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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G06F
管理番号 1365678
審判番号 不服2019-1862  
総通号数 250 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-10-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2019-02-08 
確定日 2020-08-27 
事件の表示 特願2014- 77713「タッチパネル装置、タッチ位置検出機能付き表示装置、及び、タッチパネル装置の製造方法」拒絶査定不服審判事件〔平成27年11月12日出願公開、特開2015-200939〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、平成26年4月4日の出願であって、その手続の経緯は以下のとおりである。
平成29年11月21日付け 拒絶理由通知書
平成30年 1月25日 意見書、手続補正書の提出
平成30年 6月27日付け 拒絶理由通知書
平成30年 8月27日 意見書、手続補正書の提出
平成30年11月 1日付け 拒絶査定
平成31年 2月 8日付け 審判請求書、手続補正書(以下、この手
続補正書による手続補正を「本件補正」
という。)の提出

第2 本件発明について
1 本件補正の内容
(1)平成30年8月27日提出の手続補正により補正された(以下、「本件補正前」という。)特許請求の範囲の請求項1ないし13は、以下のとおりである。

「【請求項1】
基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板と、を備え、
前記カバー基板はプラスチックで構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
前記検出パターンは、網目状に配置された金属材料によって構成される、タッチパネル装置。
【請求項2】
基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板を内部に埋め込むカバー基板と、を備え、
前記カバー基板はプラスチックで構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
前記カバー基板のうち、前記タッチパネルセンサ基板の非アクティブエリアに対応する位置には、穴が形成されている、タッチパネル装置。
【請求項3】
前記基材はプラスチックで構成されている、請求項1又は請求項2に記載のタッチパネル装置。
【請求項4】
前記カバー基板は、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、または、ポリカーボネートで構成されている、請求項1から請求項3の何れかに記載のタッチパネル装置。
【請求項5】
観察者側の前記カバー基板の厚みは均一である請求項1から請求項4の何れかに記載のタッチパネル装置。
【請求項6】
表示装置側の前記カバー基板の厚みは均一である請求項5に記載のタッチパネル装置。
【請求項7】
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネル装置と、を備え、
前記タッチパネル装置は、
基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板と、を有し、
前記カバー基板はプラスチックで構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
前記検出パターンは、網目状に配置された金属材料によって構成される、タッチ位置検出機能付き表示装置。
【請求項8】
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネル装置と、を備え、
前記タッチパネル装置は、
基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板を内部に埋め込むカバー基板と、を備え、
前記カバー基板はプラスチックで構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
前記カバー基板のうち、前記タッチパネルセンサ基板の非アクティブエリアに対応する位置には、穴が形成されている、タッチ位置検出機能付き表示装置。
【請求項9】
基材と、前記基材上に設けられた網目状に配置された金属材料からなる検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板を準備する工程と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に、一対のカバー基板を透明接着剤により貼り合わせる工程と、
を備え、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄い、タッチパネル装置の製造方法。
【請求項10】
タッチパネルセンサ基板を、当該タッチパネルセンサ基板の非アクティブエリアに対応する位置に配置された支持部材によって支持する工程と、
前記タッチパネルセンサ基板が前記支持部材により支持された状態で、前記タッチパネルセンサ基板の両面にカバー基板を形成する工程と、を備えるタッチパネル装置の製造方法。
【請求項11】
前記タッチパネルセンサ基板を前記支持部材によって支持する工程では、前記タッチパネルセンサ基板及び前記支持部材は金型内に形成された空間に位置し、
前記タッチパネルセンサ基板の両面にカバー基板を形成する工程では、前記空間が樹脂で満たされ、当該樹脂によって前記カバー基板が構成される請求項10に記載のタッチパネル装置の製造方法。
【請求項12】
請求項9から請求項11の何れかに記載のタッチパネル装置の製造方法によって製造されるタッチパネル装置。
【請求項13】
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置された請求項12に記載のタッチパネル装置と、を備えるタッチ位置検出機能付き表示装置。」

