現在、審決メルマガは配信を一時停止させていただいております。再開まで今暫くお待ち下さい。

  • ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 一部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  A61C
審判 一部申し立て 2項進歩性  A61C
管理番号 1368110
異議申立番号 異議2020-700473  
総通号数 252 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2020-12-25 
種別 異議の決定 
異議申立日 2020-07-13 
確定日 2020-11-10 
異議申立件数
事件の表示 特許第6630002号発明「歯科治療および/または検査アセンブリ、歯科用連結ユニット、および歯科治療および/または検査アセンブリの液体伝導システムを洗い流す方法」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 
結論 特許第6630002号の請求項1及び14に係る特許を維持する。 
理由 第1 手続の経緯
特許第6630002号(以下、「本件特許」という。)の請求項1?18に係る特許についての出願は、2017年(平成29年)6月22日(パリ条約による優先権主張外国庁受理 2016年6月22日 欧州特許庁(EP))を国際出願日とする特許出願であって、令和元年12月13日にその特許権の設定登録がされ(特許公報掲載日:令和2年1月15日)、その後、令和2年7月13日に特許異議申立人藤本信男(以下、「申立人A」という。)より、また、令和2年7月14日に特許異議申立人松本征二(以下、「申立人B」という。)より、それぞれ請求項1及び14に係る特許について特許異議の申立てがされたものである。

第2 本件発明
本件特許の請求項1及び14に係る発明(以下、それぞれ「本件発明1」及び「本件発明14」という。)は、その特許請求の範囲の請求項1及び14に記載された事項により特定される、次のとおりのものである。

「【請求項1】
歯科治療および/または検査のためにその前端(11)で器具アタッチメント(2)に解放可能に連結することができ、さらに前記器具アタッチメント(2)用の供給媒体を提供するための供給ユニット(3)に接続することができる歯科用連結ユニット(1)であって、
前記供給媒体は少なくとも1つの液体を含み、
液体用の媒体送出ライン(4)が、前記連結ユニット(1)を通って前記器具アタッチメント(2)に向かって延び、
さらに媒体戻りライン(5)が前記連結ユニット(1)を通って延び、前記媒体戻りライン(5)は前記連結ユニット(1)を通って延びる前記媒体送出ライン(4)の端部領域に接続され、前記端部領域は前記器具アタッチメント(2)に面しており、
前記連結ユニット(1)は、前記器具アタッチメント(2)が取り付けられたときに前記連結ユニット(1)から器具アタッチメント(2)へ液体を導く弁装置(6)を有し、
前記器具アタッチメント(2)が取り付けられていないとき、前記弁装置(6)は、前記媒体送出ライン(4)から供給された液体を前記媒体戻りライン(5)に導き、前記連結ユニット(1)の前端(11)での液体の漏出を阻止する
歯科用連結ユニット。

【請求項14】
歯科治療および/または検査用アセンブリの液体伝導システムを洗い流すための方法であって、当該歯科治療および/または検査用アセンブリは、
・歯科治療および/または検査のためにその前端部(11)で器具アタッチメント(2)に解放可能に連結することができる歯科用連結ユニット(1)、
・前記器具アタッチメント(2)に供給媒体を供給するための供給ユニット(3)であって、前記供給媒体は少なくとも1つの液体を含む供給ユニット(3)、
・前記供給ユニット(3)から前記連結ユニット(1)を通って前記器具アタッチメント(2)に向かって延びる液体のための媒体送出ライン(4)、を有し、
前記方法は、
a)前記器具アタッチメント(2)が前記連結ユニット(1)に取り付けられているときに、液体を前記連結ユニット(1)から前記器具アタッチメント(2)に導くステップ、
b)前記器具アタッチメント(2)が前記連結ユニット(1)に取り付けられていないときには、前記媒体送出ライン(4)および後者に接続された媒体戻りライン(5)を通して液体を流すステップ
を有する歯科治療および/または検査用アセンブリの液体伝導システムを洗い流すための方法。」

第3 特許異議申立理由の概要
1.申立人A主張の特許異議申立理由
申立人Aが主張する特許異議申立理由は、概略、以下の申立理由1及び申立理由2のとおりである。
(1)申立理由1(サポート要件違反)
本件発明1及び14は、器具アタッチメントが取り付けられていないときに、液体を媒体戻りラインに導くための具体的な構成及び方法が記載されておらず、本件発明の課題を解決するための手段が反映されていないため、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求することになる、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていないから、その特許は特許法第113条第4号に該当し取り消されるべきものである。
(2)申立理由2(明確性要件違反)
本件発明1及び14は、器具アタッチメンチが取り付けられていないときに液体を連結ユニットの前端から漏出するのかどうか、逆に、器具アタッチメントが取り付けられているときに、液体が媒体戻りラインに導かれるのかどうか明確でないため、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていないから、その特許は特許法第113条第4号に該当し取り消されるべきものである。

