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審決分類 審判 査定不服 5項独立特許用件 特許、登録しない。 G01N
審判 査定不服 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備 特許、登録しない。 G01N
審判 査定不服 2項進歩性 特許、登録しない。 G01N
管理番号 1374245
審判番号 不服2020-8248  
総通号数 259 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許審決公報 
発行日 2021-07-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2020-06-15 
確定日 2021-05-12 
事件の表示 特願2017-531479「クロマトグラフィ用の溶液を調製するためのシステム」拒絶査定不服審判事件〔平成28年 6月16日国際公開、WO2016/092023、平成30年 2月 8日国内公表、特表2018-503809〕について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。 
理由 第1 手続の経緯
本願は、2015年(平成27年)12月10日(パリ条約による優先権主張 2014年12月12日 英国)を国際出願日とする出願であって、令和元年9月2日付けで拒絶理由が通知され、同年12月10日付けで意見書及び手続補正書が提出され、令和2年2月7日付けで拒絶査定されたところ、同年6月15日に拒絶査定不服審判の請求がなされ、同時に手続補正がなされたものである。

第2 令和2年6月15日にされた手続補正についての補正の却下の決定
[補正の却下の決定の結論]
令和2年6月15日にされた手続補正(以下「本件補正」という。)を却下する。

[理由]
1 本件補正について
(1)本件補正後の特許請求の範囲の記載
本件補正により、特許請求の範囲の請求項1の記載は、次のとおり補正された。(下線部は、補正箇所である。)
「液体のインラインブレンドを実行するためのシステム(100、200)であって、
少なくとも1つの第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製するTジョイント(102)であって、前記Tジョイントに接続された溶液供給ユニット(108)から前記第2の溶液を受け取り、(i)逆止弁を介して、かつ、(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニットに接続されるTジョイント(102)と、
前記少なくとも1つの第1の溶液を前記Tジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ(106、208、210、212)と、
前記緩衝液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ(110)と
を備え、
前記Tジョイントは、前記第1の溶液と前記第2の溶液とを混合するための構成を備えることを特徴とする、システム。」

(2)本件補正前の特許請求の範囲
本件補正前の、令和元年12月10日にされた手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1の記載は次のとおりである。
「液体のインラインブレンドを実行するためのシステム(100、200)であって、
少なくとも1つの第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製するTジョイント(102)であって、前記Tジョイントに接続された溶液供給ユニット(108)から前記第2の溶液を受け取るTジョイント(102)と、
前記少なくとも1つの第1の溶液を前記Tジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ(106、208、210、212)と、
前記緩衝液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ(110)と
を備え、
前記Tジョイントは、前記第1の溶液と前記第2の溶液とを混合するための構成を備えることを特徴とする、システム。」

2 補正の適否
本件補正は、本件補正前の請求項1に記載された発明を特定するために必要な事項である「Tジョイント(102)」の内容について、「(i)逆止弁を介して、かつ、(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニットに接続される」という限定を付加するものであって、補正前の請求項1に記載された発明と補正後の請求項1に記載される発明の産業上の利用分野及び解決しようとする課題が同一であるから、特許法第17条の2第5項第2号の特許請求の範囲の減縮を目的とするものに該当する。
そこで、本件補正後の請求項1に記載される発明(以下「本件補正発明」という。)が同条第6項において準用する同法第126条第7項の規定に適合するか(特許出願の際独立して特許を受けることができるものであるか)について、以下、検討する。

(1)本件補正発明
本件補正発明は、上記1(1)に記載したとおりのものである。

(2)判断
本件補正によって付加された「(i)逆止弁を介して、かつ、(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニットに接続されるTジョイント(102)」という記載の明確性について検討する。
「前記溶液供給ユニット」が指すものについて、上記の記載の前には「少なくとも1つの第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製するTジョイント(102)であって、前記Tジョイントに接続された溶液供給ユニット(108)から前記第2の溶液を受け取り、」とあるから、「前記溶液供給ユニット」とは「第2の溶液」を供給する「溶液供給ユニット(108)」という一つの「溶液供給ユニット」を指すと認められる。
そうすると、本件補正発明の「(i)逆止弁を介して、かつ、(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニットに接続されるTジョイント(102)」という記載は、「溶液供給ユニット(108)」と「Tジョイント(102)」とが、「(i)逆止弁を介して、かつ、(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて」「接続される」ということを指すといえる。
しかし、「直接接続管を用いて」「接続される」という記載は、接続される二つの部材の間に当該「直接接続管」以外の部材、すなわちポンプや逆止弁が存在しないことを指すと解されるから、「(i)逆止弁を介して」という記載が指す構成と「(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて」という記載が指す構成は両立しえないものである。
そうすると、本件補正発明の「(i)逆止弁を介して、かつ、(ii)少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニットに接続されるTジョイント(102)」という記載は、「溶液供給ユニット(108)」と「Tジョイント(102)」がどのように接続されるかについて明確でない。
したがって、本件補正発明は、特許法第36条第6項第2号に規定する要件を満たしておらず、特許を受けることができない。

