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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 取り消して特許、登録 G06F
管理番号 1366715
審判番号 不服2019-8174  
総通号数 251 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-11-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2019-06-19 
確定日 2020-10-20 
事件の表示 特願2018- 17695「情報表示プログラム、情報表示方法、情報表示装置、及び配信装置」拒絶査定不服審判事件〔令和 1年 8月 8日出願公開、特開2019-133606、請求項の数(18)〕について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の発明は、特許すべきものとする。 
理由 第1.手続きの経緯

本願は、平成30年2月2日の出願であって、平成30年10月10日付けで拒絶理由通知がされ、平成30年12月5日に意見書が提出されるとともに手続補正がなされたが、平成31年3月14日付けで拒絶査定(原査定)がされ、これに対し、令和元年6月19日に拒絶査定不服審判の請求がなされると同時に手続補正がなされたものである。

第2.原査定の概要

原査定(平成31年3月14日付け拒絶査定)の概要は次のとおりである。

本願の請求項1、2、12、13、16?18に係る発明は、以下の引用文献1に基づいて、本願の請求項3?5、7?10、14に係る発明は、以下の引用文献1、2に基づいて、本願の請求項6、15に係る発明は、以下の引用文献1?3に基づいて、また、本願の請求項11に係る発明は、以下の引用文献1?4に基づいて、その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明できたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。

引用文献等一覧
1.特開2016-184443号公報
2.特許第6224786号公報
3.特開2017-010574号公報(周知技術を示す文献)
4.特開2017-033573号公報(周知技術を示す文献)

第3 本願発明

本願の請求項1?18に係る発明(以下、それぞれ「本願発明1」?「本願発明18」という。)は、令和元年6月19日になされた手続補正で補正された特許請求の範囲の請求項1?18に記載された事項により特定される発明であり、以下のとおりの発明である(下線部は、補正箇所である。)。