2.申立人B主張の特許異議申立理由
申立人Bが主張する特許異議申立理由は、概略、以下の申立理由3のとおりである。
(1)申立理由3(進歩性違反)
本件発明1及び14は、本件特許の優先日前に日本国内又は外国において頒布された下記甲第1号証ないし甲第3号証に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能になった発明に基いて、本件特許の優先日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであり、本件発明1及び14に係る特許は、特許法第29条第2項の規定に違反してされたものであるから、その特許は特許法第113条第2号に該当し取り消されるべきものである。

・甲号証一覧:
甲第1号証:独国実用新案第8907473号明細書
甲第2号証:国際公開第2001/54611号
甲第3号証:医政歯発0604第2号,「歯科医療機関における院内感染対策について」,厚生労働省医政局歯科保健課長,平成26年6月4日
以下、甲第1号証ないし甲第3号証を、それぞれ甲1ないし甲3という。

第4 当審の判断
1.申立理由1について
特許請求の範囲の記載がサポート要件(特許法第36条第6項第1号)に適合するか否かは、特許請求の範囲と発明の詳細な説明の記載を対比し、特許請求の範囲に記載された発明が、発明の詳細な説明に記載された発明で、発明の詳細な説明の記載により当業者が当該発明の課題を解決できると認識できる範囲のものであるか否か、また、その記載や示唆がなくとも当業者が出願時の技術常識に照らし当該発明の課題を解決できる範囲のものであるか否かを検討して判断すべきものである。
これを本件についてみると、本件発明1及び14の課題は、本件特許明細書の段落【0020】,【0022】,【0040】?【0041】の記載からすれば、申立人Aが主張するとおり、「弁装置が、器具アタッチメントが取り付けられたときに、液体を連結ユニットから器具アタッチメントへ導き、器具アタッチメントが取り付けられていないときに、液体を媒体戻りラインに導き、媒体送出ラインを流すことができる、歯科治療および/または検査アセンブリ、歯科用連結ユニット、および歯科治療および/または検査アセンブリの液体電動システムを洗い流す方法を提供する」(申立人A提出の特許異議申立書の12頁4?10行参照。)こと、すなわち、弁装置が、器具アタッチメントが取り付けられたときに、液体を連結ユニットから器具アタッチメントへ導き、器具アタッチメントが取り付けられていないときに、液体を媒体戻しラインに導くことにより、媒体送出ラインを洗い流すことにあるものと認められる。
ここで、請求項1の「前記連結ユニット(1)は、前記器具アタッチメント(2)が取り付けられたときに前記連結ユニット(1)から器具アタッチメント(2)へ液体を導く弁装置(6)を有し、前記器具アタッチメント(2)が取り付けられていないとき、前記弁装置(6)は、前記媒体送出ライン(4)から供給された液体を前記媒体戻りライン(5)に導き、前記連結ユニット(1)の前端(11)での液体の漏出を阻止する」との構成、及び請求項14の「a)前記器具アタッチメント(2)が前記連結ユニット(1)に取り付けられているときに、液体を前記連結ユニット(1)から前記器具アタッチメント(2)に導くステップ、b)前記器具アタッチメント(2)が前記連結ユニット(1)に取り付けられていないときには、前記媒体送出ライン(4)および後者に接続された媒体戻りライン(5)を通して液体を流すステップを有する」との構成があれば、上記弁装置が、器具アタッチメントが取り付けられたときに、液体を連結ユニットから器具アタッチメントへ導き、器具アタッチメントが取り付けられていないときに、液体を媒体戻しラインに導くことにより、媒体創出ラインを洗い流すことという課題は解決できるものと認められる。
一方、連結ユニットが、器具アタッチメントに取り付けられたときに液体を媒体戻りラインに導くかどうか、また、連結ユニットが、器具アタッチメントが取り付けられていないときに液体を前方に導くかどうかは、媒体送出ラインの洗い流しと関係なく、上記課題解決との関係で格別の意味を有するものとは認められない。
してみれば、上記課題を解決するためには上記請求項1及び14記載の各構成が記載されていれば発明を解決するための手段が反映されているといえ、連結ユニットが、器具アタッチメントに取り付けられたときに液体を媒体戻りラインに導くかどうか、また、連結ユニットが、器具アタッチメントが取り付けられていないときに液体を前方に導くかどうかについて限定されていないからといって、発明の詳細な説明に記載した範囲を超えて特許を請求することにはならない。
よって、本件発明1及び14は、当業者が出願時の技術常識に照らして、発明の詳細な説明の記載により当業者が当該発明の課題を解決できると認識できる範囲のものであるといえるから、特許法第36条第6項第1号に規定する要件を満たしていないとはいえない。