(2)本件補正後の特許請求の範囲の請求項1ないし9は、以下のとおりである。

「【請求項1】
基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板と、を備え、
前記カバー基板はプラスチックで構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
前記検出パターンは、網目状に配置された金属材料によって構成される、タッチパネル装置。
【請求項2】
前記基材はプラスチックで構成されている、請求項1に記載のタッチパネル装置。
【請求項3】
前記カバー基板は、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、または、ポリカーボネートで構成されている、請求項1又は請求項2に記載のタッチパネル装置。
【請求項4】
観察者側の前記カバー基板の厚みは均一である請求項1から請求項3の何れかに記載のタッチパネル装置。
【請求項5】
表示装置側の前記カバー基板の厚みは均一である請求項4に記載のタッチパネル装置。
【請求項6】
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネル装置と、を備え、
前記タッチパネル装置は、
基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板と、を有し、
前記カバー基板はプラスチックで構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
前記検出パターンは、網目状に配置された金属材料によって構成される、タッチ位置検出機能付き表示装置。
【請求項7】
基材と、前記基材上に設けられた網目状に配置された金属材料からなる検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板を準備する工程と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に、一対のカバー基板を透明接着剤により貼り合わせる工程と、
を備え、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄い、タッチパネル装置の製造方法。
【請求項8】
請求項7に記載のタッチパネル装置の製造方法によって製造されるタッチパネル装置。
【請求項9】
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置された請求項8に記載のタッチパネル装置と、を備えるタッチ位置検出機能付き表示装置。」

2 補正の適否について
本件補正は、本件補正前の特許請求の範囲について補正をしようとするものであるところ、本件補正は、本件補正前の請求項2、8、10及び11を削除し、各請求項の番号及び引用関係を整理するものである。そうしてみると、本件補正は、特許法第17条の2第5項第1号に掲げる、同法第36条第5項に規定する請求項の削除を目的とする補正である。
したがって、特許請求の範囲に係る本件補正は適法になされたものである。

第3 原査定の拒絶の理由
原査定の拒絶の理由は、この出願の請求項1ないし9係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において、頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、というものである。

引用文献1 特開2014-48675号公報

第4 引用文献等の記載事項及び引用発明
1 引用文献1
(1)原査定の拒絶の理由で引用された引用文献1には、図面とともに、次の事項が記載されている。(下線は、当審で付与した。以下同じ。)

「【技術分野】
【0001】
本発明は、主に各種入力装置の操作に用いられる静電容量方式のタッチパネルに関するものである。」

「【発明が解決しようとする課題】
【0016】
しかしながら、タッチパネルを搭載する入力装置の薄型化の要望から、タッチパネルに対しても薄型化が求められてきている。
【0017】
本発明は、このような要望に対応するものであり、薄型のタッチパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記目的を達成するために本発明は、複数の帯状の第一の電極が配置された第一の基板と複数の帯状の第二の電極が配置された第二の基板とを接着し、第一の基板の上面にはカバー層を接着すると共にカバー層の厚みを0.3mm以上1.0mm以下にしてタッチパネルを構成する。
【発明の効果】
【0019】
以上のように本発明によれば、複数の帯状の第一の電極が配置された第一の基板と複数の帯状の第二の電極が配置された第二の基板とを接着し、第一の基板の上面にはカバー層を接着すると共にカバー層の厚みを0.3mm以上1.0mm以下にしてタッチパネルを構成するため薄型のタッチパネルを実現しうる。」

