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審決分類 |
審判 一部申し立て 2項進歩性 G08B |
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管理番号 | 1382356 |
総通号数 | 3 |
発行国 | JP |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 2022-03-25 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 2020-10-06 |
確定日 | 2021-12-02 |
異議申立件数 | 1 |
訂正明細書 | true |
事件の表示 | 特許第6678498号発明「試験装置」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第6678498号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔1−4〕について訂正することを認める。 特許第6678498号の請求項1に係る特許を取り消す。 |
理由 |
特許第6678498号の請求項1に係る発明は、訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲の請求項1に記載された事項により特定されるとおりのものである。 これに対して、令和 3年 6月29日に取消理由(決定の予告)を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、特許権者は応答しなかった。 そして、上記の取消理由は妥当なものと認められるので、本件請求項1に係る特許は、この取消理由によって取り消すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
別掲 |
(行政事件訴訟法第46条に基づく教示) この決定に対する訴えは、この決定の謄本の送達があった日から30日(附加期間がある場合は、その日数を附加します。)以内に、特許庁長官を被告として、提起することができます。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 火災感知器を作動させる作動手段を有する本体と、該本体の頂部に設けられ、該火災感知器の少なくとも感知部の周囲を覆う筒状部と底部とが接合して成るフードとを備え、試験者が該本体を該火災感知器に向けて支持する支持棒の先端に取り付けて用いる試験装置であって、 前記フードの底部の全部を透光性部材で形成し、直下の試験者から前記透光性部材を介して試験対象の前記火災感知器に備わる作動確認灯までの視線を遮らないように、前記本体の側部に前記透光性部材の直下に突出しない非突出部を設けたことを特徴とする試験装置。 【請求項2】 火災感知器を作動させる作動手段を有する本体と、該本体の頂部に設けられ、該火災感知器の少なくとも感知部の周囲を覆う筒状部を有するフードとを備え、試験者が該本体を該火災感知器に向けて支持する支持棒の先端に取り付けて用いる試験装置であって、 前記フードの少なくとも底部の一部又は全部を透光性部材で形成し、直下の試験者から前記透光性部材を介して試験対象の前記火災感知器に備わる作動確認灯までの視線を遮らないように、前記本体の側部に前記透光性部材の直下に突出しない非突出部を設け、 前記本体をその直下に投影させた形状が略長方形であり、その短辺が前記フードの底部周縁の内側にあることを特徴とする試験装置。 【請求項3】 前記フードの外周及び/又は前記本体の外周に、外方に向けて突出させた複数の突起部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に試験装置。 【請求項4】 前記突起部は、弾性体から成り、前記フード及び/又は前記本体に対する衝撃を吸収する突起部を含むことを特徴とする請求項3に記載の試験装置。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
異議決定日 | 2021-10-21 |
出願番号 | P2016-071720 |
審決分類 |
P
1
652・
121-
ZAA
(G08B)
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最終処分 | 06 取消 |
特許庁審判長 |
佐藤 智康 |
特許庁審判官 |
伊藤 隆夫 衣鳩 文彦 |
登録日 | 2020-03-19 |
登録番号 | 6678498 |
権利者 | 能美防災株式会社 |
発明の名称 | 試験装置 |
代理人 | 彩雲国際特許業務法人 |
代理人 | 彩雲国際特許業務法人 |