2.申立理由2について
特許請求の範囲の記載が明確であるといえるためには、ある具体的な物や方法が請求項に係る発明の範囲に入るか否かを当業者が理解できるように記載されていることが必要である。また、その前提として発明特定事項の記載が明確である必要がある(特許/実用新案審査基準第II部第2章第3節2.1(1)参照。)。)。
これを本件についてみると、本件特許請求の範囲の請求項1の「前記連結ユニット(1)は、前記器具アタッチメント(2)が取り付けられたときに前記連結ユニット(1)から器具アタッチメント(2)へ液体を導く弁装置(6)を有し、前記器具アタッチメント(2)が取り付けられていないとき、前記弁装置(6)は、前記媒体送出ライン(4)から供給された液体を前記媒体戻りライン(5)に導き、前記連結ユニット(1)の前端(11)での液体の漏出を阻止する」の記載及び請求項14の「a)前記器具アタッチメント(2)が前記連結ユニット(1)に取り付けられているときに、液体を前記連結ユニット(1)から前記器具アタッチメント(2)に導くステップ、b)前記器具アタッチメント(2)が前記連結ユニット(1)に取り付けられていないときには、前記媒体送出ライン(4)および後者に接続された媒体戻りライン(5)を通して液体を流すステップを有する」の記載は文言上明確であるし、当該記載から弁装置の流路の切換えが器具アタッチメントの取り付けの有無で行われていることが理解できる。
よって、当該記載は明確であり、また、何が発明の範囲に入るか否かを当業者が理解できるように記載されているといえる。
ここで、申立人Aは特許異議申立書において、連結ユニットが器具アタッチメントに取り付けられていないときに液体は連結ユニットの前端から漏出するのかどうか、逆に、器具アタッチメントが取り付けられているときに、液体は媒体戻りラインに導かれるのかどうか明確でないから、本件特許発明1及び14は明確性の要件を充足しない旨主張する(なお、請求項1には、連結ユニットが器具アタッチメントに取り付けられていないときに液体を連結ユニットの前端から漏出するのを阻止する旨の記載がある。)。
しかしながら、請求項1及び14の上記記載については、上述のとおり、弁装置による流路の切換えが器具アタッチメントの取り付けの有無で行われていると解されれば足るのであって、器具アタッチメントに取り付けられていないときに液体は連結ユニットの前端から漏出するのかどうか、逆に、器具アタッチメントが取り付けられているときに、液体は媒体戻りラインに導かれるのかが特定されていなくても、上記理解を妨げることにはならない。
よって、請求項1及び14の記載は、ある具体的な物や方法が請求項に係る発明の範囲に入るか否かを当業者が理解できるように記載されており、また、その前提として発明特定事項の記載が明確であるといえるから、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしていないとはいえない。

3.申立理由3について
(1)甲号証の記載
ア.甲1について
甲1には、以下の事項が記載されている(以下の訳は、申立人B提出の「甲第1号証翻訳文」を参考にした。)。
(ア)

(1頁7?19行)
(訳:本発明は、供給配管を介して水の供給を受けるインスツルメントを有する歯科用器具を工業用水で殺菌する装置に関する。
歯科医の診療所では、ドリルインスツルメント、歯石除去インスツルメント、またはこれらと同種のインスツルメントなどのインスツルメントが冷却水と洗浄水の供給を受ける。この種のインスツルメントは水のほか、通常、圧縮空気および/または電気エネルギーもさらに必要とする。これらの媒体はすべて器具から柔軟な供給ホースを介してインスツルメントに供給される。衛生上の理由から、容易に取り外し可能な分離個所がインスツルメントと供給ホースの間に設けられる。)

(イ)

(2頁23行?3頁1行)
(訳:請求項1に記載の発明に課せられた課題は、このような欠点を回避することにある。本発明によると、ここのインスツルメントへの水供給部が循環システムとして構成される。インスツルメントに通じる各々の供給ホースに、別の水配管が戻り配管として設けられる;切換手段は、器具内部から前方に向かってインスツルメントへと移設される。通常の切換弁はその設計サイズに基づいてインスツルメントに組み込むのに適していないので、本発明によると、インスツルメントの内腔の内部に、または供給ホースの接続継手の内部に格納することができるミニチュア弁が設けられる。切換媒体として、スプレーエアが利用されるのが好ましい;インスツルメントの使用開始時に制御圧力が生成され、ばね付勢されるピストンを用いてのインスツルメントの接続切換を可能にする。)

(ウ)

