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審決分類 審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない(前置又は当審拒絶理由) A63F
管理番号 1367348
審判番号 不服2019-12250  
総通号数 252 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2020-12-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2019-09-17 
確定日 2020-10-23 
事件の表示 特願2016-122358号「遊技機」拒絶査定不服審判事件〔平成29年12月28日出願公開、特開2017-225530号〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯

本願は、平成28年6月21日の出願であって、平成30年1月17日に手続補正書が提出され、同年5月1日付けで拒絶の理由が通知され、同年6月29日に意見書及び手続補正書が提出され、同年11月29日付けで最後の拒絶の理由が通知され、平成31年1月25日に意見書及び手続補正書が提出されたところ、令和1年6月17日付け(送達日:同年同月25日)で平成31年1月25日付け手続補正が却下されるとともに拒絶査定がなされ、それに対して、令和1年9月17日に拒絶査定不服審判の請求がなされると同時に手続補正がなされ、これに対し、当審において、令和2年3月31日付けで拒絶の理由が通知され、同年6月5日に意見書及び手続補正書が提出されたものである。

第2 本願発明

本願請求項1に係る発明は、令和2年6月5日に提出された手続補正書により補正された特許請求の範囲の請求項1に記載の事項により特定されるとおりのものであると認められ、その請求項1に係る発明(以下、「本願発明」という。)は、分説してAないしKの符号を付与すると、次のとおりのものである。

「【請求項1】
A 遊技が可能な遊技機であって、
B 遊技者が操作可能な複数の操作部と、
C 前記操作部の操作に対応する演出を実行するための操作処理を実行可能な操作処理実行手段と、
を備え、
D 前記操作部は、第1操作部と第2操作部とを含み、
E 前記第1操作部及び前記第2操作部は、可変表示中に実行される予告演出における操作有効期間での操作を前記操作処理が実行されるための操作として有効に受け付け、
F 前記操作処理実行手段は、
前記操作有効期間に、前記第1操作部において第1操作態様の操作または該第1操作態様とは操作態様が異なる第2操作態様の操作があった場合は、各操作態様に対応した対応操作処理を実行し、
G 前記操作有効期間に、前記第2操作部において第3操作態様の操作があった場合は、該第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する一方、前記第3操作態様とは操作態様が異なる第4操作態様の操作があった場合も、前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行可能であり、
H 前記操作有効期間に、前記第2操作部における前記第4操作態様の操作とともに前記第1操作部の操作があった場合は、前記第2操作部の操作にもとづいて前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行し、前記第1操作部の操作にもとづく対応操作処理を実行せず、
I 前記第3操作態様は、1の押し操作を所定速度で繰り返し行う操作態様であり、
J 前記第4操作態様は、1の押し操作を継続して行う操作態様であり、
K 前記操作処理実行手段は、前記操作有効期間の開始からの所定期間において前記第2操作部に前記所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合に、前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する、
A ことを特徴とする遊技機。」

第3 令和2年3月31日付け拒絶理由の概要

当審による令和2年3月31日付け拒絶理由の概要は、以下のとおりである。

理由1:この出願は、特許請求の範囲の記載が、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていない。

理由2:この出願の請求項1に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において頒布された下記の刊行物に記載された発明であるから、特許法第29条第1項第3号に該当し、特許を受けることができない。

理由3:この出願の請求項1に係る発明は、その出願前に日本国内又は外国において頒布された下記の刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明に基いて、その出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者(以下、「当業者」という。)が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない。


引用文献1:特許第5857325号公報

第4 引用文献1に記載された事項及び引用発明

1 記載事項

当審における拒絶理由に引用され、本願の出願前に頒布され又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった特許第5857325号公報(以下、「引用文献1」という。)には、以下の記載がある(下線は引用発明等の認定に関連する箇所を明示するために合議体が付した。)。

引1-ア
「【0010】
以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。」

引1-イ
「【0032】
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
【0033】
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。」