「【0023】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるタッチパネル100の分解斜視図、図2は同断面図である。
【0024】
同図において、タッチパネル100は、カバー層21と、第一の基板層22と、第二の基板層23と、補強層24を備える。
【0025】
ここで、カバー層21は、略方形で例えば樹脂材料のフィルムの上面にハードコート層を設けて構成される。また、ガラスを材料として構成しても良い。
【0026】
このカバー層21の厚みは0.3mm以上1.0mm以下で従来のタッチパネル20に比べ、薄く構成される。薄くすることで電界の放射を通しやすくするためである。
【0027】
第一の基板層22は、第一の方向D1に平行に配置された複数の第一の電極31と、第一の電極31に一端が接続された複数の配線32と、第一の電極31と配線32が配置される第一の基板33を備える。
【0028】
ここで、第一の基板33は略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。
【0029】
また、第一の電極31は所定の間隔を空けて並べて配置され、帯状でいずれの第一の電極31も同等の幅で構成される。なお、第一の電極31の材料は酸化インジウム錫や酸化錫等が適している。
【0030】
配線32は第一の電極31に一端が接続され、それぞれの第一の電極31から一本ずつ延出している。この配線32は銀や銅などの導電性の金属を材料とするのが適している。
【0031】
第二の基板層23は、第二の方向D2に平行に配置された複数の第二の電極41と、第二の電極41に一端が接続された複数の配線42と、第二の電極41と配線42が配置される第二の基板43を備える。なお、第一の方向D1と第二の方向D2の間は平行ではなく所定の角度を備える。この所定の角度は垂直であることが望ましい。
【0032】
ここで、第二の基板43は略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。
【0035】
また、第二の電極41は所定の間隔を空けて並べて配置され、帯状でいずれの第二の電極41も同等の幅で構成される。なお、第二の電極41の材料は酸化インジウム錫や酸化錫等が適している。
【0034】
配線42は第二の電極41に一端が接続され、それぞれの第二の電極41から一本ずつ延出している。この配線42は銀や銅などの導電性の金属を材料とするのが適している。
【0035】
補強層24は、略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。補強層24の厚みは1.0mm以上3.0mm以下とするのが適している。補強層24は、タッチパネル100の剛性を確保するためのものである。補強層24が無かったり、厚みが1.0mm未満であると、タッチパネル100が薄すぎて取り扱いが難しくなる。また、補強層24の厚みを3.0mmより厚くすると、タッチパネル100として薄型化の効果が発揮できないためである。
【0036】
つまり、補強層24の厚みは1.0mm以上3.0mm以下とすることで、タッチパネル100の薄型化ができると共に十分な剛性を確保しうる。
【0037】
補強層24は第二の基板層23の下面にアクリル系接着剤等で接着され、第二の基板層23の上面に第一の基板層22がアクリル系接着剤等で接着される。また、第一の基板層22の上面にカバー層21が例えばアクリル系接着剤等で接着される。
【0038】
つまり、第一の電極31が配置された第一の基板33と、第二の電極41が配置された第二の基板43とを接着し、第一の基板33の上面にはカバー層21を接着している。第一の基板33と第二の基板43が接着されることで、第一の電極31と第二の電極41の間隔が狭まり、第一の電極31の上方に電界が放射されにくくなるが、カバー層21の厚みを0.3mm以上1.0mm以下とすることで電界を通過しやすくして、対象物の検出感度の低下を防いでいる。
【0039】
また、第一の基板33と第二の基板43が接着されることで、薄型化を実現している。
【0040】
このように構成されたタッチパネル100が動作する際には、複数の第二の電極41のうち送信する第二の電極41を例えば上端から下端へ一本ずつ切り替えながら送信する。それぞれの第二の電極41が送信している際に、受信する第一の電極31も例えば左端から右端へ一本ずつ切り替えられる。そして、第一の電極31で検出される静電容量からいずれの第一の電極31で静電容量が変化したか検出し、第二の方向D2での指等の対象物の検出位置を判定する。また、このときいずれの第二の電極41が送信しているかを判定することで第一の方向D1での指等の対象物の検出位置を判定する。」

(2)上記記載から、引用文献1には、次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

「カバー層21と、第一の基板層22と、第二の基板層23と、補強層24を備え、
補強層24は第二の基板層23の下面にアクリル系接着剤等で接着され、第二の基板層23の上面に第一の基板層22がアクリル系接着剤等で接着され、第一の基板層22の上面にカバー層21がアクリル系接着剤等で接着されており、
カバー層21は、樹脂材料のフィルムの上面にハードコート層を設けで構成され、厚みは0.3mm以上1.0mm以下とすることで、電界を通過しやすくし、対象物の検出感度の低下を防ぎ、
第一の基板層22は、第一の方向D1に平行に配置された複数の第一の電極31と、第一の電極31が配置される第一の基板33を備え、第一の電極31は所定の間隔を空けて並べて配置され、帯状でいずれの第一の電極31も同等の幅で構成され、第一の電極31の材料は酸化インジウム錫や酸化錫等であり、
第二の基板層23は、第二の方向D2に平行に配置された複数の第二の電極41と、第二の電極41が配置される第二の基板43を備え、第二の電極41は所定の間隔を空けて並べて配置され、帯状でいずれの第二の電極41も同等の幅で構成され、第二の電極41の材料は酸化インジウム錫や酸化錫等であり、
補強層24は、透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成され、厚みは1.0mm以上3.0mm以下とし、タッチパネル100の剛性を確保し、
第一の電極31で検出される静電容量からいずれの第一の電極31で静電容量が変化したか検出し、このときいずれの第二の電極41が送信しているかを判定することで、対象物の検出位置を判定する、
タッチパネル100。」