(5頁16行?6頁11行)
(訳:図1は、接続継手2によって周知の仕方で供給ホース3に接続され、配管4及び5を介して水と空気の供給を受け、使用されなかった水が戻り配管6によって再び器具へ戻るように送られる、歯科用の(タービン)インスツルメント1を模式的な図面で示しており、これについてはあとでまた詳しく説明する。配管4を介して供給される水の一部は歯科施術個所の冷却のために利用され、この目的のために当該配管は配管区域4aを介して、インスツルメント1のヘッドハウジング7の領域に配置された、ツール9(ドリル、フライス)に合わせてアライメントされている出口ノズル8と接続される。
接続継手2の内部には、全般に符号10で表されたミニチュア弁が配置されており、図2にはこれが横断面で拡大して示されている。
弁10は切換・制御弁としての役目を果たし、制御空気の入口11と、スプレー水配管4と接続された入口12とを含んでいる。さらに、この弁は2つの出口16および17を含んでいる。;出口16は戻りは移管6と接続され、出口17は、出口ノズル8へと通じる配管区域4aと接続されている。弁10の円筒状に構成されたハウジング13の内部に、制御ピストン14が圧縮ばね15により圧力付勢されながら、媒体がオフになったときにスプレー水入口12と出口通路17を閉止するように配置されている。入口通路11を介して圧縮空気による付勢がなされると、ピストン14が圧縮ばね15に抗して上方に向かって動き、それにより、まずスプレー水入口通路12が開き、次いで、ノズル8にスプレー水を供給するための出口通路17も開く。)

(エ)

(6頁23?29行)
(訳:全般に符号18で表されている器具の供給部分に、すなわちインスツルメントの外部に、工業用水配管20を介して新鮮な水の供給を受ける殺菌装置を装備する容器19が配置されている。容器19から配管21が接続部22へ通じていて、この接続部に水配管が接続されている。配管21の中にポンプ23と加熱装置24が介在している。)

(オ)

(7頁16?34行)
(訳:休止状態にあるとき、すなわち圧縮媒体がスイッチオンになっていないとき、弁10の制御ピストン14は、水入口通路が閉じられる位置にある。弁27を介して圧縮媒体が制御弁に与えられるとただちに水入口が開き、それに伴って水が循環回路に与えられる。この水は配管6,4.1,6.1,4.2,6.2,4.3.6,3を介してすべての供給配管を貫流し、-弁33の位置に応じて-殺菌用の容器19に入ってからポンプを介して再び回路へと案内されるか、または、流出部34へと案内される。図示しているように、供給ホースの水経路は互いに直列に接続されており、容器19、ポンプ23、および加熱器24と共に閉じた回路を形成する。
図2に示すように、圧力媒体がスイッチオフになっているときに水入口通路12がすでに通路16とともに開き、それにより、インスツルメントが使用されていないときすでに水の循環を行えるように圧縮ばね15を設定するのが好都合な場合もあり得る。)

(カ)

(キ)

(ク)


上記(ア)?(オ)の特に下線部の記載を、上記(カ)?(ク)の図面の記載と照らせば、甲1には次の物の発明(以下、「甲1発明」という。)が記載されている。

「前端でインスツルメントが取外し可能であり、さらにインスツルメントに水を提供する供給ホースを接続することができる接続継手であって、
水の供給ホースが、接続継手を通ってインスツルメントに向かって延び、
さらに戻り配管が接続継手を通って延び、前記戻り配管は接続継手を通って延びる前記供給ホースに接続され、
接続継手は、圧縮媒体がスイッチオンになっていないとき、水入口通路が閉じられる位置にあり、圧縮媒体が与えられるとただちに水入口を開くミニチュア弁を有する
接続継手。」

また、同様に、上記(ア)?(オ)の特に下線部の記載を、上記(カ)?(ク)の図面の記載と照らせば、甲1には次の方法の発明(以下、「甲1方法発明」という。)が記載されている。

「供給配管を介して水の供給を受けるインスツルメントを有する歯科用器具を工業用水で殺菌するための方法であって、当該インスツルメントを有する歯科用器具は、
・前端でインスツルメントが取外し可能に連結することができる接続継手、
・インスツルメントに水を供給するための供給ホース、
・接続継手を通ってインスツルメントに向かって延びる水のための供給ホース、を有し、
前記方法は、
a)水を接続継手からインスツルメントに導くステップ、
b)供給ホースおよび接続継手に接続された戻り配管を通して水を流すステップ
を有する供給配管を介して水の供給を受けるインスツルメントを有する歯科用器具を工業用水で殺菌するための方法。」