引1-ウ
「【0043】
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。」

引1-エ
「【0052】
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
【0053】
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、操作部136の内部に設けられた演出ボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、操作部136が有する各種ボタン(詳細は後述)の押下を検出する操作部センサ426と、遮蔽装置センサ430や操作部センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。」

引1-オ
「【0125】
<第1副制御部400の処理>
図8を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
・・・
【0130】
ステップS311では、操作部136の各種ボタンの押下を検出していた場合、ステップS309で更新した演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
【0131】
ステップS313では、画像制御処理を行う。詳細は後述するが、この画像制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する。ステップS315では、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
・・・
【0139】
<画像制御処理>
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS313の画像制御処理について説明する。同図は、画像制御処理の流れを示すフローチャートを示した図である。
・・・
【0142】
ステップS607では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。」

引1-カ
「【0288】
上述した演出例では、演出ボタン136eによる連打操作を行い、連打操作が行われた結果、演出に失敗したとしてその旨の表示を行う例を示したが、連打メーターRDのゲージが満タンとなった場合には、演出に成功したとして、カットイン画像等の予告表示や、大当りとなることを予告する報知を行うようにしてもよい。なお、連打メーターRDのゲージを満タンにすることを可能とするか否かについては、特図の表示結果に基づいて決定される。すなわち、連打メーターRDのゲージを満タンにすることを可能としない場合には、いくら演出ボタン136eを連打したとしても、ゲージが満タンとなることはない。」

引1-キ
「【0411】
図33は、本実施形態のパチンコ機における具体的演出例の一例を示す図である。以下の図では、括弧書きの数字順に演出が進んでいく様子を示す。なお、図33に示す演出例では、演出ボタンとして第一の演出ボタン136eAと第二の演出ボタン136eBとが設けられており、これらの操作に応じて演出ボタンに係る演出が実行されるように構成されている。ここで、図33(a-1)?同図(a-7)、図33(b-1)?同図(b-4)及び図33(c-1)?同図(c-6)は、装飾図柄の変動表示中において第一の演出ボタン136eAあるいは第二の演出ボタン136eBの単発操作による演出が行われる様子を示している。なお、この演出例では、第一の演出ボタン136eAと第二の演出ボタン136eBとでボタンの形状を異ならせているが、同じ形状であってもよい。
【0412】
図33(a-1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われている。なお、第1特図表示装置121は、図柄変動中であり、特図1第四図柄t1も、第1特図表示装置212の図柄変動表示に対応して変動表示している。また、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示されている。
・・・
【0414】
その後、例えば、1秒が経過したタイミングになると、図33(a-2)に示すように、残時間メーターMTが、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示される。
【0415】
そして、図33(a-3)に示すように、第一の演出ボタン136eAによる1回の押下操作がなされたが、図33(a-4)に示すように、操作の結果は表示されず、演出ボタン画像BT及び残時間メーターMTが引き続き表示された状態となっている。すなわち、この演出例では、第一の演出ボタン136eAの操作では、演出ボタンに関する演出が実行されない演出が実行されるものである。なお、図33(a-3)では、第一の演出ボタン136eAの演出ボタンランプも第二の演出ボタン136eBの演出ボタンランプも消灯しているので、いずれの演出ボタンにより操作の結果が表示されるかについての期待感を遊技者に与えることができ、演出効果を向上させることができる場合がある。
・・・
【0417】
そして、図33(a-6)に示すように、第二の演出ボタン136eBによる1回の押下操作がなされると、図33(a-7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI7が表示される。
【0418】
上述した演出例では、第二の演出ボタン136eBによる1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、例えば、第二の演出ボタン136eBによる長押し操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。また、例えば、第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。
【0419】
また、上述した演出例において、第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBのいずれか一方又は両方について、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよいし、無効な状態としてもよい。長押しオート連打機能を有効な状態とする場合において、例えば、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合には、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136eBが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。すなわち、第二の演出ボタン136eBが連打された場合にも操作の結果が表示され、長押しされた場合にも同じ操作の結果が表示されてもよい。また、例えば、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合には、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、長押しオート連打機能による疑似的な第二の演出ボタン136eBの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第二の演出ボタン136eBの押下を解除して、再度、第二の演出ボタン136eBの押下を要するようにしてもよい。
【0420】
また、例えば、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合には、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が開始された後に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136eBが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい。また、例えば、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が実行されるよりも前から第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合には、図33(a-1)に示される演出ボタンに係る演出が開始されても、第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBの操作を受け付けないようにしてもよく、この場合には、演出ボタンに係る演出が開始された後で、一度第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBの押下を解除して、第二の演出ボタン136eBの押しなおしを要するようにしてもよい。」

