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審決分類 |
審判 一部申し立て ただし書き1号特許請求の範囲の減縮 H01B |
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管理番号 | 1387502 |
総通号数 | 8 |
発行国 | JP |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 2022-08-26 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 2021-09-17 |
確定日 | 2022-05-22 |
異議申立件数 | 1 |
訂正明細書 | true |
事件の表示 | 特許第6843215号発明「透明コンダクタ,及び,透明コンダクタを製作するプロセス」の特許異議申立事件について,次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第6843215号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり,訂正後の請求項〔1〜11〕,〔13〜15〕について訂正することを認める。 本件特許異議の申立てを却下する。 |
理由 |
第1 手続の経緯 特許第6843215号の請求項1〜15に係る特許についての出願は,2013年(平成25年)12月6日(パリ条約による優先権主張外国庁受理 2012年12月7日 アメリカ合衆国(US) 2013年3月8日 アメリカ合衆国(US))を国際出願日とする特願2015−545889号の一部を平成30年12月4日に新たな特許出願とし,更にその一部を令和元年12月10日に新たな特許出願としたものであって,令和3年2月25日にその特許権の設定登録がされ,同年3月17日に特許掲載公報が発行された。その後,その特許に対し,同年9月17日に特許異議申立人 坂本 雅美(以下,「申立人」という。)により特許異議の申立てがされ,令和4年1月11日付けで取消理由が通知され,同年4月14日に意見書の提出及び訂正請求(以下,「本件訂正請求」という。)がされたものである。 第2 訂正の適否についての判断 1 訂正の内容 本件訂正請求に係る訂正の内容は,特許請求の範囲の請求項1〜11,13〜15を削除するというものである。 2 訂正の目的,新規事項,特許請求の範囲の拡張及び変更について 本件訂正請求に係る訂正は,請求項1〜11,13〜15を削除するものであるから,特許請求の範囲の減縮を目的とするものであって,新規事項の追加に該当せず,実質上特許請求の範囲を拡張し,又は変更するものではない。 3 まとめ よって,本件訂正請求による訂正は,特許法第120条の5第2項ただし書第1号に掲げる事項を目的とするものであり,かつ,同条第9項において準用する同法第126条第5項及び第6項の規定に適合するものであるから,訂正後の請求項〔1〜11〕,〔13〜15〕について訂正を認める。 第3 特許異議の申立てについて 以上のとおり,本件特許の請求項1〜11,13〜15は訂正により削除されたため,本件特許の請求項1〜11,13〜15に対して申立人がした特許異議の申立ては,対象となる請求項が存在しないものとなった。 したがって,本件特許異議の申立ては,特許法第120条の8第1項で準用する同法第135条の規定により,却下すべきものである。 よって,結論のとおり決定する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 (削除) 【請求項2】 (削除) 【請求項3】 (削除) 【請求項4】 (削除) 【請求項5】 (削除) 【請求項6】 (削除) 【請求項7】 (削除) 【請求項8】 (削除) 【請求項9】 (削除) 【請求項10】 (削除) 【請求項11】 (削除) 【請求項12】 低可視性パターンを伴う透明コンダクタを製作するプロセスであって、前記プロセスは、 パターンに従って、非導電性基板上にコーティング組成物を直接プリントすることであって、前記コーティング組成物は、複数の金属ナノ構造および揮発性液体キャリアを有する、ことと、 前記揮発性液体キャリアを除去することと を含み、 前記パターンは、前記非導電性基板上の第1の長さ方向を有する第1の導電性ラインと、 前記非導電性基板上の第2の長さ方向を有する第2の導電性ラインと、前記第1の導電性ラインを前記第2の導電性ラインから電気的に絶縁する絶縁領域とを規定し、前記絶縁領域は、前記第1の長さ方向に沿って前記第1の導電性ラインの側方に接する第1の非導電性境界と、前記第2の長さ方向に沿って前記第2の導電性ラインの側方に接する第2の非導電性境界とを有し、前記絶縁領域は、複数の導電性材料アイランドを備え、前記複数の導電性材料アイランドは、前記非導電性基板上に配置され、非導電性ギャップによって互いから電気的に絶縁され、各導電性材料アイランドは、それぞれの複数の導電性ナノ構造を備え、前記非導電性ギャップ、前記第1の非導電性境界、および、前記第2の非導電性境界は、任意の金属ナノ構造を有さない、プロセス。 【請求項13】 (削除) 【請求項14】 (削除) 【請求項15】 (削除) |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
異議決定日 | 2022-05-12 |
出願番号 | P2019-222637 |
審決分類 |
P
1
652・
851-
XA
(H01B)
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最終処分 | 10 決定却下(不適法な申立に |
特許庁審判長 |
恩田 春香 |
特許庁審判官 |
河本 充雄 鈴木 聡一郎 |
登録日 | 2021-02-25 |
登録番号 | 6843215 |
権利者 | カンブリオス フィルム ソリューションズ コーポレーション |
発明の名称 | 透明コンダクタ、及び、透明コンダクタを製作するプロセス |
代理人 | 家入 健 |
代理人 | 家入 健 |