イ.甲2,3について
甲2には、以下の事項が記載されている(以下の訳は、申立人B提出の「甲第2号証抄訳文」による)。
(ア)
When the dental handpiece is not being used by the dental practitioner, there is no air pressure in the bur air conduit 152, and piston 162 is biased by coil spring 164 towards its first limit position shown in figure 8. In this position, the two cylinders 166, 168 of piston 162 are located on one side and the other of the two registering second and third inner channels 174, 176, with the piston rod 170 registering with the second and third inner channels 174, 176. Second cylinder 168 is positioned in register with the cooling water conduit downstream and upstream segments 154a, 154b and blocks same to prevent water from flowing from one to the other. Thus, the water flowing in the cooling water conduit downstream segment 154a is redirected through second inner channel 174, passes into the piston channel 160 between the two piston cylinders 166,168 and around the piston rod 170, and flows out through the third inner channel 176 to be expelled into the discharge conduit 158. Consequently, when the dental handpiece 20 is not in use, there is a continuous water flow in valve member 150, to prevent water stagnation and microorganism build-up in the dental handpiece 20 and main tube 24. (14頁6?19行)
(訳:歯科医によって歯科用ハンドピースが使用されていないとき、バー空気管152の内部に空気圧はなく、ピストン162は、コイルばね164によって図8に示されるその第1限界位置に向けて付勢される。この位置において、ピストン170が第2及び第3の内側溝174、176と位置合わせされている状態で、ピストン162の2つのシリンダ166、168は、位置合わせされている2つの第2および第3内側流路174,176の一方側と他方側とに位置する。第2のシリンダ168は、冷却水管下流および上流セグメント154a、154bと位置合わせされた位置にあり、これをブロックすることにより、水が一方から他方に流れるのを防ぐ。したがって、冷却水導管下流セグメント154aを流れている水は、向きを変えられて第2の内部流路174に導かれ、ピストン通路160内の2つのピストンシリンダ166,168の間においてピストンロッド170の周りに入り、第3の内部流路176を通って流れ出して排出管158の中に放出される。したがって、歯科用ハンドピース20を使用されていないときは、バルブ部材150の中で水が流れ続けることにより、歯科用ハンドピース20およびメインチューブ24における水の滞留および微生物の蓄積が防止される。)

(イ)
When the dental handpiece is being used, a high-pressure air flow runs through the bur air conduit 152, and passes through the first inner channel 172 to bias piston 162 towards the piston channel second extremity, against the action of coil spring 164. In this second position of piston 162, first cylinder 166 is located in register with the openings of second and third bypass channels 174, 176, to block same and consequently prevent access from one to the other through piston channel 160, while the piston second cylinder 168 frees the way between the cooling water conduit segments 154a, 154b to allow the cooling water to flow from one to the other. Thus, the water can be fed to the handpiece bur head 22, to be being atomized by the cooling air flow and accomplish its cooling purpose. The purpose of the fourth inner channel 178 is to allow air to be fed and evacuated between piston 162 and the piston channel 160 second extremity, during the translational movements of piston 162.(14頁20行?15頁1行)
(訳:歯科用ハンドピースが使用されているとき、高圧気流がバー空気管152を通って流れ、第1内部流路172を通り、ピストン162を、コイルばね164の作用に抗してピストン流路の第2端に向けて付勢する。このピストン162のこの第2の位置においては、第1のシリンダ166が、第2および3バイパス流路174、176の開口と位置合わせされる位置にあり、これをブロックすることによって結果的にピストン流路160を通した一方から他方へのアクセスを防止し、一方、ピストン第2シリンダ168は、冷却水管セグメント154a,154bの間の通り道を開放することにより、冷却水が一方から他方に流れるようにする。このようにして、水をハンドピースバーヘッド22に供給し、冷却気流によって霧状にすることにより、その冷却目的を果たすことができる。第4内部流路178の目的は、ピストン162の移行運動中に、ピストン162とピストン流路160の第2端部との間で空気の供給と放出を行うことである。)

(ウ)
In use, when the dental handpiece is in an inoperative condition, no air flow runs through the high-pressure air conduit 268, and block actuator 254 is biased by a coil spring 258 so that the downstream segment 260a of the cooling water conduit communicate through chamber 252 with a first transverse inner channel 262 which in turn is connected to the discharge conduit 264. Thus, in this position of block actuator 254, the water flows constantly through the water tubing, into the valve member to be dispatched through the discharge tube. When the bur head is activated, a high-pressure air flow enters chamber 252 through a second transverse inner channel 266 and from the bur air conduit 268, to bias block actuator 254 against the action of spring 258 until inner passage 256 comes in register with the downstream and upstream segments 260a, 260b of the cooling water conduit. Thus, the cooling water is allowed to be fed to the dental handpiece.
(15頁23行?16頁4行)
(訳:使用中において、歯科用ハンドピースが非作動状態のとき、高圧空気管268に空気は流れておらず、ブロックアクチュエータ254がコイルばね258により付勢され、冷却水管の下流セグメント260aがチャンバ252を通して第1の横断内部流路262と連通し、流路262は排出管264に接続される。したがって、このブロックアクチュエータ254の位置のときは、水は常に水管を通ってバルブ部材内に流れ排出管を通して放出される。バーヘッドが起動されると、高圧気流が、バー空気管268から第2横断内部流路266を通ってチャンバ252に入り、内部通路256が冷却水管の下流および上流セグメント260a,260bと位置合わせされるまで、ばね258の作用に抗してブロックアクチュエータ254を付勢する。こうして冷却水が歯科用ハンドピースに供給することができる。)