「【請求項1】
動画を含む所定のコンテンツの表示領域が配置される第1のコンテンツを画面に表示する表示手順と、
前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除された後、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する表示制御手順と、
をコンピュータに実行させるための情報表示プログラム。
【請求項2】
前記表示制御手順は、
前記第1のコンテンツの第1の方向へのスクロールにより前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記表示領域の前記第1の領域への固定後、前記第1の方向とは逆の第2の方向への前記第1のコンテンツのスクロールにより前記第1のコンテンツ上の所定の配置領域が前記第1の領域に位置した場合に、前記表示領域の前記第1の領域への固定を解除し、
前記第1のコンテンツの前記第2の方向へのスクロールにより前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記表示領域の前記第2の領域への固定後、前記第1の方向への前記第1のコンテンツのスクロールにより前記所定の配置領域が前記第2の領域に位置した場合に、前記表示領域の前記第2の領域への固定を解除する、
処理であることを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
【請求項3】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていない場合と、前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合とで、前記所定のコンテンツの出力態様を変更する、
処理であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示プログラム。
【請求項4】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていないと場合と、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域に固定された場合と、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第2の領域に固定された場合とで、前記所定のコンテンツの出力態様を変更する、
処理であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示プログラム。
【請求項5】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていないと場合と、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域に固定された場合と、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第2の領域に固定された場合とで、前記所定のコンテンツとなる動画のコンテンツを変更する、
処理であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示プログラム。
【請求項6】
前記所定のコンテンツは前記表示領域よりも大きなコンテンツであり、
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域に固定された場合と、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第2の領域に固定された場合と、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていないと場合とで、前記表示領域に表示される前記所定のコンテンツの表示部分を変更する、
処理であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示プログラム。
【請求項7】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていない場合と、前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合とで、前記所定のコンテンツの表示態様を変更する、
処理であることを特徴とする請求項1?6のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項8】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていない場合と、前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合とで、前記所定のコンテンツの音声の出力態様を変更する、
処理であることを特徴とする請求項1?7のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項9】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていない場合には、前記所定のコンテンツの再生を停止し、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合には、前記所定のコンテンツの再生を実行する、
処理であることを特徴とする請求項1?8のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項10】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれにも固定されていない場合には、前記所定のコンテンツを所定の動画品質で再生し、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合には、前記所定のコンテンツを前記所定の動画品質より高い動画品質で再生する、
処理であることを特徴とする請求項1?9のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項11】
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合に、前記所定のコンテンツの前記表示領域と前記第1のコンテンツとの境界を示す表示を前記画面に追加する、
処理であることを特徴とする請求項1?10のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項12】
前記表示制御手順は、複数ある前記所定のコンテンツの1つである第2のコンテンツの表示領域が前記第1の領域に固定された後、前記第1のコンテンツのスクロールにより前記所定のコンテンツの1つであって前記第2のコンテンツとは異なる第3のコンテンツの表示領域が前記第1の領域に達した場合には、前記第2のコンテンツの表示領域に替えて前記第3のコンテンツの表示領域を前記第1の領域に固定する、
処理であることを特徴とする請求項1?11のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項13】
前記第1の領域は、前記第1のコンテンツが表示された前記画面上の領域であるコンテンツ表示領域の端部に位置しており、
前記表示制御手順は、前記第2のコンテンツの表示領域が前記第1の領域に固定された後、前記第1のコンテンツのスクロールにより前記第3のコンテンツの表示領域が、前記第1の領域に達した場合には、前記第3のコンテンツの表示領域が前記第2のコンテンツの表示領域を前記コンテンツ表示領域の外に押し出すように、前記第2のコンテンツの表示領域を前記コンテンツ表示領域の外にスライドさせる、
処理であることを特徴とする請求項12に記載の情報表示プログラム。
【請求項14】
前記所定のコンテンツは、前記第1のコンテンツの前面に位置しており、
前記表示制御手順は、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記第1の領域及び前記第2の領域のいずれかに固定された場合には、前記所定のコンテンツの一部或いは全部を背後の前記第1のコンテンツが見えるように透過させる、
処理であることを特徴とする請求項1?13のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
【請求項15】
前記表示手順は、前記第1のコンテンツの背後に配置された前記所定のコンテンツと、前記所定のコンテンツの前記表示領域となる透過領域が配置される所定の配置領域を有する前記第1のコンテンツと、を前記画面に表示し、
前記表示制御手順は、第1の操作により前記所定のコンテンツの前記透過領域が前記第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記透過領域を固定し、第2の操作により前記透過領域が前記第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記透過領域を固定する、
処理であることを特徴とする請求項1?13のいずれか1項に記載の情報表示プログラ
ム。
【請求項16】
情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
動画を含む所定のコンテンツの表示領域が配置される第1のコンテンツを画面に表示する表示工程と、
前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除された後、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する表示制御工程と、
を含むことを特徴とする情報表示方法。
【請求項17】
動画を含む所定のコンテンツの表示領域が配置される第1のコンテンツを画面に表示する表示部と、
前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除された後、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する表示制御部と、
を備えることを特徴とする情報表示装置。
【請求項18】
画面に情報を表示する端末装置に制御情報を配信する配信部を備え、
前記配信部は、前記端末装置に前記制御情報を配信することで、
動画を含む所定のコンテンツの表示領域が配置される第1のコンテンツを画面に表示する表示処理と、
前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除された後、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する表示制御処理と、
を実行させるよう前記端末装置を制御する、
ことを特徴とする配信装置。」