2 周知技術

(1)引用文献2
本願の出願前に、頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった特開2012-185607号公報(以下、「引用文献2」という。)には、次の記載がある。

「【技術分野】
【0001】
本発明は、導電シート及びタッチパネルに関し、例えば投影型静電容量方式のタッチパネルに用いて好適な導電シート及びタッチパネルに関する。」
【背景技術】
【0002】
金属細線を用いた透明導電膜については、例えば、特許文献1及び2で開示されているように、研究が継続されている。
近時、タッチパネルが注目されている。タッチパネルは、PDA(携帯情報端末)や携帯電話等の小サイズへの適用が主となっているが、パソコン用ディスプレイ等への適用による大サイズ化が進むと考えられる。
このような将来の動向において、従来の電極は、ITO(酸化インジウムスズ)を用いていることから、抵抗が大きく、適用サイズが大きくなるにつれて、電極間の電流の伝達速度が遅くなり、応答速度(指先を接触してからその位置を検出するまでの時間)が遅くなるという問題がある。
そこで、金属製の細線(金属細線)にて構成した格子を多数並べて電極を構成することで表面抵抗を低下させることが考えられる。金属細線を電極に用いたタッチパネルとしては、例えば、特許文献3?9が知られている。
・・・ 中略 ・・・
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、金属細線を電極に用いる場合、金属細線が不透明な材料で作製されることから透明性や視認性が問題となる。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、タッチパネルにおいて、金属細線のパターンで電極を構成した場合においても、高い透明性を確保することができ、しかも、歩留まりの向上を図ることができる導電シート及びタッチパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1] 第1の本発明に係る導電シートは、基体と、該基体の一主面に形成された導電部とを有し、少なくとも前記導電部が粘着剤を介して他の物体に接着される導電シートにおいて、前記導電部は、金属細線による網目状構造部を有し、前記基体の主面と前記金属細線の側壁とのなす角が鋭角であり、前記導電部における前記粘着剤とのピール粘着力が、0.1N/10mm以上5N/10mm以下であることを特徴とする。
・・・ 後略 ・・・」

「【0032】
ここで、表示装置108への導電シート10の積層構造について説明する。積層構造は、図8A?図8Cに模式的に示すように、3つの態様を好ましく採用することができる。
すなわち、図8Aに示す第1構成例は、表示装置108上に透明粘着剤120(あるいは透明粘着シート)120を介して図3Aに示す導電シート10が積層され、さらに、この導電シート10上にハードコート層122が積層され、該ハードコート層122上に反射防止層124が積層された構成を有する。ここで、表示装置108上の透明粘着剤120、第2導電部13B、第1透明基体12A及び第1導電部13Aにてタッチパネル100が構成され、該タッチパネル100上のハードコート層122及び反射防止層124にて反射防止フイルム126が構成される。なお、反射防止フイルム126上には図1に示す保護板106が貼着される。これは、後述する第2構成例及び第3構成例でも同様である。
図8Bに示す第2構成例は、表示装置108上に透明粘着剤120を介して図3A導電シート10と保護樹脂層128が積層され、さらに、この保護樹脂層128上にハードコート層122が積層され、該ハードコート層122上に反射防止層124が積層された構成を有する。ここで、表示装置108上の透明粘着剤120、第2導電部13B、第1透明基体12A、第1導電部13A及び保護樹脂層128にてタッチパネル100が構成され、該タッチパネル100上のハードコート層122及び反射防止層124にて反射防止フイルム126が構成される。
図8Cに示す第3構成例は、表示装置108上に第1透明粘着剤120Aを介して図3Aに示す導電シート10と第2透明粘着剤120Bが積層され、さらに、この第2透明粘着剤120B上に透明フイルム130が積層され、該透明フイルム130上にハードコート層122が積層され、該ハードコート層122上に反射防止層124が積層された構成を有する。ここで、表示装置108上の第1透明粘着剤120A、第2導電部13B、第1透明基体12A、第1導電部13A及び第2透明粘着剤120Bにてタッチパネル100が構成され、該タッチパネル100上の透明フイルム130、ハードコート層122及び反射防止層124にて反射防止フイルム126が構成される。」