(エ)
In use, when the dental handpiece is in an inoperative condition, actuator 304 is pivotally biased by a coil spring 308 so that the downstream segment 310a of the cooling water conduit communicate through chamber302 with a first transverse inner channel 312, the latter in turn connected to the discharge conduit 314. Thus, in this position of block actuator 304, the water flows constantly through the water conduits, being dispatched through the discharge conduit 314. When the bur head is activated, a high-pressure air flow enters chamber 302 through a second transverse inner channel 316 and from the bur air conduit 318, to pivotally bias block actuator 304 against the action of spring 308 until the inner passage 306 comes in register with the downstream and upstream segments 310a, 310b of the cooling water conduit. Thus, the cooling water is allowed to be fed to the dental handpiece.(16頁8?18行)
(訳:使用中において、歯科用ハンドピースが非作動状態のとき、アクチュエータ304がコイルばね308によって回動付勢され、冷却水管の下流セグメント310aはチャンバ302を通して第1横断内部流路312と連通し、流路312は排出管314に接続される。したがって、このブロックアクチュエータ304の位置のときは、水は常に水管を通って流れ、排出導管314を通して放出される。バーヘッドが起動されると、高圧気流が、バー空気管318から第2横断内部流路316を通ってチャンバ302に入り、内部通路306が冷却水管の下流及び上流セグメント310a、310bと位置合わせされるまで、ばね308の作用に抗してブロックアクチュエータ304を回動付勢する。こうして冷却水を歯科用ハンドピースに供給することができる。)

また、甲3には、以下の事項が記載されている。
「平成25年度歯科保健医療情報収集等事業において、歯科医療従事者が臨床現場で直面する疑問等に対して、エビデンスに基づく回答を「一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針(別添)」として、とりまとめられ、「使用したハンドピースは患者ごとに交換し、オートクレープ滅菌することが強く勧められます」とされている。」

上記甲2の(ア)?(エ)及び甲3の特に下線部の記載からすれば、次の事項が本件特許出願の優先日前に技術常識(以下、「甲2及び甲3から導き出される技術常識」という。)であったといえる。
「インスツルメントが使用されていないときに滅菌などのために管路洗浄を行うこと。」

(2)本件発明1についての対比・判断
ア.対比
本件発明1と甲1発明を対比する。
(ア)甲1発明の「インスツルメント」および「接続継手」は、機能及び構成上、本件発明1の「器具アタッチメント」および「歯科用連結ユニット」に相当する。
(イ)甲1発明のインスツルメントは歯科用のものであるから、当該インスツルメントの取付け取外しは、「歯科治療および/または検査のために」行われるものと認められる。
(ウ)甲1発明の「水」は、インスツルメントへの「供給媒体」であり、「液体」である。
(エ)甲1発明の「供給ホース」は、機能及び構成上、本件発明1の「媒体送出ライン」に相当し、上記(1)ア.(エ)のとおり、工業用水配管20を介して新鮮な水の供給を受ける殺菌装置を装備する容器およびポンプに接続されるものであるから、供給媒体の「供給ユニット」として構成されるものである。
(オ)甲1発明の「戻り配管」および「ミニチュア弁」は、機能及び構成上、本件発明1の「媒体戻りライン」および「弁装置」に相当する。
そうすると、本件発明1と甲1発明は、次の一致点および相違点を有する。

【一致点】
歯科治療および/または検査のためにその前端で器具アタッチメントに解放可能に連結することができ、さらに前記器具アタッチメント用の供給媒体を提供するための供給ユニットに接続することができる歯科用連結ユニットであって、
前記供給媒体は少なくとも1つの液体を含み、
液体用の媒体送出ラインが、前記連結ユニットを通って前記器具アタッチメントに向かって延び、
さらに媒体戻りラインが前記連結ユニットを通って延び、前記媒体戻りラインは前記連結ユニットを通って延びる前記媒体送出ラインに接続され、
前記連結ユニットは、弁装置を有する
歯科用連結ユニット。」

【相違点】
A.本件発明1は、媒体戻りラインは媒体送出ラインの端部領域に接続され、前記端部領域は器具アタッチメントに面しているのに対し、甲1発明は、戻り配管(媒体戻りライン)が媒体送出ライン(供給ホース)に接続された端部領域が器具アタッチメントに面していない点。

