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審決分類 審判 全部申し立て 特36条6項1、2号及び3号 請求の範囲の記載不備  G01N
審判 全部申し立て 2項進歩性  G01N
審判 全部申し立て 1項3号刊行物記載  G01N
管理番号 1374920
異議申立番号 異議2020-700217  
総通号数 259 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 特許決定公報 
発行日 2021-07-30 
種別 異議の決定 
異議申立日 2020-03-30 
確定日 2021-03-22 
異議申立件数
訂正明細書 有 
事件の表示 特許第6582486号発明「血液中の稀少細胞検出方法」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 
結論 特許第6582486号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項7-10について訂正することを認める。 特許第6582486号の請求項1-10に係る特許を取り消す。 
理由 特許第6582486号の請求項1-6に係る発明は、特許請求の範囲の請求項1-6に記載された事項により、また、請求項7-10に係る発明は、訂正後の特許請求の範囲の請求項7-10に記載された事項により、特定されるとおりのものである。
これに対して、令和2年11月9日付けで取消理由(決定の予告)を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、特許権者は応答しなかった。
そして、上記の取消理由(決定の予告)は妥当なものと認められるので、本件請求項1-10に係る特許は、この取消理由によって取り消すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
 
発明の名称 (57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記(a)?(e)の各工程を含む血液中の稀少細胞検出方法:
(a)血液から赤血球を除去する工程(検体処理工程);
(b)工程(a)で処理を行った既定量の血液中に含まれる細胞を細胞展開用基板上に展開する工程(細胞展開工程);
(c)工程(a)で処理を行った既定量の血液中に含まれる細胞と、稀少細胞同定マーカー(マーカーA)、非目的細胞同定マーカー(マーカーB)および非目的細胞のうちマーカーAで染まる細胞への反応性と稀少細胞への反応性が異なるマーカー(マーカーC)の各マーカーである蛍光標識抗体を反応させる工程であって、前記マーカーCが、稀少細胞が陰性を示し、非目的細胞のうちマーカーAで染まる細胞が陽性を示すマーカー(マーカーC1)であるか、稀少細胞が陽性を示し、非目的細胞のうちマーカーAで染まる細胞が陰性を示すマーカー(マーカーC2)である工程(染色工程);
(d)工程(c)で染色した各マーカーの蛍光画像を取得する工程(画像取得工程);
(e)工程(d)で取得した各マーカーの蛍光画像を用いて、稀少細胞を同定する工程。
【請求項2】
前記稀少細胞が、循環腫瘍細胞(CTC)、循環血管内皮細胞(CEC)、または循環血管内皮前駆細胞(CEP)である、請求項1に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項3】
前記稀少細胞が、CTCである請求項1または2に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項4】
前記非目的細胞が白血球である、請求項1?3のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項5】
上記工程(e)として、上記工程(d)で取得した各マーカーの蛍光画像を用いて、マーカーAに対する反応性が陽性閾値を超え、かつマーカーBに対する反応性が陽性閾値以下であった細胞について、マーカーCを用いて、マーカーAに対する陽性反応が偽陽性であるかどうかを判断することによって、稀少細胞を同定する工程を含む請求項1?4のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項6】
上記非目的細胞のうちマーカーAで染まる細胞が多核球であり、上記マーカーCが抗CD15、抗CD16、抗CD4、抗CD11b、抗CD44、抗CD123、および抗CD61抗体からなる群から選択される一次抗体を用いる多核球マーカーである請求項1?5のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項7】
上記稀少細胞がCTCであり、上記マーカーCが抗Her2、抗EGFR、抗ER、抗PgR、抗ALK、抗c-metおよび抗S100抗体からなる群から選択される一次抗体を用いるがん細胞マーカーである請求項1?5のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項8】
上記マーカーAに対応する蛍光標識抗体が、所定の励起光を照射した際の発光波長のピークが600nmを超える範囲にある蛍光物質を有するものである請求項1?7のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項9】
上記マーカーAが抗サイトケラチン、抗EpCAM、抗Vimentin、抗E-cadherin、抗Zonula occludens、抗ESPR1、抗N-cadherin、抗Twist1、抗Akt、抗Pi3K、抗Zeb1、抗Plastin-3、抗ALDH1、抗Gangliosidesおよび抗ABC抗体からなる群から選択される一次抗体を用いるマーカーである請求項1?8のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
【請求項10】
上記マーカーBが抗CD45抗体を一次抗体として用いるマーカーである請求項1?9のいずれか一項に記載の稀少細胞検出方法。
 
訂正の要旨 審決(決定)の【理由】欄参照。
異議決定日 2021-02-10 
出願番号 特願2015-66675(P2015-66675)
審決分類 P 1 651・ 121- ZAA (G01N)
P 1 651・ 113- ZAA (G01N)
P 1 651・ 537- ZAA (G01N)
最終処分 取消  
前審関与審査官 西浦 昌哉  
特許庁審判長 三崎 仁
特許庁審判官 伊藤 幸仙
福島 浩司
登録日 2019-09-13 
登録番号 特許第6582486号(P6582486)
権利者 コニカミノルタ株式会社
発明の名称 血液中の稀少細胞検出方法  
代理人 特許業務法人SSINPAT  
代理人 特許業務法人SSINPAT  

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