第4 引用文献、引用発明等

1.引用文献1の記載事項について
原査定の拒絶の理由に引用された上記引用文献1には、図面とともに次の事項が記載されている(下線は、当審付与。以下同様。)。

(1)
「【0010】
〔1.端末装置100の一例〕
まず、図1を用いて、情報表示装置の一例である端末装置100が実行する処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。図1では、端末装置100によって、ウェブページC10と、コンテンツC20とが表示される例を示す。
【0011】
図1に示した端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100は、液晶ディスプレイ等の出力部130を有する。なお、端末装置100には、タッチパネルが採用されているものとする。すなわち、端末装置100の利用者は、指やスタイラスで出力部130の表示面(以下、画面と記載する場合がある。)をタッチすることにより各種操作を行う。
【0012】
ウェブページC10は、例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページであり、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等で記述されたウェブページである。ここで、ウェブページC10には、所定の大きさの広告領域C11が配置されており、ウェブページC10とは個別に配信されるコンテンツC20が配置されて表示される。」

(2)
「【0015】
コンテンツC20は、ウェブページC10とともに表示されるコンテンツであり、例えば、広告に係るコンテンツ(以下、広告コンテンツと記載する。)である。例えば、コンテンツC20は、ウェブページC10が有する広告領域C11と同じ大きさの画像若しくは動画像であり、図1に示す例では、フルーツの写真と「ヘルシースムージー」等といった広告にかかる文字が配置されているものとする。」

(3)
「【0023】
〔2-1.表示処理〕
そこで、端末装置100は、以下の表示処理を行う。例えば、端末装置100は、ウェブページC10とコンテンツC20とを表示する。また、端末装置100は、ウェブページC10又はコンテンツC20を移動させるスクロール操作が行われた場合は、ウェブページC10とコンテンツC20とを移動させる。そして、端末装置100は、スクロール操作の結果、コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20を表示する画面上の位置(以下、コンテンツC20の表示位置と記載する。)を固定する。」

(4)
「【0026】
例えば、端末装置100は、ウェブページC10が有する広告領域C11にコンテンツC20を配置し、初期画面として、ウェブページC10の上端と画面の上端とが接するように、ウェブページC10とコンテンツC20とを表示する。ここで、端末装置100は、初期画面において広告領域C11の表示位置が画面外となる場合は、初期画面にコンテンツC20を含めずともよい。
【0027】
また、端末装置100は、ウェブページC10又はコンテンツC20を画面上方向に移動させるスクロール操作(以下、上スクロール操作と記載する。)が行われた場合は、ウェブページC10とコンテンツC20とを画面上方向にスクロールさせる。そして、端末装置100は、コンテンツC20の表示位置が所定の位置となった場合は、コンテンツC20の表示位置を固定し、スクロール操作に応じて、ウェブページC10のみをスクロールさせる。
【0028】
例えば、端末装置100は、コンテンツC20の上端が画面の上端と接した場合は、すなわち、コンテンツC20の表示位置が画面の上端となった場合は、コンテンツC20の表示領域を固定する。そして、端末装置100は、上スクロール操作が行われても、コンテンツC20を移動させずに、ウェブページC10のみを画面上方向にスクロールさせる。この結果、端末装置100は、例えば、ウェブページC10のうち画面上に表示される領域がスクロール操作に従って移動し、広告領域C11が画面外へ移動した場合にも、コンテンツC20が画面についてくるといった対応で、コンテンツC20を表示することができる。」

(5)
「【0030】
〔2-2.固定後の表示処理について〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC20を表示し続けた場合は、ウェブページC10の表示領域が狭くなるので、コンテンツC20に係る情報の印象を悪化させる恐れがある。そこで、端末装置100は、コンテンツC20の表示位置を固定した場合は、以下の表示処理を実行する。」

(6)
「【0037】
また、端末装置100は、コンテンツC20の表示位置を固定した際に、下スクロール操作が行われ、コンテンツC20の表示位置と広告領域C11の表示位置とが一致した場合は、コンテンツC20の表示位置の固定を解除してもよい。すなわち、端末装置100は、上スクロール操作により広告領域C11の表示位置が画面外まで移動した場合は、コンテンツC20を画面の上端に表示し続け、下スクロール操作により広告領域C11の表示位置が画面内まで移動した場合は、あたかもコンテンツC20が広告領域C11に配置されているかのように、コンテンツC20を移動させてもよい。」

