡大表示枠を設定し、移動させるトラックボール2d、
トラックボール2dで動かした拡大表示枠を固定するとともに次の拡大表示枠設定を可能にする領域決定スイッチ2e、
固定した拡大表示枠を表示させる拡大表示実行キー2fを備え、

(e1)オペレータが縮小表示スイッチ2aを操作して画像枚数を複数枚(例えば4枚)指定し、モード指定スイッチ2bを操作してマルチ表示モードを指定し、テンキー2cにより表示させるべき各断層画像の識別番号を指定すると、CRT5の上に第1図(A)に示すように、4枚の断層画像が表れ、
(e2)したがって、オペレータは、1回の測定で得られた一連の断層画像のみならす、互いに角度や測定部位の異なる関心のある断層画像の組み合わせを自由に指定して表示でき、

(f1)表示させる断層画像は、別の測定で得られた断層画像に限られるものではなく、第7図(1回の撮影断層画像の中から選択して表示した縮小断層画像図)に示すように、同じ撮像で得られた4枚の断層画像であってもよく、
(f2)縮小表示させる場合の枚数は、4枚に限られるものではなく、何枚を表示させてもよい、

(a)MRI断層画像の表示装置。

イ 引用文献2及び3の記載事項、周知技術
引用文献2(特開2010-213125号公報)及び引用文献3(特開平10-224677号公報)には、図面と共に次の記載がある。下線は強調のために当審で付したものである。

(ア)引用文献2の記載事項

「【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の動画像ファイル又は1つの動画像ファイルを、同一スクリーンにて複数画面で再生する画像再生装置、方法及びプログラムに関する。より詳しくは、個々の画面の再生位置を制御するコントローラと全画面の再生位置を制御するコントローラとを持つ画像再生技術に関する。」

「【0023】
図6は、図5に示す初期画面U100においてユーザが3つの縮小画像U130(上列左の画像、下列左の画像、上列右から2番目の画像)上でクリックした場合の画像選択画面U150を示す。画像選択画面U150は、プログラム終了ボタンU110と、画像一覧表示領域U120と、再生ボタンU170とから構成される。そして、画像一覧表示領域U120において、選択状態の画像U130には枠U160が表示される等、非選択状態の画像U130とは異なる表示形態となる。
【0024】
図6に示す画像選択画面U150において、再生ボタンU170がクリックされた場合(ステップS102でYES)、図7に示すように、選択画像数分(本実施形態では3)の画像の再生画面を表示する(ステップS111)。」
「【0034】
本実施形態では、図6に示す画像選択画面U150において3つの画像が選択された場合の例として、3画面の再生画面U200を説明した。選択画像が2画像の場合は2つのサブコントロールをもつ2画面再生となり、また、選択画像が4画像の場合は4つのサブコントロールをもつ4画像再生となり、画像の選択数によって、再生画面の数が変動する。」

「図6



「図7



(イ)引用文献3の記載事項

「【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および記録媒体に関し、例えば、画像の種類と表示画面の大きさに基づいて、画像を表示するか否かを決定するようにした情報処理装置および記録媒体に関する。」

「【0128】図10は、画面を9つの領域に分割し、各領域に画像を表示させた場合の表示例を示している。画面をいくつの領域に分割するかは、例えば、選択された画像の数に応じて決定するようにすることができる。例えば、nを任意の自然数とし、選択された画像の数が(n-1)^(2)より大きく、かつn^(2)以下となるようなnを求め、画面をn^(2)個の領域に分割するようにすることができる。この例の場合、8個の画像が選択されたので、nの値として3が求められる。従って、画面が9(=3^(2))つの領域に分割される。
【0129】この例の場合、各領域の大きさが比較的小さいので、その領域内の画素数が比較的少なく、メモを表示しても判読できないため、メモ情報が存在することを示すメモマーク「M」をメモの代わりに表示するようにしている。
【0130】即ち、ユーザが、例えば、図9に示したような一覧表の中の任意の複数の画像をペン41を用いてピック(選択)し、次に実行キー7Bを選択することにより、選択した複数の画像のLCD6への表示を指示したとき、CPU39は、選択された画像の数に応じてLCD6の画面を所定数の領域に分割し、分割した画面の各領域に選択された各画像を縮小して表示させる。そして、画像に関連するメモ情報(線画情報)がメモリカード24に記憶されている場合、それを表示させるか否かを分割された領域の画素数や大きさに基づいて決定する。」