B.本件発明1の弁装置は、連結ユニットが、器具アタッチメントが取り付けられたときに前記連結ユニットから器具アタッチメントへ液体を導き、前記器具アタッチメントが取り付けられていないとき、媒体送出ラインから供給された液体を前記媒体戻りラインに導き、前記連結ユニットの前端での液体の漏出を阻止するのに対し、甲1発明のミニチュア弁(弁装置)は、圧縮媒体がスイッチオンになっていないとき、水入口通路が閉じられる位置にあり、圧縮媒体が与えられるとただちに水入口を開く点。

イ.判断
以下、事案に鑑み、まず相違点Bについて検討する。
本件特許明細書の段落【0020】の「本発明の目的は、対応する改良された歯科治療および/または検査アセンブリを提供することである。これに関連して、アセンブリは、・・・アセンブリの媒体送出ラインの実行が容易な処理または洗浄に適しているはずである。さらに、そのような処理を容易にする対応する治療および/または検査アセンブリの連結ユニットが提供されるべきであり、」の記載及び段落【0022】の「本発明は、歯科治療および/または検査用の器具アタッチメントにその前端で取り外し可能に連結することができ、さらに器具アタッチメント用の供給媒体を供給するための供給ユニットに接続することができる歯科用連結ユニットを提供する。・・・連結ユニットは、器具アタッチメントが装着されたときに液体を連結ユニットから器具アタッチメントに導き、液体を媒体戻りラインに導き、器具アタッチメントが取り付けられていないときに、連結ユニットの前端で液体の漏出を阻止する弁装置を有する。」の記載からすれば、本件発明1は、アセンブリの媒体送出ラインの実行が容易な処理または洗浄を実現するため、連結ユニットが、器具アタッチメントが取り付けられているか否かを契機として、媒体の送出又は戻りラインを切換えている(すなわち、連結ユニットが、器具アタッチメントが取り付けられたときに前記連結ユニットから器具アタッチメントへ液体を導き、前記器具アタッチメントが取り付けられていないとき、媒体送出ラインから供給された液体を前記媒体戻りラインに導き、前記連結ユニットの前端での液体の漏出を阻止している。)ものと認められ、具体的には、連結ユニット1の前端11に設けられた逆止弁RSV2.3(又は弁6)が器具アタッチメント2に取り付けられたか否かにより切り換わるように配置することにより、当該切換えを行っている(本件特許明細書段落【0074】?【0082】及び図4?6,20,21参照。)。
これに対し、甲1発明はミニチュア弁は、圧縮媒体がスイッチオンになっていないとき、水入口通路が閉じられる位置にあり、圧縮媒体が与えられるとただちに水入口を開くのであり、当該圧縮媒体の制御は連結ユニットが、器具アタッチメントが取り付けられているか否かを契機として行っているものではない。
ここで、申立人Bが指摘するように、上記(1)ア.(ア)に記載されているように、甲1発明は、インスツルメント(器具アタッチメント)を取り外し可能であることを前提としており、また、上記(1)イ.で認定したように、インスツルメントが使用されていないときに滅菌などのために管路洗浄を行うことが技術常識である(申立人B提出の特許異議申立書の22頁20行?23頁15行参照。)としても、本件発明1は、連結ユニットが器具アタッチメントに取り付けられているか否かを契機として媒体の送出又は戻りラインを切換えることにより、アセンブリの媒体送出ラインの実行が容易な処理または洗浄を実現しているものであって、連結ユニットが器具アタッチメントに取り付けられているか否かを契機として媒体の送出又は戻りラインを切換えるという構成まで技術常識に含まれるとはいえない。そして、甲2は、甲1同様、高圧空気の作動により弁を切換えるものであって、器具アタッチメントの取り付けの有無で切り換えるものではないし、甲3は、弁の切換えについて何ら具体的な構成を示していない。
よって、甲1発明並びに甲2及び甲3から導き出される技術常識によっても、上記相違点Bに係る本件発明の構成は想到し得ず、当業者が容易になし得ると言うことはできない。
以上のとおりであるから、相違点Aについて検討するまでもなく、本件発明1は甲1発明から、あるいは、甲1発明並びに甲2及び甲3から導き出される技術常識に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるはといえない。