3 本件補正についてのむすび
よって、本件補正は、特許法第17条の2第6項において準用する同法第126条第7項の規定に違反するので、同法第159条第1項の規定において読み替えて準用する同法第53条第1項の規定により却下すべきものである。
よって、上記補正の却下の決定の結論のとおり決定する。

第3 本願発明について
1 本願発明
令和2年6月15日にされた手続補正は、上記のとおり却下されたので、本願の請求項に係る発明は、令和元年12月10日にされた手続補正により補正された特許請求の範囲の請求項1?19に記載された事項により特定されるものであるところ、その請求項1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、その請求項1に記載された事項により特定される、前記第2[理由]1(2)に記載のとおりのものである。

2 原査定の拒絶の理由
原査定の拒絶の理由は、この出願の請求項1に係る発明は、本願の優先権主張の日前に頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった下記の引用文献1に記載された発明及び引用文献2に記載された周知技術に基いて、その優先日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、また、この出願の請求項1に係る発明は、本願の優先権主張の日前に頒布された又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった下記の引用文献3に記載された発明並びに引用文献1に記載された事項及び引用文献2に記載された周知技術に基いて、その優先日前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に発明をすることができたものであるから、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができない、という理由を含むものである。

引用文献1:米国特許第4311586号明細書
引用文献2:特表2013-506128号公報(周知技術を示す文献)
引用文献3:特開昭60-143760号公報

3 引用文献の記載事項
(1)引用文献1
ア 引用文献1の記載事項
引用文献1には、図面とともに次の記載がある(和訳は当審にて作成した。また、下線は当審にて付した。)。

(引1a)
(ABSTRACT(要約))
「A liquid chromatograph for HPLC utilizes low pressure solvent metering pumps for solvent mixing in series with a high pressure pump driving the column. Solvent mixture is provided at a flow based upon the intake demand of the high pressure pump.・・・」
(和訳)
「HPLC用の液体クロマトグラフは、カラムを駆動する高圧ポンプと直列に、溶媒混合のための低圧溶媒計量ポンプを使用している。溶媒混合物は、高圧ポンプの吸入要求に基づく流量で供給される。・・・」

(引1b)
(第8欄第13-42行)
「Referring to FIG. 1 of the drawings, there is functionally diagrammed a liquid chromatograph system improved in accordance with the present invention. The chromatograph system includes a column 10 for receiving a constant rate flow of solvent mixture. The output of column 10 is delivered to detector 12, with liquid passing through detector 12 being released to waste receptacle 14. Column 10 is supplied with a solvent mixture and driven by HPLC pump 20. The liquid chromatograph diagrammed is suitable for providing a solvent mixture by inclusion of solvent mixing apparatus 30 capable of mixing the three different solvents which are available. The three solvents are designated A, B and C; and are available from containers 40, 50 and 60, respectively. The composition and total flow rate of solvent mixture provided by solvent mixing apparatus 30 are established by controller 70.
A detector cell 80 is disposed in the solvent mixture flow path between solvent mixing apparatus 30 and HPLC pump 20. Detector cell 80 produces an output signal indicative of the relative flow rates at which solvent mixture is being provided by solvent mixing apparatus 30 and being demanded by HPLC pump 20. The detector cell output indication is applied to electrical control circuit 90 which produces a control input to controller 70 effective to cause controller 70 to change the total flow rate at which solvent mixture is being provided from solvent mixing apparatus 30 so as to supply the demands of HPLC pump 20.
HPLC pump 20 is a high pressure reciprocating pump.」
(和訳)
「図面の図1を参照すると、本発明による改善された液体クロマトグラフシステムを示す。クロマトグラフシステムは、溶媒混合物の一定の流量の流れを受けるためのカラム10を含む。カラム10の出力は検出器12に送られ、検出器12を通過した液体は廃棄物容器14へ放出される。カラム10には溶媒混合物が供給され、HPLCポンプ20によって駆動される。図示される液体クロマトグラフは、利用可能な3種の異なる溶媒を混合することのできる溶媒混合装置30を含むため、溶媒混合物を提供するのに適している。3種類の溶媒A、BおよびCは、それぞれ容器40、50および60から得られる。溶媒混合装置30によって提供される溶媒混合物の組成および総流量は、制御装置70によって設定される。
溶媒混合装置30およびHPLCポンプ20の間の溶媒混合物の流路には検出器セル80が配置される。検出器セル80は、溶媒混合装置30によって提供され、HPLCポンプ20により要求されている溶媒混合物の相対的な流量を示す出力信号を生成する。検出器セル出力の指示は、電気制御回路90に供給され、この回路は、HPLCポンプ20の要求を満たすように、コントローラ70に、溶媒混合物が溶媒混合装置30から供給される総流量を変更させるのに有効なコントローラ70への制御入力を生成する。
HPLCポンプ20は、高圧往復ポンプである。」