「図10



「【0135】図12は、4分割した画面の各領域に画像を表示させた場合の画面例を示している。この例の場合、各領域の大きさが比較的大きいので、その領域内の画素数が比較的多く、メモを表示しても判読可能であるため、メモ情報がある場合、それを表示するようにしている。
【0136】即ち、上述したようにして、ユーザによって複数の画像が選択され、その表示が指示されたとき、CPU39は、選択された画像の数に応じて、LCD6の画面を所定数の領域に分割し、分割された画面の各領域に選択された画像を縮小して表示させる。そして、各領域に表示された画像に関連するメモ情報がメモリカード24に記憶されている場合、それを表示させるか否かを分割された画面の各領域の画素数や大きさに基づいて決定する。いまの場合、画面が4つの領域に分割されているので、メモを表示した場合に判読が可能であり、CPU39はメモの表示を行う。
【0137】図12の表示例においては、上段の2つの画像に関連するメモがそれぞれ表示されている。
【0138】図13は、LCD6の画面全体が比較的大きい場合の表示例を示している。このように、画面全体が比較的大きく、全体の画素数も多いような場合、9分割した画面の各領域にメモを表示させても、メモの判読が可能であるため、各画像に関連するメモ情報が記憶されている場合には、メモを画像に重畳して表示する。勿論、メモ情報だけが記憶されている場合にはメモだけを表示する。」

「図12



「図13



「【0151】なお、上記実施の形態においては、画面を4つまたは9つの領域に分割し、各領域に画像やメモを表示する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、画面を任意の数の領域(例えば、n^(2)個の領域(ただし、nは自然数))に分割し、各領域に画像やメモを表示するようにすることができる。」

(ウ)文献2及び3周知技術
上記(ア)及び(イ)の記載から、引用文献2及び引用文献3には、次の周知技術(文献2及び3周知技術)が記載されている。

(文献2及び3周知技術)
情報処理装置において、ユーザが選択した画像の数と等しい数を、表示画面を分割する領域の数(再生画面の数、画面の分割数)とする技術。

ウ 引用文献4の記載事項、文献4技術
引用文献4(特開2011-118005号公報)には、図面と共に次の記載がある。下線は当審で付したものである。

(ア)引用文献4の記載事項
「【0001】
本発明は、医療、病理、生物、材料等の分野において顕微鏡により得られた画像の表示を制御する情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラムに関する。」

「【0046】
[第1の実施形態に係る情報処理装置の動作]
以下、本実施形態に係る情報処理装置の動作を説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、2つの画像についてユーザによる比較を可能とする。2つの画像は、空間的類似性の高い2つの観察対象15をそれぞれ撮像して得られた2つの画像ピラミッド構造50からそれぞれ抽出された画像である。2つの観察対象は例えば、病理組織をスライスして得られた複数の切片のうち隣接した2つの切片が異なる染色方法により染色されたものである。図4は、ユーザによる比較の対象である2つの画像ピラミッド構造を示す概念図である。ここで、一方の画像ピラミッド構造を「画像ピラミッド構造50A」、他方の画像ピラミッド構造を「画像ピラミッド構造50B」とする。なお、画像ピラミッド構造50A及び画像ピラミッド構造50Bは、一つの観察対象物を焦点距離を変えて撮像することによって得られた、いわゆるZ-stack画像からそれぞれ生成されたものであってもよい。
【0047】
[第1の実施形態における2画像の表示]
ユーザによって2画像表示の指示と所望の解像度が指示されると、CPU101は画像ピラミッド構造50Aの画像データE1に対して表示領域A1を設定するとももに、画像ピラミッド構造50Bの画像データE2に対して表示領域A2を設定する。2つの表示領域A1及び表示領域A2のサイズ及び画像データE1及び画像データE2上の位置は互いに同一とされる。CPU101は、表示領域A1に対応する画像データE1の部分を表示画像D1(第1の画像)とし、表示領域A2に対応する画像データE2の部分を表示画像D2(第2の画像)とする。
【0048】
図5は表示部106を示す模式図である。CPU101は、表示画像D1と表示画像D2をRAM103に設定された表示用バッファに展開する。この結果、表示部106の表示画面に表示画像D1及び表示画像D2が表示される。表示画像D1及び表示画像D2は表示部106の表示画面において並列表示、例えば横並び表示される。以下、表示画像D1に表示されている観察対象15、即ち画像ピラミッド構造50Aの観察対象を第1の観察対象15Aとし、表示画像D2に表示されている観察対象15、即ち画像ピラミッド構造50Bの観察対象を第2の観察対象15Bとする。」