「【0075】
<透明フイルム130>
透明フイルム130は、表示装置108の視認者側表面に用いるため、光透過率が高く、且つ、透明性に優れた無色のフイルムであることが要求される。このような透明フイルム130としては、プラスチックフイルムを用いることが好ましい。プラスチックフイルムを形成するポリマーとしては、セルロースアシレート(例、富士フイルム(株)製TAC-TD80U,TD80UF等のセルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレート)、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル(例、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリスチレン、ポリオレフィン、ノルボルネン系樹脂(アートン:商品名、JSR(株)製)、非晶質ポリオレフィン(ゼオネックス:商品名、日本ゼオン(株)製)、(メタ)アクリル系樹脂(アクリペットVRL20A:商品名、三菱レイヨン(株)製、特開2004-70296号公報や特開2006-171464号公報記載の環構造含有アクリル系樹脂)等が挙げられる。このうち、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好ましく、特にセルローストリアセテートが好ましい。」

(2)引用文献3
本願の出願前に、頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった特開2012-251030号公報(以下、「引用文献3」という。)には、次の記載がある。

「【技術分野】
【0001】
本発明は、静電容量式タッチパネルと表面保護層の密着に用いられる粘着シート、この粘着シートを用いた表面保護層付き静電容量式タッチパネル、および表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話・スマートフォン、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機などの電子機器において、タッチパネルを搭載したタイプが増加している。主なタッチパネルの動作方式としては、抵抗膜式、静電容量式、光学式、超音波式、電磁誘導式などが挙げられる。なかでも、抵抗膜式は製造コストの観点から広く採用されている。近年、静電容量式タッチパネルはスマートフォンやタブレット型パーソナルコンピュータ用途で広く使用されており、これらの市場拡大につれて需要が拡大している。
【0003】
一般に、タッチパネルの表面にはガラス板等の表面保護層が設けられるケースが多く、表面保護層は空気層(空隙)を介して、あるいは粘着剤(粘着シート)を介してタッチパネルに装着されている。例えば、粘着剤を介して表面保護層をタッチパネルに装着することは、特許文献1?3に開示されている。
【0004】
上記特許文献1?3は、表面保護層とタッチパネルとをアクリル系粘着剤あるいはシリコーン系粘着剤で密着一体化することを提案するものである。
【0005】
一方、表面保護層の材料としてガラス板が一般的に用いられているが、タブレット型パーソナルコンピュータのような比較的表示画面の大きい表示装置が普及するにつれて、表示装置の軽量化が要求されている。表示装置の軽量化の1つの手段として、表面保護層をアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の比較的軽量の樹脂板や樹脂フィルムに変更することが望まれている。」