(引1c)
(第9欄第24-49行)
「Returning now to FIG. 1, solvent mixing apparatus 30 includes three solvent metering pumps identified as metering pump A, metering pump B and metering pump C, with the alphabetic designation corresponding to the particular solvent that flows through the pump. Each metering pump is identical and is indicated to include a stepper motor mechanically coupled to a reciprocating piston. Each pump further includes intake and discharge flow line check valves. Each metering pump provides a flow of its respective solvent at a rate dependent upon its speed.
The solvent flow from each metering pump is directed into a means for combining the individual solvent flows into a solvent mixture of a total flow approximately equal to the sum of the individual solvent flows. As shown in FIG. 1, the solvent combing means 32 may suitably be a flow line "X" connector fitting having first, second and third flow line legs designated by the reference numerals 34, 36 and 38, respectively, and a single output flow line 39. If only two solvents are required to be mixed, only two metering pumps would be necessary and the solvent flow combining means could be implemented with a "T" flow line connector fitting. A mixing chamber may be substituted for flow line connector fitting 32 to provide an equivalent means for performing the function.」
(和訳)
「図1を参照すると、混合装置30は、計量ポンプA、計量ポンプB、計量ポンプCとして識別される3つの溶剤計量ポンプを含み、ここでポンプのアルファベットはポンプを通って流れる特定の溶媒に対応している。各計量ポンプは、同一であり、往復ピストンに機械的に結合されたステッパモータを含むことが示されている。各ポンプは、吸気および排出流路の逆止弁を有する。各計量ポンプはその速度に依存する流量でそれぞれの溶媒の流れを提供する。
各計量ポンプからの溶媒の流れは、個々の溶媒流れを個々の溶媒の流量の合計にほぼ等しい合計流量の溶媒混合物に合流させるための手段に向けられる。図1に示すように、溶媒結合手段32は、好適には、それぞれ参照番号34、36及び38によって示される第1、第2および第3の流路脚部と、単一の出力線39とを有する流路“X”コネクタ継手であってもよい。2種のみの溶媒を混合することが要求される場合、2つのみの計量ポンプが必要になり、溶媒流結合手段は“T”流路コネクタ継手で実現することができる。混合チャンバが、流路コネクタ継手32の代わりに、その機能を実行するための同等の手段を提供することができる。」

(引1d)
(第11欄第41-45行)
「Suitably, detector cell 80 is an electrical measurement device for measuring an electrical property of the solvent mixture that varies as a function of volume amount. Preferably, detector cell 80 is an electrical admittance measurement device.」
(和訳)
「好適には、検出器セル80は、体積量の関数として変化する溶媒混合液の電気的特性を測定するための電気測定装置である。好ましくは、検出器セル80は、電気アドミタンス測定装置である。」

(引1e)
図1

イ 引用発明1
(ア)(引1a)の「HPLC用の液体クロマトグラフは、カラムを駆動する高圧ポンプと直列に、溶媒混合のための低圧溶媒計量ポンプを使用している。」という記載に鑑みれば、(引1c)に記載の「計量ポンプ」は、低圧ポンプであると認められる。

(イ)(引1c)には「2種のみの溶媒を混合することが要求される場合」について記載されているところ、その場合、(引1b)に記載の「3種の異なる溶媒を混合することのできる溶媒混合装置30」という構成は、「2種の異なる溶媒を混合することのできる溶媒混合装置30」という構成となり、また、「3種類の溶媒A、BおよびC」を供給する「容器40、50および60」は、「2種類の溶媒」を供給する「容器」となるといえる。