引1-ク
「【0516】
また、演出ボタンを複数備えた場合において、一方の演出ボタンについて長押しオート連打機能により疑似的な演出ボタンの連打が行われているときに、他方の演出ボタンに対する操作については受け付けないようにしてもよいし、一方の演出ボタンについての操作の受け付けをいったん中止し、他方の演出ボタンに対する操作を受け付けた後、当該一方の演出ボタンについての操作の受け付けを再開するようにしてもよい。」

引1-ケ 【図33】




2 認定事項

引用文献1の記載事項より、以下の事項が認定できる。

ア 認定事項(ア)
上記【0125】には「図8・・・同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャート・・・同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャート」と記載され、上記【0130】には「各種ボタンの押下を検出していた場合・・・演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う」と記載され、上記【0131】には「演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する」と記載され、上記【0053】には、「CPU404からの信号に基づいて・・・装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434」と記載され、上記【0139】には「同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理における・・・画像制御処理について説明する」と記載され、上記【0142】には「CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する」と記載されているから、引用文献1には、各種ボタンの押下を検出していた場合、演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行い、装飾図柄表示装置208に画像を表示させる第1副制御部400のCPU404を備えた点が記載されている。

イ 認定事項(イ)
上記【0417】には「図33(a-6)に示すように、第二の演出ボタン136eBによる1回の押下操作がなされると、図33(a-7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像CI7が表示される。」と記載され、上記【0288】には「カットイン画像等の予告表示」と記載され、上記【0418】には「上述した演出例では、第二の演出ボタン136eBによる1回の押下操作(単発操作)により、操作の結果を表示するようにしたが、・・・第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされることにより、操作の結果が表示されるようにしてもよい。」と記載され、上記【0419】には「上述した演出例において、第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBの・・・両方について、長押しオート連打機能を有効な状態としてもよい」と記載され、上記【0420】には「第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合に、・・・長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136eBが操作されて、操作の結果を表示するようにしてもよい」と記載され、上記【0516】には「一方の演出ボタンについて長押しオート連打機能により疑似的な演出ボタンの連打が行われているときに、他方の演出ボタンに対する操作については受け付けないようにしてもよい」と記載されているから、引用文献1には、第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされることにより、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され、第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBの両方について、長押しオート連打機能を有効な状態とし、第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136eBが操作されて、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され、第二の演出ボタン136eBについて長押しオート連打機能により疑似的な演出ボタンの連打が行われているときに、第一の演出ボタン136eAに対する操作については受け付けないようにすることが記載されている。

ウ 引用発明

よって、上記引1-アないし引1-ケに摘記した引用文献1の記載事項、及び、上記認定事項(ア)、(イ)より、引用文献1には、以下の発明(以下、「引用発明」という。)が記載されているものと認められる。なお、aないしjの符号は、本願発明の構成AないしJに対応させて当審にて付与した。