「【0015】
静電容量式タッチパネルは、入力操作において指とタッチパネルを構成する透明導電膜との間の静電容量の変化を読み取ることで、入力位置を検出するものである。静電容量式タッチパネルは、その動作方式によって表面型と投影型に大きく分類される。
【0016】
表面型の静電容量式タッチパネルは、基材上に設けられた透明導電膜によって均一な電界を形成しており、指で触れると、基板の四隅の電極と指との距離に応じて容量変化が発生し、これによって入力位置を判別する方式である。投影型の静電容量式タッチパネルは、ガラス基板や樹脂基板上にX電極とY電極を設け、指で触れることによる静電容量の変化をX電極、Y電極各々から読み取り、位置を検出する方式である。
【0017】
上記した静電容量式タッチパネルはその最表面に表面保護層が配置される場合が多く、本発明の粘着シートはタッチパネルと表面保護層との間に配置されるものであり、特にタッチパネルと表面保護層とを密着するために用いるのに好適である。本発明の粘着シートは特に投影型の静電容量式タッチパネルに好ましく適用される。
【0018】
本発明にかかる表面保護層としては、ガラス板、プラスチック樹脂板(例えばアクリル樹脂板、ポリカーボネート樹脂板、ポリエステル樹脂板等)、プラスチック樹脂フィルム(ポリエステル樹脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネート樹脂フィルム、セルロース樹脂フィルム、ポリオレフィン樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム等)、有機・無機ハイブリッド製の板やフィルム(例えば新日鐵化学(株)の「シルプラス」、グンゼ(株)の「HDフィルム」等)などを使用することができる。
【0019】
上記表面保護層を構成する材料の中でも、表面保護層付きタッチパネルおよび表示装置の軽量化を図るという観点から、プラスチック樹脂板、プラスチック樹脂フィルム、有機・無機ハイブリッド製の板やフィルムが好ましい。
【0020】
表面保護層の厚みは、0.05?3mm程度が一般的であり、0.1?2.5μmの範囲が好ましく、0.3?2mmの範囲がより好ましく、特に0.5?1.5mmの範囲が好ましい。表面保護層の厚みが薄すぎると、保護層としての機能が十分に発揮できないことがあり、一方厚すぎると入力位置の検出感度が低下し、タッチパネルの操作性が悪化することがある。
【0021】
また、表面保護層には加飾層が設けられていることが好ましい。加飾層は、例えば、表示パネルの画像表示領域に相当する領域を縁取りするための着色層であり、表面保護層の外周に印刷等によって直接設けることができる。あるいは、加飾層を設けたフィルム等を表面保護層に密着させてもよい。」

(3)引用文献4
本願の出願前に、頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった特開2013-143042号公報(以下、「引用文献4」という。)には、次の記載がある。

「【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルセンサ、タッチパネルセンサの製造方法、および、タッチパネルセンサを製造するための積層体に関する。」

「【0031】
一般にタッチパネルセンサにおいて、検出パターンは、外部導体がタッチパネルセンサに接近した際に生じる、電磁的な変化または静電容量の変化を検知するために設けられるものである。従って、検出パターンには、電磁的な変化または静電容量の変化に起因する電流を検知可能なレベルで流すことができる程度の導電性が求められる。このような検出パターンを構成するための材料として、従来、銀合金などの遮光性および導電性を有する金属材料や、インジウム錫酸化物(ITO)などの透光性および導電性を有する透明導電材料が用いられている。本実施の形態においては、検出パターン21,26が遮光性および導電性を有する金属材料から構成されている例について説明する。
【0032】
図2Aに示すように、支持体11の一方の側の面11aに設けられた各第1検出パターン21は、電流が流れる経路となる、遮光性および導電性を有する複数の導線37aと、複数の開口部37bとから構成されている。具体的には、各第1検出パターン21において、導線37aは、各導線37a間に開口部37bが形成されるよう所定パターンで配置されている。ここで第1検出パターン21の開口部37bは、第1検出パターン21の導線37aによって囲まれている領域、または第1検出パターン21の導線37aによって挟まれている領域として定義される。図2Aに示す例においては、x方向に延びる複数の導線37aと、y方向に延びる複数の導線37aと、が組み合わされ、この結果、網目状に配置された導線37aが構成されるとともに、各導線37a間に矩形状の開口部37bが形成されている。この場合、第1検出パターン21全体の面積のうち開口部37bによって占められる面積の比率(以下、開口率と称する)を適切に設定することによって、導線37aが遮光性を有する場合であっても、表示装置からの映像光を適切な比率で透過させて観察者側に至らせることができる。すなわち、表示装置からの映像を観察者が視認することができる。開口率の範囲は、表示装置から放出される映像光の特性などに応じて適宜設定されるが、例えば80?x99%の範囲内となっている。」

(4)周知技術
ア 周知技術1
上記(1)及び(2)の記載から、次の技術は周知技術(以下、「周知技術1」という。)であるといえる。

「タッチパネルの表面保護層として、プラスチック樹脂が用いられること。」

イ 周知技術2
上記(1)及び(3)の記載から、次の技術は周知技術(以下、「周知技術2」という。)であるといえる。

「タッチパネルを構成する導電シートの導電部について、応答速度を考慮して、従来のITO(酸化インジウムスズ)を用いることから、金属細線による網目状構造部を有する導電部とすること。」