(ウ)上記(ア),(イ)を踏まえると、上記引用文献1には、以下の発明(以下「引用発明1」という。)が記載されていると認められる。
「液体クロマトグラフシステムであって、
溶媒混合物の流れを受けるためのカラム10と、
カラム10に溶媒混合物を供給する高圧往復ポンプであるHPLCポンプ20と、
2種の異なる溶媒を混合することのできる溶媒混合装置30と、
2種の溶媒を供給する容器と、
溶媒混合装置30およびHPLCポンプ20の間の溶媒混合物の流路に配置される検出器セル80と、
を含み、
溶媒混合装置30は、吸気および排出流路の逆止弁を有する低圧ポンプである2つの計量ポンプと、各計量ポンプからの溶媒の流れを合流させるための“T”流路コネクタ継手32とを含み、混合チャンバが流路コネクタ継手32の代わりにその機能を実行するための同等の手段を提供することができる、
液体クロマトグラフシステム。」

(2)引用文献2
ア 引用文献2
引用文献2には、次の記載がある(下線は当審にて付した。)。
「【0004】
液体の組成が極めて重要となる用途のひとつが、液体クロマトグラフィー分野での用途であり、特定のpHと(任意で)特定のイオン強度を有する緩衝液を用いる場合、溶離液のpH及びイオン強度は、イオン交換樹脂等におけるクロマトグラフィーのタンパク質分離の選択性を制御する2つの最も重要なパラメータとなる。かかる用途としては、他に濾過がある。
・・・
【0036】
導管26には、異なる所望の液体の特性を検知するための、第1及び第2のインラインセンサのセットが配置され、第1のセンサセットはT分岐29の上流に、第2のセンサセットはT分岐29の下流に設けられている。図示の場合は、第1及び第2のセンサセットがそれぞれ、3機のセンサ37?39及びセンサ40?42を備えている。例えば、センサ37及び40が導電率センサで、センサ38及び41がUV(又は近赤外)センサで、センサ39及び42がpHセンサであってもよい。
・・・
【0038】
配合原料を別々の入口1?4(及び17)から供給すると、入口1及び2からの原料流が、まずT分岐24を経て混合され、次に導管23内の混合液体流は、入口3から到来する導管25内の原料流とT分岐27で混合される。最終的に、導管26内で得られた混合液体流は、入口4から到来した導管28内の原料流とT分岐29で混合され、出口43において、所望の液体混合物(例えば緩衝液)が得られる。任意で、図1の44で示すように、2カ所以上の出口を設けてもよい。
・・・
【0044】
上記のように、緩衝液は(i)弱酸及び弱塩基から、或いは(ii)弱酸と強塩基、又は弱塩基と強酸から調製可能である。好ましくは、緩衝液の成分特性は、適合範囲内の2つの異なる濃度で同じ値を示してはならない。」

イ 引用文献2の【0004】には、液体クロマトグラフィ分野において緩衝液を用いる点が記載されている。また【0004】には「特定のpHと(任意で)特定のイオン強度を有する緩衝液を用いる場合、溶離液のpH及びイオン強度は、イオン交換樹脂等におけるクロマトグラフィーのタンパク質分離の選択性を制御する2つの最も重要なパラメータとなる。」と記載されており、緩衝液は液体クロマトグラフィ分野における、分析対象の試料を溶解する溶媒(溶離液)として用いられるといえる。

ウ 引用文献2の【0038】には、「緩衝液」を複数の液体を混合して得ることが記載されている。また、引用文献2の【0044】の「緩衝液は(i)弱酸及び弱塩基から、或いは(ii)弱酸と強塩基、又は弱塩基と強酸から調製可能」という記載について、液体の酸や塩基は一般に、溶質が溶媒に溶解してなる「溶液」であるといえる。そうすると、上記【0038】における「複数の液体」とは「複数の溶液」であるといえる。

エ 引用文献2の記載事項
上記イ,ウを踏まえると、引用文献2の記載から、「複数の溶液を混合して緩衝液を得て、これを液体クロマトグラフィにおける溶媒として用いること」は、本願の優先権主張の日前に周知の事項であったと認められる。

(3)引用文献3
ア 引用文献3の記載事項
引用文献3には、図面とともに次の記載がある(下線は当審にて付した。)。

(引3a)
(第1頁左下欄第19行-右下欄第5行)
「(イ)産業上の利用分野
この発明は液体クロマトグラフ用グラジェント装置に関し、詳しくは定容量型の主送液ポンプと可変容量型の補助送液ポンプとを備えた液体クロマトグラフ用グラジェント装置に関するものである。」