「【0083】
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態において、第1及び第2の実施形態と同様の内容となる部分については説明を省略する。第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態と同様にして得られた表示画像D1及び表示画像D2を比較するものであるが、表示画像の表示の態様と表示範囲の変更の態様が異なる。」

「【0118】
<第6の実施形態>
本発明の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態において、第3の実施形態と同様の内容となる部分については説明を省略する。第6の実施形態は、第3の実施形態と同様にして得られた表示画像D1及び表示画像D2を比較するものであるが、表示画像の表示の態様が異なる。
【0119】
[第6の実施形態における2画像の表示]
(中略)
【0123】
次に、CPU101は、表示画像D1において、生成された三角形毎に、表示画像D2の対応する三角形と形状が一致するように、アフィン変換を行う。図18(C)は、アフィン変換が実行された表示画像D1が示されている。アフィン変換は、移動、回転、左右反転、拡大、縮小、シアー等のいずれか又はいくつかの組み合わせであり、テクスチャマッピング技術を用いて行うことができる。TINの三角形毎にアフィン変換を実施することにより、画像の歪みを抑制しつつ、第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bの対応する部位を重畳させることが可能である。なお、ここでは表示画像D1を変形するものとしたが、表示画像D1の替わりに表示画像D2を変形するものとしてもよい。また、表示画像D1及び表示画像D2の両者を変形するものとしてもよい。CPU101は、変形された表示画像D1と変形されていない表示画像D2を重畳して重畳画像D3を生成する。また、CPU101は、変形されていない表示画像D2を単独画像D4とする。
【0124】
CPU101は、重畳画像D3と単独画像D4をRAM103に設定された表示用バッファに展開する。この結果、表示部106の表示画面に重畳画像D3及び単独画像D4が表示される。重畳画像D3において、表示画像D1は、第1の観察対象15Aが第2の観察対象15Bに近似するように変形されているため、第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bの対応する部位が重畳して表示され、ユーザは、第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bの対応する部位を容易に比較することが可能である。
【0125】
このように重畳画像D3及び単独画像D4が表示されている状態で、第3の実施形態と同様にして重畳画像D3又は単独画像D4に対して変更の指示が入力され、表示画像D1及び表示画像D2の表示範囲が変更される。ユーザは、単独画像D4に表示されている第2の観察対象15Bを参照しながら、重畳画像D3に重畳的に表示されている第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bを比較できる。さらに、ユーザは、重畳されている第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bの位置を調節することができるので、表示画像D1と表示画像D2の比較を容易に行うことが可能となる。」

(イ)文献4技術
上記(ア)によれば、引用文献4には、次の技術事項(文献4技術)が記載されていると認められる。

(文献4技術)
医療の分野において画像の表示を制御する情報処理装置において、
表示画像D1に表示されている観察対象15を第1の観察対象15Aとし、表示画像D2に表示されている観察対象15を第2の観察対象15Bとし、2つの観察対象は病理組織をスライスして得られた複数の切片のうち隣接した2つの切片であり、
表示画像D1において、第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bの対応する部位を重畳させることを可能とするアフィン変換を行い、表示画像D1を変形し、
表示画像D1と表示画像D2の比較を容易に行うことが可能である技術。