(7)
「【0040】
また、端末装置100は、CSS等のスクリプトを利用することにより、上述した表示処理を実現してもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20を広告領域C11に配置する。また、端末装置100は、スクロール操作が行われてもコンテンツC20の表示位置を画面の上端や下端等に固定する領域、すなわち、ウェブページC10のうち画面に表示される領域の移動にコンテンツC20をついてこさせる追従領域をコンテンツC20の親要素として設定する。かかる追従領域は、例えば、スティッキー等といったスクリプトにより実現させる。」

(8)
「【0058】
〔2-5.スクロール操作の方向について〕
なお、上述した例では、端末装置100は、コンテンツC20の表示領域を画面の上端で固定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、コンテンツC20の表示位置を画面の下端や画面の途中等、任意の位置で固定してもよい。」

(9)
「【0156】
また、端末装置100は、コンテンツC20?C40を複数回固定してもよい。例えば、端末装置100は、上スククロール操作が行われ、コンテンツC20が第1の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示位置を固定し、その後、上スクロール操作が所定の閾値以上行われた場合は、コンテンツC20の表示位置の固定を解除する。さらに、端末装置100は、上スクロール操作により、コンテンツC20の表示位置が画面の上端となった場合は、コンテンツC20の表示位置を再度固定してもよい。」

上記摘記事項(1)の「端末装置100が実行する処理」は、端末装置100によって、ウェブページC10と、コンテンツC20とが表示されるための「処理方法」と理解することができる。
したがって、上記引用文献1には次の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されていると認められる。

「情報表示装置の一例である端末装置100が実行する処理方法であって、端末装置100によって、ウェブページC10と、コンテンツC20とが表示され、(【0010】)
端末装置100は、液晶ディスプレイ等の出力部130を有し、端末装置100の利用者は、指やスタイラスで出力部130の表示面(以下、画面と記載する場合がある。)をタッチすることにより各種操作を行い、(【0011】)
ウェブページC10は、例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページであり、ウェブページC10には、所定の大きさの広告領域C11が配置されており、ウェブページC10とは個別に配信されるコンテンツC20が配置されて表示され、(【0012】)
コンテンツC20は、ウェブページC10とともに表示されるコンテンツであり、例えば、コンテンツC20は動画像であり、(【0015】)
端末装置100は、以下の表示処理を行い、例えば、端末装置100は、ウェブページC10とコンテンツC20とを表示し、端末装置100は、ウェブページC10又はコンテンツC20を移動させるスクロール操作が行われた場合は、ウェブページC10とコンテンツC20とを移動させ、そして、端末装置100は、スクロール操作の結果、コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20を表示する画面上の位置(以下、コンテンツC20の表示位置と記載する。)を固定し、(【0023】)
例えば、端末装置100は、ウェブページC10が有する広告領域C11にコンテンツC20を配置し、初期画面として、ウェブページC10の上端と画面の上端とが接するように、ウェブページC10とコンテンツC20とを表示し、(【0026】)
端末装置100は、ウェブページC10又はコンテンツC20を画面上方向に移動させるスクロール操作(以下、上スクロール操作と記載する。)が行われた場合は、ウェブページC10とコンテンツC20とを画面上方向にスクロールさせ、そして、端末装置100は、コンテンツC20の表示位置が所定の位置となった場合は、コンテンツC20の表示位置を固定し、スクロール操作に応じて、ウェブページC10のみをスクロールさせ、(【0027】)
例えば、端末装置100は、コンテンツC20の上端が画面の上端と接した場合は、すなわち、コンテンツC20の表示位置が画面の上端となった場合は、コンテンツC20の表示領域を固定し、そして、端末装置100は、上スクロール操作が行われても、コンテンツC20を移動させずに、ウェブページC10のみを画面上方向にスクロールさせ、この結果、端末装置100は、例えば、ウェブページC10のうち画面上に表示される領域がスクロール操作に従って移動し、広告領域C11が画面外へ移動した場合にも、コンテンツC20が画面についてくるといった対応で、コンテンツC20を表示することができ、(【0028】)
また、端末装置100は、コンテンツC20の表示位置を固定した際に、下スクロール操作が行われ、コンテンツC20の表示位置と広告領域C11の表示位置とが一致した場合は、コンテンツC20の表示位置の固定を解除してもよく、すなわち、端末装置100は、上スクロール操作により広告領域C11の表示位置が画面外まで移動した場合は、コンテンツC20を画面の上端に表示し続け、下スクロール操作により広告領域C11の表示位置が画面内まで移動した場合は、あたかもコンテンツC20が広告領域C11に配置されているかのように、コンテンツC20を移動させてもよい、(【0037】)
端末装置100が実行する処理方法。」