「a 第1特図始動口230、又は第2特図始動口232への入球で、特図変動遊技を開始するパチンコ機100であって(【0010】、【0032】、【0033】)、
b、d 演出ボタンとして第一の演出ボタン136eAと第二の演出ボタン136eBとが設けられており(【0411】)、
c 各種ボタンの押下を検出していた場合、演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行い、装飾図柄表示装置208に画像を表示させる第1副制御部400のCPU404を備え(認定事項(ア))、
e、f、g、i、j 装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われ(【0412】、図33(a-1))、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示され(【0412】)、その後、1秒が経過したタイミングになると、残時間メーターMTが、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示され(【0414】、図33(a-2))、
第一の演出ボタン136eAによる1回の押下操作がなされて(図33(a-3))、演出ボタンに関する演出が実行されない演出が実行され(【0415】)、
第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされることにより、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され(認定事項(イ))、
第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBの両方について、長押しオート連打機能を有効な状態とし、第一の演出ボタン136eA及び第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136eBが操作されて、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され(認定事項(イ))、
h 第二の演出ボタン136eBについて長押しオート連打機能により疑似的な演出ボタンの連打が行われているときに、第一の演出ボタン136eAに対する操作については受け付けないようにする(認定事項(イ))、
a パチンコ機100(【0010】)。」

第5 対比

本願発明と引用発明とを対比する。

(a)本願発明の構成Aについて
引用発明の構成aにおける「第1特図始動口230、又は第2特図始動口232への入球で、特図変動遊技を開始するパチンコ機100」は、本願発明の「遊技が可能な遊技機」に相当する。
よって、引用発明の構成aは、本願発明の構成Aに相当する。

(b、d)本願発明の構成B、Dについて
引用発明の「演出ボタン」は、遊技者が操作可能であることは明らかであるから、本願発明の構成Bの「遊技者が操作可能な」「操作部」に相当する。
また、引用発明の「第一の演出ボタン136eA」、及び「第二の演出ボタン136eB」は、本願発明の構成Bの「複数の操作部」に相当するとともに、本願発明の構成Dの「第1操作部」、及び「第2操作部」に相当する。
よって、引用発明の構成b、dは、本願発明の構成Bに相当する構成を有しているとともに、本願発明の構成Dに相当する構成を有している。

(c)本願発明の構成Cについて
引用発明の「各種ボタンの押下を検出していた場合、演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行い、装飾図柄表示装置208に画像を表示させる第1副制御部400のCPU404」は、本願発明の「前記操作部の操作に対応する演出を実行するための操作処理を実行可能な操作処理実行手段」に相当する。
よって、引用発明の構成cは、本願発明の構成Cに相当する。

(e)本願発明の構成Eについて
引用発明の「装飾図柄の変動表示が行われ」ているとき、及び「予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」ることは、それぞれ、本願発明の「可変表示中」、及び「予告演出」に相当する。
また、引用発明は「装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部において装飾図柄の変動表示が行われ、装飾図柄表示装置208の中央には、演出ボタン画像BTとともに「PUSH」という文字が表示され、残時間メーターMTが演出ボタン画像BTの下方に表示され、その後、1秒が経過したタイミングになると、残時間メーターMTが、1秒を経過したことを示す態様、すなわち、ゲージが1秒分減少した態様で表示され」るから、装飾図柄の変動表示中に、「PUSH」という文字が表示されると、演出ボタンの操作有効期間が開始される。
そして、引用発明は、「第一の演出ボタン136eA」「が継続的に押下され続けている場合に」、「操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」、「第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされることにより、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」るから、演出ボタンの操作有効期間は、「予告表示であるカットイン画像CI7」(予告演出)を表示させるための操作有効期間であるとともに、「第一の演出ボタン136eA」(第1操作部)及び「第二の演出ボタン136eB」(第2操作部)は、操作有効期間の操作を、「演出データを各種ボタンの押下に応じた演出データに変更する処理」(構成c。操作処理)を行うための操作として有効に受け付けている。
よって、引用発明の構成e、f、g、i、jは、本願発明の構成Eに相当する構成を有している。