(4-3)対比
本件補正発明と引用発明とを対比する。

ア 構成Aについて
引用発明の「MRI断層画像」は、「平行な平面を多数枚測定する一連のプロセス」(構成b2,b3)で「被検体のある部位(例えば目の近傍、鼻の近傍)について」得られた「多数枚の平行断層画像」であり(構成b5)、「診断者は、各断層画像を見て、当該部位の奥行き感を想像しながら診断を行うことができ」(構成b6)る画像である。
よって、引用発明の「MRI断層画像」は、「医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データ」といえる。

引用発明の「磁気ディスク3」は、「1回または多数回の測定で得られる各2次元断層画像のデータを、一連の識別番号を付して記憶し」(構成d2)、引用発明の「MRI断層画像の表示装置1」は、「断層画像の識別番号等を選定するテンキー2c」(構成d3)により、「表示させるべき各断層画像の識別番号を指定すると、CRT5の上に第1図(A)に示すように、4枚の断層画像が表れ」る(構成e1)から、引用発明の「MRI断層画像の表示装置1」は「磁気ディスク3」から「表示させるべき各断層画像」を取得する取得部を有することは明らかである。

したがって、本件補正発明と引用発明とは、「医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データを取得する取得部」を有する点で一致する。

イ 構成B、B1について
構成d1の「CPU6」は、MRI断層画像の表示装置全体を制御するから、「制御部」といえる。
構成e1のオペレータが指定した「複数枚(例えば4枚)」は、「ユーザによって選択された数」といえる。
構成b5の「1つの画面上に分割表示され(第8図参照)」た4枚の分割表示領域は、「MRI断層画像の表示装置1」の「CRT5の表示領域」であって、各断層画像の「個別表示領域」といえる。

したがって、本件補正発明と引用発明とは、「制御部を有し」、「前記制御部は、ユーザによって選択された数と等しい数の個別表示領域を表示装置の表示領域に設定」する点で共通する。

しかしながら、「ユーザによって選択された数」について、本件補正発明は、「ユーザによって選択された表示対象の前記画像データの数」であるのに対して、引用発明は、「オペレータが縮小表示スイッチ2aを操作して指定した画像枚数」である点で相違する。

ウ 構成B2、B3、B4’について
構成f1の「同じ撮像で得られた4枚の断層画像」は、構成b5の「1つの画面上に分割表示され(第8図参照)」た4枚の分割表示領域に、第7図に示すように表示されるから、引用発明の「CPU6」は、「それぞれの前記個別表示領域に」、「それぞれの前記画像データを個別に」表示するように制御するといえる。

したがって、本件補正発明と引用発明とは、制御部は、「それぞれの前記個別表示領域に」、「それぞれの前記画像データを個別に」表示するように制御する点で共通する。

しかしながら、「表示するように制御」について、本件補正発明は、「かつそれぞれの前記画像データ内の前記医用被写体の位置を一致させて」であるのに対して、引用発明は、そのような構成を有していない点で相違する。

エ 構成Cについて
引用発明の「MRI断層画像の表示装置1」は、上記アのとおり「医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データを取得する取得部」を有し、上記イ及びウのとおり「表示するように制御する制御部」を有することから、構成Cの「情報処理システム」に相当する。

オ まとめ
以上によると、本件補正発明と引用発明の一致点及び相違点は、以下のとおりである。

[一致点]
(A)医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データを取得する取得部と、
(B)制御部を有し、
(B)前記制御部は、
(B1’)ユーザによって選択された数と等しい数の個別表示領域を表示装置の表示領域に設定し、
(B2)それぞれの前記個別表示領域に、
(B3)それぞれの前記画像データを個別に
(B4”)表示するように制御する
(C)情報処理システム。

[相違点]
(相違点1)
「ユーザによって選択された数」について、本件補正発明は、「ユーザによって選択された表示対象の前記画像データの数」であるのに対して、引用発明は、「オペレータが縮小表示スイッチ2aを操作して指定した画像枚数」である点。

(相違点2)
「表示するように制御」について、本件補正発明は、「かつそれぞれの前記画像データ内の前記医用被写体の位置を一致させて」であるのに対して、引用発明は、そのような構成を有していない点。

