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審決分類 |
審判 全部申し立て 2項進歩性 A61K |
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管理番号 | 1388325 |
総通号数 | 9 |
発行国 | JP |
公報種別 | 特許決定公報 |
発行日 | 2022-09-30 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 2020-08-07 |
確定日 | 2022-06-20 |
異議申立件数 | 1 |
訂正明細書 | true |
事件の表示 | 特許第6643286号発明「糖尿病療法」の特許異議申立事件について、次のとおり決定する。 |
結論 | 特許第6643286号の特許請求の範囲を、訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり、訂正後の請求項〔1、4、5〕について訂正することを認める。 特許第6643286号の請求項1〜5に係る特許を取り消す。 |
理由 |
特許第6643286号の請求項1〜5に係る発明は、令和3年4月19日付けの訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲の請求項1〜5に記載された事項により特定されるとおりのものである。 これに対して、令和3年10月4日付けで取消理由(決定の予告)を通知し、期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、特許権者は応答しなかった。 そして、上記の取消理由(決定の予告)は妥当なものと認められるので、本件請求項1〜5に係る特許は、この取消理由によって取り消すべきものである。 よって、結論のとおり決定する。 |
別掲 |
(行政事件訴訟法第46条に基づく教示) この決定に対する訴えは、この決定の謄本の送達があった日から30日(附加期間がある場合は、その日数を附加します。)以内に、特許庁長官を被告として、提起することができます。 審判長 岡崎 美穂 出訴期間として在外者に対し90日を附加する。 |
発明の名称 |
(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1型糖尿病又は2型糖尿病と診断され、かつ、インスリンで血糖コントロールが不適切な60歳以上の高齢患者における、長時間作用性基礎インスリンと組み合わせた、別々、逐次又は同時治療的使用のための医薬組成物を調製するための、リナグリプチンであるDPP−4阻害薬の使用であって、リナグリプチンは1日の経口量5mgで投与される、使用。 【請求項2】 DPP−4阻害薬と、長時間作用性基礎インスリンと、任意で1種以上のさらなる治療薬との投与を含んでなる、インスリンで血糖コントロールが不適切な患者における2型糖尿病の治療方法に使用するための医薬組成物を調製するための、リナグリプチンである前記DPP−4阻害薬の使用であって、リナグリプチンは1日の経口量5mgで投与される、使用。 【請求項3】 長時間作用性基礎インスリンと、リナグリプチンであるDPP−4阻害薬と、任意で1種以上のさらなる治療薬との投与を含む、インスリンで血糖コントロールが不適切な患者における2型糖尿病の治療方法に使用するための医薬組成物を調製するための、前記長時間作用性基礎インスリンの使用であって、リナグリプチンは1日の経口量5mgで投与される、使用。 【請求項4】 患者が65歳以上の高齢患者である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。 【請求項5】 患者が損なわれた又は低下した腎機能を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使用。 |
訂正の要旨 |
審決(決定)の【理由】欄参照。 |
異議決定日 | 2022-02-07 |
出願番号 | P2017-149841 |
審決分類 |
P
1
651・
121-
ZAA
(A61K)
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最終処分 | 06 取消 |
特許庁審判長 |
岡崎 美穂 |
特許庁審判官 |
冨永 みどり 大久保 元浩 |
登録日 | 2020-01-08 |
登録番号 | 6643286 |
権利者 | ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング |
発明の名称 | 糖尿病療法 |
代理人 | 田中 伸一郎 |
代理人 | 山崎 一夫 |
代理人 | 山崎 一夫 |
代理人 | 服部 博信 |
代理人 | 市川 さつき |
代理人 | 服部 博信 |
代理人 | 田代 玄 |
代理人 | 田代 玄 |
代理人 | 田中 伸一郎 |
代理人 | 市川 さつき |