第5 対比
本件補正後の特許請求の範囲の請求項1(以下、「本件補正発明」という。)と引用発明を対比すると、以下のとおりである。

1 引用発明の第一の基板32及び第二の基板43は、本件補正発明の「基材」に相当する。

2 引用発明の第一の基板層22及び第二の基板層23は、それぞれ第一の方向D1に平行に配置された複数の第一の電極31と第二の方向D2に平行に配置された複数の第二の電極41がそれぞれ配置された第一の基板32及び第二の基板43を備え、第一の電極31で検出される静電容量からいずれの第一の電極31で静電容量が変化したか検出し、このときいずれの第二の電極41が送信しているかを判定することで、対象物の検出位置を判定するから、この、第一の方向D1及び第二の方向D2平行に配置された、複数の第一の電極31及び複数の第二の電極41のパターンは、対象物の検出位置を判定するパターンであり、本件補正発明の「前記基材上に設けられた検出パターン」に相当する。

3 そうすると、引用発明の第一の基板層22及び第二の基板層23は、本件補正発明の「タッチパネルセンサ基板」に相当する。

4 引用発明は、補強層24は第二の基板層23の下面にアクリル系接着剤等で接着され、第二の基板層23の上面に第一の基板層22がアクリル系接着剤等で接着され、第一の基板層22の上面にカバー層21がアクリル系接着剤等で接着されており、カバー層21と補強層24との間に第一の基板層22と第二の基板層が挟まれ、アクリル系接着剤等を使ってカバー層21と補強層24との間に保持された関係にあるから、このことは、本件補正発明の「前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持す」ことに相当する。

5 そして、引用発明のカバー層21及び補強層24は、本件補正発明の「前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板」に相当する。

6 樹脂は、可塑性物質(plastic:プラスチック)と硬化性物質を含むものであるから、引用発明の樹脂材料及び透光性の絶縁樹脂等と、本件補正発明の「プラスチック」は、樹脂である点で共通する。そうすると、引用発明のカバー層21が樹脂材料のフィルムの上面にハードコート層を設けで構成されこと及び補強層24が透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成されることと、本件補正発明の「前記カバー基板はプラスチックで構成され」ることは、前記カバー基板は樹脂材料で構成される点で共通する。

7 引用発明のカバー層21及び補強層24の厚みは、それぞれ0.3mm以上1.0mm以下及び1.0mm以上3.0mm以下であり、カバー層21は観察者側に位置し、補強層24は表示装置側に位置するから、このことは、本件補正発明の「観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄」いことに相当する。

8 そして、引用発明の「タッチパネル100」は、本件補正発明の「タッチパネル装置」に相当する。

9 以上のことから、本件補正発明と引用発明との一致点及び相違点は、次のとおりである。

[一致点]
「基材と、前記基材上に設けられた検出パターンと、を有するタッチパネルセンサ基板と、
前記タッチパネルセンサ基板の両面に設けられ、前記タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板と、を備え、
前記カバー基板は樹脂材料で構成され、
観察者側の前記カバー基板の厚みは、表示装置側の前記カバー基板の厚みより薄く、
構成される、タッチパネル装置。」

[相違点1]
「カバー基板」について、本件補正発明は「プラスチック」で構成されているのに対して、引用発明の樹脂材料及び透光性の絶縁樹脂等は、プラスチックを含むものであるものの、プラスチックであるとの限定がない点。

[相違点2]
「検出パターン」について、本件補正発明は「網目状に配置された金属材料によって構成さ」れているのに対して、引用発明はそのようになっていない点。

第6 判断
1 [相違点1]について
周知技術1にあるように、タッチパネルの表面を覆う表面保護層としてプラスチック樹脂を用いることは周知の技術であるから、引用発明の樹脂材料及び透光性の絶縁樹脂をプラスチックとすることは、当業者が容易になし得ることである。

2 [相違点2]について
周知技術2にあるように、タッチパネルの「検出パターン」について、タッチパネルの応答速度を考慮して、酸化インジウム錫から、金属細線による網目状構造部を採用することは、普通に行われている。
そして、引用発明において、その応答速度を考慮し、引用発明の第一の電極31及び第二の電極41を酸化インジウム錫から、金属細線による網目状構造部とすることは、当業者が容易に想到することである。