(f)本願発明の構成Fについて
引用発明の「第一の演出ボタン136eAによる1回の押下操作」、及び「第一の演出ボタン136eA」「が継続的に押下され続けて」いることは、それぞれ、本願発明の「第1操作態様の操作」、及び「第2操作態様の操作」に相当する。
引用発明の「第一の演出ボタン136eAによる1回の押下操作がなされて、演出ボタンに関する演出が実行されない演出が実行され」ること、及び「第一の演出ボタン136eA」「が継続的に押下され続けている場合に」、「操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」ることは、「第1副制御部400のCPU404」(操作処理実行手段)が操作有効期間に操作が行われたときに行われるものである。
また、「第一の演出ボタン136eAによる1回の押下操作」のときと、「第一の演出ボタン136eA」「が継続的に押下され続けて」いるときとで、表示する画像の内容が異なるから、「第1副制御部400のCPU404」(操作処理実行手段)は、各操作態様に対応した操作処理を行っている。
よって、引用発明の構成e、f、g、i、jは、本願発明の構成Fに相当する構成を有している。

(g)本願発明の構成Gについて
引用発明の「第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされること」、及び「第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けて」いることは、それぞれ、本願発明の「第3操作態様の操作」、及び「第4操作態様の操作」に相当する。
引用発明は、「第二の演出ボタン136eBによる連打操作がなされることにより、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」、「第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合に、長押しオート連打機能により疑似的に第二の演出ボタン136eBが操作されて、操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」る。
よって、引用発明の構成e、f、g、i、jは、本願発明の構成Gに相当する構成を有している。

(h)本願発明の構成Hについて
引用発明の構成e、f、g、i、jは、「第二の演出ボタン136eB」「について、長押しオート連打機能を有効な状態とし」、「第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合に」、「操作の結果であり予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」るとともに、引用発明の構成hは「第二の演出ボタン136eBについて長押しオート連打機能により疑似的な演出ボタンの連打が行われているときに、第一の演出ボタン136eAに対する操作については受け付けないようにし」ているので、「第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続けている場合に」、「第一の演出ボタン136eA」の操作があっても、その操作を受け付けない。
よって、引用発明は、本願発明の構成Hに相当する構成を有している。

(i)本願発明の構成Iについて
引用発明の「第二の演出ボタン136eBによる連打操作」は、速度は不明であるが、1の押し操作を繰り返し行う操作態様である。
よって、引用発明の構成e、f、g、i、jと、本願発明の構成Iとは、「前記第3操作態様は、1の押し操作を」「繰り返し行う操作態様であ」る点で共通している。

(j)本願発明の構成Jについて
引用発明の「第二の演出ボタン136eBが継続的に押下され続け」る操作は、1の押し操作を継続して行う操作態様である。
よって、引用発明の構成e、f、g、i、jは、本願発明の構成Jに相当する構成を有している。

以上のことから、本願発明と引用発明は、以下の点で一致する。

<一致点>
A 遊技が可能な遊技機であって、
B 遊技者が操作可能な複数の操作部と、
C 前記操作部の操作に対応する演出を実行するための操作処理を実行可能な操作処理実行手段と、
を備え、
D 前記操作部は、第1操作部と第2操作部とを含み、
E 前記第1操作部及び前記第2操作部は、可変表示中に実行される予告演出における操作有効期間での操作を前記操作処理が実行されるための操作として有効に受け付け、
F 前記操作処理実行手段は、
前記操作有効期間に、前記第1操作部において第1操作態様の操作または該第1操作態様とは操作態様が異なる第2操作態様の操作があった場合は、各操作態様に対応した対応操作処理を実行し、
G 前記操作有効期間に、前記第2操作部において第3操作態様の操作があった場合は、該第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する一方、前記第3操作態様とは操作態様が異なる第4操作態様の操作があった場合も、前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行可能であり、
H 前記操作有効期間に、前記第2操作部における前記第4操作態様の操作とともに前記第1操作部の操作があった場合は、前記第2操作部の操作にもとづいて前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行し、前記第1操作部の操作にもとづく対応操作処理を実行せず、
I’ 前記第3操作態様は、1の押し操作を繰り返し行う操作態様であり、
J 前記第4操作態様は、1の押し操作を継続して行う操作態様である
A 遊技機。