(引3b)
(第2頁右上欄第20行-右下欄第13行)
「第2図に液体クロマトグラフ用グラジェント装置(14)の全体構成を示す。なお、従来と同一構成部分については同一番号を付して説明を省略する。
(15)(16)は試料注入部及び検出器である。
(17)は2つの溶媒合流路としての移動相送液路(1)の混合室(4)の前段に介設した定容量型の主送液ポンプであり、(18)は2つの溶媒A液(7)及びB液(添加液)(8)のうちB液供給路(送液路)(2)に介設した可変容量型のB液送液ポンプである。
このポンプは、その最大吐出容量が主送液ポンプ(17)のそれと同等で、ペリスタリック(しごき式)ポンプ、シリンジポンプなどの低圧吐出し型のポンプからなる。一方主送液ポンプ(17)は吐出し圧力が例えば500kg/cm^(2)に耐え得る高圧吐出し型のポンプである。
(19)はB液送液ポンプ(18)に電気的に接続され、その吐出し量を予めプログラムしておいた量に制御する制御部としてのコントローラである。
次に以上の液体クロマトグラフ用グラジェント装置(14)の作動について説明する。
まず、主送液ポンプ(17)、B液送液ポンプ(18)及びコントローラ(19)を作動させて、A液(7)が送液されているA液送液路(3)内に連続的にB液(6)を注入していく。この際、A液供給路(送液路)(3)には第3図に示すように、B液(6)の送液流量がゼロの場合には、A液100%が圧送され、B液(6)の流量がコントローラ(19)のプログラム信号によって順次増加され、A液(7)の流量と等しくなるとB液100%が圧送される。そしてこのようにして分画されたA、B両液(6)(7)からなる一定流量の溶媒混合液(移動相)は、さらに混合室(4)で均一に混合された後、分離カラム(5)に圧送される。」

(引3c)
第2図

イ 引用発明3
(ア)(引3c)第2図から、以下のことが見てとれる。
a A液(7)及びB液(8)は、それぞれ容器に入れられていること。

b B液送液路(2)とA液送液路(3)は、主送液ポンプ(17)よりも上流側、すなわちB液(6)、A液(7)の容器側、にて合流していること。

(イ)上記(ア)を踏まえると、上記引用文献3には、以下の発明(以下「引用発明3」という。)が記載されていると認められる。
「容器に入ったA液(7)及びB液(6)と、
低圧ポンプであるB液送液ポンプ(18)と、
高圧ポンプである主送液ポンプ(17)と、
主送液ポンプ(17)の上流側で合流するA液送液路(3)及びB液送液路(2)と、
A、B両液(6)(7)からなる溶媒混合液(移動相)をさらに混合する混合室(4)と、
分離カラム(5)と、
を有する液体クロマトグラフ用グラジェント装置(14)。」

4 対比・判断
(1)引用発明1を主たる引例とした場合について
ア 対比
(ア)本願発明の「液体のインラインブレンドを実行するためのシステム」は、「クロマトグラフィ装置」で用いる液体のためのシステムである。そして、引用発明1の「液体クロマトグラフシステム」は「溶媒混合装置30」を含み、溶媒を混合するものであるから、本願発明の「液体のインラインブレンドを実行するためのシステム」に相当する。

(イ)本願発明の「少なくとも1つの第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製する」ことと、引用発明1の「2種の異なる溶媒を混合する」こととは、「第1の液体と第2の液体を混合して混合液を調製する」という点で共通する。

(ウ)引用発明1の「各計量ポンプからの溶媒の流れを合流させるための“T”流路コネクタ継手32」は、本願発明の「Tジョイント」に相当する。

(エ)引用発明1の「容器」は、「溶媒」を「溶媒混合装置30」に供給するものである。また、該「容器」は「各計量ポンプからの溶媒の流れを合流させるための“T”流路コネクタ継手32」と流路がつながっているという意味で接続されている。そのため、引用発明1の「容器」は本願発明の「Tジョイントに接続された溶液供給ユニット」に相当し、また、「“T”流路コネクタ継手32」は「容器」から「第2の液体」を受け取るものである。