3 そして、これらの相違点を総合的に勘案しても、本件補正発明の奏する作用効果は、引用発明及び引用文献2ないし4に記載された周知技術の奏する作用効果から予測される範囲内のものにすぎず、格別顕著なものということはできない。

4 請求人の主張について
請求人は、審判請求書の3.(4)において、
「すなわち本願の請求項1、6及び7(旧請求項1、7及び9)は、以下の発明特定事項を含んでおります。
a) タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板はプラスチックで構成される。
b) 網目状に配置された金属材料によって構成される検出パターン
例えば、上記発明特定事項a及びbの組み合わせを備える本願発明は、網目状に配置された金属材料によって構成される検出パターンを備えております。このように網目状の金属材料を検出パターンに使用する場合には、インジウムスズ酸化物(ITO)によって検出パターンを構成する場合に比べ、静電容量が小さくなる傾向があります。これに加え、カバー基板をプラスチックで構成することによって静電容量が更に低下します。したがって本願発明によれば、剛性の低下を抑えつつ検出感度を向上できるという有益な効果が奏されます。
しかしながら引用文献1には、「タッチパネルセンサ基板を挟持する一対のカバー基板をプラスチックで構成し」且つ「検出パターンを網目状に配置された金属材料によって構成すること」(上記発明特定事項a及びbの組み合わせ)について開示も示唆も全くございません。
また引用文献1に記載の発明は、本願発明によりもたらされる上述の有益な効果を奏するができず、引用文献1には、そのような本願発明の有益な効果についての記述が全くございません。
このように引用文献1は、本願発明とは構成、作用及び効果が全く異なる技術を開示乃至示唆しているに過ぎず、補正後の請求項1?9に記載の本願発明の進歩性を否定しうる引例としての適格性を有していないことは明らかです。」
と主張している。
しかしながら、引用文献2に記載されているように、タッチパネルセンサを保護する樹脂としてプラスチック樹脂を用い、加えて、検出パターンを網目状に配置された金属材料によって構成することは、普通に行われていることである。
また、引用文献1の段落【0035】に
「補強層24は、略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。補強層24の厚みは1.0mm以上3.0mm以下とするのが適している。補強層24は、タッチパネル100の剛性を確保するためのものである。補強層24が無かったり、厚みが1.0mm未満であると、タッチパネル100が薄すぎて取り扱いが難しくなる。また、補強層24の厚みを3.0mmより厚くすると、タッチパネル100として薄型化の効果が発揮できないためである。」
と記載され、さらに段落【0038】に
「つまり、第一の電極31が配置された第一の基板33と、第二の電極41が配置された第二の基板43とを接着し、第一の基板33の上面にはカバー層21を接着している。第一の基板33と第二の基板43が接着されることで、第一の電極31と第二の電極41の間隔が狭まり、第一の電極31の上方に電界が放射されにくくなるが、カバー層21の厚みを0.3mm以上1.0mm以下とすることで電界を通過しやすくして、対象物の検出感度の低下を防いでいる。」
と記載されているように、引用発明も剛性の低下を抑えつつ検出感度を向上できるという効果を奏するものであるから、請求人の上記主張は採用できない。

第7 むすび
以上のとおり、本件補正発明は、引用文献1に記載された発明及び引用文献2ないし4に記載された周知技術に基づいて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。
したがって、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶すべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
審理終結日 2020-06-16 
結審通知日 2020-06-19 
審決日 2020-07-06 
出願番号 特願2014-77713(P2014-77713)
審決分類 P 1 8・ 121- Z (G06F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 若林 治男萩島 豪滝谷 亮一  
特許庁審判長 ▲吉▼田 耕一
特許庁審判官 小田 浩
岩田 玲彦
発明の名称 タッチパネル装置、タッチ位置検出機能付き表示装置、及び、タッチパネル装置の製造方法  
代理人 朝倉 悟  
代理人 中村 行孝  
代理人 堀田 幸裕  
代理人 村越 卓  
代理人 永井 浩之  
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