そして、両者は、以下の点で相違する。

<相違点> (構成I、Kに関して)
本願発明は、「前記第3操作態様は、1の押し操作を所定速度で繰り返し行う操作態様であり、」「前記操作処理実行手段は、前記操作有効期間の開始からの所定期間において前記第2操作部に前記所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合に、前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する」のに対して、
引用発明は、「第1副制御部400のCPU404」(操作処理実行手段)は、「第二の演出ボタン136eBによる連打操作」(第3操作態様)があった場合に、「予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」る(予告演出)処理を行うが、連打操作の速度に関する構成が不明であるため、このような構成でない点。

第6 検討・判断

1 相違点についての検討

本願発明において、「操作有効期間の開始からの所定期間において前記第2操作部に前記所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合に、前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する」こととは、本願の発明の詳細な説明の記載(【0010】、【0098】)を参照すると、「操作有効期間が開始されてから所定の判定期間(例えば、約2秒間)が経過するまでにプッシュボタン31Bが所定回数(例えば、3回など)単打操作されたときに」「1の押し操作を所定速度で繰り返し行う操作態様」「に対応した対応操作処理を実行する」ことであり、ここにおける「速度」とは、所定時間内の操作部の操作回数をさすものであると認められる。
そして、操作有効期間の開始からの所定期間において、所定回数のボタン操作が検出された場合を「連打」の操作を行った場合とし、所定速度で1の押し操作が繰り返しあった場合(連打)でも、所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合(連打)でも、連打の操作態様に対応した同じ対応操作処理を実行することは、
特開2015-173712号公報(画像表示装置17の左表示部RLに変動表示される左演出図柄DIL(図82参照)と、画像表示装置17の右表示部RRに変動表示される右演出図柄DIR(図82参照)とが、同じ数字図柄(「1」)で停止表示されることを期待させる演出図柄の表示演出(リーチ煽り演出、図83(1)参照)が実行されて、遊技者に対して特定の操作態様(「単押し」「連打」「長押し」の何れか)で演出ボタンSW6aを操作するように促すボタン操作指示演出(図83(2)参照)が実行される[【0220】] パチンコ遊技機1[【0014】]において、成功パターンのボタン操作指示演出が実行され、このボタン操作指示演出により指示された操作態様[【0240】]である「連打」で[【0241】]遊技者がボタン操作を行うと[【0240】]、操作受付期間である3秒以内に、5回のボタン操作が検知された時点で[【0241】]、右演出図柄DILとして、数字図柄「1」が仮停止表示され、リーチ目が成立し、リーチ目が成立したことを報知するリーチ目成立演出(図85(4)参照)が実行される[【0240】]パチンコ遊技機1[【0014】]が記載されている。リーチ目成立演出は、操作受付期間開始から3秒の時点で5回のボタン操作が検出されても、3秒のときより操作速度が速い操作受付期間開始から2秒の時点で5回のボタン操作が検出されても、同じリーチ目成立演出が実行される。)、
特開2014-158532号公報(左リールRLに変動表示される左装飾図柄DILと、右リールRRに変動表示される右装飾図柄DIRとが、同じ数字図柄(「1」)で仮停止表示されること(いわゆる、リーチ目が成立すること)を期待させる装飾図柄の表示演出(リーチ煽り演出)を実行してから、遊技者に対して特定の操作態様で演出ボタン37を操作するように促すボタン操作指示演出を実行する[【0140】]パチンコ遊技機1[【0010】]において、成功パターンのボタン操作指示演出が実行されると、このボタン操作指示演出により指示された操作態様[【0164】]である「連打」で[【0165】]遊技者がボタン操作を行うと[【0164】]、操作受付期間である3秒以内に、5回のボタン操作が検知された時点で[【0165】]、右演出図柄DILとして、数字図柄「1」が仮停止表示され、リーチ目が成立し、リーチ目が成立したことを報知するリーチ目成立演出(図18の(4)参照)が実行される[【0164】]パチンコ遊技機1[【0010】]が記載されている。リーチ目成立演出は、操作受付期間開始から3秒の時点で5回のボタン操作が検出されても、3秒のときより操作速度が速い操作受付期間開始から2秒の時点で5回のボタン操作が検出されても、同じリーチ目成立演出が実行される。)に記載されているように、本願出願前の周知の事項(以下、「本願出願前周知事項」という。)である。
してみると、引用発明に上記本願出願前周知事項を適用して、「第二の演出ボタン136eBによる連打操作」が、一定のタイミングである所定速度で繰り返しあった場合でも、所定速度より早い速度で繰り返しあった場合でも、「予告表示であるカットイン画像CI7が表示され」る(予告演出)処理を行うようにして、上記相違点2に係る本願発明の構成とすることは、当業者が容易になし得たものである。