(オ)引用発明1の「低圧ポンプである」「計量ポンプ」は、本願発明の「低圧ポンプ」に相当する。また、「“T”流路コネクタ継手32」は該「計量ポンプ」からの溶媒の流れを合流させるためのものであるから、本願発明の「少なくとも1つの第1の溶液を前記Tジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ」と引用発明1の「低圧ポンプである」「計量ポンプ」は、「第1の液体をTジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ」であるという点で共通する。

(カ)引用発明1の「カラム10に溶媒混合物を供給する高圧往復ポンプであるHPLCポンプ20」について、「カラム10」はクロマトグラフィ装置をなすものであり、また、「溶媒混合物」を「カラム10」に供給する上で「溶媒混合物」は集められているといえる。よって、本願発明の「前記緩衝液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ」と引用発明1の「カラム10に溶媒混合物を供給する高圧往復ポンプであるHPLCポンプ20」は、「前記混合液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ」という点で共通する。

(キ)引用発明1の「“T”流路コネクタ継手32」は2つの「計量ポンプ」からの「溶媒」の流れを合流させるためのものであり、また、「混合チャンバ」が同等の機能を実行することができるものであるから、2つの「計量ポンプ」からの「溶媒」を「混合するための構成」を備えているといえる。よって、本願発明の「Tジョイントは、前記第1の溶液と前記第2の溶液とを混合するための構成を備える」という構成と、引用発明1の「“T”流路コネクタ継手32」とは、「Tジョイントは、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合するための構成を備える」という点で共通する。

(ク)以上のことから、本願発明と引用発明1との一致点及び相違点は次のとおりである。
【一致点】
「液体のインラインブレンドを実行するためのシステムであって、
第1の液体と第2の液体とを混合することによって混合液を調製するTジョイントであって、前記Tジョイントに接続された溶液供給ユニットから前記第2の液体を受け取るTジョイントと、
前記第1の液体を前記Tジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプと、
前記混合液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプと
を備え、
前記Tジョイントは、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合するための構成を備えるシステム。」

【相違点1】
「第1の液体と第2の液体とを混合することによって混合液を調製する」という点に関し、本願発明は「第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製する」のに対し、引用発明1は「2種の異なる溶媒」を混合して「溶媒混合物」を調製するものであるという点。

イ 判断
上記相違点について検討する。
複数の溶液を混合して緩衝液を得て、これを液体クロマトグラフィにおける溶媒として用いることは、上記「3」(2)「イ」にて述べたように、本願の優先権主張の日前に周知の事項である。
そうすると、引用発明1において、2種の異なる溶媒を混合して溶媒混合物を調製するにあたり、複数の溶液を混合して緩衝液を調製するようにすることは、分析対象の試料やカラムの材質に応じて、当業者が容易に想到しうることである。そして、相違点を勘案しても、本願発明の奏する作用効果は、引用発明1及び本願の優先権主張の日前に周知の事項の奏する作用効果から予測される範囲内のものにすぎず、格別顕著なものということはできない。
したがって、本願発明は、引用発明1、及び本願の優先権主張の日前に周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

(2)引用発明3を主たる引例とした場合について
ア 対比
(ア)本願発明の「液体のインラインブレンドを実行するためのシステム」は、「クロマトグラフィ装置」で用いる液体のためのシステムである。そして、引用発明3の「液体クロマトグラフ用グラジェント装置」は「A液」及び「B液」を混合するものであるから、本願発明の「液体のインラインブレンドを実行するためのシステム」に相当する。

(イ)(引3b)には「A、B両液(6)(7)からなる一定流量の溶媒混合液(移動相)は、さらに混合室(4)で均一に混合された後、・・・」(下線は当審にて付した。)。と記載されており、この記載は「混合室」で「さらに」混合される前に「A液」と「B液」は既に混合されていることを示している。また、引用発明3の「A液送液路」と「B液送液路」が合流する箇所(以下、単に「合流箇所」という。)には、「A液」と「B液」の混合を防ぐような構成は特段設けられておらず、そのため「A液」と「B液」は合流箇所にて混合されていると認められる。
よって、引用発明3では「A液」と「B液」を混合して「溶媒混合液」を調製しているところ、このことと本願発明の「少なくとも1つの第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製する」こととは、「第1の液体と第2の液体を混合して混合液を調製する」という点で共通するといえる。

(ウ)引用発明3における「合流箇所」は、本願発明の「Tジョイント」と、「第1の液体と第2の液体を混合して混合液を調製する箇所」であるという点で共通する。

(エ)引用発明3の「容器」は、「A液」を「合流箇所」を含む「A液送液路」に供給するものである。また、該「容器」は「合流箇所」と接続されている。そのため、引用発明3の「容器」は「溶液供給ユニット」に相当し、また、「合流箇所」は「容器」から「A液」を受け取るものである。