2.引用文献1に記載されたその他の技術的事項について

また、引用文献1には、上記の引用発明の他に、次の技術的事項が記載されていると認められる。

(1)
「端末装置100は、コンテンツC20の表示領域を画面の上端で固定することに限定されず、例えば、画面の下端や画面の途中等、任意の位置で固定する技術。」(【0040】、【0058】)

(2)
「端末装置100は、コンテンツC20を複数回固定してもよく、例えば、端末装置100は、上スククロール操作が行われ、コンテンツC20が第1の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示位置を固定し、その後、上スクロール操作が所定の閾値以上行われた場合は、コンテンツC20の表示位置の固定を解除し、さらに、端末装置100は、上スクロール操作により、コンテンツC20の表示位置が画面の上端となった場合は、コンテンツC20の表示位置を再度固定する技術。」(【0156】)

第5 対比・判断

1.本願発明16について

(1)対比
上記本願発明16と上記引用発明とを対比すると、次のことがいえる。

ア.引用発明の「端末装置100」は、液晶ディスプレイ等の出力部130を有し、液晶ディスプレイの表示面にウェブページC10と、コンテンツC20とを表示することから、本願発明16の「情報表示装置」に相当する。

イ.引用発明の「画面」は、端末装置100が有する、液晶ディスプレイ等の出力部130の表示面であって、端末装置100によりウェブページC10とコンテンツC20を表示することから、本願発明16の「画面」に相当する。
また、引用発明の「ウェブページC10」は、「例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページ」であるから、本願発明16の「第1のコンテンツ」に相当するといえる。
また、引用発明の「コンテンツC20」は、ウェブページC10とともに表示されるコンテンツであるから、本願発明16の「所定のコンテンツ」に相当する。そして、引用発明には、「例えば、コンテンツC20は動画像であり、」とあることから、引用発明の「コンテンツC20」は、本願発明16の「動画を含む所定のコンテンツ」と同様に、「動画を含む」ものといえる。
また、引用発明に記載された「広告領域C11」は、コンテンツC20が配置されて表示されるための、ウェブページC10に配置されている所定の大きさの領域であることから、本願発明16の「所定のコンテンツの表示領域」が配置されて表示されるための、第1のコンテンツに配置されている「領域」といえる。
よって、引用発明の「端末装置100が実行する処理」は、例えば、動画像であるコンテンツC20が配置される広告領域C11が配置されるウェブページC10を画面に表示することを含むものであるから、本願発明16における「動画を含む所定のコンテンツの表示領域が配置される第1のコンテンツを画面に表示する表示工程」を含むものといえる。

ウ.引用発明におけるコンテンツC20の「表示位置」は、コンテンツC20を表示する画面上の位置であるから、本願発明16における所定のコンテンツの「表示領域」に相当するといえる。
また、引用発明に記載された、ウェブページC10をスクロール操作により移動させる方向である「上方向」は、本願発明16の第1のコンテンツをスクロールにより移動させる方向である「所定の方向」に相当する。
よって、引用発明に記載された、「ウェブページC10又はコンテンツC20を画面上方向に移動させるスクロール操作」は、本願発明16の「前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作」に相当する。そして、引用発明においては、当該「ウェブページC10又はコンテンツC20を画面上方向に移動させるスクロール操作が行われた場合は、ウェブページC10とコンテンツC20とを画面上方向にスクロールさせ、」と記載されていることから、本願発明16とは、「前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ」る点で共通している。