(3)本件発明14についての対比・判断
ア.対比
本件発明14と甲1方法発明を対比する。
(ア)甲1方法発明の「インスツルメントを有する歯科用器具」は、機能及び構成上、本件発明14の「歯科治療および/または検査用アセンブリ」に相当し、上記(1)ア.(ア)?(ウ)の記載からすれば、甲1方法発明の「供給配管を介して水の供給を受けるインスツルメントを有する歯科用器具を工業用水で殺菌するための方法」は、本件発明14の「歯科治療および/または検査用アセンブリの液体伝導システムを洗い流すための方法」に相当する。
(イ)甲1方法発明の「インスツルメント」および「接続継手」は、機能及び構成上、本件発明14の「器具アタッチメント」および「歯科用連結ユニット」に相当する。
(ウ)甲1方法発明のインスツルメントは歯科用のものであるから、当該インスツルメントの取付け取外しは、「歯科治療および/または検査のために」行われるものと認められる。
(エ)甲1方法発明の「水」は、インスツルメントへの「供給媒体」であり、「液体」である。
(オ)甲1方法発明の「供給ホース」は、機能及び構成上、本件発明1の「媒体送出ライン」に相当し、上記(1)ア.(エ)のとおり、工業用水配管20を介して新鮮な水の供給を受ける殺菌装置を装備する容器およびポンプに接続されるものであるから、供給媒体の「供給ユニット」として構成されるものである。
(カ)甲1方法発明の「戻り配管」は、機能及び構成上、本件発明1の「媒体戻りライン」に相当する。
(キ)本件発明14の「後者」とは、文脈上「連結ユニット」を指すものと認められ、甲1方法発明の「接続継手」に相当するものと認められる。
そうすると、本件発明14と甲1方法発明は、次の一致点および相違点を有する。

【一致点】
歯科治療および/または検査用アセンブリの液体伝導システムを洗い流すための方法であって、当該歯科治療および/または検査用アセンブリは、
・歯科治療および/または検査のためにその前端部で器具アタッチメントに解放可能に連結することができる歯科用連結ユニット、
・前記器具アタッチメントに供給媒体を供給するための供給ユニットであって、前記供給媒体は少なくとも1つの液体を含む供給ユニット、
・前記供給ユニットから前記連結ユニットを通って前記器具アタッチメントに向かって延びる液体のための媒体送出ライン、を有し、
前記方法は、
a)液体を前記連結ユニットから前記器具アタッチメントに導くステップ、
b)前記媒体送出ラインおよび後者に接続された媒体戻りラインを通して液体を流すステップ
を有する歯科治療および/または検査用アセンブリの液体伝導システムを洗い流すための方法。

【相違点】
本件発明14は、液体を前記連結ユニットから前記器具アタッチメントに導くステップが、器具アタッチメントが連結ユニットに取り付けられているときに行われ、媒体送出ラインおよび後者(連結ユニット)に接続された媒体戻りラインを通して液体を流すステップが、器具アタッチメントが連結ユニットに取り付けられていないときに行われるのに対し、甲1方法発明は、これらステップが、ミニチュア弁(弁装置)への圧縮媒体の供給により行われている点。

イ.判断
以下、上記相違点について検討する。
本件発明14が、器具アタッチメントが連結ユニットに取り付けられているか否かにより、液体を器具アタッチメントに導くか、媒体戻りラインを通して流すか切り換えているのは、上記(2)で検討した本件発明1同様、連結ユニットが器具アタッチメントに取り付けられているか否かを契機として媒体の送出又は戻りラインを切換えることにより、媒体送出ラインの容易な洗浄を実現しているものと認められるところ、連結ユニットに器具アタッチメントが取り付けられているか否かにより媒体の送出又は戻りラインを切換える構成とは異なる甲1発明並びに同様に当該構成についての記載や示唆のない甲2及び弁の切換え構成について何ら具体的開示のない甲3から導き出せる技術常識からは、上記相違点に係る本件発明14の構成は想到し得ず、当業者が容易に発明をすることができたということはできない。
以上のとおりであるから、本件発明14は甲1方法発明から、あるいは、甲1方法発明並びに甲2及び甲3から導き出される技術常識に基いて、当業者が容易に発明をすることができたものであるといえない。

第4 むすび
以上のとおりであるから、申立人A及びBによる特許異議の申立の理由及び証拠によっては、本件特許の請求項1及び14に係る特許を、取り消すことはできない。
また、他に本件特許の請求項1及び14に係る特許を取り消すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり決定する。

 
異議決定日 2020-10-26 
出願番号 特願2018-567075(P2018-567075)
審決分類 P 1 652・ 537- Y (A61C)
P 1 652・ 121- Y (A61C)
最終処分 維持  
前審関与審査官 小林 睦  
特許庁審判長 千壽 哲郎
特許庁審判官 井上 哲男
宮崎 基樹
登録日 2019-12-13 
登録番号 特許第6630002号(P6630002)
権利者 カルテンバッハ ウント ホイクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
発明の名称 歯科治療および/または検査アセンブリ、歯科用連結ユニット、および歯科治療および/または検査アセンブリの液体伝導システムを洗い流す方法  
代理人 飯島 康弘  
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