(4-4)判断
上記相違点について検討する。

ア 相違点1について
上記(4-2)イ(ウ)のとおり、情報処理装置において、ユーザが選択した画像の数と等しい数を、表示画面を分割する領域の数(再生画面の数、画面の分割数)とする技術は周知技術である。
引用発明と文献2及び3周知技術は、それぞれの個別表示領域にそれぞれの画像データを個別に表示する技術で共通するから、引用発明に文献2及び3周知技術を採用することは、当業者が容易に想到し得たことである。
よって、引用発明に文献2及び3周知技術を採用し、ユーザによって選択された表示対象の前記画像データの数と等しい数の個別表示領域を表示装置の表示領域に設定することは、当業者が容易に想到し得たことである。

イ 相違点2について
上記(4-2)ウ(イ)のとおり、引用文献4には、文献4技術が記載されている。

文献4技術における「表示画像D1において、第1の観察対象15Aと第2の観察対象15Bの対応する部位を重畳させることを可能とするアフィン変換を行い、表示画像D1を変形する」ことは、表示画像D1内の第1の観察対象15Aの位置と表示画像D2内の第2の観察対象15Bの位置とを一致させることであるといえる。

文献4技術は、病理組織をスライスして得られた複数の切片のうち隣接した2つの切片の表示画像D1及び表示画像D2の表示を制御するものであるから、引用発明と文献4技術は、医用被写体の奥行き方向の位置が異なる複数の面の画像データの表示を制御する点で共通している。
したがって、引用発明に画像の比較を容易に行う文献4技術を適用し、引用発明の1つの画面上に分割表示される複数の断層画像について、断層画像内の被検体のある部位の位置を一致させるようにし、相違点2に係る構成とすることは、当業者が容易に想到し得たことである。

ウ そして、これらの相違点を総合的に勘案しても、本件補正発明の奏する作用効果は、引用発明、文献2及び3周知技術、及び文献4技術の奏する作用効果から予測される範囲内のものにすぎず、格別顕著なものということはできない。

(4-5)まとめ
以上のように、本件補正発明は、引用文献1に記載された発明、引用文献2、3に記載された周知技術、及び引用文献4に記載された技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により、特許出願の際独立して特許を受けることができるものではない。

3 本件補正についてのむすび
よって、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。
よって、上記補正の却下の決定の結論のとおり決定する。

第3 本願発明について1 本願発明
令和2年3月4日にされた手続補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項に係る発明は、令和1年12月2日にされた手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1ないし6に記載された事項により特定されるものであるところ、その請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、上記第2[理由]1において、「補正前の請求項1」として記載したとおりのものである。

2 令和1年12月27日付けの当審の拒絶理由
令和1年12月27日付けで通知した当審の拒絶理由は、本件出願の請求項1に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった上記引用文献に記載された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、というものである。

3 引用文献、引用発明
原査定の拒絶の理由で引用された引用文献の記載事項及び引用発明は、上記第2[理由]2(4-2)に記載したとおりである。

4 対比・判断
本願発明は、上記第2[理由]2(1)のとおり、本件補正発明から構成B3の補正事項ア及び構成B4’の補正事項イに係る限定を除いた発明特定事項からなる発明である。

そうすると、本願発明の発明特定事項を全て含み、さらに発明特定事項を限定した本件補正発明が、上記第2[理由]2(4)記載したとおり、引用文献1に記載された発明、引用文献2、3に記載された周知技術、及び引用文献4に記載された技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、本願発明も、引用文献1に記載された発明、引用文献2、3に記載された周知技術、及び引用文献4に記載された技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第4 むすび
以上のとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないから、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。

よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2020-03-30 
結審通知日 2020-04-07 
審決日 2020-05-21 
出願番号 特願2016-215003(P2016-215003)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (G06T)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 ▲広▼島 明芳  
特許庁審判長 鳥居 稔
特許庁審判官 藤原 敬利
渡辺 努
発明の名称 情報処理システム及び情報処理方法  
代理人 中村 哲平  
代理人 金子 彩子  
代理人 大森 純一  
代理人 金山 慎太郎  
代理人 折居 章  
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