エ.引用発明に記載された画面の「上端」は、コンテンツC20の表示位置が固定される位置であることから、本願発明16における、所定のコンテンツの表示領域が固定される位置である「第1の領域」に相当するといえる。
よって、引用発明の「コンテンツC20の表示位置が画面の上端となった場合は、コンテンツC20の表示領域を固定」することは、本願発明16の「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定」することと一致する。

オ.引用発明に記載された「下スクロール操作」は、ウェブページC10をスクロール操作により下方向(上方向とは逆の方向)へ移動させる操作であることは明らかであるから、本願発明16における「前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作」に相当する。
上述したように、引用発明に記載された「広告領域C11」は、コンテンツC20が配置されて表示されるための、ウェブページC10に配置されている所定の大きさの領域であることから、引用発明に記載された、「下スクロール操作が行われ、コンテンツC20の表示位置と広告領域C11の表示位置とが一致した場合は、コンテンツC20の表示位置の固定を解除」することは、本願発明16の「前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除」されることと一致する。

カ.引用発明において、上記オ.に記載された「コンテンツC20の表示位置の固定を解除」の後、引用発明に記載された、「下スクロール操作により広告領域C11の表示位置が画面内まで移動した場合は、あたかもコンテンツC20が広告領域C11に配置されているかのように、コンテンツC20を移動」させることは、コンテンツC20を下方向(上方向とは逆の方向)に移動させることに他ならないから、本願発明16に記載された、「前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動」させることと一致する。

キ.引用発明の「端末装置100が実行する処理」は、上記ウ.?カ.の下線で示したように、本願発明16における「前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除された後、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動させる、表示制御工程」を含むものといえる。

ク.引用発明の「端末装置100が実行する処理方法」は、端末装置100によって、ウェブページC10と、コンテンツC20とが表示されるための処理方法であるから、本願発明16の「情報表示方法」に相当するといえる。

したがって、本願発明16と引用発明との間には、次の一致点、相違点があるといえる。

<一致点>
「情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
動画を含む所定のコンテンツの表示領域が配置される第1のコンテンツを画面に表示する表示工程と、
前記第1のコンテンツを所定の方向にスクロールさせるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向に移動させ、前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の第1の領域に位置した場合に、前記第1の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定し、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向にスクロールさせるスクロール操作によって前記第1の領域への前記表示領域の固定が解除された後、前記第1のコンテンツを当該所定の方向とは逆の方向に移動させるスクロール操作に応じて、前記所定のコンテンツの表示領域を当該所定の方向とは逆の方向に移動させる、表示制御工程と、
を含むことを特徴とする情報表示方法。」

<相違点>
表示制御工程において、所定のコンテンツの表示領域を所定の方向とは逆の方向に移動させた後、本願発明16では、「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する」のに対し、引用発明には、そのような技術的事項が記載されていない点。