そして、本願発明の奏する作用効果は、引用発明及び上記本願出願前周知事項の奏する作用効果から予測される範囲内のものにすぎず、格別顕著なものということはできない。

2 令和2年6月5日付け意見書における請求人の主張への反論

(1)請求人は、令和2年2月18日付け意見書において、「3.本件発明について」において、「4.拒絶理由について」「(4-2)新規性及び進歩性について」において、
「本件発明は、以下の構成Aを有します。
(構成A)
第3操作態様は、1の押し操作を所定速度で繰り返し行う操作態様であり、
第4操作態様は、1の押し操作を継続して行う操作態様であり、
操作処理実行手段は、操作有効期間の開始からの所定期間において第2操作部に所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合に、第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する。」
とした上で、「4.拒絶理由について」「(4-2)新規性及び進歩性について」において、
「本件発明は、上記格別の効果を奏する構成Aを有します。
ここで、引用文献1には、長押しオート連打機能を有する遊技機が開示されています。この遊技機では、長押しオート連打機能を、演出ボタン136eを用いた演出の内容に応じて有効又は無効にしています(段落0155等)。
しかしながら、引用文献1には、長押しオート連打機能を有効とする演出において、演出の開始直後から所定期間遊技者の積極的な意欲により連打が行われた場合に、オート連打を行わず、成り行きを変更する技術思想について記載も示唆もありません。そして、このような引用文献1からは、構成Aを有する本件発明を想起することは不可能です。
このように、本件発明は、引用文献1からは想起し得ない構成Aを有し、特有の効果を奏しますので、新規性及び進歩性を具備します。」
と主張している。

そこで、請求人の上記の主張について検討すると、請求人の主張は、本願発明に「長押しオート連打機能を有効とする演出において、演出の開始直後から所定期間遊技者の積極的な意欲により連打が行われた場合に、オート連打を行わず、成り行きを変更する技術思想」が含まれることを前提とするものと認められるが、請求項の記載には、その技術思想を特定するための構成は何ら含まれておらず、請求人の主張は、請求項の記載に基づくものではない。
そして、上記したように、本願発明における「操作有効期間の開始からの所定期間において第2操作部に前記所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合に、前記第3操作態様に対応した対応操作処理を実行する」ことは、本願出願前周知事項である「操作有効期間の開始からの所定期間において、所定回数のボタン操作が検出された場合を「連打」の操作を行った場合とし、所定速度で1の押し操作が繰り返しあった場合(連打)でも、所定速度より早い速度で1の押し操作が繰り返しあった場合(連打)でも、連打の操作態様に対応した同じ対応操作処理を実行すること」に相当することから、請求人が主張する上記「構成A」は、引用発明に本願出願前周知事項を適用することによって当業者が容易に想到し得ることであり、請求人の主張は採用できない。

第7 結語

以上のとおり、本願発明は、引用発明に、本願出願前周知事項を適用することによって、当業者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないものであり、本願は拒絶すべきものである。

よって、結論のとおり審決する。

 
審理終結日 2020-08-04 
結審通知日 2020-08-18 
審決日 2020-09-01 
出願番号 特願2016-122358(P2016-122358)
審決分類 P 1 8・ 121- WZ (A63F)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 藤脇 沙絵柳 重幸  
特許庁審判長 瀬津 太朗
特許庁審判官 井海田 隆
▲高▼橋 祐介
発明の名称 遊技機  
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