(オ)引用発明3の「低圧ポンプであるB液送液ポンプ」は、本願発明の「低圧ポンプ」に相当する。また、「合流箇所」は該「B液送液ポンプ」からの「B液」の流れが「A液」と合流する箇所であるから、本願発明の「少なくとも1つの第1の溶液を前記Tジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ」と引用発明3の「低圧ポンプであるB液送液ポンプ」は、「第1の液体を合流箇所に供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ」であるという点で共通する。

(カ)引用発明3の「高圧ポンプである主送液ポンプ」について、「主送液ポンプ」は「分離カラム」に「溶媒混合液」をもたらすところ、「分離カラム」はクロマトグラフィ装置をなすものであり、また、「溶媒混合液」を「分離カラム」に供給する上で「溶媒混合液」は集められているといえる。よって、本願発明の「前記緩衝液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ」と引用発明3の「高圧ポンプである主送液ポンプ」は、「前記溶媒混合液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ」という点で共通する。

(キ)引用発明3の「合流箇所」は「A液」と「B液」の流れが合流する箇所であるから、「A液」と「B液」を「混合するための構成」を備えているといえる。よって、本願発明の「Tジョイントは、前記第1の溶液と前記第2の溶液とを混合するための構成を備える」という構成と、引用発明3の「合流箇所」とは、「合流箇所は、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合するための構成を備える」という点で共通する。

(ク)以上のことから、本願発明と引用発明3との一致点及び相違点は次のとおりである。
【一致点】
「液体のインラインブレンドを実行するためのシステムであって、
第1の液体と第2の液体とを混合することによって混合液を調製する合流箇所であって、前記合流箇所に接続された溶液供給ユニットから前記第2の液体を受け取る合流箇所と、
前記第1の液体を前記合流箇所に供給するための少なくとも1つの低圧ポンプと、
前記混合液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプと
を備え、
前記合流箇所は、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合するための構成を備えるシステム。」

【相違点2】
「第1の液体と第2の液体とを混合することによって混合液を調製する」という点に関し、本願発明は「第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製する」のに対し、引用発明3は「A液」と「B液」を混合して「溶媒混合液」を調製するものであるという点。

【相違点3】
「第1の液体と第2の液体を混合して混合液を調製する」箇所に関し、本願発明は「Tジョイント」が当該箇所であるのに対し、引用発明3では「A液送液路」と「B液送液路」が合流する箇所(合流箇所)が当該箇所であるという点。

イ 判断
上記相違点について検討する。
(ア)相違点2について
複数の溶液を混合して緩衝液を得て、これを液体クロマトグラフィにおける溶媒として用いることは、上記「3」(2)「イ」にて述べたように、本願の優先権主張の日前に周知の事項である。
そうすると、引用発明3において、2種の異なる溶媒を混合して溶媒混合液を調製するにあたり、複数の溶液を混合して緩衝液を調製するようにすることは、分析対象の試料やカラムの材質に応じて、当業者が容易に想到しうることである。

(イ)相違点3について
引用文献1には、液体クロマトグラフシステムにおいて2種の液体を合流させるために、本願発明の「Tジョイント」に相当する部材である「“T”流路コネクタ継手32」を用いる点が記載されている。
そうすると、引用発明3における「A液送液路」と「B液送液路」が合流する箇所は、両「送液路」が“T”字に交わっていることが第2図から見てとれるところ、該合流箇所において「“T”流路コネクタ継手32」を用いることは、「A液」と「B液」の合流をスムーズに行うために当業者が容易に想到しうることである。

(ウ)そして、これらの相違点2及び3を総合的に勘案しても、本願発明の奏する作用効果は、引用発明3、引用発明1、及び本願の優先権主張の日前に周知の事項の奏する作用効果から予測される範囲内のものにすぎず、格別顕著なものということはできない。

(エ)したがって、本願発明は、引用発明3、引用発明1、及び本願の優先権主張の日前に周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第4 補正案について
なお、請求人は令和2年10月13日付けの上申書において、特許請求の範囲の補正案を提示している。当該補正案に記載の特許請求の範囲のうち、請求項1に係る発明(以下、「本願補正案発明」という。)は以下に記載されるとおりのものである(下線は、拒絶査定時の特許請求の範囲からの補正箇所を示し、当審にて付したものである。)。