(2)相違点についての判断
上記相違点について検討する。上記「2.(1)」に示したように、引用文献1に記載された技術的事項における「画面の下端や画面の途中等、任意の位置」は、この場合、「画面の上端」(本願発明16の「第1の領域」に相当する。以下同様。)とは異なる位置であるから、本願発明16における「第2の領域」に相当する。
そうすると、上記相違点に係る本願発明16の「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する」技術は、上記「2.(1)」に示したように、引用文献1に記載された技術的事項であったといえる。
しかしながら、引用文献1に記載された上記技術的事項は、本願発明16のような、「表示制御工程において、所定のコンテンツの表示領域を所定の方向とは逆の方向に移動させた後、」に続いて実行される処理ではなく、コンテンツC20(所定のコンテンツ)の表示領域を画面の上端(第1の領域)で固定することに限定されない例として記載されているのみであり、引用発明に記載された処理において、一連の処理として記載されてはいないものである。
また、当該引用文献1に記載された「2.(1)」の技術的事項を、上記引用発明に適用すると仮定すると、本願発明16のように、コンテンツC20(第1のコンテンツ)が、画面の上端(第1の領域)へ固定された後、画面の下端等(第2の領域)に再び固定するものとなるが、引用文献1には上記「1.(5)」に記載されるように、「端末装置100は、コンテンツC20を表示し続けた場合は、ウェブページC10の表示領域が狭くなるので、コンテンツC20に係る情報の印象を悪化させる恐れがある」とあることから、引用発明において、コンテンツC20を表示し続ける結果となりうる上記引用文献1の「2.(1)」の技術的事項の適用をすることには、阻害要因がある。

また、上記「2.(2)」に示したように、引用文献1に記載された技術的事項には、「コンテンツC20を複数回固定してもよく、」との記載もあるが、具体的には、「例えば、端末装置100は、上スククロール操作が行われ、コンテンツC20が第1の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示位置を固定し、その後、上スクロール操作が所定の閾値以上行われた場合は、コンテンツC20の表示位置の固定を解除し、さらに、端末装置100は、上スクロール操作により、コンテンツC20の表示位置が画面の上端となった場合は、コンテンツC20の表示位置を再度固定する技術。」が記載されているのみであり、上記相違点に係る本願発明16のような、「表示制御工程において、所定のコンテンツの表示領域を所定の方向とは逆の方向に移動させた後、」に続いて「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する」ということは記載されていない。

したがって、本願発明16は、当業者であっても引用発明及び当該引用発明の他に引用文献1に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものであるとはいえない。

2.本願発明1、17及び18について

本願発明1、17及び18は、それぞれ、本願発明16に対応するプログラム、情報制御装置及び配信装置の発明であり、本願発明16の、「表示制御工程において、所定のコンテンツの表示領域を所定の方向とは逆の方向に移動させた後、」に続いて「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する」ことと同一の構成を備えるものであるから、本願発明16と同じ理由により、当業者であっても引用発明及び当該引用発明の他に引用文献1に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものであるとはいえない。

3.本願発明2?15について

本願発明2?15も、上記2.で示したように、本願発明1の、「表示制御工程において、所定のコンテンツの表示領域を所定の方向とは逆の方向に移動させた後、」に続いて「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する」ことと同一の構成を備えるものであるから、上記2.と同様に、当業者であっても引用発明及び当該引用発明の他に引用文献1に記載された技術的事項に基づいて容易に発明できたものであるとはいえない。

第6 原査定について

審判請求時の補正により、本願発明1?18は、「表示制御工程において、所定のコンテンツの表示領域を所定の方向とは逆の方向に移動させた後、」に続いて「前記所定のコンテンツの前記表示領域が前記画面上の領域であって前記第1の領域とは異なる第2の領域に位置した場合に、前記第2の領域に前記所定のコンテンツの前記表示領域を固定する」という事項を有するものとなっており、当業者であっても、拒絶査定において引用された引用文献1に基づいて、容易に発明できたものとはいえない。したがって、原査定の理由2を維持することはできない。

第7 むすび

以上のとおり、原査定の理由によっては、本願を拒絶することはできない。
また、他に本願を拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
 
審決日 2020-09-29 
出願番号 特願2018-17695(P2018-17695)
審決分類 P 1 8・ 121- WY (G06F)
最終処分 成立  
前審関与審査官 佐々木 洋安藤 一道  
特許庁審判長 ▲吉▼田 耕一
特許庁審判官 角田 慎治
野崎 大進
発明の名称 情報表示プログラム、情報表示方法、情報表示装置、及び配信装置  
代理人 特許業務法人酒井国際特許事務所  
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