「 [請求項1]
液体のインラインブレンドを実行するためのシステム(100、200)であって、
少なくとも1つの第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製するTジョイント(102)であって、前記Tジョイント(102)に接続された溶液供給ユニット(108)から前記第2の溶液を受け取り、少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニット(108)に接続され、逆止弁を介して前記第1の溶液を供給するためのさらなる溶液供給ユニット(104、204)に接続されるTジョイント(102)と、
前記少なくとも1つの第1の溶液を前記Tジョイントに供給するための少なくとも1つの低圧ポンプ(106、208、210、212)と、
前記緩衝液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプ(110)と
を備え、
前記Tジョイントは、前記第1の溶液と前記第2の溶液とを混合するための構成を備えることを特徴とする、システム。」

念のため、上記本願補正案発明についても検討する。
引用発明3を主たる引例として検討する。

1 対比
(1)まず、上記「第3 本願発明について」「4 対比・判断」「(2)引用発明3を主たる引例とした場合について」「ア 対比」の(ア)?(キ)に記載した事項は、本願補正案発明についてもあてはまる。

(2)引用発明3において、「A液」の「容器」と「合流箇所」の間には「B液送液ポンプ」などのポンプが設けられておらず、また、ポンプ以外の構成が設けられる点も記載されていないから、「A液」の「容器」と「合流箇所」の間は「直接接続管」を用いて接続されているといえる。

(3)以上のことから、本願補正案発明と引用発明3との一致点及び相違点は次のとおりである。
【一致点】
「液体のインラインブレンドを実行するためのシステムであって、
第1の液体と第2の液体とを混合することによって混合液を調製する合流箇所であって、前記合流箇所に接続された溶液供給ユニットから前記第2の液体を受け取り、少なくとも1つの直接接続管を用いて、前記溶液供給ユニットに接続される合流箇所と、
前記第1の液体を前記合流箇所に供給するための少なくとも1つの低圧ポンプと、
前記混合液を集め、クロマトグラフィ装置にもたらすための高圧ポンプと
を備え、
前記合流箇所は、前記第1の液体と前記第2の液体とを混合するための構成を備えるシステム。」

【相違点2】
「第1の液体と第2の液体とを混合することによって混合液を調製する」という点に関し、本願補正案発明は「第1の溶液と第2の溶液とを混合することによって緩衝液を調製する」のに対し、引用発明3は「A液」と「B液」を混合して「溶媒混合液」を調製するものであるという点。

【相違点3】
「第1の液体と第2の液体を混合して混合液を調製する」箇所に関し、本願補正案発明は「Tジョイント」が当該箇所であるのに対し、引用発明3では「A液送液路」と「B液送液路」が合流する箇所(合流箇所)が当該箇所であるという点。

【相違点4】
本願補正案発明では「Tジョイント」が「逆止弁を介して」「第1の溶液を供給するためのさらなる溶液供給ユニット」に「接続される」のに対し、引用発明3では「A液送液路」と「B液送液路」が合流する箇所(合流箇所)は「B液送液ポンプ」を介して「B液」の「容器」に接続されており、逆止弁を有するという記載はない点。

2 判断
(1)相違点2,3については、「第3 本願発明について」「4 対比・判断」「(2)引用発明3を主たる引例とした場合について」「イ 判断」の(ア)?(イ)に記載したとおりである。

(2)相違点4について、引用文献1には低圧ポンプが逆止弁を有する点が記載されている。そして、引用発明3において、低圧ポンプである「B液送液ポンプ」が逆止弁を有するように構成することは、液体の逆流を防ぐために当業者が容易に想到しうることである。

(3)よって、本願補正案発明は、引用発明3、引用発明1、及び本願の優先権主張の日前に周知の事項に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである。

第5 むすび
以上のとおり、本願発明は、特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないから、他の請求項に係る発明について検討するまでもなく、本願は拒絶されるべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
 
別掲
 
審理終結日 2020-12-11 
結審通知日 2020-12-14 
審決日 2020-12-25 
出願番号 特願2017-531479(P2017-531479)
審決分類 P 1 8・ 575- Z (G01N)
P 1 8・ 121- Z (G01N)
P 1 8・ 537- Z (G01N)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 倉持 俊輔  
特許庁審判長 三崎 仁
特許庁審判官 森 竜介
磯野 光司
発明の名称 クロマトグラフィ用の溶液を調製するためのシステム  
代理人 田中 研二  
代理人 崔 允辰  
代理人 飯田 雅人  
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